JPS5922824Y2 - Pc鋼材用定着具 - Google Patents
Pc鋼材用定着具Info
- Publication number
- JPS5922824Y2 JPS5922824Y2 JP6320079U JP6320079U JPS5922824Y2 JP S5922824 Y2 JPS5922824 Y2 JP S5922824Y2 JP 6320079 U JP6320079 U JP 6320079U JP 6320079 U JP6320079 U JP 6320079U JP S5922824 Y2 JPS5922824 Y2 JP S5922824Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing tool
- fixing
- steel material
- steel materials
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はPC鋼材の定着具の構造に関するものである
。
。
一般に強い引張り荷重を負荷して使用するPC鋼材の定
着は、第1図に示すようにPC鋼材1を把持する模型の
定着具2をコンクリート4に埋め込まれあるいは当てら
れたブレート5に当てた定着部材3のテーパ一孔に嵌め
込んで行うのが普通である。
着は、第1図に示すようにPC鋼材1を把持する模型の
定着具2をコンクリート4に埋め込まれあるいは当てら
れたブレート5に当てた定着部材3のテーパ一孔に嵌め
込んで行うのが普通である。
定着具2の外側は定着部材3のテーパ一孔とはパ同しテ
ーパーとして定着具2の中心部のネジ状の爪を有する孔
を内側に締めつけてPC鋼材の把持を確実にする。
ーパーとして定着具2の中心部のネジ状の爪を有する孔
を内側に締めつけてPC鋼材の把持を確実にする。
また第2図に示すように2つの割型の定着具を1対にし
て用いることが多い。
て用いることが多い。
この場合ネジ状の爪が全長に亘って切られていると定着
具の先端のところのPC鋼材の断面の外周部に集中応力
が生じ、そこから破断が開始するので該PC鋼材の全抗
張力を充分利用することができない。
具の先端のところのPC鋼材の断面の外周部に集中応力
が生じ、そこから破断が開始するので該PC鋼材の全抗
張力を充分利用することができない。
そのため第2図に示すように定着具2の先端部のネジ山
を2〜3山先端になるほど低くなるように削り取って爪
の噛み込みを弱くして応力集中を避けることが行われて
いる。
を2〜3山先端になるほど低くなるように削り取って爪
の噛み込みを弱くして応力集中を避けることが行われて
いる。
しかし、この方法では定着具2のネジの有効長さが短く
なる。
なる。
また孔の内側のネジ山をテーパーに一部削る加工は厄介
である。
である。
本考案の定着具は外側のテーパーを2段とすることによ
って上記欠点を除き、ネジ状の爪の保合を全長に亘って
完全にしながら応力集中を避けることができるようにし
たものである。
って上記欠点を除き、ネジ状の爪の保合を全長に亘って
完全にしながら応力集中を避けることができるようにし
たものである。
この考案を図面にもとづいて説明すると第3図に示すよ
うに定着具の内側は全長に亘って完全なネジ状の爪をも
うけ外周の本体部Aは定着部材のテーパ一孔とはパ同じ
テーパーθ1の模型とし、先端部Bの先端より長さlの
部分をθ1よ))大きな角度あのテーパーとしたもので
゛ある。
うに定着具の内側は全長に亘って完全なネジ状の爪をも
うけ外周の本体部Aは定着部材のテーパ一孔とはパ同じ
テーパーθ1の模型とし、先端部Bの先端より長さlの
部分をθ1よ))大きな角度あのテーパーとしたもので
゛ある。
この場合PC鋼材の材質、直径などによるが4と島の角
度差は少くとも1°以上好ましくは5°程度であり、■
が1mm以下では短か過ぎて先端部での応力集中か避け
られず、1は少なくとも1mm、好ましくは4m/m程
度とするのが製造上、使用上適当であり本考案の効果が
発揮できる。
度差は少くとも1°以上好ましくは5°程度であり、■
が1mm以下では短か過ぎて先端部での応力集中か避け
られず、1は少なくとも1mm、好ましくは4m/m程
度とするのが製造上、使用上適当であり本考案の効果が
発揮できる。
この定着具を用いてPC鋼材を従来と同し方法で定着す
ると上部Aには楔作用による締つけ力が働くが、先端部
Bのあの角度の部分は締つけ力は働かず定着部材のテー
パ一孔との間に隙間を生じている。
ると上部Aには楔作用による締つけ力が働くが、先端部
Bのあの角度の部分は締つけ力は働かず定着部材のテー
パ一孔との間に隙間を生じている。
そのため定着具の先端部BにおけるPC鋼材の外側周辺
部の応力集中が避けられる。
部の応力集中が避けられる。
またネジは、全長に亘って完全に噛み込んでいるのでネ
ジの有効長さ、すなわち把持力にロスが無くそのため定
着具の長さを短くすることが可能である。
ジの有効長さ、すなわち把持力にロスが無くそのため定
着具の長さを短くすることが可能である。
また定着具の製造に際しては外側のテーパー加工のみで
良〈従来の定着具より容易である。
良〈従来の定着具より容易である。
L記の説明より明らかなように本考案は、2つ割型の定
着具、成るいはPC鋼材用の定着具に限定されるもので
はなく、その他の同種定着具にも利用で゛きるもので゛
ある。
着具、成るいはPC鋼材用の定着具に限定されるもので
はなく、その他の同種定着具にも利用で゛きるもので゛
ある。
また、PC鋼材側の外周にネジを切り定着具の中心孔と
ネジ係合したときにも同様に有効である。
ネジ係合したときにも同様に有効である。
この考案によるとPC鋼材中に応力集中が発生すること
なく、また係合部を有効に利用できるので従来の定着具
に比しより短く、且つ製造容易な定着具とすることがで
きる効果を有するもので゛ある。
なく、また係合部を有効に利用できるので従来の定着具
に比しより短く、且つ製造容易な定着具とすることがで
きる効果を有するもので゛ある。
第1図は、PC鋼材をコンクリ−1−に定着層の定着部
の断面図、第2図は従来の2つ割型定着具の斜視図、第
3図は、本考案の定着具の正面図である。 1:PC鋼材、2:定着具、3:定着部材、4:コンク
リート、5ニブレート。
の断面図、第2図は従来の2つ割型定着具の斜視図、第
3図は、本考案の定着具の正面図である。 1:PC鋼材、2:定着具、3:定着部材、4:コンク
リート、5ニブレート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 中心部にPC鋼材と係合し内側に全長にわたりネジ
状の爪をもうけ、且つ円錐型の外形を有するPC鋼材用
定着具において、本体部Aのテーパーθ1より大きなテ
ーパーへの円錐部を先端部Bにもうけたことを特徴とす
るPC鋼材用定着具。 2 テーパーへの部分の長さが少なくとも1 mm以上
であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載のPC鋼材用定着具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6320079U JPS5922824Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Pc鋼材用定着具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6320079U JPS5922824Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Pc鋼材用定着具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55162626U JPS55162626U (ja) | 1980-11-21 |
JPS5922824Y2 true JPS5922824Y2 (ja) | 1984-07-07 |
Family
ID=29297235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6320079U Expired JPS5922824Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Pc鋼材用定着具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922824Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-11 JP JP6320079U patent/JPS5922824Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55162626U (ja) | 1980-11-21 |
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