JPS6015900Y2 - 障子等の高さ調整框 - Google Patents

障子等の高さ調整框

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Publication number
JPS6015900Y2
JPS6015900Y2 JP5516379U JP5516379U JPS6015900Y2 JP S6015900 Y2 JPS6015900 Y2 JP S6015900Y2 JP 5516379 U JP5516379 U JP 5516379U JP 5516379 U JP5516379 U JP 5516379U JP S6015900 Y2 JPS6015900 Y2 JP S6015900Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjuster
upper branch
height adjustment
support piece
shoji
Prior art date
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Expired
Application number
JP5516379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55156176U (ja
Inventor
俊昭 石野
Original Assignee
新日軽株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新日軽株式会社 filed Critical 新日軽株式会社
Priority to JP5516379U priority Critical patent/JPS6015900Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は框の高さ調整間隔を大きくして適切な高さ調整
をなしうるようにした障子等の高さ調整框の改良に関す
る。
従来、窓枠等に取付ける障子や襖の框高さ調整は、第1
図に示すように、実公昭50−9778号で開示された
構造にて行なわれていた。
すなわち、障子本体21に嵌合固定した上枝22の上部
に凹溝23を形威し、該溝23にスポンジ等の弾性体2
4を内装すると共にアジャスタ25を上下動自在に取付
けてなるものである。
このように従来の高さ調整は、凹溝23内における弾性
体24の拡縮によって行なうため、限定された枠内での
上下動となって必然的に上下動間隔が小さくなり、その
ため窓枠等の建付は誤差に十分対処しえず、例えば、窓
枠の建付は高さが高過ぎる場合は、アジャスタ25の突
状体26がガイドレール27から外れることがあり、ま
た低過ぎる場合は、弾性体24が完全に押しつぶされて
、突状体26のガイドレール27に対する円滑な摺動に
支障を来すことがあった。
更に、突状体26がガイドレール27から外れない場合
であっても、弾性体24が完全に伸びきった状態とつぶ
れた状態とでは、アジャスタ25に与える上方への押圧
力に大きな差をもたらすため、アジャスタ25がガイド
レール27に摺接してなされる障子等の開閉が、常時円
滑に行なうということができない欠点があった。
本考案は斬かる点に鑑みてなされたもので、框の高さ調
整を、上枝の溝内という限定された枠内で弾性体を拡縮
せしめて行なうことなく、上枝と鴨居の空間部内におい
て所定構造をもって行なうようにして、窓枠等の高低建
材は誤差に十分に適合対処し得ると共に、常にほぼ一定
圧力でアジャスタが鴨居に摺接して円滑な障子等の摺動
がなされるようにした障子等の高さ調整框を提供するも
のである。
以下面面に示す実施例に基づいて本考案を説明する。
本考案は、板状基台2と支持片3と摺接部4とからアジ
ャスタ1を構成し、このアジャスタ1を上枝10の上部
凹溝11に装着することにより調整棧を構成してなるも
のである。
上記アジャスタ1を構成する板状基台2は、所定長さを
有する板体にて形威され、その断面形状は第3図に示す
ように、上枝10の上部凹溝11に適合する形状となっ
ている。
支持片3は、板状基台2の一端より他方にかけて、その
斜上方に延出し、且つ上方に付勢されて突設されるもの
で、薄板状の弾性体にて形威され、基台2に対し所定角
度を有して起伏揺動自在としである。
このように支持片3は、一定態上の長さを有することに
よって略一定の押圧力で鴨居20に押接するよう起伏揺
動するものである。
また起立角度は、取付ける上枝10と鴨居20との間隙
よりやや上方に立ち上がる程度としである。
摺接部4は、上面部に滑子5を回転自在に取付けてあり
、この滑子5の周面が上方へ突出して使用時に鴨居20
に摺接するようにしである。
このように摺接部4には、円滑な摺接をうるために滑子
5を取付けることが望ましいが、第6図に示すように、
上面部に***部6を設けて滑子5に代えることもできる
また、摺接部4を支承する支持片3を、第6図のように
基台2の央より起立せしめる等、アジャスタ1の構成を
適宜設計変更することが可能である。
なおアジャスタ1は、プラスチックで一体形成すると、
製作・取付けが容易となる。
上記したアジャスタ1を、第3図・4図に示すように、
上枝10の凹溝11にその長手方向より基台2を圧入し
て上枝10に装着するものである。
このアジャスタ1の上枝10への取付けは、上枝10の
両端部においてそれぞれ設けるようにするの望ましい。
また基台2を凹溝11に挿通後、その側面部をかしめて
強固に固着するようにしてもよい。
なお通常期台2は、凹溝11の両側に設けた係止爪11
a、llaによって固着されている。
上記上枝10は第4図に示すように、上側部10aと下
側部10bとの分割方式にて構威し、これを調整ブロッ
ク7にて縦框12に連結するようにしである。
すなわち、この調整ブロック7は、上枝10の横壁13
を切溝8aで挾持するように上枝10内に挿通する差込
部8と、縦框12に挿通し固定する固定部9とを有して
なり、この調整ブロック7によって、上枝10は上側部
10aと下側部10bの間隙を調整自在にして縦框12
に固定されるものである。
この間隔調整は、固定部9に縦長の通孔14を形威し、
該通孔14を介してビス15を縦框12の縦壁16より
上枝下側部10bのビスホール17に螺着せしめること
により行なうものである。
このように上枝10は、アジャスタ1を設ける他に、上
記調整ブロック7によって縦框12に取付けることによ
り、2段の高さ調整をなすことができる。
もつとも、上枝10を分割方式にすることなく、またそ
の上枝10を直接縦框12に取付けてよいこと勿論であ
る。
本考案は以上のように弾性支持片にて支承された摺接部
を有してなるアジャスタを、上枝に装着し該上枝と鴨居
との間において支持片を起伏揺動せしめて高さ調整を行
なうことから、窓枠等の高低建材は誤差に十分に対応し
得ると共に、摺接部の鴨居への押圧力が略一定に保たれ
ることから円滑な摺接動作すなわち障子等の開閉摺動が
得られる。
しかも、アジャスタの上枝への取付けは、その基台を上
枝の凹溝に差し込むだけで行なえることから、組立て作
業が簡単に行なえる等の実用的効果を併せもつものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断側面図、第2図は本考案の使
用状態を示す縦断正面図、第3図は第2図のA−A断面
図、第4図は第2図の分解斜視図、第5図はアジャスタ
の平面図、第6図はアジャスタの他の実施例を示す正面
図である。 1・・・・・・アジャスタ、2・・・・・・基台、3・
・・・・・支持片、4・・・・・・摺接部、5・・・・
・・滑子、6・・・・・・***部、7・・・・・・調整
ブロック、8・・・・・・差込部、9・・・・・・固定
部、10・・・・・・上枝、11・・・・・・凹溝、1
2・・・・・・縦框、13・・・・・・横壁、14・・
・・・・通孔、15・・・・・・ビス、16・・・・・
・縦壁、17・・・・・・ビスホール、20・・・・・
・鴨居。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上枝の上部凹溝に係合せしめる板状基台に、弾性体にて
    形威される支持片を斜上方に延出せしめて上方に付勢さ
    れる形で突設すると共に、該支持片の上端に鴨居に係合
    摺接する摺接部を設けてアジャスタを形威し、このアジ
    ャスタを上記上枝に装着して調整棧を構成することを特
    徴とする障子等の高さ調整框。
JP5516379U 1979-04-24 1979-04-24 障子等の高さ調整框 Expired JPS6015900Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5516379U JPS6015900Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 障子等の高さ調整框

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JP5516379U JPS6015900Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 障子等の高さ調整框

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55156176U JPS55156176U (ja) 1980-11-10
JPS6015900Y2 true JPS6015900Y2 (ja) 1985-05-18

Family

ID=29289451

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5516379U Expired JPS6015900Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 障子等の高さ調整框

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JPS55156176U (ja) 1980-11-10

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