JPS5998968A - 浮き床板のソリ防止方法 - Google Patents

浮き床板のソリ防止方法

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JPS5998968A
JPS5998968A JP21021482A JP21021482A JPS5998968A JP S5998968 A JPS5998968 A JP S5998968A JP 21021482 A JP21021482 A JP 21021482A JP 21021482 A JP21021482 A JP 21021482A JP S5998968 A JPS5998968 A JP S5998968A
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高杉 靖夫
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Taiheiyo Cement Corp
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Nihon Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遮音床の床板のソリ防止方法に関する。
従来床衝撃音を遮断する工法の1つとして所謂湿式浮き
床工法が実施されている。このものは躯体の壁周りおよ
び床の上部にグラスウール、ロックウールあるいはこれ
に類する柔軟な材料(緩衝材)を設置し、防水シートで
全面を被覆したのち、コンクリートを流し込み床を構成
する工法であり、コンクリートの重さと緩衝材のもつバ
ネ特性が防振構造を形成し、床衝撃音を遮断するもので
ある。
この場合、浮き床板の周辺は何の拘束もないため、打設
されたコンクリートは表面からの水分の乾燥に伴なって
ソリ上り、乾燥終了時においても元に戻らないことが多
く、床の内装を仕上けるためには、ソリ上り部分をサン
ダー掛けなどにより再補修しなければならなかった。
このソリ上りを防止するために各種の方法が考えられて
お9、例えば天井より浮き床板表面に支持棒を設置する
方法、あるいは壁に冶具を取付けて、これから浮き床板
を拘束する方法などがあるが、いずれも室数が多いとき
は棒や冶具だけでも相当な数を必要とし、また内装等の
他工事の邪魔になるなどの欠点があった。また躯体の床
と浮き床板とを直接アンカーなどで接合する方法もある
が、この方法によると、ソリの防止は行なえても、床へ
加へられた振動がアンカーを通して躯体の床に伝達して
しまい、浮き床の効果を損じてしまうので好ましくない
また、打設したコンクリート中に、ソリ変形に対して有
効に働くように配筋を行なう方法も実施されているか、
打設面積が広くなると、tよとんどその効果を表わさな
い欠点がある。
本発明は、上記欠点を解消し、浮き床板のソリを防止す
る方法を提供するもので、その要旨は、躯体を構成する
床の上面に緩衝材を敷き、その上に防水シートを介して
セメントコンクリートを打設する浮き床工法において、
打設するセメントコンクリート中に、 一般式  RO(AO) nH(1) (式中、Rは炭素数1〜7のアルキル基または炭素数5
〜6のシクロアルキル基、Aは炭素数2〜3(7)lf
fitたは2種のアルキレン基bnh1〜10の数であ
る。)で示される化合物を配合することを特徴とする浮
き床板のソリ防止方法にある。
本発明において一般式(1)で示される化合物は、炭素
数7以下のアルコールにエチレンオキシドおよび/また
はプロピレンオキシドなどのアルキレンオキシドを付加
させることにょ力容易に得られる。
一般式(1)において、Rは炭素数1〜7のアルキル基
または炭素数−5〜6のジ−クロアルキル基である。こ
のような基としてはメチル基、工、チル基、n−プロピ
ル基、イングロビル基、n−ブチル基、イソブチル基、
n−ペンチル基、インペンチル基、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基り
n−ヘプチル基およびイソヘプチル基があげられる。こ
れらの基のセメントソリ防止効果を考慮すると炭素数1
〜5のアルキル基またはシクロヘキシル基、とくにブチ
ル基が好ましい。炭素数8以上のアルキル基の場合は水
への溶解性が低下するとか、さらには十分に水溶性とな
る程度まで多くのアルキレンオキシドを付加させた場合
には界面活性剤としての性質が発現し、気泡性が高くな
り好ましくない。気泡性を有する化合物をセメントに混
和しコンクリートなどにすると、そのコンクリート中に
空気を連行することになり、大巾に強度低下をもたらす
おそれがある。
Aは炭素数2〜3のアルキレン基でアシ、エチレン基お
よび/またはプロプレン基があげ゛られる。またn(ア
ルキレンオキシドの付加モル数)は1〜10である。n
が1未満の場合には。
セメントに混和した場合、ソリ防止効果が小さく、また
アルコールの揮発性が著しくなって問題がある。nが1
0より多い場合には、ソリ防止効果が小さくな9.さら
にコンクリートなどに空気を連行させるようになり好ま
しくない。
上記nは付加させるアルキレンオキシドの種類によって
好ましい範囲がある。たとえば、アルキレンオキシドと
してエチレンオキシドを使用した場合には、ソリ防止効
果、臭気、空気連行量などの点によりアルコール1モル
に対し1〜5モルが好ましい。アルキレンオキシドとし
てプロピレンオキシドを使用した場合には、ソリ防止効
果、経済性の点からアルコール1モルに対して1モルが
好ましい。またアルキレンオキシドとしてエチレンオキ
シドとプロピレンオキシドとを併用した場合の付加モル
数は、アルコール1モルに対して通常2〜10モルであ
る。
このとき、C!H4o/cSH60のモル比は0.2〜
5.0の範囲内にあることが低起泡性、ソリ防止効果の
点から好ましい。なお併用する場合のアルキレンオキシ
ドの付加方法はソリ防止効果の点からはランダム付加、
ブロック付加のいずれでも同様な効果を与えるが、低起
泡性の点からはランダム付加が好ましい。
一般式(1)で示される化合物は、前記したようにアル
コールにエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオ
キシドを付加してなるものであるが、この化合物はアル
キレンオキシドとして他のオキシド、たとえばブチレン
オキシド、スチレンオキシドを炭素数2〜3のアルキレ
ンオキシドとともに性能を阻害しない程度に共付加(全
オキシアルキレン基中通常50重量%以下)させたもの
であってもよい。
上記一般式(1)で示される化合物としては、たとえば
CH,O÷C2H40+sH、CHsO+ C5HaO
++ H。
CzHsO+ CzH40+IH、CHO+C5HsO
++ H。
C2H,0(−C,H,0−3−+ C3H,0+4 
H。
n−C3H70(−C2H,0+、H、1−C3H,O
+CsH60+IHli −C3H?0 + C2H4
0+r+C3HaO++ H。
n−C,H,0(−C,H40−)!Hj i −C4
H,0(−C3H,O+I H。
n −C,H,0+ C,H,0’h−+ C5HaO
−)−、H。
n −C5Hn O−G C2H40−)−2H。
i −C3H110+ CzH40−+r4:CsHe
0÷、H2■−〇(−C3H,0+、H、■−〇 + 
CtH+O+4 H。
i−c、n、、o÷C,H40−)−、I(。
n −C7H1!IO+ C2H40)!l + Cs
H+0 +s H。
1− C7H110+ C2H40+4 Hy n −
c6n、3o −(−C2H40+5 Hなどがあげら
れる。しかし、もちろん、これらの化合物に限定される
ことはなく、一般式(1)に該当する化合物は、すべて
使用することができる。
本発明においては、一般式(1)で示される化合物の1
種または2種以上の混合物を用いることができるが、こ
れに希釈剤(水など)を加えて用いることもできる。
本発明に使用できるセメントとしては、普通ポルトラン
ドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルト
ランドセメント、アルミナセメント、高炉セメント、フ
ライアッシュセメントなどがあげられる。これらのうち
、好ましいのは普通ポルトランドセメント、および早強
ポルトランドセメントである。
本発明における一般式(1)の化合物の添加量は、該化
合物のアルキル基の炭素数、アルキレンオキシドの付加
モル数などによって種々変えることができるが、セメン
トに対して通常0.5〜10重量%、好ましくは1.5
〜5重量%である。添加量が0.5重量%未満ではソリ
防止効果は少なく、一方、10重量%を超えるとコンク
リートなどの強度が無添加のものと比較して約2/3以
下となシ、実用性において充分でない。
セメントを硬化するのに使用する水の量はセメントの硬
化に必要な量であればよく、水の量/セメントの量が通
常29〜90重量%、好ましくは30〜70重量%にな
る量であればよい。
セメントを配合するとき、必要により小石。
砂、軽石、焼成パーライトなどの骨材を使用することが
できる。骨材の量はセメントの量/骨材の量が通常10
〜200重量%、好ましくは15〜100重量%になる
量である。またこのとき、混和剤の量はセメントに対し
て通常0.5〜10重量%であり、混和剤、水および骨
材の全重量に対して通常0,1〜5重量%である。
また、他の成分(任意成分)を配合してもよく、例えば
塩化カルシウム、塩化ナトリウムなどの金属塩化物;硫
酸ナトリウムなどの金属硫酸塩;トリエタノールアミン
などの有機アミンである公知のセメント硬化促進剤;ア
ルコール類、糖類、澱粉、セルロース、グリセリンなど
の公知のセメント硬化遅延剤;亜硝酸ナトリウム、亜硝
酸カルシウムなどの公知の鉄筋防錆剤;リグニンスルホ
ン酸、オキシカルボン酸、ナフタレンスルホン酸ホルマ
リン縮合物などの公知のセメント分散剤など種々のもの
を配合することができる。これらの任意成分の配合量は
、セメントに対して通常0.1〜5重量%である。
本発明において、一般式(1)で示される化合物の添加
手段は、普通一般に行われているセメント混和剤の場合
と同じでよく、たとえば混練水に予め適量の上記化合物
を混和しておき、これにセメント、骨材を混練するか、
あるいはセメント、骨材、水からなる混合物の混線時に
、適量の上記化合物を添加するなどの手段を採用できる
本発明によって、一般式(1)の化合物を配合したコン
クリート床板は、乾燥時にソリ上ることがない。したが
って、施工後の表面を修正して平滑にする仕上げ工程を
必要としないので、それに要する時間と手間等を省略で
き、効率的な浮き床施工を行なうことができる。
次に、実施例、比較例を挙げて、さらに具体的に本発明
を説明する。
実施例、比較例 8×4mの2室に浮き床工法を施工した。
このとき、1室はCHsO+ C2H40+s Hを配
合したコンクリートを、他室にはcn3o+c、n、o
+、nを配合しないコンクリートを、それぞれ打設した
。CH3+CzH+O+sH以外のコンクリート組成物
の配合Fi1以下のとおりで1両コンクリートとも同じ
である。
表−1 セメント    313 kg、7m”砂      
   790 kV/m”砂 利     1056 
kg/m3(最大粒径20簡)水         1
84 k)7m3CHsO+C2H40+sI(を配合
したコンクリート中には、CH30÷CJ+O+sHを
セメント重量に対して3重量%添加した。なお、このと
きの混線水量は、CH,0−(−C,H,0−)、Hの
添加型量分だけ減らした。
図面は浮き床の構造を示し、本実施例、比較例の場合、
緩衝材(グラスウール)1の厚さ25配、防水シート2
の厚さ0.15日、コンクリート3の厚さ50m+とじ
、補強用鉄筋4(3,2mmφ、網目寸法100X10
0+m)はコンクリート3の中央部に一層に配置した。
1ケ月放置後の結果は以下のとおりであった。
CH,0+C,H,0−)−31t(を含むコンクリー
ト床板のソリは、大きい所で1mm程度であった。した
がって、施工誤差を考慮しても、はとんど、ソリが生じ
ておらず、周辺部は打設時とはソ同じレベルであり、床
材の仕上げに支障のあるソリは生じなかった。
一方、CHsO+ CJ+O+3 Hを配合しないコン
クリート床板では、端部のソリは平均10〜15■であ
り、ソリ上った部分は伺らかの方法で周辺部と同レベル
にする工事を施こす必要があった。
【図面の簡単な説明】
図面は、浮き床の構造を示す縦断面図である。 1・・・・・・緩衝材、     2・・・・・・防水
シート、3・・・・・・コンクリ−)b4・・・・・・
補強用鉄筋。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 躯体を構成する床の上面に緩衝材を敷き、その上に防水
    シートを介してセメントコンクリートを打設する浮き床
    工法において、打設するセメントコンクリート中に、 一般式  RO(AO)n H(1) (式中、Rは炭素数1〜7のアルキル基または炭素数5
    〜6のシクロアルキル基、Aは炭素数2〜3の1種また
    は2種のアルキレン基、nは1〜10の数である。)で
    示される化合物を配合することを特徴とする浮き床板の
    ソリ防止方法。
JP21021482A 1982-11-30 1982-11-30 浮き床板のソリ防止方法 Granted JPS5998968A (ja)

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JPS5998968A true JPS5998968A (ja) 1984-06-07
JPH0220782B2 JPH0220782B2 (ja) 1990-05-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4974056A (en) * 1987-05-22 1990-11-27 International Business Machines Corporation Stacked metal silicide gate structure with barrier
US5362323A (en) * 1992-02-14 1994-11-08 W. R. Grace & Co. Conn. Cement admixture composition
US5938835A (en) * 1993-09-14 1999-08-17 W. R. Grace & Co.-Conn. Cement composition

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5938835A (en) * 1993-09-14 1999-08-17 W. R. Grace & Co.-Conn. Cement composition

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