JPS591796A - 塗被紙用バインダ− - Google Patents

塗被紙用バインダ−

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JPS591796A
JPS591796A JP57104861A JP10486182A JPS591796A JP S591796 A JPS591796 A JP S591796A JP 57104861 A JP57104861 A JP 57104861A JP 10486182 A JP10486182 A JP 10486182A JP S591796 A JPS591796 A JP S591796A
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JP
Japan
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parts
binder
aqueous solution
paper
weight
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JP57104861A
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English (en)
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栄一 吉田
多胡 進
今村 州男
山口 哲彦
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塗被紙用バインダーに関する、さらにくわしく
は、 A)ポリビニルアルコール10〜60重t%とB)アク
リルアミド、メタアクリルアミド、一般式(1)、(I
t)及び佃)で表わされるビニル単量体の少なくとも一
種40〜90重量係とのグラフト共重合体及び架橋剤の
水溶液からなる塗被紙用バインダー 一般式(1)     R,R,:H又はCH3CH2
=C−CN 1〜3個の水酸基を持ち、そのうち1個がハロゲン原子
で置換されていても、C1〜4のアルキル基まだは01
〜4のヒドロキシアルキル基でエーテル結合していても
、また水酸基の脱水による環状エーテル結合していても
かまわないC1〜4のヒドロキシアルキル基、または+
−CH2CH20+VR4、R4: )1又はCH3,
nl−25を提供せんとするものである。
近年、磁気記録方式、感熱記録方式の開発、実用化が盛
んに進められており、中でも感熱記録方式は、(1)−
次発色であるだめ現像工程が不要、(IT)装置の組立
、保守が容易、(1)感熱記録シートは普通紙に近い感
触でコストも比較的安価、である等の特長があり、この
だめコンピューターのアウトプノ]・、電卓などのプリ
ンタ一部分、医療計測機のレコーダ一部分、ファクシミ
リ、自動券売機、感熱複写分野等で実用化がなされてい
る。この磁気記録方式や感熱記録方式に用いられる磁気
記録紙、感熱記録紙は、通常、アー]・紙やコート紙等
の所謂一般的な塗工紙と同様な方法で製造される。即ち
、アート紙、コート紙等の製造に於いては、ロール状、
シート状の原紙に硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カル
シウム、サテンホワイト、クレー、カオリン等の無機系
顔料をカゼイン、テンプン或は合成ラテックス等各種バ
インダーと共に水に分散した塗工液を用イ湾塗布し、次
いで乾燥する。更にスーパーカレンダー等の機械的な処
理が施される。これらバインダーは一般に上記顔料を塗
工液中に均一に分散させる機能も併せ持っているのが普
通であるが、別途分散剤を用いる場合もある。同様に、
磁気記録紙に於いはγ−酸化鉄等の磁性材料を、寸だ、
感熱記録紙に於いてはロイコラクトン化合物、スピロピ
ラン化合物等のロイコ染料系発色成分とフェノ−プレ化
合物。
有機酸等の反応剤を、それぞれバインダーと共に均一に
水に分散した塗工液を紙基質(木材パルプ紙の他合成パ
ルプ紙1合成紙も含む。)に塗布することにより得られ
る。
これらアート紙やコート紙等の一般的な塗工紙及び磁気
記録紙、感熱記録紙等各種の塗被紙用バインダーとして
は、顔料、染料、磁性粉その他各種の添加物等の塗工物
の分散性、接着性が良く、均資且つ強い塗膜が得られる
こと、耐水性が良好であること、粘度安定性が良く、作
業性に優れていること、経済的に安価であること等の諸
要件を満たすものであることが望まれるが、更に前述の
ロイコ染料系の感熱記録紙用バインダーとしては熱応答
性が良好で、かぶりや熱ヘツド融着、熱ヘツド劣化等を
招かないものであることが要求される。
従来、公知の塗被紙用バインダーとしては、例エバ、ポ
リビニルアルコール、でんぷん、及びその変性物、カゼ
イン、ゼラチン、犬ヴ蛋白カルボキノメチルセルロース
、アラビアガム、メチルセルロース、ヒドロキ7エチル
セルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリルアミ
ド、ポリアクリル酸ソーダ、スチレン−無水マレイン酸
共重合体アルカリ変性物などの水溶性物質やスチレン・
ブタジェン共重合体、スチレン・ブタジェン・アクリロ
ニトリル共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、塩化
ビニリチン・アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニリ
チン・アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル・
アクリル酸エステル共重合体、ポリウレタン樹脂、塩素
化ポリプロピレン樹脂、ブタジェン・アクリロニトリル
共重合体、酢酸ビニル樹脂などの水性エマルジョン等が
知られている。
しかし、上記の如き水溶性物質ではスチレン−無水マレ
イン酸アルカリ変性物を除き耐水性が乏しく、そのため
通常は耐水化剤が併用されるが、たとえば、ポリビニル
アルコールのように、耐水化剤としてポリアルデヒドを
併用しても、耐水性は高い反面、発泡等による作業性の
悪さ、地肌の白色性の乏しさなど種々の難点があ9実用
的に必ずしも満足すべき結果は得難い。一方、スチレン
−無水マレイン酸アルカリ変性物は耐水性の点では良好
な結果が得られるが、前述の感熱記録紙用バインダーと
して用いた場合、熱ヘツド劣化を招き易い欠点がある。
また、合成樹脂系の水性エマルジョンに於いても同じよ
うに、耐水性は高い反面、地肌かぶりを生じたり、熱ヘ
ツド融着を招くなどの欠点があり、いずれも実用上充分
なものとは言い難い。
本発明者らは塗被紙用バインダーとして前記の9件を満
足し、特に、ロイコ染料系の感熱記録紙用として実用的
に優れたバインダーの開発を目的として種々検討の結果
、ポリビニルアルコールとアクリルアミド等のある種の
アクリル系単量体とのグラフト共重合体及び架橋剤の水
溶液を用いることによυ所期の目的を達成し得ることを
見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の塗被紙用バインダーに於けるベースとなる重合
物は栓型合体成分としてA)ポリビニルアルコール10
〜90重量係とグラフト共重合成分としてB)アクリル
アミド、メタアクリルアミド、一般式(I)、(「)、
及び(III)で表わされるビニル単量体の少なくとも
一種10〜90重量を含む水溶性のグラフト共重合体で
ある。
一般式(1)は   R1 CH2−c−CN CH2=C−CONHCHOH 一般式(III)は   R1 CH2−1C−COOR3 R3、R2はHまだはCH3、R3はHXC。
〜4のアルキル基、1−3個の水酸基を持ち、そのうち
1個がハロゲン原子で置換されていても、C5〜4のア
ルキル基または01〜4のヒドロキシアルキル基でエー
テル結合していても、また水酸基の脱水による環状エー
テル結合していてもかまわないC7〜4のヒドロキシア
ルキル基、まだは+CH2−CH2−〇+nR4(R4
:まだはCH3、nil〜25)である。
即ち、本発明者らは塗被紙用バインダーとして前記諸要
件を満足するためには、そのベースとなる重合物の性質
として紙との親和性を有し結合力が高いこと、更に水溶
性ではあるが、不必要に易溶性ではなく紙に塗布されて
乾燥後は水に溶は難いこと等が必要であるとの考えを基
本とし、更にポリビニルアルコールが、耐水化剤の併用
により前述のように、作業性の悪さ、地肌の白色性の乏
しさなどの欠点を除いては、紙との接着力が強く、耐水
性が高いなどの塗被紙用バインダーとして前記諸条件を
満足すること、他方、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ル酸またはポリメタアクリル酸エステル類及びこれら重
合物を構成する単量体の共重合物などはポリビニルアル
コールとは逆に作業性、地肌の白色性等は良好な反面、
耐水化剤を併用しても耐水性にやや欠ける面があること
を考慮して上記白成分を併せ持った重合体がそれぞれの
特長を有するとの考えにより、分子設計を行い、白成分
の混合物では相分離を起すことから、ポリビニルアルコ
ールを幹事合体としこれにアクリルアミドなどのアクリ
ル系単量体をグラフト共重合してポリビニルアルコ−゛
ル側鎖にアクリル系重合体鎖を導入することによシ、架
橋剤の併用による高耐水性を維持しながら更に良好な作
業性、地肌の白色性を併せ持たせてバインダーとしての
性能をより向上せしめたものである。
グラフトと共重合体のポリビニルアルコールとアクリル
系単量体との比は」−記性能を有しせしめる目的上前記
のように制限される。
本発明のグラフト共重合体の製造については特に制限は
ないか、通常はたとえばf記の如き方法により調製され
る。しかし勿論他の方法によって製造されたものであっ
ても良い。すなわち、重合開始剤として過酸化物を予め
加えだυ1シ騰もしくは、一定昌度に制御したA)成分
であるポリビニルアルコールの濃度が5〜35重%i 
%の水溶液中に、B)成分の単量体の濃度が50〜70
重量係の水溶液を1〜4時間位要して定ボ゛的に滴丁し
て反応させ、更に2〜4時間位熟成して反応を完結させ
る。A)成分水溶液とB)成分水溶液の濃度は反応によ
り得られるグラフト共重合体の濃度が25〜40重量係
となるよう調整することが好ましい。A)成分であるポ
リビニのものが望ましい。重合開始剤として用いられる
過酸化物は必ずしも制限はないが、通常は例えば、過酸
化水素、ターシャリープチルハイドロバ−オキサイド、
過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等の水溶性のもの
が好適である。重合開始剤の使用量については特に制限
はないが、通常は単量体に対して過酸化物01〜20重
量係程度用いるのが望ましい。重合温度についても特に
制限はないが、反応速度を高めること及び共重合体の単
量体組成分布を均一にする点から高いことが望ましく、
特に反応液の沸点が最も効果的であり、また冷却の必要
もないため好ましい。塗工液用ベース重合体として塗布
された紙上に形成された高分子皮膜が充分な強度を有す
るだめには重合体の分子量は高い方が良いが、一方、塗
工液自体としては余り高分子量では粘度が高く作業性が
乏しくなる。比較的皮膜強度が高く且作業性の良好な共
重合体液としてはたとえば常温10%水溶液粘度として
50へ・500CP程度が適当であり、グラフト共重合
体水溶液をこの範囲の粘度になるように調製するには、
栓型合体のポリビニルアルコールの重合度及び重合開始
剤の使用量は前記範囲内とする必要がある。
尚ポリビニルアルコールのケン化度は強い接着力を持つ
よう完全に近いもの、まだ仕込み時のポリビニルアルコ
ール水溶液及び単量体水溶液の濃度は重合の結果前られ
るグラフト共重合体水溶液の粘度を好適な範囲に調製し
、且つ重合速度を高め、適当な所要時間で重合を完結す
る観点から前記範囲が選ばれる。架橋剤の種類は水溶性
であり、且つ上記グラフト共重合物水溶液と混合したと
きに、水溶液と混合したときに、水溶液では長時間安定
であるが、紙上に塗布し、乾燥して、塗被層としたとき
には常温でも架橋反応が進み、高温では、短時間で架橋
反応が完結する特性を持つことが必要であるとの観点か
ら、グリオキザール、グルタルアルデヒド、ジアルデヒ
ド澱粉等のポリアルテヒド化合物が選ばれる。しかし、
これらの具体例は本発明を限定するものではない。上記
グラフト共重合物と架橋剤とが混合されると、双方が反
応して粘度が上昇するため、混合して調製された塗工液
は塗工時の作業性に好適な粘度範囲にある時間が限られ
るだめその可使時間内に使用する紙上に塗布されるのが
好ましい。グラフト共重合物と架橋剤との混合比は混合
塗工液の可使時間と紙上に塗布されて塗被層となったと
きの性能とのバランスから10/2〜10/7が好適で
あり、また混合塗工液の州及び上記グラフト共重合物と
架橋剤の濃度も同じ観点から、それぞれ6〜7.3〜I
O重量係が好適である。
本発明の塗被紙用バインダーは特にロイコ染料系の感熱
記録紙用に実用的に優れ、この使用では、発色剤成分、
顕色剤成分及び填料等の基紙への結合を強くする。発色
剤成分となる発色化合物は、ロイコラクトン化合物およ
びスピロピラン化合物でありその代表的なものは次の通
りである。但し、これらの具体例は本発明を限定するも
のではない。
発色成分は下記一般式(1)で示されるトリフェニルメ
タン系染料のロイコ体若しくは(旧式で示されるフルオ
ラン染料のロイコ体が一般的に単独又は組合せて使用で
きる。
Rx、Ry、Rzは水素、水酸基、ハロゲン、アルキル
基、ニトロ基、アミン基、ジアルキルアミン基、モノア
ルキルアミノ基、アリル基、Zは異部環を形成するに必
要な原子でO,、sを示す。
(1)式に属する化合物 3.3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)−−フタ
ライド3.3−ビス(トコθチルアミノフェニル)−6
ニアミノフタライド33−ビス(P−ジメチルアミノフ
ェニル)−6−二トロフタライド3.3−ビス(F’−
ジブチルアミノフェニル)−フタライド3.3−ビス(
P−ジメチルアミノフェノl/)−4,5,6,7−チ
トラクロロフタライド (II)式に属する化合物 3−ジメチルアミノー6−メトキンフルオラン7−アセ
トアミノ−3−ジメチルアミノフルオラン3−ジメチル
アミノ−57−シメチルフルオラン3−ジエチルアミン
−57−ジメチルフルオラン3.6−ピスーβ−メトキ
/エトキンフルオラン36−ビス−β−シアノエトキン
フルオラン捷た上記染料と反応して、発色させる顕色剤
成分は、フェノール化合物寸だは有機酸等が有効であり
以下に記述する物質は、常温で固体でありしかも50°
C以上で液化ないし気化する性質を有しているものり;
望ましい。
フェノール化合物としては、 4.4′−イソプロピリチンジフェノール(ビスフェノ
ールA)4−tert−ブチルフェノール 4−tert−オクチルフェノール 4−tert−アミルフェノール P−フェニルフェノール 2.2−ヒス(p−ヒドロオキシフェニル)ブタン22
−ビス(p−ヒドロオキシフェニル)インヘキサンステ
アリン酸、安息香酸、ザリチル酸、コノ・り酸および没
食子酸ならびにアクリル酸、メタアクリル酸、イタコン
酸等の有機酸’f’−1什体の単独重合オリゴマーまた
はそれ等のスチレン、アクリルアミド等との共重合オリ
ゴマーなどがあげられる。
以上に述べた発色剤成分及び顕色剤成分は単独又は必要
によっては2部以上を適宜混合して使用出来る。
填料としては炭酸カルシウム、タルク、酸化チタン、ク
レー、カオリン等の無機物及びポリスチレン等の合成樹
脂等があげられる。これらは単独又は2種以上混合して
使用出来る。
発色剤、顕色剤、及び填料とバインダーの混合重量比は
1:0.1〜1:0.3が適当であり、この比率よりバ
インダーが少なければ結着力が弱くなり、バインダーと
しての性能が失なわれ、まだバインダーが多ければ、発
色感度が低下する。
感熱塗被組成物を製造する上において前記の発色剤、顕
色剤、填料バインダーの他必要に応じ熱ヘツド融着防止
のためワックス等を加えることも出来る。
以上のように本発明は塗被紙用バインダーとして、特に
ロイコ染料系の感熱記録紙用バインダーとしてA)ポリ
ビニルアルコールとB)アクリルアミドなどのアクリル
系単量体の少なくとも1種との水溶性グラフト共重合物
の水溶液及び架橋剤とを使用して実用的に優れた塗被紙
を提供するもので、他の水溶性及び水分散性バインダー
との併用も可能であり、その応用範囲は広い。
以下に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 イ)バインダーベース重合体水溶液の製造方法攪拌器、
還流冷却器付きの反応器に、ケン化度99%、重合度が
1500のポリビニルアルコール35部を水170部に
溶解した水溶液を入れ、攪拌及び加熱して温度を沸点に
上昇させ、過酸化物074部を加え還流させた。これに
アクリルアミド89部、アクリロニド91616部及び
水89部を混合した坪量体水溶液を4時間で全量が滴下
されるような速度で滴下して反応させ、全量が滴下され
た後に4時間熟成させて反応を完結させた。このときの
共重合物の濃度は35重量ダとなるが、これを水で希釈
してグラフト共重合物の濃度が10重量%の水溶液に調
製し、20°Cの粘度が2001)IIであるバインダ
−ベース重合体水溶液を得だ。
口)感熱塗被液の調製 1)  クリスタルバイオレットラクトン4部、バイン
ダーベース重合体水溶液20部、水26部及び ■)ビスフェノールA16部、バインダーベース重合体
水溶液20部、炭酸力ルシウム3部、水11部からなる
液をそれぞれ別々にボールミルで3時間混合して分散液
とし、使用に際してはこれらと架橋剤としてグリオキザ
−ル20重量係水溶液10部とを合せて充分に攪拌して
混合し更にトリコタノールアミンによりpl−1を68
に調整して感熱塗被液(5)を侍だ。同様にI)  3
−ジメチルアミン−57−シメチルフルオラン4部、バ
インダーベース重合体水溶′e、20部、水26部、■
)P−フェニルフェノール16部、バインダーベース重
合体水溶液20部、タルク3部、水11部からなる分散
液及び架橋剤としてグリオキザール20重量%水溶液1
0部を混合し、b(を6.8に調整して感熱塗被液(B
)を得た。比較のため、バインダーベース重合体水溶液
として本発明の共重合体水溶液に代えてポリアクリル酸
アミドの10係水溶液(208Cの粘度450%()を
用いた他は全て上記感熱塗被液(7X)の調製と同様に
して感熱塗被液(C)を得だ。
ハ)記録紙の製造及び試験 口)で得た感熱塗被液A)、 B)及びC)をそれぞれ
60 g/m’の上質紙の表面にワイヤーバーを用いて
塗布し、乾燥及び常温で7日間硬化して付M量が40 
g/m2の感熱記録紙A)。
B)及びC)を得た。これらの感熱記録紙は1.30C
で印字するとマクベス濃度A : 0.86 。
B : 0.85 、 C: 0.86であっ/ζ。ま
た耐水性はA)及びB)については印字部を02gの水
滴に1分間露した後指でなぞっても印字部がはがれない
強度を示しだ。しかしC)Kついては同様の試験をしだ
とき印字部の7・り離が認められた。まだ塗布時の作業
性はいずれも良好であった。
実施例2〜6 以下に示す各種バインダー液についても同様組成にて同
様囚試験を行なったが、いずれも上記とほぼ同等の優れ
た性能を有することが認められた。
2)ケン化度99係、重合度が500のポリビー・ ニルアルコール 部のグラフト共重合物の10車量係水ml(温度2CI
”の粘度1 0 0 CP) 1 0 0部および20
重量%のグリオキザール水浴0.15部3)ケン化度9
9チ、重合度が500のポリビニルアルコール30部/
ケン化度が99%重合度が1500のポリビニルアルコ
ール30部/メチロールアクリルアミド20部/メタア
クリル酸コーヒドロキンプロピル20部のグラフト共重
合物の10重量%水溶液(温度20Cの粘度1 5 0
 Cl−’) 1 0 0部および20重量%のグルタ
ルアルデヒド水溶液20部 4)ケン化度が99%重合度が1500のポリビニルア
ルコール20部/アクリルアミド45度/メタアクリル
酸ヒドロキ7エチル5部のグラフト共重合物の10チ重
量水溶液(温度20Cの粘度1 8 0 CP) 1 
0 0部と20重量%のジアルデヒド澱粉水溶液15部 5)ケン化度が99%、重合度が1500のポリビニル
アルコール25部/アクリルアミド64部/アクリロニ
トリル11部のグラフト共重合物の10重量%水溶液3
3部とケン化度が99%、重合度が1500のポリビニ
ルアルコールの10重量%水溶液67部との混合液(温
度20Cの粘度2 8 0 CP)および20重量%の
グリオキザール水溶液20部 6)ケン化度が99係、重合度が500のポリビニルア
ルコール30部/アクリルアミド55部/メタアクリル
酸2−ヒドロキンプロビル10部/メタアクリル酸メチ
ル5部のグラフト共重合物の10重量%水溶液(温度2
0t?の粘度5 0 CP) 1 0 0部および20
重量%のグリオキザール水溶液20部 特許出願人  昭和電工株式会社 代理人 弁理士菊地精−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 A)ポリビニルアルコール10〜60重量係トB)゛ア
    クリルアミド、メタアクリルアミド、一般式(1)、(
    II)及び(IIIJで表わされるビニル単量体の少な
    くとも一種40〜90重量係とのグラフト共重合体及び
    架橋剤の水溶液からなる塗被紙用バインダー 一般式(1)     R,R1:H又はCH3cn2
    =c−CN 一般式(III)     R1R3:H,C1〜4の
    アルキル基CH2−C(100R3 1〜3個の水酸基を持ち、そのうち1個がハロゲン原子
    で置換されていても、01〜4のアルキル基または01
    〜4のヒドロキシアルキル基でエーテル結合していても
    、まだ水酸基の脱水による環状エーテル結合していても
    かまわないC4〜4のヒドロキシアルキル基、まだはC
    H2−CH2刊nR4R4:HまたはCH3、n:1−
    25
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