JPS6012665Y2 - ワイヤ−カット加工装置におけるワイヤ−ガイド装置 - Google Patents
ワイヤ−カット加工装置におけるワイヤ−ガイド装置Info
- Publication number
- JPS6012665Y2 JPS6012665Y2 JP4160579U JP4160579U JPS6012665Y2 JP S6012665 Y2 JPS6012665 Y2 JP S6012665Y2 JP 4160579 U JP4160579 U JP 4160579U JP 4160579 U JP4160579 U JP 4160579U JP S6012665 Y2 JPS6012665 Y2 JP S6012665Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- guide
- machining
- guide device
- processing equipment
- Prior art date
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- Expired
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は細線のワイヤー工具を用いて、放電加工、電解
加工、または砥粒研削等の加工作用によりワイヤーカッ
トする装置の、特にワイヤーガイド装置に係る。
加工、または砥粒研削等の加工作用によりワイヤーカッ
トする装置の、特にワイヤーガイド装置に係る。
ワイヤーガイドはこの良否によって加工精度を左右する
ものであるから極めて精巧を要する。
ものであるから極めて精巧を要する。
通常1tFJ耗性のサファイヤ、ルビー、その他部硬質
材が使用されるが、ワイヤーにに所要の張力が作用せし
められ、同一部分を連続してワイヤーが摺動するために
摩耗することは避けられない。
材が使用されるが、ワイヤーにに所要の張力が作用せし
められ、同一部分を連続してワイヤーが摺動するために
摩耗することは避けられない。
しかもこのようなガイドは非常に高価でもあり、消耗の
都度新品と交換するのでは経済的でない。
都度新品と交換するのでは経済的でない。
またガイドを摩耗の都度交換すると取付時の精度出しが
必要となり非能率的となる欠点があった。
必要となり非能率的となる欠点があった。
本考案はこのような欠点を除去するために提供されたも
ので、ワイヤーガイドのガイド部材にガイド孔またはガ
イド溝を複数個設け、切換えてガイドできるようにした
ものである。
ので、ワイヤーガイドのガイド部材にガイド孔またはガ
イド溝を複数個設け、切換えてガイドできるようにした
ものである。
以下図面の一実施例により本考案を説明する。
第1図はワイヤーカット放電加工を行なう実施例で、1
はワイヤー電極で、リール2から送り出され、他のり−
ル3に巻取られる。
はワイヤー電極で、リール2から送り出され、他のり−
ル3に巻取られる。
4は繰り出し側に設けられたブレーキ用ローラ、5がロ
ーラにブレーキをかけるトルクモータ、6はローラ4と
の間でワイヤー1を挾んで圧着するピンチローラ、7は
巻取り側に設けて駆動ローラで、駆動モータ8により回
転制御される。
ーラにブレーキをかけるトルクモータ、6はローラ4と
の間でワイヤー1を挾んで圧着するピンチローラ、7は
巻取り側に設けて駆動ローラで、駆動モータ8により回
転制御される。
9はピンチローラ、10.11はガイドローラ、12.
13は加工部ガイドローラ、14はガイド間のワイヤー
電極1に対向して加工される被加工体で、このワイヤー
電極、被加工体間に放電を行って加工する。
13は加工部ガイドローラ、14はガイド間のワイヤー
電極1に対向して加工される被加工体で、このワイヤー
電極、被加工体間に放電を行って加工する。
15は加工パルスを供給するパルス電源、16は加工液
を供給する乃ズルである。
を供給する乃ズルである。
17及び18はガイド12.13の位置調整用の駆動モ
ータである。
ータである。
放電加工は矢印のように巻取り移動するワイヤー電極に
対して、図示しない加工テーブルに取付られた被加工体
14を対向した間隙にノズル16からイオン交換処理水
等の加工液を供給し、パルス電源15から加工パルスを
加え、パルス放電を繰返すことによって加工する。
対して、図示しない加工テーブルに取付られた被加工体
14を対向した間隙にノズル16からイオン交換処理水
等の加工液を供給し、パルス電源15から加工パルスを
加え、パルス放電を繰返すことによって加工する。
加工中、被加工体14を固定するテーブルにはX、Y2
次元の加工送りが与えられて目的形状の加工が行なわれ
る。
次元の加工送りが与えられて目的形状の加工が行なわれ
る。
ワイヤー電極1には駆動モータ8によるローラ7の引張
りと、これに反抗するトルクモータ5のローラ4による
ブレーキ作用により両ローラ4,7間のワイヤー1には
所定の張力が働き緊張した状態で移動する。
りと、これに反抗するトルクモータ5のローラ4による
ブレーキ作用により両ローラ4,7間のワイヤー1には
所定の張力が働き緊張した状態で移動する。
移動ワイヤー1はガイド12,13間にガイドされ、し
たがつてこのガイド12,13間のワイヤー電極1は横
振れ、振動がなく一本の直線で高精度の加工を行なうこ
とができる。
たがつてこのガイド12,13間のワイヤー電極1は横
振れ、振動がなく一本の直線で高精度の加工を行なうこ
とができる。
ワイヤー電極1をガイドするガイド部材12゜13は前
記したように硬質の耐摩耗材で作られているが、連続し
て移動するワイヤー1を長時間ガイドすることによって
摩耗する。
記したように硬質の耐摩耗材で作られているが、連続し
て移動するワイヤー1を長時間ガイドすることによって
摩耗する。
しかしながらガイドにはガイド孔とかガイド溝が複数個
形成してあり、消耗の都度切換えて利用することができ
る。
形成してあり、消耗の都度切換えて利用することができ
る。
第2図はガイド部材の切断面図で、aは耐摩耗部材19
にワイヤー1をガイドするガイド孔20を複数個穿孔し
た例で、bは部材21の両面にワイヤーガイドのU溝2
2を複数個形成した例、Cは部材23にワイヤーガイド
のV溝24を複数個形成した例である。
にワイヤー1をガイドするガイド孔20を複数個穿孔し
た例で、bは部材21の両面にワイヤーガイドのU溝2
2を複数個形成した例、Cは部材23にワイヤーガイド
のV溝24を複数個形成した例である。
いずれも第1図ガイド12.13として用いられ、摩耗
時のガイド溝等の切換時にはモータ17,1Bを所定量
駆動して位置出しすることによって極めて容易にガイド
溝の切換ができる。
時のガイド溝等の切換時にはモータ17,1Bを所定量
駆動して位置出しすることによって極めて容易にガイド
溝の切換ができる。
従来は消耗の都度ガイド部材を新品に交換するため、取
付け、取外し等のめんどうな手間のか)る作業が必要で
あったが、本考案ではこれを除去でき、複数ガイド溝を
位置を変えるだけで次々に利用できるから極めて便利で
あり、容易に位置出しができる。
付け、取外し等のめんどうな手間のか)る作業が必要で
あったが、本考案ではこれを除去でき、複数ガイド溝を
位置を変えるだけで次々に利用できるから極めて便利で
あり、容易に位置出しができる。
また耐摩耗性部材の端から端まで全体を有効に利用でき
、経済的にも極めて効果が大きい。
、経済的にも極めて効果が大きい。
第1図は本考案の一実施例構成図、第2図a。
b、 cはいずれも本考案要部の実施例断面図である。
1はワイヤー電極、12.13はガイド、14は被加工
体、17.18は位置出しモータ、19.21.23・
・・・・・ガイド部材、20はガイド孔、22はガイド
UN、24はガイド■溝である。
体、17.18は位置出しモータ、19.21.23・
・・・・・ガイド部材、20はガイド孔、22はガイド
UN、24はガイド■溝である。
Claims (1)
- ワイヤー工具を一方から他方に所要の張力をもってガイ
ド間を移動せしめながら電気的または機械的加工作用を
働かせて被加工体をワイヤーカットする装置において、
前記ワイヤーガイドのガイド部材にガイド孔またはガイ
ド溝を複数設け、切換えてガイドできるようにしたワイ
ヤーカット加工装置におけるワイヤーガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4160579U JPS6012665Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | ワイヤ−カット加工装置におけるワイヤ−ガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4160579U JPS6012665Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | ワイヤ−カット加工装置におけるワイヤ−ガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55142227U JPS55142227U (ja) | 1980-10-11 |
JPS6012665Y2 true JPS6012665Y2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=28912512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4160579U Expired JPS6012665Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | ワイヤ−カット加工装置におけるワイヤ−ガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012665Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997031765A1 (fr) * | 1996-02-28 | 1997-09-04 | Tokyo Rope Mfg. Co., Ltd. | Appareil et procede d'usinage a fil coupant |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3605807B1 (ja) * | 2004-05-18 | 2004-12-22 | 株式会社シーイーエム | 切断用ワイヤーの搬送装置 |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP4160579U patent/JPS6012665Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997031765A1 (fr) * | 1996-02-28 | 1997-09-04 | Tokyo Rope Mfg. Co., Ltd. | Appareil et procede d'usinage a fil coupant |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55142227U (ja) | 1980-10-11 |
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