JPH0330719Y2 - - Google Patents

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JPH0330719Y2
JPH0330719Y2 JP1983079736U JP7973683U JPH0330719Y2 JP H0330719 Y2 JPH0330719 Y2 JP H0330719Y2 JP 1983079736 U JP1983079736 U JP 1983079736U JP 7973683 U JP7973683 U JP 7973683U JP H0330719 Y2 JPH0330719 Y2 JP H0330719Y2
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JP
Japan
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hole
flat multi
pipe
tube
notch
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JP1983079736U
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JPS59191092U (ja
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、蛇行状に屈曲した偏平多穴管を用い
た熱交換器の構造に関する。
例えば、自動車用冷房装置の蒸発器として多用
される熱交換器は主として下記の様に製造され
る。A1050,A3003等ロー付性の良いアルミニウ
ム押し出し偏平多穴管を蛇行状に屈曲させ、その
平行部に厚さ0.15〜0.20mm程度でA3003を芯材と
し、Si5〜12重量%を含むアルミニウムロー材を
皮材としたアルミブレージングシートより成るコ
ルゲートフインを配し、さらにフイン材と同じく
アルミブレージングシートより成るアルミクラツ
ド管を前記偏平多穴管の幅寸法よりも若干長く切
断したものの側面に、偏平多穴管の端面外形と同
一形状の長穴を明けてヘツダーパイプとなし、こ
のヘツダーパイプの一端に盲栓を圧入したもの
を、前記偏平多穴管の両端に、長穴が端部に嵌合
した状態でそれぞれ配し、これによつてヘツダー
パイプを分流管および合流管と成した後、炉中で
一体ロー付けする事によりコア部を形成する。そ
の後、前記ヘツダーパイプの他端の開口部に熱交
換媒体の入口や出口となる接続用チユーブをTIG
溶接又はトーチロー付する事により接合して熱交
換器として完成させる。ここで問題となる事は、
TIG溶接やトーチロー付に手間がかかりその結果
製造コストが高くなつてしまい、コア一部を炉中
自動ロー付けする事の意味が半減してしまう事で
ある。
それ故に本考案の目的は、熱交換器コア部に接
続用チユーブをも組み合わせた状態で一体ロー付
けでき、したがつて製造コストの低減が可能な熱
交換器の提供にある。
本考案によれば、蛇行状に屈曲した偏平多穴管
と、該偏平多穴管の平行部間に配されたコルゲー
トフインと、該偏平多穴管の端部に、軸心と平行
にのびた側面の長穴を嵌合させられた一端閉塞の
ヘツダーパイプと、該ヘツダーパイプの他端に接
続された接続用チユーブとを含む熱交換器におい
て、上記接続用チユーブの端部に切欠部を形成
し、該切欠部を有した端部を上記ヘツダーパイプ
の他端の開口部に挿入し、上記偏平多穴管の上記
ヘツダーパイプ内側に突出した端部に該切欠部を
嵌合させてあり、上記切欠部の幅寸法は中間部分
のみが上記偏平多穴管の厚み寸法よりも小さくさ
れており、これにより該中間部分に上記偏平多穴
管が圧入されていることを特徴とする熱交換器が
得られる。
本考案の熱交換器によると、接続用チユーブは
ヘツダーパイプおよび偏平多穴管にロー付け前に
しつかりと組みつけられるため、炉内でのロー付
け中に多少の振動が加わつても位置がずれるよう
なことはなく、したがつて熱交換器コア部と接続
用パイプとを一体ロー付けすることにより製造コ
ストを低減させることができる。さらに偏平多穴
管は切欠部の中間部分でのみ圧入されることにな
るため、偏平多穴管を切欠部に嵌合させる作業が
困難になることはない。また接続用チユーブの切
欠部を設けた端部はヘツダーパイプに挿入されて
いるため、その切欠部に偏平多穴管を圧入した際
に接続用チユーブの端部が押し広げられ、ヘツダ
ーパイプの内面に良好に密着する。同時に、切欠
部の中間部分が偏平多穴管にしつかりと食込む。
したがつてロー付け前のヘツダーパイプと接続用
チユーブと偏平多穴管との固着性が向上すると同
時にロー付性も向上する。その上、接続用チユー
ブの他のホース等に接続される自由端と熱交換器
コア部との相対的な位置関係が定まることになる
ため、接続用チユーブに対する他のホース等の接
続が容易になるという利点もある。
以下図面を参照しながら、実施例について説明
する。
第1図は本考案による熱交換器の一実施例を示
している。蛇行状に屈曲した偏平多穴管1の平行
部間にはコルゲートフイン2が配されている。ま
た偏平多穴管1の両端部にはそれぞれヘツダーパ
イプ3が設けられている。ヘツダーパイプ3は、
第2図および第3図をも参照して、側面に軸心と
平行にのびた長穴4を有し、この長穴4を偏平多
穴管1の端部に嵌合させられている。さらにこの
ヘツダーパイプ3の一端は盲栓5によつて閉塞さ
れている。
また偏平多穴管1に組み付けられた二つのヘツ
ダーパイプ3の夫々の開口部には接続用チユーブ
6がそれぞれ接続される。これらの接続用チユー
ブ6のうち一方は入口チユーブとなり、他方は出
口チユーブとなる。また二つのヘツダーパイプ3
のうち、入口チユーブの接続されたものは分流管
と呼ばれ、また出口チユーブの接続されたものは
合流管と呼ばれる。
さて接続用チユーブ6は少なくともヘツダーパ
イプ3に接続される端部の外径をヘツダーパイプ
3の開口部の内径よりも若干小さく作り、かつそ
の端部に第4図に示したような切欠部7を形成す
る。切欠部7は入口部分の幅aを偏平多穴管1の
厚さ寸法(第3図に記号bで示した)よりも大き
く、かつ中間部分の幅cを偏平多穴管1の厚さ寸
法bよりも小さくされたものである。
組み立てに際しては、先ずヘツダーパイプ3を
偏平多穴管1の端部に組み合わせてから、接続用
チユーブ6をヘツダーパイプ3の開口部に挿入す
ると同時に、偏平多穴管1の端部と接続用チユー
ブ6の切欠部7とを圧入させる。この結果、接続
用チユーブ6は偏平多穴管1およびヘツダーパイ
プ3にしつかりと固定される。
こうして偏平多穴管1にコルゲートフイン2と
二つのヘツダーパイプ3と二つの接続用チユーブ
6とを組み付けた後、中で一体ロー付けする。
かくして熱交換器の完成品が一回のロー付け作業
で得られる。
なお切欠部7の形状には各種の設計変更が可能
であるが、偏平多穴管1との嵌合を容易にするた
めに、全周しまりばめになることのない形状が望
ましい。また上述では、入口チユーブおよび出口
チユーブの両方について本考案が実施されている
が、いずれか一方のチユーブ、例えば入口チユー
ブ、にのみ本考案を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による熱交換器の一実施例の外
観斜視図、第2図は同じく要部のみの断面図、第
3図は第2図の−線に沿つた断面図、第4図
は接続用チユーブの接続端部のみの斜視図であ
る。 1……偏平多穴管、2……コルゲートフイン、
3……ヘツダーパイプ、4……長穴、6……接続
用チユーブ、7……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蛇行状に屈曲した偏平多穴管と、該偏平多穴管
    の平行部間に配されたコルゲートフインと、該偏
    平多穴管の端部に、軸心と平行にのびた側面の長
    穴を嵌合させられた一端閉塞のヘツダーパイプ
    と、該ヘツダーパイプの他端に接続された接続用
    チユーブとを含む熱交換器において、上記接続用
    チユーブの端部に切欠部を形成し、該切欠部を有
    した端部を上記ヘツダーパイプの他端の開口部に
    挿入し、上記偏平多穴管の上記ヘツダーパイプ内
    側に突出した端部に該切欠部を嵌合させてあり、
    上記切欠部の幅寸法は中間部分のみが上記偏平多
    穴管の厚み寸法よりも小さくされており、これに
    より該中間部分に上記偏平多穴管が圧入されてい
    ることを特徴とする熱交換器。
JP7973683U 1983-05-28 1983-05-28 熱交換器 Granted JPS59191092U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7973683U JPS59191092U (ja) 1983-05-28 1983-05-28 熱交換器

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JP7973683U JPS59191092U (ja) 1983-05-28 1983-05-28 熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59191092U JPS59191092U (ja) 1984-12-18
JPH0330719Y2 true JPH0330719Y2 (ja) 1991-06-28

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ID=30209729

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JP7973683U Granted JPS59191092U (ja) 1983-05-28 1983-05-28 熱交換器

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717965Y2 (ja) * 1990-02-22 1995-04-26 サンデン株式会社 熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614156Y2 (ja) * 1980-10-28 1986-02-07

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Publication number Publication date
JPS59191092U (ja) 1984-12-18

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