JPS59218871A - ドツトプリンタ用電磁石装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はコンピュータ機器類の出力装置として利用され
るドツトプリンタの印字ヘッドに関し、特に印字ヘッド
内に放射状に複数個配置され外部からの電圧印加により
対応する印字ワイヤーか駆動しドツトを杓印する′電磁
石装置に関する。

〔背景技術〕

従来のドラＩ・プリンタ印字ヘッドの電磁石装置は第１
図、第６図に示す如く無極型と有極型の二柚に大別する
ことができる。前者の無＠Ａ型は例えば米国牝許第４２
４０７５６号明細書に示されている。即ち、第１図の如
く、コイル１を装備するコ字状ヨーク２を有し、このヨ
ークの両液極面に跨がるようにアマチュア６を構成して
いる。このアマチュア乙の基端は復帰バネ４により前記
コ字状ヨーク２の一方の接極面に押さえられ支点を成し
、自由端はワイヤー復帰バネ５により常に印字ワイヤー
６の打撃ＶＰ６ａを介して押し上けられて、前記コ字状
ヨーク２の他方の接極面とアマチュア６間に所定のエア
ギャップＡを確保している〇今コイル１に重圧を印加す
るとコ字状ヨーク２の接極部にアマチュア６が吸着され
る。そしてこのコイル１による磁束−起磁力特性は第２
図の如くそその磁束の変化中はΦ３である。次にコイル
１を解磁すると復帰バネ４及びワイヤー復帰バネ５の反
力によりアマチュア６が復帰する。このような電磁石装
ｒｋに於いて通常０．７〜ｌ、ＱＫＨｚの高速パルスか
印加されアマチュア６の往復動作が行われるがアマチュ
ア−６の質量か大きいと往復動作に時［出かかかり、尚
埋パルスに丸しアマチュア６が応答できない欠点かあっ
た。この為アマチュア６の板厚を薄くする等により負１
を小さくすることはできるか硯路の［ｌｌｉ面積も小さ
くなり、これによってアマチュア６は磁気飽和曳象をき
たし、この磁気飽和によりアマチュア乙の吸引力を増大
する事はできす、それ故印字ワイヤー６先端での印字力
か不足しドツトのカスレ等が生する。従って所定の印字
力か俺゛保できる範囲でアマチュア６の断面積を設定す
る必要かあり、この為質量をむやみに下げることはでき
ず満足すべき高速化が得られない問題があった・ 一方後者の有極型は例えは米国特許第４６５１２３５号
明細偶′に示されている。即ち第６図の如く永久磁石７
の上下の磁極面に長さの異なるヨーク８．９を平行に配
置し、下側の長手側ヨーク９に前記永久磁石７との磁極
方向と平行する縦ヨーク１０を構成し、この縦ヨーク１
０Ｑ）一端は、接極部とすると共に上側の短手側ヨーク
８の一端に近接さぜ、史に短手側ヨーク８の上部にバネ
片９ａと接極部材？ｂから成るアマチュア９を構成し、
前者のバネ片は磁気特性を有するバネ材料にて成し、こ
の基端は前記永久磁石Ｚ側に固定し支点と成すと共に自
由端は後者の接極部材９ｂと固着している。この接極部
材９ｂの下面は前記縦ヨーク１０の端面に幻回する接極
面を形成し、上面側にはドツト打印部を形成している。

今フィル１１に１Ｌ圧を印加しない平常状態では永久磁
石７の起磁束によってアマチーア９は自分自身のバネ片
９ａの復帰力に抗して縦ヨーク１０に吸着されている、
次にコイル１１に永久磁石７の磁束を打ち消す起磁束を
発生させるとアマチュア９は吸着保存しきれなくなり、
バネ片？ａの復帰力によりアマチュア９は矢印方向Ｐに
移動しドツト打印部にてドツトを打つものである。この
ような構成の有極型の電磁石装置に於ける問題点はコイ
ル１１による磁気回路中に永久磁石７が入いる為磁気抵
抗か大きくなり、コイル１１の容量を大きくしなければ
永久磁石７の起磁束に打ち勝って、アマチュア９′を縦
ヨーク１０に吸着することかできず、その為コイル１１
のγ目貿電力が大きくなり従って動作感管 度が悪くなり満足神＾速動作が得られない欠点を有して
いた。史にコイル１１及び永久磁石７にょる磁束−起磁
力特性は前記無極型電磁石装置の第２図の特性と略同様
で、永久磁石７の磁束分をコイル１１の磁束で打ち消す
状態となり磁束変化ｌ】はやはりΦａとなり、従ってア
マチュア９に於ける磁束は永久磁石７の起磁束にて規制
されることとなり、所定の吸引力を確保して而もアマチ
ュア９を軽量にして高速化を図ることが困難であった〔
目　的〕 本発明は上記の点に亀みて成したものであって、ドツト
プリンタ印字ヘッドのアマチュアの軽飢化を図る為、そ
の磁気回路構成を有極型として、アマチュアに於ける永
久磁石による磁束の流れとコイルによる磁束の流れを逆
方向にして磁束の動作範囲の拡大を図り、従来の吸引力
を確保しつつアマチュアの板厚を薄くして質量の軽減化
を図り、電磁石装置の動作速度を速めることを目的とす
る。

〔発明の開示〕

以下本発明の電磁石装置の１実施例について第４図に基
づいて説明すると、２０はヨークで上下水平片２０ａ、
２０ｂ及び連結片２０Ｃとでコ字状と成し、史にその１
・側水平片２０ｂより上側水平片２０ａに向って直立す
る左右垂直片２０ｄ、２０Ｃを形成し、その両垂直片の
端面を接極面２０ｆ１２０ｇ　としている。２１はコイ
ルでＷｉＪ記ヨータ。

の左側垂直片２０ｄに装備し、当コイルの励磁化より後
記するアマチュアを駆動するものである。

２２は永久磁石で前記ヨーク２０の上側水平片２０λに
接し磁気結合すると共にその着磁方向は上側水平片２０
ａと接する側をＮ極にその反対側をＳ極にしている。２
６は磁極体で上面は前記永久磁石２２のＳ極面に接し磁
気結合すると共に下面は前記ヨーク２０の右側垂直片２
０ｅの接極面２０ｇと所定距離へだてて対向する接極面
２３＆を有する。２４はアマチュアで基端部２４ａは前
記ヨーク２０の左側垂直片２０ｄに後記する押え体にて
押さえられ動作支点にとなし、中間部２４ｂは右側垂直
片２０ｅの接極面２０ｇと磁極片２６の接極面２３１間
に介在し、自由端部２４Ｃは印字ワイヤー２５と接し前
記コイル２１の励磁と共にワイヤーを押し下げドツトを
打印するもので、当アマチュアは基端部２４ａを支点に
往復部自在に構成している。２５．２６は第１、第２の
バネ体で当実施例ではコイルバネより成し、前記アマチ
ュア２４の基端部２４ａの動作支点により更に左側と、
アマチュアの自由端部２４Ｃにそれぞれ配置しアマチュ
ア２４を所定の荷重特性にて押さえている。２７は押え
体でゴム系の弾性材料より成すと共に前記アマチュア２
４の基端部２４ａを左側垂直片２０ｄに押さえアマチュ
ア２４の動作支点としている。

以上の如き、本発明の有極型の電磁石装置をドツトプリ
ンタの印字ヘッドに具体的に適用した１実施例を第５図
〜第１０図に基づいて同一部品は同一番号を付し異なる
部品を中心に説明すると、６０は上部ヨークで円形平板
状で中心部に貫通孔３０ａを有している。この上部ヨー
クは前記電磁石装置に於いては上側水平片２０ａに相当
する。

６１は側部ヨ〜りで円筒状と成し前記上部ヨーク６０と
史に後記するベースヨークとそれぞれ磁気結合すると共
に、その壁面は軽量化、放熱性をよくする為、負通孔５
１ａを形成している。この側部ヨークは前記電磁石装置
の連結片２０Ｃに担当する。３２はベースヨークで円形
平板状の下部ヨーク３２ａに、円筒状の内側鉄心３２ｂ
とこの鉄心と所定距離へだてた外周上に間欠的に複数個
配置した外側鉄心３２Ｃをそれぞれ前部上部ヨーク６０
に向って立脚させている。そしてこの内、外鉄心の上部
端面をそれぞれ接極面３２ｄ、３２ｅとしている。更に
下部ヨーク３２ａの中心部は貫通孔３２ｆを形成し後記
するワイヤーブロックを挿入固定している。尚当実施例
ではベースヨークハ鋳造にて一体化形成されている。こ
のベースヨークは前記電磁石装置の下部水平片２０ｂ、
左右垂直片２０ｄ、２０ｅに相当するものである。６６
はコイルで前記ベースヨーク５２の外側鉄心３２Ｃにそ
れぞれ挿入固定される。６４は永久磁石で無端塊状の平
板に形成すると共にその着磁方向は平板面と垂直方向と
なるようにし、一方の面は前記上部ヨーク６０と接し磁
気結合すると共に他方の電は後記する各磁極片と接して
いる。２６は磁極体で後記するアマチュアに対応して複
数個構成すると共に、それぞれの上面は前記永久磁石６
４の磁極面上に接し磁気結合し、下面は前記ベースヨー
ク６２の内側鉄心３２ｂの接極面３２ｄと所定距離へだ
てて対向する接極面２６．ａを形成している。尚、当磁
極片を複数個配置する場合の位置規制は後記する。ボッ
クスにて行うものである。

２４は、アマチュアで基端部２１旨前記ベースヨーク３
２の外側鉄心３２Ｃ各接極面ろ２ｅに当接されると共に
後記する０リングにより押され動作支点と成し、中間部
２４ｂは前記磁極体２６とベースヨーク６２の内側鉄心
３２ｂ間に介在し、自由端部２４Ｃは後記する印字ワイ
ヤーの頗部に接している。更に当アマチュアの基端部２
４ａと自由端部２４Ｃにそれぞれ後記する第１、第２コ
イルバネを配置し、所定荷重にて押さえている。６５は
第１バネベースで無端環状と成し前記環状の永コイルバ
ネに接している。２５．２６は第１、第２コイルバネで
前者の第１コイルバネ２５は前記第１バネベース６５と
アマチュア２４間に介在しアマチュア２４の基端部２４
ａに所定荷重を加えている。後者の第２コイルバネはア
マチュア２４と後記する第２スプリングベースの鍔部間
に介在しアマチュア２４の自由端部２４Ｃに所定荷重を
加えている。即ち、両者のバネはアマチュア２４の支点
に対し左右に所定距離はなれた位置でアマチュアを押え
るものである。６６は０リングで前記アマチュア２４の
基端部２４ａをベースヨーク６２の外側鉄心３２Ｃの各
接極面３２ｅに押さえ、アマチュア２４の動作支点とし
ている。６７はそれぞれ収納され位置規制を行い、）面
３７Ｃには前記０リング６６を多角形の溝５７ｄに強制
的に収納し、アマチュア２４の基端部２４ａをその多角
形の１辺にて直線的に押えている。これは０リングを円
形状のままで各アマチュア基端部２４ａを曲線的に押え
るものに対しアマチュア２４の助成 作感得よくするものである。更に下面３７Ｃにはアマチ
ュア２４のガイド用の突起片３７ｅを複数個同一円周上
に形成している。更にＴ＝Ｆ１３多角形へ溝３７ｄの内
絢側に複数個の突起片３７ｆを間欠的に同一円周上に形
成し、この突起片３７ｆの上面には第１０図の如く前記
磁極体２６の接極面２３ａと接し、下面にはベースヨー
クろ２の内側鉄心３２ｂの接極面３２ｄと接している。

即ちこの突起片３２ｆの厚み寸法′ｒを精度よくするこ
とによって、磁極間の空隙距離を規制することができ、
各電磁石装置のアマチュア２４のストロークのバラツキ
がなくなるものである。更に当ホルダーはアマチュア２
４の自由端部２４Ｃと基端部２４λに対応する位置に第
１、第２コイルバネが収納する孔３７ｇ、３７ｈをそれ
ぞれ複数個同一円周上に形成している。又当ホルタ−の
中心部に後記する第２バネベースが通る孔３７ｉを形成
している。６８はバネ調整ネジで上部は前記上部ヨーク
６０の中心部の貫通孔３０ａに回転自在に支持され、又
−上部は後記するワイヤーブロックの上端の軸部に回転
自在に支持され、中間線は後記する第２バネベースと結
合するネジを形成している。又当ネジの上部には外部調
整用の切欠溝３８ａを形成している。６９は第２バネベ
ースで前記バネ調整ネジ６８に結合され、ネジの回転操
作と共に上下動するもので、当ベースの中心から外方に
向って張り出す鍔部３９ａを形成し、前記各第２コイル
バネの端部と常時接している。従って当第２バネベース
の上下動により各第中コイルバネ２６の荷重特性を調整
することができる。４０はワイヤーブロックで複数個の
印字ワイヤー４０１とこれに対応するワイヤー復帰スプ
リング４０ｂ及びこれらを所定位置に配置するガイド体
４０Ｃにて構成している。このガイド体４０Ｃの上部は
前記バネ調整ネジ３８の一端を軸支する軸受部４０ｄを
形成すると共に複数本の印字ワイヤー４０１を放射状に
配置し前記各アマチュア２４に対応している。そして下
部は複数本の印字ワイヤー４０１のドツト打印部である
。

以上の如き印字ヘッドの実施例に於いてその組立は次の
順序にてスムースに実施することができる。即ち上部ヨ
ーク６０に永久磁石３４→各磁極体２ろを積層し、更に
バネ調整ネジ５８と第２バネベース３９より成るブロッ
ク及びリング状の第１バネベース５５を押入し、続いて
ボックス３７を上部ヨークろ０に固定する。これによっ
て前記部品の固定及び位置規制を行うことができる。続
いてこのボックスろ７に第１．第２コイルバネ５゜２６
→βリング３６→アマチユア２４を挿入する。

続いて側部ヨーク５１→コイル３ろを装備したベースヨ
ーク６２を上部ヨーク５０に固着する。そしてワイヤー
ブロック４０をベースヨーク５２に固着して組立が完了
する。このように上部ヨーク３０を台にして各部品を順
次載置或は固着することによって印字ヘッドが完成する
。従って非常に組立し易い印字ヘッドが得られるもので
ある。

（動　作） 次に本発明の動作を第４図に基づいて説明すると、コイ
ル２１が無励磁の状態では永久磁石２２の起磁束により
その磁路は次の如くとなる。

φ１：永久磁石２２→上側水平片２０ａ→連結片２０Ｃ
→下側水平片２０ｂ→左側垂直片２０ｄ→アマチュア２
４→磁気空隙Ｘ→磁極体２５→永久磁石２２゜この起磁
束によってアマチュア２４は図示の如く磁極体２５に吸
着される。次に前記永久磁石２２による起磁束の方向と
反対方向の起磁束が発生するようコイル２１に所定方向
の電圧を印加すると次の磁路が形成される。（圓するｌ
ｌ＆りφ２：左側垂直片２０ｄ→下側水平片２０ｂ→連
結片２０Ｃ→上側水平片２０ａ→永久磁石２２→磁極体
δ→磁気空隙Ｘ→アマチュア２４→左側垂直片２０ｄ０
φ３：左側垂直片２０ｄ→下側水平片２０ｂ→右側垂直
片２０ｅ→磁気空隙Ｙ→アマチュア２４→左側垂直片２
０ｄ０ 以上の永久磁石２２による磁束φ１　とコイル２１によ
る磁束φ２．φ３の両磁束を磁気空隙Ｘｉこ於いて見る
と両者は反対方向となり初互いに打を消し合う。一方磁
気空隙Ｙに於いてはコイル２１による磁束φ３　により
吸引力が働き、アマチュア２４はヨークの右側垂直片２
０ｅに吸着されると共に、その自由端部２４Ｃで印字ワ
イヤー２５を打撃する。

そしてコイル２１の励磁を解くことによってアマチュア
２４は元の状態に復帰するものである。今アマチュア２
４に於けるコイル２１及び永久磁石２２による磁束と起
磁力の関係は第１１図の如く磁石２２の起磁力とコイル
２１の起磁力の両範囲に渡って使用することとなり、従
来のいずれか一方の磁束変化［１１のみを使用していｌ
；ものに関し広くとることができる。これは従来と同じ
吸引力を得るめならアマチュア２４の板厚を薄くするこ
とができ、質量の軽減化によってドツトプリンタ印字ヘ
ッドの高速化を可能とするものである。

磁石による吸引力曲線、ｂは第１．第２コイルｌ（ネの
合成バネ負荷曲線、Ｃはコイル２１を励磁してアマチュ
ア２４が動き始める吸引力曲線、ｄはコイル２１に定格
励磁した時の吸引力曲線である。

当実施例の場合アマチュア２４の支点Ｋから所定距離は
なれた左右位置に第１．第２コイル〕くネを構成したの
で、従来の熱極型電磁石装置のよ引こ基端部に復帰スプ
リング４を構成した第１３図の吸引力特性（図中Ｃは復
帰バネの負荷曲線、ｆ４オアマチュアが動き始める吸引
力曲線、ｇは定格励磁の時の吸引力曲線）のものに比し
、アマチュアが動き始める吸引力は無極型のバネ負荷特
性Ｃより低く設定できる。従って両者を同じコイル仕様
とするなら本実施例は吸引力が大きくとれ、又吸引力が
従来と同じでよいのなら本実施例は、コイル仕様を低く
設定できるので低消費電力化及び小型化が可能になる。

更に光電磁石装置を適用した印字ヘッドの実施例では印
字ヘッドの中央部に第１４図の如くバネ調整ネジろ８と
第２バネベース３９から成るバネ調整機構を構成し、こ
れにより各電磁石装置の第２コイルバネ２６のバネ荷重
をいっせいに調整するものである。具体的にこの場合の
吸引力−　ストローク特性を第１５図に基づいて説明す
ると図中りは第１．　第２コイルバネ２５．２６の合成
バネ負荷曲線、ｉは永久磁石３４の吸引力曲線、ｊは第
１コイルバネのバネ負荷曲線、ｉは第２コイルバネのバ
ネ負荷曲線を示し、アマチュア２４のストロークがゼロ
の時合成バネ力をＦｓ　そして永久磁石ろ４の磁気吸引
力をＦｍを示している。今所窓のコイル励磁力でアマチ
ュアを動作させる為にはＦｒｎ　−Ｆｓ　の値が一定で
なければならないか、特に無端環状の永久磁石５４の部
品間及びロット間の磁気吸引力のバラツキが大きく、印
字ヘッド間でそのＦｍ　−Ｆｓ　の値にバラツキが生ず
る。その為永久磁石３４の吸引力のバラツキに合わせて
、当調整機構のバネ調整ネジ３８を調整し、第２コイル
バネ２６のアマチュア２４への圧力を変え、Ｆｓ　を変
化させるものである。従って所定のコイル励磁力でアマ
チュア２４が動作するよう調整することができる。

〔効　果〕

以上の如く本発明にあってはドツトプリンタの印字ヘッ
ド内の電磁石装置を上下水平片及び連結片よりコ字状と
成しその下側水平片より上側水平片に向って直立する左
右垂直片にてヨークを形成し、そして前記上側水平片に
磁気結合する永久磁石を構成し、更に永久磁石と磁気結
合すると共に前記ヨークの右側垂直片と対向する磁極体
を形成し、更に前記磁極体と右側垂直片間に介在すると
共に基端部を前記左側垂直片に押えられ支点としコイル
の励磁によって往復動するアマチュアを配置し、更にア
マチュアを所定荷重で押えるバネ体にて構成したので、
そのアマチュアに於ける磁束の流れは永久磁石によるも
のとコイルによるものとが反対方向に設定でき、従って
磁束動作範囲をプラス側とマイナス側の両範囲にわたっ
て使用でき、従来の無極型或は有極型のものにあっては
プラス側かマイナス側のいずれか一方方向のみの動作範
囲であったものに対し、本発明は磁束の動作範囲を広く
とることができる。即ち従来の無極型電磁石装置と同じ
磁束変化中なら、永久磁石による磁束変化分をコイルに
よる磁束変化分としても利用できその分アマチュアの板
厚を薄くでき、質量が小さくなって当ドツトプリンタ用
電磁石装置の高速化を可能とするものである。更に従来
の有極型電磁石装置はコイルによる磁束が永久磁石の磁
束を打ち消してアマチュアを開放していたものに対し、
本発明は永久磁束の磁束を打ち消すと同時に別にアマチ
ュアを吸着する磁気回路を構成したので永久磁石からの
アマチュアの開極速度を速くすることができる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の印字ヘッドの要部縦断面図、第２図は同
無極型電磁石装置の磁束−起磁力特性図、第６図は従来
の有極型電磁石装置の磁気回路図、第４図は本発明の電
磁石装置の磁気回路図、第５図は同電磁石装置を利用し
た印字ヘッドの縦断面図、第６図〜第８図は同印字ヘッ
ドの分解斜視図、第９図は同印字ヘッドのホルダーの縦
断面図、第１０図は同印字ヘッドのｃ−ｄ断面図、第１
１図は本発明の電磁石装置のアマチュアに於ける磁束−
起磁力特性図、第１２図は同電磁石装置の吸引カースト
ローク特性図、第１６図は従来の無極型電磁石装置の吸
引カースドロー多特性図、第１４図は本発明の電磁石装
置を利用した印字ヘッドのバネ調整機構部の縦断面図、
第１５図は同バネ調整機構による吸引力・バネカースト
ローク特性図である。 ２０：ヨーク、２０ａ：上側水平片、２０ｂ：下側水平
片、２ＤＣ：連結片、２０ｄ　：左側垂直片、２０ｅ：
右側垂直片、２Ｏｆ、２０ｇ：接極面、２１：コイル、
２２：永久磁石、２３：磁極体、２４：アマチュア、２
４ａ：基端部、２４ｂ：中間部、２４Ｃ：自由端部、２
５．２６：コイルバネ。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　　竹　元　敏　丸 （ほか２名） 第１図 す 第２図 Ｎノ （起磁力） 第６図 第７１４ 弔８図 、−ｉｌ　　　、　　　３１ａ 第９図 −ｄ ３ 柁旧図 第１２図 【トローダ 第１４図 し１Ｙ１５１・１ ストローク 手続補正書 昭和５９年　２月２８日 特許庁長官　殿 １、事件の表示 ｌＩ計］］５８年　特許願　第０９４５８７号２、発明
の名称 ドツトプリンタ用電磁石装置 ３、補正をする壱 事件との関係　　　特許出願人 住　　所　　　　　大阪府門真市大字門真１０４８番地
名　称（５８３）松下電工株式会社 代表者　　　　　小　　林　　　　　　郁４、代理人 住　　所　　　　　大阪府門真市大字門真１０４８番地
６、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ７、補正の内容 別紙の通り補正する 補正の内容 ■、第５　Ｈ１行目のｒ　−−−−一吸着保存し」とあ
るを［−−−−−吸着保持し］と補正する。 ２、同８行目のｒ　−−−−−に打ち勝って、−−−−
Ｊ　　とあるを１−−−−を打ち消して、−−−−」と
補正する３、同９行目のｒ−一一一−−に吸着すること
が−−−−」とあるをｒ　−−−−−−から釈放するこ
とが一−−−Ｊと補正する。 ４、第８頁１６行目のｒ−−−一−−に担当」とあるを
［−−−一−−に相当」と補正する。 ５、同２０行目の「−・−前部上部ヨーク」とあるをｒ
　−ｍ−前記上部ヨーク」と補正する。 ６、第１０頁１行目のｒ　−ｍ−後記する。ホ・ノクス
にて＝〜−−−−」とあるをｒ　−−−−−一後記する
ホルダーにて一−−−−Ｊと補正する。 ７、第１３頁２０行目のｒ　−−−ボックス３７」とあ
るを「−一−−−−ホルダー３７」と補正する。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）上、下水半片及び連結片よりコ字状と成しその下
   側水平片より上側水平片に向って直立し而もその端面を
   接極面とする左右垂直片にて形成するヨークと、該ヨー
   クの左側垂直片に装備せるコイルと、前記上側水平片に
   磁気結合する永久磁石と、該永久磁石と磁気結合すると
   共に前記右側垂直片の接極面と対向する接極面を有する
   磁極体と、基端部は前記左側垂直片の接極面に押さえら
   れて支点と成し且つ中間部は右側垂直片とべ磁極片間に
   介在し自由端部は印字ワイヤーに接する往復動するアマ
   チュアと、該アマチュアの支点に対し所定距離はなれた
   位置でアマチュアを押えるバネ体とで成ることを特徴と
   するドツトプリンタ用電磁石装置。