JPS5932770Y2 - 湯水混合栓における弁装置 - Google Patents

湯水混合栓における弁装置

Info

Publication number
JPS5932770Y2
JPS5932770Y2 JP15110781U JP15110781U JPS5932770Y2 JP S5932770 Y2 JPS5932770 Y2 JP S5932770Y2 JP 15110781 U JP15110781 U JP 15110781U JP 15110781 U JP15110781 U JP 15110781U JP S5932770 Y2 JPS5932770 Y2 JP S5932770Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
cold water
hot water
valve body
mixing chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15110781U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5856264U (ja
Inventor
薫 北村
Original Assignee
佐野鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 佐野鉄工株式会社 filed Critical 佐野鉄工株式会社
Priority to JP15110781U priority Critical patent/JPS5932770Y2/ja
Publication of JPS5856264U publication Critical patent/JPS5856264U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5932770Y2 publication Critical patent/JPS5932770Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、−股上水道において使用される湯水混合栓
における弁装置に関するものである。
従来、湯水混合栓において混合水の温度を調節する弁装
置は種々の構造のものが知られているがその一例として
実開昭55−63466号公報記載のものがある。
この公報記載の弁装置は熱湯の弁口と冷水の弁口とを所
定の間隔で対向させ、両弁口を同一軸上の弁体で開閉し
て混合水の温度を調節するようにしたものである。
この装置では、弁体が弁口周囲の弁座から離隔すると直
ちにその弁口を通って混合室へ冷水が流入するため、不
都合を生じる。
般に、熱湯側の圧力は冷水側の圧力よりも若干低いため
熱湯のみの吐出状態から冷水を吐出させると圧力の強い
冷水が混合室へ急激に勢いよく流入し、熱湯の流入が妨
げられて混合水の温度が著しく低下するとともに熱湯と
冷水の混合が不十分となるおそれがある。
この考案は、上記問題を解消し、混合水温度の急激な低
下を防止し熱湯と冷水の混合を十分に行わせることを目
的とするものである。
この考案の基本的構成は、弁軸の中間に冷水の弁口内周
に対するシール部を設け、そのシール部の両側に流入孔
と流出孔を設けるとともに両孔を連通させた絞り流路を
形成し、冷水の吐出はじめは上記絞り流路のみから吐出
させることにより熱湯と冷水の混合比を変化させる際の
急激な温度の変化を防ぐものである。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、弁箱1の内部は隔壁2.3
によって複数の室に区画され、熱湯の流路4、冷水の流
路5、混合室6が形成されている。
流路4と混合室6とは弁ロアで連通し、流路5と混合室
6とは挿孔8で互いに連通している。
弁箱1の上面には挿孔8と同心に螺孔9が設けられ、そ
の螺孔9へ弁筒10が螺入され、弁筒10の下端部は挿
孔8へ挿入されている。
挿孔8の内周面と弁筒10とはOリング等のシール材1
1で水密状態に保持されている。
弁筒10の下端は弁座12に形成されている。
弁筒10のほぼ下半分には内@13が設けられ、はぼ上
半分に雌ねじ部14が設けられている。
弁筒10の中間にはその周面に内腔13へ貫通する透孔
15が設げら札流路5内の水が透孔15を通って内@1
3へ流入できるようになっている。
上記雌ねじ部14に螺合する雄ねじ部16を有する弁軸
17が弁筒10へ螺入されている。
弁軸17の上端にはハンドル18が装着され、弁軸17
の中間部19は内腔13の内径よりも小径に形成され、
下端部20は弁筒10の下部に形成された弁口28にほ
ぼ密接して設けられ、中間部19と下端部20との境に
はテーパ一部21が設げられている。
下端部20にはOリング等のシール材22が装着され、
そのシール材22によって弁口28内面との間に水密が
保たれるシール部29を形成している。
中間部1Sの局面には流入孔23が穿設され、下端部2
0にはシール材221りも下側に流出孔24が穿設され
、流入孔23と流出孔24とは連通されて絞り流路25
を形成している。
弁軸11の下端には弁口Tの周囲の弁座26と弁筒10
の弁座12とに交互に密接する弁体27が固着され、そ
の弁体27は混合室6に介在している。
混合室6へ熱湯のみを流入させるときは第1図に示す位
置からハンドル18を操作して弁軸17を引上げて弁体
27を弁座12に密着させればよい。
熱湯は流路4から弁ロアを通って混合室6へ流入し、吐
出口(図示略す)へ供給される。
温水を吐出させる場合は、上記の状態から・・ンドル1
8を操作して弁軸17を下方へ摺動させればよい。
弁軸17を若干下方へ摺動させると、第1図に示す通り
弁体27と弁座12との密着は解消されるが、シール材
22が弁筒10内周に密接していぜんとして水蜜を保っ
ているから、内筒10内周と弁軸17外周との間を通っ
て混合室6へ冷水が吐出することはない。
しかしながら、絞り流路25を形成する流出孔24が混
合室6に連通するから、内腔13内の冷水は流入孔23
を通って混合室6へ流入する。
その流量はシール部29を設けない場合に比べてはるか
に少なく、混合水の温度を急激に低下させない。
冷水が絞り流路25を通って混合室6へ流入するのはシ
ール部29が弁口28内に介在して水密を保っている間
であり、シール部29が弁口28から脱出すると弁口2
8を通して多量の冷水が混合室6へ流入し、混合水の温
度をより低下させる。
冷水のみを吐出させる場合は、第2図に示すように弁体
27によって弁口Tを閉塞すればよい。
尚、上記実施例では弁軸1Tを弁筒10に内装して設げ
たが、弁箱1に弁口28を直接形成して弁軸17を内装
し、弁筒10を省略するようにしてもよいことは勿論で
ある。
この考案は冷水の弁口を閉塞するシール部を弁体に近接
して弁軸上に設け、さらにシール部の両側に開口する絞
り流路を設けたので、弁体が冷水の弁口周囲の弁座から
離隔しても多量の冷水が直ちに混合室へ流入しない。
従って、圧力の高い冷水で熱湯の流入が妨げられて混合
水の温度が急に低下する従来の欠点が解消され、適温の
混合水が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は作
動要領を示す断面図である。 6・・・・・・混合室、I・・・・・・弁口(熱湯)、
17・・・・・・弁軸、25・・・・・・絞り流路、2
7・・・・・・弁体、28・・・・・・弁口(冷水)、
29・・・・・・シール部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱湯の弁口1と冷水の弁口28を混合室6に臨壕せて所
    定の間隔で対向させて設け、両弁ロア。 28の中間に弁体27を軸方向に移動自在に設けてその
    弁体27により混合水の温度を調節する構造の弁装置に
    おいて、弁体27が固着された弁軸17を冷水の弁口2
    8へ挿通するとともに、弁体27に近接し、かつ冷水の
    弁口28に嵌脱する位置の弁軸17周面にシぽル部29
    を設け、そのシール部29を挾んで両側に開口した絞り
    流路25を弁軸17に設げてなる湯水混合栓における弁
    装置。
JP15110781U 1981-10-12 1981-10-12 湯水混合栓における弁装置 Expired JPS5932770Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15110781U JPS5932770Y2 (ja) 1981-10-12 1981-10-12 湯水混合栓における弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15110781U JPS5932770Y2 (ja) 1981-10-12 1981-10-12 湯水混合栓における弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5856264U JPS5856264U (ja) 1983-04-16
JPS5932770Y2 true JPS5932770Y2 (ja) 1984-09-13

Family

ID=29943798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15110781U Expired JPS5932770Y2 (ja) 1981-10-12 1981-10-12 湯水混合栓における弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5932770Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5856264U (ja) 1983-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4355659A (en) Rotary plug valve
US3792812A (en) Thermostatic mixing cock
US3827016A (en) Thermostatic mixer for hydraulic systems
EP0084131B1 (en) Mixing valves
US3448755A (en) Non-scald mixing valve
US4299354A (en) Mixing valves
US6267134B1 (en) Wall mounted mixer valve with pressure balance
US4917137A (en) Pressure-balancing mixing valve
JPS5932770Y2 (ja) 湯水混合栓における弁装置
US2990840A (en) Pressure balancing valves
US4889162A (en) Fluid control valve
US5875808A (en) Burnproof device of triple/double switch combination faucet
US3700210A (en) Faucet valve
US3428087A (en) Anti-hammer faucet device
JPH1182782A (ja) 減圧弁
JP4358659B2 (ja) 軸流減圧弁
US3693663A (en) Mixing valve
JPH0259353B2 (ja)
JPH0328213Y2 (ja)
JPS6317920Y2 (ja)
JPH05608Y2 (ja)
EP0080018B1 (en) Mixing valve
JP3392935B2 (ja) 調圧弁
KR0182258B1 (ko) 볼 조절기구를 갖는 혼합밸브
JPS5934763Y2 (ja) 湯水混合水栓