JPS6130738Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6130738Y2
JPS6130738Y2 JP18496481U JP18496481U JPS6130738Y2 JP S6130738 Y2 JPS6130738 Y2 JP S6130738Y2 JP 18496481 U JP18496481 U JP 18496481U JP 18496481 U JP18496481 U JP 18496481U JP S6130738 Y2 JPS6130738 Y2 JP S6130738Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
bending
workpiece
pushing
relational expression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18496481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57156223U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18496481U priority Critical patent/JPS6130738Y2/ja
Publication of JPS57156223U publication Critical patent/JPS57156223U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6130738Y2 publication Critical patent/JPS6130738Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動曲り修正装置、特に曲り修正
の押込量の自動設定によりきわめて短時間で曲り
の修正が行えるようにしたものである。
従来の自動曲り修正装置は、曲り修正量の決定
方法として、別体の試験装置等を使つて、同一種
類の多数の被加工物について押込量とそれによつ
て修正された曲り量の関係を詳細に数多く調べ、
各個のバラツキを平均化してその特性を推定し、
これを自動曲り修正装置の制御装置に設定もしく
は記憶させていた(一例として特開昭49−130303
号公報参照)。そのため、同種の被加工物間の特
性のバラツキに順応できる押込量補正装置を有し
ているが、被加工物の寸法、材質、熱処理等が変
つた全く特性の異なるものについては、その都
度、別体の試験装置等によつて再び多数の被加工
物について押込量とそれによつて修正された曲り
量の関係を詳細に調べて、その平均化により特性
を推定し、それを自動曲り修正装置に再度設定も
しくは記憶させなければならず、この曲り修正の
特性の決定に多数の人員と多くの時間を要してい
た。
この考案は、これらの欠点を除去するためにな
されたもので、最少限のサンプルと時間で自動的
に押込量を設定して多品種の被加工物に適応する
ことのできる自動曲り修正装置を提供することを
目的とする。以下この考案を図面について説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例を示すもので、1
は被加工物Mに力を加えて歪を与える加圧装置、
2は前記加圧装置1を制御する加圧制御装置、3
は被加工物の曲り量と前記加圧装置1により加え
られた押込量および修正された量等を測定する測
定装置で、便宜上、曲り量・曲り方向測定装置3
aと押込量測定装置3bならびに修正量測定装置
3cに分けて示してある。4は被加工物に所定の
押込量を与える加圧量設定器、5は被加工物に加
えた押込量とこれによつて修正された量の関係か
ら、曲り量とそれに対する押込量との関係式の係
数を決定するための計算を行う係数演算装置、6
は前記係数演算装置5により決定された係数から
得られる関係式を記憶する関係式記憶装置、7は
被加工物の曲り量と前記関係式記憶装置6に記憶
された関係式とから押込量を決めて前記加圧制御
装置2に指令を与える加圧量演算装置、8は被加
工物の曲り量と関係式記憶装置6に記憶されてい
る関係式とから算出された押込量によつて加圧さ
れた被加工物の実際に修正された量と前記曲り量
との差を順次記憶する誤差演算記憶装置、9は被
加工物の実際に修正された量が被加工物の曲り量
に対して修正不足傾向か修正過剰傾向かを判断
し、関係式記憶装置6に記憶されている関係式の
係数を修正する係数補正装置、10は切替スイツ
チで、S1は係数決定用接点、S2は自動曲り修正用
接点である。
上記構成によるこの考案の自動曲り修正装置の
動作を、(A)係数の決定、(B)自動曲り修正作業、(C)
係数の補正について順を追つて説明する。
(A) 係数の決定 第2図に示すように一般的に曲り量xの被加工
物Mを仮想線の位置にあるとし、これを押込量y
だけ押し込んでから加圧力を解放すると残留曲り
量x0が得られる。曲り修正においてはこの残留曲
り量x0を零に近づけることである。このとき曲げ
られた量xと押込量yとの関係は、 y=ax〓+b で表わすことができるので、γをいま仮りに一定
の定数とすれば、押込量をy1,y2の2点に設定し
て、被加工物Mに加圧したときのそれぞれの曲げ
られた量x1,x2を測定すれば、定数a,bは計算
で算出されるので、これにより任意の曲り量に対
する押込量を定めるための関係式 y=a1x〓+b1 を決定することができる。この曲線を第3図に示
す。
これを第1図で説明すると、まず、切替スイツ
チ10を係数決定用接点S1側に入れ、加圧量設定
器4に加圧装置1のラムの押込量y1を設定する。
この押込量y1は係数演算装置5に記憶されるとと
もに、加圧装置1は加圧制御装置2によつて被加
工物Mに押込量y1を加えてから押込力を解放して
元の位置に復し、このときの被加工物Mの曲げら
れた量(永久歪量)x1を修正量測定装置3cで測
定し、係数演算装置5に押込量y1に対比させて記
憶させる。次に押込量y2を設定して、同様にして
曲げられた量x2を測定し、係数演算装置5に記憶
させるとともに、y1,y2,x1,x2のデータから任
意の曲り量に対してそれぞれを修正するための押
込量を定める。
y=a1x〓+b1 を演算決定して関係式記憶装置6に記憶させる。
このように装置内にサンプルテストによる係数演
算装置5、関係式記憶装置6をもつているため、
自動的に関係式が作成設定されるので、従来のよ
うに、他の装置で人手によつて多数のサンプルを
使つて関係式を作成したり、人手によつて設定す
る等のわずらわしさがなく、高能率であるととも
に被加工物Mの品種換え等にも直ちに順応できる
ものである。以上で係数および定数の設定が終
り、以後は実際の曲り修正作業に入る。
(B) 自動曲り修正作業 この場合には、切替スイツチ10を自動曲り修
正用接点S2側に入れる。関係式記憶装置6には曲
り修正のための関係式 y=a1x〓+b1 が記憶されている。自動曲り修正作業は、搬入さ
れてくる被加工物Mの曲り量と曲り方向とを、曲
り量・曲り方向測定装置3aで測定し、その測定
値と関係式記憶装置6で記憶している関係式とか
ら加圧量演算装置7が押込量を演算決定して、加
圧制御装置2を指令し、加圧装置1によつて被加
工物Mに加圧する。押込量は押込量測定装置3b
で測定され、所定量押し込んだところで加圧量演
算装置7に加圧制御装置2により加圧装置1のラ
ムを停止、上昇させる。被加工物Mの修正された
量は、修正量測定装置3cで測定されて修正結果
が確認される。被加工物Mの個々の特性のバラツ
キに対しては、修正が完了するまで加圧量演算装
置7で順次押込量は自動的に加減算されて補正さ
れる。
(C) 係数の補正 被加工物Mのロツトによる特性のバラツキに対
しては、関係式記憶装置6に記憶されている関係
式によつて被加工物Mを修正した結果、修正量測
定装置3cで測定した修正量と被加工物Mの修正
前の曲り量との差を偏差演算記憶装置8が順次演
算して記憶し、個々の被加工物Mについても同様
に順次演算し記憶して偏差データを蓄積する
(xi,yi、たヾしi=1,2,3,……,n)。係
数補正装置9は、偏差演算記憶装置8で演算記憶
された偏差データの数が決められた数に達した
時、あるいは一定時間毎に、偏差演算記憶装置8
に記憶された偏差データから最小二乗法等の統計
的手法によつて第3図の曲り量xと押込量yとの
新たな関係を演算し関係式の補正量を割り出し、
この補正量と関係式記憶装置6に記憶されている
関係式とを比較して、近似的であるか、それとも
被加工物Mの修正結果が修正不足傾向、もしくは
修正過剰傾向にあるかを判断して関係式記憶装置
6に記憶されている関係式が適正か否かを判断
し、否い時は関係式記憶装置6の記憶されている
関係式とこの補正量とから、重みのかゝつた算術
平均を行い、Y1,Y2,X1,X2を求める。
係数および定数の決定の動作と同様に係数演算
装置5はY1,Y2,X1,X2を記憶するとともに、
Y1,Y2,X1,X2のデータから修正関係式 y=a2x〓+b2 を演算決定して、この補正された関係式 y=a2x〓+b2 が関係式記憶装置6に再記憶されることによつて
関係式が補正されるので、被加工物Mの特性の変
化に順応できる。
自動曲り修正作業中に、この補正が自動的に繰
返し自己学習されるので、継続的に最適関係式に
なるよう補正され、能率良く修正作業を行うこと
ができる。
以上詳細に説明したように、この考案は加圧量
設定器を備えており、この加圧量設定器に2つの
所定の押込量を設定して、その押込量で1本の被
加工物を押し込み、その結果得られた曲げられた
量と、前記押込量との関係から、被加工物の曲り
を修正するのに必要な所定の押込量を得るための
曲り量と押込量との関係式の係数を係数演算装置
で求めて、これから得られる関係式を関係式記憶
装置で記憶し、前記関係式を用いて測定された曲
り量に対する押込量で加圧装置により被加工物を
加圧して曲り量を修正するようにしたので、従来
のように多数のサンプルを用いての多数のデータ
は全く必要としないので、迅速に作業を行うこと
ができるばかりでなく、被加工物の品種の変更に
も即応できる。さらに、この考案は、測定された
曲り量xiおよびこの曲り量xiとそれに対応する算
出された押込量yiによつて被加工物が実際に修正
された量x′iとの差xi−x′iを順次偏差演算記憶装
置に記憶し、係数補正装置で、修正された量x′i
が修正不足傾向か、修正過剰傾向かを判断して、
関係式 y=a1x〓+b1 を修正するようにしたので、作成した関係式が適
切でない場合にも、それを自動補正することがで
きる。さらに、この考案は1つの装置により自動
曲り修正作業と、その曲り修正作業に用いる関係
式の係数の補正作業とを行うことができるので操
作性に優れており、また自動曲り修正作業の関係
式の係数を2つの押込量で決定できるので、従来
のように多数のサンプルを用いた多数のデータを
必要とするものにくらべ、記憶内容を格段と減少
できる等の幾多の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブロツク
図、第2図は被加工物の変形を表わす説明図、第
3図は被加工物の曲り量と押込量との関係曲線図
である。 図中、1は加圧装置、2は加圧制御装置、3は
測定装置、3aは曲り量・曲り方向測定装置、3
bは押込量測定装置、3cは修正量測定装置、4
は加圧制御装置、5は係数演算装置、6は関係式
記憶装置、7は加圧量演算装置、8は偏差演算記
憶装置、9は係数補正装置、10は切替スイツ
チ、Mは被測定物である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被加工物の曲り量を測定する曲り量測定装置
    と;前記被加工物の曲りの修正に必要な所定の押
    込量で前記被加工物へ加圧する加圧装置と;該加
    圧装置によつて加圧された前記被加工物の曲げら
    れた量を測定する修正量測定装置と;前記被加工
    物の曲り量に対応して前記被加工物の曲りを修正
    するために前記所定の押込量になるように前記加
    圧装置を制御する加圧制御装置とを有する自動曲
    り修正装置において;前記修正量測定装置の出力
    を受け、同一の被加工物に対する試し押しにより
    γを定数として予め定めた曲り量xと押込量yと
    の関係式 y=ax〓+b の係数a,bを算出する場合と、順次搬入される
    被加工物の曲りを修正するため前記曲り量装定装
    置で測定した曲り量xiと前記関係式とから押込量
    yiを算出する場合とを切替える切替手段と;前記
    係数a,bを算出するための所望の2つの押込量
    y1,y2を設定する加圧量設定器と;該加圧量設定
    器によつて設定された2つの押込量y1,y2で加圧
    された同一の被加工物の曲げられた量x1,x2が前
    記修正量測定装置からそれぞれ出力されたとき、
    前記押込量y1,y2および前記曲げられた量x1,x2
    から前記関係式の係数a,bとしてa1,b1を得る
    係数演算装置と;前記決定された係数a1,b1によ
    る関係式 y=a1x〓+b1 を記憶する関係式記憶装置と;順次搬入された前
    記被加工物の曲り量xiと前記記憶された関係式 y=a1x〓+b1 とから、前記曲り量xiに対応した押込量 yi=a1x〓+b1 を算出し、前記加圧制御装置を介して前記加圧装
    置を前記算出された押込量で動作させる加圧量演
    算装置と;前記測定された曲り量xiおよびこの曲
    り量xiとそれに対応する算出された押込量yiによ
    つて前記被加工物が実際に修正された量x′iとの
    差xi−x′iを順次記憶する偏差演算記憶装置と;
    前記修正された量x′iが前記測定された曲り量xi
    に対して修正不足傾向か、修正過剰傾向かを判断
    し、前記記憶された関係式 y=a1x〓+b1 を自動的に修正する係数補正装置と;を備えたこ
    とを特徴とする自動曲り修正装置。
JP18496481U 1981-12-14 1981-12-14 Expired JPS6130738Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18496481U JPS6130738Y2 (ja) 1981-12-14 1981-12-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18496481U JPS6130738Y2 (ja) 1981-12-14 1981-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57156223U JPS57156223U (ja) 1982-10-01
JPS6130738Y2 true JPS6130738Y2 (ja) 1986-09-08

Family

ID=29985586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18496481U Expired JPS6130738Y2 (ja) 1981-12-14 1981-12-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6130738Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57156223U (ja) 1982-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3902345A (en) Control device for rolling mill
EP1245324A1 (en) Method of and device for setting reference position for servo spot welding gun
WO1995026239A1 (fr) Presse plieuse
WO1998008630A1 (fr) Procede et dispositif de pliage
JPS6130738Y2 (ja)
GB2282090A (en) Adaptive folding
JP5172278B2 (ja) スポット溶接ガン制御装置
JP3271469B2 (ja) 曲り矯正荷重算出方法
JPH105872A (ja) 長尺部材の曲がり矯正方法
JP3710268B2 (ja) 曲げ加工方法および曲げ加工装置
JPH0824955A (ja) 折曲げ加工装置
JP4378808B2 (ja) 棒材の曲がり矯正方法
JP3048185B2 (ja) タンデム圧延機の適応修正方法
JPH04284909A (ja) 熱間連続圧延機の制御方法
JP3710266B2 (ja) 最終追い込み位置推定方法およびそれを用いる曲げ加工方法並びに曲げ加工装置
JPH06297012A (ja) 熱間圧延機のロールベンディング力設定装置
JP2004017110A (ja) 金属ベルトの周長修正装置
JPS63194819A (ja) 管の楕円矯正方法
JPH0367448B2 (ja)
JPH0470083B2 (ja)
JPH0653283B2 (ja) 圧延機における適応制御方法
JPH0436435Y2 (ja)
JPH06246353A (ja) 平板の自動歪修正装置
JPH06246352A (ja) 平板の自動歪修正機における歪修正方法
JP2607017B2 (ja) ペアクロス圧延における板厚制御方法