JPS6241843Y2 - - Google Patents

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JPS6241843Y2
JPS6241843Y2 JP12221984U JP12221984U JPS6241843Y2 JP S6241843 Y2 JPS6241843 Y2 JP S6241843Y2 JP 12221984 U JP12221984 U JP 12221984U JP 12221984 U JP12221984 U JP 12221984U JP S6241843 Y2 JPS6241843 Y2 JP S6241843Y2
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JP
Japan
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ventilation duct
opening
vehicle
outside
louver
Prior art date
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JP12221984U
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English (en)
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JPS6136417U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車外の水が換気ダクトを通つて車
内に入ろうとするのを効果的に防止するようにし
た自動車用換気装置における防水構造に関する。
(従来の技術) 自動車には、通常、車室を換気するための換気
装置が設けられる。
上記換気装置には例えば実開昭50−6041号公報
に示されるようなものがある。即ち、この構成で
は、車体外板に貫通孔が形成され、この貫通孔を
貫通するように換気ダクトが設けられる。この換
気ダクトは車体の内外を連通させるもので、その
車外側開口の縁部にフランジが形成される。そし
て、このフランジは貫通孔の開口縁部にねじ止め
される。また、上記換気ダクトの車外側開口とフ
ランジとを覆うルーバーが車体外面に取り付けら
れる。
上記構成において、車体外面は、外観上の体裁
の点でできるだけ平滑に形成することが望まし
い。そのため、ルーバーが車体外面から突出する
のを抑制するようにこのルーバーは換気ダクトの
車外側開口に比較的接近するよう形成される。一
方、近時、換気ダクトが樹脂製とされる場合があ
る。この場合、車体外板に対し換気ダクトを強固
に支持させようとすれば、貫通孔の開口縁部とで
換気ダクトのフランジを挟んでこのフランジを保
持するようなリテーナを設ける必要が生じてく
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記構成の場合、換気ダクトの車外
側開口とルーバーとが接近するよう形成された上
に、更に、これら両者間に上記のようなリテーナ
を設けると、このリテーナの内孔とルーバーとが
極めて接近することとなる。このため、例えば洗
車時に、車体に勢いよく水をかけると、ルーバー
を通過した水がリテーナの内孔に導かれて換気ダ
クト内に飛び込み易くなり、この結果、この水が
換気ダクトを通つて車内に入るおそれが生じてく
る。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、車外の水が換気ダクトを通つて車内
に入ろうとするのを効果的に防止すると共に、こ
の防水のための手段を簡素に構成することを目的
とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、換気ダクトの車外側開口を覆うルー
バーが設けられ、一方、車体外板に上記換気ダク
トを支持させるためのリテーナが設けられ、この
リテーナに他のルーバーが形成され、上記換気ダ
クトの車外側開口がこれらルーバーで二重に覆わ
れた点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車の車体、2はリヤクオータウイン
ド、3はバツクウインドである。4はクオータピ
ラーで、このクオータピラー4は互いに対面する
インナパネル6とアウタパネル7で構成される。
上記クオータピラー4には換気装置8が設けら
れる。以下、この換気装置8につき説明する。
上記アウタパネル7には凹所9が形成され、こ
の凹所9底部に貫通孔10が形成される。この貫
通孔10を貫通して車体1の内外を連通する換気
ダクト12が設けられる。
上記換気ダクト12は樹脂製で側面視がほぼL
字状となるよう形成される。この換気ダクト12
の車外側開口12aの縁部にフランジ13が形成
される。また、このフランジ13を上記貫通孔1
0の開口縁部とで挟む板金製のリテーナ14が設
けられる。そして、このフランジ13はこのリテ
ーナ14と共に貫通孔10の開口縁部にねじ15
により締結される。
一方、上記換気ダクト12の車内側開口12b
はインナパネル6とアウタパネル7の間で上方に
向つて開口し、この車内側開口12bは図示しな
いがインナパネル6を貫通して車内に連通され
る。
上記換気ダクト12の車外側開口12aとリテ
ーナ14とを覆うようにガーニツシユ17が設け
られる。このガーニツシユ17は凹所9の開口に
嵌め込まれて支持されている。このガーニツシユ
17にはルーバー18が形成される。このルーバ
ー18の各スリツト19は車外側から車内側に向
うに従つて上方を向くように形成される。
上記構成において、リテーナ14に換気ダクト
12の車外側開口12aを覆うルーバー21が一
体的に形成される。このルーバー21の各スリツ
ト22は車外側から車内側に向うに従つて下方を
向くように形成される。
次に、上記構成による作用を説明する。
車両走行中は、通常、車内の空気は換気ダクト
12および両ルーバー18,21を通つて車外に
排気される。
一方、洗車時には、ホースなどにより車体外面
に勢いよく水がかけられるが、この水が両ルーバ
ー18,21を通つて換気ダクト12内に飛び込
む場合には、この水は一旦ガーニツシユ17のル
ーバー18で上昇した後、リテーナ14のルーバ
ー21で下方に反転せしめられる(第3図中矢印
図示)。
(実施例の効果) 上記構成によれば、両ルーバー18,21を通
つて換気ダクト12に飛び込んだ水は換気ダクト
12の車内側開口12bと逆方向に案内されるた
め、この水が換気ダクト12の車内側開口12b
から車内に入ることは効果的に防止される。
(考案の効果) この考案によれば、換気ダクトの車外側開口が
二重のルーバーで覆われたため、例えば洗車時に
車外の水がこれらのルーバーを通つて換気ダクト
に飛び込もうとする際、この水はこれらのルーバ
ーによつてより正確に所望方向に案内されること
となる。このため、換気ダクトを通つて水が車内
へ入ることは効果的に防止される。しかも、この
場合、ルーバーが二重とされているため、車外か
ら換気ダクト内に至る水の飛散方向を容易に反転
させることができるなど、水の案内の自由度が向
上せしめられ、よつて、防水効果が高められる。
更に、上記両ルーバーのうちの一方は、換気ダク
トのフランジを支持するためのリテーナを有効利
用して形成されたため、上記のようにルーバーを
二重としてもこれを簡素に構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は車体の
後部側面に設けられた換気装置の斜視図、第2図
は第1図の部分展開斜視図、第3図は第1図の
−線矢視断面図である。 1……車体、7……アウタパネル(車体外
板)、8……換気装置、10……貫通孔、12…
…換気ダクト、12a……車外側開口、13……
フランジ、14……リテーナ、18……ルーバ
ー、21……ルーバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体外板に貫通孔が形成され、この貫通孔を貫
    通して車体の内外を連通させる樹脂製の換気ダク
    トが設けられ、この換気ダクトの車外側開口の縁
    部にフランジが形成され、このフランジを上記貫
    通孔の開口縁部とで挟んでこのフランジを保持す
    るリテーナが設けられ、かつ、上記換気ダクトの
    車外側開口とリテーナとを覆うルーバーが設けら
    れた自動車用換気装置において、上記リテーナに
    換気ダクトの車外側開口を覆う他のルーバーが形
    成されたことを特徴とする自動車用換気装置にお
    ける防水構造。
JP12221984U 1984-08-08 1984-08-08 自動車用換気装置における防水構造 Granted JPS6136417U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12221984U JPS6136417U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 自動車用換気装置における防水構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12221984U JPS6136417U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 自動車用換気装置における防水構造

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Publication Number Publication Date
JPS6136417U JPS6136417U (ja) 1986-03-06
JPS6241843Y2 true JPS6241843Y2 (ja) 1987-10-27

Family

ID=30680979

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JP12221984U Granted JPS6136417U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 自動車用換気装置における防水構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4959515B2 (ja) * 2007-11-13 2012-06-27 近畿車輌株式会社 鉄道車両の排気口構造

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Publication number Publication date
JPS6136417U (ja) 1986-03-06

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