JPS60172668A - 包装用テ−プ - Google Patents

包装用テ−プ

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JPS60172668A
JPS60172668A JP2002484A JP2002484A JPS60172668A JP S60172668 A JPS60172668 A JP S60172668A JP 2002484 A JP2002484 A JP 2002484A JP 2002484 A JP2002484 A JP 2002484A JP S60172668 A JPS60172668 A JP S60172668A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は包装用テープに係り、特にテープ基材の両面に
それ相互間においてのみ感圧接着性を示し、他物に対し
ては実質的に接着性を示さない自己接着層が形成された
包装用テープに関するものである。
一般に、ポリエチレン、ポリ塩化ビニール等のプラスチ
ックテープや紐類などを用いて物品を包装乃至は結束す
る際には、それらの物品に対する緊縛力が専ら物品表面
との接触摩擦に依存しているので、確実で緩みのない包
装等を行うためには作業中緊縛のために常に均一な張力
を加えると共に、この緊縛力を維持した状態でテープ端
部を固着したり紐に結び目を形成する等の煩雑な処理が
必要となる。
そこで、このよ−)な用途に所謂感圧接着性の粘着テー
プを使用すれば、その粘着層の物品表面に対する優れた
粘着性によって作業の労力を著しく軽減させることがで
きる。
然しなから、このような粘着テープの強い粘着性は、包
装される物品及び作業の目的によっては必ずしも望まし
くない場合がある。
例えば、書類束2巻紙あるいは段ボール箱等を粘着テー
プで一時的に結束乃至ばシールする場合には、後でその
テープを物品表面から剥離させることが非常に困難とな
り、またテープを剥離させる際に物品表面に施された印
刷文字、デザイン等の表示や場合によっては物品表面自
体がテープに固着して引き剥がされていた。また、テー
プ剥離後に物品表面に付着し残存する粘着剤に塵埃等が
付着して物品表面を汚損し外観が損なわれることも あ
 っ ノこ。
叙上に鑑み本発明は、従来の粘着テープと同様にして物
品に捲回するだけで、強い緊縛力によって物品を包装乃
至は結束し得ると共に、従来の粘着テープと異なりIW
包時等においては物品表面を破損、汚損することなく円
ン昔に撤去し得る包装用テープであって、且つ種々の模
様2色彩等が印刷されて物品の包装乃至は結束に極めて
好適な包装用テープを提供することを目的とする。
ごの目的を達成するために、本発明は、セロファン又は
プラスチックフィルムから成るテープ基材の少なくとも
片面に、該テープ基材に対して接着性の良好なビヒクル
樹脂を有する印刷インキが塗布及び乾燥されてインキ被
膜が形成され、次いで少なくとも前記インキ被膜の表面
にゴムラテックス及び水溶性接着剤を0.48〜1.8
0の範囲内の接着剤/ラテックス重量比で均一に混合し
た水溶液が塗布及び乾燥されて自己接着層が形成された
ことを特徴とする。
以下、本発明の実施態様を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、夫々本発明による包装用テープの
一実施慾様を示ず斜視図及びそのIII −111線断
面図である。
図中、1はセロファン又はポリエチレン、ポリエステル
、ポリプロピレン等のプラスチックフィルムから成るテ
ープ基材、2は該テープ基材1の裏面側に印刷インキを
塗布及び乾燥して形成されたインキ被膜、3はテープ基
材1の表面側に前記 、印刷インキの成分から色材を抜
いたものを塗布及び乾燥して形成された透明なインキ被
膜、4及び4は夫々前記インキ被膜2及び3上にゴムラ
テックス及び水溶性接着剤を所定の接着剤/ラテックス
重量比で均一に混合した水溶液を塗布及び乾燥して形成
された自己接着層である。
ここで、前記テープ基材1に使用される前記プラスデッ
クフィルムのうち、比較的印刷インキの接着性の悪いポ
リプロピレン、ポリエチレン等については、自己接着層
4,4の投錨性(後述する)を考慮して印刷インキを塗
布する前にガス焔やコロナ放電等によって表面処理する
か、あるいは表面にポリ塩化ビニリデン樹脂等をコーテ
ィングすることによって、予めテープ基材1に対する印
刷インキの接着性を改善しておく。
なお、本発明に係るテープ基材1に使用されるポリプロ
ピレンとしては、二軸延伸ポリプロピレン(CPP)、
無延伸ポリプロピレン(CPP)等がある。
また、テープ基材1に塗布する印刷インキの組成は、一
般籠、着色成分である色材と、該色材をテープ基材1面
に展着させてインキ被膜2及び3を形成する成分である
ビヒクル(Vel+1cle )と、分散剤、消泡剤、
可塑剤等から成る補助剤との3成分からなるが、本発明
においては自己接着層4.4の投錨性を考慮して被印刷
体となるテープ基材1の材質に応じて該テープ基材1に
対して特に接着性の良いビヒクルを選定する必要がある
例えば、グラビアインキのビヒクルは樹脂と溶剤とから
なるが、前記のようなテープ基+4 ’1に対して接着
性が良くインキ被膜形成能の高いビヒクル樹脂としては
、ニトロセルロース(硝化綿)。
エチルセルロース、ポリアミド樹脂、塩化ビニール・酢
酸ビニール共重合体樹脂、ポリビニルブチラール、アク
リル樹脂、ポリウレタン、ポリエステルなどがある。ま
た、テープ基材1に対して接着性の良い印刷インキの中
でも反応基を有する樹脂をビヒクルとする2液反応型印
刷インキは、2液のうち一方を用いてインキ化し、他方
は硬化剤としておき、その組み合わせにより反応硬化さ
せる方式であり、このようにして得られるインキ被膜は
極めて強靭で耐性が非常に優れているから、本発明に使
用する印刷インキとして非常に好適である。なお、この
ような2液反応型印刷インキとしては、例えばポリウレ
タン樹脂系グラビアインキやエポキシ系、メラミン系な
どの樹脂をビヒクルにしたスクリーンインキ等がある。
第1図及び第2図に示す本発明テープ1′は、前記のよ
うなビヒクル樹脂を有する印刷インキをテープ基材1に
対して塗布及び乾燥して形成されたインキ被膜2及び3
の表面に、更にゴムラテ・ノクス及び水溶性接着剤を0
.48〜1.80の範囲内の接着剤/ラテックス重量比
で均一に混合した水溶液を塗布及び乾燥させて、厚さ例
えば0.005〜0.02m程度の自己接着層4,4が
形成されている。
ここで、自己接着N4ば、それ相互間においてのみ感圧
接着性を示し、他物に対しては実質的に接着しないとい
う特性を有する。
この自己接着層4を形成する第1の主成分としてのゴム
ラテックスは、該自己接着層4相互間でのみ接着する自
己接着性を付与するための成分であり、一方第2の主成
分としての水溶性接着剤は、該自己接着層4をテープ基
材1のインキ被膜2及び3に対して結合させてその投錨
性を付与するための成分であると共に、自己接着層4中
で乾燥固化して該接着層4の接着性には何等寄与しない
部分を形成することによってゴムラテックスに起因する
接着層4の粘着性を低下させるように作用する。
そして、このゴムラテックス及び水溶性接着剤の使用量
を、ゴムラテックスに対する水溶性接着剤の重量比で表
して1:0.48〜1.80の範囲内に選定することに
より、自己接着層4及び4が相互間で充分な接着強度を
有し、且つ他物に対しては実質的に接着しないという特
性を具有することとなるのである。
なお、この重量比が0.48以下になるとゴムラテック
ス分が過剰となってテープ基材1のインキ被膜2及び3
に対する接着性が低下してハガレを生し、一方これが1
.80以上になるとゴムラテックス分の相対的減少によ
り自己接着層4.4相互間に充分な接着強度が得られな
くなってしまう。
ここで、前記ゴムラテックスとしては、例えば天然ゴム
ラテックス又はスチレン−ブタジェンゴム、ニトリルゴ
ム、ポリクロロプレンゴム、ポリイソプレンゴム等の合
成ゴムのラテックスを用いることができる。また、前記
水溶性接着剤としては、テープ基材1のインキ被膜2及
び3に対して良好な投錨性を示ず通常の接着剤、例えば
アクリレ−1−系及びビニルアセテート系の水性エマル
ジョン接着剤又はポリビニルアルコール等を用いること
ができる。
ところで、上記の如くして形成された自己接着IFi4
,4は、従来の印刷粘着テープにおける粘着層と異なり
、テープ基材1のインキ被膜2及び3に対して直接錨着
して強い接着性を示すことが本発明者の実験によって判
明した。
したがって、本発明テープTにあっては、従来の印刷粘
着テープのようにインキ被膜と粘着層間に別途プライマ
リ−コートを施し、該プライマリ−コートを介してイン
キ被膜と粘着層とを互いに強固に錨着させるという面倒
がない。
つまり、本発明テープTにおいては、インキ被膜2及び
3が通常の粘着テープにおける下塗層の役割を充分に果
たすこととなり、したがって自己接着層4,4が下塗層
となるインキ被膜2及び3を介してテープ基材1に強固
に接着されて強い投錨性を有することとなる。
以上が本発明による包装用テープの基本的構成であり、
次にその作用について説明する。
第3図は本発明による包装用テープTの一使用例を示す
斜視図であって、図中5は被包装体となる段ボール箱で
ある。
通常の粘着テープにあっては、その片面に形成された粘
着層を段ボール箱5の表面に固着させることによって包
装乃至はシール効果が得られるのであるが、本発[JH
こよる包装用テープTでは両面に自己接着層4,4が形
成されたテープ基材1を段ボール箱5の表面に捲回して
重ね巻きし、テープ基材1の表裏面に形成された自己接
着層4.4をそのオーバーランプ部分6で押圧して相互
に感圧接着させることにより、包装のだめの緊縛力が得
られる。
ここで、自己接着N4.4のオーバーランプ部分6は水
平方向の引っ張りに対してKgオーダ(約1〜6kg>
の接着強さが得られるから、堅固な梱包状態が確実に維
持され、従来の粘着テープによる場合と同様に長時間に
亘って何等緩みが生ずることがない。
次いで、)W告時にはテープTの終端部から捲回時とは
逆方向に剥離されるが、この際、相互に感圧接着された
自己接着層4,4は剥離方向に対しては殆ど抵抗を示さ
ず(抵抗力約100〜400g程度)、また段ボール箱
5の表面と接触する自己接着層4ば該段ボール箱5の表
面には全く接着していないから、従来の粘着テープと異
なり段ボール箱5の表面から極めて容易に且つ円滑に撤
去することができ、而もその表面を汚損、破損すること
がない。
このように、本発明による包装用テープTは、従来の粘
着テープには見られない特色を有し、而もインキ被1*
2において種々の模様1色彩2文字等の印刷が施され、
該印刷表示等がテープ基材1、透明なインキ被膜3及び
その表面に形成された自己接着N4を通して表れるから
、今迄にない新しい有用性を有するカラーテープとして
上記以外にも例えば伝票等の書類束や繊維製品の一時的
な結束、カレンダや製図用紙の包装等に幅広く適用する
ことができる。
以下、本発明による包装用テープの具体的且つ最適な実
施例について説明する。
まず、テープ基材1として無伸縮性の二軸延伸ポリプロ
ピレン(OPP)を用い、印刷前に該テープ基材1の両
面に夫々コロナ放電処理又はプラズマ処理を施して改質
し、テープ基材1面を易接着化させておく。
そして、該テープ基+AIに塗布する印刷インキとして
、ボリウレクン樹脂をビヒクルとする2液反応型グラビ
アインキを用意する。
このポリウレタン樹脂系グラビアインキは、水酸基など
の官能基を有する塩化ビニール・酢酸ビニール共重合体
樹脂、ポリエステルポリオール。
ポリエーテルポリオールなどでインキを作っておき、印
刷時にイソシアネートプレポリマー(硬化剤)を添加し
て反応硬化させる方式のインキであって、使用直前に2
液を混合して印刷し、印刷後にアルコール等の溶剤の蒸
発に次いで反応が起こり硬化するものである。
ここで、テープ基材1の裏面側には顔料、染料等の所望
の色材を有する前記グラビアインキを、又テープ基材1
の表面側には前記グラビアインキから色材を除いてビヒ
クル及び補助剤のみから成るインキを、グラビア印刷機
はよって夫々印刷して塗布及び乾燥する。これにより、
テープ基材1の両面に所定の横様2芭彩等を有するイン
キ被膜2と透明のインキ被膜3が夫々形成される。
そして、このようにインキ被膜2及び3が塗布形成され
たテープ基材1を、乾燥炉内に収容して約40℃の温度
下で約24時間に亘って加熱乾燥させて前記反応を更に
促進させるごとにより、テープ基材1の表面に対して極
めて強力に接着し且つ強靭なインキ被膜2及び3が得ら
れる。
次に、水溶性接着剤成分としてのメチルメタクリレート
とブチルアクリレートとを主成分とする共重合体樹脂の
水性エマルジョン41.3%(固形分濃度46%)を、
水20.7%及び28%濃度のアンモニア水溶液1.7
%と混合し、この混合液に対してゴムラテックス成分と
しての天然ゴムラテックス33.1%(固形分濃度約6
0%)及びスルホコハク酸エステルを主成分とする湿潤
剤3.3%(固形分濃度約44%)を更に混合して自己
接着層4を形成するための水溶液を調整する(接着剤/
ラテックス重量比的0.95/1)。
そして、このように調整された水溶液を、前記の如く両
面にインキ被膜2及び3が形成されたテープ基材1を所
要速度で移送させながらその両面に均一に塗布して乾燥
し、厚さ約0.006mmの自己接着層4.4を形成す
る。
次いで、該自己接着層4.4の表面にブロッキング防止
剤としての99.8%純度のシリカ微粒子又は粒度10
〜25マイクロ程度のトウモロコシ澱粉から成るコーン
スターチ等を塗布してブロッキング処理を施した後、こ
れを紙管に巻き取る。
以上のようにして出来上がって紙管に巻き取られたテー
プを所要幅で紙管ごと切断し、幅181mの包装用テー
プT(第1図図示)を完成する。
このテープTから切り取った二つの試料を上下に重ね合
わせて夫々の自己接着N4を互いに感圧接着しく長手方
向のオーバーランプ量10M)、一方の試料の自由端部
を固定すると共に他方の試料の自由端部側からテープ長
手方向に沿って張力を加えた。この水平方向の剥離試験
による自己接着層4.4間の接着強さは平均値で約6.
0Kgであった。次いで、同様にして相互接着させた試
料のオーバーランプ部分の一方の接着端部に対して、テ
ープ面に対して直角方向をなす剥離張力を加えたところ
、その抵抗力は平均値で約240gであった。
以上のように、実施例による包装用テープTは、テープ
暴利1が耐水性のあるポリプロピレンで形成されると共
に、所望の印刷が施されるインキ被膜2が形成され、而
も両面にそれ相互間でのみ感圧接着性を示し他物に対し
ては接着しない自己接着層4,4が形成されているから
、例えば生産者等を印刷表示した野菜結束用のテープと
して極めて好適である。
特に、前記の如く形成された自己接着N4,4は、結束
される野菜に接着乃至粘着することがないからテープの
剥離時゛に野菜を傷付けることがないばかりか、該自己
接着N4,4に水滴等が付着してその表面が濡れていて
も確実に自己接着するという優れた特性を有し、而も従
来の野菜結束用接着テープの如く粘着層の粘着力自体を
テープ面に刻して辛うじて接着する程度に低下させるこ
とにより野菜に対して接着しないようにしたものとは異
なり、テープTのオーバーランプ部分6においてKgオ
ーダーの強い接着力を発揮するから、極めて強い結束力
を有する。
また、自己接着N4,4間の接着強さは、水平方向に対
して約6Kgと非常に強いが、該自己接着層4,4と前
記インキ被膜2及び3間の接着力、及びインキ被膜2及
び3とテープ基材1間の接着力はそれ以上に強力である
から、自己接着層4.4のテープ暴利1に対する投錨性
は極めて強いものとなる。
したがって、紙管7 (第1図図示)に捲回された包装
用テープTを巻き出す際や、物品の包装に用いた包装用
テープTのオーハーラ・ノブ部分6(第3図図示)を剥
離する際に、自己接着層4.4間の接着力によって該自
己接着層4,4自体がインキ被膜2及び3から剥離した
り、あるいはインキ被膜2及び3と共にテープ基材1か
ら剥R1tすることばない。
また、自己接着層4.4にとってインキ被膜2及び3が
そのままテープ暴利1に対する下塗層としての役割を果
たすから、従来の印刷粘着テープのようにインキ被膜と
粘着層との間に別途プライマリ−コート等を施す必要が
なく、簡便に製造することができる。
なお、上述の実施例においては、テープ基材1の一方の
面に所望の色材を有するグラビアインキを塗布し、他方
の面に色材を含まない透明なグラビアインキを塗布する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、テープ
基材1の両面に所望の色材を有するグラビアインキ等の
印刷インキを塗布して色分けにする場合であっても良い
また、テープ基材1の片面にのみ印刷インキを塗布及び
乾燥させてインキ被膜2を形成させ、該インキ被膜2の
表面に自己接着層4を形成すると共に、他面には通常の
下塗層を形成させて該下塗層の表面に自己接着層4を形
成するものであっても良い。
また、テープ基材1として表面に防湿層が形成された所
謂防湿セロファンテープ(東京セロファン株式会社製:
MST#400)を用いる場合には、その片面にのみ印
刷インキを塗布及び乾燥してインキ被膜2を形成し、該
インキ被膜2の表面に自己接着層4を形成すると共に、
他面には前記防湿層を介して直接自己接着層4を形成す
ることができる。これは前記防湿層が自己接着N4に対
して下塗層としての役割を果たしてテープ基材1へのt
Q 1fii性を付与し得るからである。
更に、上述の実施例においては、テープ基材1の両面に
自己接着層4を形成した場合について説明したが、本発
明はこれに限らず、例えばテープ基材1の裏面側に形成
されたインキ被膜20表面にのみ自己接着層4を形成す
るものであっても良い。この場合には、テープ基材1を
比較的幅広に形成し、自己接着層4面を内側にして二つ
折し、その間に例えば偏平状のリチウム電池、植物種子
等の被包装物を入れた状態でテープの対向する側縁部を
互いに接着させることにより、被包装物を包装用テープ
T自体で密封する゛簡易な包装体が得られる。
以」二述べたように、本発明によれば、物品の包装、結
束時には従来の粘着テープと同様に簡便且つ確実な包装
、結束効果が得られ、而もこの包装又は結束状態を解く
際にはテープのオーバーランプ部分を剥がすだけで恰も
紐を解くように迅速且つ容易に物品表面から撤去するこ
とができる。
また、本発明による包装用テープは、他物に対しては実
質的に接着しないという特性を利用して、従来の粘着テ
ープを使用する場合にテープ撤去時の物品表面の破損、
汚損が問題となっていた紙製品、繊維型品等の包装、結
束用途への適用も可能となる。
更に、本発明による包装用テープは、それ自体で所望の
印刷表示が施された簡易な包装体になるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による包装用テープの斜視図、第2図は
そのm−m線断面図、第3図は本発明による包装用テー
プの使用例を示す斜視図である。 符号の説明 T−−−包装用テープ、1−テープ基材、2.3−・イ
ンキ被膜、4−自己接着層、5一段ボール箱、6−オー
バーランプ部分、7−紙管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +11セロフアン又はプラスチックフィルムから成るテ
    ープ基材の少なくとも片面に、該テープ基材に対して接
    着性の良好なビヒクル樹脂を有する印刷インキが塗布及
    び乾燥されてインキ被膜が形成され、次いで少なくとも
    前記インキ被膜の表面にゴムラテ、ノクス及び水溶性接
    着剤を0.48〜1.80の範囲内の接着剤/ラテック
    ス重量比で均一に混合した水溶液が塗布及び乾燥されて
    自己接着層が形成されたことを特徴とする包装用テープ
    。 (2)前記テープ基材の両面に夫々塗布された前記印刷
    インキの一方が色材を含まない印刷インキである前記特
    許請求の範囲第1項記載の包装用テープ。 (3)前記印刷インキがポリウレタン樹脂系の2液反応
    型グラビアインキである前記特許請求の範囲第1項記載
    の包装用テープ。
JP2002484A 1983-07-21 1984-02-08 包装用テ−プ Granted JPS60172668A (ja)

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