JPS59209858A - 木質板上に紙を貼着する方法 - Google Patents

木質板上に紙を貼着する方法

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Publication number
JPS59209858A
JPS59209858A JP8472083A JP8472083A JPS59209858A JP S59209858 A JPS59209858 A JP S59209858A JP 8472083 A JP8472083 A JP 8472083A JP 8472083 A JP8472083 A JP 8472083A JP S59209858 A JPS59209858 A JP S59209858A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
board
powder
resin
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP8472083A
Other languages
English (en)
Inventor
光雄 松本
出口 幸平
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KOBUNSHI GIKEN CO Ltd
KOUBUNSHI GIKEN KK
Original Assignee
KOBUNSHI GIKEN CO Ltd
KOUBUNSHI GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パーティクルボード、ファイバーボード等の
木質板上に紙を貼着する方法に関するものである。
元来パーティクルボード、ファイバーボード等はその表
面が不均質であるためその上に塗装したり、印刷、また
、接着等の加工をする場合、表面に一旦紙を貼り、その
上から加工する方法がとられている。パーティクルボー
ド、ファイバーボードに紙を貼ると、その表面が均質と
なる上強度が増し、品質向上には有効な手段である。
しかしながら、紙を貼着するための接着剤は一般に水性
のものが殆どで、パーティクルボード、ファイバーボー
ドは吸水性が高いため接着剤の水分が浸透、膨潤してボ
ードの表面が毛ばだってきて紙が貼りにくいなど作業性
が低下し、且つ製品の強度低下など弊害が多い。そこで
一部ではフィルム状の接着性樹脂を使用して貼着を行っ
ているがコストが高くなるため普及するに至っていない
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、水性若しく
は液体状のものは一切使用することなく完全な乾式法で
もって板面への接着強度高くあらゆる種類の紙を貼着加
工出来る方法を提供するものである。
以下本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に用いる装置の1例を示すものでまずパ
ーティクルボード、ファイバーボード等の木質板tをコ
ロコンベア10によって搬送しつつ粉末散布機8の下を
通して木質板lの表面に接着性ポリオレフィン系樹脂の
粉末2を20〜80f /M2の割合で散布する。接着
性ポリオレフィン系樹脂の粉末2としては、例えば、東
燃石油化学株式会社製OMP、HA−40等のようにポ
リオレフィン系樹脂を化学変性して接着性を付加したも
のを用いる。また粉末の粒度としては、50メツシュ以
上であれば特に細かくする必要はない。
ポリオレフィン系樹脂は一般に細かく粉砕するのが困難
で高価となるため50メツシュ程度の粗い粉末を使用す
る方が安価である。粉末散布機8としては、粉末静電塗
装機を用いるのが好ましい。
次いで、赤外線等の加熱装置4の下を通して粉末と共に
板表面を予熱したのち加熱ロール5に通して加熱、加圧
し接着性ポリオレフィン系樹脂粉末を板表面に均等に耐
着させて、均一な厚みの接着性ポリオレフィン系樹脂層
を形成する。
引続いて、その上に伸縮性をもたない紙6を供給し、加
熱ロール7に通して紙と接着性ポリオレフィン系樹脂層
とを押圧、加熱して完全に熔融、接着させる。
又、より完壁な接着をはかるため必要によって加熱ロー
ル7の直後に加熱ロール8を設は充分なる熱供給を行う
ことも有効である。
こののち冷却ロール群9を通して表面から冷却すれば木
質板上に強固に紙を貼着することができる。このように
完全な乾式法で紙を貼着したパーティクルボード、ファ
イバーボード等11は、例えば、水性接着剤による膨潤
など起こしていないため板のそり、強度低下などが無く
その上接着性ポリオレフィン系樹脂層が防水効果を発揮
して、優れた木質板として各種用途に使用出来る。
尚本発明方法のうちの加熱ロール5を省略して紙6を供
給する方法も考えられるが、加熱ロール5を省略した場
合には接着性ポリオレフィン系樹脂が完全な層を形成す
る以前に紙6が重ねられる結果となり、粒度の粗い粉末
を用いた場合には、粗い粒子の部分で樹脂が紙を透過し
て表面に滲み出ることが多条あるので、紙を重ねる時に
は、接着性樹脂表面は出来るだけ平坦であることが必要
である。従って、加熱ロール5による加熱、加圧は本発
明方法に欠くことのできないものである。
次に本発明方法を実施例により具体的に説明する。
〈実施例1〉 装置として第1図に示すものを用い、加熱ロール6は2
20℃、加熱ロール7及び8は200℃、冷却ロール9
は水冷温にそれぞれ設定し、加熱装置4は長さ4 ms
粉末散布機8としては粉末静電塗装機を用い、コロコン
ベア10の・送り速度は6m / minとした。接着
性ポリオレフィン系樹脂の粉末2としては、三井石油化
学工業株式会社製アトマーの粉末、NS−100を用い
、紙6としては、一般に使用されている薄葉紙28 f
 /M2を用いた。又木質板1としては、竹原工業株式
会社製タケハラボードの厚さ2.7ミリのものを用いた
まず木質板1の上に、三井石油化学工業株式会社製アト
マーの粉末NS−100を20f/M2の割合で均一に
散布しつつ加熱装置4に送り、上面から加熱して樹脂の
融点近くまで温度を上げ加熱ロール5を通して加熱、加
圧を行い樹脂を熔融させながら、樹脂と木質板とを接着
せしめ、同時に均等、平滑な樹脂層を形成した。引続い
て長尺の紙6を上部から供給して樹脂層の上に重ねつつ
加熱ロール7で加熱、加圧しなから貼着を行った。
加熱ロール7の熱で樹脂層の表面は再び熔融し、その押
圧力で樹脂層と紙とは強固に接着する。更に加熱ロール
8で再度加熱、加圧を行い樹脂層と紙との接着に万全を
期した。
そののち冷却ロール群9を通過させて樹脂を硬化、安定
させることによって、表面に紙が貼着された、強度、耐
水性の優れた木質板11を得た。
【図面の簡単な説明】 図面は、本発明方法を実施するために用いた装置の一実
施例の概略正面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パーティクルボード、ファイバーボード等の木質板上に
    接着性ポリオレフィン系樹脂の粉末を散布し、これを予
    熱したのち熱ロールで加熱加圧して木質板面に均等に耐
    着させ、次いでこの上に伸縮性を有しない紙を乗せ、そ
    の上から熱ロールで加熱、加圧して前記紙を木質板面に
    貼りつけることを特徴とする木質板上に紙を貼着する方
    法。
JP8472083A 1983-05-14 1983-05-14 木質板上に紙を貼着する方法 Pending JPS59209858A (ja)

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