JPH0434275Y2 - - Google Patents

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JPH0434275Y2
JPH0434275Y2 JP8640887U JP8640887U JPH0434275Y2 JP H0434275 Y2 JPH0434275 Y2 JP H0434275Y2 JP 8640887 U JP8640887 U JP 8640887U JP 8640887 U JP8640887 U JP 8640887U JP H0434275 Y2 JPH0434275 Y2 JP H0434275Y2
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tube
seal
cylinder head
head cover
rubber
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JP8640887U
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はシリンダヘツドカバーとプラグチユ
ーブとの間をシールするチユーブガスケツトに関
し、特に、一方のシール部がプラグチユーブに固
定され、かつ、他方のシール部がシリンダヘツド
カバーの内側上面をシールするようになつたゴム
状弾性材からなるチユーブガスケツトに関するも
のである。
〔従来技術〕 一般にチユーブガスケツトは、内燃機関におい
てシリンダヘツドカバー内の飛散オイルを外部に
対してシールするためにシリンダヘツドカバーと
プラグチユーブとの間に装着されるものである。
そのためチユーブガスケツトには、シリンダヘ
ツドカバーのプラグ孔の軸心とプラグチユーブの
軸心との間の偏心に対する追随性、およびシリン
ダヘツドカバーとプラグチユーブとの間の軸線方
向の間〓のばらつきに対する追随性、さらにはカ
ム室に生じる外気との差圧、エンジンの熱、オイ
ルの付着等の各種の使用条件に対する耐久性等の
性能が要求されるものである。このような要求に
応える従来のものとしては、第5図に示すよう
に、環状の補強部材23を具えたゴム状弾性材か
らなる本体22の一方のシール部24をプラグチ
ユーブ25に装着固定し、他方のシール部26を
シリンダヘツドカバー27の下面(すなわち、シ
リンダヘツドカバーの軸線と直交する平面)に接
触するようにしてシールするようにしたチユーブ
ガスケツト21がある。なお、28はプラグコー
ドである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のものにあつて
は、チユーブガスケツト21をプラグチユーブ2
5に嵌合した後にシリンダヘツドカバー27を上
方向から組付け、シリンダヘツドカバー27の下
面と、チユーブガスケツト21のシール部26の
シール面とを接触させることにより、エンジン内
部からのオイル洩れ、あるいは外部からの異物の
進入を防止しているものではあるが、シリンダヘ
ツドカバー27の組付けに際しては、どうしても
上下方向の組付けバラツキが発生してしまい、こ
のために組付けの初期状態でシール面の接触力が
不足して組付け後にオイル洩れを生じたり、ある
いはシール面を介して、一方のシール部24と他
方のシール部26を連結部であるゴム膜に過大な
応力が作用し、長期的にはゴム膜が永久変形して
しまい結果としてシール面の接触力が低下し、い
ずれにしてもオイル洩れが生じてしまうという問
題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、シリンダヘツドカバ
ーとの間のシール性を向上させることができ、し
かも、長期間に渡つて安定したシール性を確保す
ることのできるチユーブガスケツトを提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、一
方のシール部がプラグチユーブに固定され、か
つ、他方のシール部がシリンダヘツドカバーの内
側下面をシールするようになつたゴム状弾性材か
らなるチユーブガスケツトであつて、一端が前記
他方のシール部を前記シリンダヘツドカバーに押
圧するように埋設され、かつ、他端が前記一方の
シール部を前記プラグチユーブに押圧するように
配設された花びら状の補強部材が前記両シール部
間をゴム膜部で連結する内外二重環状に形成され
たゴム状弾性材からなる本体と一体に設けられた
ことを特徴とするチユーブガスケツトを構成した
ものである。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、
花びら状の補強部材の存在によつて組付けに際し
てばらつきが生じる恐れがなくて組付け後にオイ
ル洩れが生じる恐れがなく、しかも、補強部材が
ばね性を有しているので組付け後の長期に渡つて
シール性を確保することができることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図にはこの考案によるチユーブガスケツト
1が、また、第2図および第3図にはこの考案に
よるチユーブガスケツト1に用いている補強部材
3が、そして、第4図にはこの考案によるチユー
ブガスケツト1が取付けられた状態が示されてい
る。
この考案によるチユーブガスケツト1はシリン
ダヘツドカバー7とプラグチユーブ5との間をシ
ールするため、ゴム膜部で連続する内外二重環状
に形成されたゴム状弾性材からなる本体2を有
し、この本体2は内側の環状の部分で一方のシー
ル部4が形成され、この一方のシール部4が半径
方向内方向へのシール面を形成し、また、外側の
環状の部分で他方のシール部6が形成され、この
他方のシール部6には、その上面に外側が直立
し、内側が傾斜しているリツプ9が連続して形成
され、このリツプ9を含めた状態で軸線方向のシ
ール面が形成されている。
そして、前記一方のシール部4の上面と、他方
のシール部6との間を連続して第2図および第3
図に示すような花びら状の補強部材3が一体に設
けられている。
すなわち、前記花びら状の補強部材3は、薄肉
金属板あるいは樹脂等のばね性を有するように形
成されているとともに、前記ゴム状弾性材の一方
のシール部4に対しては、その上部に位置し、ま
た、他方のシール部6に対しては、内部に埋設さ
れた状態で設けられており、したがつて、前記一
方のシール部4に対しては半径方向の内方に付勢
するとともに、他方のシール部6に対しては軸線
方向に付勢してリツプ9を押圧するようになつて
いる。
そして、第4図に示すように前記チユーブガス
ケツト1はシリンダヘツドカバー7とプラグチユ
ーブ5との間をシールするために、前記一方のシ
ール部4がプラグチユーブ5の上端部に固定さ
れ、また、他方のシール部6はシリンダヘツドカ
バー7の下面(すなわち、シリンダヘツドカバー
の軸線と直交する平面)に接触してシールするよ
うになつている。なお、8はプラグコードであ
る。
上記のものの場合、前記花びら状の補強部材3
はばね性を有しているために他方のシール部6
が、そこに設けられたリツプ9とともにシリンダ
ヘツドカバー7の下面との間で高い接触圧を得る
ことができ、かつ、ゴム膜部に過大な応力がかか
つてもゴム膜部が永久変形することなく、長期的
に安定した接触力を保持することができることと
なる。
さらに、前記他方のシール部6には外側が直立
し、かつ、内側が傾斜しているリツプ9が形成さ
れているのでリツプ9を形成しない場合でも前記
補強部材3のばね性によつて良好なるシール性を
確保することができるものではあるが、さらに、
それ以上に外側から内側への良好なるシール性を
確保することができるものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、
組付け時にシリンダヘツドカバーを上方から取付
けた際には、花びら状の補強部材の有するばね性
の作用によつてシリンダヘツドカバーの下面にシ
ール部が押圧するとともに、この押圧時によつて
高い接触圧を得ることができて確実にシール機能
を発揮することができ、しかも、前記補強部材の
ばね性によつて長期間に渡つて安定したシール機
能を発揮することができるなどのすぐれた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるチユーブガスケツトを
示す概略図、第2図は第1図に示すものに用いら
れている補強部材を示す概略図、第3図は第2図
の−線に沿つて見た図、第4図は第1図に示
すものを取付けた状態を示す概略図、第5図は従
来のチユーブガスケツトを取付けた状態を示す概
略図である。 1,21……チユーブガスケツト、2,22…
…本体、3,23……補強部材、4,6,24,
26……シール部、5,25……プラグチユー
ブ、7,27……シリンダヘツドカバー、8,2
8……プラグコード、9……リツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方のシール部4がプラグチユーブ5に固定
    され、かつ、他方のシール部6がシリンダヘツ
    ドカバー7の内側下面をシールするようになつ
    たゴム状弾性材からなるチユーブガスケツト1
    であつて、一端が前記他方のシール部6を前記
    シリンダヘツドカバー7に押圧するように埋設
    され、かつ、他端が前記一方のシール部4を前
    記プラグチユーブ5に押圧するように配設され
    た花びら状の補強部材3が前記両シール部4,
    6間をゴム膜部で連結する内外二重環状に形成
    されたゴム状弾性材からなる本体2と一体に設
    けられたことを特徴とするチユーブガスケツ
    ト。 (2) 前記他方のシール部6の上面には、外側が直
    立するとともに、内側が傾斜しているリツプ9
    が一体に形成されている請求項(1)記載のチユー
    ブガスケツト。
JP8640887U 1987-06-03 1987-06-03 Expired JPH0434275Y2 (ja)

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JPS63196452U JPS63196452U (ja) 1988-12-16
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FR2889279B1 (fr) * 2005-07-29 2007-11-02 Freudenberg Meillor Soc Par Ac Joint pour puits de bougie
JP2010526971A (ja) * 2007-05-10 2010-08-05 マイクロ・マティック・エー/エス 可撓性を有している二重バルブ

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