JPS5937039A

JPS5937039A - バリ取り装置

Info

Publication number: JPS5937039A
Application number: JP14574382A
Authority: JP
Inventors: Iwane Ooyama; 大山　岩根
Original assignee: Toshiba Corp; Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-08-23
Filing date: 1982-08-23
Publication date: 1984-02-29
Also published as: JPS6012184B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明はたとえばコンプレッサのピストンなどの鋳造
品の各部に発生しているパリを自動的に研削して除去す
る・クリ取り装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

コンプレッサのピストンは、第１図に示すように、一対
の長大が穿設され、これら長穴にモータの駆動軸に一端
が連結されたシャフトが挿通される円筒部１とこの円筒
部１に対して直角に形成されシリンダ内周壁に摺接して
往復動する円柱部２とからなり全体としてほぼＴ字状に
成形された鰭造品である。このような被加工物３は、円
筒部Ｊの外周面にパリ、が、両端面にパ１７　ｂ　、　
ｂが発生しているとともに、円柱部２の端面にもパリＣ
が発生している。

を用い手作業によってパリ取りを行なっているが、手作
業であるため作業能率が悪いことは勿論、パリ取り状態
にバラツキができ、品質が一定しないという事情がある
。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、被加工物の各部に発生しているパリ
を全自動的に除去することができ、しかも被加工物を搬
送する搬送途上においてパリ取シすることができ、・々
す取シ作業能率の向上と品質の安定化を図ることができ
るパリ取υ装置を提供しようとするものである。

〔発明の概要〕

被加工物を搬送する搬送装置の搬送途上に第１、第２お
よび第３のステーションを設ケ、各ステーションにおい
て被加工物をチャックするとともにチャックされた被加
工物のパリを研削して除去する砥石を設け、被加工物の
円筒部の外周面および両端面に発生しているパリおよび
円柱部の端面に発生しているパリを除去することにある
。

〔発明の実施例〕

以下、この発明を図面に示す一実施例にもとづいて説明
する。第２図および第３図はパリ取り装置全体の概略的
構成を示すものである。

１ノは第１図に示した被加工物３・・・を供給する供給
装置で、この供給口１２には被加工物３・・・を整列す
る整列装置１３が設けられている。そして、この整列装
置１３によって整列された被加工物３・・・はガイド板
１４に案内されて搬送装置１５に供給されるように寿っ
ている。搬送装置１５について説明すると、１６はペー
スで、このペース１６上にはスプロケッ）Ｊ７，７７に
掛渡されたローラチェー７１８，１ｇが設けられている
。そして、このローラチェー７１８゜１８はラックピニ
オン機構１９とシリンダ２゜とによって間歇的に矢印方
向に走行するようになっている。まだ、ローラチェーン
１８　、　ＩＦＩにはその長手方向に亘って所定間隔を
存して多数の保持具２ノ・・・が設けられ、上記供給装
置１ノから供給される被加工物３を１個づつ載置するよ
うになっている。さらに、搬送装置１５の搬送途中すな
わちローラチェーン１８　、１８に対向する上部には搬
送方向に沿って後述する第１のステーション２２、第２
のステーション２３および第３のステーション２４が設
けられている。

まず、第１のステーション２２について説明すると、２
５は上記ベース１６に設けられた架台で、この架台２５
には上記ローラチェーン１８．１８に対向する第１の開
口部２６と第２の開口部２７が設けられている。そして
、この架台２５上には第１の開口部２６を挾んで対向す
る第１のコレットチャック機構２８と第１の研削機構２
９が設けられているとともに、第２の開口部２７を挾ん
で対向する第２のコレットチャック機構３ｏと第２の研
削機構３１が設けられ、これらは点対称的に配設されて
いる。また、第１の開口部２６および第２の開口部２７
に対向する下部には第４図で示すような昇降機構３２．
３３が設けられている。これら昇降機構３２．３３は同
一構造であり、シリンダ３４とこのスライドロッド３５
の上端に設けた支持具３６およびストッパ３７とから構
成されている。そして、上記保持具２１上の被加工物３
の円筒部１を支持具３６によって支承し、上記第１、第
２のコレットチャック機構２８．３０の位置まで上昇さ
せるようになっている。この第１、第２のコレットチャ
ック機構２８．３０はデープル３８ととのテーブル３８
上に固定されたコレットチャック３９とがらなり、被加
工物３の円筒部１内に挿入してチャックするようになっ
ている。また、第１．第２の研削機構２９゜３ノはｘｙ
テーブル４θに支持された砥石４ノを有するエヤーグラ
インダ４２と、ＸＹテーブル４０を移動して砥石４１を
被加工物３に圧接するシリンダ４３および砥石４ノを進
退するカム機構４４とから構成されている。そして、こ
れら第１．第２の研削機構２９．３１によって被加工物
３の円筒部１の外周面に発生しているパリａを除去する
ようになっている。

つぎに、第２のステーション２３について説明すると、
４５は架台で、この架台４５には上記架台２５と同様に
開口部４６が設けられ、この開口部４６と対向する下部
には第４図に示すものと同一構造の昇降機構４７が設け
られている。寸だ、架台４５の開口部４６近傍にはチャ
ック機構４８が設けられている。このチャック機構４８
はシリンダ（図示しない）によって作動する上下一対の
挾持片４９，４９のＶ溝間で被加工物３の円筒部１を挾
持するようになっている。さらに、架台４５上には開口
部４６を挾んで一対の研削機構５０．５０が設けられて
いる。これら研削機ＪＲ５０１５０はＸＹテーブル５Ｊ
に支持された砥石５２を有するエヤーグラインダ５３と
、とのＸＹテーブル５ノを進退させて砥石５２を被加工
物３に圧接する定圧シリンダ５４およびＸＹテーブル５
１を移動させる送り用シリンダ５５とから構成されてい
る。そして、これら一対の研削機構５０．５０によって
被加工物３の円筒部１の両端面に発生しているパリｂ、
ｂを除去するようになっている。

つぎに、第３のステーション２４について説明すると、
５６は架台で、この架台５６には上記架台２５．４５と
同様に開口部５７が設けられ、この開口部５７と対向す
る下部には第４図に示すものと同一構造の昇降機構５８
が設けられている。また、架台５６の開口部５７近傍に
は回転シリンダ５９およびこの回転シリンダ５９によっ
て回動するクランプ０６０が設けられ、昇降機構５８に
よって上昇した被加工物３の円筒部１を一時的にクラン
プして９０°回動し、その円柱部２を水平に保持するよ
うになっている。

さらに、架台６６の開口部５７の近傍にはチャック機構
６１および研削機構６２が設けられ、チャック機構６１
は上記クランプ６０によってクランプされた被加工物３
の円柱部２をチャックするようになっている。また、研
削機構６２はテーブル６３に支持された砥石６４を有す
るエヤーグラインダ６５と、テーブル６３を進退させる
シリンダ６６とから構成されている。そして、この研削
機構６２は第５図に示すようにチャック機構６ノによっ
てチャックされた被加工物３の円柱部２の端面に発生し
ているパリＣを傾斜している砥石６４の外周面で研削除
去するようになっている。なお、６７はシュートで、第
１．第２および第３のステーション２２゜２３および２
４によってパリ取りされた被加工物３を排出するように
なっている。

つぎに、上述のように構成されたパリ取り装置の作用に
ついて説明する。供給装置１ノから供給された被加工物
３は整列装置１３によって整列されたのち搬送装置１５
に供給される。搬送装置１５には間歇的に走行するロー
ラチェーン１８．１８が設けられているだめ、これらロ
ーラチェーン１８．１８上の保持具２１が供給部位に対
向すると、その上部に被加工物３が１個づつ載置される
。ローラチェー７１８　、１Ｂの走行に伴って被加工物
３が第１のステーション２２に到達すると、昇降機構３
２の支持具３６が上昇し、被加工物３はその円筒部１が
支持されて第１の開口部２６より上方へ持ち上げられる
。そこで、第１のコレットチャック機構２８が作動し、
コレットチャック３９が前進すると、被加工物３の円筒
部１内に挿入され、被加工物３は固定的に保持された状
態で回転する。

なお、支持具３６は被加工物３がコレットチャック３９
にチャックされると下降する。一方、とのとき、第１の
研削機構２９も作動し、シリンダ４３によって設定され
た研削荷重を砥石４１に与えるとともに、この砥石４１
をカム機構４４によって進退させることになる。したが
って、被加工物３の円筒部１の外周面は第６図の斜線で
示すように、右半分が斜めに研削されることになり、砥
石４１と円柱部２との干渉を防止することができる。被
加工物３が１回転して第１の研削機構２９における研削
が完了すると、シリンダ４３が作動して砥石４１は被加
工物３から離間する。そして、昇降機構３２が再び作動
して支持具３６が上昇すると、被加工物３は支持具３６
に支持されコレットチャック３９も後退する。被加工物
３を支持した支持具３６が下降すると、この被加工物３
は再び保持具２１に保持され、ローラチェーン１Ｂ、Ｉ
８によって１♂ツチ送られると、被加工物３は荷降機構
３３に対向する。しだがって、被加工物３は上述と同様
に支持具３６によって第２の開口部２７よシ上方へ持ち
上げられる。そこで、この被加工物３は第２のコレット
チャック機構３０によってチャックされ、第２の研削機
構３１によって研削されるが、第１．第２の研削機構２
９．３１は点対称位置にあるため、第１の研削機構２９
によって残された円筒部１の左半分（第６図参照）を斜
めに研削することになる。したがって、第１．第２の研
削機構２９゜３ノによって円筒部１の外周面全体が研削
され、パリａが除去される。

第１のステーショ、ン２２における研削が完了すると、
被加工物３は保持具２ノに保持された状態で搬送され、
被加工物３が第２のステーション２３に到達すると、昇
降機構４７が作動する。そして、被加工物３が支持具、
９１５によって開口部４６より上方に持ち上げられる。

このとき、チャック機構４８が作動して被加工物３の円
筒部ｌが挾持片４９．４９間で挾持されると、支持具３
６はいったん下降する。このようにして被加工物３がチ
ャック機構４８によって挾持されると、定圧シリンダ５
４によってエヤーグラインダ５．９　、５３が前進する
。したがって、円筒部ノの両端面は砥石５２．５２によ
って研削され、パリｂ　、　ｂが除去される。

第２のステーション２３における研削が完了すると、エ
ヤーグライン〆５３．５３は後退し、砥石ｓ２，５ｚｆ
ｉ被加工物３から離れる。そして、昇降機構４７の支持
具３６が再上昇し、被加工物３を支持して保持具２ノに
移載する。しだがって、被加工物３はっぎの第３のステ
ージ冒ン２４へ搬送される。

そして、被加工物３が第３のステーション２４に到達す
ると、同様に昇降機構５８が作動して保持具２１上の被
加工物３は支持具３６によって開口部５７より上方に持
ち上げられる。

このとき、回転シリンダ５９が作動して被加工物３のク
ランプ６０をクランプして９０°回転させる。そして、
円柱部２が水平状態に位置すると、チャック機構６１が
前進して円柱部２の基部をチャックして回転させる。こ
の状態で、シリンダ６６が作動すると、エヤーグライン
ダ６５が前進し、円柱部２の端面を砥石６４によって研
削してパリＣを除去する。

このようにして被加工物３の円柱部２のパリ取りが完了
すると、エヤーグラインダ６５が後退し、昇降機構５８
の支持具３６が再上昇して被加工物３を支持して保持具
２１に移載する。

したがって、パリ取シの完了した被加工物３はローラチ
ェーン１８．１８の走行に伴って搬送され、シュート６
７から排出されることになる。

なお、上記一実施例においては、チャック機構によって
チャックされた被加工物に対して砥石を進退させるよう
にしたが、チャック機構を進退させるようにしてもよい
。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したように、被加工物を間歇的に搬
送する搬送装置の搬送途上に第１゜第２および第３のス
テーションを設け、各ステーションにおいて被加工物を
チャックするチャック機構および砥石を有した研削機構
を設けたから、被加工物の円筒部の外周面、両端面に発
生しているパリおよび円柱部の端面のパリを自動的に除
去することができ、パリ取シ作業の能率向上を図ること
ができる。しかも、被加工物に対する砥石の荷重を設定
することにより、一定の研削量に保つことができ、品質
の安定化を図ることができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は被加工物の斜視図、第２図はこの発明の一実施
例を示すパリ取り装置の平面図、第３図は同じく正面図
、第４図は同じく昇降機構の正面図、第５図は同じくチ
ャック機構の平面図、第６図は同じく被加工物の円筒部
の研削状態を示す説明図である。１・・・円筒部、２・・・円柱部、３・・・被加工物、
ａ。ｂ、ｃ・・・パリ、１１・・・供給装置、１５・・・搬
送装置、２１・・・保持具、２２・・・第１のステーシ
ョン、２３・・第２のステーション、２４・・・第３の
ステーション、２８．３０・・・コレットチャック機構
、４１．５２．６４・・・砥石、３２　、３　、？　、
　４７　。５８・・・昇降機構、４８．６１・・・チャック機構。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第４図第５図第６１゛４

Claims

【特許請求の範囲】

円筒部とこれと直角の円柱部とからなり、全体としてほ
ぼＴ字状をなす被加工物の上記円筒部の外周面、両端面
および円柱部の端面に発生しているパリを除去するパリ
取り装置において、上記被加工物を整列して順次供給す
る供給装置と、この供給装置から供給された被加工物を
保持する保持具を有し被加工物を間歇的に搬送する搬送
装置と、この搬送装置の搬送途上に設けられ被加工物の
円筒部の外周面を研削してパリ取りする第１のステーシ
ョンと、同じく円筒部の両端面を研削してパリ取りする
第２のステーションと、同じく円柱部の端面を研削して
パリ取りする第３のステーションとからなシ、上記第１
のステーションには円筒部をチャックする一対のコレッ
トチャック機構と円筒部の外周面を研削する一対の砥石
が点対称に設けられ、第２のステーションには円筒部を
チャックするチャックと円筒部の両端面を同時に研削す
る一対の砥石が設けられ、さらに、第３のステーション
には円柱部をチャックするチャック機構とその端面を研
削する砥石が設けられ、かつ第１、第２および第３のス
テーションには上記保持具上の被加工物を研削部へ搬出
入させる昇降装置が設けられていることを特徴とするパ
リ取り装置。