JPS59183412A - 数値制御用機械操作盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、数値制御装置に操作情報を設定するための数
値制御用機械操作盤に関し、特に表示装置を利用して汎
用性を持たせることを可能とした数値制御用機械操作盤
に関する。

従来技術 工作機械を数値制御する数値制御装置は、数値制御プロ
グラムデータや機械操作盤に設定された操作情報に基い
て所定の数値制御処理を行なう。

かかる操作情報としては、 （１）編集、メモリ運転、テープ運転、ＭＤＩ運転、ジ
ョグ運転、ハンドル送り運転などの運転モードを指定す
るモード情報 （２）シングルブロック　オン／オフ情報（３）ドライ
ラン　オン／オフ情報 （４）ブロックデリート　オン／オフ情報（５）　　マ
シーンロック　オン／オフ情報（６）フィードホールド
　オン／オフ情報（７）リファレンス点復帰　オン／オ
フ情報（８）ジョグ送り方向情報 （９）ジョグ送り速度やオーバライド情報Ｑ〔ハンドル
軸選択情報 （１１）ハンドル送り倍率情報 などがある。

さて、従来の機械操作盤はこれら操作情報を設定するス
イッチ類或いは釦類が多数設けられていた。

従来技術の問題点 このため、設定すべき操作情報外のスイッチ、釦等を必
要とし、設定すべき操作情報が多くなると、操作が難し
く々る他、装置が大型化し、高価格を招く欠点があった
。しかも、適用する機械毎に操作情報が異なれば、それ
に合わせて機構設計を行い、又高価な化粧板もそれに合
せて用意しなければならず、一層高価格を招くという欠
点も生じていた。

発明の目的 本発明の目的は、操作情報の数や機械の種類によらず一
定の構成の操作盤によって必要な操作（ｆｆ？報の設定
が可能な数値制御用機械操作盤を提供するにある。

発明の概要 本発明では、係る機械操作盤を、選択しうる操作情報を
格納するメモリと、該メモリに格納されブこ操作情報を
表示する表示装置と、表示された掃作情報を逮択するだ
めの選択手段とで構成されている。即ち、本発明では、
従来の機械操作盤の選択しうる操作情報を予めメモリに
格納しておき、これ全表示装置に表示して、表示装置に
操作盤の操作情報を設定しようとするものである。表示
される操作情報は単に文字だけでも良く、又従来のスイ
ッチ、釦の形状としてもよい。又、選択手段は、ライト
ベン、タブレット、画面タッチスイッチ、カーソル等を
用いることができる。

このため、メモリに格納された操作情報を変更したり、
追加すれば、種々の機械や機能に対し同一構成のもので
機械操作盤が実現できる。

実施例 以下、本発明を図面に従い詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を説明するための表示装置の
操作情報の表示例を示す図であり、操作情報は文字で表
示され、この表示を見ながら機械操作盤に設けられたカ
ーソル移動キー又はライトベンで操作情報を設定する例
を示している。

第１図（５）において１Ｍ０ＤＥ”はモード情報選択欄
であり、ＭＤＩ運転、自動運転（ＡＵＴＯ：テープ或い
はメモリ運転）、編集運転（ＥＤＩＴ）　、ハンドル運
転（ＨＤＬ）、ジミグ送シ運転（ＪＯＧ）、原点復帰運
転（ＺＲＮ　）のいずれか１つの運転モードを選択でき
るようになっている。たとえば自動運転（ＡＵＴＯ）を
選択するには機械操作盤上の横送りキー及び縦送りキー
を操作してカーソル（ロ）をＡＵＴＯの前に位置決めす
れば自動運転モードが選択される。又、’Ｉ（ＡＮＤＬ
Ｅ　ＡＸＩＳ”はハンドル送り軸選択欄、”ＨＡＮＤＬ
Ｅ　＊１０”はハンドル送り倍率選択欄、ゝ’ＲＡＰＩ
Ｄ　０ＶＲＤ”は早送りオーバライド設定欄、”ＦＥＥ
Ｄ　０ＶＲＤ”は送り速度オーバライド設定欄である。

−伺、操作情報の選択はモード選択の場合と同様に行わ
れる。すなわち表示されている選択欄の項目の先頭にカ
ーソルを位置決めすることＫより所望の操作情報が選択
される。又各設定１ｊＫおける操作量の設定は横送りキ
ーを操作して、棒グラフ　ＳＧ１．　ＳＧ２を右或いは
左方向に延長させると、　とにより行なう。即ち、横送
りキーを操作すると、操作されている間棒グラフが伸縮
し、棒グラフの長さに応じた量が設定され、且つ表示さ
れる。第１図体）において、ジョグ送り速度は２０　ｍ
／ｒｎｉｎに設定され、フィードオーバライドは１００
％に設定されている。

一方、第１図停）において、”ＢＬＯＣＫ　ＤＥＩＪＴ
Ｅ”はブロックデリートオン／オフ選択欄、’５ＩＮＧ
ＬＥＢＬＯＣＫ”はシングルブロックオン／オフ選択欄
、”ＭＡＣＨＩＮＥ　ＬＯＣＫ”はマシーンロックオン
／オフ選択ｉ、”ＤＲＹ　ＲＵＮ’はドライランオン／
オフ選択欄、”ＰＲＯＴＥＣＴ　ＫＥＹ”はメモリ記憶
内容の編集を禁示するかどうかの選択欄、’ＦＥＥＤ　
ＨＯＬＤ”はフィードホールドオン／オン選択欄であり
、操作情報（オン／オフ）の選択はカーソルをオン或い
はオフの前に位置決めすることにより行なわれ、第１図
（Ｂ）の例ではブロックデリートオフ、シングルブロッ
クオフ、マシーンロックオン、プロテクトキー保護、フ
ィードホールドオフが設定されている。

同、以上は表示画面を用いて全操作情報を入力する場合
であるが、第２図（Ａｔ　−（Ｆ）に示すように操作情
報をグループ１〜グループ７、即ちモード選択グループ
（第２区間）、ハンドル送りグループ（第２区部））、
送り速度関係グループ（第２図（Ｃ））、自動運転関係
グループ（第２図（ＤＪ　）　、プログラムプロテクト
グループ（第２図＠））、フィードホールドグループ（
第２図（Ｆ））、ＪＯＧ送り関係グループ（図示せず）
に分け、そのうちのいくつかのグループのみを表示画面
より入力するようにしてもよい。

第３図は操作盤のパネル上に設けた手動送りキーの配列
図であり、キーに１〜に４を操作することにより所定の
軸方向に工作機械やロボットを手動送りでき、又キーに
５を同時に操作することにより早送りができる。ところ
で、工作機械によっては移動軸がＸ軸とＹ軸であったり
、Ｘ軸とｚｉｌｌｌでめったりする。たとえばフライス
盤では第４図は）に示すように座標系が決められ、旋盤
では第４図（Ｂｌに示すように座標系が決められている
。このため、使用する工作機械によって各キーは＋Ｘ方
向用になったり、＋Ｙ方向用になったりする。そこで、
本発明では各キーと軸の対応を操作情報として入力でき
るようにしている。

第５図は本発明の他の実施例説明図であり、第１図の場
合と相違する点は、操作情報がキーの形状で表示装置に
表示されている点である。しかも表示装置の画面上には
、表示されたキーの形状の透明導電膜が各操作情報毎に
タッチスイッチとして設けられている。

従って、第５図の画面上の対応する表示キ一部分を指で
触れることＫよね、操作情報の設定が可能となる。伺、
表示された操作情報の意味は第１図のものと同一である
。

第６図は本発明による一実施例ブロック図である。図中
、ＴＰｌ−１：ＮＣテープで多数の数値制御データ（Ｎ
Ｃデータ）から成るＮＣＣプログラムが穿孔されている
。ＴＲＤはテープリーダ、■ｃＴは入力制御回路であり
テープリーダＴＲＤを制御してＮＣテープＴＰからＮＣ
データを順次読取って後段の解読回路に入力する。ＤＥ
Ｃは解読回路であり、読取ったＮＣデータをデコ−ドし
、該ＮＣデータが位瞳指令（Ｘｅ、　Ｙｅ、　Ｚｅ　）
、Ｇ機能命令等であれば次段の演算及び制御ユニットに
出方し、Ｍ、　Ｓ、　Ｔ機能命令であれば後段の強電回
路を介して機械側に出力する。０ＰＣＮは演算及び制御
回路であり、処理部ＣＰＵやコントロールプログラムメ
モリＣＰＭを有し、ＮＣテープＴＰから入力され数値制
御プログラムデータや、操作情報に基いて所定の数値制
御処理を行なう。

ＰＰＣはパルス分配器であり、演算制御回路０ＰＣＮか
らの分配指令ΔＸ、ΔＹ、Δ２に従って分配パルスＸｐ
、　Ｙｐ、　Ｚｐ　’ｒ：機械側に出力する。ＰＷＣは
強電回路であり、プログラマブル・コントローラで構成
され、入力される機能命令に従って機械側をシーケンス
制御するとともに後述する操作情報入力処理も行なうも
のであり、プロセッサＭＰＵと、シーケンスプログラム
を格納するメモリＳＰＭｉ有する。

ＭＯＰは機械操作盤であり、表示装置ＣＲＴと、操作情
報セットキーＯＩＳ、インプットキーＩＰＴ、ページ切
換ボタンＰＳＢ１．　ＰＳＢ２、カーソルキーＣ１〜Ｃ
４を有するもの、ＩＭＭは前述の表示装置ＣＲＴに表示
すべき選択しうる操作情報を格納する画面メモリである
。ＭＤＩはマニュアルデータインプット装置であり、表
示装置ＤＰと各種キーＫＹを有し、演算制御回路０ＰＣ
Ｎに、各種キーによりＮＣ指令データを入力するととも
に１制御回路０ＰＣＮの状態を表示装置ＤＰＫ表示する
ものである。

０１Ｍは機械設定盤ＭＯＰで設定された操作情報を記憶
するバッテリバックアップのＲＡＭ　（操作情報記憶メ
モリ）であし、機械設定盤ＭＯＰの表示装置ＣＲＴ及び
キーＫＥＹを用いて入力された操作情報を記憶する。Ｄ
ＭＭは数値制御処理結果等を記憶するデータメモリであ
る。

次に、第６図構成の動作について説明する。

さて、操作情報を機械操作盤ＭＯＰより入力するに際し
て、まず機械操作盤ＭＯＰ上の操作情報セットキー０１
５を操作し、強電回路ＰＷＣのプロセッサＭＰＵに操作
情報入力処理を要求する。ついでページ切換ボタンＰＳ
Ｂ　１或いはＰＳＢ　２　（ＰＳＢ　１はページインク
リメント用、ＰＳＢ２はページデクリメント用）を押す
。ページ切換ボタンを押しつづけるとプロセッサＭＰＵ
は順次ＣＲＴに画面メモリＩＭＭに記憶されている画像
を表示せしめる。さて、画面メモ！ＪＩＭＭには複数ペ
ージにわたって操作情報が記憶されているから所望の操
作情報画像が表示されたときページ切換ボタンＰＳＢ　
１又はＰＳＢ　２の押圧を解除し、しかる後、カーソル
キーＣ１〜Ｃ４を操作して、前述の如く各選択欄、設定
欄の所定項目位置にカーソルを位置決めしてインプット
キーＩＰＴを押せば、次々と操作情報が選択或いは設定
鬼 されて強電回路ＰＷＣを介し、演算制御回路０ＰＣＨに
転送され、操作情報メモリＯＩＭに記憶され、操作情報
の入力が終了する。

以降、演算制御回路０ＰＣＮはメモ！Ｊ　ＯＩＭに格納
された操作情７報に従い、数値制御プログラムを実行し
て、パルス分配器ＰＰＣ及び強電回路ＰＷＣを介し機械
を数値制御する。

発明の詳細 な説明した様に、本発明によれば、機械操作盤として、
選択しうる操作情報を格納するメモリと、この操作情報
を表示する表示装置と、表示された操作情報を選択する
選択手段とを有しているので、表示装置の画面上に各種
操作情報を表示し、この表示を見ながら、所望の操作情
報を選択手段により選択又は設定することができるから
、操作盤に必要なスイッチ類を全て設ける必要がないと
いう効果を奏し、コストダウンに寄与することが大きく
、又操作性も大巾に向上する。又、機械の機能によって
操作情報が変更されても、メモリの、記憶内容を変更す
ればよいので、高価な化粧板を作製する必要もなく、こ
れに合わせてスイッチ類を用意する必要もなく同一構成
で達成できるという効果を奏する。更に、スイッチのレ
イアウトや意味も容易に変更でき、仕様の変更、情報量
の増大に容易に対処しうるという効果も奏する。

同、本発明を一実施例により説明しだが、本発明の主旨
の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明図、第２図は本発明の他の
実施例説明図、第３図は本発明の一実施例のだめのカー
ソルキー構成図、第４図は本発明のだめのキーと軸との
対応関係図、第５図は本発明の別の実施例説明図、第６
図は本発明の一実施例ブロック図である。′ 図中、０ＰＣＮ・・・演算制御ユニット、ＰＷＣ・・強
電回路、ＭＰＵ・・・プロセッサ、ＭＯＰ・・・機械操
作盤、ＣＲＴ・・・表示装置、ＩＭＭ・・・画面メモＩ
Ｊ、ＫＥＹ・・・キー（選択手段）、。 特詐出願人　ファナック株式会社 代理人　弁理士　辻　　　　　實 外１名 第１配

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 数値制御装置に機械制御のための操作情報を設定するた
   めの数値制御用機械操作盤において、選択しうる操作情
   報を格納するメモリと、該メモリに格納された操作情報
   を表示する表示装置と、該表示された操作情報を選択す
   るための選択手段とを含むことを特徴とする数値制御用
   機械操作盤。