JPS59210365A - 均一系免疫試験法ならびにそれに用いるための試薬系、試験キツトおよび試験具 - Google Patents

均一系免疫試験法ならびにそれに用いるための試薬系、試験キツトおよび試験具

Info

Publication number
JPS59210365A
JPS59210365A JP8631184A JP8631184A JPS59210365A JP S59210365 A JPS59210365 A JP S59210365A JP 8631184 A JP8631184 A JP 8631184A JP 8631184 A JP8631184 A JP 8631184A JP S59210365 A JPS59210365 A JP S59210365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reagent
label
binding
labeled
polymeric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8631184A
Other languages
English (en)
Inventor
ケネス・ジエイムズ・デイ−ン
ステフアン・ジヨ−ジ・トンプソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Corp
Original Assignee
Miles Laboratories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miles Laboratories Inc filed Critical Miles Laboratories Inc
Publication of JPS59210365A publication Critical patent/JPS59210365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/536Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with immune complex formed in liquid phase
    • G01N33/542Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with immune complex formed in liquid phase with steric inhibition or signal modification, e.g. fluorescent quenching

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特異的結合試験法の発展は、液体媒体中に極めて低濃度
で現われる診断上、医学上、環境上および工業上重要な
種々の有機物質を測定するだめの極めて有用な分析法を
もたらした。特異的結合試験は、分析対象物と呼ばれる
こともある測定下の物質と、その結合相手の間の相互反
応に基づく。
分析対象物がノ・ブテンまたは抗原であり、その結合相
手が抗体でちる場合、この試験は免疫試験として知うれ
ている。ホルモン類、ビタミン類、代謝産物類および薬
理学的物質と、それらの各々の受容体および結合性物質
との間の結合相互反応をはじめとする、分析対象物と結
合相手との間の他の結合相互反応が結合試験の基礎とし
て役立つ。
分析対象物が結合性物質、例えば、ヨードチロエン結合
性蛋白質(チロキシン結合グロブリン、チロキシン結合
プレアルブミン等)のような結合性蛋白質もしくは受容
体、または抗原に対して特異的な抗体である場合には、
このような結合性物質と結合する標識化された物質を使
用する結合試験手法が用いられるのが普通である。結合
性物質と結合するようになる標識(結合種)の量または
標識化試薬のうち遊離種として残存する量を測定するこ
とによシ、標識化試薬の取込み量を測定する。結合種状
態の標識化試薬を、遊離種状態の標識化試薬の存在の下
で、標識を監視するために用いられる方法によシ、実質
的に識別できない場合には、結合種および遊離種は、こ
の試験を完遂するために物理的に分離されねばならない
。このタイプの試験を従来”不均一系″ と呼ぶ。標識
化複合体の結合種型および遊離種型が互いの存在下で識
別用能である場合には、 “均一法を行うことができ、
分離工程を省略できる。
結合性物質を測定するためのこのタイプの試験において
は、種々の標識が用いられている。第一番目に用いられ
た標識は放射性同位元素であったが、放射活性物質の取
扱いの不便さおよび困難さの故に、酵素補助因子(oo
facter )類、酵素基質類、酵素活性調節基類、
例えば活性剤および阻害剤、環化反応剤類、スピンラジ
カル類、酵素類、バクテリオファージ類、金属類および
有機金属錯体類、有機および無機触媒類、酵素補欠分子
族類、化学ルミネセンス反応剤類、ならびに螢光性分子
類をはじめとする、放射性同位元素以外の物質を、標識
成分として、用いる試験系が考案されている。
標識化試薬の取込み量に基づく、結合性物質を測定する
だめの従来の結合試験の代表的なものは次のようである
A、結合性物質の結合目標物である物質の放射性標識化
型を用い、明白な分離工程を必要とする放射性試験(米
国特許第3,376.114号;第3゜451 、77
7号;第3,615,222号;第3,710,117
号;第3,711,247号;第3,823,001号
;第4.211,763号;第4,238,471号:
および第4.252,782号参照)。これらの放射性
試験の主な欠点は、保存寿命が短いこと、取扱いが危険
であること、および放射性同位元素標識の使用に関連し
て計器具を要することである。
B、酵素基質類、酵素補欠分子族類、酵紫阻害剤類およ
び酵素類のような種々の非放射活性標識を用いる非放射
性同位元素均一系試験(米国特許第4,134,792
号;第4.1.90,496号:第4,238.565
号;第4,279,992号;および第4,341゜8
65号参照)。
(a)測定下の結合性物質と、(b)このような結合性
物質と結合する低分子量の物質に対する抗体間で、標識
化されたこのような低分子量物質との結合に関する競争
を設定することにより、結合性物質についての試験を遂
行することもまた知られている。
米国特許第4,168,207号は、試料をトリョード
チロニン(T−3)に対する抗体並びに標識化T−3お
よび非標識化T−3と混合する、TBG  についての
試験に関する。用いられる標識は酵素であり、酵素標識
化T−3が抗体に結合すると、酵素活性に対して測定可
能な妨害をもたらす結果となるので、この試験は均−系
である。
標識化抗体を用いる特に独特なしかも有利な均一系結合
試験は、1982年3月18日に出願され本願の蒙り受
は人に譲渡された米国特許出願第359.610号に記
載されている。一実施態様において、この試験系は単一
の標識化モノクローン性抗体試薬を用いる。重要な分析
対象物を含有すると思われる試験試料を標識化モノクロ
ーン性抗体調製物と合わせるが、該調製物中においては
、分析対象物に対する抗体は実質的に唯一の標識化成分
である。該標識化抗体が分析対象物と結合するように、
用いられる標識を選択する。従って、得られる検出可能
な応答は、試験試料中の分析対象物の関数である。分析
対象物濃度が増加するにつれ、標識化抗体の結合が増加
し、従って標識の検出可能な応答の変調も増加する。一
実施例においては、分析対象物が標識化抗体と結合する
際の、検出可能な応答における測定可能碌変化は、試薬
検出系の構成員の接近の立体障害による。
臨床免疫学における、モノクローン性抗体の応用につい
ての総説は CI in、 CheLo、27巻:17
97頁(1981年)にある。この概説は、免疫試験に
標識化抗体を用いるいくつかの利点を列誉し、標識化抗
体対の近接結合に基づく試験系へ標識化モノクローン性
抗体を応用するという今後おこりそうな応用について二
、三予測している。この示唆によれば二つの異なる標識
化抗体を用いるこれら公知の試験系に、従来のポリクロ
ーン性抗体調製物の代)に標識化モノクローン性抗体を
代替させることである。
本発明は、試験試料中の結合性物質のような分析対象物
を測定するだめの、標識化抗体、または抗体フラグメン
トを特徴とする特な一連の試薬を包含する均一系免疫試
験を提供する。このよう力試系は、(1)分析対象物と
結合可能な高分子試薬、および(11)分析対象物とこ
のような高分子試薬との結合に対して競争しうるような
方法で、高分子試薬に結合できる標識化抗試薬物質、例
えば、抗体よシなる。標識化抗試薬物質中に含まれる標
識は、標識化試薬物質が高分子試薬と結合すると、その
ように結合していガい場合と比較して、測定可能に異々
る検出可能な応答を提供する。好ましい実施態様におい
ては、試薬系はまた標識を検出するための化学的検出系
を含有する。どのような実施態様においては、標識およ
び検出系は、標識と検出系の構成員が相互反応すると、
検出系の構成員の標識への接近の立体障害のために、標
識化抗試薬物質が結合した際、結合しなかった場合と比
較して異なる検出可能な応答をなすように選択される。
次いで、検出可能な応答が、試料中の分析対象物の関数
として測定される。分析対象物が高分子試薬とよシ多く
結合すれば、標識化抗試薬物質はこのような試薬とよシ
少くしか結合することができず、非結合標識北枕試薬物
質の量に応じた応答が発生する結果となる。通常の場合
と同様、標識化抗試薬物質が高分子試薬と結合すると応
答の発生量が減少する結果となる場合は、より多くの分
析対象物が高分子試薬と結合すれば、応答はよシ多く発
生する。
好ましい実施例においては、分析対象物は、例えば、チ
ロキシン(T−4ンおよびトリヨード°チロキシン(T
−a)のようなヨードチロニンホルモンに対する、一群
の血清結合体、主に TBG である。従って、生物学
的試料のヨードチロニン取込み量の測定のためには、高
分子試薬はヨードチロニンの高分子担体物質との複合体
よシなシ、標識化抗試薬物質は標識化抗ヨードチロニン
よりなる。
本発明方法は、他のホルモン結合性蛋白質類、組織ホル
モン受容体類、および特異的免疫グロブリン類をはじめ
とする種々の他の結合性物質の測定にもまた応用できる
標識化抗試薬物質は、最も好ましくは標識化モノクロー
ン性抗体またはそのフラグメント、すなわち、実質上、
化学的に純粋な免疫グロブリン調製物を産生ずる体細胞
融合手法により得られる標識化抗体またはその7ラグメ
ントである。標識用のモノクローン性抗体調製物の調製
においては、非特異的蛋白質は、免疫グロブリン類に対
して選択的な分離手法にモノクローン性調製物を付する
ことによシ、容易にしかも効率的に除去される。
調製物中の実質的にすべての免疫グロブリン類はモノク
ローン性、すなわち、化学的に同一となるであろうから
、分離された免疫グロブリン画分は非特異的成分を実質
的に含まないであろう。従って、得られた標識化モノク
ローン性抗試薬物質は、実質的に、高分子試薬と結合し
た場合にのみ、検出可能な応答の変化を示すであろう。
この方法で標識化モノクローン性抗体を用いると、標識
化ポリクローン性抗体、すなわち、種々の構造および由
来の抗体が混合した、従来の抗血清手法により得られる
抗体を使用する別の場合には発生するであろうバックグ
ランド応答を有為に減少する。
分析対象物 本発明は、その最も広い意味では、もし第二物質に対す
る抗体を産生ずることができ、この抗体がこのよう外第
二物質への結合に関して分析対象物と競争できるならば
、該第二物質に対する特異的結合親和力を有するいずれ
の物質の測定にも適用できる。分析対象物は、例えば、
ペプチド、蛋白質、炭水化物、糖蛋白質、ステロイド等
の適切な有機性分子であってよく、および機能的意味で
は、通常、抗原、ハブテン、抗体、ホルモン、ビタミン
、代謝産物もしくは薬剤、またはそれらに対する結合相
手もしくは受容体であるだろう。本発明法は、チロキシ
ン結合性グロブリン(T B G)、チロキシン結合性
プレアルブミン、コルチン層結合性グロブリン、エスト
ロゲン受容体類、ACTH受容体類、アビジン、ジアノ
コバラミン類、酵素類、インシュリン受容体類、エンド
ルフィン受容体類、ノルエピネフィリン受容体類、セロ
トニン受容体類、プロスタグランジン受容体類、レクチ
ン類、ならびに、例えば、ビールス類(肝炎ビールス、
CM■、ルベラ)、アレルケ:y類、Rh 因子類およ
び薬剤類(ペニシリン等)のような特定の抗原類または
ノ・ブテン類に対して特異的な抗体類、および自己免疫
性抗体類のような抗体をはじめとする結合性蛋白質類お
よび受容体類のよう力結合性物質の測定に特に適用可能
である。
原理的には、分析対象物は特定の分子量範囲に制限され
るものではないが、しかしながら、実用上の事柄として
、結合性蛋白質および受容体の測定に適用される際には
、分析対象物の分子量範囲は約10,000ないし10
,000,000ドルトン、更に普通には、25,00
0ないし250 、000ドルトンであろう。同様に、
分析対象物と特異的に結合する結合相手は、その分子量
に関して制限されない。
一実施態様においては、本発明の試験法の目標物である
分析対象物は特定物質もしくは分子に対して特異的結合
親和力を有する一群の関連物質または一群の関連物質も
しくは分子(リガンド)よりなる。従って、本質的に、
試験試料中の、このようなりガントとの結合能もしくは
取込み能の測定に本発明方法を適用できる。別の言い方
をすれば、試験試料成分上のりガント−結合部位の不飽
和度を測定することができる。例えば、リガンドがヨー
ドチロニン(T−3またはT−4)のようなホルモンで
ある場合、血清廿たはプラズマのような、生物学的試験
試料中のホルモン結合性蛋白質の不飽和度を測定するこ
とができる。このような試験における測定値は、例えば
、T−3取込み指数またはT−4取込み指数のような取
込み指数として、しばしば表わされる。
本発明の試薬系成分は、分析対象物および抗試薬物質と
のその結合能により特徴づけられる。高分子試薬は、該
分析対象物または抗試薬物質のいずれかとの結合に適応
するが、同時に双方との結合には適応しない1捷たけそ
れ以上の部位を有するであろう。このようにして、高分
子試薬上のこのような結合部位への結合に関して、分析
対象物と標識化抗試薬物質の間の競争を設定することが
でき、高分子試薬への標識化抗試薬物質の結合により影
響されるように彦る標識量が、存在する競争分析対象物
の量の関数である。
この高分子試薬は、標識化抗試薬物質と結合すると標識
化抗試薬物質中の標識により発生する検出可能な応答に
変調を引起すことができるその能力により特徴づけられ
る。後に、よυ十分に述べるように、このような変調は
、試薬の大きさおよび/ま/こは試薬上の標識−変調要
素の存在により普通、引起されるであろう。上記パラメ
ータ内で、高分子試薬は広汎な形態をとることができる
。この試薬は、標識化抗試薬物質と結合した際、標識に
立体障害を引き起こすことができ、および/または標識
−変調要素を担持することができるようにするために、
最低約s、oooドルトンのサイズを有するであろう。
通常、高分子試薬は約10,000ドルトンより大きい
分子量、好ましくは50,000ドルトンより大きい分
子量を有するであろう。任意の試薬系において有用な、
試薬の最低サイズは、選択された標識化抗試薬物質その
ものの性質および例えば感度のような試験の所望の性能
特性によ如左右されるであろう。高分子試薬の最大サイ
ズは本質的には制限されず、厳密には試薬系の設計者の
好みにもとづいて選択されるであろう。
分析対象物と結合する物質が天然に存在し、その物質に
対して抗試薬物質を産生ずることができ、しかもその物
質が十分に巨大な分子(5,000ドルトンより大)で
ある場合には、このような物質それ自身が高分子試薬と
して役立つことができる。
生物学的系においては、このような状況にしばしば遭遇
し、この生物学的系においては、分析対象物は、結合性
蛋白質重たはある蛋白質ホルモン類、たとえば絨毛膜性
腺刺激ホルモン、インシュリン、成長ホルモン、卵胞刺
激ホルモン(FSH) 、黄体形成ホルモン(LH)、
甲状腺刺激ホルモン(TSH)、およびプロラクチンの
ような比較的大きな分子に対する受容体である。同様に
、分析対象物が抗体である場合、例えば、あるビールス
類、アレルゲン類、Hh因子等に対して特異的な抗体を
測定する場合には、抗原を高分子試薬として使用するこ
とができる。更に、高分子試薬は抗体またはそのフラグ
メントであってもよく、この抗体またはフラグメントは
分析対象物と結合し、この分析対象物は、このような場
合、比較的低分子量のハブテン(例えば、100〜15
00ドルトン)または抗原(例えば、100 F1〜1
0,000,000  ドルトン)であろう。このよう
な状況においては、抗試薬物aは、抗分析対象物抗体ま
たはそのフラグメントに対して産生された抗体よシ選択
され、分析対象物および抗分析対象物高分子試薬に対す
る抗試薬物質の両者が同時に結合することを著しく妨害
するように、抗分析対象物の結合部位に、または十分に
近接位に結合するであろう。抗試薬物質は抗イデイオタ
イプの抗体(antiidiotipic antib
ody)等であってよく、モノクローン手法によシ便宜
に産生ずることができる。
代りに、または分析対象物が、例えば、約2000ドル
トンよシ小さい比較的小分子に対して特異的結合親和力
を有する場合には、このようなリガンドのポリマーもし
くは会合体、またはこのようなリガンドと高分子担体と
の複合体を形成することによシ、適切な高分子試薬を製
造することができる。このような複合体は、少くとも5
,000  ドルトンより大きい、通常、io、ooo
ドルトンより犬きい、好捷しくは50,000ドルトン
より大きい分子量の担体分子に結合した1またはそれ以
上のりガントよシなるであろう。リガンドは、複合体が
試験の条件下で実質的に安定であるような方式で担体に
結合するであろう。普通の場合、リガンドは担体分子に
共有結合で化学的に連結するであろう。担体物質として
役立つことができる広範な種々の物質および適切なリガ
ンドを担体物質に結合させるための広範な稙々の方法は
、十分に、この分野の普通の当業者の手腕内の事柄であ
る。反応混合物中に均一に分散することができる溶解性
の、通常は水溶性の担体物質を用いることが一般に好捷
しいが、担体物質は試験試料および反応混合物に溶解性
のものであっても不溶性のものであってもよい。しかし
ながら、樹脂、ゲル、プラスチック片、吸水性パッドの
形態の不溶性の、多孔性もしくは非多孔性物質さえも、
また反応容器それ自身の表面さえも、高分子試薬用の担
体として役立つ。担体物質の形状は制限されず、主に、
試薬系の設計者の選択に任される事柄である。
明らかに、高分子担体の原理上の目的は、単に、結合物
質分析対象物と抗試薬物質間の競争結合の目標物である
分子に最低サイズを付与するに過ぎないのであるから、
極めて広範囲の種々の物質が高分子担体として役立つこ
とができる。担体物質として用いることができる物質の
、確かに言いつくしてはいないが簡潔なリストとしては
、蛋白質類(例えば、アルブミン類およびグロブリン類
);ポリペプチド類:多糖類;カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロースおよびDEAE−
セルロースのような変性セルロース類をはじめとするセ
ルロース類のような合成および天然に産出する有機性ポ
リマー類;デンプン類;寒天;アガロース;デキストラ
ン:ゼラチン;ポリビニルアルコール類;ポリエチレン
イミン;ポリリジン、ポリグルタミン酸のような合成ポ
リ (アミノ酸類)等が挙げられる。少くとも1個の、
および普通には若干数のリガンドが担体物質に結合する
。%定の担体物質に結合するりガントの数は、包含され
る試験の必要性次第で、1から相体上の利用しうる連結
部位の数寸で変動するであろう。
標識北枕試薬物質 標識北枕試薬物質に高分子試薬が結合すると、結果とし
て、標識により発生する検出可能な応答が減少または増
加して測定可能な変化をもたらすことになる。例えば、
標識と相互反応して測定信号を発生する1まだはそれ以
上の物質よりなる化学的検出系の構成員との化学反応の
ような相互反応に基づく、立体的障害を感知する検出可
能な試験応答を提供するように、標識を選択することが
好ましい。このような試験系においては、標識北枕試薬
物質および高分子試薬の大きさは、その高分子試薬と結
合すると標識北枕試薬物質の大きさが有為に増加するよ
うに選択されるであろう。高分子試薬の相対的大きさが
より大きくなるので、標識の周囲における立体的効果が
よシ増幅され、従って、よシ容易に検出されうるように
なる。
通常の場合、標識それ自身は、例えば、so、oo。
より小さい、一般には、10 、000より小さい、更
に普通には4,000より小さい、好ましくは2,00
0より小さい分子量の、小さいものであることが好まし
く、この標識が相互反応する検出系構成員は、有為に大
きいことが好丑しく、例えば、標識の3倍、更に通常に
は10倍、好ましくは20ないし100倍以上であろう
。従って、分子量が、100ないL2000ドルトンの
オーダーの大きさを有する標識を含む最も好ましい系に
おいては、標識が相互反応して検出可能な信号を発生す
る検出系の少くとも一構成員は、分子量が10.000
  ないし200 、000 ドルトン以上のオーダー
のものであろう。標識と検出系構成員の大きさに関する
このような関係は、高分子試薬が標識北枕試薬物質と結
合する際の、有為の立体効果の可能性を増大させる。従
って、好ましい標識は、酵素基質類、補酵素類、酵素補
欠分子族類および酵素阻害剤類のような、酵素触媒反応
における関与物であり、何故なら、試験成分を選択する
ために、広範囲の種々の酵素反応が前記のものから利用
可能であるためである。多くの小さい、基質類、補酵素
類、および阻害剤類が、標識およびそれらと相互反応を
行う検出系構成員との間の好ましい大きさに関する関係
を有するだめの十分に大きな分子量の酵素頻用として知
られている。これらは同様に補欠分子族類およびそれら
に対応・するアポ酵素頻用に応用される。同様に、有為
に大きい基質を有する多くの酵素類、またはそのために
、小さい基質類、補酵素類、および阻害剤類を、水溶性
ポリマーのような高分子量骨格物質に結合させることに
より、人工的に大きい基質類、補酵素類、または阻害剤
類を製造することができる多くの酵素類が知られている
標識への立体効果の代替法として、または標識への立体
効果との組合せとして、標識北枕試薬物質が結合して、
標識−変調化要素、すなわち、接近した際、標識と相互
反応して、検出可能な応答を変調させる化学基または成
分を構成するような高分子試薬を立案することもできる
。このような接近効果は、均一系結合試験の従来技術に
おいて周知である(例えば、C11n、Chem、 2
7巻:1797〜1806頁(1981年)参照)。例
えば、抗試薬物質および高分子試薬の一方は発光要素、
例えば、螢光性基、化学ルミネセンス基、またはリン光
性基を構成してもよく、他方は、明白な特徴を有する光
を消滅させるかおよび/または再発光させる適切な光吸
収要素を構成してもよい。通常、このような系は、螢光
もしくは化学ルミネセンスの減光(米国特許第4,16
0,016号およびJ、Ciiへpath、 30巻:
526頁(1977年)参照)、またはエネルギー移動
C米国特許第3,996,345号参照)を包含するで
あろう。抗試薬物質および高分子試薬の一方が螢光体を
構成し、他方が、2個の試験成分が結合すると螢光分極
の差異が検出用能となるように十分大きなサイズのもの
である場合には、螢光分極もまた坏U用することができ
る(J。
EXp、 Mad、 122巻:1209頁(1,97
5年)およびimmunochsm、 7巻ニア99頁
(1970年)参照)。
他の接近効果を用いるアプローチとしては、抗試薬物質
および高分子試薬の一方が酵素系の一成分を構成し、他
方がこのような酵素系の第二成分を構成し、その酵素系
においては、2個の酵素系標識の接近関係により左右さ
れる速度で、ある酵素反応生成物が生成されるような酵
素チャネリング(channeling )を挙げるこ
とができる。このような酵素系標識対としては、例えば
、一方により触媒される反応の生成物が他方にとっては
基質である2個の異なる酵素、酵素とその基質壕だは補
助因子もしくは阻害物、またはアポ酵素とその補欠分子
族を挙げることができる(米国特許第4゜233.40
2号参照)。
変調効果が立体障害に依る場合には、抗試薬物質中に含
まれる標識は、他の分子(化学的検出系の構成員)と相
互反応して、検出可能な応答を与えるいかなる物質であ
ってもよく、このような相互反応は立体的状況に感度を
有するので、標識化抗試薬物質への高分子試薬の結合が
応答生成相互反応を立体的に妨害する。特に好ましい標
識は前記米国特許出願第359,610号に詳述されて
いるものであシ、簡潔には、酵素基質および補酵素標識
(米国特許第4,279,992号および英国特許明細
書第1,552,607号);酵素補欠分子族標識(米
国特許第4,238,565号;酵累活性調船物(例え
ば、阻害物)標識(米国特許第4 、134 、792
号および4,273,866号):酵素標識(米国特許
第3.817,837号および4,043,872号)
;化学的励起螢光性標識(米国特許第4.238,19
5号)−並びにエピトープ標識(米国特許第3,935
,074号および3,998,943号)を誉げること
ができる。
高分子試薬および標識化抗試薬物質の結合により惹起さ
れる立体効果は、高分子試薬との複合体生成により有意
に増大される大きさく嵩)を有する抗試薬物質を選択す
ることにより強められる。
一般に、抗試薬物質は試薬の嵩の10倍以上とはならな
いことが打型しく、よシ一般的には、試薬の絶対的な大
きさより、より小さく、更に試薬の嵩の0.25倍よシ
小さいことが好ましい。比較的低分子量の免疫グロブリ
ンクラス(群)の抗体を選択することによシ、抗試薬物
質の嵩を減少させることができ、例えば、IBMクラス
の抗体が約900.000の分子量を有するのに対し、
 IpG抗体は約150,000の分子量を有する。ま
た、選択的に抗体を開裂して、特異的結合親和力を保持
している低分子量のフラグメントを生成することができ
、例えば、Fab  (50,000ドルトy) 、F
 (ab’)(53,000ドルトン)およびF  (
ab’)2 C106,000ドルトン)のようなI、
iG抗体の腫々のフラグメントを製造することができる
すべての実施態様において、標識化された抗試薬物質は
、分析対象物と競争して高分子試薬と結合することがで
きる免疫学的に惹起された結合性物質である。抗試薬物
質は、普通、分析対象物も捷た結合する高分子試薬上の
結合部位(エピトープ)に対して産生される完全抗体、
または適切なフラグメントもしくはそれらの会合体より
なる。
かくして、高分子試薬が、分析対象物が結合する抗it
たは他の自然に産出する高分子リガンドの場合には、抗
試薬物質はこのようなりガントに対して産生される。得
られる抗体は、このようなりガントへの結合に関して分
析対象物と競争させるためにスクリーンにかけられる。
高分子試薬が、前述したような高分子担体とリガンドの
複合体よシなる場合には、抗試薬物質はこのリガンドに
対して産生され、また、もしノ・ブテン性ならば、従来
公知のりガント−免疫原性担体複合体に対して産生され
る。
完全抗体の形態の場合には、抗試薬物質は公知の免疫グ
ロブリン、例えば、IfG 、 IpM 、 IfE等
のクラスおよびサブクラスのいずれかに所属することが
できる。高分子試薬に対する特異的結合親和力を保持し
ているこのような抗体のフラグメントのいずれも、例え
ば、Fab XF (ab’)、およびF(ab’)2
 として従来公知のIpGのフラグメントもまた用いる
ことができる。更に、免疫グロブリンの会合体、ポリマ
ー、および複合体も適切な場合には使用することができ
る。このようなポリ (抗試薬物質)を、試薬に対する
結合親和力を維持するような、利用可能な方法のいずれ
によっても産生ずることができる。選択された物質が、
当該試薬に対する特異的結合親和力を有する限りにおい
て、他の形態の抗体を用いることができる。
抗試薬物質用の免疫グロブリン資源は、第1用可能ない
かなる方法でも爪間できる。通常、抗試薬物質免疫グロ
ブリンは、従来の抗血清手法訃たはモノクローン手法に
より得られる。抗試薬物質を含有する抗血清は、適切な
免疫原を用いての、ラビット、モルモット、またはヤギ
のような動物の免役化を含む、十分に確立された手法に
より得られる。技術水準に関する概説は、バーカー(P
arkor )、Ra旧oimmunoasgny o
f BiologicallyAotive Comp
oun+1s 、プレンティス−ホール(イン−グルウ
ッド・クリフス、ニューシャーシー、アメリカ合衆国、
1976年)  (PranLice−1(all(E
nglewood C11ffs、 New JCrs
ey、 U、S、A、。
1976)):  バラトラ−(1311j ler 
)、J 、 Immuno l 。
Metlx、 7巻:]−224頁1975年); ワ
インリブおよびシ:z ロア (Weinryb an
d 5hroff )、])rugM6もab、 Re
v、 10巻:271−283頁(1,97,5年);
ブロートンおよびストロング、Cin、 (:hem、
 22巻ニア26−732頁(1976年)−々らびに
プレイフェア(play4air )等、Br、 Ma
d、13u11.30巻:24−31頁(1974年)
によシ提供される。
使用することが好ましい。モノクローン性抗体は化学的
に均一であり、体細胞融合(somatic cell
hybridization )手法により得られる:
 Lympbooyt。
Hybridomas、メルチャース等編、スフリンケ
ルーフエルラーク(ed、 Melchers at 
al、 Springer −Ver lag ) (
= :x−−ヨーク、1978年)およびMethod
s   in  Enzymology  7 3  
(パー ト B )  = 3 巻46頁(1981年
)を参照されたい。一般に、モノクローン性抗試薬物質
免疫グロブリンは、このような抗体を産生するリンパ球
細胞を骨髄腫細胞と融合して、ハイブリドーマ(融合細
胞、  hybri−domas)を形成し、所望の抗
体を分泌するノ・イブリド−マクローンを単離し、かつ
分泌されたモノクローン性抗体を収穫することによシ産
生する。
細胞融合に包含されるリンパ球細胞は、通常、高分子試
薬上の関与エピトープに対して従来法で免役化されてい
るマウス又はラットのような動物から取り出された膵臓
細胞である。
選択された標識は、従来法で抗試薬物質に連結されて、
本発明の標識化成分を生成する。2要素を連結するだめ
の広範囲の積々の方法が利用可能であり、かつ、従来公
知である。連結は共有結合でもよく、−重化学結合また
は、水素を除く、主に、炭素ならびに窒業、酵素、燐、
および硫黄から選択されたへテロ原子からなる1〜50
個の原子、更に通常には、1〜30個の原子、普通には
1〜20個の原子からなる連鎖を包含してもよい。従来
の連結基は文献に詳細に記載されている。例えば、米国
特許第4,230,797号;第4,279,992号
;第3,817.837号;第3,935,074号及
び第3.996,345号を参照されたい。抗試薬物質
への結合用の標識および/または標識もしくは標識誘導
体を抗試薬物質へ連結するのに用いた二官能性結合試薬
の残基に空間を与えおよび/または機能性を与える目的
のために、連結基は、標識上に載置される側腕基からな
ることもできる。
本発明においては、標識は抗試薬物質と結合しているの
で、標識化条件に付される抗試薬物質調製物については
、比較的高純度を達成することが必要であり、さもない
と、有為の非特異的標識が生じることがあシ、バックグ
ランド標識応答が発生する結果となる。アフイニテイ手
法により精製された従来の抗血清を用いてもよいが、モ
ノクローン性抗体調製物が特に好ましい。
一旦、モノクローン性抗試薬物質調製物(腹水液又は組
織培養液)が得られると、実質的に免疫グロブリンのみ
を含有する両分を、存在するかもしれない他の蛋白質か
ら分離する。このような分離は、オU用されうるいかな
る方法によって達成されてよい。好ましくは、アフィニ
ティークロマトグラフィー手法がこの作業に適用される
。クローントゲラフイーのカラム上の親和結合相手とし
て、通常、所望の抗試薬物質が所属する免疫グロブリン
クラスに対する抗体、例えば、抗IpGtたはそのフラ
グメントである抗−(抗試薬物質)を用いることができ
る。好ましい方法ではガいが、親和結合相手として試薬
それ自身またはリガンドを用いることもできる。好まし
いアフィニティークロマトグラフィーの手法は、蛋白質
入と通常呼ばれる物質、■2G免疫グロブリン顛と特異
的に結合する特有の性質を有する黄色ブドウ球菌(3t
aph、y−1ococcus aLlr[lu8 )
より得られる蛋白質を用いる[: J、 Immuno
l、 97%: 822頁(1966年)およびImm
unol 、 ]、 03巻:828頁(1969年)
〕。蛋白質Aは、アフィニティークロマトグラフィーの
カラムマトリックスとして用いるのに適切な、単離され
た近日質またはゲル粒子に付着した蛋白質として市販さ
れている〔蛋白質A−セファロース、ファルマシア・フ
ァイン・ケミカルズ、ピスヵクウエイ、ニューシャーシ
ー、アメリカ合衆国(Protein A −seph
arogo、 Pharmacia Fine Che
mi −aals、 Pigcataway、 N(I
W Jer8ey、 USA) ]。モノクローン調製
物から抗試薬物質を分離するために、蛋白質Aを用いる
ことは、特に有利である。モノクローン調製物中に存在
する唯一の免疫グロブリンは、抗試薬物質なので、免疫
グロブリン類を分離する手法を適用しさえすればよく、
がっ抗試薬物質のみが分離されるであろうことが保証さ
れる。
精製された抗試薬物質調製物は、次に、所望の特定の検
出系に従って標識°される。上述のように、標識は、利
用されうるいかなる方法によっても、抗試薬物質に結合
される。M製杭試薬物質調製物中に実質的に存在する唯
一の蛋白質は抗試薬物質であるので、標識物質と一般の
蛋白質問に共有結合を形成する条件下の反応により、標
識物質は効率よくかつ特異的にその中の抗試薬物質に付
着させることができる。蛋白質類を非%!’i−的に標
識する懸念なしに、抗試薬物質を標識するために標準蛋
白質修飾反応を使用できることが、特に、有利である。
1またはそれ以上の標識を、個々の抗試薬物質分子に付
着することができるし、標識の性質が許すならば、逆も
また同じである。普通、抗試薬物質は、抗試薬物質1分
子当υ1ないし30tの、、更に通常には工ないし20
の標識を有する。感度を高めるために、抗試薬物質当り
複数個の標識を有することが望ましいが、標識濃度が高
すぎると、抗試薬物質の試薬への効果的な結合能力に影
響を与えることがある。標識が、酵累のように比較的大
きくかつ多価官能性である場合は、複数個の抗試薬物質
が単一の標識に付着してもよい。単−標識北枕試薬物質
複合体が、複数個の試薬分子と結合し、その各々が順に
標識北枕試薬物質と結合することができる故に、試薬の
結合は格子形成を導くことになり、標識で、またけその
近傍で、立体障害を増す結果となる。
反応混合液及び条件 試験されるべき試験試料は、分析対象物を含有すると思
われる、自然に存在する液体または人工的に生成された
液体でもよく、かつ、通常は、生物学的液体またはその
希釈液である。試験可能な生物学的液体としては、血清
、プラズマ、尿、唾液、乳汁、ならびに羊膜液および脳
を髄液を挙げることができる。
試験反応は、はとんどすべての場合、穏やかな条件下で
進行させる。試料および試薬の不存在下で、完全な検出
系および標識が有為の応答を発生することがないという
条件では、高分子試薬および標識北枕試薬物質、ならび
に、用いられる場合には検出系の所要量のオーダーは制
限されない。
反応混合液は、一般に、少量存在する所望の有機性共存
溶媒を含む水性媒質であろう。反応温度は、装置期間お
よび測定段階を通して、正常環境中で一定値を保持する
であろう。温度は、通常15 iイL 50℃であり、
更に普通には、2oないし40℃であろう。好ましくは
、反応は室温で進行する。反応混合液の−は、  5 
と 10の間で変動し、更に普通には、 6 と 9の
間である。
種々の試薬の濃度は、試験媒質中の予想される分析対象
物濃度によって左右され、このような濃度は、通常、1
0−3ないし10−”Mである。先に述べた反応パラメ
ーターの場合のように、選択は主に、経験的に引き出さ
れた、好適例に対してバランスのとれた最適条件、およ
び日常的な基本に基づいて試験を最終的に行う技能者の
要求に基づいて行われる。従って、パラメーターのいず
れも、本発明に対し決定的な性質ではなく、むしろそれ
らはすべて従来の普通の技法内のものである。
試薬系 本発明の試薬系、すなわち、試薬配合は、本発明により
包含される所望の試験方法を行うのに必要とされるすべ
ての必須の化学的な要素から々る。
試薬系は、箱詰め状の市販品の形で、試薬間での両立が
できる範囲で組成物もしくは混合物として;試験具の形
で;または、試験キット、すなわち、必要な試薬を保管
する1個またはそれ以上の容器の箱詰め組合わせとして
提供される。試薬系には、高分子試薬および標識北枕試
薬物質、カらびに、適切な場合には、標識の検出系が含
まれる。このような結合反応試薬は、更に、包含される
特異的試験法を遂行するための他のいかなる任意の試薬
を含有してもよい。勿論、この試薬系は、当業者に公知
の、かつ、緩衝液、希釈剤、標準液等のような商業上お
よびユーザーの立場から望ましい他の試薬を含有しても
よい。試薬系及びそれらを包含せしめた固体状の担体物
質からなる試験共もまた好ましい。このような試験具の
種々の形態は、1980年10月30日出願の米国特許
出願第202.378号に記載されており、かつ、ヨー
ロッパ特許出願束51. 、213号として公開されて
いる。
ここで、本発明を次の実施例によシ説明するが、本発明
はこれによって制限されるものではない。
実施例 A、ゲンタマイシンに対す否モノクローン性抗体の精製 ゲンタマイシンに対するモノクローン性抗体を含有する
マウス腹水(スクリップスーマイルス、インコーホレー
テッド、ラジョラ、カリフォルニア、アメリカ合衆国(
5crippB−Milea、 Inc、。
LaJolla、 Ca1ifornia、 USA)
 )  を、次のように、蛋白質A−セファロースを用
いたアフィニティークロマトグラフィによシ精製した。
使用に先立って、−20℃で貯蔵した腹水液〔1ミリリ
ツトル(艷)〕を室温で0.04%アジ化ナトリウムを
含有する、pH8,2の20mM ノ(イシン(N、N
−ビス(2−ヒドロキシエチル)グリシン〕を用いて平
衡化した4 ml (1tyn X 5 crn)の蛋
白質A−セファロース−4B(ファルマシアーファイン
ーケミカルズ、ビスカタウエー、ニュージャージ、アメ
リカ合衆国(pharmacia Fins Chem
ic−als、 PigcaLaway、 Now J
ersey、 USA) )  カラムに施した。カラ
ムを、このバイシン緩衝液15m1で洗浄し、続いて、
01モル濃度(M)塩化ナトリウム(Na(:t)を含
有する同一のバイシン緩衝液15−で、次いでNaCA
を含有しないバイシン緩衝液15m1で洗浄した。0.
 ]、 ]Mグリシンー塩酸HCt)緩衝液(p143
.0)を用いて、カラムを洗浄するととにより抗体を溶
出した。この酸溶出液を受容した試験管に、1Mバイシ
ン(pl(8,5)  100マイクロリツトル(μt
)を加えて、直ぢに−を高めた。カラムを最終的にバイ
シン緩衝液157で洗浄して、再びpH8,2とした。
100滴ずつの両分の280ナノメートルにおける吸光
度(A2so)を監視し、抗体を含有する両分をプール
し、ミリボアCX−10浸漬型超ろ過装置(Mi l 
Iiporeimmersible ultrafil
tration device )を用いて約1 ml
捷で濃縮した。
濃縮された抗体溶液を、セファデックス(Sepbad
sx ) G 25 (微細)(ファルマシア(Pha
r−macia))を用いてクロマトグラフにかけて、
グリシンを除去した。この抗体溶液(約xml)を、室
温でo、04%アジ化ナトリウムを含有する、−820
20mMバイシンで平衡化したBorn!(1,5cm
 X 45 cm)セファデックスG−25(微細)カ
ラムに施した。100滴ずつの両分のA2.。を監視し
、抗体を含有する両分をプールし、前述のように2−ま
で濃縮した。
B、精製モノクローン性抗体の標識化 N−6−(6−アミンヘキシル)−7−β−ガラクトシ
ルクマリン−3−カルボキサミド(AH−GU)(米国
特許第4,259,233号)(5■、10μMo1)
を水200μtに溶解した。ジメチルアジピミデート 
(5■、20μMo1)  を、1Mトリエチルアンモ
ニウム炭酸水素塩(TEAB)(pl+9.6)400
μtおよびAH−GU溶液100μtに室温で約5分間
溶解した。次に、抗体溶液[2ml。
ローリ−(Lowry)法(J、 Biol、 Che
m、 193巻:265頁(1951年))による測定
値として2.4キ蛋白質]を添加し、次いで反応混合物
を室温で約1時間買置した。この時点で、1Mグリシン
−水酸化ナトリウム(NaOH)(rJ(9,6)10
0μtを添加して反応を終了させた。黄色溶液を蚕白質
A−セファロース・カラムに施し、GUで標識化された
ゲンタマイシンに対する抗体を前述のようにして単離し
た。444を測定して、存在するGU置換基濃度を定量
しくS、、3−21);β−ガラクトシダーゼを用いて
加水分解を行ってA、ooを測定し、GU置換基のどれ
だけが加水分解できたかを定量しく8.。。=35):
  螢光を測定して、加水分解されたGU置換基のどれ
だけが減光したかを定量した。
C,ゲンタマイシン−高分子試薬の調製仔ウシの血清ア
ルブミン(BSA、aooq)を水15ゴに溶解した。
一定量(1,0d)を、必要に応じて2N塩酸(HCり
または2N水酸化ナトリウム(Na0H)の添加により
、約4.5に調整された−を有するゲンタマイシン硫酸
塩(シエーリンクーコーポレーション、ブルームフィー
ルド、ニュージャージ、アメリカ合衆国(Scheri
ng Corp、。
B1oomfie14. New Jersey、 U
SA) )の水溶液2.0−に添加した。混合液のp+
(を同様に4.5に調整した。水を添加して、最終容量
を約8 mlとし、−を再び4.5に調整した。水浴中
で15分間冷却後、1−エチル−3−(a−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(ピアス−ケミカ
ル・カンパニー、ロックフォード、イリノイ、アメリカ
合衆国( piroe (:hamical Co.、
  Rockford, Illi−noia,USA
))  6009をこの溶液に添加し、水浴中で2時間
混合した。4℃で一晩買置後、溶液を室温になるまで放
置し、次いで、50mMノくイラン−01%アジド(S
8.5)で平衡化したG−25(微細)セファデックス
(ファルマシア)のカラムに施した。7ミリリツトルの
両分を収集し、ニンヒドリン反応に対する正応答および
2 8 0 nmにおける吸光度により、BSA−ゲン
タマイシン試薬の存在について試験した。BSA−ゲン
タマイシンを含有する両分をプールした。
D.試験方法−ヤギ抗ゲンタマイシンの測定BSASグ
ータマイシン高分子試薬(前出) 200マイクログラ
ム(μm)を含有する、20mMノ(イシン、0.91
%アジ化ナトリウム、12mM塩化マグネシウムおよび
4多ポリエチレングリコール(6000エムダブリユー
シグマ・ケミカル・カンパニー、セント・ルイス、ミズ
iす、アメリカ合衆国( 6000 MW− Sigm
a Chemical Co.、 St.Loui8。
MO, USA) ) (p14 8. 2)  1.
 3 5 rn!.に、ヤギのゲンタマイシン(分析苅
象吻)に対する抗血清を徐々に量を増加させながら(0
−40μt)添加した。室温で15分間温買置後標識化
モノクローン性抗ゲンタマイシン100μt ( 0.
 0 1 A343単位)を添加し、混合し、更に15
分間温装置た。最後に、0、5単位/ゴのβ−ガラクト
シダーゼ10μtを添加して螢光発生を開始させた。3
0分後、螢光を読取った。
E.結果 標識化モノクローン性抗体調製物は、抗体1分子当り0
. 7 2のAH−GU置換基を有することが判明した
。標識を過剰のβ−ガラクトシダーゼと買置すると、抗
体−1分子当り 0. 1 8のAH−GU置換基(2
 5 %)が加水分解され、抗体1分子当り0、003
の置換基(25%)(加水分解された基の2%)が螢光
により検出された。ヤギのゲンタマイシンに対する抗血
清による、GU−抗ゲンタマイシンの加水分解に対する
阻害の緩和について、次表に示す。
0     18、8   16.3    2.55
    26、0   22.θ   4.010  
  34、0   28.4    5.620   
 40、1   32.2    7.930    
45、7   35.5   10.240    4
8、0   38.2    9.8データは、結合性
物質抗ゲンタマイシンの演11定試験が本発明法により
遂行できることを示している。ゲンタマイシン−BSA
 高分子試薬の存在下で、標識化モノクローン性抗ゲン
タマイシンにより発生する信号は、ヤギの抗ゲンクマイ
シンが試薬に結合すると増加する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 試験試料中の分析対象物を測定するだめの均一系免
    疫試験法であって、該試験試料を、(a) (1)該分
    析対象物と結合しうる高分子試薬、および(11)該高
    分子試薬との結合に関して、該分析対象物と競争するこ
    とが可能な標識化抗試薬物質、 但し、該標識化抗試薬物質は、該標識化抗試薬物質が該
    高分子試薬と結合すると、そのように結合しない場合と
    比較して、測定可能な程異なる検出可能な応答を万す標
    識よりなる、 と合わせる工程、および Φ)該試料中の該分析対象物の関数として、該検出可能
    な応答を測定する工程 からなることを特徴とする試験法。 2 該高分子試薬が少くとも約5 、000  ドルト
    ンの分子量を有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 該分析対象物が約2,000  ドルトン未満の分
    子量を有する分子と結合する結合性物質であυ、該高分
    子試薬が約2 、000  ドルトン未満の分子量を有
    する該分子と高分子植体との複合体よりなる特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 4 該総合性物質が結合性蛋白質寸たは受容体である特
    許請求の範囲第3項記載の方法。 5 該分子がホルモンである特許請求の範囲第4項記載
    の方法。 6 該分析対象物が約10 、000ドルトンより大き
    い分子量を有する分子と結合する結合性物質であり、該
    高分子試薬が約10 、000ドルトンより大きい分子
    量を有する該分子より々る特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 7、 該結合性物質が特定の抗原に対する抗体である特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 8 該標識化抗試薬物質が標識化されたモノクローン性
    抗体寸たはそのフラグメントである特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 9 該試験試料が、また該標識化抗試薬物質中に含1れ
    る標識のだめの化学的検出系とも合わされており、該標
    識化抗試薬が該高分子試薬と結合すると、該検出系の構
    成員の該標識への接近の立体障害のために、そのように
    結合しない場合と比較して、該標識が該化学的検出系の
    構成員と相互反応して、測定可能な程に異った検出可能
    な応答をなすものである特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 10、  該標識が該検出系に含まれる#累触媒反応に
    おける関与物である特許請求の範囲第9項記載の方法。 11  該標識が酵素基質、補酵素、酵素補欠分子族、
    酵素阻害物、または酵素である特許請求の範囲第10項
    記載の方法。 12  生物学的液体試験試料中へのヨードチロニンの
    取込みを測定するための均一系免疫試験法であって、 <−)  該試験試料を、(1)ヨード千ロニンと高分
    子用体との複合体、()1)標識化抗ヨードチロニン、
    および(11D該標識化抗ヨードチロニン中に含まれる
    標識の化学的検出系 但し、該標識化抗ヨードチロニンが該篩分子ヨード千ロ
    ニン複合体に結合すると、該検出系の構成員の該標識へ
    の接近の立体障害のために、そのように結合しない場合
    と比較して、該標識は、該検出系の構成員と相互反応し
    て、゛測定可能な程に異った検出可能な応答をなすもの
    、 と合わせる工程、および (b)  該試料中へのヨードチロニン取込みの関数と
    して、該検出可能な応答を測定する工程からなることを
    特徴とする試験法。 13、  該高分子担体が少くとも約5,000  ド
    ルトンの分子量を有する特許請求の範囲第12項記載の
    方法。 14、  該ヨードチロニンがトリョートチロニンまた
    はチロキシンである特許請求の範囲第12項記載の方法
    。 15、  該標識化抗ヨードチロニンが標識化された一
    E−7クロ一ン性抗体寸たはぞのフラグメントである特
    許請求の範囲第12項記載の方法。 16、該標識が該検出系に含まれる酵素触媒反応におけ
    る関与物である特許請求の範囲第12項記載の方法。 17、該標識が酵素基質、補酵素、酵素補欠分子族、酵
    素阻害物、または酵素である特許請求の範囲第16項記
    載の方法。 18、  試験試料中の分析対象物の測定用均一免疫試
    験法を実施するための試薬系であって、(1)分析対象
    物と結合しうる高分子試薬、および (2)該高分子試薬との結合に関して、該分析対象物と
    競争することが可能な標識化抗試薬物質、 但し、該標識化抗試薬物質は、該標識化抗試薬物質が該
    高分子試薬と結合すると、そのように結合しない場合と
    比較して、測定可能な程に異った検出可能な応答をなす
    標識よりなる、 からなることを特徴とする試薬系。 19  該高分子試薬が少くとも約5,000ドルトン
    の分子量を有する特許請求の範囲第18項記載の試薬系
    。 20  該分析対象物が約2,000ドルトン未満の分
    子量を有する分子と結合する結合性物質であり、該高分
    子試薬が約3,000ドルトン未満の分子量を有する該
    分子と高分子担体との複合体よりなる特許請求の範囲第
    18項記載の試薬系。 21  該結合性物質が結合性蛋白質まだは受容体であ
    る特許請求の範囲第20項記載の試薬系。 22、  該分子がホルモンである特許請求の範囲第2
    1項記載の試薬系。 23  該ホルモンがトリョードチロニンまたはチロキ
    シンである特許請求の範囲第22項記載の試薬系。 24  該分析対象物が約io 、 oooドルトンよ
    り大きい分子量を有する分子と結合する結合性物質であ
    り、該高分子試薬が約10,000ドルトンより犬きい
    分子量を有する該分子よりなる特許請求の範囲第18項
    記載の試薬系。 25  該結合性物質が特定の抗原に対する抗体である
    特許請求の範囲第24項記載の試薬系。 26、 該標識化洗試薬物質が標識化モノクロ−4抗体
    またはそのフ ラ グメ・ン トである特許1tFt求
    の範囲第18項記載の試薬系。 27  該試験試料が、また該標識化洗試薬物質中に含
    まれる標識のだめの化学的検出系とも合わされており、
    該標識化洗試薬が該高・分子試薬と結合すると、該検出
    系の構成員の該標識への接近の立体障害のために、その
    ように結合しない場合と比較して、該標識は、該化学的
    検出系の構成員と相互反応して、?1111定可能な程
    に異った検出可能な応答をなすものである特許請求の範
    囲第18項記載の試薬系。 2B。  該標識が該検出系に含まれる酵素触媒反応に
    おける関与物である特許請求の範囲第25項記載の試薬
    系。 29、該標識が酵素基質、補酵素、酵素補欠分子族、酵
    素附害剤才たは酵素でおる特許請求の範囲第28項記載
    の試薬系。 30、生物学的液体試験試料中へのヨードチロニンの取
    込みの測定用均一系免疫試験を実施するだめの試験キッ
    トであって、 (1)  ヨードチロニンと高分子担体との複合体、(
    2)標識化抗ヨードチロニン、および(3)該標識化抗
    ヨードチロニン中に含まれる標識の化学的検出系、 但し、該標識化抗ヨード千ロニンが該高分子ヨードチロ
    ニン複合体に結合すると、該検出系の構成員の該標識へ
    の接近の立体障害のために、そのように結合しない場合
    と比較して、該標識は、該検出系の構成員と相互反応し
    て、測定可能な程に異った検出可能な応答をなす、 からなることを特徴とする試験キット。 31、該高分子試薬が少くとも約5,000ドルトンの
    分子量を有する特許請求の範囲第30項記載の試験キッ
    ト。 32・ 該ヨード千ロニンがトリョードチロニンまたは
    チロキシンである特許請求の範囲第30項記載の試験キ
    ット。 33、  該標識化抗ヨードチロニンが標識化モノクロ
    ーン性抗体またはそのフラグメント である特許請求の
    範囲第30項記載の試験キット・334、該標識が該検
    出系に含まれる酵素触媒反応における関与物である特許
    請求の範囲IE3o項記載の試験キット。 35  該標識が酵素基質、補酵素、酵素補欠分子族、
    酵素阻害物、または酵素である特許請求の範囲第34項
    記載の試験キット。 36  試験試料中の分析対象物の均一系結合試験測定
    用試験具であって、 (1)分析対象物と結合しうる高分子試薬、および (2)該高分子試薬との結合に関して、該分析対象物と
    競争することが可能な標識化洗試薬物質、 世し、該標&e化抗試薬物質は、該標識化洗試薬物質が
    該高分子試薬と結合すると、そのように結合しない場合
    と比較して、測定可能な程に異った検出可能な応答をな
    す標識よシなる、 よりなる、試験試料中の分析対象物の測定用均一系免疫
    試験法を実施するだめの試薬系およびそれを包含せしめ
    た固体相体部材からなることを特徴とする試験具。
JP8631184A 1983-05-02 1984-05-01 均一系免疫試験法ならびにそれに用いるための試薬系、試験キツトおよび試験具 Pending JPS59210365A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US49030683A 1983-05-02 1983-05-02
US490306 1983-05-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59210365A true JPS59210365A (ja) 1984-11-29

Family

ID=23947493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8631184A Pending JPS59210365A (ja) 1983-05-02 1984-05-01 均一系免疫試験法ならびにそれに用いるための試薬系、試験キツトおよび試験具

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0131096A2 (ja)
JP (1) JPS59210365A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60123767A (ja) * 1983-12-09 1985-07-02 Fujirebio Inc 酵素を用いた抗原決定基具有物質測定法
JPS6180050A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 Fujirebio Inc 酵素を利用した抗原決定基具有物質測定方法
JPS6180049A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 Fujirebio Inc 酵素を利用した抗原決定基具有物質測定法
JPH04500731A (ja) * 1989-07-11 1992-02-06 ベーリング ダイアグノスティクス インコーポレイテッド 診断用アッセイ系

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51106724A (ja) * 1975-02-20 1976-09-21 Syva Co Horyoodochironinnomenekigakutekibunsekiho

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51106724A (ja) * 1975-02-20 1976-09-21 Syva Co Horyoodochironinnomenekigakutekibunsekiho

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60123767A (ja) * 1983-12-09 1985-07-02 Fujirebio Inc 酵素を用いた抗原決定基具有物質測定法
JPH0340831B2 (ja) * 1983-12-09 1991-06-20
JPS6180050A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 Fujirebio Inc 酵素を利用した抗原決定基具有物質測定方法
JPS6180049A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 Fujirebio Inc 酵素を利用した抗原決定基具有物質測定法
JPH0340832B2 (ja) * 1984-09-28 1991-06-20
JPH0421820B2 (ja) * 1984-09-28 1992-04-14 Fujirebio Kk
JPH04500731A (ja) * 1989-07-11 1992-02-06 ベーリング ダイアグノスティクス インコーポレイテッド 診断用アッセイ系

Also Published As

Publication number Publication date
EP0131096A2 (en) 1985-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4469787A (en) Immunoassay involving soluble complex of second antibody and labeled binding protein
US4376110A (en) Immunometric assays using monoclonal antibodies
Gosling A decade of development in immunoassay methodology
EP0704058B1 (en) Rapid detection of analytes with receptors immobilized on soluble submicron particles
US5223441A (en) Receptors for immune complexes
US5561049A (en) Method for detecting antibodies
CA1261745A (en) Methods of assay
JPS6343711B2 (ja)
US6303325B1 (en) Method for detecting analytes
US4894347A (en) Erythrocyte agglutination assay
EP0149602A1 (en) Immunometric assay using polyclonal and monoclonal antibodies and a kit for use therein
JPS6171361A (ja) 抗原性物質の免疫化学的定量的測定方法及び試薬
GB2255637A (en) Separation method for use in immunoassay
US6121056A (en) Random detection of antigens with antibodies immobilized on soluble submicron particles
CA1110165A (en) Double antibody immunoassay using enzyme-labelled antibody and solid phase antigen
EP0088974A2 (en) Homogeneous immunoassay with labelled monoclonal anti-analyte
EP0095089B1 (en) Improved homogeneous binding assay method and reagent system, test kit and test device therefor
US5043288A (en) Immobilize molecular binding partners to contact activating supports
JPS59210365A (ja) 均一系免疫試験法ならびにそれに用いるための試薬系、試験キツトおよび試験具
AU628298B2 (en) Method for measuring human insulin
JPH0421819B2 (ja)
EP0362284A1 (en) Multiple antigen immunoassay
JPS5856696A (ja) カラムを用いる酵素免疫測定法
EP0248038A1 (en) Idiotypic-antigenic conjunction binding assay
AU703940B2 (en) Regenerable solid phase for carrying out specific binding reactions