JPS5922187Y2 - 型枠構築の支持装置 - Google Patents
型枠構築の支持装置Info
- Publication number
- JPS5922187Y2 JPS5922187Y2 JP7915978U JP7915978U JPS5922187Y2 JP S5922187 Y2 JPS5922187 Y2 JP S5922187Y2 JP 7915978 U JP7915978 U JP 7915978U JP 7915978 U JP7915978 U JP 7915978U JP S5922187 Y2 JPS5922187 Y2 JP S5922187Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は大形型枠支持材を用いてコンクリート壁体を
構築するときの支持装置に係るものである。
構築するときの支持装置に係るものである。
従来は第１図および第２図に示すように所定の間隔を設
けて対抗配置した一対の定規アングル材の２上に型枠３
ｘ、３ｘを組むとき、これの取付体として長方形の大形
型枠支持材ｌｘ、ｌｘを用いるが、両型枠ｌｘ、ｌｘ間
の間隔を保持するコネクター５付のセパレータ４は、型
枠３ｘ、３ｘ間に縦横へ複数架設していたので、そのセ
パレータ４の数だけ型枠３Ｘにタイボルト８を挿入する
孔部３ａが必要となり、また型枠３Ｘの外部からコネク
ター５のネジ穴内にタイボルト８を螺挿して型枠３ｘを
大形型枠支持材１Ｘに保持させる場合、外部からは孔部
３ａＬか見えなくて、この孔部３ａからコネクター５の
ネジ孔をにらんでの差込みになる結果、作業性を困難に
し、かつ脱型後に壁体穴内に埋め込まれるコネクター５
のネジ孔が形成する壁面凹所の補修個所が多いなどから
、型枠構築の能率向上ができない欠点があった。
けて対抗配置した一対の定規アングル材の２上に型枠３
ｘ、３ｘを組むとき、これの取付体として長方形の大形
型枠支持材ｌｘ、ｌｘを用いるが、両型枠ｌｘ、ｌｘ間
の間隔を保持するコネクター５付のセパレータ４は、型
枠３ｘ、３ｘ間に縦横へ複数架設していたので、そのセ
パレータ４の数だけ型枠３Ｘにタイボルト８を挿入する
孔部３ａが必要となり、また型枠３Ｘの外部からコネク
ター５のネジ穴内にタイボルト８を螺挿して型枠３ｘを
大形型枠支持材１Ｘに保持させる場合、外部からは孔部
３ａＬか見えなくて、この孔部３ａからコネクター５の
ネジ孔をにらんでの差込みになる結果、作業性を困難に
し、かつ脱型後に壁体穴内に埋め込まれるコネクター５
のネジ孔が形成する壁面凹所の補修個所が多いなどから
、型枠構築の能率向上ができない欠点があった。
この考案はこれを改善し、大形型枠支持材を固定するた
めのタイボルトの挿入が容易になるうえ、その挿入個所
と脱型後の補修個所が少なくなり、かつ大型パネル化が
可能になって型枠構築の能率向上ができる支持装置を目
的とする。
めのタイボルトの挿入が容易になるうえ、その挿入個所
と脱型後の補修個所が少なくなり、かつ大型パネル化が
可能になって型枠構築の能率向上ができる支持装置を目
的とする。
以下この考案を図面において説明すると、第３図および
第４図に示すようにコンクリートの壁体Ａを構築すると
き、まず床面に長尺体の定規アングル材２，２を所定の
間隔を設けて対抗設置し、この中心高さ位置面に水平方
向に連通ずる孔部２ａを該アングル材の長手方向に沿っ
て一定間隔毎に設けたのち、各アングル材２，２間には
、両端にコネクター５を取付けたセパレータ４を定規ア
ングル材２の長手方向へ所定間隔毎に各孔部２ａと同心
状に差込み、各孔部２ａの外部位置には、第５図および
第６図に示すように長尺な六角ナツトの半身側ネジ孔り
ａ内に全ネジボルト７の半分を挿入して外方からのプレ
ス圧着で一体化したセパジヨイント６を、ネジ孔６ａを
それぞれ外方に向けるようにして、コネクター５に対す
る全ネジボルト７の挿入により露出状に結合する。
第４図に示すようにコンクリートの壁体Ａを構築すると
き、まず床面に長尺体の定規アングル材２，２を所定の
間隔を設けて対抗設置し、この中心高さ位置面に水平方
向に連通ずる孔部２ａを該アングル材の長手方向に沿っ
て一定間隔毎に設けたのち、各アングル材２，２間には
、両端にコネクター５を取付けたセパレータ４を定規ア
ングル材２の長手方向へ所定間隔毎に各孔部２ａと同心
状に差込み、各孔部２ａの外部位置には、第５図および
第６図に示すように長尺な六角ナツトの半身側ネジ孔り
ａ内に全ネジボルト７の半分を挿入して外方からのプレ
ス圧着で一体化したセパジヨイント６を、ネジ孔６ａを
それぞれ外方に向けるようにして、コネクター５に対す
る全ネジボルト７の挿入により露出状に結合する。
次に一対の定規アングル材２，２の上位には、第７図乃
至第９図に示す通り、内側面に板状の型枠３を一体的に
固定保持した上位屈曲部を有する大形型枠支持材１，１
を、壁厚ｌの間隔をもって対向配置すると共に、左右一
対で一組をなす両型枠支持材１，１を定規アングル材の
長平方向に沿ってセパレータ４の取付は位置毎に複数組
立設配置する。
至第９図に示す通り、内側面に板状の型枠３を一体的に
固定保持した上位屈曲部を有する大形型枠支持材１，１
を、壁厚ｌの間隔をもって対向配置すると共に、左右一
対で一組をなす両型枠支持材１，１を定規アングル材の
長平方向に沿ってセパレータ４の取付は位置毎に複数組
立設配置する。
この場合同方向側における各型枠支持材の取付孔１ａ内
に横バタ１ｂを貫通させて各型枠支持材１゜１間に横バ
タ１ｂを架設固定し、任意の連結具１Ｃを用いて型枠３
と横バタ１ｂを連結することにより、型枠３と型枠支持
材１を一体的に固定するものである。
に横バタ１ｂを貫通させて各型枠支持材１゜１間に横バ
タ１ｂを架設固定し、任意の連結具１Ｃを用いて型枠３
と横バタ１ｂを連結することにより、型枠３と型枠支持
材１を一体的に固定するものである。
さらに各型枠支持材１の外方端部には、第１２図に示さ
れるように、一枚板を横断面がコ字形になるように屈曲
し、その正面上位に段付きの切込部９ａを設け、同面下
位には真円孔９ｂを、また両側面の各上位と下位にはそ
れぞれ長孔９ Ｃ，９ｄを設けて戊るタイ受金物９を、
側方からのボルト貫通止をもって上下移動調整自在に固
定し、かつ真円孔９ｂの外方からその位置毎のセパジヨ
イント６の半身ネジ孔りａ内には長尺なタイボルト８を
ネジ込み、真円孔９ｂ位置でのナツト締めにより、大形
型枠支持材１を床面からアングル材２高さだけ持上げた
状態で定規アングル材２に連結固定するものである。
れるように、一枚板を横断面がコ字形になるように屈曲
し、その正面上位に段付きの切込部９ａを設け、同面下
位には真円孔９ｂを、また両側面の各上位と下位にはそ
れぞれ長孔９ Ｃ，９ｄを設けて戊るタイ受金物９を、
側方からのボルト貫通止をもって上下移動調整自在に固
定し、かつ真円孔９ｂの外方からその位置毎のセパジヨ
イント６の半身ネジ孔りａ内には長尺なタイボルト８を
ネジ込み、真円孔９ｂ位置でのナツト締めにより、大形
型枠支持材１を床面からアングル材２高さだけ持上げた
状態で定規アングル材２に連結固定するものである。
なお左右一対で一組をなす型枠支持材の上部の連結は、
長尺ボルトとナツト等の任意の連結具を用いることによ
り行なう。
長尺ボルトとナツト等の任意の連結具を用いることによ
り行なう。
以上の構成及び作用よりなる本考案においては、セパレ
ータ４による両側型枠３，３間の間隔保持は型枠３の外
部下方に位置する一対の定規アングル材２，２部分で行
なわれ、しかも連結具６，７，８゜９による各型枠支持
材１の固定保持も型枠３の外部下方と上端部で行なわれ
ることから、従来と異なって型枠３を貫通させる部材は
不要であり、したがって脱型後における壁面凹所の補修
を省くことができるばかりか、従来設けていた型枠３に
対する多数のセパレータ用の孔あけが不要になる。
ータ４による両側型枠３，３間の間隔保持は型枠３の外
部下方に位置する一対の定規アングル材２，２部分で行
なわれ、しかも連結具６，７，８゜９による各型枠支持
材１の固定保持も型枠３の外部下方と上端部で行なわれ
ることから、従来と異なって型枠３を貫通させる部材は
不要であり、したがって脱型後における壁面凹所の補修
を省くことができるばかりか、従来設けていた型枠３に
対する多数のセパレータ用の孔あけが不要になる。
さらにタイボルト８のネジ込み時にはセパジヨイント６
が露出していて、そのネジ孔６ａが外部からはっきり判
る結果、大形型枠支持材１の支持作業が簡単にできる。
が露出していて、そのネジ孔６ａが外部からはっきり判
る結果、大形型枠支持材１の支持作業が簡単にできる。
さらにまた大形型枠支持材１の基部を定規アングル材２
に連結固定するばかりでなく、タイ受金物９を介して型
枠支持材１の基部を直接床面に支持させるので、コンク
リート打設による壁体Ａの構築時に生じる型枠支持材の
反力を充分に支持できる効果がある。
に連結固定するばかりでなく、タイ受金物９を介して型
枠支持材１の基部を直接床面に支持させるので、コンク
リート打設による壁体Ａの構築時に生じる型枠支持材の
反力を充分に支持できる効果がある。
さらに脱型時には同長孔９ Ｃ，９ｄに対するボルトを
ゆるめてセパジヨイント６と型枠支持材１との連結を解
けば、型枠３と大形型枠支持材１は一体化のままでクレ
ーン等により他の場所へ移動できるが、この場合タイ受
金物９がガイドになるため、安定的に型枠３と型枠支持
材１を他の場所の床面上に下ろすことができる。
ゆるめてセパジヨイント６と型枠支持材１との連結を解
けば、型枠３と大形型枠支持材１は一体化のままでクレ
ーン等により他の場所へ移動できるが、この場合タイ受
金物９がガイドになるため、安定的に型枠３と型枠支持
材１を他の場所の床面上に下ろすことができる。
第１図は従来例によるセパレータとタイボルトの設置位
置を示す概要縦断側面図、第２図は第１図Ｂ部分の詳細
図、第３図はこの考案による型枠構築支持装置の配置位
置を示す概要縦断側面図、第４図は第３図Ｃ部分の詳細
図、第５図はこの考案装置の要部となるセパジヨイント
の分解斜視図、第６図は同組戊縦断側面図、第７図は大
形型枠支持材の外観構成を示す斜視図、第８図及び第９
図は型枠と型枠支持材の連結状態を示す説明図、第１０
・図は第３図り部分の詳細側面図、第１１図は第３図り
部分の詳細正面図、第１２図はタイ受金物の斜視図であ
る。 符号の説明 １，１Ｘ・・・・・・大形型枠支持材、２
・・・・・・定規アングル材、２ａ、３ａ・・・・・・
孔部、３，３Ｘ・・・・・・型枠、４・・・・・・セパ
レータ、５・・・・・・コネクター、６・・・・・・セ
パジヨイント、６ａ・・・・・・ネジ孔、７・・・・・
・全ネジボルト、８・・・・・・タイボルト、９・・・
・・・タイ受金物、９ａ・・・・・・切込部、９ｂ・・
・・・・真円孔、９ Ｃ，９ｄ・・・・・・長孔、Ａ・
・・・・・壁体、ｌ・・・・・・壁厚。
置を示す概要縦断側面図、第２図は第１図Ｂ部分の詳細
図、第３図はこの考案による型枠構築支持装置の配置位
置を示す概要縦断側面図、第４図は第３図Ｃ部分の詳細
図、第５図はこの考案装置の要部となるセパジヨイント
の分解斜視図、第６図は同組戊縦断側面図、第７図は大
形型枠支持材の外観構成を示す斜視図、第８図及び第９
図は型枠と型枠支持材の連結状態を示す説明図、第１０
・図は第３図り部分の詳細側面図、第１１図は第３図り
部分の詳細正面図、第１２図はタイ受金物の斜視図であ
る。 符号の説明 １，１Ｘ・・・・・・大形型枠支持材、２
・・・・・・定規アングル材、２ａ、３ａ・・・・・・
孔部、３，３Ｘ・・・・・・型枠、４・・・・・・セパ
レータ、５・・・・・・コネクター、６・・・・・・セ
パジヨイント、６ａ・・・・・・ネジ孔、７・・・・・
・全ネジボルト、８・・・・・・タイボルト、９・・・
・・・タイ受金物、９ａ・・・・・・切込部、９ｂ・・
・・・・真円孔、９ Ｃ，９ｄ・・・・・・長孔、Ａ・
・・・・・壁体、ｌ・・・・・・壁厚。
Claims (1)
- 床面適所に所定の間隔を設けて対向配置した一対の定規
アングル材２，２間には両端コネクター５．５付きのセ
パレータ４を設置し、一方前記各定規アングル材２，２
の外部には多角形体の中心に突軸を設けたセパジヨイン
ト６を前記セパレータ４の端部コネクター５と連結させ
て設け、さらに前記各定規アングル材２，２の上位には
内側面で型枠３を固定保持する型枠支持材１，１を床面
からアングル材高さだけ持上げた状態で対向配置し、さ
らにまた該各型枠支持材１，１の外方下端部には断面コ
字体の正面及び両側面に取付孔９ ｂ 、９ Ｃ，９ｄ
を穿設したタイ受金物９を軸止めして床面上に載置する
と共に、該タイ受金物９を前記定規アングル材２に固定
したセパジヨイント６と軸連結してなる型枠構築の支持
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7915978U JPS5922187Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 型枠構築の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7915978U JPS5922187Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 型枠構築の支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54181633U JPS54181633U (ja) | 1979-12-22 |
| JPS5922187Y2 true JPS5922187Y2 (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=28996878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7915978U Expired JPS5922187Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 型枠構築の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922187Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-12 JP JP7915978U patent/JPS5922187Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54181633U (ja) | 1979-12-22 |
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