JPS5946055B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPS5946055B2
JPS5946055B2 JP51027284A JP2728476A JPS5946055B2 JP S5946055 B2 JPS5946055 B2 JP S5946055B2 JP 51027284 A JP51027284 A JP 51027284A JP 2728476 A JP2728476 A JP 2728476A JP S5946055 B2 JPS5946055 B2 JP S5946055B2
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JP
Japan
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lever
slider
pin
rewind
lock
Prior art date
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JP51027284A
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JPS52110003A (en
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敏正 戸恒
寿 半沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to DE2710744A priority patent/DE2710744C3/de
Priority to CA273,770A priority patent/CA1074911A/en
Priority to FR7707569A priority patent/FR2344090A1/fr
Priority to AT170977A priority patent/AT351809B/de
Priority to NL7702745A priority patent/NL7702745A/xx
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Publication of JPS5946055B2 publication Critical patent/JPS5946055B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1883Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof for record carriers inside containers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
    • G11B15/442Control thereof

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録媒体を用いて記録および/または再生を行
うようにして成る記録再生装置に関する。
カセット式テープレコーダにおいては、録音または再生
モードにおいて磁気テープは順次送出し側のリールから
操出されて巻取り側のリールに巻取られる。そして送出
し側のリールから完全に磁気テープが送出されてしまう
と手動によりあるいはエンド検出によつて自動的にスト
ック状態にしている。そしてこの磁気テープでもう一度
再生を行いたい場合にはテープレコーダをリワインドモ
ードにして送出し側のリールに磁気テープを巻戻さなけ
ればならない。このような操作の不便さを解消するため
にエンド検出に関連して自動的にリワインドモードに切
換えるようにしたテープレコーダが考えられている。
しかしこの種のテープレコーダにおけるエンド検出は、
従来はほとんどテープカウンタによるものであり、この
エンド検出に基いてプランジヤソレノイドによつてテー
プレコーダの操作レバーを操作する方式を採用するもの
であつた。従つて磁気テープの長さによつてエンド検出
のためのカウンタのセツトをやり直さなければならず、
またプランジヤソレノイドを設けるため装置が大がかり
となり、コストも高くなるという欠点があつた。本発明
はこのような問題点に鑑みてなされたものであつて、(
4)リール台の回転停止に関連して動作するエンド検出
機構、(B)上記エンド検出機構のエンド検出に基づい
て駆動されるシヤツトオフ部材、(0記録媒体を定速走
行状態に操作するための定速操作部材、q記録媒体を巻
戻し走行状態に操作するための第1の巻戻し操作部材、
(O上記定速操作部材および上記第1の巻戻し操作部材
を夫々その動作位置でロツクする第1のロツク機構、(
ト)オートシャツトオフ、オートリワインドおよびオー
トリピートの3つのモードを切り換える切換え操作部、
(G)上記第1の巻戻し操作部材を操作し得る第2の巻
戻し操作部材、車 上記シヤツトオフ部材によつて駆動
される駆動部材、(1)上記切換え操作部の切換えによ
つて上記駆動部材を上記第2の巻戻し操作部材に選択的
に係合させ、この係合により上記シヤフトオフ部材に連
動して上記第2の巻戻し操作部材を動作位置に移動させ
る第1のカム機構、(J)上記駆動部材によつて移動さ
れた上記第2の巻戻し操作部材をその動作位置でロック
し、かつ上記駆動部材が上記第2の巻戻し操作部材に係
合しないで上記シヤツトオフ部材により駆動されるとき
にこの駆動部材によつて上記ロックが解除されるように
構成した第2のロツク機構、(1<)上記第1のロツク
機構による上記定速操作部材と上記第1の巻戻し操作部
材のロツクを解除するロツク解除部材、(L)上記切換
え操作部の切換えにより、上記ロツク解除部材が上記シ
ヤフトオフ部材に連動して上記第1のロツク機構による
ロツクを解除し得る状態と解除しない状態とに上記ロツ
ク解除部材を切り換えるための第2のカム機構、を夫々
具備することを特徴とする記録再生装置に係るものであ
る。
従つて本発明によれば、磁気テープ等の記録媒体の長さ
にかかわりなく、確実にエンド検出がなされ、またプラ
ンジヤソレノイドを用いることなく記録媒体の走行駆動
部に関連して操作機構を操作するようにしたものである
ため、装置が大がかりとはならず、またコストも比較的
安価となる。さらにオートリピート動作も可能であるた
め、一段と使い易い記録再生装置を提供することが可能
となる。以下本発明をラジオ付き力セツトテープレコー
ダに適用した一実施例を図面につき説明する。
第1図はこのテープレコーダの要部平面図であつて、メ
カデツキ1の前面にはエジエクト釦2、巻戻し釦3、停
止釦4、再生釦5、早送り釦6および録音釦7が一列に
並んで配設されている。これらの操作釦2,3,4,5
,6,7はいずれもメカデツキ1に形成された摺動孔8
内に摺動自在に保持されている。例えば巻戻し釦3につ
いて第2図につき説明すると、この巻戻し釦3は摺動孔
8内に保持されており、この釦3に内蔵されたコイルば
ね9の一端がメカデツキ1に連設された突片10に当接
している。これによつて巻戻し釦3は復動方向に付勢さ
れている。そしてこの巻戻し釦3の先端には直角三角形
状の被パック部11が連設されており、この被ロツク部
11がメカデツキ1に一体に形成されたストツパ一12
に当接することによつて復動位置が定められている。な
お前記ストツパ一12はメカデツキ1とともに合成樹脂
によつて一体成形してつくられたものであるため、弾性
変形可能になつており、第3図に示すように巻戻し釦3
を組込む場合には被ロツク部11に押圧されて変形し、
相対的に被ロツク部11を乗越えることになる。このよ
うな構造を採用していることにより組立ての工数力梢1
減でき、また部品点数が少くなるという効果が得られる
。さらにこのストツパ一12が折れてしまつた場合には
第4図に示すように金属製のバ一13を挿入することが
できるようになつている。なおこのバ一13はメカデツ
キ1に形成された支持部(図示せず)によつて支持され
るようになつている。次に前記操作釦3,4,5,6,
7をロツクするためのロツク板14について第2図およ
び第5図につき述べると、このロツク板14はその両側
に形成されたピン15によつてメカデツキ1に対して回
動自在に支持されており、巻ばね16によつて第2図に
おいてピン15を中心にロツクする方向すなわち時計方
向に回動付勢されている。そしてこのロツク板14の上
面には5つの突起17,18,19,20,21が形成
されている。第1の突起17は巻戻し釦3の被ロツク部
11と係合してこの釦3をロツクさせるためのものであ
る。第2の突起18は停止釦4の被ロツク部によつて押
圧されてロツク板14を前記巻ばね16に抗して第2図
においてピン15を中心に反時計方向に回動させるもの
であつて、しかもこの停止釦4はロツクされないように
突起18はほぼ二等辺三角形状になつている。第3の突
起19は再生釦5をロツクするためのものである。第4
の突起20は早送り釦6をロツクするためのものである
。また第5の突起21は録音釦7をロツクするためのも
のである。そして前記突起17,18,19,20,2
1の高さは異つており、突起18が最も高く、次いで突
起19が高くなつており、次に突起17と突起20とが
三番目に高くなつている。
そして突起21は最も低く構成されている。これらの突
起17,18,19,20,21の高さの違いによつて
操作釦3,4,5,6,7の優先順位が定まり、突起の
高さが高いと、この操作釦に対応する操作釦は、低い高
さの突起に対応する操作釦に優先することになる。なお
このロツク板14にはシヤツトオフ動作を行うためのピ
ン22が下方に突出して形成されており、これによつて
ロツク板14を停止釦4を押した場合と同様に回動させ
ることができるようになつている。次に巻取側のリール
台25の下部に配設されているテープエンド検出機構に
ついて第6図により説明すると、補助基板26には支軸
27が固着されている。
そしてこの支軸27には前記リール台25が回転自在に
支持されており、Eリング28によつて抜止めが施され
ている。そしてこのりール台25の上端にはキヤツプ2
9が取付けられてリール台25と一体に回転するように
構成されている。またこのリール台25には下方にボス
30が突設されて形成されており、このボス30にノイ
ズ防止用のテフロンリング31、ばね受け32、コイル
ばね33および中間レバー34が嵌合されている。前記
ばね受け32にはアーム35が形成されており、このア
ーム35に形成された小孔36には中間レバー34に植
設されたピン37が嵌合されている。またリール台25
のポス30の下端にはリング38が圧入保持されており
このリング38のフランジ部分において前記中間レバー
34がボス30から脱落するのを防止するようになつて
いる。この中間レバー34の下部には検出レバー39が
配され、支軸27を支点として回動自在に支持されてい
る。
そして前記中間レバー34に下方に突出して形成された
ピン40がこの検出レバー39に形成された小孔41に
嵌合している。この検出レバー39の前記小孔41が形
成されている端部とは反対側の端部には第1図に示すよ
うにほぼ十字形をなす溝42が形成されている。この溝
42には揺動レバー43に植設されたピン44が嵌合し
ている。そしてこの溝42にはリール台25が正転(第
1図において反時計方向に回転)しているときに前記ピ
ン44を受入れるためのポケツト45と、逆転(第1図
において時計方向に回転)しているときに前記ピン44
を受入れるためのポケツト46と、そしてリール台25
が停止したときに前記ピン44を受入れるためのポケツ
ト47とが設けられている。なおこの検出レバー39は
第6図に示すように固着された支軸27に支持されてお
り、回転するリール台25には直接に接触しないため、
ピン44を介して揺動レバー43によつて加えられる側
圧が支軸27によつて受けられる。
従つてリール台25には負荷がかからず、リール台25
の回転が円滑で動力消費も少なくてすむという効果があ
る。前記揺動レバー43はメカデツキ1に固着されてい
る支点ピン48に回動自在に支持されており、コイルば
ね49によつて第1図においてこのピン48を中心に反
時計方向に回動付勢されている。
そしてこの揺動レバー43の側部にはカムギヤ50が配
設されている。このカムギヤ50はフライホイル51と
ベルトおよびギヤ(ともに図示せず)を介して関連され
ており、これによつて回転駆動されるように構成されて
いる。そしてこのカムギヤ50のカム部52ぱ揺動レバ
ー43の側部に接触しており、このためにカムギヤ50
が回転すると揺動レバー43は揺動するように構成され
ている。この揺動レバー43の側部には中間レバー55
が配設されている。
この中間レバー55は補助基板26に固着された支点ピ
ン56によつて回動自在に支持されており、その先端は
前記揺動レバー43に固着されたピン57と接触可能に
なつている。またこの中間レバー55の他端にはピン5
8が植設されている。そしてこの中間レバー55のピン
58にその先端が接触可能にストツプレバ一59が配設
されている。このレバー59は支点ピン60に回動自在
に支持されており、かつコイルばね61によつて第1図
においてピン60を中心に反時計方向に回動付勢されて
いる。このストツプレバ一59の上側には駆動ギヤ62
が配されている。
このギヤ62は支軸63に回転自在に支持されている。
そしてこのギヤ62の外周の一部には欠歯部64が形成
されており、その側部には円弧状に開口65が形成され
ている。この円弧状の開口65はこのギヤ62とピニオ
ン66との噛合い開始時における衝撃を緩和するために
ギヤ62の外周部を変形可能にしているものである。な
お前記ピニオン66は前記フライホイル51が固着され
ているキヤプスタン67に同様に固着されている。なお
前記駆動ギヤ62のハブの下面には一体にピン68が形
成されており、また上面にはカム69が一体に形成され
ている。そして前記ストツプレバ一59の先端はこのギ
ヤ62のハブに形成されたピン68と当接および離問可
能に配されている。そしてこの駆動ギヤ62の上側には
ほ〜L字状をなすシヤツトオフレバー70が配設されて
いる。
このシャツトオフレバー70は固定された支軸71に回
動自在に支持されており、しかもコイルばね72によつ
て支軸71を中心に第1図において反時計方向に回動付
勢されている。このためにこのレバー70の一方の腕7
3は常に前記駆動ギヤ62のカム69に押圧されて接触
している。またこのレバー70の他方の腕の先端には段
部74が形成されている。このシャツトオフレバー70
の第1図において左側には巻戻しスライダ75が配設さ
れている。
このスライダ75には一対の長孔76が形成され、この
長孔76は前記メカデツキ1に固着された一対のピンJ
モVに嵌合されてメカデツキ1に対して摺動自在に支持
されている。そしてこの巻戻しスライダ75はコイルば
ね78によつて復動方向(第1図において下方)に摺動
付勢されている。なおこの巻戻しスライダ75は前記巻
戻し釦3と固着されており、この巻戻し釦3を押すと巻
戻しスライダ75は第1図において上方に移動するよう
に構成されている。この巻戻しスライダ75の側部には
ロツク用の切込み79が形成されており、この切込み7
9の段部80によつで後述するようにオートリワインド
時にこの巻戻しスライダ75はロツクされるようになつ
ている。
またこの巻戻しスライダ75にはカム溝81が形成され
ている。このカム溝81には水平部分82と傾斜部分8
3とが形成されている。カム溝81の水平部分82は後
述する押圧スライダのピンと係合することによつて巻戻
しスライダ75を往動させてリワインド動作を行なうよ
うにするものであり、また傾斜部分83は後述する押圧
スライダを復動時に回動させるためのものである。次に
この巻戻しスライダ75の側部に配設されている切換え
操作部について第1図、第7図および第8図によつて説
明する。
なおこの切換え操作部はオートシヤツトオフ、オートリ
ワインドおよびオ一1・リピートの3つの切換えを行う
ばかりでなくこのテープレコーダに付属するラジオのシ
ャツトオフをも行いうるように構成されている。すなわ
ち前記巻戻しスライダ75の下側にはこの巻戻しスライ
ダ75を押圧するための押圧スライダ86が配されてい
る。このスライダ86には一対の長孔87,88が形成
されており、この長孔87,88が補助基板89に固着
されたピン90および後述する切換えレバーに固着され
たピン91にそれぞれ嵌合されて第1図において上下方
向に摺動自在に支持されている。またこのスライダ86
の先端は前記補助基板89の折曲片89aに形成された
開口89bに挿通されており、これによつて、このスラ
イダ86のガイドを行つている。そしてこのスライダ8
6には一対のピン92,93がそれぞれ植設されている
。一方のピン92は上方に突出しており、前記巻戻しス
ライダ75のカム溝81内に受入れられている。他方の
ピン93は下方に突出しており、前記シヤツトオフレバ
ー70の段部74と対向している。またこのスライダ8
6と前記補助基板89との間には複動用のコイルばね9
4が張設されており、これによつてこのスライダ86は
復動方向(第1図において下方)に摺動付勢されている
。この押圧スライダ86の第1図において左側にはシヤ
ツトオフスライダ95が配設されている。
このスライダ95には長孔96と屈曲孔97とが配設さ
れ、これらに補助基板89に植設されているピン98と
後述する切換スライダに形成されているピン99とがそ
れぞれ嵌合されてこのスライダ95は摺動可能に支持さ
れている。そしてこのスライダ95と前記補助基板89
との間にはコイルばね100が張設されており、これに
よつてスライダ95は複動方向に摺動付勢されている。
またこのスライダ95の先端には一体に被押圧部101
がL字状に形成されている。またこのスライダ95の側
部には前記ロツク板14のピン22と当接してこのロツ
ク板14を回動操作するための操作部102が形成され
ている。またこのシヤツトオフスライダ95の下側には
ほぼL字状をなす切換えレバー103が配設されている
このレバー103は前記ピン90に回動自在に支持され
ており、その一方の先端には前記ピン91が植設固着さ
れ、前記押圧スライダ86の長孔88に嵌合されている
。なおこの長孔88はその巾が比較的大きく形成されて
おり、ピン91はこの長孔88に対してその巾方向に余
裕をもつて遊嵌されている。またこのレバー103の他
方の先端にはピン104が固着されており、このヒソ1
04は後述する切換えスライダの一側部に当接している
。またこの切換えレバー103の第1図において上部に
はロツクレバ一105が配設されている。
このレバー105はメカデツキ1に固着された支点ピン
106に回動自在に支持されており、コイルばね107
によつてこのピン106を中心に時計方向に回動付勢さ
れている。そしてこのレバー105には前記巻戻しスラ
イダ75の段部80と係合してこの巻戻しスライダ75
をロツクするためのロツクピン108が植設固着されて
いる。さらにこのレバー105にはもう1本のピン10
9が植設固着されており、このピン109は後述する切
換えスライダの突片に当接してコイルばね107による
このレバー105の回動を規制している。次に前記押圧
スライダ86およびシヤツトオフスライダ95を切換え
るための切換えスライダ110について述べると、この
切換えスライダ110には長孔111が形成され、この
長孔111が補助基板89に形成された折曲片112と
嵌合されるとともに、このスライダ110の先端部11
3が補助基板89の折曲片114に形成された開口11
5に嵌合され、これによつてこのスライダ110は第1
図において土下方向に摺動自在に支持されている。
そしてこのスライダ110はコイルばね116によつて
第1図において下方に摺動付勢されている。またこのス
ライダ110には突片117が一体に連設されており、
この突片117は前記ロツクレバ一105のピン109
と当接している。またこのスライダ110に形成された
L字状のアーム118には前記ピン99が形成されてお
り、このピン99は前記シャツトオフスライダ95の屈
曲孔97に嵌合している。またこのスライダ110の一
側部に直角に形成された当接部119は前記切換えレバ
ー103のピン104と当接している。またこのスライ
ダ110の第1図において下端部に一体に形成されてい
る被押圧部120は後述する操作レバーに当接している
。またこの切換スライダ110には第7図に示すように
折曲片121が形成されている。
この折曲片121には2つの被ロツク部122,123
が形成されている。被ロック部122はオートリワイン
ド状態にこのテープレコーダを切換えるためのものであ
り、また被ロツク部123はオートリピート状態にこの
テープレコーダを切換えるためのものである。そしてこ
れらのロツク部122,123と係合可能なようにロツ
クレバ一124が配されている。このロツクレバ一12
4は補助基板89に支点ピン125を介して回動自在に
支持されており、コイルばね126によつて支点ピン1
25を中心に第7図において反時計方向に回動付勢され
ている。そしてこのロツクレバ一124の先端にはロツ
ク部127が折曲げて形成されており、前記被ロツク部
122,123と係合可能に構成されている。またこの
ロツクレバ一124の他端にはロツク解除動作を行うた
めの被押圧部128が折り曲げて形成されている。第7
図においてこのロツクレバ一124の右側には操作レバ
ー131が配設されている。
この操作レバー131は補助基板89に固着されている
支軸132によつて回動自在に支持されており、前記コ
イルばね116によつて第7図において支軸132を中
心に時計方向に回動付勢されている。またこのレバー1
31にはその下方に延びているアームの先端にピン13
3が固着されている。このピン133は前記切換えスラ
イダ110の被押圧部120と当接可能に構成されてい
る。またこのレバー131の第7図において左方に延び
るアームの先端には押圧部134が形成されており、前
記ロツクレバ一124の被押圧部128を押圧するよう
になつている。またこのレバー131には操作つまみ1
31aが連設され、このレバー131を切換えるように
なつている。前記切換えスライダ110の下部にはラジ
オレバー135が配設されている。
このレバー135は補助基板89に固着されているピン
136によつて回動自在に支持されており、かつコイル
ばね137によつて第1図においてピン136を中心に
時計方向に回動付勢されている。またこのレバー135
にはアーム138が一体に連設されており、このアーム
138は前記押圧スライダ86に植設されているピン9
3と対向している。さらにこのレバー135には突片1
39が連設されており、後述するロツクレバ一と当接し
ている。すなわち第8図に示すようにラジオ解除レバー
135の側部にはロツクレバ一140が配設されており
、このレバー140は補助基板83に植設されているピ
ン141に回動自在に支持されており、コイルばね14
2によつて第8図においてピン141を中心に反時計方
向に回動付勢されている。そしてこのレバー140の一
方のアームの先端にはピン143が形成されており、こ
のピン143は前記ラジオ解除レバー135の突片13
9と接触している。またこのレバー140の他のアーム
の先端にはピン144が形成されており、このピン14
4によつてこのロツクレバ一140をロツクするように
している。すなわちこのレバー140の側部にはロツク
スライダ145が摺動可能に配設されており、このスラ
イダ145の3つのロツク部146,147,148と
前記ピン144とが係合可能になつている。
これらのうちロツク部146はこのテープレコーダをミ
キシング状態に切換えてロツクするためのものであり、
ロツク部147はこのテープレコーダのラジオをオフ状
態に切換えてロツクするためのものであり、またロツク
部148はこのラジオをオン状態に切換えてロツクする
ためのものである。なおこのスライダ145には一対の
長孔149が形成されており、補助基板89に形成され
た一対の折曲片150に嵌合されて摺動自在に支持され
、しかもコイルばね151によつて第8図において右方
に摺動付勢されている。またこのスライダ145には被
押圧部152が折曲げて形成されており、これによつて
後述のラジオ切換えレバー153で摺動操作されるよう
に構成されている。ラジオ切換えレバー153は前記支
軸132に回動自在に支持されており、前記コイルばね
151によつて第8図において支軸132を中心に時計
方向に回動付勢されている。
そしてこのレバー153には一対のピン154,155
が連設されている。一方のピン154は前記ロツクスラ
イダ145の被押圧部152と当接可能に構成されてお
り、また他方のピン155は前記ロツクレバ一140の
被押圧部140aと当接可能に構成されている。またこ
のレバー153には切換え操作を行うための操作つまみ
156が連設されている。次にキユ一およびレピユーモ
ードへの切換え時におけるシャツトオフ防止機構につい
て第1図について述べると、前記巻戻しスライダ75に
は折曲げて形成された押圧部159が設けられている。
そしてこの押圧部159にその先端161が対向するよ
うに中間レバー160が配されている。このレバー16
0はメカデツキ1に固着されて(・る支点ピン162に
回動自在に支持されており、コイルばね163によつて
第1図においてこのピン162を中心に反時計方向に回
動付勢されている。そしてこのレバー162の他端には
規制部164が一体に形成されており、また側部には押
圧部165が一体に形成されている。またこの中間レバ
ー160の第1図において右側には第2中間レバー16
6が配されており、支点ピン167によつて回動自在に
支持されている。
このレバー166はコイルばね168によつて第1図に
おいてピン167を中心に時計方向へ回動付勢され、そ
の一端169が前記早送り釦6に固着されている早送り
スライダ170の先端の押圧部171に当接している。
またこのレバー166の折曲片172は前記中間レバー
160の側部を押圧するように構成されている。そして
このレバー166に重なるようにしてシヤツトオフ検出
規制レバー173が配設されている。
この規制レバー173は前記支点ピン167に回動自在
に支持されており、コイルばね174によつて時計方向
に回動付勢されているが、同方向への回動はこのレバー
166に一体に連設されている折曲片175が前記中間
レバー160の規制部164に当接することにより規制
されている。またこのレバー173の先端には被押圧部
176が形成されており、前記中間レバー160の押圧
部165によつて押圧されるように構成されている。ま
たこのレバー173の他端には屈曲した形状の押圧部1
77が設けられており、この押圧部177は前記検出レ
バー39のピン178を押圧してこの検出レバー39を
支軸27を中心に第1図において反時計方向に回動する
力を与えるようになつている。次に前記中間レバー16
0の第1図において下側に設けられている阻止レバー1
81について述べると、このレバー181はメカデツキ
1に固着されているピン182に回動自在に支持されて
おり、その一端は前記ロツクレバ一124の下部に折曲
げて一体に形成されている被阻止部183と当接してい
る。
またこのレバー181の他端にはコ字状に切込み184
が形成されており、この切込み184は前記再生釦5に
固着されている再生スライダ185の折曲片186と係
合している。従つて再生釦5を押して再生スライダ18
5を往動させなければ、阻止レバー181は回動せず、
このためこのレバー181の一端はロツクレバ一124
の被阻止部183から離間せず、このためにロツクレバ
一124は切換えスライダ110をロツクすることがで
きない。すなわち再生釦5が押されていないと、操作レ
バー131を操作しても、オートリワインドあるいはオ
ートリピートに切換えられないように構成されている。
次に前記録音釦7に関連する録音再生回路切換えスイツ
チ187の切換え機構について述べると、前記録音釦7
はほぼ三角形の形状をなす変換レバー188の被押圧部
189と当接している。
この変換レバー188はメカデツキ1に固着されている
ピン190に回動自在に支持されており、かつピン19
1によつて録音スライダ192に連結されている。録音
スライダ192には長孔193が形成されており、この
長孔193がメカデツキ1に固着されたピン194に嵌
合されて第1図において左右に摺動自在に支持されてい
る。そしてこのスライダ192に形成された折曲片19
5が第2変換レバー196の先端部197と当接してい
る。
この第2変換レバー196はピン198に回動自在に支
持されている。そしてこのレバー196の他方の先端部
に形成された突起199はスイツチ切換スライダ200
の先端に接触している。このスライダ200には一対の
長孔201が形成されており、補助基板202に形成さ
れた一対の折曲片203がこれらの長孔201に嵌合し
てスライダ200は補助基板202に対して摺動自在に
支持されている。そしてこのスライダ200と前記第2
変換レバー196との間にはコイルばね204が張設さ
れている。さらにこのスライダ200にはコ字状の板ば
ね205が固着されており、この板ばね205は回路切
換スイツチ187の操作子206を受人れている。なお
前記コイルばね204はスイツチ切換えスライダ200
の戻しばねと録音スライダ192の戻しばねとを兼ねて
いる。しかも録音スライダ192がスイツチ切換えスラ
イダ200を往動させるのに必要なストローク以上に往
動しても、この録音スライダ192の余分なストローク
は直接スイツチ切換えスライダ200の往動には変換さ
れず、コイルばね204で吸収されてしまうことになる
。従つてこの録音再生回路切換えスイツチ187の切換
え機構によると、部品点数が少なくてすみ、またスライ
ダ192とスライダ200の往動量を互に自由に設定で
きて設計の自由度が大きくなり、またスライダ192お
よびスライダ200に無理な力が加わることがないとい
う効果を有する。次に以上の構成によるこのテープレコ
ーダの動作について説明する。
1オートシヤツトオフ動作 このテープレコーダにおいてはフイリツプスタイプのコ
ンパクトカセツトが用いられているが、この力セツトに
おいては磁気テープの両端が一対のリールに止着されて
力セツト内に収納されている。
従つて前記力セツトを装着してこれらのリールを前記テ
ープレコーダの一対のリール台24,25に係合させて
テープを走行させると、やがて一方のリールにテープが
全部巻取られてしまい、テープ張力によつてリール台2
4,25に大きな負荷がかかる。これに伴つてリール台
24,25の駆動機構中に介在されているトルクリミツ
タが空転してリール台24,25は停止する。このシヤ
ツトオフ動作は前記リール台24,25の停止を検出し
、この検出に基いて行うものであつて、このテープレコ
ーダが録音、再生、早送り、巻戻しの何れのモードにお
いても動作するようになつている。以下再生モードにお
けるオートシヤツトオフ動作について説明する。このシ
ャツトオフ動作を行うために、操作レバー131は第7
図に示すように反時計方向に回動させられている状態に
しておく。
この状態においてはレバー131のピン133が第7図
において右方にあり、このために切換えスライダ110
は復動位置にある。従つて第1図に示すように切換えレ
バー103のヒソ104はスライダ110の当接部11
9に当接しており、これによつてこのレバー103のピ
ン91が長孔88を介して係合されている押圧スライダ
86のコイルばね94による第1図においてピン90を
中心とする時計方向への回動を阻止している。従つて押
圧スライダ86のピン92は巻戻しスライダ75のカム
溝81の水平部分82とは対向しておらず、ピン92が
巻戻しスライダ75を押圧できない状態になつている。
また切換えスライダ110が復動位置にあるため、この
スライダ110のピン99は第1図に示すようにシヤツ
トオフスライダ95の屈曲孔97の直線部分と係合して
おり、このスライダ95はピン98を中心に回動せず、
このためにこのスライダ95の被押圧部101は前記押
圧スライダ86のピン93と対向しており、このピン9
3によつて押圧され得る状態にある。以上の状態におい
て巻取り側のリール台25が停止してシヤツトオフ動作
が行なわれる状態を第9図につき説明する。揺動レバー
43はカムギマ50のカム部52によつてコイルばね4
9に抗して支点ピン48を中心に揺動しており、しかも
このレバー43の先端に設けられているピン44は検出
レバー39の溝42に係合している。
再生モード状態においてはリール台25は支軸27を中
心に第9図において反時計方向に回転しているために、
検出レバー39は中間レバー34のピン40を介して反
時計方向の回転モーメントをリール台25から受けてい
る(第6図参照)。従つて揺動レバー43のヒソ44は
このレバー43の揺動に伴つて溝42の第9図において
右端とポケツト45との間を往復している。しかるにリ
ール台25と係合している力セツト内のリールにテープ
が完全に巻取られてしまうと、テープの張力によつてリ
ール台25は停止する。
このために検出レバー39へ回転モーメントは伝えられ
なくなる。従つて揺動レバー43の揺動に伴つてピン4
4は検出レバー39の溝42の右端とポケツト47との
間を往復することになる。このポケツト47は支軸27
の方に深く形成されているため、このポケツト47にヒ
ソ44が入ると揺動レバー43は第9図において支点ピ
ン48を中心に大きく反時計方向に回動し、これに伴つ
て揺動レバー43のピン57が中間レバー55の一端を
押してこのレバー55を第9図において支点ピン56を
中心に反時計方向に回動させる。この動作によつてこの
レバー55の他端のピン58がストツプレバ一59の側
部を押して、このストツプレバ一59をコイルばね61
に抗して第9図において支点ピン60を中心に時計方向
に回動させる。
このために駆動ギヤ62のピン68とストップレバ一5
9の先端とは離間し、1駆動ギヤ62は回転が自由な状
態となる。この駆動ギヤ62にはカム69が一体に形成
されており、シャツトオフレバー70の一方の腕73と
接触している。しかもこのシャツトオフレバー70はコ
イルばね72によつて支軸71を中心に第1図に示す状
態において反時計方向に回動付勢されているために、こ
のレバー70の一方の腕73はカム69の半径の小さい
部分と接触するようにこのカム69に、第1図において
支軸63を中心に時計方向の回転力を与える。従つてこ
のカム69と一体に構成されている駆動ギヤ62は支軸
63を中心に時計方向に回転する。するとこの駆動ギヤ
62の欠歯部64と対向しているピニオン66はこの駆
動ギヤ62と噛合う。
このピニオン66はフライホイル51とともにキヤプス
タン67に固着されており、電源スイツチが入つている
限りは第1図においてキヤプスタン67を中心に反時計
方向に回転している。従つてこのピニオン66と駆動ギ
ヤ62とが噛合うと、,駆動ギヤ62はピニオン66に
よつて回転駆動される。すると今度は駆動ギヤ62のカ
ム69が支軸63を中心に時計方向に回転する。これに
よつてシャツトオフレバー70の一方の腕73はカム6
9によつて押されて、このレバー70はコイルばね72
に抗して支軸71を中心に時計方向に駆動されて第9図
に示す状態となる・シヤツトオフレバー70が回動する
とこのレバー70の先端に形成されている段部74が押
圧スライダ86のピン93を押してこのスライダ86を
第9図に示すように上方に移動させる。
このピン93はシャツトオフスライダ95の被押圧部1
01を押圧してこのスライダ95を第9図に示すように
上方に移動させる。これによつてこのスライダ95の操
作部102はロツク板14のピン22を引張つてこのロ
ツク板14をピン15を中心に巻ばね16に抗して第2
図において反時計方向に回動させる。このためにこのロ
ツク板14の突起19(第5図参照)によつてロツクさ
れていた再生釦5は復動してこのテープレコーダは再生
モードからストツプモードに切換えられる。以上のよう
にこのシヤツトオフ動作は巻取り側のリール台25の停
止を検出して、この検出に基いてロツク板14によるロ
ツクを解除してストツプモードに切換えるものであるか
ら、ロツク板14のロツクによつてそのモード状態が維
持されるすべてのモードすなわち前記再生モードの他、
録音モード、早送りモード、巻戻しモードにおいてもシ
ャツトオフ動作は行なわれる。
さらにラジオのスイツチのシャツトオフも可能であるか
らラジオで受信してテープに録音している場合において
もテープが全部巻取られてしまつた場合にはシヤツトオ
フ動作が行なわれる。
すなわち前記押圧スライダ86のピン93はラジオ解除
レバー135のアーム138に対向しており、このピン
93がシヤツトオフレバー70に押されて移動するとき
に、このラジオ解除レバー135はコイルばね137に
抗してピン136を中心に第9図において反時計方向に
回動される。このためにこのラジオ解除レバー135の
突片139がロツクレバ一140の突起143を押して
、このロツクレバ一140をヒソ141を中心に第10
図に示すように時計方向に回動させる。従つてこのレバ
ー140のピン144とロツクスライダ145のロツク
部148との係合は解除されてロツクスライダ145は
コイルばね151によつて第10図に示すように右方に
移動する。
この結果ロツクレバ一140のピン144はロツクスラ
イダ145のロツク部147と係合するとともに、ロツ
クスライダ145の被押圧部152にラジオ切換レバー
153のピン154が押されてこのレバー153は支軸
132を中心に第10図に示すように反時計方向に回動
する。
そして前記ロックスライダ145の復動に伴つてラジオ
切換スイツチ(図示せず)は切換えられてシヤツトオフ
される。う オートリワインド動作 このオートリワインド動作は録音または再生モードにお
いて巻取り側のリール台25と係合する力セツト内のリ
ールにテープがすべて巻取られてしまつた場合に、この
後引続いて自動的にテープを供給側のリール台24と係
合しているリールに巻戻すようにする動作である。
このように自動的に巻戻しておけくすぐにこのテープを
再生することができて使用上非常に便利なものとなる。
このオートリワインド動作を行うためには操作レバー1
31を操作つまみ131aによつて操作して第11図に
示すように1段階だけ回動させる。
これによつて切換えスライダ110はレバー131のピ
ン133に押されて第11図においてコイルばね116
に抗して左方に往動し、このスライダ110の被ロツク
部122とロツクレバ一124のロツク部127とが係
合した状態でこのスライダ110はロツクされる。従つ
てこの状態においては第12図に示すように、前記切換
えスライダ110の往動によつてこのスライダ110の
当接部119も往動し、これによつてこの当接部119
とピン104を介して接触している切換えレバー103
は回動可能な状態となる。このためにこのレバー103
とピン91を介して係合している押圧スライダ86はコ
イルばね94によつてピン90を中心に第12図に示す
ように時計方向に若干だけ回動する。
するとこのスライダ86のピン92は巻戻しスライダ7
5のカム溝81の水平部分82と対向する位置にくる。
しかし前記切換えスライダ110の一段階だけの往動で
は、このスライダ110のピン99はシヤツトオフスラ
イダ95の屈曲孔97の直線部分に依然として係合して
おり、このためにこのスライダ95はピン98を中心に
回動しない〜 以上の状態において巻取り側のリール台25が停止し、
これに引続いてオートリワインド動作が行なわれる状態
を第13図につき説明する。
揺動レバー43はカムギヤ50のカム部52によつてコ
イルばね49に抗して支点ピン48を中心に揺動してお
り、しかもこのレバー43の先端に設けられているピン
44は検出レバー39の溝42に係合している。録音モ
ード状態においてはリール台25は支軸27を中心に第
13図において反時計方向に回転しているために、検出
レバー39は中間レバー34のピン40を介して反時計
方向の回転モーメントをリール台25から受けている(
第6図参照)。従つて揺動レバー43のピン44はこの
レバー43の揺動に伴つて溝42の第13図において右
端とポケツト45との間を往復している。しかるにリー
ル台25と係合している力セツト内のリールにテープが
完全に巻取られてしまうと、テープの張力によつてリー
ル台25は停止する。このために検出レバー39へ回転
モーメントは伝えられなくなる。従つて揺動レバー43
の揺動に伴つてピン44は検出レバー39の溝42の右
端とポケツト47との間を往復することになる。このポ
ケツト47は支軸27の方に深く形成されているため、
このポケット47にピン44が入ると揺動レバー43は
第13図において支点ピン48を中心に大きく反時計方
向に回動し、これに伴つて揺動レバー43のピン57が
中間レバー55の一端を押してこのレバー55を第13
図において支点ピン56を中心に反時計方向に回動させ
る。この動作によつてこのレバー55の他端のピン58
がストツプレバ一59の側部を押して、このストツプレ
バ一59をコイルばね61に抗して第13図において支
点ピン60を中心に時計方向に回動させる。
このために,駆動ギヤ62のピン68とストツプレバ一
59の先端とは離間し、駆動ギヤ62は回転が自由な状
態となる。この駆動ギヤ62にはカム69が一体に形成
されており、シヤツトオフレバー70の一方の腕73と
接触している。しかもこのシヤツトオフレバー70はコ
イルばね72によつて支軸71を中心に第1図に示す状
態において反時計方向に回動付勢されているために、こ
のレバー70の一方の腕73はカム69の半径の小さい
部分と接触するようにこのカム69に第1図において支
軸63を中心に時計方向の回転力を与える。従つてこの
カム69と一体に構成されている駆動ギヤ62は支軸6
3を中心に時計方向に回転する。するとこの1駆動ギヤ
62の欠歯部64と対向しているピニオン66はこの駆
動ギヤ62と噛合う。
このピニオン66はフライホイル51とともにキヤプス
タン67に固着されており、電源スイツチが入つている
限りは第1図においてキヤプスタン67を中心に反時計
方向に回転している。従つてこのピニオン66と駆動ギ
ヤ62とが噛合うと、駆動ギヤ62はピニオン66によ
つて回転駆動される。すると今度は駆動ギヤ62のカム
69が支軸63を中心に時計方向に回転する。これによ
つてシヤツトオフレバー70の一方の腕73はカム69
によつて押されて、このレバー70はコイルばね72に
抗して支軸71を中心に時計方向に,駆動されて第13
図に示す状態となる。シヤツトオフレバー70が回動す
るとこのレバー70の先端に形成されている段部74の
近傍の部分が押圧スライダ86のピン93を押してこの
スライダ86を第13図に示すように上方に移動させる
このスライダ86はすでに述べたようにコイルばね94
によつてピン90を中心に第13図において時計方向に
回動しており、このスライダ86に植設されているピン
92は巻戻しスライダ75のカム溝81の水平部分82
と対向しているために、この押圧スライダ86の移動に
よつてピン92を介して巻戻しスライダ75を押圧して
第13図に示すように土方に移動させる。するとこの巻
戻しスライダ75の側部にピン108を介して接触して
いるロツクレバ一105はコイルばね107によつて支
点ピン106を中心に第13図に示すように時計方向に
回動して、このレバー105のピン108が巻戻しスラ
イダ75の段部80と係合する。
これによつてこの巻戻しスライダ75は復動用のコイル
ばね78に抗してロツクされることになる。この結果テ
ープレコーダは巻戻しモードとなり、巻取り側のリール
台25に係合するりールに巻取られていたテープは供給
側のリール台24に係合するリールに巻戻されることに
なる。なお前記巻戻しスライダ75の往動によつて、こ
のスライダ75と固着されている巻戻し釦3も往動する
。従つてこの巻戻し釦3の被ロツク部11はロツク板1
4の突起17を乗越えることになる(第2図および第5
図参照)。このためにこのロツク板14は回動するが、
これによつてこのロツク板14の突起21によつてロツ
クされていた録音釦7のロツクが解除される。何故なら
ばロツク板14の録音釦7をロツクするための突起21
は巻戻し釦3をロツクするための突起17よりも低く形
成されているからである。従つて突起17よりも高く形
成されている突起19によつてロツクされている再生釦
5は前記巻戻しスライダ75の往動に伴うロツク板14
の回動によつてロツク解除されない。そして前記録音釦
7のロツク解除によつて録音スライダ192は復動し、
このスライダ192と第2変換レバー196を介して関
連されているスイツチ切換えスライダ200は第13図
に示すように上方に移動する。
従つてこのスライダ200と板ばね205を介して関連
されているスイツチ187は録音可能な状態から再生可
能な状態に記録再生回路を切換える。さらに前記押圧ス
ライダ86の往動によつてラジオのスイツチを切ること
も可能であるからラジオで受信してテープに録音してい
る場合においてもテープが全部巻取られてしまつた場合
にはラジオのシヤツトオフ動作が行なわれる。すなわち
ラジオ解除レバー135のアーム138は長く形成され
ており、押圧スライダ86がコイルばね94によつて時
計方向に回動しても、前記押圧スライダ86のピン93
はラジオ解除レバー135のアーム138に対向してお
り、このピン93がシャツトオフレバー70に押されて
移動するときに、このラジオ解除レバー135はコイル
ばね137に抗してピン136を中心に第13図におい
て反時計方向に回動される。
このためにこのラジオ解除レバー135の突片139が
ロツクレバ一140の突起143を押して、シャツトオ
フ動作の場合と同様にこのロツクレバ一140をピン1
41を中心に第10図に示すように時計方向に回動させ
る。従つてこのレバー140のピン144とロツクスラ
イダ145のロツク部148との係合は解除されてロツ
クスライダ145はコイルばね151によつて第10図
に示すように右方に移動する。
この結果ロックレバ一140のピン144はロツクスラ
イダ145のロツク部147と係合するとともに、ロツ
クスライダ145の被押圧部152にラジオ切換レバー
153のピン154が押されてこのレバー153は支軸
132を中心に第10図に示すように反時計方向に回動
する。
そして前記ロツクスライダ145の復動に伴つてラジオ
切換スイツチ(図示せず)は切換えられてシヤツトオフ
される。なお第13図は駆動ギヤ62が第1図に示す状
態から約270動回転したときの状態を示しているが、
駆動ギヤ62はさらに残りの約90回転してこのギヤ6
2のピン68がストツプレバ一59の先端に当接して回
転を停止する。
これに伴つてシャツトオフレバー70もコイルばね72
に引張られてピン71を中心に反時計方向に復回動する
。このためにこのシヤツトオフレバー70のピン93を
介して押されていた押圧スライダ86は復動用の引張ば
ね94に引張られて第14図に示すように復動する。そ
してこの復動の際にこのスライダ86のピン92はロツ
クレバ一105によつてロツクされている巻戻しスライ
ダ75のカム溝81の傾斜部分83に案内されてこのス
ライダ86をピン90を中心に第14図においてコイル
ばね94に抗して反時計方向に回動させる。従つて復動
された押圧スライダ86は第14図に示すように復回動
しており、このスライダ86のピン92は巻戻しスライ
ダ75のカム溝81の水平部分82とは対向してはいな
い。前記の如くにして巻戻しスライダ75が往動されて
ロツクレバ一105によつてロツクされると、オートリ
ワインド動作が行なわれることになる。
このオートリワインド動作中においても揺動レバー43
はカムギヤ50のカム部52によつてコイルばね49に
抗して支点ピン48を中心に揺動しており、しかもこの
レバー43の先端に設けられているピン44は検出レバ
ー39の溝42に係合している。オートリワインドモー
ド状態においてはリール台25は支軸27を中心に第1
5図において時計方向に回転しているために、検出レバ
ー39は中間レバー34のピン40を介して時計方向の
回転モーメントをリール台25から受けている(第6図
参照)。従つて揺動レバー43のピン44はこのレバー
43の揺動に伴つて溝42の第15図において右端とポ
ケツト46との間を往復している。しかるにリール台2
5と係合している力セツト内のリールに巻取られていた
テープが完全に巻戻されてしまうと、テープの張力によ
つてリール台25は停止する。
このために検出レバー39へ回転モーメントは伝えられ
なくなる。従つて揺動レバー43の揺動に伴つてピン4
4は検出レバー39の溝42の右端とポケツト47との
間を往復することになる。このポケツト47は支軸27
の方に深く形成されているため、このポケツト47にピ
ン44が入ると揺動レバー43は第15図において支点
ピン48を中心に大きく反時計方向に回動し、これに伴
つて揺動レバー43のピン57が中間レバー55の一端
を押してこのレバー55を第15図において支点ピン5
6を中心に反時計方向に回動させる。この動作によつて
このレバー55の他端のピン58がストツプレバ一59
の側部を押して、このストップレバ一59をコイルばね
61に抗して第15図において支点ピン60を中心に時
計方向に回動させる。このために駆動ギヤ62のピン6
8とストツプレバ一59の先端とは離間し、1駆動ギヤ
62は回転が自由な状態となる。この駆動ギヤ62には
カム69が一体に形成されており、シヤツトオフレバー
70の一方の腕73と接触している。しかもこのシヤツ
トオフレバー70はコイルばね72によつて支軸71を
中心に第1図に示す状態において反時計方向に回動付勢
されているために、このレバー70の一方の腕73はカ
ム69の半径の小さい部分と接触するようにこのカム6
9に第1図において支軸63を中心に時計方向の回転力
を与える。従つてこのカム69と一体に構成されている
駆動ギヤ62は支軸63を中心に時計方向に回転する。
するとこの駆動ギヤ62の欠歯部64と対向しているピ
ニオン66はこの駆動ギヤ62と噛合う。
このピニオン66はフライホイル51とともにキャプス
タン67に固着されており、電源スイツチが入つている
限りは第1図においてキヤプスタン67を中心に反時計
方向に回転している。従つてこのピニオン66と駆動ギ
ヤ62とが噛合うと、1駆動ギヤ62はピニオン66に
よつて回転駆動される。すると今度は駆動ギヤ62のカ
ム69が支軸63を中心に時計方向に回転する。これに
よつてシヤツトオフレバー70の一方の腕73はカム6
9によつて押されて、このレバー70はコイルばね72
に抗して支軸71を中心に時計方向に1駆動されて第1
5図に示す状態となる。シヤツトオフレバー70が回動
するとこのレバー70の先端に形成されている段部74
が押圧スライダ86のピン93を押してこのスライダ8
6を往動させる。
スライダ86が往動するとこのスライダ86に固着され
ているピン92がロツクレバ一105のアーム105a
を押してこのレバー105をコイルばね107に抗して
支点ピン106を中心に第15図において反時計方向に
回動させる。このためにこのレバー105のピン108
と巻戻しスライダ75の段部80との係合は解除されて
巻戻しスライダ75のロツクは解除される。従つて巻戻
しスライダ75は復動用のコイルばね78によつて復動
し、リワインド状態は解除される。なお前記シヤツトオ
フレバー70による押圧スライダ86の往動の際にこの
スライダ86に植設されているピン92は巻戻しスライ
ダ75のカム溝81の水平部分82と傾斜部分83とが
形成されている切込みの側部を通過するが、この押圧ス
ライダ86のピン93がシヤツトオフレバー70の段部
74と係合してこのスライダ86が引張ばね94によつ
てピン90を中心に第15図において時計方向に回動す
るのを阻止するため、このスライダ86のピン92が前
記巻戻しスライダ75のカム溝81の水平部分82と傾
斜部分83が形成されている切込み内に入り込むことは
ない。
また前記シャツトオフレバー70のエンド検出に基く支
軸71を中心とする回動によつて前記ヒソ93を介して
シヤツトオフスライダ95の被押圧部101を押圧して
このスライダ95をコイルばね100に抗して第15図
において上方に往動させる。
これによつてこのスライダ95の操作部102はロツク
板14のピン22を引張つてこのロツク板14をピン1
5を中心に巻ばね16に抗して第2図において反時計方
向に回動させる。このためにこのロツク板14の突起1
9(第5図参照)によつてロツクされていた再生釦5は
復動してこのテープレコーダはストツプモードに切換え
られる。以上のようにこのオートリワインド動作は録音
または再生モードにおいて巻取り側のリールにテープが
すべて巻取られてしまうと、リール台25の停止によつ
てエンド検出され、これに関連してリワインド動作を行
い、供給側のりールにテープがすべて巻戻されてからシ
ヤツトオフ動作を行つてストツプモードにするものであ
る。
従つて続いてテープを再生するときに非常に便利となる
。り オートリピート動作 このオートリピート動作は録音または再生モードにおい
て巻取り側のリール台25と係合するリールにテープが
すべて巻取られてしまつた場合に、この後引続いて巻戻
しおよび再生を無限に繰返して行う動作であつて、同一
のテープを繰返して再生する場合に全く人手を要せずに
自動的に行いうるものである。
このオートリリピート動作を行うためには操作レバー1
31を操作つまみ131aによつて操作して第16図に
示すように2段階回動させる。
これによつて切換えスライダ110はレバー131のピ
ン133に押されて第16図においてコイルばね116
に抗して左方に往動し、このスライダ110の被ロツク
部123とロツクレバ一124のロツク部127とが係
合した状態でこのスライダ110はロツクされる。従つ
てこの状態においては第17図に示すように、前記切換
えスライダ110の往動によつてこのスライダ110の
当接部119も往動し、これによつてこの当接部119
とピン104を介して接触している切換えレバー103
は回動可能な状態となる。このためにこのレバー103
とピン91を介して係合している押圧スライダ86はコ
イルばね94によつてピン90を中心に第17図に示す
ように時計方向に若干だけ回動する。
するとこのスライダ86のピン92は巻戻しスライダ7
5のカム溝81の水平部分82と対向する位置にくる。
さらに前記切換えスライダ110の2段階の往動によつ
てこのスライダ110のピン99はシヤツトオフスライ
ダ95の屈曲孔97の屈曲部分に係合し、このためにこ
のシャツトオフスライダ95はピン98を中心に第17
図において反時計方向に回動し、このスライダ95の被
押圧部101は前記押圧スライダ86のピン93と対向
する位置から外れてしまう。
従つてたとえ押圧スライダ86が往動してもシヤツトオ
フ動作は行なわれなくなる。以上の状態において巻取り
側のリール台25が停止してオートリピート動作が行な
われる状態を第18図につき説明する。
揺動レバー43はカムギヤ50のカム部52によつてコ
イルばね49に抗して支点ピン48を中心に揺動してお
り、しかもこのレバー43の先端に設けられているピン
44は検出レバー39の溝42に係合している。
録音または再生モード状態においてはリール台25は支
軸27を中心に第18図において反時計方向に回転して
いるために、検出レバー39は中間レバー34のピン4
0を介して反時計方向の回転モーメントをリール台25
から受けている(第6図参照)。従つて揺動レバー43
のピン44はこのレバー43の揺動に伴つて溝42の第
18図において右端とポケツト45との間を往復してい
る。しかるにリール台25と係合している力セツト内の
リールにテープが完全に巻取られてしまうと、テープの
張力によつてリール台25は停止する。
このために検出レバー39へ回転モーメントは伝えられ
なくなる。従つて揺動レバー43の揺動に伴つてピン4
4は検出レバー39の溝42の右端とポケツト47との
間を往復することになる。このポケツト47は支軸27
の方に深く形成されているため、このポヶット47にピ
ン44が入ると揺動レバー43は第18図において支点
ピン48を中心に大きく反時計方向に回動し、これに伴
つて揺動レバー43のピン57が中間レバー55の一端
を押してこのレバー55を第18図において支点ピン5
6を中心に反時計方向に回動させる。この動作によつて
このレバー55の他端のピン58がストツプレバ一59
の側部を押して、このストツプレバ一59をコイルばね
61に抗して第18図において支点ピン60を中心に時
計方向に回動させる。
このために駆動ギヤ62Jのピン68とストツプレバ一
59の先端とは離間し、,駆動ギヤ62は回転が自由な
状態となる。この駆動ギヤ62にはカム69が一体に形
成されており、シャツトオフレバー70の一方の腕73
と接触している。しかもこのシヤツトオフ 4レバー7
0はコイルばね72によつて支軸71を中心に第1図に
示す状態において反時計方向に回動付勢されているため
に、このレバー70の一方の腕73はカム69の半径の
小さい部分と接触するようにこのカム69に第1図にお
いて支軸63を中心に時計方向の回転力を与える。従つ
てこのカム69と一体に構成されている1駆動ギヤ62
は支軸63を中心に時計方向に回転する。するとこの駆
動ギヤ62の欠歯部64と対向しているピニオン66は
この,駆動ギヤ62と噛合う。
このピニオン66はフライホイル51とともにキャプス
タン67に固着されており、電源スイツチが入つている
限りは第1図においてキャプスタン67を中心に反時計
方向に回転している。従つてこのピニオン66と,駆動
ギヤ62とが噛合うと、,駆動ギヤ62はピニオン66
によつて回転駆動される。すると今度は駆動ギヤ62の
カム69が支軸63を中心に時計方向に回転する。これ
によつてシャツトオフレバー70の一方の腕73はカム
69によつて押されて、このレバー70はコイルばね7
2に抗して支軸71を中心に時計方向に,駆動されて第
18図に示す状態となる。シヤツトオフレバー70が回
動するとこのレバー70の先端に形成されている段部7
4が押圧スライダ86のピン93を押してこのスライダ
86を第18図に示すように上方に移動させる。
このスライダ86はすでに述べたようにコイルばね94
によつてピン90を中心に第18図において時計方向に
回動しており、このスライダ86に植設されているヒソ
92は巻戻しスライダ75のカム溝81の水平部分82
と対向しているために、この押圧スライダ86の移動に
よつてピン92を介して巻戻しスライダ75を押圧して
第18図に示すように上方に移動させる。するとこの巻
戻しスライダ75の側部にピン108を介して接触して
いるロツクレバ一105はコイルばね107によつて支
点ピン106を中心に第18図に示すように時計方向に
回動して、このレバー105のピン108が巻戻しスラ
イダ75の段部80と係合する。
これによつてこの巻戻しスライダ75は復動用のコイル
ばね78に抗してロツクされることになる。この結果テ
ープレコーダは巻戻しモードとなり、巻取り側のリール
台25に係合するりールに巻取られていたテープは供給
側のリール台24に係合するリールに巻戻されることに
なる。なお前記巻戻しスライダ75の往動によつて、こ
のスライダ75と固着されている巻戻し釦3も往動する
。従つてこの巻戻し釦3の被ロツク部11はロツク板1
4の突起17を乗越えることになる(第2図および第5
図参照)。このためにこのロツク板14は回動するが、
これによつてこのロツク板14の突起21によつてロツ
クされていた録音釦7のロツクが解除される。何故なら
ばロツク板14の録音釦rをロツクするための突起21
は巻戻し釦3をロツクするための突起17よりも低く形
成されているからである。従つて突起17よりも高く形
成されている突起19によつてロツクされている再生釦
5は前記巻戻しスライダ75の往動に伴うロツク板14
の回動によつてロツク解除されない。そして前記録音釦
7のロツク解除によつて録音スライダ192は復動し、
このスライダ192と第2変換レバー196を介して関
連されているスイツチ切換えスライダ200は第18図
に示すように上方に移動する。
従つてこのスライダ200と板ばね205を介して関連
されているスイツチ187は録音可能な状態から再生可
能な状態に記録再生回路を切換える。さらに前記押圧ス
ライダ86の往動によつてラジオのスイツチを切ること
も可能であるからラジオで受信してテープに録音してい
る場合においてもテープが全部巻取られてしまつた場合
にはラジオのシヤツトオフ動作が行なわれる。すなわち
ラジオ解除レバー135のアーム138は長く形成され
ており、押圧スライダ86がコイルばね94によつて時
計方向に回動しても、前記押圧スライダ86のピン93
はラジオ解除レバー135のアーム138に対向してお
り、このピン93がシヤツトオフレバー70に押されて
移動するときに、このラジオ解除レバー135はコイル
ばね137に抗してピン136を中心に第18図におい
て反時計方向に回動される。
このためにこのラジオ解除レバー135の突片139が
ロツクレバ一140の突起143を押して、シヤツトオ
フ動作の場合と同様にこのロツクレバ一140をピン1
41を中心に第10図に示すように時計方向に回動させ
る。従つてこのレバー140のピン144とロツクスラ
イダ145のロツク部148との係合は解除されてロツ
クスライダ145はコイルばね151によつて第10図
に示すように右方に移動する。
この結果ロツクレバ一140のピン144はロツクスラ
イダ145のロツク部147と係合するとともに、ロツ
クスライダ145の被押圧部152にラジオ切換レバー
153のピン154が押されてこのレバー153は支軸
132を中心に第10図に示すように反時計方向に回動
する。
そして前記ロツクスライダ145の復動に伴つてラジオ
切換スイツチ(図示せず)は切換えられてシヤツトオフ
される。なお第18図は駆動ギヤ62が第1図に示す状
態から約270動回転したときの状態を示しているが、
駆動ギヤ62はさらに残りの約90回転してこのギヤ6
2のピン68がストツプレバ一59の先端に当接して回
転を停止する。
これに伴つてシャツトオフレバー70もコイルばね72
に引張られてピン71を中心に反時計方向に復回動する
。このためにこのシャツトオフレバー70にピン93を
介して押されていた押圧スライダ86は復動用の引張ば
ね94に引張られて第19図に示すように復動する。そ
してこの復動の際にこのスライダ86のピン92はロツ
クレバ一105によつてロツクされている巻戻しスライ
ダ75のカム溝81の傾斜部分83に案内されてこのス
ライダ86をピン90を中心に第19図においてコイル
ばね94に抗して反時計方向に回動させる。従つて復動
された押圧スライダ86は第19図に示すように復回動
しており、このスライダ86のピン92は巻戻しスライ
ダ75のカム溝81の水平部分82とは対向してはいな
い。前記の如くにして巻戻しスライダ75が往動されて
ロツクレバ一105によつてロツクされると、リワイン
ド動作が行なわれることになる。
このリワインド動作中においても揺動レバー43はカム
ギヤ50のカム部52によつてコイルばね49に抗して
支点ピン48を中心に揺動しており、しかもこのレバー
43の先端に設けられているピン44は検出レバー39
の溝42に係合している。リワインド状態においてはリ
ール台25は支軸27を中心に第20図において時計方
向に回転しているために、検出レバー39は中間レバー
34のピン40を介して時計方向の回転モーメントをリ
ール台25から受けている(第6図参照)。従つて揺動
レバー43のピン44はこのレバー43の揺動に伴つて
溝42の第20図において右端とポケツト46との間を
往復している。しかるにリール台25と係合している力
セツト内のリールに巻取られていたテープが完全に巻戻
されてしまうと、テープの張力によつてリール台25は
停止する。
このために検出レバー39へ回転モーメントは伝えられ
なくなる。従つて揺動レバー43の揺動に伴つてピン4
4は検出レバー39の溝42の右端とポケツト47との
間を往復することになる。このポケツト47は支軸27
の方に深く形成されているため、このポケツト47にピ
ン44が入ると揺動レバー43は第20図において支点
ピン48を中心に大きく反時計方向に回動し、これに伴
つて揺 C動レバー43のピン57が中間レバー55の
一端を押してこのレバー55を第20図において支点ヒ
ソ56を中心に反時計方向に回動させる。この動作によ
つてこのレバー55の他端のピン58がストツプレバ一
59の側部を押して、このストツプレバ一59をコイル
ばね61に抗して第20図において支点ピン60を中心
に時計方向に回動させる。このために,駆動ギヤ62の
ピン68とストツプレバ一59の先端とは離間し、駆動
ギヤ62は回転が自由な状態となる。Jこの駆動ギヤ6
2にはカム69が一体に形成されており、シヤツトオフ
レバー70の一方の腕73と接触している。しかもこの
シャツトオフレバー70はコイルばね72によつて支軸
71を中心に第1図に示す状態において反時計方向 J
に回動付勢されているために、このレバー70の一方の
腕73はカム69の半径の小さい部分と接触するように
このカム69に第1図において支軸63を中心に時計方
向の回転力を与える。従つてこのカム69と一体に構成
されている駆 ク動ギヤ62は支軸63を中心に時計方
向に回転する。するとこの駆動ギヤ62の欠歯部64と
対向しているピニオン66はこの駆動ギヤ62と噛合う
このピニオン66はフライホイル51とともにキヤプス
タン67に固着されており、電源スイツチが入つている
限りは第1図においてキヤプスタン67を中心に反時計
方向に回転している。従つてこのピニオン66と駆動ギ
ヤ62とが噛合うと、駆動ギヤ62はピニオン66によ
つて回転駆動される。すると今度は駆動ギヤ62のカム
69が支軸63を中心に時計方向に回転する。これによ
つてシヤツトオフレバー70の一方の腕73はカム69
によつて押されて、このレバー70はコイルばね72に
抗して支軸71を中心に時計方向に5駆動されて第20
図に示す状態となる。シヤツトオフレバー70が回動す
るとこのレバー70の先端に形成されている段部74が
押圧スライダ86のピン93を押してこのスライダ86
を往動させる。
スライダ86が往動するとこのスライダ86に固着され
ているピン92がロツクレバ一105のアーム105a
を押してこのレバー105をコイルばね107に抗して
支点ピン106を中心に第20図において反時計方向に
回動させる。このためにこのレバー105のピン108
と巻戻しスライダ75の段部80との係合は解除されて
巻戻しスライダ75のロツクは解除される。従つて巻戻
しスライダ75は復動用のコイルばね78によつて復動
し、リワインド状態は解除される。なお前記シヤツトオ
フレバー70による押圧スライダ86の往動の際にこの
スライダ86に植設されているピン92は巻戻しスライ
ダ75のカム溝81の水平部分82と傾斜部分83とが
形成されている切込みの側部を通過するが、この押圧ス
ライダ86のヒソ93がシャツトオフレバー70の段部
74と係合してこのスライダ86が引張ばね94によつ
てピン90を中心に第20図において時計方向に回動す
るのを阻止するため、このスライダ86のピン92が前
記巻戻しスライダ75のカム溝81の水平部分82と傾
斜部分83とが形成されている切込み内に入り込むこと
はない。
またこのとき前記シャツトオフスライダ95は切換えス
ライダ110のピン99によつてピン98を中心として
第20図に示すように反時計方向に回動しているため、
シャツトオフレバ一70が回動して押圧スライダ86を
押圧して往動させても、このスライダ86のピン93に
よつてシャットオフスライダ95が押されることはない
従つて巻戻しのエンド検出に基いてシャツトオフ動作が
行なわれることはない。以上のようにして巻戻しスライ
ダ75のロツクが解除されることになるが、この巻戻し
スライダ75のロツクを解除した押圧スライダ86はシ
ヤツトオフレバー70の復回動に伴つてコイルばね94
によつて復動する。
この復動された状態においては第21図に示すようにシ
ヤツトオフレバー70は押圧スライダ86のピン93と
離れるために、このレバー70による押圧スライダ86
のピン90を中心とする第21図において時計方向への
回動の規制は解除される。このために押圧スライダ86
はコイルばね94によつて第21図においてピン90を
中心に時計方向に回動し、このスライダ86のピン92
は巻戻しスライダ75のカム溝81の水平部分82と対
向する位置に移動する。これによつて次の押圧スライダ
86の往動によつて再び巻戻しを行いうる状態にしてい
る。なお前記巻戻し動作中においても再生釦5はロツク
板14によつてロツクされたままになつているので、巻
戻しスライダ75がロツク解除されると同時にこのテー
プレコーダは再生状態に切換えられ、供給側のリール台
24と係合するリールに巻戻されたテープは順次送り出
されて再生される。
この再生動作状態において、揺動レバー43はカムギヤ
50のカム部52によつてコイルばね49に抗して支点
ピン48を中心に揺動しており、しかもこのレバー43
の先端に設けられているピン44は検出レバー39の溝
42に係合している。
再生モード状態においてはリール台25は支軸27を中
心に第22図において反時計方向に回転しているために
、検出レバー39は中間レバー34のピン40を介して
反時計方向の回転モーメントをリール台25から受けて
いる(第6図参照)。従つて揺動レバー43のピン44
はこのレバー43の揺動に伴つて溝42の第22図にお
いて右端とポケツト45との間を往復している。しかる
にリール台25と係合している力セツト内のリールにテ
ープが完全に巻取られてしまうと、テープの張力によつ
てリール台25は停止しする。
このために検出レバー39へ回転モーメントは伝えられ
なくなる。従つて揺動レバー43の揺動に伴つてピン4
4は検出レバー39の溝42の右端とポケツト47との
間を往復することになる。このポケツト47は支軸27
の方に深く形成されているため、このポケツト47にピ
ン44が入ると揺動レバー43は第22図において支点
ピン48を中心に大きく反時計方向に回動し、これに伴
つて揺動レバー43のピン57が中間レバー55の一端
を押してこのレバー55を第22図において支点ピン5
6を中心に反時計方向に回動させる。この動作によつて
このレバー55の他端のピン58がストツプレバ一59
の側部を押して、このストツプレバ一59をコイルばね
61に抗して第22図において支点ピン60を中心に時
計方向に回動させる。
このために駆動ギヤ62のピン68とストツプレバ一5
9の先端とは離間し、駆動ギヤ62は回転が自由な状態
となる。この駆動ギヤ62にはカム69が一体に形成さ
れており、シヤツトオフレバー70の一方の腕73と接
触している。しかもこのシヤツトオフレバー70はコイ
ルばね72によつて支軸71を中心に第1図に示す状態
において反時計方向に回動付勢されているために、この
レバー70の一方の腕73はカム69の半径の小さい部
分と接触するようにこのカム69に第1図において支軸
63を中心に時計方向の回転力を与える。従つてこのカ
ム69と一体に構成されている駆動ギヤ62は支軸63
を中心に時計方向に回転する。するとこの駆動ギヤ62
の欠歯部64と対向しているピニオン66はこの駆動ギ
ヤ62と噛合う。
このピニオン66はフライホイル51とともにキャプス
タン67に固着されており、電源スイッチが入つている
限りは第1図においてキャプスタン67を中心に反時計
方向に回転している。従つてこのピニオン66と駆動ギ
ヤ62とが噛合うと、1駆動ギヤ62はピニオン66に
よつて回転駆動される。すると今度は駆動ギヤ62のカ
ム69が支軸63を中心に時計方向に回転する。これに
よつてシャツトオフレバ−70の一方の腕73はカム6
9によつて押されて、このレバ−70はコィルばね72
に抗して支軸71を中心に時計方向に1駆動されて第2
2図に示す状態となる。シャツトオフレバ−70が回動
するとこのレバ−70の先端に形成されている段部74
が押圧スライダ86のピン93を押してこのスライダ8
6を第22図に示すように上方に移動させる。
このスライダ86はすでに述べたようにコイルばね94
によつてピン90を中心に第22図において時計方向に
回動しており、このスライダ86に植設されているピン
92は巻戻しスライダ75のカム溝81の水平部分82
と対向しているために、この押圧スライダ86の移動に
よつてピン92を介して巻戻しスライダ75を押圧して
第22図に示すように上方に移動させる。するとこの巻
戻しスライダ75の側部にピン108を介して接触して
いるロツクレバー105はコイルばね107によつて支
点ピン106を中心に第22図に示すように時計方向に
回動して、このレバ−105のピン108が巻戻しスラ
イダ75の段部80と係合する。
これによつてこの巻戻しスライダ75は復動用のコイル
ばね78に抗してロツクされることにな 乏る。この結
果テープレコーダは再び巻戻しモードとなり、巻取り側
のリール台25に係合するリールに巻取られていたテー
プは供給側のリール台24に係合するリールに巻戻され
ることになる。このようにオートリピート動作において
は、録音または再生モードの終了につづいて巻戻しおよ
び再生の動作を無限に繰返して行うことができるように
構成されている。
従つて同一のテープを繰返して再生する場合に全く入手
を要せ 、ユずに自動的に行うことができて非常に便利
なものとなる。以上このテープレコーダのシャツトオフ
動作、オートリワインド動作およびオートリピート動作
について述べたが、このテープレコーダにお 4いては
キユーおよびレビユー時においてシヤツトオフ動作を防
止する機構を備えている。
以下第23図につき説明する。キユーおよびレビユーモ
ードはそれぞれ、再生モード状態において早送り釦6ま
たは巻戻し釦3を押して一時的にテープを早送りまたは
巻戻しするものである。
そしてこれらのキユーあるいはレビユーへの切換えに際
してテープ走行が一時的に停止することになるが、この
ときにシャツトオフ動作が行なわれると困るのでキユー
およびレビユー時におけるシヤツトオフ防止機構が設け
られている。レビユー操作は巻戻し釦3を押してこの釦
3と固着されている巻戻しスライダ75を軽く往動させ
ることにより現出される。
またキユー操作は早送り釦6を押してこの釦6と固着さ
れている早送りスライダ170を軽く往動させることに
より現出される。巻戻しスライダ75が往動されると、
このスライダ75に設けられている押圧部159が中間
レバ−160の先端161を押圧してこのレバ−160
をコイルばね163に抗して第23図において支点ピン
162を中心に時計方向に回動させる。
一方早送りスライダ170が往動されると、このスライ
ダ170の押圧部171が第2中間レバ−166の一端
169を押圧してこのレバー166をコイルばね168
に抗してピン167を中心に第23図において反時計方
向に回動させる。
これによつてこのレバ−166の折曲片172が中間レ
バ−160を押してこのレバ−160を同じくピン16
2を中心に時計方向に回動させる。このようにキユーお
よびレビューの操作はすべて中間レバ−160のピン1
62を中心とする第23図における時計方向の回動とし
て検出される。そしてこの中間レバ−160のピン16
2を中心とする第23図における時計方向の回動によつ
てこのレバ−160の規制部164は第23図において
下方に移動する。
従つてこの規制部164によつて折曲片175を介して
当接して回動を規制されていたシャツトオフ検出規制レ
バ−173はコイルばね174によつて支点ピン167
を中心に第23図において時計方向に回動する。そして
このレバ−173の押圧部177が検出レバ−39に植
設されているピン178を押圧して、この検出レバ−3
9を支軸27を中心に第23図において反時計方向に回
転モーメントを与える。従つて検出レバー39は再生モ
ード状態と同一の状態となり、揺動レバ−43のピン4
4はこの検出レバ−39の溝42の第23図において右
端とポケツト45との間で往復動を行い、ポケツト47
に入り込むことはない。従つてキユーあるいはレビユー
への切換え操作時において、一時的にテープ走行が停止
してもエンド検出されることがなく、シャツトオフ動作
もしなくなる。
このキユーあるいはレビユー操作時におけるシヤツトオ
フ防止機構はとく lにレビユー操作のときに効果が大
きい。何故ならば再生モードにおいてレビユー操作を行
うとテープの走行方向が逆転するために、必ずリール台
25は一度停止することになり、この防止機構がないと
この停止時にシヤツトオフ動作し lてしまうからであ
る。なおこの防止機構はキユーおよびレビユー操作時に
は作動するが、早送りおよび巻戻しモード時には作動し
ないように構成されている。
すなわち早送りおよび巻戻しモードにおいては早 2送
り釦6および巻戻し釦3がそれぞれロツク板14によつ
てロツクされる状態まで押込まれることになるが、これ
によつて早送りスライダ170および巻戻しスライダ7
5は第24図に示すようにキユーおよびレビユー操作時
に比べ 2て大きく往動することになる。従つてこれら
のスライダ170,75はそれぞれ直接または第2中間
レバ−166を介して中間レバ−160を大きく回動さ
せることになる。
中間レバ−160が第24図に示すように 3コイルば
ね163に抗して支点ピン162を中心に時計方向に大
きく回動゛すると、このレバー160の押圧部165が
シャツトオフ検出規制レバ−173の被押圧部176を
押圧してこの規制レバ−173を支点ピン167を中心
に第 524図において反時計方向にコイルばね174
に抗して回動させる。このためにこのレバー173の押
圧部177は検出レバ−39のピン178から離間する
。従つて検出レバ−39は規制レバ−173によつて回
転モーメントを受゛クけることがなくなり、シャツトオ
フ検出の防止は解除される。この結果、早送りまたは巻
戻しモードにおいてリール台25が停止した場合にはエ
ンド検出がなされ、シヤツトオフ動作、オートリワイン
ド動作およびオートリピート動作が引続いてなされるこ
とになる。またこのテープレコーダにおいては、オート
シャットオフ、オートリワインドおよびオートリピート
動作に関連する機構と早送り操作機構とは互に独立に作
動するように構成されているためにオートリビートおよ
びオートリワインドに切換えて録音、再生あるいは巻戻
し動作を行つている場合においても、早送り釦6を押し
てキユー操作を行うことができるようになつており、非
常に使用し易いものとなつている。
ただしオートリピートまたはオートリワインドに切換え
てリワインド動作を行つているときには、巻戻し釦3が
固着されている巻戻しスライダ75はロツク板105に
よつて往動状態でロツクされているために、さらにこの
巻戻し釦3を押してレビユー操作することはできない。
なおこのオートリピートまたはオートリワインドにおけ
るリワインド動作中は巻戻しスライダ75が大きく往動
しており、このためにヘツド基板(図示せず)が十分に
後退しているので、テープとヘツドが摺接することがな
く、レビユー音は発生しない。以上本発明をテープレコ
ーダに適用した一実施例につき説明したが、本発明は前
記実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に
基いて各種変更が可能である。
例えば本発明はテーブレコーダ以外の各種の記録再生装
置、例えばカセツト式ビデオテーブレコーダにも適用可
能である。
以上に述べたことから明らかなように本発明に6いては
、〜 リール台の回転停止に関連して動作するエンド検
出機構(例えば、実施例の検出レバ−39、溝42、揺
動レバ−43、ピン44、ポケツト45〜47等)、ト
)上記エンド検出機構のエンド検出に基づいて駆動され
るシヤットオフ部材(例えば、実施例のシヤツトオフレ
バ−70、C)記録媒体を定速走行状態に操作するため
の定速操作部材(例えば、実施例の再生釦5),)記録
媒体を巻戻し走行状態に操作するための第1の巻戻し操
作部材(例えば、実施例の巻戻し釦3)、(O上記定速
操作部材および上記第1の巻戻し操作部材を夫々その動
作位置でロツクする第1のロツク機構(例えば、実施例
のロツク板14等)、(8)オートシヤツトオフ、オー
トリワインドおよびオートリピートの3つのモードを切
り換える切換え操作部(例えば、実施例の切換えスライ
ダ110、操作レバー131等)、(G)上記第1の巻
戻し操作部材を操作し得る第2の巻戻し操作部材(例え
ば、実施例の巻戻しスライダ75)、(有)上記シヤツ
トオフ部材によつて駆動される駆動部材(例えば、実施
例の押圧スライダ86)、()上記切換え操作部の切換
えによつて上記駆動部材を上記第2の巻戻し操作部材に
選択的に係合させ、この係合により上記シヤツトオフ部
材に連動して上記第2の巻戻し操作部材を動作位置に移
動させる第1のカム機構(例えば、実施例のカム溝81
等)、(J)上記駆動部材によつて移動された上記第2
の巻戻し操作部材をその動作位置でロツクし、かつ上記
駆動部材が上記第2の巻戻し操作部材に係合しないで上
記シヤツトオフ部材により駆動されるときにこの駆動部
材によつて上記ロツクが解除されるように構成した第2
のロツク機構(例えば、実施例のロツクレバ一105等
)、(5)上記第1のロツク機構による上記定速操作部
材と上記第1の巻戻し操作部材のロツクを解除するロツ
ク解除部材(例えば、実施例のシヤツトオフスライダ9
5)、(L)上記切換え操作部の切換えにより、上記ロ
ツク解除部材が上記シャツトオフ部材に連動して上記第
1のロツク機構によるロツクを解除し得る状態と解除し
ない状態とに上記ロツク解除部材を切り換えるための第
2のカム機構(例えば、実施例の屈曲孔97等)、を夫
々具備せしめている。
従つて本発明によれば、切換え操作をするだけでオート
シヤツトオフ、オートリワインドおよびオートリピート
の3つの動作をそれぞれ自動的に行なえることになり、
非常に便利な記録再生装置を提供することができる。
またエンド検出はリール台の停止によつて行なわれるよ
うになつているため、テープカウンタ等を用いるものと
は違つて記録媒体の長さや送り速度に無関係に、かつ確
実にエンド検出を行うことができる。
また操作機構は記録媒体の走行駆動系に関連して作動す
るものであつて、このために特にプランジャソレノイド
等の駆動手段を設ける必要がなくなり、装置が大がかり
とはならずまた安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明をラジオ付き力セツトテープレコーダに適
用した一実施例を示すものであつて、第1図はこのテー
プレコーダのストツプモードにおける要部平面図、第2
図は第1図における〜線断面図、第3図は第1図におけ
る〜線断面図、第4図は第1図における〜線断面図、第
5図はロツク板の斜視図、第6図はリール台の縦断面図
、第7図は第1図における〜線矢視図、第8図は第1図
における〜線矢視図、第9図はオートシヤツトオフ動作
時における要部平面図、第10図は第9図におけるX−
X線矢視図、第11図は後述の第13図におけるM−M
線矢視図、第12図は切換えスライダ110を一段前進
した状態の要部平面図、第13図はオートリワインド動
作における録音モードのエンド検出の状態を示す要部平
面図、第14図は第13図に示す状態において押圧スラ
イダ86が復動した状態の要部平面図、第15図はオー
トリワインド動作におけるシャツトオフ動作を示す要部
平面図、第16図は後述の第18図におけるX〜X線断
面図、第17図は切換えスライダ110を二段前進させ
た状態の要部平面図、第18図はオートリピート動作に
おける録音モードのエンド検出の状態を示す要部平面図
、第19図は第18図に示す状態において押圧スライダ
86が復動した状態の要部平面図、第20図はオートリ
ピート動作におけるリワインドのエンド検出の状態を示
す要部平面図、第21図は第20図に示す状態において
押圧スライダ86が復動した状態の要部平面図、第22
図はオートリピート動作における再生モードのエンド検
出の状態を示す要部平面図、第23図はキユ一およびレ
ビユ一におけるシヤツトオフ防止の状態を示す要部平面
図、第24図は早送りおよび巻戻しモードにおけるシャ
ツトオフ防止機構の防止動作の解除を示す要部平面図で
ある。 なお図面に用いられている付号において、25はリール
台、34は中間レバー、39は検出レバー、43は揺動
レバー、62は駆動ギヤ、69はカム、70はシヤツト
オフレバ一 86は押圧スライダ、95はシヤツトオフ
スライダ、110は切換えスライダ、131は操作レバ
ーである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録媒体を用いて記録および/または再生を行うよ
    うにして成る記録再生装置において、(A)リール台の
    回転停止に関連して動作するエンド検出機構39、42
    〜47、(B)上記エンド検出機構のエンド検出に基づ
    いて駆動されるシャツトオフ部材70、(C)記録媒体
    を定速走行状態に操作するための定速操作部材5、(D
    )記録媒体を巻戻し走行状態に操作するための第1の巻
    戻し操作部材3、(E)上記定速操作部材および上記第
    1の巻戻し操作部材を夫々その動作位置でロックする第
    1のロック機構14、(F)オートシヤツトオフ、オー
    トリワインドおよびオートリピートの3つのモードを切
    り換える切換え操作部110、131、(G)上記第1
    の巻戻し操作部材を操作し得る第2の巻戻し操作部材7
    5、(H)上記シヤツトオフ部材によつて駆動される駆
    動部材86、(I)上記切換え操作部の切換えによつて
    上記駆動部材を上記第2の巻戻し操作部材に選択的に係
    合させ、この係合により上記シャツトオフ部材に連動し
    て上記第2の巻戻し操作部材を動作位置に移動させる第
    1のカム機構81、(J)上記駆動部材によつて移動さ
    れた上記第2の巻戻し操作部材をその動作位置でロック
    し、かつ上記駆動部材が上記第2の巻戻し操作部材に係
    合しないで上記シャツトオフ部材により、駆動されると
    きにこの駆動部材によつて上記ロックが解除されるよう
    に構成した第2のロック機構105、(K)上記第1の
    ロック機構による上記定速操作部材と上記第1の巻戻し
    操作部材のロックを解除するロック解除部材95、(L
    )上記切換え操作部の切換えにより、上記ロック解除部
    材が上記シヤツトオフ部材に連動して上記第1のロック
    機構によるロックを解除し得る状態と解除しない状態と
    に上記ロック解除部材を切り換えるための第2のカム機
    構97、を夫々具備することを特徴とする記録再生装置
JP51027284A 1976-03-12 1976-03-12 記録再生装置 Expired JPS5946055B2 (ja)

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