JPS6015405B2 - ストリップ圧延における形状制御方法 - Google Patents

ストリップ圧延における形状制御方法

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Publication number
JPS6015405B2
JPS6015405B2 JP54030176A JP3017679A JPS6015405B2 JP S6015405 B2 JPS6015405 B2 JP S6015405B2 JP 54030176 A JP54030176 A JP 54030176A JP 3017679 A JP3017679 A JP 3017679A JP S6015405 B2 JPS6015405 B2 JP S6015405B2
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JP
Japan
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shape
strip
signal
control
steepness
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Expired
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JP54030176A
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English (en)
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JPS55122613A (en
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泰太郎 小野
洋 長谷川
康男 浜本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ストリップの圧延における形状制御方法に関
し、とくに形状制御装置に任意の目標形状を設定して形
状制御する方法に関する。
従来、薄鋼板等のストリップ圧延において形状制御を実
施する場合、制御の目標はつねに平坦な形状のストリッ
プを得る様にするのが通常であった。
ところが実操業においては、制御系の応答性、使用する
数式モデルの精度などから必ずしもストリップ全長に亘
つて平坦な板が得られぬことがあり、これが目標外れと
いうことで、相当量の圧延成品が不合格処置となること
があった。本発明は上記のごとき不具合にかんがみて、
圧延成品の用途などに応じて許容される範囲で目標形状
を設定し、この任意に設定した目標形状に適合する様に
形状制御を行なう方法を提供するものである。以下、本
発明を実施例にもとづいて説明する。
第1図は本発明の形状制御装置の実施例の全体構成を示
すブロック図で、1はストリップ、2は圧延機、3は捲
取機、4はロールベンダ−、5はデフレクタロール、6
は形状検出器、7は信号処理回路、8は目標形状設定器
、9は形状信号補正回路、10は形状判定回路、11は
制御出力回路、12はタイミング制御回路である。形状
検出器6はストリップーの幅方向に9個の電磁式ピック
アップを設け、ストリップ1の形状と相関のある振動を
検出する。
形状検出器6の出力信号は信号処理回路7に9個のチャ
ンネルで印加され、この9個のチャンネルをストリップ
の幅方向に一方側から他方側に向つて、D,、D2、D
3、D4、C、W4、W3、W2、W,として表わす。
形状検出器の出力信号の分布の例を第2図に示すd ス
トリップの形状を急峻度として表わすと、急峻度Q匁ま
次式で表わせる。QX=kノ(誌;)2−点2 ・・・
・・・・・・mここでSxは形状検出器出力信号、Sm
inは信号Sxの中の最小値、kは定数、添字×はスト
リップ幅方向位置(チャンネルD,、D2、D3、D4
、C、W4、W3、W2、W,のいずれか)を示す。信
号処理回路7は前記【1ー式の計算を行ない、その結果
Qxを形状信号として出力する。第2図に示した形状検
出器出力信号から前記{1ー式の計算を行なうと第3図
に示す様なストリップの急峻度分布が得られる。本発明
は任意の目標形状を設定して、この目標形状に適合する
様に形状制御を行なうものであるから、本実施例におい
ては、目標形状設定器8と形状信号補正回路9を設け、
各形状検出器の出力信号から【1ー式によって求めた急
峻度(形状信号)を目標形状に応じて補正し、この補正
急峻度(補正形状信号)のストリップ幅方向の分布パタ
ーンからストリップの形状を判定し、′この判定結果に
もとづいて制御の操作端を操作するようにした。
すなわち、ストリップの目標形状として、ストリップの
幅方向の各位層(本実施例の場合は9個)に対応する部
分について相対的な形状係数(本実施例の場合は急峻度
に関する相対的な係数)を目標形状設定器8に設定し、
形状信号補正回路9はこの形状係数で次式の様に計算し
補正急峻度Q′xをもとめる。形状係数(急峻度の補正
係数)k,、k2、k3、k4、k5は目標形状がたと
えば耳波に対して緩和されたものである場合はk.<1
、k2=k3=k4=k5=1とし、またたとえば中延
びに対して緩和されたものである場合はk,=k2=k
3=k4:1、k5<1とする。
これらの形状係数は圧延機の操業者がたとえばディジタ
ルスイッチ等の目標形状設定器8に設定する。
形状判定回路10は形状信号補正回路9で求めた上記補
正急峻度Qxの内の最大値のもの(Qmax)がある一
定レベル以内であれば制御出力回路11へのそれまでの
出力を保持する。最大急峻度Qmaxが前記一定レベル
を超えたときは次の様にして形状のパターン判定を行な
い、制御出力回路11に判定結果を出力する。すなわち
最大急峻度Q′maxがある一定レベルを超えた場合、
Qmaxをある適当な数n(3〜5程度の自然数)で脱
た値Q′畔舵(n−,)個のスライスレベルを設定し、
各補正急峻度Q′xを各スライスレベルでそれぞれスラ
イスして第4図の補正急峻度分布から第1表に示すスト
リップ幅方向の急峻度パターンを作成する。
第1表 なお、本実施例ではn=5であり、急峻度の大きいもの
から順にランクAからEの急峻度パターンを作成する。
この第1表の急峻度パターンからただちに形状のパター
ン判定を行なうこともできるが、本実施例では制御操作
(たとえばロールペンディング制御、中間ロールの鞄方
向移動調節、圧延力制御など)の応答性を考慮して、ラ
ンクAからEの内の適当なランク(例えばランクD)を
超えるもののみ取出して制御の対象とする急峻度パター
ンを作成し、第2表に例示する様に論理判断により形状
を判定する。第2表 第2表において、たとえばランクDを超える急峻度がス
トリップの中央部のみにあるときは(ハターン1〜5)
中延びと判定し、ストリップの繁部のみにあるときは(
パターン11〜13)は耳波と判定し、以下同機にして
片延び(パターン21〜.23)、耳波と中延びの併発
形状(パターン31〜33)などと判定する。
形状判定回路1川まこの判定結果を制御出力回路11に
出力し、形状判定結果に応じてたとえば、【ィ)耳波ま
たは中延びの単独発生のときはロールベンダーによる形
状制御‘oー 片延びのときは圧下しべリングによる形
状制御し一 耳波と中延び併発のときはロールベンダー
による制御と圧延力制御の併用などを行なう様に各制御
操作端(図示せず)へ出力する。
なお、実際の制御操作にあたっては、急峻度パターンか
ら形状判定する際に急峻度の大きいランクAから順次ラ
ンクB、C……・・・と形状判定しながらこの順に制御
とする様にすれば最も急峻度の大きい部分(形状不良の
大きい部分)から順次形状制御が行なわれ的確な形状制
御を行なうことができる。第1図のタイミング制御回路
12はストリップ1の圧延機2から形状検出器6までの
移送時間を考慮し、安定な形状制御が得られる様サンプ
リング制御を行なわせるためのものである。以上述べた
如く、本発明はストリップ圧延において、目標形状を設
定して形状制御するにあたり、圧延機出側の形状検出器
の出力信号から得られる形状信号を任意に設定した目標
形状に応じて補正し、この補正した形状信号からストリ
ップの形状を判定し、制御するようにしたもので、比較
的簡単な制御回路の追加で適切な目標形状の設定と制御
ができるというすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する制御装置の全体構成を示すブ
ロック図、第2図は形状検出器出力信号のストリップ幅
方向分布の例を示す図、第3図は形状信号(急峻度)の
ストリップ幅方向分布の例を示す図、第4図は補正形状
信号(補正急峻度)のストリップ幅方向分布の例を示す
図である。 1・・・・・・ストリップ、2・・・・・・圧延機、3
・・…・捲取機、4……ロールベンダー、5……デフレ
クタロール、6…・・・形状検出器、7・・・・・・信
号処理回路、8……目標形状設定器、9・・・…形状信
号補正回路、10・・・・・・形状判定回路、11・・
・・・・制御出力回路、12…・・・タイミング制御回
路。 第1図 第2図 第8図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧延機出側に設けた形状検出器の出力信号にもとづ
    いて圧延中のストリツプの形状を制御する方法において
    、ストリツプの幅方向の少なくとも3点以上の位置の形
    状を検出する形状検出器を設け、ストリツプの目標形状
    として前記ストリツプの幅方向各位置に対応する各部分
    について相対的な形状係数を設定し、前記形状検出器の
    出力信号及び前記形状係数より次式で表わされるストリ
    ツプ幅方向各位置の形状信号Qxおよびその補正形状信
    号Q′xを演算し Qx=K√((1)/(Smin)
    )^2−((1)/(Sx)^2 Q′x=KiQx
    Sx:形状検出器出力信号 Smim:Sx中の最小値 K:定数 Ki:形状係数(i=1、2、……) 該補正した形状信号にもとづいて形状制御のための操作
    端を操作することを特徴とするストリツプ圧延における
    形状制御方法。
JP54030176A 1979-03-15 1979-03-15 ストリップ圧延における形状制御方法 Expired JPS6015405B2 (ja)

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JP54030176A JPS6015405B2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 ストリップ圧延における形状制御方法

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JPS55122613A JPS55122613A (en) 1980-09-20
JPS6015405B2 true JPS6015405B2 (ja) 1985-04-19

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ID=12296436

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021005650A1 (ja) * 2019-07-05 2021-01-14 三菱電機株式会社 サーボアンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021005650A1 (ja) * 2019-07-05 2021-01-14 三菱電機株式会社 サーボアンプ

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JPS55122613A (en) 1980-09-20

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