JPS625368Y2 - - Google Patents

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JPS625368Y2
JPS625368Y2 JP1981170500U JP17050081U JPS625368Y2 JP S625368 Y2 JPS625368 Y2 JP S625368Y2 JP 1981170500 U JP1981170500 U JP 1981170500U JP 17050081 U JP17050081 U JP 17050081U JP S625368 Y2 JPS625368 Y2 JP S625368Y2
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JP
Japan
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valve
vehicle
duct
opening
interior
Prior art date
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JP1981170500U
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English (en)
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JPS5875108U (ja
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用換気装置の改良に関する。
従来から自動車用換気装置として、第1図及び
第2図に示すように車体前方から車室内に取入れ
た空気を車室内を循環させて車室外へ送り出すた
めに、車体2のリアピラー4の下方位置に車室内
と車外とを連通するダクト6が設けられていた。
ダクト6の車体外板8に形成された開口10に
は、ガーニツシユ12が組込まれており、また車
室内側のパネル14にも開口16が形成されガー
ニツシユ18が組込まれている。更に、車室内側
パネル14に形成された開口16の上縁部には、
車室内20から車外22に向つてのみ空気の流動
を可能とするように、平板状のゴム部材より成り
一方向にのみ開となる1枚のバルブ24が取付け
られていた。そして、上記バルブ24の作用によ
り車室内20の空気を車外22に流出させると共
に、車室外22から排気ガス等が車室内20へ流
入したり、車室内に雨水等が浸入することを防止
するように構成されていた。なお、30はリヤシ
エルフである。
ところが、上記構成のものによると車室内側の
パネル12の開口14の上緑部に一枚の平板状の
ゴム部材よりなるバルブ24が取付けられている
ので、ダクト6内への空気の逆流、外板8の開口
10の付近の小さな負圧の変動等が生じた場合
に、バルブ24の開放端部26が舞れ上り、車室
外から排気ガスが室内に流入したり、雨水が浸入
する等バルブ閉時の信頼性が低かつた。
そこで、バルブ24の自重を重くして、容易に
バルブ24の開放端部26が舞れ上らないように
することが考えられたが、この様な構成のもので
は、車体の振動や負圧の変動等によりバルブ24
の開放端部26が小さな開閉を操返し、開口14
の縁部28と衝突して騒音を発生するという不具
合を生じていた。また、バルブ24の自重が重い
ために、自動車が低速走行中等で車体2の外板8
の開口10付近の負圧が小さいときに、バルブ2
4が開かず、車室内の換気が行なわれない等の不
具合も生じていた。
本考案は、上記不具合を解消することを目的と
して考案されたものである。
以下、本考案の一実施例を第3図に基づいて詳
細に説明する。なお、上述した実施例と実質的に
同一の部分については、上記実施例にて示した付
号と同一付号を符して詳細な説明を省略する。
ダクト6の車室内側の開口16には、開口16
の上縁部32に平板状のゴム部材より成る第1バ
ルブ34の一端部36が取付けられており、また
ダクト6の壁面38が第1バルブ34の最大開度
を規制する背当板を兼ねて構成されている。更
に、開口16の略中央部分には、開口16を分割
する水平方向に延びたパネル40が形成されてお
り、同パネル40に平板状のゴム部材より成る第
2バルブ42の一端部44が取付けられている。
また、第2バルブ42の背面には、同バルブ42
の最大開度を規制し、第1バルブ34の開口から
流出する空気流と第2バルブ42から流出する空
気流とが流れ易いように曲壁面にて形成された背
当板44が構成されている。同背当板44は、板
金部材、硬質樹脂部材等の硬質部材にて形成され
ている。上記構成によれば、1つのバルブの大き
さが従来のものに比べて小さくなるので、バルブ
閉時の信頼性をかなり向上させることができ、こ
のため第1バルブ34、第2バルブ42の自重を
重くする必要がないので、騒音発生等をかなり防
止できるものである。また、室内側20から車室
外側22に空気が流出するときに、第1バルブ3
4及び第2バルブ42の背面に夫々背当板が設け
られているので、バルブの開放先端部が振動した
りすることを防止でき、空気の流出をスムースに
行なうことができ、車内の換気が良好に行なわれ
るものである。
また、本願のものは、バルブの数が複数であれ
ば、2枚のものに限定されることなく、3枚、4
枚と増加することによつても上記実施例と同様の
効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の全体図、第2図は第1図の
−矢視断面図、第3図は本案実施例の第2図
に相当する部分を示す断面図である。 2……車体、6……ダクト、8……外板、1
0,16……開口、14……車室内パネル、3
4,42……バルブ、38,44……背当板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の車室内と車室外とを連通するダクト
    と、同ダクトの車室内側の開口に形成され上端が
    固定されると共に下端が上記ダクト内方に曲折可
    能な弾性部材より成り上下方向に複数個設けられ
    た板状のバルブと、上記ダクト内の流線方向に延
    びると共に上記バルブの解放状態において上記
    夫々のバルブの車室外側面の略全面にわたり当接
    する背当板とを有することを特徴とする自動車用
    換気装置。
JP17050081U 1981-11-16 1981-11-16 自動車用換気装置 Granted JPS5875108U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17050081U JPS5875108U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 自動車用換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17050081U JPS5875108U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 自動車用換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5875108U JPS5875108U (ja) 1983-05-20
JPS625368Y2 true JPS625368Y2 (ja) 1987-02-06

Family

ID=29962454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17050081U Granted JPS5875108U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 自動車用換気装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2510896B2 (ja) * 1991-02-28 1996-06-26 西陣電子紋匠協業株式会社 有杼織における杼の交換の自動組立法
JP2548734Y2 (ja) * 1991-07-03 1997-09-24 スズキ株式会社 自動車の車室内換気装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589775Y2 (ja) * 1979-01-30 1983-02-22 トヨタ自動車株式会社 車両用通風装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5875108U (ja) 1983-05-20

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