JPS60161856A

JPS60161856A - 自動カール除去装置

Info

Publication number: JPS60161856A
Application number: JP60009330A
Authority: JP
Inventors: ケネス・ゴードン・フライ; アーサー・セオドーア・カリス
Original assignee: Beloit Corp
Current assignee: Beloit Corp
Priority date: 1984-01-31
Filing date: 1985-01-23
Publication date: 1985-08-23
Also published as: MX166976B; DE3501555C2; KR850005531A; US4539072A; PH21742A; CA1244845A; GB8501512D0; GB2153794B; KR870001628B1; FI844590A0; ES8605737A1; IT8519322A0; GB2153794A; BR8500185A; IT1183135B; ES539952A0; FI77630B; FI844590L; FI77630C; DE3501555A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、紙ウエブ製造機械用のカール除去装置、特に
二重バー型自動力−ル除去装置に関するものである。

従来の技術抄紙機からロールの形で出て来る紙には、様々な種類の
カールがあるはずである。このカールは、紙をシート加
工する後続の機械の中で、押しつぶされたり破裂される
ことがある。

コアカールは、最もありふれた種類のカールの一つであ
る。これは、紙がロール内で水分を放出ている。従って
、縦方向にあるカールの量は、紙が解けてコアに近ず（
につれ増えるはずである。

この変化するカールはまったく予想し難いもので、重質
紙の場合には、解けて行くロールの直径は作業員が適切
な時期にカール除去バーを適正量調節できるように骨折
るまもないほど速（変化している。また、他の種類のカ
ール、例えば横方向のカールは、シ〒ト内に別のカール
を作らずに容易に調節することはできない。

現在では、二種類のカール除去具、即ちバー型とローラ
型のカール除去具がシート加工作業に用いられている。

ローラ型は、すべり摩耗を許容できない処で使用されて
いる。また、鋭いエツジ・バーは、一枚の紙をテーブル
縁部を横切ってドローをかけカールを作るのに似た動き
をしている。

しかしながら、シー）　７ＪＩＩ工作業の場合に、作業
員はシー）・を反対方向にカールさせようとすることに
よって、存在するカールを克服しようとしているのであ
る。カールの量はロールが解けるにつれて変化するため
、作業員による堅実な監視を必要とするロール寿命の間
、作業員が遠隔調節することが必要なのである。

発明の目的従って、本発明の目的は、紙ウェブを最初一方向に、次
に反対方向に曲げることによって、紙ウエブ内のカール
を解消する装置を提供することである。これは、連続ベ
ースで行なわれるので、巻解き作業中調節を要すること
はない。

発明の概要本発明は、相互に相自接近して隔置された２個のペーパ
ーロールから成っている。ウェブは、標準的なＳ型巻回
の形で一方のロールの上側を、そして他方のロールの下
側を通過している。空気軸受に支持された小径のカール
除去ノく−が各ロールのまわりを旋回している。これら
のノく−バー、−なる度合でウェブのランの中に調節さ
れている。

空気軸受手段は、小径のバーに充分な幅の支持を与える
ために用いている。従って、バーは、紙の／＃耗を引起
こさないので、全等級の紙に対して使用することができ
る。

ウェブを担持するロールの間に短かいドローを持たせる
ことにより、かつロール間でウェブの対向する面に小径
バーを貫入することによって、ウェブはカール除去装置
にやって来るカールを解消するのに充分に曲げられるこ
とが試験で示されている。

本発明の別の実施例は、ウェブが通常被乾燥シートの最
終面に向かってカールしていることから、水分をシート
の特定面にある量添加するために、２個のロールをチル
ロールとしたものである。本発明の更に別な実施例は、
困難なカール問題の場合に用いるべきもので、シートの
両側に高強度ドライヤを細膜することである。ドライヤ
およびチルロールの使用はシートの片面或は両面に対し
実施できるが、これらの部品は困難なカールの場合のみ
に使用したい。蒸気または水を添加することは、シート
を湿潤にするうえに、副次的な特長として静電気を最小
にもするもう１つの促進策である。

発明の実施例以下、本発明な添伺図面に示す実施例に基づいて詳細に
説明する。

第１図には、複数のカール除去機構１２から成る自動カ
ール除去装置１０が示されている。前記各カール除去機
構】２は１紙利刺のウェブ１６が上を通る第１０−ル１
４から成っている。第２０−ル１８は第１０−ル１４の
下流側に位置し、ウェブ′は標準的なＳ型巻回形態で第
エロールの上側を、次に第２０−ル１８の下側を通過す
る。第３の任意のロール、即ち更に下流のロール２０は
、ウェブ１６の方向を変え、これを製紙プロセスの中の
次段に向けるものである。

２個のロール１４および１８の間には、頂部ロール】４
または底部ロール１８の軸にそれぞれ枢着されたアーム
２Ｇ、２８に各々が担持されている２個のカール除去バ
ー或いはロンド２２，２４が位置している。アーム２６
，２８の遠い方の端端は、アーム２６または２８を枢動
させるために調節可能な機構３０．３２に連結してし・
る。

カール除去バー２２，２４は、用途によって比較的小さ
い直径、例えば６４〜１２７ｒａｍｃｏ。２５〜０．５
インチ）を有するべきである。ロール１４．１８間の短
かいドローとバー２２．２４の小さい直径とを組合せる
ことによって、紙ウェブｊ６の必要な曲げやたわみが得
られ、大抵の場合のカールを除去することができる。田
面（なカールの場合に、自動的にカールを除去する付加
的手段については、以下で説明する。

カール除去機構について１つの随意例を第２図により詳
細に示しであるが、この図から、カール除去バー２２が
空気軸受３４内に装着されていて、これが小径のカール
除去バーに充分な幅の支持を与えていることが分かる。

カール除去バー２２はこの軸受内で回転することもでき
るので、カール除去バー２２とウェブ１６との間の非所
望の摩耗が防止される。なお、連結導管３６は、空気軸
受に空気を供給している。また、他の随意例は、回転装
置の代りに、ウェブの空気７０−テイシヨンを提供する
小径の多孔バーを使用するものである。

この装置を第；３図に示Ｊ′。

アーム２６は、アーム２６の第１端４ｏにカール除去バ
ー２２を装着して、軸受３８内に捕捉されたピボットビ
ン３７に枢着されている。装着のための特殊な１装置を
第２図に示すが、ここでは調節式の装着用マウンティン
グ装置′ｆ４４によって“アーム２６の第１端４ｏに連
結されたマウンティングブロック４２内に空気軸受３４
が保持されている。この調節式装置４４は、アームの第
１４６４０から延びているフランジ４８，５０により各
端部で係止され、かつネジ付き通路５３を内部に有する
マウンティングブロック４２の延長部５２をその中間点
で貫通している捕捉ネジ４６の賜物である。このネジを
回転させると、マウンティングブロックはアーム２６に
対し横に移動するので、これによってカール除去バー２
２の横方向位置を符号２２ａの仮想位置で示すように調
節することができる。これとは別に、マウンティングブ
ロック４２はアーム２６の第１端４０にしっがりと取付
けることもできる。

また、アーム調節機構３ｏは、アーム２６の第２　Ｄｉ
ｉｌｉ５６にその第１端５５で枢着されている枢着リン
ク５４がら構成されている。このリンクは、手動回転円
能な、或は、周知の連結駆動手段６４により歯車または
捕捉ナツト６２を駆動するモータ６０等によって自動的
に回転させることも可能なネジイマ」きロッド５８にそ
の第２端で枢着されている。

捕捉ナツト（〕２を回転してこの調節手段を操作すると
、ネジイ′−］きロッド５８はナツト６２に対し前後に
移動するので、これによってアーム２６の第２端５６も
同様に移動し、その第１端４０およびカール除去バー２
２が反対方向に移動することになる。カール除去バーは
、第２図に符号２２ｂで示す仮想位置までウェブ１６に
対して更に旋回されて示しである。このように、カール
除去バー２２は、特定用途の要望通りに、ウェブＪ６に
対し大小の度合で調節することができる。第２のカール
除去バー２４を担持しているアーム２８を旋回させるの
に、同じ機構を使用している。全ての観点から、２個の
カール除去バーおよびこれらの装着並びに調節機構は同
一のものである。

本発明の一実施例では、特に紙ウェブ１６が困難なカー
ル間°題を有しているならば、頂部および底部ロール１
４，１８を第１図に示すようにチルロールとすることに
よって、ウェブのカールの除去を促進することができる
。この実施例では、適当な導管６８．７ｏによってロー
ル１４．１８の内部にそれぞれ連結されている冷水源６
６が用意されている。放出導管７２．７４も設けである
ので、ロール１４．１８には冷水の連続流が存在する。

また、チルロールを用意することによって、ウェブシー
トが冷却中のロールを通る際に、その特定面に水分があ
る量添加される。これは、ウェブが通常被乾燥シートの
最終面に向けてカールしていることから有益なことであ
る。

第１図に同時に示す本発明の他の実施例は、ウェブ１６
の両側に高強度ドライヤ７６．７８を細膜することであ
る。チルロールを用いながら、ドライヤは特に困難なカ
ールの場合要望により、或は必要に応じソートの片面ま
たは両面で使用することができる。

本発明の付加的な実施例を第３図に示すが、ここでは水
捷たは蒸気の形の水分源８０がウェブ１６ａの対向する
簡に配置されたノズル８６．８８に適当な導管８２．８
４によって連結されている。

従って、ウェブをこのカール除去装置に供給すれば、シ
ートの片面或は両面を要望に応じて湿潤にすることがで
きる。蒸気捷たは水を用いることは、シートのカール除
去を助けるのに加え、静電気を最小にもしているはずで
ある。

この実施例では、回転バーよりむしろ多孔の定置バー９
０．９２を利用している。これらのバー９０．９２は加
圧空気源（図示せすうに連結されている。空気バーの穴
９４を通って逃げるので、バー９０，９２とウェブ１６
ａとの間には空気クッションができる。従って一ウェブ
１６ａは摩耗せずにバーの上を通過している。

発明の効果本発明の原理に従って構成したカール除去装置は、チル
ロール、高強度ドライヤおよび水分ノズルと組合せるこ
とができるので、本装置に供給される特殊な紙ウェブの
特性に依存Ｉ−でこれらの機構の１つを、或は組合せを
利用することが可能である。

」一連の、即ちここに開示した本発明は、本装置を通る
紙ウェブ】６を一対の小径のカール除去バーのまわりを
最初一方向に曲げ、次いで二番目の反対方向に曲げるこ
とによって自動的にカールを除去することが分かる。こ
の二重の曲げは、巻解し操作中調節を必要とせずウェブ
のカールを連続ベースで解消することが見い出されてい
る。カール除去バー２２．２４は、解消中のロールの特
殊なカールによって、一方向の優勢なカールを補止する
ために、ウェブのランに対しそれぞれ異なる度合で調節
するべきである。一度びカール除去バー２２．２４の初
期配置が確定したならば、かかるロールの走行中は、通
常それ以上の調節は不要である。

以上の説明から明らかなように、本発明は、上述の説明
の中で記載してきたものと特に異なる様々な変更や改良
を行なって具体化することが可能である。従って、かか
る改良の全てを、当該技術分野に対する本発明の貢献の
範囲内に合法的かつ適切に包含されるものとして、ここ
に是認される特許の範囲の中に含めたいと希望している
ことに理解して頂きたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の原理を具体化し二重カール除去具を
含む装置の側面図である。第２図は、１個のカール除去具とその関連構造を示す拡
大側面図である。第３図は、本発明の他の実施例を示す略図である。１０−−自動カール除去装置、１２・Ｏカール除去機構
、１４・・第１０−ル、１６・・ウェブ、１８・・第２
０−ル、２００・第３０−ル、２２゜２４・・カール除
去バー、２６，２８００アーム、３０．３２・・調節機
構、３４・・空気軸受、３６・・連結導管、３７・・ピ
ボットビン、３８・・軸受、４２６０マウンテイングブ
ロツク、４４−マウンデイング装置、４６・・ネジ、４
８．５０・・ヲランジ、５２・・延長部、５３・・ネジ
伺き通路、５４・・枢着リンク、５８・・ネジｆ＝１き
ロッド、６０・・モータ、６２−Ｏ歯車、６４・・連結
駆動手段、６６・・冷水源、６８，７０・・導管、７２
．７４・・放出導管、７６．７８・・高強度ドライヤ、
８０・・水分源、８２．８４・・導慎、８Ｇ、８８６０
ノズル、９０，９２０ｏ多孔定置バー、（ばか７名）゛
゛

Claims

【特許請求の範囲】

１　紙材料ウェブのための自動カール除去装置において
、前記紙ウェブを担持する第１０−ルと、前記第１０−
ルの下流に位置し、前記紙ウェブな担持する第２０−ル
と、前記の２個のロールの間に延びる前記紙ウェブの対
向する面に対し同時に調節できる一対のカール除去バー
とから成ることを特徴とする自動カール除去装置。