JPS593570Y2 - チツプ型固体電解コンデンサ - Google Patents

チツプ型固体電解コンデンサ

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JPS593570Y2
JPS593570Y2 JP2614277U JP2614277U JPS593570Y2 JP S593570 Y2 JPS593570 Y2 JP S593570Y2 JP 2614277 U JP2614277 U JP 2614277U JP 2614277 U JP2614277 U JP 2614277U JP S593570 Y2 JPS593570 Y2 JP S593570Y2
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JP
Japan
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solid electrolytic
electrolytic capacitor
chip
anode
type solid
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Expired
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JP2614277U
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JPS53121434U (ja
Inventor
和洋 「峰」
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はチップ型固体電解コンテ゛ンサに関し、特にチ
ップ型固体電解コンテ゛ンサの引出し電極端子の構造に
関するものである。
従来、樹脂外装型チップコンテ゛ンサは第1図に示す如
く薄い金属板を階段状に屈折加工して折り曲げ形成して
なる陽極および陰極端子部分10.11をそれぞれコン
デンサ素子12の陽極13および陰極部分に溶接、半田
付等で接合させ、しかる後エポキシ樹脂などの外装樹脂
14で全体を被覆する構造であった。
一般にこの種のチップ型コンデンサは耐構特性の関係で
外装樹脂の肉厚は、ある程度必要であり、且つトランス
ファーモールド外装の場合樹脂の流れ性より0.5mm
以上の肉厚が必要となってくる。
また、コンデンサ素子12と陽極端子10および陰極端
子11との組立位置精度より、かかる精度以上の余裕が
ないと素子露出、ピンホール等の外観不良が発生すると
ともに、経時的安定性を悪くする。
以上よりこの肉厚、間隙等を考慮すれば、現在、構造的
に小型化は不可能であった。
また電気的特性面では陽極端子とコンデンサ素子の陽極
引出リード線13の接合は溶接であり、溶接歪み等が発
生し、陰極端子との平行精度が悪くなり、次の作業工程
でのトランスファーモールド金型にクランプされた時、
コンデンサ素子と陰極端子との接合部分に機械的ストレ
スが加わり、接合が不完全になるという問題が起きる。
また、トランスファーモールドの際の成形圧力がコンデ
ンサ素子及び接合部分に加わり、外装後の電気的特性を
低下させる欠点を有していた。
本考案の目的は以上のような欠点をすべて解消した体積
効率の高い構造を有し、且つ量産性に適したチップ型固
体電解コンデンサを提供することを目的とする。
すなわち、本考案は固体電解コンデンサ素子の陽極線の
設けられた部位に、−側部から底部にかけて設けられた
切り欠き部を有するキャップ状の陽極端子をはめ込み、
かつ底部における切り欠き部の終端部と陽極線とが電気
的に接続されていることを特徴とするチップ型固体電解
コンデンサを提供するものである。
次に本考案の一実施例を第2図乃至第5図を用いて説明
する。
第2図は本考案による完成状態のチップ型電子部品の斜
視図であり、第3図および第4図はそれぞれ本考案で用
いるキャップ形状の陰極端子および陽極端子の斜視図を
示しまず、銅、洋白、黄銅、ニッケルなどの薄い金属板
をプレス絞り加工し、その後、半田メッキ、金メッキ、
銀メッキなどの表面処理を施してキャップ形状の陰極端
子2を形成する。
一方キャップ形状に加工されたものに側部から底部のほ
ぼ中心に至る切欠き部1aを設は底面部分18の切欠き
部最終部に外方に突出した折曲げ突部1bを形成して陽
極端子1とする。
次に第5図の如く、帯状の金属板5に等間隔に接合され
てバッチ組されて形成されたコンデンサ素子3にキャッ
プ状の陰極端子2を導電性接着剤又は半田等により、接
合を行いコンデンサ素子3の露出している部分に液状エ
ポキシ樹脂層6などをコーティング、テ゛イツピングエ
法等で表面被覆する。
その後、帯状の金属板5に等間隔に取付けられた状態の
まま、キャップ状の陽極端子1の切欠き部1aよりコン
デンサ素子の陽極引出リード線4を通してかぶせ、陽極
リード線4と折り曲げ突部1bと、溶接接続し、陽極端
子とコンデンサ素子1との間の空隙を切欠き部1aから
液状のエポキシ樹脂を注入し封目して補強する。
しかる後帯状の金属板5に等間隔に取付けられた複数個
のチップ型コンデンサを、コンデンサ素子3の引出しリ
ード線4の折り曲げ突部より複数個同時に切断して本考
案によるチップ型コンテ゛ンサが得られる。
本考案によれば陽極端子1、陰極端子2、は薄い金属板
でキャップ形状であり、コンデンサ素子3へ直接接合し
た構造となり、体積効率が高く、かかるチップ型コンデ
゛ンサを回路基板にマウントするに際し、自動的に高速
かつ信頼性よくマウント出来、集積密度の高い回路基板
上にも取付けることが可能である。
更に、製造上に於いては、陽極端子に切欠き部が設けら
れているため、帯状の金属板5に等間隔に取付られた複
数個のコンデンサ素子3を切離すことなく同時に接合作
業が可能であり、その製作工程が極めて簡潔になるのみ
ならず、量産性にも適するという顕著な効果を有するの
である。
また、本考案は、作業にも熟練をさほど必要とせずかつ
精度のよいチップ型コンテ゛ンサを得ることが出来る。
また回路基板にマウントするに際し、実装スペースに応
じた、方向性のもたない特徴を有する。
更に、電気的特性面に於いても、組立位置精度も必要な
く、又、外部圧力の影響もないので、均一で安定した信
頼性のすぐれたチップ型コンデンサである。
なお本考案は上述した実施例に限定されるものではなく
、例えば陰極端子は陰極層上に被覆されたソルダー等に
よっても良いものである。
以上のように本考案によるチップ型コンデンサは体積効
率が高く、量産性に適し、且つ、信頼性の高いものであ
り、工業的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の樹脂外装型チップコンテ゛ンサの側断面
図、第2図は本考案による完成状態のチップ型固体電解
コンデンサの斜視図、第3図は、本考案で用いるキャッ
プ形状の陽極端子の斜視図、第4図は本考案で用いるキ
ャップ形状の陰極端子の拡大斜視図、第5図は、帯状の
金属板に等間隔に接合されたコンデンサ素子の斜視図で
ある。 図中の符号10・・・・・・陽電極部、11・・・・・
・陰電極部、12・・・・・・コンデンサ素子、13・
・・・・・コンテ゛ンサ素子の陽極引出リード線、14
・・・・・・外装樹脂、1・・・・・・陽電極部、1a
・・・・・・陽電極部の切欠き部、1b・・・・・・陽
電極部の折り曲げ突部、1z・・・・・・陽電極部の底
面部分、2・・・・・・陰電極部、3・・・・・・コン
テ゛ンサ素子、4・・・・・・コンデンサ素子の陽極引
出しリード線、5・・・・・・帯状の金属板、6・・・
・・・エポキシ樹脂層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固体電解コンデンサ素子の陽極線の存在する部位に一側
    部から底部にかけて切り欠き部を有するキャップ状の陽
    極端子をはめ込み、かつ該底部における切り欠き部の終
    端で該陽極線と陽極端子とが電気的に接続されているこ
    とを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
JP2614277U 1977-03-04 1977-03-04 チツプ型固体電解コンデンサ Expired JPS593570Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2614277U JPS593570Y2 (ja) 1977-03-04 1977-03-04 チツプ型固体電解コンデンサ

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JP2614277U JPS593570Y2 (ja) 1977-03-04 1977-03-04 チツプ型固体電解コンデンサ

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Publication Number Publication Date
JPS53121434U JPS53121434U (ja) 1978-09-27
JPS593570Y2 true JPS593570Y2 (ja) 1984-01-31

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ID=28867839

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JP2614277U Expired JPS593570Y2 (ja) 1977-03-04 1977-03-04 チツプ型固体電解コンデンサ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5662317A (en) * 1979-10-26 1981-05-28 Nippon Electric Co Chippshaped solid electrolytic condenrser and method of manufacturing same

Also Published As

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JPS53121434U (ja) 1978-09-27

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