JPS5919425Y2 - 碍子を用いたコンデンサの端子 - Google Patents

碍子を用いたコンデンサの端子

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JPS5919425Y2
JPS5919425Y2 JP145979U JP145979U JPS5919425Y2 JP S5919425 Y2 JPS5919425 Y2 JP S5919425Y2 JP 145979 U JP145979 U JP 145979U JP 145979 U JP145979 U JP 145979U JP S5919425 Y2 JPS5919425 Y2 JP S5919425Y2
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JP
Japan
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press
insulator
fitting
fitted
terminal
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JP145979U
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JPS55101040U (ja
Inventor
松次郎 松見
謙一郎 登師
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株式会社指月電機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は碍子を用いたコンデンサの端子に関するもので
ある。
一般に大型のコンデンサに於てはその端子に絶縁性長幼
なる碍子を用いその碍子の組立に際しては、碍子の一部
にメタリコンを施して端子金具及びコンデンサケース天
蓋と半田付けする様になっている。
(第1図参照)しかしこの構造では、メタリコン面の品
質及び熱的影響によるクラックの発生等の原因によりメ
タリコン部より油洩れを起す事がある。
この欠点を解消すべくされた考案(実公昭42−670
号)がある。
しかし該公報記載の技術思想では機械的なかしめ加工を
行うため塑造可物材よりなる套管では破壊される欠点が
ある。
本考案はこの様な欠点を考慮して碍子に直接半田付けす
る事なく、しかも機械的なかしめ加工することなく確固
にしかも簡易に組立てるようになしたコンデンサの端子
を提案するものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図に於て1は所要の大きさ、形状に形成したる碍子で、
この碍子1の上部及び下部に円筒状の圧入部1a、lb
を一体に形成し、この圧入部1a。
1bに夫々二条づつのパツキン取り性用の環状溝1Cを
形成し、該各溝1C内にパツキン2を取り付けた後、圧
入部1a、lbの外径より少し小さい内径を有する端子
金具3あるいは金属円筒(グランド)4を圧入して成る
これは頂度しょっばめの状態となるものである。
上記金属円筒4をコンデンサケース天蓋5に一体に設け
た場合、第3図に示す如く碍子1は十分な気密性と組立
強度を有するものとなる。
また第4図に示すものは碍子下部の圧入部1bと金属円
筒4の圧入時の説明図であって、この作業について具体
的に述べると、碍子下部の圧入部1bの直径をdl、金
属円筒4の内径をd2とすると、dl=d2+δとなり
、δは圧入代で碍子圧入部1bの直径d1の大きさによ
って異なるが、dl”50mm程度の場合は、δ=0.
1〜0.4mmが適当で、この時およそ500〜1.0
00kgの圧入力で金属円筒4に碍子圧入部1bを押し
込んで徐々に押拡げながら圧入する。
即ちしはり嵌めとする。このようにして碍子1とグラン
ド4又は端子金具3と強固に一体とするもので、パツキ
ンは気密を保持するのに有効である。
尚圧入代δ〈0.1の場合は碍子の組立強度が弱く、δ
〉0.4の場合には金属円筒及び碍子に過大の負荷がか
かるだけでなく、大きな圧入力が必要となり実用的でな
い。
これは碍子上部と端子金具の圧入の場合も同様で、上記
の圧入代を上記条件に適合するようにして定める。
一般にコンデンサ破壊時は10 kg/c[[12程度
の内圧で破壊するが、本考案によるコンテ゛ンサの端子
によれば碍子組立部の気密性と組立強度は、20kg/
−以上に達し、油洩れ事故やコンデンサ破壊時に碍子が
とんで周囲を破損する事故を防止する事ができ、しかも
端子の組立が簡易に確固に行え、さらにはパツキンを二
条としているため特に内方のパツキン劣化を防ぎ長期に
亘る気密性保持に効果がある等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の碍子を用いたコンデンサ端子を示す断面
図、第2図、第3図は本考案の断面図、第4図は説明図
で゛ある。 1・・・・・・碍子、la、lb・・・・・・圧入部、
1C・・・・・・環状溝、2・・・・・・パツキン、3
・・・・・・端子金具、4・・・・・・金属円筒、5・
・・・・・コンデンサケース天蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 碍子の上部及び下部に圧入部を円筒形状に夫々形威しこ
    の圧入部の外周面にパツキンを取り付ける環状溝を夫々
    二条づつ設け、該各溝にパツキンを嵌合し、この円筒状
    の碍子圧入部をこの圧入部径より少し小径なる内径を有
    する端子金具あるいは金属円筒(グランド)に気密的に
    圧入して戊る碍子を用いたコンデンサの端子。
JP145979U 1979-01-09 1979-01-09 碍子を用いたコンデンサの端子 Expired JPS5919425Y2 (ja)

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JPS55101040U JPS55101040U (ja) 1980-07-14
JPS5919425Y2 true JPS5919425Y2 (ja) 1984-06-05

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