JPH0541123Y2 - - Google Patents

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JPH0541123Y2
JPH0541123Y2 JP1987055168U JP5516887U JPH0541123Y2 JP H0541123 Y2 JPH0541123 Y2 JP H0541123Y2 JP 1987055168 U JP1987055168 U JP 1987055168U JP 5516887 U JP5516887 U JP 5516887U JP H0541123 Y2 JPH0541123 Y2 JP H0541123Y2
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JP
Japan
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base
frame
opening
sash
lower frame
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JP1987055168U
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JPS63162022U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、サツシを設ける窓開口等を有する
外側パネル等の開口付壁パネルに関するものであ
る。
〔背景技術〕
従来、第9図に示すように、サツシ51を設け
る開口付壁パネル52では、下枠53に直接にサ
ツシ51をビス54により取付けている。下枠5
3は開口55の下縁の枠と開口付壁パネル52の
下縁の枠を兼用するものであり、断面L形の金属
製のものを用いている。56は基礎であり、その
上面に設けた山形鋼からなる土台57上に下枠5
3を載置してある。
しかし、このサツシ取付構造では、基礎56か
らの開口55の下縁高さ位置Hをかえるために
は、下枠53の形状自体を変えなければならない
という問題点がある。また、サツシ51の取付用
のビス54が強度的に作用する部分は、下枠53
の薄い板厚部分のみであるため、強い取付強度が
得られないという問題点がある。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、開口下縁の高さ位置を変え
ても簡単にサツシの取付けが行え、かつサツシの
取付強度の向上を図ることのできる開口付壁パネ
ルを提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の開口付壁パネルは、基礎に設けた土
台の垂直片の上端に係合可能な土台係合部とこの
土台係合部に連設され前記垂直片に対面配置され
る立板部とこの立板部の下端より水平方向に延出
した横板部とこの横板部の延出端部より下方に延
出し前記基礎に載置可能な脚板部とからなりパネ
ル本体の開口の下方に位置する下枠と、下面が前
記横板部に固定され上面にサツシが取付けられる
下地スペーサとを備えたものである。
この考案の構成によれば、下地スペーサを介し
てサツシを下枠に取付けるようにしたので、開口
下縁の高さ位置を変えても、下地スペーサを取り
替えるだけでサツシの取付けが可能であり、下枠
の形状を変える必要がない。そのため、高さ位置
を変えても簡単にサツシの取付けが行える。ま
た、下地スペーサは枠材としての機能が要求され
ないものであるため、材質や形状が自由に選定で
き、木質のブロツク状等の形状とすることによ
り、ビス等の固着具の荷重作用部分を大きくで
き、サツシの取付強度の向上が図れる。さらに、
下枠が、土台係合部、横板部、立板部、脚板部か
らなる簡単な形状であるため、一体成形により容
易に製造することができる。また、立板部は土台
の垂直片に対面配置されるので、下枠を安定した
状態で土台に取付けることができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第8図に基
づいて説明する。この開口付壁パネルは、開口1
を有するパネル本体2の前記開口1の下枠3上
に、サツシ4の取付け用の下地スペーサ5を設け
たものである。6は基礎であり、その上面に設け
た山形鋼からなる土台7に、下枠3の上端の土台
係合部3aを係合してある。
下枠3は、パネル本体2の下縁の枠材と開口1
の下縁の枠材とを兼用するものであり、鉄等の金
属製のものとしてある。下枠3は、土台7の垂直
片の上端に係合可能な土台係合部3aとこの土台
係合部3aに連設され前記垂直片に対面配置され
る立板部3cとこの立板部3cの下端より水平方
向に延出した横板部3bとこの横板部3cの延出
端部より下方に延出し前記基礎に載置可能な脚板
部とからなる。この場合、立板部3cの上端に土
台係合部3aを折り返し形成してあり、脚板部3
dの下端を折り曲げて基礎6上に載せている。
下地スペーサ5は木製のブロツク状のものであ
り、下枠3の長手方向に間隔を開けて複数個配置
してある(第6図)。下地スペーサ5は下枠3に
横板部3bの下面から木ねじ等の固着具8により
固定してある。
サツシ4は、下地スペーサ5の上面に位置する
上面取付片4aと、下枠3の脚板部3dの前面に
位置する下部取付片4bとを有し、固着具9,1
0で下地スペーサ5および下枠3に固定される。
固着具9,10は木ねじまたはタツピンねじ等を
用いる。
第2図ないし第5図はパネル本体2の全体を示
す。パネル本体2は、第3図に示すように一対の
縦枠11と、下枠3と、上枠12と、開口上枠1
3と、縦胴縁14とで骨組みが形成され、開口上
枠13と下枠3との間の全体が開口1となつてい
る。上枠12と開口上枠13との間には外装板1
5(第2図)が張つてある。上枠12上には上端
固定具16が設けてある。上端固定具16は、上
階の床梁等にパネル本体2の上端を固定するもの
である。前記縦枠11は複数の枠材11a(第5
図)で構成し、開口上枠13は2本の枠材13
a,13b(第4図)とスペーサ13cとで構成
してある。
この実施例の構成によれば、下地スペーサ5を
介してサツシ4を下枠3に取付けるようにしたの
で、土台7の高さの変更等により開口1の下縁の
高さ位置を変えても、下地スーペサ5を高さの異
なるものに取り替えるだけでサツシ4の取付けが
可能であり、下枠3の形状を変える必要がない。
そのため、高さ位置を変えても簡単にサツシ4の
取付けが行える。また、下地スペーサ5は枠材と
しての機能を要求されないものであるため、材質
や形状が自由に選定でき、この例のように木質の
ブロツク状のものに形成することにより、ビス等
の固着具9の荷重作用部分を大きくでき、サツシ
4の取付強度の向上が図れる。さらに、下枠3
が、土台係合部3a、横板部3b、立板部3c、
脚板部3dからなる簡単な形状であるため、一体
成形により容易に製造することができる。また、
立板部3cは土台7の垂直片に対面配置されるの
で、下枠3を安定した状態で土台7に取付けるこ
とができる。なお、下地スペーサ5の高さを変え
た場合は、下枠3への固着具10の固定位置も変
える。下枠3の固着具10の挿通孔は、施工時に
形成してもよく、予め上下に複数個形成しておい
てもよい。また、固着具10に先端がドリルとな
つたタツピンねじを用いて下孔を形成せずにねじ
込んでも良い。
なお、前記実施例では外装パネルに適用した場
合について説明したが、この考案は間仕切壁パネ
ルにも適用できる。
〔考案の効果〕
この考案の開口付壁パネルは、下地スペーサを
介してサツシを下枠に取付けるようにしたので、
開口下縁の高さ位置を変えても、下地スペーサを
取り替えるだけでサツシの取付けが可能であり、
下枠の形状を変える必要がない。そのため、高さ
位置を変えても簡単に取付けが行える。また、下
地スペーサは枠材としての機能を要求されないも
のであるため、材質や形状が自由に選定でき、木
質のブロツク状等の形状とすることにより、ビス
等の固着具の荷重作用部分を大きくでき、サツシ
の取付強度の向上が図れるという効果がある。さ
らに、下枠が、土台係合部、横板部、立板部、脚
板部からなる簡単な形状であるため、一体成形に
より容易に製造することができる。また、立板部
は土台の垂直片に対面配置されるので、下枠を安
定した状態で土台に取付けることができる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の要部断面図、第
2図はその全体の正面図、第3図は同じくその外
装材取り除き状態の正面図、第4図は第2図の
−線拡大断面図、第5図は第2図のV−V線拡
大断面図、第6図ないし第8図はそれぞれ同じく
その下枠の上面図、側面図、および下面図、第9
図は従来例の断面図である。 1……開口、2……パネル本体、3……下枠、
3a……土台係合部、3b……横板部、3c……
立板部、4……サツシ、5……下地スペーサ、6
……基礎。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎に設けた土台の垂直片の上端に係合可能な
    土台係合部とこの土台係合部に連設され前記垂直
    片に対面配置される立板部とこの立板部の下端よ
    り水平方向に延出した横板部とこの横板部の延出
    端部より下方に延出し前記基礎に載置可能な脚板
    部とからなりパネル本体の開口の下方に位置する
    下枠と、下面が前記横板部に固定され上面にサツ
    シが取付けられる下地スペーサとを備えた開口付
    壁パネル。
JP1987055168U 1987-04-10 1987-04-10 Expired - Lifetime JPH0541123Y2 (ja)

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JP1987055168U JPH0541123Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JP1987055168U JPH0541123Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS63162022U JPS63162022U (ja) 1988-10-24
JPH0541123Y2 true JPH0541123Y2 (ja) 1993-10-19

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ID=30882828

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6499559B2 (ja) * 2015-09-28 2019-04-10 株式会社Lixil 枠ユニット

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JPS5837319B2 (ja) * 1979-02-28 1983-08-15 コンソルテイウム・フユア・エレクトロヘミツシエ・インドウストリ−・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ジアジノンの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837316U (ja) * 1981-09-06 1983-03-11 ナショナル住宅産業株式会社 壁パネルの構造
JPS5837319U (ja) * 1981-09-06 1983-03-11 ナショナル住宅産業株式会社 建築用パネル

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JPS63162022U (ja) 1988-10-24

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