JPS59191349A - バイポ−ラ型半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

バイポ−ラ型半導体装置およびその製造方法

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JPS59191349A
JPS59191349A JP6543683A JP6543683A JPS59191349A JP S59191349 A JPS59191349 A JP S59191349A JP 6543683 A JP6543683 A JP 6543683A JP 6543683 A JP6543683 A JP 6543683A JP S59191349 A JPS59191349 A JP S59191349A
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JP6543683A
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Masataka Nomura
野村 正敬
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Local Oxidation Of Silicon (AREA)
  • Element Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [、技術分野] この発明は絶縁物アイソレーション層を有するIC,L
SIに係り、特にアイソレーション用絶縁物層の端が垂
直で高集積化を容易ならしめるバイポーラ型半導体装置
およびその製造方法に関する。
近年、絶縁物アイソレーションを利用しているバイポー
ラ型IC,LSIは、第1図に示すようなアイソプレー
ナ型構造を有するものが多く製造されている。すなわち
、低不純物濃度のP−8i基板1上に高不純物濃度のN
4″型埋込み層2およびN型エピタキシャル層3を形成
した後1選択エツチングを行なった位置を選択酸化し、
この酸化膜4をアイソレーション層として利用し、エピ
タキシャル層内に素子を形成している。
このアイソプレーナ型構造は酸化膜の端にバードヘッド
5およびバードビーク6と呼ばれる部分ができ、表面が
平坦でなくなるため素子形成の時、特に多層配線を行な
う場合に配線の断線の原因となる。またLSIを高集積
化する場合にバードビーク6が障害となり、かつアイソ
レーション領域4を狭くした時に選択酸化膜に挾まれた
シリコン(Si)の島3の端に応力が集中し、結晶欠陥
、特に転位が発生し易くなる欠点を有している。
また従来、あらかじめ基板表面に酸化膜層を形成した後
、所定の位置に単結晶を形成するいわゆる選択エピタキ
シャル成長技術が知られている。
すなわち、第2図に示すように、Si基板1の表面を・
酸化した後、酸化膜層4を部分的にエッチして窓をあけ
ておき、露出した基板表面部分に選択エピタキシャル層
3を形成し、この選択エピタキシャル層内に素子を形成
する方法である。
しかし、この従来の方法では酸化膜」ユにも多結晶が成
長し易く、酸化膜上に多結晶を付着させないため、エピ
タキシャル成長用の反応ガス中に少量のHCQガス(エ
ツチング用ガス)を含ませると、エピタキシャル層の抵
抗率の制御が困難になる。またエツチングにより形成し
た酸化膜の窓の端は第2図に示すように傾斜しており、
選択エピタキシャル成長時に、この傾斜した酸化膜上に
多結晶層7が形成され、エピタキシャル層の端が異常成
長してしまう。
この欠点を防止するために、第3図および第4図に示す
ように、基板1上に形成した酸化膜層4に窓をあけた後
、窓内に単結晶3(選択エピタキシャル層)を、酸化膜
4上に多結晶7を同時に形成する。次に表面からエッチ
し、多結晶の方が単結晶よりも早くエッチされる現象を
利用して多結晶をエツチング除去しく第4図)、残留単
結晶層3と酸化膜層4との厚さを同じにしようとする方
法がある。
しかし、この方法では、選択エッチした酸化膜M4の端
が傾斜しているため、この傾斜面上にも多結晶層が成長
し、第3図に示すように同時に成長させた単結晶層3と
多結晶層7とはつながって形成されてしまう。このため
単結晶と多結晶とを同時にエッチし、酸化膜層4が表わ
れた時にエツチングを停止しても、傾斜面上の多結晶は
先にエッチされてしまい、第4図に示すように表面は平
坦にはならない。特にウェーハ全面にわたって、単結晶
と多結晶とのエツチング速度の割合を制御するのは極め
て困難で、ある部分は平坦に近くなっても他の部分では
酸化膜層端の斜面上の多結晶が深くエッチされてしまう
。さらにウェーハ全面にわたって単結晶と多結晶との成
長厚さの割合も制御しなければならず、このためエツチ
ング後の全表面を平坦にすることは益々困難である。
上記のように、従来にあっては、工程の初期にエピタキ
シャル層を形成した後、選択酸化する方法と、工程の初
期に酸化膜を形成した後1選択エピタキシャル成長する
方法とが知られているが、両者とも(傾斜は逆方向では
あるが)酸化膜層の端が傾斜しているために欠点が生じ
てくる。特に最近の高集積化されたIC,LSIで酸化
物アイソレーション領域を極端に狭くし、しかも素子形
成領域も狭くする場合、また多層配線を必要とする場合
には、前者のようにバードビークが生じたり、後者のよ
うに素子形成前の表面が平坦でなく厚さの制御性が悪い
ことは重大な障害となる。
[発明の目的] この発明の一目的はLSIの高集積化に適した端の垂直
なアイソレーション用絶縁物層を有するバイポーラ型I
C,LSIを提供することにある。
また他の目的は同一基板上にNPNおよびPNPトラン
ジスタを含む、高集積化の可能な複合IC1複合LSI
を提供することにある。
この発明のそれらならびにさらに他の目的と新規な特徴
は、この明細書の記述および添付図面から明らかになる
であろう。
[発明の概要コ この出願において開示される発明のうち代表的なものの
概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、この発明では、半導体基板上に形成したアイ
ソレーション絶縁物層をその端が垂直になるように選択
的に除去し、露出した基板表面に高不純物濃度層を設け
、この高不純物濃度層および絶縁物層上にそれぞれ単結
晶半導体層および多結晶半導体層を形成した後、単結晶
半導体層上に保護膜を設け、多結晶を除去して得られる
単結晶半導体層内にバイポーラ型半導体素子を設けるよ
うにしている。
[実施例コ 以下に種々な実施例によりこの発明の内容を明らかにす
る。
(第1実施例) 第5図〜第1−1図までにこの発明の基本的な第1の実
施例を示す。第5図に示すように高抵抗率(約°30Ω
cm)のP−型シリコン基Fi11の表面にP型のチャ
ネルス1−ツバ12を形成する。このチャネルストッパ
はボロン(B)のイオン打込み法または拡散法により、
必要な部分だけに形成しているが、ボロン(B )の濃
度をさほど高くする必要のない場合には全面に形成して
も良シ、)。次に比較的厚い(約1〜3 /A m )
絶縁膜13を形成し、その上にさらにシリコンナイトラ
イド膜(S i3N4 )14を付着する。
次に第6図に示すように反応性イオンエツチング法によ
り絶縁膜13および543N4膜14を部分的に除去し
、窓15をあける。この時反応性イオンが基板表面に垂
直に当たるような条件で行ない、窓15の端をほぼ垂直
形状に形成する。その後、ヒ素(As)またはリン(P
)等のN型不純物のイオン打込み法またはアンチモン(
sb)等のN型不純物の拡散法により、高不純物濃度の
N4″埋込み層16を形成する。
次に第7図に示すようにN+埋込み層16上およびSi
3N4膜14上にエピタキシャル法によりそれぞれN型
単結晶半導体層17および多結晶半導体層18を同時に
形成する。この時、Si3N4膜上の多結晶層18の膜
厚を赤外線干渉法によりインプロセスでモニターするこ
とにより、単結晶層17の厚さは高精度に制御できる。
したがって、単結晶層17の表面を酸化した時に(第8
図)シリコン酸化膜(SiO2)19の高さがSi3N
4膜14の高さと一致するように、単結晶層17の厚さ
を決めることができる。また絶縁膜13およびSi3N
4膜14の窓端はほぼ垂直に形成されているので、単結
晶層17と多結晶層18とは分離して形成することがで
きる。
次に単結晶層17および多結晶層18の表面を酸化しく
第8図)、5i02膜19および20を形成し、フォト
エツチング法により単結晶層]7上(7)Si02膜1
9を残し、多結晶層18−ヒc7)SiO2膜20全2
0する(第9図)。この時SiO2膜]9および20の
段差を利用することにより、フォトエツチングのマスク
合わせは精度よく行なうことができる。
ぞの後SiO2膜19を保護膜として多結晶層1−8を
反応性イオンエッチンク法により除去することにより、
第10図の表面平坦な構造ができ上る。
次に第11図に示すように、フォトエツチング法、イオ
ン打込み法および拡散法によりN型単結晶層17内にN
+コレクタ23.P+ベース24を形成し、ベース24
内にN+エミッタ25を形成した後、コンタクトを取る
ためにコレクタ電極26、ベース電極27およびエミッ
タ電極28を形成することにより、比較的厚い絶縁物層
113゜14によりアイソレーションされたバイポーラ
型NPNI−ランリスタが完成する。なお、絶縁物層に
接して成長する単結晶の端には結晶欠陥ができるが、そ
の幅は1μm程度なので、第11図のようにベース接合
を絶縁物層からたとえば2μm以上離して形成すれば問
題は生じない。
(第2実施例) 第8図〜第11図に示す工程を別の方法で行なうことも
できる。その第2の実施例を第12図〜第15図に示す
第12図に示すようにN型単結晶半導体層17および多
結晶半導体層18の表面を酸化し、Si○2膜19膜上
920を形成した後、さらにその上にSi3N4膜21
および22を付着する。次にフォトエツチング法により
、単結晶層17上のSi○2膜19膜上9S i 3 
N4膜21を残し、多結晶層18上のSt○2膜20膜
上0Si3N4膜22を除去する(第13図)。
その後Si3N4膜21を保護膜として多結晶層18を
除去することにより、第14図の表面平坦な構造ができ
上る。この時Si3N4膜14および21をエツチング
ストッパとして多結晶層18は簡単に化学エッチするこ
とができる。
次に第1′1図と同様にN+コレクタ23、P+ベース
24およびN+エミッタ25を形成し、それぞれの電極
26.27および28を形成することにより、第15図
に示す543N4膜をパッシベーション膜としたNPN
トランジスタが完成する。
(第゛1および第2実施例の利点) 以上、第1および第2の実施例に関する製造方法の利点
は、 (1)工程初期に形成した比較的厚い絶縁物層を反応性
ネオンエツチング法により部分的に除去するため、あけ
た窓の端は垂直に切り立っており、エピタキシャル法に
より単結晶半導体層17および多結晶半導体層18を同
時に形成する際にこの両者を分離して形成できること、 (2)比較的厚い絶縁物層上の多結晶半導体層18は赤
外線干渉法によりインプロセスモニターできるため、こ
の多結晶層18の膜厚と良い相関関係のある単結晶層1
7の厚さを必要な値に、かつ高精度で決定できること、 (3)第2の実施例の場合には上記に加えて、Si3N
4膜14および21をエツチングストッパとして、フッ
酸および硝酸の混合液で多結晶層18を容易にエツチン
グできること、等である。
(第3実施例) 第16図および第17図に第3の実施例を示す。
P−型シリコン基板11の表面に比較的厚い酸化膜を形
成する場合、通常の熱酸化法または化学的気相成長法(
CVD法、Chemical V apour D e
−position)で行なうと5i02膜に亀裂が入
り易い。これをさけるため、およびチャネルストッパを
作るために、第16図に示すように熱酸化膜13′、ボ
ロンシリケートガラス(B S G)膜13“、Si3
N、膜14を順次重ねて多層の絶縁物層を形成する。こ
の際BSG膜を先につけ、その後基板表面を酸化した方
が良い。
次に第17図に示すように反応性イオンエツチング法に
よりSi○2膜1.3’、BSG膜13″および5i3
N414を部分的に除去し、端が垂直な窓15をあける
。その後、全表面に第2のSi3N4膜を付着させ、ふ
たたび反応性イオンエツチング法により第2のS、43
N4膜をエツチングすることにより、窓端の熱酸化膜1
3’、BSG膜13″の切り口」二にSi3N4膜14
′を残すことができる。このようにすれば絶縁物層(こ
の実施例の場合には13’ 、13″および1−4・の
多層膜)がエピタキシャル成長中にはがれることを防止
できる。
次に窓内の露出した基板表面にN”埋込み層16を形成
すれば、この際の高温熱処理中またはその後の工程の熱
処理中にB S G内のポロンが基板11の表面から拡
散し、チャネルス1−ツバ12のP型層が形成される。
(第3の実施例の利点) (1)コニ程の最初にチャネルス1ヘツパのP+層12
を形成しなくても、それを工程途中の熱処理により形成
できるので工程が単純化されること、(2)1〜3μm
の比較的厚い絶縁物層を容易に形成できること、 (3)その後のエピタキシャル成長中に絶縁物層がはが
れるのを防止できること、等である。
なお、熱酸化膜の応力と、CVD法によるBSG膜、5
i02膜およびSi3N、膜の応力とは逆方向なので、
これらを組合わせた多層膜にすれば亀裂は入りにくくな
り、また絶縁物層のアイソレーション領域が狭い場合で
も工程途中ではがれにくくすることができる。
(第4実施例) 第4の実施例を第18図に示す。第18図はNPNI−
ランリスタのコレクタ23とベース24との間に絶縁物
層29を設けた場合である。このような構造にすればベ
ース24とコレクタ23との間隔を狭くすることができ
、バイポーラ型IC1LSIの高集積化に有効である。
(第5実施例) 第5の実施例を第19図に示す。この実施例は上記のN
PN)−ランリスタと同一基板上にPNPトランジスタ
を形成したものである。製造方法はたとえば第6図にお
いて、絶縁物層13.14の窓15内に露出しているP
−基板表面からN型不純物を拡散しN型層30(第19
図)を形成した後、さらにその144: P+埋込み層
16′を形成する。
その後節1の実施例と同様にし、たとえば第10図のよ
うにN型単結晶層17を絶縁物層で囲んだ構造を形成し
た後、第19図のようにP+コレクタ23’ 、N+ベ
ース24’ 、P+エミッタ25′を形成しそれぞれに
電極を形成する。
この実施例の構造はN型単結晶層17をベースとするP
NPI−ランリスタであり、前記のNPNl−ランリス
タの作り方と共通性の多いものである。
この他PNPトランジスタのベース、ニーミッタを二重
拡散型にすることも可能ではあるが、工程がより複雑に
なるので、この実施例ではより簡単な工程のPNPI−
ランリスタを示しである。
このようにすれば同一基板上にNPNおよびPNPの両
1−ランジスタを含む複合IC,複合LSIが形成でき
、従来のNPNトランジスタを主体とするバイポーラ型
IC,LSIの中に縦構造の・PNPトランジスタを比
較的容易に作り込むことができる。
(第6実施例) 第6の実施例を第20図に示す。この実施例は前記のN
 P N ト、ランリスタと同一基板上にクロスアンダ
−配線を作り込み、多層配線を実現したものである。製
造方法はたとえば第6図において、絶縁物層13.14
を部分的に除去する際に第20図に示すクロスアンダ−
配線40を作り込む部分の絶縁物層も同時に除去し、第
7図と同様にN+埋込み層16および単結晶層17を形
成する時に第20図のN+埋込み層41および単結晶層
40をそれぞれ同時に形成する。その後コレクタ部23
と同時にクロスアンダ一部40にもN型不純物を拡散す
る。
NPNI〜ランジスタ形リス、コレクタ、エミッタおよ
びベースの各電極と第1層配線42とを形成し、その上
に絶縁膜43および第2層配線44を順次形成する。こ
のような構造にすればクロスアンダ−配線40の表面は
平坦であるため、これを含めて3層配線が容易に実現で
きる。
(第7実施例) 第7の実施例を第21図に示す。この実施例は同一基板
上に前記のPNP)−ランリスタと高抵抗体とを作り込
んだものである。この場合には第6の実施例とは異なり
、埋込み層30および16′を形成する時に高抵抗体5
0を作り込む部分の露出した基板表面を酸化膜等で被っ
ておき、この部分には埋込み層を形成しない。その後N
型単結晶層17を形成する時に同時に高抵抗体に用いる
11結晶層50を形成し、−コレクタ部23′へP+不
純物を拡散する場合にも高抵抗体部50の表面を酸化物
等で被っておき、N型の高抵抗を維持したものである。
p Np +−ランリスタ形成後、コレクタ、エミッタ
およびベースの各電極と第1層配線42とを形成する時
に同時に高抵抗体50上にも電極52を形成し、その上
に絶縁物43および第2層配線44を順次形成する。こ
のような構造にすれば、従来の基板表面への拡散法によ
って形成した抵抗体よりもはるかに高い抵抗値を有する
抵抗体が容易に得られる。
(発明の効果) この発明の実施例1〜7までにそれぞれの製造方法の特
徴および利点について記述した。ここで、さらにこの発
明のバイポーラ型半導体装置の構造としての特徴および
効果についてまとめて説明する。
この発明によれば、 (1)素子を構成している単結晶半導体層を取り囲み、
その単結晶半導体層に接している絶縁物層の端がほとん
ど垂直であるため、この絶縁物層をアイソレーション領
域とするこの半導体装置は極めて集積度の高いバイポー
ラ型IC,LSIを構成できること、 (2)またアイソレーション領域が絶縁物のみで構成さ
れているため、アイソレーション容量が小さく、アイソ
レーション耐圧が大きいこと、(3)素子を構成してい
る領域およびアイソレーション領域の表面がほとんど平
坦であるため、その」−に形成しである配線には断線が
生じないこと、(4)また配線が比較的厚い絶縁物層の
上に形成されているため、配線容量が小さく、かつ絶縁
耐圧が大きいこと、 (5)同一半導体基板上にNPNおよびPNPトランジ
スタを比較的容易に形成できるため、従来のNPNI−
ランリスタを主体とするIC,LSIに較べ、はるかに
良好な回路特性の半導体装置が得ら・れること、 (6)また同様に同一基板上クロスアンダ−配線が容易
に形成でき、かつクロスアンダ−領域とその周囲のアイ
ソレーション領域の表面がほとんどり 平坦であるため、多層配線が容易に得られ、したがって
多層配線を必要とするIC,LSIにとって極めて有利
な構造であること、 (7)さらに同一基板上に高抵抗体を容易に構成できる
ため、IC,LS’lの回路構成上有利であること、等
の種々な効果がある。
したがって、信頼性が高く、かつ歩留まりの良好なIC
,LSIが得られ、この発明は半導体工業上極めて有効
である。
なお、この発明は、基板としてSiのみならず、Geあ
るいはG a A s等の化合物半導体に対しても同様
に実施できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアイソプレーナ型半導体装置の途中工程
の断面図、 第2図〜第4図は従来の選択エビタキシャル工程の断面
図、 第5図〜第11図まではこの発明のバイポーラ型半導体
装置の断面図、 第12図〜第15図までは他の製造工程を示す断面図、 第16図および第17図はさらに他の製造工程を示す断
面図、 第18図はこの発明の一つの実施態様を示す断面図、 第19図、第20図および第21図はそれぞれ 。 さらに他の実施態様を示す断面図である。 11・・・半導体基板、13.14・・・絶縁物アイツ
レ−ジョン層、16.16’・・・埋込み層、1−7・
・・lF結晶半導体層、18・・・多結晶半導体層、1
9.20・・・酸化膜、21.22・・・Si3N4膜
、23.23’・・・コレクタ、24.24’・・・ベ
ース、25 、25’・・・エミッタ、26.27.2
8・・・電極、29・・・コレクタ分離絶縁物層、30
・・・分離埋込み層、40・・・クロスアンダ−配線、
42.44・・・多層配線、50・・・高抵抗層。 第  1  図 第  2 図 第  3  図 第  5  図 第  6 図 第  8 図 第10図 第11図 第13図 第1.4図 第15図 第16図 第17図 第19図 Vン 第20図 Y

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁物アイソレーション層を有するバイポーラ型半
    導体装置において、平坦面を有する半導体基板と、前記
    平坦面上に比較的厚く形成した絶縁物層と、この絶縁物
    層によって囲まれた単結晶半導体層と、この単結晶半導
    体層の下部に設けた高不純物濃度層と、前記単結晶半導
    体層内に形成したバイポーラ型半一導体素子とからなり
    、しかも。 前記単結晶半導体層と前記絶縁物層とは、互いに接する
    側面部分が前記平坦面に対し垂直であり、かつその表面
    が前記平坦面に対し平行で平坦に連続していることを特
    徴とするバイポーラ型半導体装置。 2、前記半導体基板はシリコン基板であり、前記絶縁物
    アイソレーション層が、シリコン基板上に形成した熱酸
    化膜と、次の(a)〜(C)の少なくとも1層とを組合
    わせた多層膜からなる特許請求の範囲第1項に記載のバ
    イポーラ型半導体装置。 (、)ボロンシリケートガラス膜 (b)シリコン酸化膜 (c)シリコンナイトライド膜 3、少なくとも下記工程よりなることを特徴とするバイ
    ポーラ型半導体装置の製造方法。 (A)半導体基板の平坦面上に比較的厚い絶縁物層を形
    成する工程、 (B)前記絶縁物層をその端が垂直になるように選択的
    に除去し、半導体基板表面を露出する工程、(C)前記
    露出した半導体基板表面に高不純物濃度層を形成する工
    程、 (D)前記高不純物濃度層上および前記絶縁物層上にそ
    れぞれ単結晶半導体層および多結晶半導体層を同時に形
    成する工程、 (E)前記単結晶半導体層上に保護膜を形成する工程、 (F)′前記多結晶半導体層を除去し、単結晶半導体層
    を残す工程。 (G)前記残された単結晶半導体層内にパイポーラ型半
    導体素子を形成する工程。 4.前記(B)工程において、前記絶縁物層を除去する
    手段は反応性イオンエツチング法である特許請求の範囲
    第3項に記載のバイポーラ型半導体装置に製造方法。 5、前記半導体基板はシリコン基板であり、前記絶縁物
    アイソレーション層が、シリコン基板上に高温酸化法に
    より形成した熱酸化膜と、化学的気相成長法によって形
    成した次の(a′)〜(a′)の少なくとも1層とを組
    合わせた多層膜からなる特許請求の範囲第3項あるいは
    第4項に記載のバイポーラ型半導体装置の製造方法。 (a′)ボロンシリケートガラス膜 (b′)シリコン酸化膜 (a′)シリコンナイトライド膜 6、前記(D)工程における単結晶半導体層は、前記絶
    縁物層よりも前記(E)工程における保護膜の分だけ薄
    い特許請求の範囲第3項に記載のバイポーラ型半導体装
    置の製造方法。
JP6543683A 1983-04-15 1983-04-15 バイポ−ラ型半導体装置およびその製造方法 Pending JPS59191349A (ja)

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JP6543683A JPS59191349A (ja) 1983-04-15 1983-04-15 バイポ−ラ型半導体装置およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6367745A (ja) * 1986-09-09 1988-03-26 Nec Corp 半導体装置の製造方法

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JPS6367745A (ja) * 1986-09-09 1988-03-26 Nec Corp 半導体装置の製造方法

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