JPS62171442A - 回転体の不釣合修正方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転体の不釣合を修正する方法に係り、特に調
整重りを回転体に付加し不釣合を修正する方法に関する
。

〔従来技術〕

回転体の不釣合を修正し、回転時の振動を抑制すること
は回転体を組み込んだ機器の信頼性を高め、あるい（ま
騒音を低減するうえで重要なことである。そこで１回転
体の不釣合量を測定し、軽い個所に重りを付加したり、
又は重い個所を削り落して不釣合を修正する方法が周知
である。

〔発明が解決しよっとする手段〕

以上のような回転体の不釣合を修正する方法のうち、前
者の方法は不釣合量に応じた重りを予め数種類用意して
石く必要がある。こりためそれらウェイトの製作が面ｉ
ｌｌとなり、また重さの異なる数種類の重りの部品管理
がわずられしい難点があった。フケに不釣仕り修正を自
動化したい場合、異なるウェイトの保管、供給装置が必
要となり装置自体が大形化する欠点があった。

また、後者Ｑ〕方法は、削り個所の強度が低下したり、
切ｆ’！ｌｊ作莱に熟練を要するなどの難点があった。

そこで１本発明は回転体に重りを付力口して不釣合’ｚ
　６正する方法において、不釣合量に応じた所要の重り
を素材の切断長さを変えることにより適宜ンこ製作し、
回転体に付加してゆくことができる回転体の不釣合修正
方法を提供することにあるっ 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は回転体の不釣合量と位置（角度）を測定し、こ
の測定情報に基いて回転体に重りな付加する不釣合修正
方法において、測定情報に基いて連続した素材から所望
の重さに相当する長さに切断し、所望り東ｔを有する重
りを形成し、こり重りを回転体の前記位置に取り付けた
ことを％欧とする。

〔作　用〕

したかって、ウェイトとなる素材は一種類で切断長さを
適宜に変えることにより１４なる所望の重量υノ重りケ
製乍できるので、自製化が容易となり重り０）部品管理
が不要となる。また重りは（ロ）転体に設けた突起に直
接巻き付けてもよいし、予め巻回ししたものを突起に嵌
めた後、突起な加締て取付けてもよい。

〔実施例〕

以ド、本発明σクー実施例を第１図〜第４図に基き説明
する。

＠１図は回転体の不釣合いを測定し、修正する装置Ｑ）
全体図である。ここで、１は不釣合測定器であり、測定
物である回転体５を回転させ不釣合ｉおよび１１角度）
を測定する公知の動バランス測定器である。２は不釣合
い調整用重り製造機である。３は信号処理部であり、不
釣合測定器１０）信号を入力処理し、重り製造機２８よ
びロボット４へ信号ケ送る。ロボット４は■り製造機２
で製作した重りを回転体５に取付ける。

第２図は重り製造機２の原理を説明する要部断面図であ
る。７はローラであり、フープ材である素材６ｂを挟む
ように間隔を置いて２つ配ｔｔされている。８は巻付治
具であり、ローラ７で送り込まれた素材６ｂＹＩＪｌｉ
腿状Ｖこ巻込み成形するっ９は巻込み成形された部分を
素材６ｂから切り離すカッタ、１０は素材６ｂから切り
離された重り６ａを保持するハンドである。１１は重り
６ａｖ）調整機構であり、前ｉＱ信号処理部からの信ｇ
により巻付治具８からハンド１０までの距離を調整する
。つまり、調整機構１１は重り６ａの所望の憲さに比例
した距１１１１ＬＫハンド１０を調整するちり）である
。１２はノユータであり、重り６ａを所定の位置へ搬送
する。

こりような装置を用いて本発明はまず、不釣合測定器１
て回転体５の不釣合量および位置を検出する。この検出
信号は係号処理部３で不釣合量に等しい重り６ａとなる
ようカッタ９とハンド１０との距離りを演算する。調整
機ｓ１１は揖号処理部３の信号によりハンド１０の位置
を所望の距離Ｌ　Ｋなるよう調整する。つぎにローラ７
を回転させ素材６ｂを巻取治具８へ送り込む。

送り込すれた素材６ｂは巻取治具８で螺旋状に巻かれて
ゆく。螺旋状に巻かれた素材６ｂの先端がハンｌ−’１
０に当接すると、カッタ９で素材６ｂが切断される。

第４図は切断後の重り６ａである。切断された重り６ａ
は調整機構１１でハンド１０が後退してシュータ１２へ
落下し搬送される。ロボット４はシュータ１２で送られ
た重り６ａをつかみ回転体５に装着する。

回転体５は例えば第３図（ａｌ〜第３図（ｂｊに示すよ
うに１重り６ａ取り伺は用突起５ｂを設けである。重り
６ａり取付は回転体５の突起５ｂに重り６ａを嵌挿した
後、第５図に示すように突起５ｂの先端を加締ることに
より完了する。

したがって１本発明によれば１重り６ａを嚇−素材から
成形し重量の異なる重り６ａを適宜に製作し１回転体５
に取り付けることができるσ〕で、不釣合修正の自動化
が容易となる。また重量の異なる数種類の重りを予め用
意する必要がないので重りの管理が不要となる。さらに
、幅広の材料から中空円板を打抜いて重りを作るのに比
べ、材料ロスが皆無となり、異なるＪＩＬさの材料を数
種類用意する必要もない。

なお、上記実施例では重り６ａの重量をカッタ９とハン
ド１０との距離りで規制したが、例えば、ハンド１０を
弾性支持しローフッ０回転を制御して規制してもよい。

また、重り６ａは板材を螺旋状に巻回しして形成したが
、円筒状の素材を用いて、所要重さになるように切断し
て形成してもよい。

〔発明の効果〕

本発明は、回転体の不釣合量と位置を測定し。

該測定値に基き回転体に所要重りを付加する回転体の不
釣合修正方法において、連続した素材を所定長さに切断
して所要重りを形成し、この所要重りを回転体に取付け
ることにある。したがって１重量の異なる所要重りを一
つの素材から容易に得ることができる効果がある。また
予め所要重りを製作しておく必要がないので部品管理が
不要となり、且つ自動化が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するための装置の全体図、
第２図は第１図の要部を示す詳細図、第３図は本発明を
用いる回転体の一例であり、第３図ａは正面図、第３図
すは第３図ａの側面図、第４図は重りであり、第４図ａ
は正面図、第４図すは側面図、第５図（ま重りを取り付
けた回転体の部分正面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転体の不釣合量と位置を測定し、該測定情報に基
   き回転体に重りを付加する回転体の不釣合修正方法にお
   いて、前記所要重りを、前記測定情報に基き連続した素
   材を切断して形成し、該所要重りを前記回転体の側面に
   設けた突起に取り付けたことを特徴とする回転体の不釣
   合修正方法。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記素材が板材で
   あり、該板材を切断して所要重りを形成し、該所要重り
   の重量を前記板材の長さで調整したことを特徴とする回
   転体の不釣合修正方法。 ３、特許請求の範囲第１項又は第２項において、前記所
   要重りを中空円筒状に巻回ししたのち、前記突起に嵌合
   させ、該突起を加締めて取り付けたことを特徴とする回
   転体の不釣合修正方法。 ４、特許請求の範囲第１項において、前記素材が中空棒
   材であり、該中空棒材を切断した前記所要重りを、前記
   突起に嵌合させ、該突起を加締めて取り付けたことを特
   徴とする回転体の不釣合修正方法。