JPS60132514A - 引出し案内組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、両側に、引出し側の引出しレールと、本体
側の支持レールとを含み、荷重がスライドまたはローラ
によって引出しレールから支持レールに伝達され、かつ
引出しレールと支持レールが横方向の軌道案内部相をも
つ引出しなど用の引出し案内組立体に関する。

長い間知られてきた引出し案内組立体においては、ロー
ラまたはスライダが支持レールと引出しレールに取付け
られ、これらのレールは引出しの荷重を引出しレールか
ら支持レール上に伝達し、かつ引出しが移動されるとき
互いに向って移動する両部会の摩擦を減する。

当業技術レベルによれば、２つの別形式の引出し案内組
立体が知られ、これにおいてローラはし一ルの一方に直
接には取付けられずに別個のローラ支持部拐に配置され
ている。最もよく知られるのは、いわゆるゼールローラ
引出し案内部材で、ここにおいて荷重はローラ保持具と
して設計されたローラ支持部材内に保持された鋼球によ
ってレール間で伝達される。

前記引出し案内は極めて精巧であって、すなわちこれら
は引出しのすぐれた走行を保証し、同時に本体への引出
しの良好な嵌装、すなわち極めて安定した状態で縦方向
と同時に横方向に案内されることを保証する。このよう
な引出し案内組立体′は、例えば事務所などの高級家具
に特に取付けられる。

このような引出し案内組立体の不利点は、！　−ル用の
転勤軌道を形成するために複雑な形状をもたなければな
らないことである。さらに、このような引出し案内組立
体は自己閉鎖機能をもたない欠点がある。従って、正し
く閉じられなかった引出しは自動的に本体内に引込まれ
ずに、半開き位置に保たれる。

他の形式の引出し案内組立体が僅か短期間であったが市
場に現われ、これは円筒形ローラ、すなわち一般にレー
ルに直接取付けられるもの、を備えていた。前記引出［
７案内組立体も極めて良好な走行性をもちかつ自己閉鎖
機能を容易に取付けて　□いるが、それらの安定性、特
に既知の引出し案内装置の横安定は満足できるものでは
ない。ゆえに、このような引出し案内装置は、従来、横
方向スライド部相をもつ。この解決手段は、挿入位置の
みにお℃＼で引出し用の横方向の腔合を提供するが、引
出し用の横方向の整合を提供するが、引出しが引出され
たとき、引出しの横安定を増すことが無いので完全には
満足を与えるものではなかった。

この発明の目的は、円筒形ローラまたはスライド、すな
わち簡単なレール形状をもつ引出し案内組立体の利点と
同様に横安定九関してＩ−ル案内装置の利点をもち、か
つ完全に閉じられない引出しの引入れ機能が容易に得ら
れるような形式の引　゛出し案内組立体を提供するにあ
る。ローラ付きの引出し案内組立体の本質的な利点は、
ローラがプラスチックで造られるのでレールの被（がで
きることである。鋼球な用いるとこの被覆が破損される
。

この発明によれば、引出しの一方の側の支持レールの一
つが家具本体に固定され、引出しの他方の側の他の支持
レールが支持レールの締付フランジから打出されたフラ
ップなどによって家具本体に、好ましくは弾性的に、横
方向へ可動に取付けられる構造によって、上記目的は達
成される。

よって、この発明により引出し案内組立体を絶対的に横
方向に安定させしかも家具製品の構造内に成る程度の公
差を許すことができる。弾性的な支持レールはこの比較
的広い公差範囲内にそれ自身を適合させることができる
。このように装置された場合、支持レールは関連する引
出しレールによって引出しに引込まれる。

この発明の一実施例においては、引出しレールと支持レ
ールはそれらの走行フランジの自由端に制限フランジを
もち、前記制限フランジはローラと当接し、かつ各レー
ルは１つの制限フランジのみをもつことが好適である。

この発明の好適実施例は、支持レールと引出しレール間
にローラ支持部材を具備し、ローラは前記ローラ支持部
材上に上下に並んで取付けられ、上方または下方のいず
れかのローラがレール及びそれらの１ｈ１］限フランジ
によって横方向に案内され、他方のローラには横方向の
止め具は設けられない。

力の分布を向上するために、レー・ルによって横方向に
案内されるローラがそれらの前側において截頭円錐形を
もつことによってさらに有効になる。

この発明の一実施例は、上方及び下方走行フランジをも
つ引出（７レールが走行フランジに隣接するそれらの中
央結合フランジに傾斜フランジ部分をもつ。

引出しにおける引出しレールの取付は、前記家具の側壁
を貝通しかつそれらの頭部を前記引出しの側壁の内側面
に当」娶させて引出しレール内またはレールに設けた雌
ねじ部分に係合する固定ねじによって引出しレールを引
出し側壁に締付けることによって好適に実施される。

従って、家具製品の製造または製造時に、引出し案内組
立体の各側、すなわち支持レールと引出しレールを家具
側壁に完全に固定されることができる。次いで引出しは
引出しレール上に嵌込まれ、固定ねじによって引出しは
一方において引出し案内組立体の安定側、すなわち固定
側に強固に結合され、かつ他方において、引出しレール
は、ローラによって前記引出しレールと直接または間接
的に保持された支持レールと共に引出しの側壁に対して
引込まれる。

別個のローラ支持部材内に取付けられたローラを使用す
る場合、ローラを長方形の隅部に配置することが好適で
ある。走行フランジと支持レールをその間に受けるロー
ラは直接に上下に並んで配置されるという事実により、
支持レールの走行フランジがローラ間で意図せずに横方
向に引出されることが防止される。

図面を参照しつつ、以下にこの発明の詳細な説明する。

第１図は、引出し案内組立体の側面図で、これに支持レ
ール１がその走行フランジ１１とともに家具の側壁６か
ら引出される。引出しの他側上の支持レール１が同様に
設計され、この側には、締付フラップ７が設けられ、か
つ従って、支持レール１はその締付フランジ１′と共に
ねじ８１Ｃよって家具側壁６に間接的にねじ止めされる
。

引出しレール２は、ローラ支持部材３と共に同様にして
引出し案内＃、ｌｌ立体の両側に設けらえｔている。

第２図に示すように、支持レール１は走行フランジ１１
と共に傾斜部分９及び制限フランジ１０によって形成さ
れた下方Ｖ形区域をもつ。支持し一ル１において、制限
フランジ１０は上向きになっている。

引出しレール２は、制限フランジ２１、走行フランジ２
２及び傾斜部分２３によって形成された対応する上方区
域をもつ。前記区域はそれらの中間にローラ支持部材３
の上方ローラ４を受入れる。

制限フランジ１０．２１及び傾斜部分９，２３によって
、ローラ４は支持レール１と引出しレール２間で横方向
に保持されまたは横力はまた、引出しレール２上のロー
ラ４を介して支持レール１によって、あるいはその反対
に、作用される。

第２図から分かるように、上方ローラ４の前方側は截頭
円ΦＩｆｉ状をなすから傾斜した横方向走行面４１が得
られる。前記走行面４／は一方の側において制限フラン
ジ１０．２１で、また他方の側において傾斜部分９，２
３で移動する。

引出しレール２はそれらの下側に本体２５に向けて開口
したフランジ２４をもつ ローラ支持部材３の下方ローラ５は円筒形であり、これ
らのローラは横方向力を吸収しないが荷重の垂直方向の
伝達を行う。すべてのローラ４の幅すは等しい。

引出しレール２は引出し側壁２５の溝２６内に位置する
。

固定ねじ２７が設けられ、これは引出し側壁２５に設り
゛られた孔２８を通って突出しかつ引出しレール２の結
合フランジ３０に形成された雌ねじ部分２９と係合する
。（結合フランジ３０は引出しレール２の走行フランジ
２２．２４を結合するフランジである）。

取付のために、支持レール１、引出しレール２及びロー
ラ支持部拐３は、それぞれユニットを形成する。２つの
ユニットは、例えばねじ８などを用いる普通の方法で支
持レール１によって家具の側壁に固定される。

次に、引出しは引出しレール２上に嵌込まれ、固定ねじ
２７によって固定される。固定ねじ２７が固定されると
、引出しは（この実施例において）、一方において右側
引出しレール２に引かれ、かつ他方において左側引出し
レール２及び支持し一ル１はローラ支持部材３０ローラ
４によって引出しに引かれ、支持レールｌの前記引出し
は、フラップ７による固定によって可能である。

この実施例において、引出しレールは走行フランジ２２
．２４の傾斜部分によって形成された前方及び後方止め
具３１を具備し、かつ支持レール１は前方及び後方止め
具３２を有し、これにより、引出し案内組立体の部分が
分離するのを防ぐ。従つて、引出【２は家具本体及び支
持レール１０案内から意図−）！：ずに全く引出されて
しまうことから防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は引出し位置における引出しを取付けた引出し案
内装置の概略断面図、第２図は第１図のｍＩ−Ｉに沿っ
てとられた断面図である。 図中の符号 ■・・・支持レール、１１・・・取付フランジ、２・・
弓１出しレール、３・・・ローラ支持部材、４・・・ロ
ーラ、４′・・・横走行面、５・・・下方ローラ、６・
・・側壁、７・・・固定フラップ、８・・・ねじ、９・
・・傾斜部分、１０・・・制限フランジ、１１・・・走
行フランジ、２１・・・制限フランジ、２２・・・走行
フランジ、２３・・・傾斜部分、２４・・・フランジ、
２５・・・本体壁部、２６・・・溝、２７・・・固定ね
じ、２８・・・貫通孔、２９・・・雌ねじ部分、３０・
・・結合フランジ、３１・・・止め具、３２・・・止め
具、を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｊ）両側に、引出し側の引出しレールと、本体側の支持
   レールとを含み、荷重がスライドまたはローラによって
   引出しレールから支持レールに伝達され、かつ引出しレ
   ールと支持レールが横方向の軌道案内部材すもち、かつ
   前記支持レールの１つが引出しの一方の側において家具
   本体に固定され、前記支持レールの他のものが他方の側
   において例えば前記支持レールの、締付フランジから打
   出されたフラップによって家具本体に締イリけられる引
   出しなど用の引出し案内組立体。 ２）前記引出しレール及び前記支持レールがそれらの走
   行フランジの自由端に制限フランジをもち、前記フラン
   ジが前記ローラと当接する特許請求の範囲第１項記載の
   引出し案内組立体。 ３）前記レールがそれぞれ１つの制限フランジのみをも
   つ特許請求の範囲第２項記載の引出し案内組立体。 ４）ローラ支持部材が前記支持レールと前記引出しレー
   ル間に配置され、前記ローラがローラ支持部材上に上下
   に隣接して取付けられ、前記ローラの上方のものまたは
   下方のものが前記レールおよびそれらの制限フランジに
   よって横方向に案内され、前記ローラの他のものが横方
   向止め具をもたない特許請求の範囲第１項記載の引出し
   案内組立体。 ５）前記レールによって横方向に案内される前記ローラ
   がそれらの前側において截頭円錐状に形成される特許請
   求の範囲第４項記載の引出し案内組立体。 ６）上方及び下方走行フランジをもつ前記引出゛しレー
   ルが走行フランジに隣接する中央結合フランジに傾斜フ
   ランジ部分をもつ特許請求の範囲第１項記載の引出し案
   内組立体。 ７）前記引出しレールが前記引出し側壁を貫通しそれら
   の頭部を前記引出し側壁の内側面に当接させかつ前記引
   出しレール内またはレールに設けられた雌ねじ部分に係
   合する固定ねじによって前記引出し側壁に固定地られる
   特許請求の範囲第１項記載の引出し案内組立体。 ８）前記ローラが直角の隅部内に配置゛される特許請求
   の範囲第４項記載の引出し案内組立体。