JPH0813962A - 組立式門柱 - Google Patents

組立式門柱

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JPH0813962A
JPH0813962A JP14602094A JP14602094A JPH0813962A JP H0813962 A JPH0813962 A JP H0813962A JP 14602094 A JP14602094 A JP 14602094A JP 14602094 A JP14602094 A JP 14602094A JP H0813962 A JPH0813962 A JP H0813962A
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JP
Japan
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unit
gatepost
gate post
prefabricated
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14602094A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Akai
崇嘉 赤井
Shinji Urano
伸治 浦野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0813962A publication Critical patent/JPH0813962A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量化して物流コストの低減をはかり、省施
工であって、かつ、工期が短い組立式門柱を提供すると
ころにある。 【構成】 門柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする
組立式門柱において、上記門柱ユニット(1)は、ユニ
ット本体(15)と、このユニット本体(15)の内部
を占める空隙(13)と、この空隙(13)の外周に設
けられた、上記ユニット本体(15)の上下を一連に貫
通する挿通孔(12)とを備えており、さらに、複数の
上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、上記挿通孔
(12)にスタットボルト(3)を挿着して、カップリ
ングナット(4)で上記スタットボルト(3)どうしを
固定してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立式門柱に関し、具
体的には、門塀や門扉を支えるのに有用な組立式門柱に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅の外構には、コンクリート
造の門柱、並びに、門塀が用いられている。このコンク
リート造の門柱、並びに、門塀は、コンクリートブロッ
クを積み上げ、目地をモルタルで結合する方法、あるい
は、現場において木枠などで形成した型枠にスラリー状
のコンクリートを流し込み、このコンクリートを硬化さ
せる方法などで建築されている。
【0003】しかしながら、このような門柱、並びに、
門塀では、コンクリートが重量物であるためにクレーン
などを使用し、物流コストが割高となり、また、湿式施
工が中心であるために完成するまでの工期が長いという
問題があった。さらには、上記門柱、並びに、門塀は、
施工現場で職人によって作製されるために、素人に容易
に施工できるものではなく、その品質も職人の技量に依
存するという問題も抱えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の事実
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、軽
量化して物流コストの低減をはかり、省施工であって、
かつ、工期が短い組立式門柱を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
組立式門柱は、門柱ユニット(1)を組み立てて門柱と
する組立式門柱において、上記門柱ユニット(1)は、
ユニット本体(15)と、このユニット本体(15)の
内部を占める空隙(13)と、この空隙(13)の外周
に設けられた、上記ユニット本体(15)の端面上下を
一連に貫通する挿通孔(12)とを備えており、さら
に、複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、
上記挿通孔(12)にスタットボルト(3)を挿着し
て、カップリングナット(4)で上記スタットボルト
(3)どうしを固定してなることを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係る組立式門柱は、門
柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式門柱に
おいて、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本体(1
5)と、このユニット本体(15)の内部を占める空隙
(13)と、この空隙(13)の外周に埋設された、上
記ユニット本体(15)の内側に向かって端面上下で露
出する固定片(10)を有するプレート(2)とを備え
ており、さらに、下方の門柱ユニット(1)の固定片
(10)の位置に上方の門柱ユニット(1)の固定片
(10)の位置を合わせながら、複数の上記門柱ユニッ
ト(1)を上方に積み上げ、上下の固定片(10)どう
しを締着して下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱ユ
ニット(1)とを固定してなることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3に係る組立式門柱は、門
柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式門柱に
おいて、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本体(1
5)と、このユニット本体(15)の内部を占める、端
面上下で開口する空隙(13)と、この空隙(13)の
外周に埋設された、上記ユニット本体(15)の内側に
向かって露出した締結部とを備えており、下方の門柱ユ
ニット(1)の締結部と上方の門柱ユニット(1)の締
結部とを上下方向において一直線上に配置させながら、
複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、上下
の締結部どうしを連結プレート(16)によって連結し
て、下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱ユニット
(1)とを固定してなることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4に係る組立式門柱は、門
柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式門柱に
おいて、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本体(1
5)と、このユニット本体(15)の内部を占める空隙
(13)と、この空隙(13)の外周に設けられた、上
記ユニット本体(15)の端面上下に空けられた凹部
(18)とを備えており、さらに、複数の上記門柱ユニ
ット(1)を上方に積み上げ、上記凹部(18)の位置
を下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱ユニット
(1)とで重ね合わせながら、上記上下の凹部(18)
の中で連架する芯材(19)を収容し、接着剤(20)
を充填して下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱ユニ
ット(1)とを固定してなることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に係る組立式門柱によると、
門柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式門柱
において、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本体
(15)と、このユニット本体(15)の内部を占める
空隙(13)と、この空隙(13)の外周に設けられ
た、上記ユニット本体(15)の端面上下を一連に貫通
する挿通孔(12)とを備えており、さらに、複数の上
記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、上記挿通孔
(12)にスタットボルト(3)を挿着して、カップリ
ングナット(4)で上記スタットボルト(3)どうしを
固定してなるので、複数の上記門柱ユニット(1)を上
方に積み上げ、カップリングナット(4)で上記スタッ
トボルト(3)どうしを固定して、さらに、最上段に積
み上げた門柱ユニット(1)の上端に天板を載置するだ
けであり、現場での施工が容易である。一方、上記空隙
(13)を備えた門柱ユニット(1)を用いているの
で、この組立式門柱の重量を軽量化できる。また、本発
明の組立式門柱は、上記門柱ユニット(1)の形状を横
長にすると、門塀としても利用可能である。
【0010】本発明の請求項2に係る組立式門柱による
と、門柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式
門柱において、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本
体(15)と、このユニット本体(15)の内部を占め
る空隙(13)と、この空隙(13)の外周に埋設され
た、上記ユニット本体(15)の内側に向かって端面上
下で露出する固定片(10)を有するプレート(2)と
を備えており、さらに、下方の門柱ユニット(1)の固
定片(10)の位置に上方の門柱ユニット(1)の固定
片(10)の位置を合わせながら、複数の上記門柱ユニ
ット(1)を上方に積み上げ、上下の固定片(10)ど
うしを締着して下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱
ユニット(1)とを固定してなるので、下方の門柱ユニ
ット(1)の固定片(10)の位置に上方の門柱ユニッ
ト(1)の固定片(10)の位置を合わせながら、複数
の上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、上下の固
定片(10)どうしを締着して、さらに、最上段に積み
上げた門柱ユニット(1)の上端に天板を載置するだけ
であり、現場での施工が容易である。一方、上記空隙
(13)を備えた門柱ユニット(1)を用いているの
で、この組立式門柱の重量を軽量化できる。また、本発
明の組立式門柱は、上記門柱ユニット(1)の形状を横
長にすると、門塀としても利用可能である。
【0011】本発明の請求項3に係る組立式門柱による
と、門柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式
門柱において、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本
体(15)と、このユニット本体(15)の内部を占め
る、端面上下で開口する空隙(13)と、この空隙(1
3)の外周に埋設された、上記ユニット本体(15)の
内側に向かって露出した締結部とを備えており、下方の
門柱ユニット(1)の締結部と上方の門柱ユニット
(1)の締結部とを上下方向において一直線上に配置さ
せながら、複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み
上げ、上下の締結部どうしを連結プレート(16)によ
って連結して、下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱
ユニット(1)とを固定してなるので、下方の門柱ユニ
ット(1)の締結部と上方の門柱ユニット(1)の締結
部とを上下方向において一直線上に配置させて、複数の
上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、埋設された
締結部の位置に連結プレート(16)を重ねて、上下の
締結部どうしを連結プレート(16)によって連結する
だけで固定でき、さらに、最上段に積み上げた門柱ユニ
ット(1)の上端に天板を載置するだけであり、現場で
の施工が容易である。一方、上記空隙(13)を備えた
門柱ユニット(1)を用いているので、この組立式門柱
の重量を軽量化できる。また、本発明の組立式門柱は、
上記門柱ユニット(1)の形状を横長にすると、門塀と
しても利用可能である。
【0012】本発明の請求項4に係る組立式門柱による
と、門柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式
門柱において、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本
体(15)と、このユニット本体(15)の内部を占め
る空隙(13)と、この空隙(13)の外周に設けられ
た、上記ユニット本体(15)の端面上下に空けられた
凹部(18)とを備えており、さらに、複数の上記門柱
ユニット(1)を上方に積み上げ、上記凹部(18)の
位置を下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱ユニット
(1)とで重ね合わせながら、上記上下の凹部(18)
の中で連架する芯材(19)を収容し、接着剤(20)
を充填して下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱ユニ
ット(1)とを固定してなるので、上下の凹部(18)
の中で連架する芯材(19)を収容し、接着剤(20)
を充填して複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み
上げ、上記凹部(18)の位置を下方の門柱ユニット
(1)と上方の門柱ユニット(1)とで重ね合わせ、さ
らに、最上段に積み上げた門柱ユニット(1)の上端に
天板を載置するだけであり、現場での施工が容易であ
る。一方、上記空隙(13)を備えた門柱ユニット
(1)を用いているので、この組立式門柱の重量を軽量
化できる。また、本発明の組立式門柱は、上記門柱ユニ
ット(1)の形状を横長にすると、門塀としても利用可
能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に係る図面に基づいて
詳しく説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係る組立式門
柱の斜視図である。図2は、図1の分解斜視図である。
図3は、本発明の他の一実施例に係る組立式門柱の斜視
図である。図4は、図3に示した実施例のその他の形状
として示す組立式門柱の斜視図である。図5は、図3の
分解斜視図である。図6は、本発明のさらに他の一実施
例に係る組立式門柱の要部を分解した斜視図である。図
7は、図6に示した組立式門柱が完成した斜視図であ
る。図8は、図6に示した実施例のその他の形状として
示す組立式門柱の斜視図である。図9は、本発明のさら
に他の一実施例に係る組立式門柱の斜視図である。図1
0は、図9の分解斜視図である。
【0015】本発明の請求項1に係る組立式門柱は、図
1および図2に示すごとく、門柱ユニット(1)を組み
立てて門柱とする組立式門柱において、上記門柱ユニッ
ト(1)は、ユニット本体(15)と、このユニット本
体(15)の内部を占める空隙(13)と、この空隙
(13)の外周に設けられた、上記ユニット本体(1
5)の端面上下を一連に貫通する挿通孔(12)とを備
えており、さらに、複数の上記門柱ユニット(1)を上
方に積み上げ、上記挿通孔(12)にスタットボルト
(3)を挿着して、カップリングナット(4)で上記ス
タットボルト(3)どうしを固定してなるものである。
【0016】この組立式門柱は、図2に示すごとく、最
下段のユニット本体(15)の挿通孔(12)にスタッ
トボルト(3)を挿通し、上記ユニット本体(15)の
端面上下に形成されたナット取付孔(5)の端面下側の
方でカップリングナット(4)を取り付けて、次に、ユ
ニット本体(15)の端面上側よりスタットボルト
(3)を突出させて、このスタットボルト(3)の先端
にカップリングナット(4)を取り付けて、スタットボ
ルト(3)を挿通孔(12)の下まで押し込み、最下段
より1つ上段のユニット本体(15)の挿通孔(12)
の位置と最下段のユニット本体(15)の挿通孔(1
2)の位置とを合わせながら、最下段より1つ上段のユ
ニット本体(15)を最下段のユニット本体(15)の
上に載置し、最下段より1つ上段のユニット本体(1
5)にスタットボルト(3)を挿通し、上記ユニット本
体(15)の端面上下に形成されたナット取付孔(5)
の端面下側の方でカップリングナット(4)を取り付け
て、ユニット本体(15)の端面上側よりスタットボル
ト(3)を突出させて、このスタットボルト(3)の先
端にカップリングナット(4)を取り付けて、スタット
ボルト(3)を挿通孔(12)の下まで押し込んだ。こ
のようにして、必要なユニット本体(15)の数に応じ
て上記の施工を繰り返せば、組立式門柱ができる。な
お、複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、
さらに最上段に積み上げた門柱ユニット(1)の上端に
は、天板を載置し、固定すればよいものである。
【0017】本発明の請求項2に係る組立式門柱は、図
3ないし図5に示すごとく、門柱ユニット(1)を組み
立てて門柱とする組立式門柱において、上記門柱ユニッ
ト(1)は、ユニット本体(15)と、このユニット本
体(15)の内部を占める空隙(13)と、この空隙
(13)の外周に埋設された、上記ユニット本体(1
5)の内側に向かって端面上下で露出する固定片(1
0)を有するプレート(2)とを備えており、さらに、
下方の門柱ユニット(1)の固定片(10)の位置に上
方の門柱ユニット(1)の固定片(10)の位置を合わ
せながら、複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み
上げ、上下の固定片(10)どうしを締着して下方の門
柱ユニット(1)と上方の門柱ユニット(1)とを固定
してなるものである。
【0018】この組立式門柱は、図3に示すごとく、プ
レート(2)が、ユニット本体(15)の端面上下で一
連に繋がったものであってもよいし、図4に示すごと
く、プレート(2)が、ユニット本体(15)の端面の
途中で切断され、ユニット本体(15)の端面上下で2
つに分かれたものであってもよい。
【0019】この組立式門柱は、図5に示すごとく、最
下段のユニット本体(15)と最下段より1つ上段のユ
ニット本体(15)とを載置し、この最下段のユニット
本体(15)のプレート(2)に設けられた固定片(1
0)の挿着孔(8)に最下段より1つ上段のユニット本
体(15)の挿着孔(8)を重ね、次に、ボルト(6)
を上下の挿着孔(8)に連ねて挿着して、このボルト
(6)をナット(7)で締めて最下段の門柱ユニット
(1)と最下段より1つ上段の門柱ユニット(1)とを
固定を完結するものである。最下段より1つ上段のユニ
ット本体(15)と最下段より2つ上段のユニット本体
(15)についても同様の施工を繰り返せば、組立式門
柱ができる。なお、本発明の請求項1に係る組立式門柱
と同様に、複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み
上げ、さらに最上段に積み上げた門柱ユニット(1)の
上端には、天板を載置し、固定すればよいものである。
さらに、本実施例では、上記固定片(10)に挿着孔
(8)が設けられているが、挿着孔(8)がなくてもか
まわない。また、ボルト(6)とナット(7)を固定片
(10)どうしの固定に用いているが、リベット止めや
単に接着剤で固定してもかまわないものである。
【0020】本発明の請求項3に係る組立式門柱は、図
6ないし図8に示すごとく、門柱ユニット(1)を組み
立てて門柱とする組立式門柱において、上記門柱ユニッ
ト(1)は、ユニット本体(15)と、このユニット本
体(15)の内部を占める、端面上下で開口する空隙
(13)と、この空隙(13)の外周に埋設された、上
記ユニット本体(15)の内側に向かって露出した締結
部とを備えており、下方の門柱ユニット(1)の締結部
と上方の門柱ユニット(1)の締結部とを上下方向にお
いて一直線上に配置させながら、複数の上記門柱ユニッ
ト(1)を上方に積み上げ、上下の締結部どうしを連結
プレート(16)によって連結して、下方の門柱ユニッ
ト(1)と上方の門柱ユニット(1)とを固定してなる
ものである。
【0021】この組立式門柱は、下方の門柱ユニット
(1)の締結部と上方の門柱ユニット(1)の締結部と
を上下方向において一直線上に配置させながら、複数の
上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げるものであれ
ばどのような形態の連結プレート(16)を用いてもか
まわない。例えば、図7に示すごとく、プレート(2)
が、ある下方のユニット本体(15)の上側とこの下方
のユニット本体(15)の1つ上のユニット本体(1
5)の下側とを一連に繋げたものであってもよいし、図
8に示すごとく、ある下方のユニット本体(15)の上
側とこの下方のユニット本体(15)の1つ上のユニッ
ト本体(15)を挟んで、この下方のユニット本体(1
5)の2つ上のユニット本体(15)の下側とを一連に
繋げたものであってもよい。
【0022】この組立式門柱は、図6に示すごとく、最
下段のユニット本体(15)と最下段より1つ上段のユ
ニット本体(15)とを載置し、最下段のユニット本体
(15)のボルト(6)と最下段より1つ上段のユニッ
ト本体(15)のボルト(6)とを上下方向において一
直線上に配置させながら、複数の上記門柱ユニット
(1)を上方に積み上げ、埋設されたボルト(6)の位
置にボルト用孔(17)の空いた連結プレート(16)
を嵌めて、さらに、ナット(7)で上下のボルト(6)
とボルト用孔(17)とを締めて最下段のユニット本体
(15)と最下段より1つ上段のユニット本体(15)
とを固定していけば固定が完結するものである。最下段
より1つ上段のユニット本体(15)と最下段より2つ
上段のユニット本体(15)についても同様の施工を繰
り返せば、組立式門柱ができる。なお、本発明の請求項
1および請求項2に係る組立式門柱と同様に、複数の上
記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、さらに最上段
に積み上げた門柱ユニット(1)の上端には、天板を載
置し、固定すればよいものである。さらに、本実施例で
は、埋設された締結部がボルト(6)であるが、ナット
(7)であってもよいし、さらには、リベットが埋設さ
れていてもかまわない。これに伴って、上記連結プレー
ト(16)にボルト用孔(17)が設けられているが、
上述の点に対応してナット用孔、リベット用孔が設けら
れればよいものである。
【0023】本発明の請求項4に係る組立式門柱は、図
9に示すごとく、門柱ユニット(1)を組み立てて門柱
とする組立式門柱において、上記門柱ユニット(1)
は、ユニット本体(15)と、このユニット本体(1
5)の内部を占める空隙(13)と、この空隙(13)
の外周に設けられた、上記ユニット本体(15)の端面
上下に空けられた凹部(18)とを備えており、さら
に、複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、
上記凹部(18)の位置を下方の門柱ユニット(1)と
上方の門柱ユニット(1)とで重ね合わせながら、上記
上下の凹部(18)の中で連架する芯材(19)を収容
し、接着剤(20)を充填して下方の門柱ユニット
(1)と上方の門柱ユニット(1)とを固定してなるも
のである。
【0024】この組立式門柱は、図10に示すごとく、
最下段のユニット本体(15)の凹部(18)の位置と
最下段より1つ上段のユニット本体(15)の凹部(1
8)の位置とを合わせながら、最下段より1つ上段のユ
ニット本体(15)を最下段のユニット本体(15)の
上に載置し、最下段のユニット本体(15)の凹部(1
8)と最下段より1つ上段のユニット本体(15)の凹
部(18)との中で連架する芯材(19)を収容し、接
着剤(20)を充填して下方の門柱ユニット(1)と上
方の門柱ユニット(1)とを固定して固定が完結するも
のである。このようにして、必要なユニット本体(1
5)の数に応じて上記の施工を繰り返せば、組立式門柱
ができる。なお、本発明の請求項1ないし請求項3に係
る組立式門柱と同様に、複数の上記門柱ユニット(1)
を上方に積み上げ、さらに最上段に積み上げた門柱ユニ
ット(1)の上端には、天板を載置し、固定すればよい
ものである。
【0025】本発明の組立式門柱によると、最上段に積
み上げた門柱ユニット(1)の上端に天板を載置するだ
けであり、現場での施工が容易である。一方、上記空隙
(13)を備えた門柱ユニット(1)を用いているの
で、この組立式門柱の重量を軽量化できる。また、本発
明の組立式門柱は、上記門柱ユニット(1)の形状を横
長にすると、門塀としても利用可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る組立式門柱によ
ると、門柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立
式門柱において、上記門柱ユニット(1)は、ユニット
本体(15)と、このユニット本体(15)の内部を占
める空隙(13)と、この空隙(13)の外周に設けら
れた、上記ユニット本体(15)の端面上下を一連に貫
通する挿通孔(12)とを備えており、さらに、複数の
上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、上記挿通孔
(12)にスタットボルト(3)を挿着して、カップリ
ングナット(4)で上記スタットボルト(3)どうしを
固定してなるので、複数の上記門柱ユニット(1)を上
方に積み上げ、カップリングナット(4)で上記スタッ
トボルト(3)どうしを固定して、さらに、最上段に積
み上げた門柱ユニット(1)の上端に天板を載置するだ
けであり、現場での施工が容易である。一方、上記空隙
(13)を備えた門柱ユニット(1)を用いているの
で、この組立式門柱の重量を軽量化できる。また、本発
明の組立式門柱は、上記門柱ユニット(1)の形状を横
長にすると、門塀としても利用可能である。
【0027】本発明の請求項2に係る組立式門柱による
と、門柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式
門柱において、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本
体(15)と、このユニット本体(15)の内部を占め
る空隙(13)と、この空隙(13)の外周に埋設され
た、上記ユニット本体(15)の内側に向かって端面上
下で露出する固定片(10)を有するプレート(2)と
を備えており、さらに、下方の門柱ユニット(1)の固
定片(10)の位置に上方の門柱ユニット(1)の固定
片(10)の位置を合わせながら、複数の上記門柱ユニ
ット(1)を上方に積み上げ、上下の固定片(10)ど
うしを締着して下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱
ユニット(1)とを固定してなるので、下方の門柱ユニ
ット(1)の固定片(10)の位置に上方の門柱ユニッ
ト(1)の固定片(10)の位置を合わせながら、複数
の上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、上下の固
定片(10)どうしを締着して、さらに、最上段に積み
上げた門柱ユニット(1)の上端に天板を載置するだけ
であり、現場での施工が容易である。一方、上記空隙
(13)を備えた門柱ユニット(1)を用いているの
で、この組立式門柱の重量を軽量化できる。また、本発
明の組立式門柱は、上記門柱ユニット(1)の形状を横
長にすると、門塀としても利用可能である。
【0028】本発明の請求項3に係る組立式門柱による
と、門柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式
門柱において、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本
体(15)と、このユニット本体(15)の内部を占め
る、端面上下で開口する空隙(13)と、この空隙(1
3)の外周に埋設された、上記ユニット本体(15)の
内側に向かって露出した締結部とを備えており、下方の
門柱ユニット(1)の締結部と上方の門柱ユニット
(1)の締結部とを上下方向において一直線上に配置さ
せながら、複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み
上げ、上下の締結部どうしを連結プレート(16)によ
って連結して、下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱
ユニット(1)とを固定してなるので、下方の門柱ユニ
ット(1)の締結部と上方の門柱ユニット(1)の締結
部とを上下方向において一直線上に配置させて、複数の
上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、埋設された
締結部の位置に連結プレート(16)を重ねて、上下の
締結部どうしを連結プレート(16)によって連結する
だけで固定でき、さらに、最上段に積み上げた門柱ユニ
ット(1)の上端に天板を載置するだけであり、現場で
の施工が容易である。一方、上記空隙(13)を備えた
門柱ユニット(1)を用いているので、この組立式門柱
の重量を軽量化できる。また、本発明の組立式門柱は、
上記門柱ユニット(1)の形状を横長にすると、門塀と
しても利用可能である。
【0029】本発明の請求項4に係る組立式門柱による
と、門柱ユニット(1)を組み立てて門柱とする組立式
門柱において、上記門柱ユニット(1)は、ユニット本
体(15)と、このユニット本体(15)の内部を占め
る空隙(13)と、この空隙(13)の外周に設けられ
た、上記ユニット本体(15)の端面上下に空けられた
凹部(18)とを備えており、さらに、複数の上記門柱
ユニット(1)を上方に積み上げ、上記凹部(18)の
位置を下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱ユニット
(1)とで重ね合わせながら、上記上下の凹部(18)
の中で連架する芯材(19)を収容し、接着剤(20)
を充填して下方の門柱ユニット(1)と上方の門柱ユニ
ット(1)とを固定してなるので、上下の凹部(18)
の中で連架する芯材(19)を収容し、接着剤(20)
を充填して複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み
上げ、上記凹部(18)の位置を下方の門柱ユニット
(1)と上方の門柱ユニット(1)とで重ね合わせ、さ
らに、最上段に積み上げた門柱ユニット(1)の上端に
天板を載置するだけであり、現場での施工が容易であ
る。一方、上記空隙(13)を備えた門柱ユニット
(1)を用いているので、この組立式門柱の重量を軽量
化できる。また、本発明の組立式門柱は、上記門柱ユニ
ット(1)の形状を横長にすると、門塀としても利用可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る組立式門柱の斜視図で
ある。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】本発明の他の一実施例に係る組立式門柱の斜視
図である。
【図4】図3に示した実施例のその他の形状として示す
組立式門柱の斜視図である。
【図5】図3の分解斜視図である。
【図6】本発明のさらに他の一実施例に係る組立式門柱
の要部を分解した斜視図である。
【図7】図6に示した組立式門柱が完成した斜視図であ
る。
【図8】図6に示した実施例のその他の形状として示す
組立式門柱の斜視図である。
【図9】本発明のさらに他の一実施例に係る組立式門柱
の斜視図である。
【図10】図9の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 門柱ユニット 2 プレート 3 スタットボルト 4 カップリングナット 12 挿通孔 13 空隙 15 ユニット本体 16 連結プレート 18 凹部 19 芯材 20 接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門柱ユニット(1)を組み立てて門柱と
    する組立式門柱において、上記門柱ユニット(1)は、
    ユニット本体(15)と、このユニット本体(15)の
    内部を占める空隙(13)と、この空隙(13)の外周
    に設けられた、上記ユニット本体(15)の端面上下を
    一連に貫通する挿通孔(12)とを備えており、さら
    に、複数の上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、
    上記挿通孔(12)にスタットボルト(3)を挿着し
    て、カップリングナット(4)で上記スタットボルト
    (3)どうしを固定してなることを特徴とする組立式門
    柱。
  2. 【請求項2】 門柱ユニット(1)を組み立てて門柱と
    する組立式門柱において、上記門柱ユニット(1)は、
    ユニット本体(15)と、このユニット本体(15)の
    内部を占める空隙(13)と、この空隙(13)の外周
    に埋設された、上記ユニット本体(15)の内側に向か
    って端面上下で露出する固定片(10)を有するプレー
    ト(2)とを備えており、さらに、下方の門柱ユニット
    (1)の固定片(10)の位置に上方の門柱ユニット
    (1)の固定片(10)の位置を合わせながら、複数の
    上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、上下の固定
    片(10)どうしを締着して下方の門柱ユニット(1)
    と上方の門柱ユニット(1)とを固定してなることを特
    徴とする組立式門柱。
  3. 【請求項3】 門柱ユニット(1)を組み立てて門柱と
    する組立式門柱において、上記門柱ユニット(1)は、
    ユニット本体(15)と、このユニット本体(15)の
    内部を占める、端面上下で開口する空隙(13)と、こ
    の空隙(13)の外周に埋設された、上記ユニット本体
    (15)の内側に向かって露出した締結部とを備えてお
    り、下方の門柱ユニット(1)の締結部と上方の門柱ユ
    ニット(1)の締結部とを上下方向において一直線上に
    配置させながら、複数の上記門柱ユニット(1)を上方
    に積み上げ、上下の締結部どうしを連結プレート(1
    6)によって連結して、下方の門柱ユニット(1)と上
    方の門柱ユニット(1)とを固定してなることを特徴と
    する組立式門柱。
  4. 【請求項4】 門柱ユニット(1)を組み立てて門柱と
    する組立式門柱において、上記門柱ユニット(1)は、
    ユニット本体(15)と、このユニット本体(15)の
    内部を占める空隙(13)と、この空隙(13)の外周
    に設けられた、上記ユニット本体(15)の端面上下に
    空けられた凹部(18)とを備えており、さらに、複数
    の上記門柱ユニット(1)を上方に積み上げ、上記凹部
    (18)の位置を下方の門柱ユニット(1)と上方の門
    柱ユニット(1)とで重ね合わせながら、上記上下の凹
    部(18)の中で連架する芯材(19)を収容し、接着
    剤(20)を充填して下方の門柱ユニット(1)と上方
    の門柱ユニット(1)とを固定してなることを特徴とす
    る組立式門柱。
JP14602094A 1994-06-28 1994-06-28 組立式門柱 Withdrawn JPH0813962A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101419000B1 (ko) * 2012-05-24 2014-07-15 (주)우경케이피이 토석류 방지용 기둥 구조물, 토석류 방지용 안전펜스 및 토석류 방지용 안전펜스의 시공방법
KR101418998B1 (ko) * 2012-05-24 2014-07-15 (주)우경케이피이 토석류 방지용 기둥 구조물, 토석류 방지용 안전펜스 및 토석류 방지용 안전펜스의 시공방법
KR101418999B1 (ko) * 2012-05-24 2014-07-15 (주)우경케이피이 토석류 방지용 기둥 구조물, 토석류 방지용 안전펜스 및 토석류 방지용 안전펜스의 시공방법
JP2015221960A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 杉山金属株式会社 門柱

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