JPS60121222A - 一方向性珪素鋼板の製造方法 - Google Patents

一方向性珪素鋼板の製造方法

Info

Publication number
JPS60121222A
JPS60121222A JP58228174A JP22817483A JPS60121222A JP S60121222 A JPS60121222 A JP S60121222A JP 58228174 A JP58228174 A JP 58228174A JP 22817483 A JP22817483 A JP 22817483A JP S60121222 A JPS60121222 A JP S60121222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annealing
silicon steel
range
steel sheet
decarburization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58228174A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Iguchi
征夫 井口
Yasuhiro Kobayashi
康宏 小林
Isao Ito
伊藤 庸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=16872375&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS60121222(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP58228174A priority Critical patent/JPS60121222A/ja
Priority to EP84114479A priority patent/EP0147659B2/en
Priority to DE8484114479T priority patent/DE3481371D1/de
Priority to US06/677,675 priority patent/US4576658A/en
Publication of JPS60121222A publication Critical patent/JPS60121222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/74Methods of treatment in inert gas, controlled atmosphere, vacuum or pulverulent material
    • C21D1/76Adjusting the composition of the atmosphere
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/12Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
    • C21D8/1244Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties the heat treatment(s) being of interest
    • C21D8/1255Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties the heat treatment(s) being of interest with diffusion of elements, e.g. decarburising, nitriding
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D3/00Diffusion processes for extraction of non-metals; Furnaces therefor
    • C21D3/02Extraction of non-metals
    • C21D3/04Decarburising

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、磁束密度が高くかつ鉄損が低い、優れた磁
気特性を有する一方向性珪素鋼板の製造方法に関し、特
にその2次再結晶焼鈍前の脱炭・1次再結晶焼鈍に関す
るものである。
周知のように一方向性珪素銅板は、主として変圧器その
他の電気機器の鉄芯として使用されているものでアシ、
このような一方向性珪素鋼板の磁気特性としては、磁化
特性が優れていることすなわちB、。値で代表される磁
束密度が高いこと、およびW17.、。値で代表される
鉄損が低いことが要求される。
このような一方向性珪素鋼板の磁気特性を向上させるた
めには、鋼板の2次再結晶の<ooi>軸を圧延方向に
高度に揃える必要があシ、また最終製品中に残存する不
純物や析出物をできる限シ少なくする必要がある。この
ためN、P、 Gossによって一方向性珪素鋼板の2
段々延による基本的な製造方法が提案されて以来、その
製造方法に種々の改良が加えられ、磁束密度と鉄損は年
を追って改善されて来た。その改良方法のうち特に代表
的なものとしては、AlN析出相を利用する特公昭40
−15644号公報の提案による方法、および少量のM
o 、 sbと微量のSeもしくはSをインヒビターと
して利用する特公昭57−14737号公報の提案によ
る方法があシ、さらにこれらの方法に改善を加えた方法
、例えば前者のAA’N析出相を利用する方法に対して
は、強冷間圧延途中に温間圧延を施す特公昭54.13
846号公報記載の方法、また後者の方法に関しては最
終冷延の中間焼鈍後に急冷処理を施す特開昭56−93
823号公報記載の方法などが提案され、とれらの方法
によって磁束密度B1o値が1.89 T以上、鉄損W
1715゜値が1.05 WA9以下にも達する、高磁
束密度で低鉄損の製品を得ることが可能となった。
さらに最近では数年前のエネルギー危機を境として、変
圧器等における電力損失を著しく少なくすることがよシ
一層強く要請されるようになシ、鉄芯材料に対してもよ
り一層の鉄損低減が強く望まれている。このような極低
鉄損の一方向性珪素鋼板を製造する手法としては、最近
に至シ特公昭57−2252号公報に開示されているよ
うに、A/N析出相を利用した最終製品板表面に圧延方
向に対し直角にレーザービームを数咽間隔で照射し、鋼
板表面に人工粒界(ArtificialGrain 
Boundary )を導入することによ)鉄損を低く
する方法が提案されている。しかしながらこのような人
工粒界の導入による方法は、局部的に高転位密度領域を
形成するため、それによる製品は350 ℃以下の低温
状態でしか安定に使用できないという決定的な欠点があ
る。
ところで本発明者等は以前から一方向性珪素鋼板のゴス
方位の2次再結晶粒の発生・成長機構に関する研究を進
めて来たが、よシ高い磁束密度でしかもよシ低い鉄損の
一方向性珪素鋼板を得る目的に対しては、従来からのX
線回折による調査・検討だけでは現象論的な考察しかで
きず、余りに不充分であるところから、特開昭55−3
3660号公報および実開昭55−383349号公報
に開示しているように新たに走査電子像を用いた透過コ
ツセル装置の開発を進め、この装置の使用によシ一方向
性珪素鋼板の製造工程中途から採取した熱延板、中間焼
鈍板、脱炭・1次再結晶板あるいは初期2次再結晶板等
を詳細に検討した結果、次のような新規な知見を得た。
(Y、 Inokuchi etall : Tran
s l5IJ、 vol、 23 (1983) 、 
P440参照) (1) (110) [001)方位の2次再結晶粒の
核発生は、熱延板表面近傍の(110)[001)方位
の未再結晶粒中の歪みの存在しない領域から起こシ、ス
ト2クチャ−・メモリーによって受け継がれる。
(2)2次再結晶焼鈍前の脱炭・1次再結晶・焼鈍後の
鋼板表面近傍に優先生成した(11o)〔oo1〕方位
の2次再結晶核は、数個の(11o)〔ooi )方位
の1次再結晶粒が合体して大きな2次再結晶核となる。
(3) 微量Moが添加されれば、熱延板表面近傍の再
結晶が抑制され、(110)[001]方位の未再結晶
粒が優先生成される。また2次再結晶核となる(110
)[001)方位の未再結晶粒が優先生成される。また
2次再結晶核となる( i to)[001]方位の未
再結晶粒中の歪みの存在しない領域は、MOを添加しな
い場合と比較して占有率で約3倍大きく、(110)’
[001)方位の2次再結晶核の発生頻度も約3倍多い
。(井目ら:鉄と鋼、vo169 (1983) 、 
S 1284参照)以上のような新規の知見に基いて本
発明者等は一方向性珪素鋼板に最適な脱炭・1次再結晶
焼鈍条件について根本的な検討を加え、特に最近本発明
者等が特願昭58−90040号において提案した、微
量Mo添加による表面性状の改善を図った高級一方向性
珪素鋼板について最適な脱炭・1次再結晶焼鈍条件を見
出すべく種々実験・検討を行なった。すなわち、微量M
oを添加した場合には、■再結晶を遅らせ、2次再結晶
核の発生頻度を多くシ、■2次再結晶焼鈍後のフォルス
テライトが均一な薄型被膜となる、という効果が得られ
るが、このような微量Mo添加の効果を最大限に生かす
だめの焼鈍条件を見出すべく詳細な検討を加えた結果、
脱炭・1次再結晶焼鈍の際に、400〜750’Cまで
10 ’C/sec以上の平均昇温速度で急熱して、7
80〜820℃の間ではPH20/PH2= 0.4〜
0.7の酸化雰囲気中で50秒〜10分間焼鈍し、引続
き830〜870℃の間ではPH20/PH2= 0.
008〜0.4の酸化雰囲気中で10秒〜5分間焼鈍す
ることによって、高磁束密度で低鉄損の優れた一方向性
珪素鋼板が得られることを見出し、この発明の完成に至
ったのである。
したがってこの発明は、より磁束密度が高く、しかも鉄
損が著しく低い一方向性珪素鋼板を製造する方法を提供
することを目的とするものであって、その特徴は、co
、oi〜0.06%、Si2.0〜4.0 %、Mn 
0.01〜0.2%、SおよびSeのいずれか1種また
は2種を合計で0.005〜0.1チ含有する珪素鋼素
材を熱間圧延し、1回またンユ中間焼鈍を挾む2回以上
の冷間圧延を施して最終板厚とし、次いで脱炭・1次再
結晶焼鈍を施した後、さらに最終仕上焼鈍を施して(1
10)[001)方位の2次再結晶粒を発達させる一連
の工程よシなる一方向性珪素鋼板の製造方法において、
前記脱炭・1次再結晶焼鈍の際に400 ’Cから75
0℃までの温度範囲を平均昇温速度10 ’C/see
以上で急熱して、780〜820’Cの温度範囲内にお
いてH20分圧P H2OとH2分圧PH2との比Pu
2o/Pn2が0.4〜0.7の範囲内の酸化雰囲気中
で50秒〜10分間焼鈍した後、830〜870 ℃の
温度範囲内においてPi2o/PH2が0.08〜0.
4 ノ範囲内の酸化雰囲気中で10秒〜5分間焼鈍する
ことを特徴とするものである。また第2発明の方法は、
上述のような珪素鋼素材成分のほか、さらにM。
O,OO5〜0.1. %およびSb O,005〜0
.2917)Zずれか1種または2種を含有する珪素鋼
素材を用い、上述と同様な処理を施すものである。
以下この発明の方法についてさらに詳細に説明する。
先ずこの発明の基礎となった実験について説明する。
C0,045%、Si 3.35 %、 Mo 0.0
13 %、SeO,018%、SbO,025%、Mn
 0.065 %を含有する珪素鋼素材を2.7園厚に
熱間圧延した後、900℃で3分間の均一化焼鈍を施し
、75チの圧下率で冷間圧延した後、950℃で3分間
の中間焼鈍を施し、さらに63係の圧下率で冷間圧延し
て03椙の最終板厚に仕上げた。次いで脱炭・1次再結
晶焼鈍を行なったが、その焼鈍は次の2種類の手法A、
Bで行なった。
手法A: 400℃から750′Cまマノ間を15’C
/secの平均昇温速度で急熱し、760℃から860
℃までの間の範囲内の種々の保定温度において島2o/
PI(2= 0.18〜1.6の範囲内の種々の酸化雰
囲気中で6〜1300秒の間の種々の保定時間焼鈍し、
引続いて保定温度835℃、PH20/PH2= 0.
35の酸化雰囲気中で保定時間60秒の条件で焼鈍した
手法E: 400℃から750octでの間ヲ15’C
/secの平均昇温速度で急熱し、保定温度820°C
にてpH20/pH2= 0.50の酸化雰囲気で保定
時間150秒の条件で焼鈍した後、引続いて790〜9
10°Cの範囲内の種々の保定温度においてPH2o/
PH2=0016〜1.8の範囲内の種々の酸化雰囲気
中で2.5〜900秒の間の種々の保定時間焼鈍した。
手法(5)まだは手法(B)により処理された試料は、
その鋼板表面にMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布
した後、850℃で50時間Arガス雰囲気中にて2次
再結晶焼鈍を施し、次いで1180℃で5時間水素ガス
中にて純化焼鈍を施した。得られた各製品の磁気特性を
、脱炭・1次再結晶焼鈍の条件(手法Aおよび手法B)
別に保定温度、保定時間、雰囲気のPH2o/’H2に
対応した三角図表として第1図(4)、(B)に示す。
第1図(A)は手法囚の条件、すなわち脱炭・1次再結
晶焼鈍における前半の焼鈍条件を変えた場合について示
すものであるが、この第1図(A)から、前半の条件は
保定温度780〜820℃、保定時間50〜600秒、
PH2Q/PH2が0,4〜0.7の範囲内において磁
束密度B10値が1.91T以上、鉄損W1715゜値
が1.00 vt7kg以下の極めて良好な磁気特性が
得られることが判明した。また第1図(B)は手法(B
)の条件、すなわち脱炭・1次再結晶焼鈍における後半
の焼鈍条件を変えた場合について示すものであるが、こ
の第1図(B)から、後半の条件は保定温度830〜8
70℃、保定時間10〜300秒、雰囲気のPH2o/
PH2が0.08〜0.4の範囲内において磁束密度B
11値が1.91 T以上、鉄損W17150値が1.
 OOw1kg以下の極めて良好な磁気特性が得られる
ことが判明した。ここで手法(4)の実験では後半の焼
鈍条件は手法(B)の実験における優れた磁気特性が得
られる条件範囲内であシ、−男手法(B)の実験では前
半の焼鈍条件は手法(A)の実験における優れた磁気特
性が得られる条件範囲内である。したがって両者の条件
を組合せ、前半は780〜820℃の範囲内の温度にて
PH2o/Pl+2が0.4〜0.7の範囲内の酸化雰
囲気中で50〜600秒焼鈍し、引続き830〜870
℃の範囲内の温度にてPH2o/PH2が0.08〜0
,4の範囲内の酸化雰囲気中で10〜300秒焼鈍する
ことによって、上述のような優れた磁気特性が得られる
ことが判る。
上述のように優れた磁気特性が得られる理由は、脱炭・
1次再結晶焼鈍の昇温過程における急熱処理が(110
)<001>方位の2次粒の優先核生成を促進させ、し
かもその脱炭・1次再結晶焼鈍工程を前半と後半に分け
てそれぞれを適切な条件とすることによって前述の微量
Mo添加の効果を充分に生かした1次再結晶集合組織を
作シ出すことが出来たためと考えられる。
さらに本発明者等は次のような実験を行なった。
すなわちC0,040%、Si3.16%、SeO,0
18%、SbO,025%、Mn 0.072 %を含
有する珪素鋼素材(1)、およびCO,039%、S1
3、36 %、80.018%、Mn 0.068%を
含有する珪素鋼素材(It)をそれぞれ常法に従って熱
間圧延し、得られた各熱延板に950°Cで3分間の中
間焼鈍を挾んで2回の冷間圧延を施して板厚0.3震の
最終冷延板とした。その後火の(a) 、 (b) 、
 (C) 。
(d)に示すような4種類の条件で脱炭・1次再結晶焼
鈍を行なった。
(a)400℃から750℃まで工5°C/seeの昇
温速度で急熱し、PH2Q/PH2〜0.50の酸化雰
囲気中において820℃で2分間焼鈍した後、引続いて
PH2Q/PH2=O−35の酸化雰囲気において83
5℃で1分間焼鈍。
(b)400℃から750℃まで7°C/secの速度
で昇温し、PH207’H2= 0.50の酸化雰囲気
中において820℃で2分間焼鈍した後、引続いてPH
2Q/PH2= 0.35の酸化雰囲気において835
8Cで1分間焼鈍。
(c)400℃から750℃まで15 ′C/secの
昇温速度で急熱し、PH207’H2== o、 50
の酸化雰囲気において820℃で3分間焼鈍。
(d) 400℃から750℃まで7′G//secの
速度で昇温し、PH2Q/PH2”’ o、 50の酸
化雰囲気において820℃で3分間焼鈍。
このような条件て脱炭・1次再結晶焼鈍を行なった後、
鋼板表面にMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、
850℃で50時間の2次再結晶焼鈍を施し、引続いて
1180℃で5時間水素ガス中での純化焼鈍を施した。
得られた各製品の磁気特性を、それぞれの焼鈍・1次再
結晶焼鈍条件および素材成分に応じて第1表に示す。
第1表 第1表から、(a)の条件、すなわちこの発明の限定範
囲内の条件で脱炭・1次再結晶焼鈍を施した製品は、他
の(b) 、 (C) 、 (d)の条件で脱炭・1次
再結晶焼鈍の昇温過程における400〜750℃の温度
範囲内の昇温速度を遅くシ、その他の条件は条件(a)
と同一としたものであるが、この場合には条件(a)よ
シも磁気特性が劣シ、特に鉄損が大きかった。このこと
から脱炭・1次再結晶焼鈍での昇温過程の昇温速度も磁
気特性を左右する大きな因子であることが判る。
ここで、第1表の実験に用いた珪素鋼素材はMOを含有
しないものであり、゛そのため前述の微量MO添加高級
一方向性珪素鋼板はど良好な磁気特性は得られていない
が、上記の如く条件(、)では条件(b)〜(d)より
も磁気特性が向上しており、したがって微量MO添加の
場合と同様に適切な1次再結晶集合組織を形成すること
ができるものと考えられる。
なお、既に特公昭56−38652号公報あるいは特公
昭40−16769号公報においては、一方向性珪素鋼
板の脱炭・1次再結晶焼鈍工程を前段低温再結晶焼鈍お
よび後段高温再結晶焼鈍との二つの工程に分離する方法
が開示されており、また特公昭54−160514号公
報においては、脱炭焼鈍工程の前部と後部の雰囲気酸化
度を変える方法が開示されており、さらに特公昭54−
24686号公報においては、脱炭焼鈍を750〜87
0℃の温度で行なった後、最終焼鈍前に890〜105
0℃の高温で非酸化雰囲気中で焼鈍する方法が開示され
ている。しかしながらこれらの方法ではいずれも脱炭焼
鈍の昇温過程での昇温速度が明らかにされておらず、ま
た脱炭焼鈍条件もこの発明の方法の如く明確に規定され
ておらず、この発明の方法とは発想の基盤を異にするも
のであって、また得られる製品の磁気特性もこの発明の
方法よシ劣るものである。
次にこの発明の方法において使用される珪素鋼素材成分
の限定理由について説明する。
Siは2.0%未満では電気抵抗が低く、渦電流損失に
基づく鉄損が大きくなり、一方40チを越えれば冷間圧
延の際に脆性割れが生じ易くなるから、2.0〜40%
の範囲内とする必要がある。
Cは0.01 %未満では熱延集合組織制御が困難で大
きな伸長粒が形成されるため磁気特性が劣化し、またC
が0.06 %を越えれば脱炭焼鈍において脱炭に要す
る時間が長くなり、不経済となる。
したがってCは001%〜0.06%の範囲内とする必
要がある。
Mnは一方向性珪素鋼板の2次再結晶を左右する分散析
出相(インヒビター)のMnSあるいはMn Seを決
定する重要成分である。Mn量が0,01%をド廻れば
2次再結晶を起こさせるに必要なMnSあるいはMnS
eの絶対量が不足し、不完全2次再結晶を起こすと同時
にブリスターと称される表面欠陥が増大する。一方Mn
量が0.2%を越えれば、スンプ加熱時においてMnS
などの解離固溶が困難となり、また仮に解離固溶が行な
われたとしても、熱延板に析出する分散析出相が粗大化
し易く、インヒビターとして望まれる最適サイズ分布が
損なわれ、磁気特性が劣化する。したがってMnは0.
01〜0.2裂の範囲内とした。
S 、 Seは前述の分散析出相(インヒビター)のM
nSもしくはMnSeを形成するためにいずれか一方を
単独もしくは両者複台して添加されるが、その含有量は
合計で0.1チ以fとし、なかでもSは0.008〜0
.1%の範囲、Seは0.003〜O,1%の範囲とす
ることが好ましい。S 、 Seの合計含有量、単独含
有量が0.1%を越えれば熱間加工性、冷間加工性が損
なわれ、一方Sがo、 o o s ’%朱満、Seが
0.0034未満ではMnS 、 MnSeとしての1
次再結晶成長抑制機能がほとんど作用しなくなるからで
あるが、この発明の方法ではMo 、 Sbなどの既知
1次粒成長抑制剤を有利に併用し得るから、S 、 S
eの丁限値は合計で0.005 %あれば足りる。
sbはMnS 、 MnSeと併用されることによって
1次再結晶粒抑制効果を補強する機能を有するが、0.
005’S未満ではその効果が少なく、−万〇、2チを
越えれば磁束密度を低下させて磁気特性を劣化させるか
ら、0.005〜0.2%の範囲内とする必要がある。
Moもその添加によシ1次再結晶粒成長を抑制する機能
を発揮するが、0.1%を越えれば熱間加工性、冷間加
工性が低下し、また鉄損を大きくし、一方0. OO3
%未満では1次再結晶粒成長抑制効果が小さいから、0
.003〜0.1チの範囲内とするO この発明の方法においては、素材として、Si2、0〜
4.0 %、C0,01〜0.06%、Mn 0.01
〜0.2%、SおよびSeのいずれか1種または2種を
合計で0.005〜0,1%を含有する珪素鋼素材、・
あるいはSi2.0〜4.0チ、C0101〜006チ
、Mn 0.01〜0.2 ’4、SおよびSeのいず
れか1種または2種を合計で0.005〜0,1′%を
含有しかつMo 0.005〜0.1%およびSb O
,005〜0.2チのいずれか一種または2種を含有す
る珪素鋼素材を基本とするが、その他通常の珪素鋼中に
含有される公知の元素、例えばOr 、 Ti 、 V
 、 Zr 。
Nb 、 Ta 、 Co 、 Ni 、 Sn 、 
P 、 Asなどが微量含有されることは妨げない。
次にこの発明の製造方法における一連の工程について説
明する。
先ず前述のような成分の素材を溶製してスラブとする。
ここで溶製方法としては、LD転炉、電気炉、平炉その
他の公知の製鋼方法を用い得ることは勿論、真空処理、
真空溶解を併用することも可能である。またこの発明に
おいて素材中に含有されるS、Se、さらにはsb 、
 Moを溶鋼中に添加するには従来公知の如何なる方法
を用いても良く、例えばLD転炉、RH脱ガス終了時あ
るいは造塊時の溶鋼中に添加することができる。一方ス
ラブ製造は、歩留シ向上と工程省略による大幅なコスト
低減、スラブ長手方向における成分あるいは品質の均−
性等の観点から連続鋳造法を適用することが好ましいが
、その他従来の造塊−分塊法も適用できる。
上述のようにして得られたスラブには、公知の方法によ
って熱間圧延を施す。熱延板の厚みは後続の冷間圧延工
程および製品厚みによって支配されるが、通常は1.6
〜3.5m厚程度とする。この熱延板は必要に応じて均
一化焼鈍を施した後、冷間圧延工程に付される。
冷間圧延は、通常は850℃から1050℃の温度範囲
内での中間焼鈍を挾んで2回以上にわたって施す。第1
次冷間圧延における圧下率は通常50〜80係程度とし
、その後の圧下率は55〜75チ程度として、最終板厚
は0.23〜0.34M1l11程度とするのが通常で
ある。
このようにして最終板厚となった鋼板には、脱炭・1次
再結晶焼鈍を施す。この焼鈍は、冷延組織を1次再結晶
組織にすると同時に、最終仕上焼”鈍にて(110)<
00.1>方位の2次再結晶粒を発達させる際に有害な
作用を引起こすCを除去することを主目的とするもので
あシ、この発明では極めて重要な工程である。
この脱炭・1次再結晶焼鈍に至る昇温過程においては、
この発明に従って高磁束密度・超低鉄損の製品を得るた
めに、昇温速度特に400℃から750°Cに至る間の
昇温速度を10°C/sec以上に管理しなければなら
ない。この間の昇温速度が10 ″G//see未満で
は焼鈍の保定温度、雰囲気、時間がこの発明の限定範囲
内であっても所期の高磁束密度、超低鉄損が得られない
。このように脱炭・1次再結晶焼鈍に際して急速昇温す
る具体的手段は従来公知のいずれの方法を用いても良く
、例えば連続炉を用いて急速昇温する場合、連続炉の加
熱帯(昇温帯)の能力上昇を図ったり、あるいは加熱帯
に誘導炉を別途設置して急熱することができる。
上述のようにして急速昇温した後の脱炭・1次再結晶焼
鈍は、従来は雰囲気酸化度および保定温度を所定範囲内
の一定値としていたのに対し、この発明の方法ではこの
工程を前半と後半とに分け、その前半ではP n20/
PH2=: o、 4〜07の酸化雰囲気中で780〜
820℃にて30秒〜10分間焼鈍し、後半ではPH2
0//l1)H2=0.08〜0.4の酸化雰囲気中で
830〜870℃にて10秒〜5分間焼鈍する。工程管
理をしなければならない。このように前半の焼鈍温度を
後半よシ低く、かつ雰囲気酸化度を前半は高く後半は低
くすることによって、磁気特性、被膜ともに優れた製品
を得ることができる。ここで前半の焼鈍温度および雰囲
気酸化度、後半の焼鈍温度および雰囲気酸化度は、上述
の範囲内であれば必ずしも一定値とする必要はなく、上
述の範囲内で徐々に変化させても良い。また実際の操業
では前半と後半とを必ずしも明確に区分する必要はなく
、要は前半の条件と後半の条件とがその順に満足されて
いれば良い。このような脱炭・1次再結晶焼鈍は、通常
は連続炉を用いて行なわれるが、その場合前半のゾーン
と後半のゾーンの保定温度条件および雰囲気設定を変え
ることによって容易に前記各条件を達成することができ
る。また連続炉を使用せずに、前半の条件を設定したバ
ッチ炉および後半の条件を設定したバッチ炉を別に用い
ても良い。この場合前半の条件で処理した後、一旦鋼板
温度を室温あるいは室温近くまで降下させ、改めて後半
の条件で処理してもこの発明の目的は達成される。
脱炭・1次再結晶後の鋼板の表面には、最終焼鈍すなわ
ち2次再結晶および純化のだめの焼鈍中における焼付き
を防止するとともに良好な薄型の絶縁被膜を得るために
、通常はMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布する。
焼鈍分離剤塗布後の鋼板に対して行なう最終焼鈍は、(
110)<001>方位の2次再結晶粒を充分発達させ
、さらには鋼中不純物除去のための純化の目的でなされ
るものであり、通常は箱焼鈍によって直ちに1000℃
以上に昇温し、その温度に保持することによって行なわ
れるが、(110)<ooi>方位に極度に揃った2次
再結晶組織を発達させるためには820〜900℃程度
の低温で保定焼鈍する方が有利であシ、マた例えば0.
5〜15°C/hrの昇温速度で除熱焼鈍を行なっても
良い。
以下にこの発明の実施例を記す。
実施例I C0,045%、Si3.33%、Mo 0.018 
%、Sb O,025%、SeO,018%を含有し残
部がFeおよび不可避的不純物よシなる鋼塊を常法に従
って熱間圧延した後、900℃で3分間の均一化焼鈍を
施し、次いで950℃で3分間の中間焼鈍を挾む2回の
冷間圧延を施して063咽厚の最終冷延板とした。その
後、脱炭・1次再結晶焼鈍を次のような条件で行なった
。すなわち、400℃から7500Cまでの温度範囲内
を12°C/secの平均昇温速度で急熱した後、82
0℃においてP H2O7PH2=040の酸化雰囲気
中で2分間焼鈍し、引続いて835℃においてP H2
0/pH2== o、 20の酸化雰囲気中で1分間焼
鈍した。このようにして脱炭・1次再結晶焼鈍を施した
後、鋼板表面にMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布
し、850℃で5時間の2次再結晶焼鈍と1180℃で
5時間の純化焼鈍とを組合せた最終焼鈍を施して、一方
向性珪素鋼板の製品を得た。その製品の磁気特性を調べ
たところ、磁束密度l31o値が1.91T1鉄損W1
7AO値が097WAgという優れた特性を示すことが
確認された。
実施例2 C0,041%、Si3.45%、Mo0.019%、
SbO,025%、SeO,018%を含有し残部がF
eおよび不可避的不純物よシなる鋼塊を熱間圧延して得
られた2、2霧厚の熱延板(550℃から急冷したもの
)に対し、950℃で3分間の中間焼鈍を挾む2回の冷
間圧延を施して0.23g厚の最終冷延板とした。その
後、脱炭・1次再結晶焼鈍を次のような条件で行なった
。すなわち、400°Cから750℃までの温度範囲内
を15 ’C/seeで急熱した後、800℃において
PH2o/PH2= 0.38の酸化雰囲気中において
2分間焼鈍し、引続いて840℃においてPIi20/
P)+2 = 0.18の酸化雰囲気中において1分間
焼鈍した。その後、鋼板表面にMgOを主成分とする焼
鈍分離剤を塗布した後、850℃で50時間の2次再結
晶焼鈍および1180℃で5時間の純化焼鈍を組合せた
最終焼鈍を施して、一方向性珪素鋼板の製品を得た。そ
の製品の磁気特性を調べたところ、磁束密度BJ。
値が1.91T、鉄損W1715゜値が0.7 B w
7/kgという極めて優れた磁気特性が得られた。
実施例3 C0,043チ、Si3.15チ、So、018チ、M
n 0.072%を含有する鋼塊を熱間圧延して2.4
惰厚の熱延板とした後、900℃で3分間の中間焼鈍を
挾んで2回の冷間圧延を施し、0.271+III+厚
の最終冷延板を得た。その後、脱炭・1次再結晶焼鈍を
次のような条件で施した0すなわち、400℃から75
0℃までを20 ’Q/secの平均昇温速度で急熱し
た後、820℃においてPH20/PH2=0.5の酸
化雰囲気中で2分間焼鈍し、引続いて840℃において
PH2o/PH2= 0.25の酸化雰囲気中で30秒
間焼鈍した。次すで鋼板表面にMgOを主成分とする焼
鈍分離剤を塗布した後、820℃から5℃/hrの昇温
速度で一徐熱昇温する2次再結晶焼鈍と1180℃で5
時間の水素中での純化焼鈍とを組合せた最終焼鈍を施し
て、一方向性珪素鋼板の製品とした。その製品の磁気特
性を調べたところ、磁束密度B1o値が1.88T、鉄
損W17150値が1−12W淘であった。
以上のようにこの発明の方法によれば、脱炭・1次再結
晶焼鈍の条件を適切に設定することによって、磁束密度
が高くしかも鉄損が著しく低い、極めて優れた磁気特性
の一方向性珪素鋼板を実際的に得ることができる顕著な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(4)、(B)は脱炭・1次再結晶焼鈍における
焼鈍条件と製品の磁気特性との関係を示す図で、その囚
は脱炭・1次再結晶焼鈍における前半の保定温度、保定
時間および雰囲気のP u2o/pH2と製品磁気特性
との関係を示し、(B)は後半の保定温度、保定時間お
よびP g2o/Po2と製品磁気特性との関係を示す
O 出願人 川崎製鉄株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) CO,01〜0.06%(重量%、以下同じ)
    、Si 2.0〜4.O%、Mn 0.01〜0.2 
    %、SおよびSeのいずれか1種または2種を合計で0
    .005〜o、iqb含有する珪素鋼素材を熱間圧延し
    、1回もしくは中間焼鈍を挾む2回以上の冷間圧延を施
    して最終板厚とし、次いで脱炭・1次再結晶焼鈍を施し
    た後、さらに最終仕上焼鈍を施して(110)CO,0
    1)方位の2次再結晶粒を発達させる一連の工程よシな
    る一方向性珪素鋼板の製造方法において、 前記脱炭・1次再結晶焼鈍の際に400℃から750℃
    までの温度範囲を平均昇温速度10°C,/:ec以上
    で急熱して、780〜820℃の温度範囲内においてH
    20分圧PH20およびH2分圧PH2の比pH2□H
    2が0.4〜07の範囲内の酸化雰囲気中で50秒〜1
    0分間焼鈍した後、830〜870°Cの温度範囲内に
    おいてPH20/PH2が0.08〜0.4の範囲内の
    酸化雰囲気中で10秒〜5分間焼鈍することを特徴とす
    る一方向性珪素鋼板の製造方法。
  2. (2) CO,01〜0.06%、Si2.0〜4.0
    チ、Mn 0.01〜0.2 %、SおよびSeのいず
    れか1種または2種を合計で0.0 O5〜0.1チ含
    有し、さらにMo 0.005〜0.1 %および5b
    0005〜0.2チのいずれか1種または2種を含有す
    る珪素鋼素材を熱間圧延し、1回もしくは中間焼鈍を挾
    む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とし、次いで脱
    炭・1次再結晶焼鈍を施した後、さらに最終仕上焼鈍を
    施して(110)[001)方位の2次再結晶粒を発達
    させる一連の工程よりなる一方向性珪素鋼板の製造方法
    において、 前記脱炭・1次再結晶焼鈍の際に、400℃から750
    ℃までの温度範囲を10 ’C/sec以上の平均昇温
    速度で急熱して、780〜820℃の温度範囲内におい
    てH20分圧PH20およびH2分圧PH2の比PH2
    o/PH2が0.4〜0.7の範囲内の酸化雰囲気中で
    50秒〜10分間焼鈍した後、830〜870℃の温度
    範囲内においてP H2a//Pn2が0.08〜0.
    4の範囲内の酸化雰囲気中で10秒〜5分間焼鈍するこ
    とを特徴とする一方向性珪素鋼板の製造方法。
JP58228174A 1983-12-02 1983-12-02 一方向性珪素鋼板の製造方法 Pending JPS60121222A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58228174A JPS60121222A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 一方向性珪素鋼板の製造方法
EP84114479A EP0147659B2 (en) 1983-12-02 1984-11-29 Method for manufacturing grain-oriented silicon steel sheet
DE8484114479T DE3481371D1 (de) 1983-12-02 1984-11-29 Verfahren zum herstellen kornorientierter silizium-stahlbleche.
US06/677,675 US4576658A (en) 1983-12-02 1984-11-30 Method for manufacturing grain-oriented silicon steel sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58228174A JPS60121222A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 一方向性珪素鋼板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60121222A true JPS60121222A (ja) 1985-06-28

Family

ID=16872375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58228174A Pending JPS60121222A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 一方向性珪素鋼板の製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4576658A (ja)
EP (1) EP0147659B2 (ja)
JP (1) JPS60121222A (ja)
DE (1) DE3481371D1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156221A (ja) * 1985-12-27 1987-07-11 Nippon Steel Corp グラス皮膜の密着性がよく、かつ鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法
KR100538595B1 (ko) * 1997-07-17 2006-03-22 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 자기특성이우수한방향성전자강판및그의제조방법
DE102008061983A1 (de) * 2008-12-12 2010-06-17 Voestalpine Stahl Gmbh Verfahren zum Herstellen eines verbesserten Elektrobandes
WO2014126089A1 (ja) * 2013-02-14 2014-08-21 Jfeスチール株式会社 方向性電磁鋼板の製造方法
US9956118B2 (en) 2014-09-15 2018-05-01 3M Innovative Properties Company Personal protective system tool communication adapter

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4898626A (en) * 1988-03-25 1990-02-06 Armco Advanced Materials Corporation Ultra-rapid heat treatment of grain oriented electrical steel
US4898627A (en) * 1988-03-25 1990-02-06 Armco Advanced Materials Corporation Ultra-rapid annealing of nonoriented electrical steel
US5082509A (en) * 1989-04-14 1992-01-21 Nippon Steel Corporation Method of producing oriented electrical steel sheet having superior magnetic properties
JP2782086B2 (ja) * 1989-05-29 1998-07-30 新日本製鐵株式会社 磁気特性、皮膜特性ともに優れた一方向性電磁鋼板の製造方法
CA2040245C (en) * 1990-04-13 2000-05-30 Yasuyuki Hayakawa Method of producing grain oriented silicon steel sheets having less iron loss
JP3598590B2 (ja) * 1994-12-05 2004-12-08 Jfeスチール株式会社 磁束密度が高くかつ鉄損の低い一方向性電磁鋼板
JP3220362B2 (ja) * 1995-09-07 2001-10-22 川崎製鉄株式会社 方向性けい素鋼板の製造方法
CN1153227C (zh) * 1996-10-21 2004-06-09 杰富意钢铁株式会社 晶粒取向电磁钢板及其生产方法
US6280534B1 (en) * 1998-05-15 2001-08-28 Kawasaki Steel Corporation Grain oriented electromagnetic steel sheet and manufacturing thereof
CN1252304C (zh) * 2003-11-27 2006-04-19 林栋樑 高硅钢及其制备方法
US20070131319A1 (en) * 2005-12-08 2007-06-14 Pullman Industries, Inc. Flash tempering process and apparatus
US7620147B2 (en) * 2006-12-13 2009-11-17 Oraya Therapeutics, Inc. Orthovoltage radiotherapy
JP5772410B2 (ja) 2010-11-26 2015-09-02 Jfeスチール株式会社 方向性電磁鋼板の製造方法
GB2492054A (en) * 2011-06-13 2012-12-26 Charles Malcolm Ward-Close Adding or removing solute from a metal workpiece and then further processing

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571575A (en) * 1980-05-06 1982-01-06 Fuanzeruto Yozefu Protector for welding

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CS166652B2 (ja) * 1971-02-20 1976-03-29
JPS5424686B2 (ja) * 1974-07-16 1979-08-23
JPS5178733A (en) * 1974-12-28 1976-07-08 Kawasaki Steel Co Takaijisokumitsudoo jusuruichihokoseidenjikohanno seizohoho
JPS54160514A (en) * 1978-06-09 1979-12-19 Nippon Steel Corp Decarburization and annealing method for directional electromagnetic steel plate
JPS5832214B2 (ja) * 1979-12-28 1983-07-12 川崎製鉄株式会社 磁束密度の極めて高く鉄損の低い一方向性珪素鋼板の製造方法
SE442751B (sv) * 1980-01-04 1986-01-27 Kawasaki Steel Co Sett att framstella en kornorienterad kiselstalplat
JPS5920745B2 (ja) 1980-08-27 1984-05-15 川崎製鉄株式会社 鉄損の極めて低い一方向性珪素鋼板とその製造方法
JPS58151453A (ja) * 1982-01-27 1983-09-08 Nippon Steel Corp 鉄損が低くかつ磁束密度のすぐれた無方向性電磁鋼板およびその製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571575A (en) * 1980-05-06 1982-01-06 Fuanzeruto Yozefu Protector for welding

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156221A (ja) * 1985-12-27 1987-07-11 Nippon Steel Corp グラス皮膜の密着性がよく、かつ鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法
JPH0327630B2 (ja) * 1985-12-27 1991-04-16 Nippon Steel Corp
KR100538595B1 (ko) * 1997-07-17 2006-03-22 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 자기특성이우수한방향성전자강판및그의제조방법
DE102008061983A1 (de) * 2008-12-12 2010-06-17 Voestalpine Stahl Gmbh Verfahren zum Herstellen eines verbesserten Elektrobandes
DE102008061983B4 (de) * 2008-12-12 2011-12-08 Voestalpine Stahl Gmbh Verfahren zum Herstellen eines verbesserten Elektrobandes, Elektroband und dessen Verwendung
WO2014126089A1 (ja) * 2013-02-14 2014-08-21 Jfeスチール株式会社 方向性電磁鋼板の製造方法
JP2014152392A (ja) * 2013-02-14 2014-08-25 Jfe Steel Corp 方向性電磁鋼板の製造方法
US10192662B2 (en) 2013-02-14 2019-01-29 Jfe Steel Corporation Method for producing grain-oriented electrical steel sheet
US9956118B2 (en) 2014-09-15 2018-05-01 3M Innovative Properties Company Personal protective system tool communication adapter
US11090192B2 (en) 2014-09-15 2021-08-17 3M Innovative Properties Company Personal protective system tool communication adapter

Also Published As

Publication number Publication date
EP0147659B1 (en) 1990-02-14
EP0147659B2 (en) 1993-08-25
US4576658A (en) 1986-03-18
DE3481371D1 (de) 1990-03-22
EP0147659A3 (en) 1987-04-22
EP0147659A2 (en) 1985-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2983128B2 (ja) 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法
JPS60121222A (ja) 一方向性珪素鋼板の製造方法
JPH0651887B2 (ja) 粒子方向性珪素鋼ストリップの超急速熱処理方法および製造法
JP2022542380A (ja) 高磁気誘導方向性ケイ素鋼およびその製造方法
US5261972A (en) Process for producing grain-oriented electrical steel strip having high magnetic flux density
EP0101321B1 (en) Method of producing grain oriented silicon steel sheets or strips having high magnetic induction and low iron loss
JP3359449B2 (ja) 超高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法
JPH01230721A (ja) 磁束密度の高い一方向性珪素鋼板の製造方法
JP3323052B2 (ja) 方向性電磁鋼板の製造方法
JP3392664B2 (ja) 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法
JPS602624A (ja) 表面性状および磁気特性に優れた一方向性珪素鋼板の製造方法
JPH059666A (ja) 方向性電磁鋼板およびその製造方法
JP3392579B2 (ja) 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法
KR950002895B1 (ko) 초고규소 방향성 전자강판 및 그 제조방법
JP2983129B2 (ja) 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法
JP2001049351A (ja) 磁束密度の高い一方向性電磁鋼板の製造方法
JPH06256847A (ja) 磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法
JPS6242968B2 (ja)
JP3498978B2 (ja) 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法
JPH06240358A (ja) 磁束密度が高く、鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法
JP2562254B2 (ja) 薄手高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法
JPH0257125B2 (ja)
JP3061515B2 (ja) 極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法
JPS62284017A (ja) 磁束密度の高く鉄損の低い一方向性珪素鋼板の製造方法
JPH09194941A (ja) 磁束密度の高い一方向性電磁鋼板の製造方法