JPS6016873Y2 - 二重管式フインドチユ−ブ - Google Patents

二重管式フインドチユ−ブ

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Publication number
JPS6016873Y2
JPS6016873Y2 JP4044580U JP4044580U JPS6016873Y2 JP S6016873 Y2 JPS6016873 Y2 JP S6016873Y2 JP 4044580 U JP4044580 U JP 4044580U JP 4044580 U JP4044580 U JP 4044580U JP S6016873 Y2 JPS6016873 Y2 JP S6016873Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
groove
brazing
pipe
reinforcing material
Prior art date
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Expired
Application number
JP4044580U
Other languages
English (en)
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JPS56144979U (ja
Inventor
忠久 清水
照夫 山本
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外管内に内管を配管して各管内を相互に独立
した回路として使用する二重管式フィンドチューブに係
り、特にろう付不良を防止するのに好適な二重管式フイ
ンドチューブに関する。
従来、第1図に示すように外管1内に内管2を挿入配置
し、両管1,2内を相互に独立した回路として使用する
とともに、内管2内の補強材3を挿入し、両者接合端部
に線状のろう材4を配置し、炉中ろう付で連結して耐圧
強度を増大させた二重管式フィンドチューブは一般に知
られている。
しかしながら従来のフィンドチューブは、第1図に示す
ようにろう材4が内管2と補強材3との接合端部に載置
させているだけなので、ろう材4を挿入する際に定位置
に固定することが容易でなく、特にろう材4に曲がり等
の変形がある場合には、ろう付不良が発生し易い等の難
点がある。
本考案はかかる従来の難点を解決するために創案された
もので、その目的とするところは、ろう付不良を防止す
ることができる二重管式フィンドチューブを提供するに
ある。
本考案は、内管の外管から離間している部位を少なくと
も2箇所設け、各離間している部位に凹溝を形成し、こ
の凹溝内に補強材の端部を挿嵌して線状のろう材を挿入
可能な空間部を形成し、この空間部にろう材を挿入する
ことにより、ろう材をろう相結合すべき箇所に確実に固
持できるようにしたものである。
以下本考案を第2図ないし第4図に示す一実施例に基づ
いて説明する。
第2図および第3図において11は円筒状の外管であり
、この外管11内には、上下端が外管11に接し、かつ
両側部が内側に彎曲して外管11から離間する内管12
が挿嵌配置され、第3図に示すように外管11内、すな
わち外管11と内管12とで構成される空間内と内管1
2とには相互に独立した管路が構成されている。
前記内管12の上下方向中央部両側壁には、第2図に示
すように、外方に彎曲する凹溝15がそれぞれ形成され
、対向する凹溝15間には、中央部が上方に突出する断
面ハツト形の補強材13が挿嵌されている。
そして、凹溝15の上半部と補強材13とで構成される
空間部16内には、軸方向に線状のろう材14が挿入さ
れている。
凹溝15と補強材13との接合部は炉中ろう付で連結さ
れ、耐圧強度の増大が図られている。
このように構成された外管11の外部には、軸方向に所
要間隔で多数のフィンが設けられている。
次に作用について説明する。
補強材13の取付けに際しては、まず円管12の凹溝1
5間に補強材13を挿入する。
そして凹溝15の上半部と補強材13の端部とで構成さ
れる空間部16内に線状のろう材14を挿入する。
この際、ろう材14は凹溝15と補強材13とによって
周囲が囲まれているので、ろう材14が多少曲がってい
ても定位置に正確に挿入することができる。
次いで、内管12と補強材13とを炉中ろう付で連結す
る。
この際、凹溝15の幅は極めて狭いので、炉中ろう何時
の加熱により内管12の加工時の歪が除去されるととも
に、加熱に伴なう内管12の膨張力は補強材13を締め
る方向に作用するので、ろう付部分の隙間がなくなり、
ろう付効果をさらに高めることができる。
以上説明したように本実施例によれば以下の如き効果を
奏する。
(1)ろう材は凹溝と補強材とで構成される空間部内に
挿入されるので、ろう材が多少曲がっていても確実に定
位置に固持でき、ろう付不良がなくなる。
(2) 凹溝の幅は極めて狭いので、炉中ろう何時の
加熱により内管の加工時の歪を除去することができる。
(3)炉中ろう何時に加熱に伴なう内管の膨張力は補強
材を締める方向に作用するので、ろう付部分の隙間がな
くなりろう付効果をさらに高めることができる。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、前記実施例
における補強材13に代えて補強材23を用いたもので
ある。
すなわち、補強材23は平帯状に形成され、その両側端
部、すなわち凹溝15に対応する位置には、第5図に示
すように長手方向に所要間隔で端部を切り起こして爪1
8が形成されている。
そして、この爪18と凹溝15の上半部とで空間部16
が形成されてこの空間部16にろう材14が挿入されて
いる。
このように構成しても前記実施例と同様の効果が期待で
きる。
以上本考案を好適な実施例に基づいて説明したが、本考
案によれば、内管に対する良好な熱伝導性を維持したま
までろう付不良を防視することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す横断面図、第2図は本考案の一実
施例を示す横断面図、第3図は同縦断面図、第4図は同
斜視図、第5図は本考案の他の実施例を示す横断面図で
ある。 11・・・・・・外管、12・・・・・・内管、13,
23・・・・・・補強材、14・・・・・・ろう材、1
6・・・・・・空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面円形の外管の内周面に外周面の一部が接合するよう
    に外管内に内管を配設し、内管内に補強材を配して耐圧
    強度を増大させるとともに、容管を相互に独立した管路
    として使用する二重管式フィンドチューブにおいて、前
    記内管の外管から離管している部位を少なくとも2箇所
    設け、各離間している部位に凹溝を形成し、この凹溝内
    に前記補強材の端部を挿嵌して線状のろう材を挿入可能
    な空間部を形成したことを特徴とする二重管式フィンド
    チューブ。
JP4044580U 1980-03-27 1980-03-27 二重管式フインドチユ−ブ Expired JPS6016873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4044580U JPS6016873Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27 二重管式フインドチユ−ブ

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JP4044580U JPS6016873Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27 二重管式フインドチユ−ブ

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JPS56144979U JPS56144979U (ja) 1981-10-31
JPS6016873Y2 true JPS6016873Y2 (ja) 1985-05-24

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JP4044580U Expired JPS6016873Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27 二重管式フインドチユ−ブ

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