JPS5918723A - 表皮付ウレタンフオ−ム用スキン形成剤 - Google Patents

表皮付ウレタンフオ−ム用スキン形成剤

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JPS5918723A
JPS5918723A JP57128217A JP12821782A JPS5918723A JP S5918723 A JPS5918723 A JP S5918723A JP 57128217 A JP57128217 A JP 57128217A JP 12821782 A JP12821782 A JP 12821782A JP S5918723 A JPS5918723 A JP S5918723A
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skin
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polyol
urethane
aliphatic polyisocyanate
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Kenji Nakamura
健二 中村
Hiroshi Oishi
大石 博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表皮付ウレタンフオーム(以下スキンフオーム
と略記)用スキン形成剤、詳しくはモールドコート法ス
キンフオーム用スキン形成剤に関するものである。従来
スキンフオームとしては、インテグラルスキンフオーム
(セルフスキンフオーム)、モールドコート法スキンフ
オーム等が知うロテいる。モールトコ−1・法スキンフ
オームに用いるコーティング剤(スキン形成剤)として
は無黄変性−散型リニヤーポリウレタン溶液、二液型ウ
レタン原液、これらの組合せ、無黄変性−波型リニヤー
ポリウレタン溶液とポリイソシアネートとの組合せ等が
提案されているが、こしらのうち無黄変性−波型リニヤ
ーポリウレタン溶液を用いたものは耐溶剤性に難点があ
り、また従来の二液型ウレタン原液を表層に用いたもの
は初期強度が低く脱型時に表層が破壊しやすい(もろい
)。
脱型時間が長い等の欠点があり、実用上満足しうるもの
ではない。
コート法スキノフ9オーム用スキン形成剤を見出すべく
研究を重ねた結果、特定の二液型ウレタン溶液をスキン
形成剤として用いることにより上記目的が達成さ口るこ
とを見出し本発明に到達した。
すなわち、本発明は脂肪族系ポリイソンアネ−1・と過
剰のポリオールからのOH末端ウレタンプレポリマー(
a)と脂肪族系ポリイソノアネート(’b)とからなる
無黄変性二液型ウレタン溶液からなるモールドコート法
表皮付ウレタンフオーム用スキン形成剤である。
本発明においてOH末端ウレタンプレポリマー(a)の
製造に用いる脂肪族系ポリイソノアネートはすべてのN
CO基が非芳香族性炭化水素原子に結合しているポリイ
ソシアネー1へであり、たとえは炭素数(NGO基中の
炭素を除く)2〜12の脂肪族ポリイソシアネート、炭
素数4〜15の脂環式ポリイソシアネート、炭素数8.
〜12の芳香脂肪族ポリイソシアネートおよびこ第1ら
のポリイソノアネートの変性物(カーポジイミド基、ウ
レトジオン基、ウレトイミン基、ウレア基、ヒユーレッ
ト基または/およびイ゛ノシアヌレ−1・基含有変性物
など)が使用できる。
このようなポリイソシア不−1・とじてはエチレンジイ
ソシアネート、テトラメチレンシイ゛ノンアネート、ヘ
キサメチレンンイソシアネ−1〜(MDI)。
ドテカメチレンンイソシア不一ト、1,6.11−ウシ
デカン1〜リイソシアネ−1−,2,2,4−1−リメ
チルへキサンンイソシア不−1−.リジンジイソシアネ
h、2.6*イソシアネー1−一メチルカプロエート、
ヒス(2−イソシアネートエチル)フマレート、ヒス(
2−イソシアネートエチル)カーボネート、2−イソシ
アネートエチル−2,6−ジイツシア不−トヘキサノエ
ーート4イソホ口シジイソシア不一ト(IPDI)、ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネート(水添HDI)
 、シクロへキシレンジイソシアネート、メチルシクロ
へキレレンジイソシアネー+−(水添TD工)、ビス(
2−イソシアネートエチル)4−シクロへキャン−1,
2−ジカルボキシレート;キシリレンジイソシアネート
ジエチルベノセンジイソシア不一トi HDIの水変性
物、 IPDIの三量化物など;およびこれらの2種以
上の混合物が挙けられる。これらのうちで好ましいもの
はMDI 、  IPDIおよび水添HDIである。
OH末端ウレタンプレポリマー(a)の製造に用いるポ
リオールとしては低分子ポリオール(エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4フタノジオール、ジ
エチレングリコール、シクロへキシレノグリコールなど
の三官能ポリオール;グリセリン、トすメチロールプロ
パン、ペンタエリスリト−ル、ソルヒトール、ンユーク
ローズなどの三官能以上のポリオールなと);高分子ポ
リオールたとえばポリエーテルポリオール〔上記低分子
ポリオール、多価フェノール類(ビスフェノール類たと
えばビスフェノールAなど)または/およびアミン類(
アルカノールアミンたとえば1−リエタノールア’;、
>、N−メチルジェタノールアミノ。
脂肪族ポリアミンたとえはエチレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、芳香族ジアミンたとえばI・リレンジア
ミン、ジフェニルメタンジアミンなど)のアルキレンオ
キンドC炭素数2〜4のアルキレンオキシドたとえばエ
チレンオキシド、プロピレシオキシド、ブチレンオキシ
ドなどの1種または2種以上(ラノタムおよび/または
ブロック)〕付加物、アルキレンオキシドの開環重合物
(テトラヒドロフランの開環重合、加水分解によるポリ
テ1−ラメチレンエーテルグリコールナト)ナト〕;ポ
リエステルポリオール〔ポリカルボン酸(脂肪族ポリカ
ルボン酸たとえばアジピン酸、コハク酸。
セパチン酸、アゼライン酸、フマル酸、マレイン酸、三
量化リルイン酸、芳香族ポリカルボン酸タトえはフタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸など)と低分子ポリオ
ールまたはポリエーテルポリオール(前記低分子ポリオ
ール、トリエチレングリコール製ポリエチレングリコー
ルなと)との末端がヒドロキシル基であるポリエステル
ポリオール、ラクトンポリエステル(ポリカプロラクト
ンジオールなど)、ポリカーボネートジオールなど〕;
ポリブタジェンポリオール、水添ポリブタジェンポリオ
ール、アクリルポリオール;ポリマ−ポリオール〔ポリ
オール(」二記ポリエーテル。
ポリエステルなど〕中でヒニルモノマ−(アクリロニト
リル、スチレンなど)を重合させたポリオール〕などが
挙けらnる。これらのうちで好ましいものは高分子ポリ
オール(特にポリエーテルポリオール、ポリエステルポ
リオール)およびこれと低分子ポリオールとの併用であ
る。ポリエーテルポリオールのうち好ましいのはポリオ
キシプロピレンポリオール、ポリ(オキンエチレンーオ
キシブロビレノ)ポリオール〔ブロック付加(チップド
、バランスド等)または/およびランタム付加〕、ポリ
テトラメチレンエーテルグリコールおよびこnらの混合
物である。末端−級水酸基を有するもの(1級OH含有
率30%以上とくに50〜100%)が好ましい。高分
子ポリオールの好ましイOH当量ハ200〜25ooと
<ニ250〜15ooである。
高分子ポリオールと低分子ポリオールを併用する場合、
その割合は要求される物性に応じて種々変えられるが里
量比で通常1:o〜1:3好ましくは1 : 0.05
〜1 : 1.5である。ポリオール(全体)の平均O
H当量は通常70〜1000好ましくは100〜500
である。捷だポリオールの平均宵能基数は通常2〜3、
好ましくは2.O1〜2.5である。また必要に“より
、ポリオールに加えて他の活性水素含有化合物(ポリア
ミン類、アミノアルコール類など)を少量(たとえばポ
リオール1当量当り02当量まで)併用することもでき
る。ポリアミン類としては、好ましくは60〜300の
分子量を有する脂肪族系(脂肪族、脂環式捷たは芳香脂
肪族)ポリアミンたとえはエチレンジアミン、テトラメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン; 4.4’
−ジアミノジシクロヘキシルメタン、1,4−ジアミノ
シクロヘキサン、4.4’−ジアミノ−3,了−ジメチ
ルシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミン、キシリ
レンジアミンなど;アミノアルコール類としてはモノ−
またはジ−エタノールアミン。
プロパツールアミン等が挙げら口る。
脂肪族系ポリイソシアネートと過剰のポリオールからの
OH末端ウレタンポリマー(a)においてポリイソシア
ネートとポリオールの割合は種々変えることかできるが
、NGOと活性水素含有基(OHおよび場合により他の
活性水素含有基)との当量比は通常1 : 1.01〜
1:13好ましくは1 : 1.08〜1:1】である
ポリイソシア不−1−とポリオール(および場合により
他の活性水素含有化合物)とは一度に反応させてプレポ
リマー(alを製造してもよく、段階的に反応させる方
法〔ポリオールの一部(たとえは高分子ポリオール)と
ポリイソシアネ−1・を反応させてNGO末端プレポリ
マーを形成したのちポリオールの残部(たとえは低分子
ポリオール)を反応させてプレポリマー(a)を製造す
る方法、ポリオールとポリイソシアネートの一部を反応
させ、得ら口たOH末端プレポリマーとボリイ゛ノシア
不−1・の残部を反応させてプレポリマー(a)を製造
する方法、これらを組合せた方法など了により製造して
もよい。プレポリマー形成反応は通常室温〜140’C
好ましくは80〜120°Cで行なわれる。反応は溶剤
(たとえばジメチルホルムア2ド、ジオキサノ、トルエ
ン、キシレン、メチルイソブチルケトシ、セロソルファ
セテ−i 等)の中で行なってもよい。OH末端ウレタ
ンプレポリマー(a)のOH当量は1400以上が好ま
しく、さらに好ましくは1.800〜15,000とく
に2,000〜10,000である。OH当量が1,4
00より大きいOH末端ウレタンプレポリマーを用いる
ことによシ表層の初期強度、脱型性を著しく改善するこ
とができる。プレポリマー(a)の分子量は通常2,8
00〜45,000 、好ましくは5.000〜80,
000である。45,000をこえるものでは溶液粘度
が高くなりすぎ溶液濃度を著しく低くしなけれはならな
い。
本発明のスキン形成剤を構成する脂肪族系ポリイソシア
ネ−1−(b)としては、前記プレポリマー(a)の原
料として挙けた脂肪族、脂環式、芳香脂肪族ポリイソシ
アネートおよびとわらの変性物が使用できる。また、と
わらのポリイソシアネートの過剰量とポリオールとくに
低分子ポリオール〔たとえは前記プレポリマー(a)の
原料として挙げたもの〕を反応させて得られるNCO末
端プレポリマー(NCO含量たとえは5〜3596、好
ましくは10〜25%)を(1〕)として用いることも
できる。(b)の少なくとも一部として3個シ、上のN
co基を有するポリイソシア不−1・(tことえid”
脂肪族系ポリイソノア不−1・(HDIなど)3モルと
水1モルから得られるウレアオヨヒヒューレッ1−結合
金有ポリイソシア不一ト。
3価以上の低分子ポリオール([・リメチロールブロパ
シなとつと過剰(NC010H比が少なくとも2/1)
のボリイ゛ノシア不−1−とのNCO末端低分子プレポ
リマー、」を用いることが好捷しく、さらに好捷しくは
平均25〜3個のNCO基を有するポリイソンア不−1
・である。このようなポリイソシア不−1・はOH末端
プレポリマー(a)として線状のものを用いる場合にと
くに有用である。
本発明のスキン形成剤において、(a)と(blの割合
は種々変えることができるが、N co10H比は通常
1〜5、好ましくは1〜3である。(a)のOH基と(
b)のNCO基の全体の平均官能基数は2.05〜35
とくに225〜3が好捷しい。
(a、l−tたは(a)および(b)は、1fll常有
機溶剤溶液の形で使用される。乙のような溶剤としては
ケトン系溶剤(アセ1−)、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチカケ1〜ンなど)、炭化水素系溶剤(+−ル
エノ、キシレノ、n−ヘキサンなト)、エステル系溶剤
(fn 酸エチル、酢酸フチル、セロ゛ノルフアセテー
トなト)、エーテル系溶剤(テトラヒドロフラン 量は種々変えることができるが、(a)の濃度が通常2
0〜80%、好ましくは30〜60%となる量が用いら
れる。溶液粘度は通常500〜3o,ooo 、好まし
くは2,0 0 0〜10,OOOCPS(25°C)
である。
本発明のスキン形成剤は、8装に応じ着色剤。
触媒,界面活性剤,消泡剤.フィラーなどの添加剤を含
有していてもよい。着色剤としてはカーホンフラッフな
どの顔料および染料;触媒としてはアミン系触wcたと
えばトリエチ中ジアミン。
N,N−ンメチルシクロヘキシルアミン,1−リメチル
アミン,トリエチルアミン、N−エチルモルホリノ、ジ
アサヒシクロウンテセン(サンアホッi〜(1)9DB
u)、ジエチルエタノールアミン等;有機錫系触媒〔た
とえはジブチル錫ジラウレート、ンオクチル錫シマレー
ト、オクチル酸第−錫。
シフチル−錫オキシ1〜,ヒス(1−リーnーフチル)
錫オキシ1−等〕,その他の金属触媒rたとえはオクチ
ル酸鉛,ナフテン酸鉛,オクチル酸カリウム。
テ(・ラブチルチタネート等〕か挙けられる。老化防止
剤トしてはベンゾ]・リアゾール系,ベンソエ+, 系
,ヒンタードフェノール系,亜リン酸エステル系,ピペ
リンン系等,整泡剤としてはシリコーン系整泡剤、たと
えはシロキサンーオキンアルキレノフロック共重合体;
消泡剤とじてンメチルシロキサノ1フィラーとしては、
tことえは炭酸カルンウム,タルク、硫酸バリウム等が
挙げられる。
これらの添加剤は(a) 、 (b)の何れに添加して
もよい。
本発明に従って、(alと(b)からなる無黄変性二液
型ウレタン溶液はモールトコ−1・法スキシフオーム用
スキン形成剤として用いられる。本発明のスキン形成剤
は通常の塗装手段を用いてスキンフオーム形成用モール
ドの内面に適用(好ましくはスプレー塗装)される。本
発明のスキン形成剤は一回または2回以上重ね塗りする
ことができる。モールド内面に適用するスキン形成剤の
量は要求される物性に応じて適宜変えることができるが
、一般に膜厚が0.01 =以上好ましくは002〜0
1mmである。モールドの温度は広範囲にわtこり変え
ら口るが通常30〜80°C1好ましくは40〜60°
Cである。
本発明のスキン形成剤を適用するモールドコート法スキ
ノフォームとしては通常のものが使用できる。このよう
なウレタンフオーム原料としては通常使用されているポ
リオール、ポリイソンアネー1ー,発泡剤,触媒,整泡
剤,その他の助剤からなるものが使用できる。軟質また
は半硬質フオーム′が好マしい。ウレタンフォー1−原
液はモール1〜内面に本発明のスキン形成剤を塗装後に
モール1〜内に導入される。重ね塗装する場合、後で適
用さ口たコーティング剤がまだ完全に硬化する以前にフ
オーム原液を注ぎ込むのが好ましい。
本発明のモールドコート法スキンフオーム用スキン形成
剤は従来のものに比して次の点で優口ている。すなわち
従来の無黄変性−散型リニアーポリウレタン溶液からな
るものや−液型リニアーポリウレタン溶液(表層形成剤
)と二液型ウレタ〉原液(中間層形成剤)とを組合せた
ものでは形成さ口る表皮(表層)が溶剤可溶性のリニア
ーポリウレタンであるため耐溶剤性が悪くかつ溶液粘度
が高く(低濃度にすると膜厚が薄く数回の重ね塗装を必
要とする)、また無黄変性−液槽リニアーポリウレタン
溶液にポリイソンア不−+−(寸たは低分子量NCO末
端プレポリマー)を含有させポリイソシアネー1〜同志
を空気中の水分と反応させて硬化(尿素結合形成)させ
るものでは耐溶剤性は多少改善されるが充分満足しうる
ものではなく(特にアルコール等に対して)且つポリイ
ソシアネート同志が水分と反応して硬い尿素結合含有ポ
リマーを生成し柔軟性、伸び等の物性の低下が起こるの
に対して;本発明のスキン形成剤から形成される塗膜は
耐溶剤性が良好であり、且つ柔軟性。
伸び等の物性も優れている。また従来のポリオール(ポ
リエーテルポリオール、ポリエステルポリオールなど)
とポリイソシアネート(またはNCO末端プレポリマー
)とからなる二液型ウレタン原液(溶液)を用いたもの
では初期強度が低く脱型時に表層が破損しやすく(脆い
)脱型時間が長いのに対してi 0H末端ウレタンプレ
ポリマー(a、)と脂肪族系ポリイソシアネート(b)
とからなる二液型ウレタン溶液を用いている本廃明のス
キン形成剤では形成される表皮は短時間で充分な強度に
達し脱型時間が著しく短縮される。さらに脂肪族系ボリ
イ゛ノシア不−1−、高分子ポリオール(ポリエステル
ポリオール、ポリエーテルポリオールなど)および脂肪
族系ポリアミンからなる反応混合物(ワンショット法捷
たはプレポリマー法)を用いたものではアミンの反応性
が極端に大きいので、混合中または混合後直ちに反応し
高分子量化するため、スプレー性が悪く良好なスプレー
塗装ができずスプレーノズルが詰まる等の問題があるが
9本発明のスキン形成剤は適度の反応性を有しスプレー
性が良く均一で良好なスプレー塗装が行なえることがで
き均一な皮膜が得られる。
本発明のスキン形成剤から形成されたスキンフオームは
自動車、二輪車、スノーモーヒル、電車などの車両およ
びモーターホードなどの船舶の座席、内装材および外装
材として、またインチリヤ]関係の家具、装飾材として
有用である。
以lζ実施例により本発明を説明するが本発明はこ第1
に限定されるものではない。以下において部は重量部、
比率は重量比を示す。実施例において使用したプレポリ
マーは次の〕mりである。
プレポリマー(a−1)、 (a−2)および(a−3
):四つロフラスコに表1に示される原料を仕込み窒素
雰囲気下に100’Cで6時間反応させることにヨリ得
られたOH末端ウレタンプレポリマーであわ、表1に示
される固形分、粘度、OH価、OH当量を有する。
表  1 − 注)半1;OH価56.半2;OH価45.+3;○H
価112゜#4:チヌヒノ328とイルカノックス10
10(7)l/′1混合物cベンゾトリアゾール系、ヒ
ツターl−フェノール系、チバガイギー社製) 実施例1 次の組成からなる無黄変性二液型ウレタン溶液を本発明
のスキン形成剤として使用した。
コロネートHL ’     5.5部注 +トリメチ
ロールプロパンとHD工3モルとの付加物〔日本ポリウ
レタン工業■ 製〕 離型剤を塗布し50°Cに温度調節したシボ付き電鋳モ
ールドの内面に、上記スキン形成剤を膜厚が0.05t
xmとなるようにスプレーガンにて塗布し2分間乾燥し
た。次いで塗布面がまだ完全に硬化しない間に下記処方
のウレタンフオーム原液を注入し、型を閉じて約5分間
室温で放置した後、脱型することによシ、良好な表面状
態および感触を有するスキンフオームを得を二。
〔発泡処方〕
ミリオネートMR888 部注米エ ポリオキシプロピレンオキシエチレンテトラ
オール(OH価37)〔三洋化成工業■製〕 lf2 粗製M D I (日本ポリウレタン工業■製
〕実施例2 次の組成からなる無黄変性二液型ウレタン溶液を本発明
のスキン形成剤として使用した。
プレポリマー(a−2)100部 カーボンブラック      1.2部メチルエチルケ
トン    100部 スミジュールN−75米l   3部 注)米1 水1モルとHDI8モルの付加物〔住人バイ
エルウレタン工業■製〕 上記スキン形成剤を用いて、実施例1と同様にして(た
だし膜厚は0.06+uとした)、良好な表面状態およ
び感触を有するスキンフオームを得た。
実施例3 次の組成からなる無黄変性二液型ウレタン溶液を本発明
のスキン形成  −゛肴1として使用しtこ 。
コロネー1− HL       6部上記スキン形成
  −剤を用いて実施例1と同様にして(ただし膜厚は
0.05 mmとした)、艮好な表面状態および感触を
有するスキンフオームを得た。
比較例1 実施例1と同様にして次の無黄変性−波型リニヤーポリ
ウレタン溶液を膜厚が0.05餌となるようにスプレー
ガンにて塗布して3分間乾燥した。次にその塗膜の上に
ウレタンフオーム原液(実施例1で使用したもの)5を
注入し型を閉じて約5分後に脱型して良好な表面状態お
よび感触を有するスキンフオームを得た。しかしこのス
キンフオーム・は耐溶剤性が悪く整髪料〔商品名MG−
5資生堂■製〕をしみ込ませた布で表皮をこするとカー
ボンブラックが脱落し布に移行し、また表皮が荒れ実用
上問題となる。
無黄変性−液槽リニヤーポリウレタン溶液*1100重
量部 カーボンブラック           1重量部名化
防止剤(実施例1と同じものを使用)   0.12重
量部メチルエチルケトン        200重隼4
部注)s−t:ポリブチレンアジペートジオール、イソ
ホロンジイソシアネート、イソホロンジアミンから合成
さ口たポリウレタン樹脂で固形分80%、トルエン30
%。
メチルエチルケトン20%、イソプロピルアルコール2
0%からなり粘度(25°c)8万cpsを有する。
比較例2 実施例1と同様にして次の無黄変性二液型ウレタン溶液
を膜厚が005馴となるように塗布して10分間乾燥し
た。次にウレタンフオーム原液(実施例1で使用したも
の)を注入し型を閉じて約5分後に脱型したところ表皮
が充分に硬化しておらず型の内面に一部取シ残され表皮
が破損し外観は著しく悪いものであった。
無黄変性二液型ウレタン溶液 ポリエチレンブチレンアジペート(oH当量1,575
)150部コロ不一1−HL            
       16部カーボンブラック       
          32部老化防止剤(実施例1で使
用したもの)4.5部メチルエチルケトシ      
          8o部上記実施例および比較例1
で得られたスキンフオームの性能評価結果を表2に示す
注)利:学振型摩擦色落ち試験機にて荷重500g下、
白綿布に各溶剤をしみ込壕せて100回往復し白綿布へ
の着色剤の脱落程度 をみた。
◎:膜脱落ない O:はとんど脱落し ない △:やや脱落する ×:著しく 脱落する。
ヤ2:フェードメーターを使用しブラックパネル温度8
3±3℃の条件下、400時間または800時間照射し
表面状態を観察した。
◎:艷の変化なし O:やや艶の変化 有り ×:著しい艶の変化有り。
◎:艷の変化なし、○:やや艶の変化 有り へ:艷の変化有シ×:著しい ノ 艶の変化有り。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 脂肪族系ポリイソシアネートと過剰のポリオールか
    らのOH末端ウレタンプレポリマー(alと脂肪族系ポ
    リイソシア不−1−(b)とからなる無黄変性二液型ウ
    レタン溶液からなるモールドコート法表皮付ウレタンフ
    オーム用スキン形成剤。 2(a)が少なくとも1,400のOH当量を有する特
    許請求の範囲第1項記載のスキン形成剤。 8、  (alが脂肪族ポリイソシアネ−1・と高分子
    ポリオールおよび低分子ポリオールと反応させて得られ
    るプレポリマーである特許請求の範囲第1項または第2
    項記載のスキン形成剤。 4、  (b)の少なくとも一部が3個以上のNCO基
    を有する特許請求の範囲第1項〜第3項の何れか記載の
    スキン形成剤。 5、  (a)と(b)の割合がNC0ZOH比1〜5
    である特許請求の範囲第1項〜第4項の何れか記載のス
    キン形成剤。
JP57128217A 1982-07-21 1982-07-21 表皮付ウレタンフオ−ム用スキン形成剤 Granted JPS5918723A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60196442A (ja) * 1984-03-15 1985-10-04 Toyoda Gosei Co Ltd 衝撃吸収材
JPH02283711A (ja) * 1989-01-20 1990-11-21 Recticel Nv 噴霧可能な光安定性ポリウレタンを調製し適用する方法
JP2007211258A (ja) * 2000-12-14 2007-08-23 Sanyo Chem Ind Ltd スキン付ポリウレタンフォーム用スキン形成剤
JP2009538938A (ja) * 2006-05-30 2009-11-12 レクティセル アウトモービルジステメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 可撓性のある複合エラストマーポリウレタンスキンの製造方法
JP2015042719A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 東邦化学工業株式会社 地表面保護用コート剤
JP2018188509A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 第一工業製薬株式会社 ポリオール組成物、ポリウレタン樹脂形成性組成物、複合材料

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