JPS5978084A - エレベ−タ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエレベータに関し、特に乗客の安全性を左右
する開扉指令発生方法の改良に関するものである。

エレベータの故障により、かごが階と階の中間に停止し
たような場合扉が開くと乗客が昇降路に転落する恐れが
あり非常に危険である。これを防止するため、階床レベ
ル近傍（一般に±１００ｕ〜±８００　ａｇ　）に開帳
可能領域を定め、この領域にかζが停止したことを検出
して開扉指令を発することが一般に行われている。

開扉領域の検出器には大別して機械式のものと電気式の
ものがあるが、高速エレベータでは騒音を発生しない電
気式を用いるのが普通である。しかし、電気式の場合、
その構成部品の故障による開扉領域検出器自体の故障が
懸念される。つまり、せっかくの開扉領域検出器も導通
故障を起した！七ま使用したのでは、上述した転落事故
を防止することができない。

この発明は上記の欠点を解消するもので開帳領域検出器
が導通故障を起こした場合でも開扉領域外で不用意に扉
を開くことのないエレベータ制御装置を提供するもので
ある。以下、第１図〜第８図を用いてこの発明の一実施
例を説明する。

第１図〜第８図において、１はエレベータ走行速度を指
令する速度指令装置、２は巻上電＃Ｉ様の回転速度を制
御する電動機制御装置、８は巻上電動機、４は綱車、５
はソラセ車、６は巻上用のロープ、７はかご、８はカウ
ンタ・ウェイト、９は階床、１０は開扉領域検出器用の
遮へい板、１１は連へい根１０と対向すると動作して信
号ＲＤＺ奮発する開扉領域検出器、１２はかご７に取Ｖ
）寸けられたカム、１８ａ、１８“ｂは上下終端階に対
応し−Ｃ＝けられ、カム１２と係合すると動作して信号
ＰＲＴを発する終点検出器、１４は力・ご７（ｌこ両端
が結合され円板を回転させるためのロープ、１５は周辺
にスリン）１５ａを有する円板、１６はスリン）１５ａ
を検出するとパルス列ＰＬＳを発するパルス発生器、１
７はロープ１４に張力を与える優り車、１８は第２図に
詳細を示す位置検出器、１９はかごの走行、停止などを
制御すると共に開扉信号ＳＯＤを発するシークンス制御
」装置、２０ｆｉ第３図に詳細を示す照合回路、１８１
はパルス列ＰＬＳを計数してカゴの現在位置を検出する
と共に信号ＰＲＴにより初期値にプリセットされる第１
のカウンタ、１８２はｉｌカウンタ１８１と境界値デー
タ１８４・ど比較する第１比較器、１８８は第１比較器
１８２の動作回数を計数することによりかごの現在階床
信号ＦＬＲを出力する第２カウンタ、１８４は基準位置
から各階床の境界位置までのパルス数を収納しである境
界データ、１８５は基準位置から１ｊ階床までのパルス
数ケ収納してｈ　Ｚ）階床データ、１８６は第１カウン
タ１８１の出力と階床データ１８５を比較し差が所定値
以下のとき信号Ｓ　］）　Ｚ・を発する第２比較器、２
０１は４１１号ＳＣＤ、ＳＤＺ、ＲＤＺが共に１Ｈ１の
とき開扉指令Ｃ０Ｄｋ発するＡ　Ｎ　Ｉ）回路、２０２
は信号ＳＤＺ、ＲＤＺが不一致のとき位鍮修正信号ＣＲ
Ｒを発するＥＸＣＬＵＳＩＶＥ　ＯＲ回路である。

第４図において、Ｎ、Ｎ＋１．Ｎ＋２！徒任意の階床番
号（Ｎは整数）、Ｐ　ｎ　＋　Ｐ　ｎ＋　１１　Ｐ　ｎ
＋２はそれぞれＮ、Ｎ＋１　、Ｎ＋２階の位置を示す階
床メモリイ直、Ｑ　ｎ　＋　Ｑ　ｎ　＋　１はそれぞれ
ＮとＮ＋１゜Ｎ＋１とＮ＋２階の境界を示す境界データ
値、△Ｐは各階床の開扉可能領域を示すパルス数である
。

正常時の動作 い才、かご７がＮ階の階床レベルに停止しているとする
。位置検出器１８が正常に動作している限り第１カウン
タ１８１の計数値はＰｎ、第２カウンタ１８８の計数値
はＮ１階床データ１８５はＮ階に対応してＰｎになって
いる。従って、第２比較器１８６の出力信号ＳＤＺは第
１カウンタ１８１と階床データ１８５の差が零でΔＰ以
下故・Ｈｌとなる。

また、かど７が階床レベルに停止し７ている場合、開扉
領域検出器１１は遮へい板１０と対向しており、その出
力信号ＲＤ　Ｚは・Ｈｌになっている。よって、シーケ
ンス制御装置１９からの開扉信号５ＯＤ７５いＨ’にな
るとＡＮＤ回路２０１の出力信号ＣＯＤも・Ｈｅになり
ドア装置に開扉指令を与え−る。

次に、かごがＮ階からＮ＋２階に走行する場合について
説明する。最初にシーケンス制御装置１９は信号ＳＯＤ
を・Ｌｌに変更し、これによりＡＮＤ回路２０１の出力
信号ＣＯＤも・Ｌ’となりドア装置に閉扉を指令する１
、扉が閉じるとシーケンス制御装置１９は速度指令装置
イ１ｆ：動作させ、電動機別間装置２に速度指令電圧が
与えられる１、これにより巻上電動機３が回転してかと
７が走行を開始する。かごの走行により円板１５が回転
し、スリン）１５ａを検出する毎にパルス列ＰＬＳがパ
ルス発生器１６より発生される。第１カウンタ１８１は
このパルス列ＰＬＳを上昇運転時はアップカウントする
。計数値がＰｎ十△Ｐになるときかごは開扉可能領域を
外れ比較器１８６の出力調号ＳＤＺは・Ｌ’に更新され
る。同時に開扉領域検出器１１は遮へい板１０かも離脱
し信号ＲＤＺも・Ｌ＃になる。

さらに、かご７が上昇し、第１カウンタ１８１の計数値
がＱｎになると、第１比較器１８２が動作して第２カウ
ンタ１８３をカウントアツプし、これにより階床信号Ｆ
ＬＲがＮ＋１に更新されると共に、境界データ１８４は
Ｑ１＋１に、階床データ１８５はＩ’ｎ＋１に更新さｇ
る。

かどがＮ＋１階を通過するとさ、正確には第１カウンタ
の計ｉ（直がＰｎ十１−△ＰからＰｎ＋ｌ＋△Ｐり間、
同様ｅこしで・１ｇ号ＳＤＺ及び信号ＲＤＺは’１４’
に）よ、わが、シーケンス制御装置に１９からの信号５
ＯＩＩよ・・Ｌ＃を維持するのでＡＮＩ）回路２０１の
出力信号は・Ｌ’の゛まｌとなる。

かどがＩＪ＋１階とＮ＋２階の境界に到達すると、４ら
ｌカワンク１８１の計数１直がＱ１＋１になり、再度第
１比較器１８２か動作して第２カウンタ１８３をカウン
トアツプし、１な床個号ＦＬＲがＮ＋２に更新さプ′Ｌ
る。１σ」時に、境界データ１８４はＱ。＋２に１階仄
データ１８５はＰｆｉ＋２に更新される。かごがＮ＋２
に近づき、第１カウンタ１８１の計数値がＰｎ＋２−△
Ｐになると、第２比較器１８６が動作して信号ＳＤＺが
−Ｈ’になる。同′時に、９開扉領域検出器１１が遮へ
い板１０と対向して、信号ＲＤＺがｆ−Ｉ　’になる。

かごがＮ＋２階に到達して停止すると、シーケンス制御
装置１９からの信号ＳＯＤが・Ｈ’となり、ＡＮＤ回路
２０１の出力信号ＣＯＤがＨｌとなる。これによりドア
装置に開扉指令が力えられる。

位置検出器が位置ずれした場合 伺らかの原因で第１カウンタ１８１の計数値と実際のか
ご位置が一致しなくなった場合は、開扉領域検出器１１
の出力信号ＲＤＺと、第２比較器の出力信号ＳＤＺの不
一致が発生する。このため、ＥＸＣＬＵＳＩＶＥ　ＯＲ
回路２０２が動作し、位置修正信号ＣＲＲが１Ｈ１にな
り、シーケンス制御装置１９に位置修正を要求する。

以上により、シーケンス制御装置１９はかごを強制的に
最上階又は最下階へ運転する。これによムカム１２が終
点検出器１８ａ又は１８ｂと係合すると、信号ＰＲＴが
・Ｈ’となり、第１カウンタ１８１は初期値にプリセッ
トされる。

開扉領域検出器が故障した場合 開扉領域検出器１１が故障してその出力信号がＲＤ　Ｚ
　７％　亀Ｈｚ了たは・Ｌ’になり続けた場合、ＥＸＣ
ＬＵＳＩＶＥ　ＯＲ回路２０２が動作して位置修正信号
ＣＲＲが・Ｈ＃となｐ同様に位置修正運転が行なわれる
。

この場合、たとえ信号ＲＤＺが・）（ｚ側に故障し、か
つかごが開扉可能領域外に停止しても、位置検出器１８
が正常で信号ＳＤＺがＬヶであればＭの回路２０　＋、
　（／’ｉ動作せず扉が開くことはない。

以」二述べたように、この発明は開扉領域検出器のバッ
クアンプとして、位置検出器で開扉領域を検出し、両者
が共に開扉領域を示したときに開扉指令を出すようにし
た。これにより、開扉領域検出、器の単一故障により開
扉領域外で扉を開くこと１はなくなり、安全性が飛躍的
に向上する。

寸だ、開扉領域検出器と位置検出器の出力が不一致の場
合は位置検出器の修正運転を行なうようにしたので、カ
ワンタの計数値がＸ良に・なった場合でも速やかに修正
することができサービス性が向上する。

４　図１イ）５の堡ｊ単な説明 第１図〜第３図はこの発明によるエレベータ制御装置の
一実１ｆｌＪを示す回路図、第４図は動作状態を示す凶
である。

１・・・・・速度指令装置、２・・・・・電動機制御装
置、３・・・・・巻上電動機、４・・・・・綱車、５・
・・・ンラセ車、６・・・・・　ロープ、７・・・・・
かご、８・・・・・カウンタウェイト、９・・・・・階
床、１０・・・・遮へい板、１１・・・・・開扉領域検
出器、１２・・・・カム、１８ａ、１８ｂ・・・・・終
点検出器、■、１・・・・・ロープ、１５・・・・・円
板、１６・・・・・ノくルス発生器、１７・・・・・張
９車、１８・・・・・位置検出器、１．９・・・・・シ
ーケンス制御装置。

尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

代理人　葛　野　信　−（ほか１名ン 斧　１　図 オ　３　図 オ　４　図 一一−−−−−−−−−−Ｑヶ、１ −−−−−−−−−−−−−Ｑへ １１（杆］１　　　年　　　月　　　日　　　　　　　
　１’４’、’＋、ｉ’ｌ’　　Ｉｉ’　　１．：：　
　′自　１．伐６゜ ］　　・Ｉ＋’　ｆ’ｌノＪｚ　小！ｌ’、’＋ｌ！７
ＪＩ昭５７−１８７９０２号２、発明の衾、＜イ１、　
　　　エレベータの制御装置３、　　　ｔ１！月１を１
−ｚ５古 □ｊ１イ″］と。）関係　　　’Ｉ　１１ｊ’ｌ’　ｊ
ｌ　ｊ円人　　　　　　　　　　　　　７゛補正の対象 、ｌｌ　　明細書の発明の詳細な説明の欄（２）　　明
細書の図面の簡単な説明の欄（３）図面 補正の内容 （１）　　明細書第４頁１２行目に１ｓｃＤＪとあるを
ｒｓｏＤＪと補正する。

（２）　　同第１０頁９行目に「１９・・・シーケンス
制御装置。」とあるを「１９ノ・・シーケンス制御装置
、２０・・・照合回路。」と補正する。

（３）図面第１図を別紙のとおシ補正する。

添付書類 ）　補正図面　　　　　１通

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）かごの走行によりパルスを発生するパルス発生器
   と、このパルスを茸１数することによりかご位置を基準
   点からの相対位置として伎出する位置検出器と、各階床
   に対応する開扉可能領域を直接または間接的に検出する
   開扉領域検出器及び上記位置検出器と上記開扉領域検出
   器のｍ力が一致したとき開扉指令を発生する装置とを備
   えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
2. （２）上記位１ば検出器と上記開扉領域検出器の出力が
   不一↓Ｉｔ　□）場合は（ｉＩｔｔ検出器の修正運転指
   令を発生する装］４を有することを特徴とする特許請求
   の」１１）囲第１項記載りエレベータ制御製置。