JPS592967Y2 - 自動車の換気装置 - Google Patents
自動車の換気装置Info
- Publication number
- JPS592967Y2 JPS592967Y2 JP13209779U JP13209779U JPS592967Y2 JP S592967 Y2 JPS592967 Y2 JP S592967Y2 JP 13209779 U JP13209779 U JP 13209779U JP 13209779 U JP13209779 U JP 13209779U JP S592967 Y2 JPS592967 Y2 JP S592967Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- door
- ventilation system
- front pillar
- louver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の換気装置に関し、その目的は走行中に
車室内の換気を効果的に行うようにしたことである。
車室内の換気を効果的に行うようにしたことである。
自動車室内の自然換気装置は一般にリヤウィンド近傍の
クォータピラあるいはクォータパネル部分に吹出口が設
けられている。
クォータピラあるいはクォータパネル部分に吹出口が設
けられている。
上記従来の換気装置においても室内の換気作用は適当に
得られるが、本考案は車両の走行により発生する車体に
沿って流れる気流の負圧を利用して積極的に誘引し、室
内換気を効果的に行うよう改善したものである。
得られるが、本考案は車両の走行により発生する車体に
沿って流れる気流の負圧を利用して積極的に誘引し、室
内換気を効果的に行うよう改善したものである。
すなわち、フロントピラの部分は走行時の気流によって
大きな負圧が発生する部分である。
大きな負圧が発生する部分である。
本考案はフロントピラに対接するドアウィンドの下側の
三角隅部に吹出口を設けたことを特長とするものである
。
三角隅部に吹出口を設けたことを特長とするものである
。
以下本考案の実施例を図面により説明する。
第１図において１は車体、２はドア、３はウィンドガラ
ス、６はドアサツシ、１０はフロントピラである。
ス、６はドアサツシ、１０はフロントピラである。
本考案は上記の構成において、フロントピラと対接する
ドアウィンドの下側の三角隅部に第２図及び第３図に示
すようにガラスランを有する仕切部材（チャンネル）７
を設けて三角形の空間部を形成し、これを吹出口５とす
る。
ドアウィンドの下側の三角隅部に第２図及び第３図に示
すようにガラスランを有する仕切部材（チャンネル）７
を設けて三角形の空間部を形成し、これを吹出口５とす
る。
この吹出口５は室内側にウレタンフオーム等の吸音板９
を、また室外側にはルーバ８をドアサツシ６と仕切部材
７とに取付け、吸音材９とルーバ８との間にドアインナ
パネルとアウタパネルとの空間に連通ずる空隙を形成す
る。
を、また室外側にはルーバ８をドアサツシ６と仕切部材
７とに取付け、吸音材９とルーバ８との間にドアインナ
パネルとアウタパネルとの空間に連通ずる空隙を形成す
る。
さらに、ドアインナパネルには車室内と連通ずる吸気穴
４を開設したものである。
４を開設したものである。
本考案は上記の通りの構造としたものであるから、車室
内と車室外とはドアインナパネルの吸気穴４、ドアの内
部室間及びドアウィンドの下側三角隅部の吹出口５を介
して通気可能な状態となり、停車中においても自然換気
作用を行っている。
内と車室外とはドアインナパネルの吸気穴４、ドアの内
部室間及びドアウィンドの下側三角隅部の吹出口５を介
して通気可能な状態となり、停車中においても自然換気
作用を行っている。
さらに、車両が走行すると室内換気は積極的に行われる
。
。
すなわち、車両の走行により第３図に示すように車体１
の側方を流れる気流がＡ矢印のように発生する。
の側方を流れる気流がＡ矢印のように発生する。
これによりフロントピラ１０の部分には他の部所に比較
して大なる負圧が生ずる。
して大なる負圧が生ずる。
従って、ルーバ８のスリット部分より前記負圧によって
吸引作用を生起し、室内空気を積極的に車室外に誘出す
るものである。
吸引作用を生起し、室内空気を積極的に車室外に誘出す
るものである。
また、前記の通りフロントピラ１０の部分の負圧が大き
いために、従来一般にドアウィンドの下側三角隅部の凹
所に渦巻の乱流が発生し、風切り騒音が生じていたが、
本考案はこの三角隅部には前記ルーバ８による吹出口５
を設けであるため、ルーバ８の鐘状の切り起し片が三角
隅部を通過する気流を外方に押し出す整流作用を行い、
三角隅部での渦巻乱流と風切り騒音の発生を抑制するも
のである。
いために、従来一般にドアウィンドの下側三角隅部の凹
所に渦巻の乱流が発生し、風切り騒音が生じていたが、
本考案はこの三角隅部には前記ルーバ８による吹出口５
を設けであるため、ルーバ８の鐘状の切り起し片が三角
隅部を通過する気流を外方に押し出す整流作用を行い、
三角隅部での渦巻乱流と風切り騒音の発生を抑制するも
のである。
以上のように本考案は車室内の換気を従来装置を増して
効果的に得ると共に、フロントピラに対接するドアウィ
ンドの下側三角隅部における風切り騒音の発生を低減す
る利点を有している。
効果的に得ると共に、フロントピラに対接するドアウィ
ンドの下側三角隅部における風切り騒音の発生を低減す
る利点を有している。
また本考案装置によってクォータピラやクォータパネル
部に吹出口を設ける必要がなくなり、車体後方側部のデ
ザインに自由度を持たせる利点もある。
部に吹出口を設ける必要がなくなり、車体後方側部のデ
ザインに自由度を持たせる利点もある。
第１図は本考案装置の側面図、第２図は第１図ＩＩ矢視
部の詳細図、第３図は第２図ＩＩＩ −ＩＩＩ線断向図
である。 １・・・・・・車体、２・・・・・・ドア、３・・・・
・・ウィンドガラス、４・・・・・・吸気穴、５・・・
・・・吹出口、６・・・・・・ドアサツシ、７・・・・
・・仕切部材、８・・・・・・ルーバ、９・・・・・・
吸音板、１０・・・・・・フロントピラ。
部の詳細図、第３図は第２図ＩＩＩ −ＩＩＩ線断向図
である。 １・・・・・・車体、２・・・・・・ドア、３・・・・
・・ウィンドガラス、４・・・・・・吸気穴、５・・・
・・・吹出口、６・・・・・・ドアサツシ、７・・・・
・・仕切部材、８・・・・・・ルーバ、９・・・・・・
吸音板、１０・・・・・・フロントピラ。
Claims (1)
- フロントピラに対接するドアウィンドの下側の三角隅部
にガラスランを有する仕切部材を設けてドアインナパネ
ルとアウタパネルとの空間と連通ずる三角形の空間部を
形成し、この三角形の空間部に室内側には板材を室外側
にはルーバを取付け、ドアインナパネルに吸気穴を開設
したことを特徴とする自動車の換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13209779U JPS592967Y2 (ja) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | 自動車の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13209779U JPS592967Y2 (ja) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | 自動車の換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5649613U JPS5649613U (ja) | 1981-05-01 |
| JPS592967Y2 true JPS592967Y2 (ja) | 1984-01-27 |
Family
ID=29363729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13209779U Expired JPS592967Y2 (ja) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | 自動車の換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592967Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59154416U (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-17 | 関東自動車工業株式会社 | 車室の換気装置 |
| JPS6346153A (ja) * | 1986-08-12 | 1988-02-27 | 株式会社 旭電機製作所 | 眼球マッサージ器 |
-
1979
- 1979-09-26 JP JP13209779U patent/JPS592967Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5649613U (ja) | 1981-05-01 |
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