JPS5936351Y2 - チヤツク構造 - Google Patents
チヤツク構造Info
- Publication number
- JPS5936351Y2 JPS5936351Y2 JP18265779U JP18265779U JPS5936351Y2 JP S5936351 Y2 JPS5936351 Y2 JP S5936351Y2 JP 18265779 U JP18265779 U JP 18265779U JP 18265779 U JP18265779 U JP 18265779U JP S5936351 Y2 JPS5936351 Y2 JP S5936351Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- lever
- chuck
- rotary plate
- fixing pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工作機械等に用いられるワーク固定用チャック
の構造に関する。
の構造に関する。
従来ワーク固定に用いられているチャック構造に於いて
は下記に示す様であった。
は下記に示す様であった。
(1)形状及び寸法毎に専用のチャックを使用する為、
多種類のワークを加工する場合にはチャックの種類も多
く必要となり、 イ チャック製作の為に多大な時間と費用がかかる。
多種類のワークを加工する場合にはチャックの種類も多
く必要となり、 イ チャック製作の為に多大な時間と費用がかかる。
ロ チャック数量が多くなり管理が困難になる。
ハ チャック数量が多い為広大な保管スペースを必要と
する。
する。
二 加エモテ゛ルを変更する毎にチャック交換が必要に
なり、段取時間が長くかかる。
なり、段取時間が長くかかる。
(2)形状及び寸法変化に対応出来る様構成されたチャ
ック構造に於いては、例えば第1図に示す如く内歯車す
や、溝カムaを用いて、ワーク固定ピンを作動させる方
法が取られているが、イ 機構が複雑になり加工が難し
い。
ック構造に於いては、例えば第1図に示す如く内歯車す
や、溝カムaを用いて、ワーク固定ピンを作動させる方
法が取られているが、イ 機構が複雑になり加工が難し
い。
ロ コストが高くなる。
ハ 小型化が困難。
二 重くなる。
等の欠点を有していた。
本考案は、かかる欠点を除去したもので、その目的は、
簡単な機構によりワークの形状及び寸法の変化に広く対
応してワークを固定するチャックをもたらす事にある。
簡単な機構によりワークの形状及び寸法の変化に広く対
応してワークを固定するチャックをもたらす事にある。
以下実施例に基づいて本考案を詳しく説明する。
第2図、第3図、第4図、第5図、第6図は本考案の実
施例を示すもので、第2図aは平面図、第2図すは第2
図aのA−A線断面図、第3図は斜視図、第4図はワー
クをチャックした状態の平面図である。
施例を示すもので、第2図aは平面図、第2図すは第2
図aのA−A線断面図、第3図は斜視図、第4図はワー
クをチャックした状態の平面図である。
各国に於いて、5はワークが支持される円板状の取り付
はベースであり、中央下方に回転軸10が設けられてい
る。
はベースであり、中央下方に回転軸10が設けられてい
る。
該取り付はベース5の下方に空隙を有して回転板1が配
置され、その中央部は前記回転軸10に案内されている
。
置され、その中央部は前記回転軸10に案内されている
。
そして上記取り付はベース5と回転板1との空隙部に略
り字状のレバー3が配置され、該レバー3の略中心部は
ピボット4を介し、取り付はベース5下面に回動可能な
状態で取り付けられている。
り字状のレバー3が配置され、該レバー3の略中心部は
ピボット4を介し、取り付はベース5下面に回動可能な
状態で取り付けられている。
レバー3の一端下方にはスライドピン2が固着され、前
記回転板1に設けた放射状溝9に入り込んでおり、且つ
該レバー3の他端上方にはワーク固定ピン6が、取り付
はベース5の円孤状溝8を貫通し、取り付はベース5の
上面に突出する様に構成されているものである。
記回転板1に設けた放射状溝9に入り込んでおり、且つ
該レバー3の他端上方にはワーク固定ピン6が、取り付
はベース5の円孤状溝8を貫通し、取り付はベース5の
上面に突出する様に構成されているものである。
このレバー3、スライドピン2、ピボット4、ワーク固
定ピン6は第2図の如く4ケ所設けるだけでなく、ワー
クをチャック出来る範囲で何ケ所設けても良い。
定ピン6は第2図の如く4ケ所設けるだけでなく、ワー
クをチャック出来る範囲で何ケ所設けても良い。
なお回転板1と取り付はベース5に於ける軸線方向の位
置出し及び保持は別機構(図示せず)にて行なっている
。
置出し及び保持は別機構(図示せず)にて行なっている
。
次に動作を説明する。
回転板1を別に設けた回転機構(図示せず)により取り
付はベース5に対し、第3図の矢印αの方向に回転させ
ると、回転板1の放射状溝9に入っているスライドピン
2も回転板1と同方向に移動し、レバー3にピボット4
を中心とする回転運動を生じさせる。
付はベース5に対し、第3図の矢印αの方向に回転させ
ると、回転板1の放射状溝9に入っているスライドピン
2も回転板1と同方向に移動し、レバー3にピボット4
を中心とする回転運動を生じさせる。
その結果、ワーク固定ピン6はチャックの内側から外側
に向かって円孤状に移動し、第4図に示す様にワーク7
(例えば腕時計用ケース)の内径を拡げようとする力
で゛ワーク7を固定する。
に向かって円孤状に移動し、第4図に示す様にワーク7
(例えば腕時計用ケース)の内径を拡げようとする力
で゛ワーク7を固定する。
本考案は、以上の如く簡単な構成であるから、下記に示
す様な利点がある。
す様な利点がある。
(1)回転板1の回転方向を逆にするか、第5図に示す
如く、スライドピン2とワーク固定ピン6の相対位置を
変更する事により、外径チャックとして使用する事も出
来る。
如く、スライドピン2とワーク固定ピン6の相対位置を
変更する事により、外径チャックとして使用する事も出
来る。
(2)ピボット4からワーク固定ピン6までの距離の2
倍以内の範囲ならば、ワークの内径、外径の形状及び寸
法が変っても同一のチャックでワークを固定する事が出
来る為、 イ 多種類のワークを加工する場合でもチャック本数が
少なくて済み、チャック製造期間の短縮及びチャック製
造コストの低減が計れる。
倍以内の範囲ならば、ワークの内径、外径の形状及び寸
法が変っても同一のチャックでワークを固定する事が出
来る為、 イ 多種類のワークを加工する場合でもチャック本数が
少なくて済み、チャック製造期間の短縮及びチャック製
造コストの低減が計れる。
ロ チャックの種類・数量が少なくなり、管理が容易に
なる。
なる。
ハ チャック数量の減少により、保管スペースを節約出
来る。
来る。
ニ モデル変更による段取替えの際、チャック交換が不
要になり段取時間を短縮できる。
要になり段取時間を短縮できる。
(3)ワークのチャック部形状が丸形以外でもチャック
可能なので、製作が困難な総形チャックを使用しなくて
も済む。
可能なので、製作が困難な総形チャックを使用しなくて
も済む。
(4)構成部品が少なく各部品の形状も簡単なので、容
易にしかも低価格で製作出来る。
易にしかも低価格で製作出来る。
(5)ワーク固定ピン6が突出する取り付はベース5に
は円弧状溝8が設けられているため、ワーク固定ピン6
は何のさまたげもなく円弧状に移動できるとともに、ワ
ーク固定ピン6の移動領域内においてその貫通溝の面積
を必要最小限とするから、その上に載置されるワークが
前記貫通溝に落ち込むことがなく、各ワーク固定ピン6
によりワークがチャック位置までスムースに移動でき、
ワークのチャックが良好に行なえる。
は円弧状溝8が設けられているため、ワーク固定ピン6
は何のさまたげもなく円弧状に移動できるとともに、ワ
ーク固定ピン6の移動領域内においてその貫通溝の面積
を必要最小限とするから、その上に載置されるワークが
前記貫通溝に落ち込むことがなく、各ワーク固定ピン6
によりワークがチャック位置までスムースに移動でき、
ワークのチャックが良好に行なえる。
なお
イ ワーク固定ピン6の形状は円柱でなく角柱等でも良
い。
い。
ロ ワーク固定ピン6にスベリ止めの為に、キザミ目等
を付けたり、ゴム等をコーティング、又はゴム輪をはめ
込んだりしても良い。
を付けたり、ゴム等をコーティング、又はゴム輪をはめ
込んだりしても良い。
ハ 回転板1を固定しておいて、取り付はベース5を回
転させても良い。
転させても良い。
二 回転板1に設ける放射状溝9は、直線の他に円弧等
でも良い。
でも良い。
又、第5図は第1図の実施例を、ワークの外径をチャッ
クする様に変更した状態を示す斜視図であり、その変更
内容は、ワーク固定ピン6をレバー3のスライドピン2
が固着されていた個所の上方に移し、スライドピン2は
レバー3のワーク固定ピン6が固着されていた個所の下
方に移す。
クする様に変更した状態を示す斜視図であり、その変更
内容は、ワーク固定ピン6をレバー3のスライドピン2
が固着されていた個所の上方に移し、スライドピン2は
レバー3のワーク固定ピン6が固着されていた個所の下
方に移す。
それに伴い、取り付はベース5の円孤状溝8はピボット
4の位置を中心に180°回転する。
4の位置を中心に180°回転する。
又、動作について説明すると、第5図に於いて回転板1
を別に設けた回転機構(図示せず)を用い、取り付はベ
ース5に対し矢印α方向に回転させると、回転板1の放
射状溝9に入っているスライドピン2も回転板1と同方
向に移動し、レバー3にピボット4を中心とする回転運
動を生じさせる。
を別に設けた回転機構(図示せず)を用い、取り付はベ
ース5に対し矢印α方向に回転させると、回転板1の放
射状溝9に入っているスライドピン2も回転板1と同方
向に移動し、レバー3にピボット4を中心とする回転運
動を生じさせる。
その結果、ワーク固定ピン6はチャックの外側から内側
に向かって円孤状に移動し、第6図に示す如く、ワーク
7 (例えば腕時計用ケース)の外径を内側に向かって
押し付け、ワーク7が固定される。
に向かって円孤状に移動し、第6図に示す如く、ワーク
7 (例えば腕時計用ケース)の外径を内側に向かって
押し付け、ワーク7が固定される。
第1図a、 bは、従来の方法を示す平面図である。
第2図は、本考案の一実施例で、aは平面図であり、b
はaのA−A断面を図示したものである。 第3図は、本考案による一実施例の機構部を拡大した斜
視図である。 第4図は、本考案の一実施例に於いてワークの内径をチ
ャックした状態を示す平面図である。 第5図は、第2図の実施例をワークの外径をチャックす
る様に変更して機構部を拡大した斜視図である。 第6図は、第5図の実施例に於いてワークの外径をチャ
ックした状態を示す平面図である。 1・・・・・・回転板、2・・・・・・スライドピン、
3・・開路り字状のレバー 4・・・・・・ピボット、
5・曲・取り付はベース、6・・・・・・ワーク固定ピ
ン、7・・曲ワーク、8・・・・・・円孤状溝、9・・
・・・・放射状溝。
はaのA−A断面を図示したものである。 第3図は、本考案による一実施例の機構部を拡大した斜
視図である。 第4図は、本考案の一実施例に於いてワークの内径をチ
ャックした状態を示す平面図である。 第5図は、第2図の実施例をワークの外径をチャックす
る様に変更して機構部を拡大した斜視図である。 第6図は、第5図の実施例に於いてワークの外径をチャ
ックした状態を示す平面図である。 1・・・・・・回転板、2・・・・・・スライドピン、
3・・開路り字状のレバー 4・・・・・・ピボット、
5・曲・取り付はベース、6・・・・・・ワーク固定ピ
ン、7・・曲ワーク、8・・・・・・円孤状溝、9・・
・・・・放射状溝。
Claims (1)
- 放射状溝9を有する回転板1の上方に、間隙を有して取
り付はベース5を配置し、上記間隙内に略り字状レバー
3を配置すると共に、該レバー3を上記取り付ベース5
にレバーの略中間位置ににてピボット4により回動可能
に支持し、該レバー3の一端下方に突出するスライドピ
ン2を上記回転板1の放射状溝9に挿入係合し、他端上
方に設けたワーク固定ピン6を前記取り付はベース5に
おける円弧状溝8より上方に突出させ4′、前記回転板
1を前記取り付はベース5に対し回転す:ることにより
前記レバー3のワーク固定ピン6を半径方向に移動可能
な如く構成したことを特徴とするチャック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18265779U JPS5936351Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | チヤツク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18265779U JPS5936351Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | チヤツク構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5698540U JPS5698540U (ja) | 1981-08-04 |
JPS5936351Y2 true JPS5936351Y2 (ja) | 1984-10-06 |
Family
ID=29692981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18265779U Expired JPS5936351Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | チヤツク構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936351Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4509049B2 (ja) * | 2005-06-10 | 2010-07-21 | 日本スピンドル製造株式会社 | ワーク固定装置 |
JP4567657B2 (ja) * | 2006-12-12 | 2010-10-20 | 本田技研工業株式会社 | 取り付け部材の位置合わせ装置 |
KR101236615B1 (ko) * | 2011-11-09 | 2013-02-22 | 정승호 | 기어 가공 자동화 라인에서의 기어 정렬 지그 장치 |
JP2016060036A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-25 | シンクス株式会社 | 短尺ワークの開先加工装置 |
WO2023171169A1 (ja) * | 2022-03-10 | 2023-09-14 | 村田機械株式会社 | チャック装置及びローダ装置 |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP18265779U patent/JPS5936351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5698540U (ja) | 1981-08-04 |
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