JPS59174700A - バタ−様脂肪およびその製造法 - Google Patents

バタ−様脂肪およびその製造法

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JPS59174700A
JPS59174700A JP59014566A JP1456684A JPS59174700A JP S59174700 A JPS59174700 A JP S59174700A JP 59014566 A JP59014566 A JP 59014566A JP 1456684 A JP1456684 A JP 1456684A JP S59174700 A JPS59174700 A JP S59174700A
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fat
weight
oil
acid residues
fatty acids
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JP59014566A
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ヤコブス・ニコラース・プロンク
マルチン・ソルタウ
テオフイル・ウイスケ
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Unilever NV
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Unilever NV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はショートニングおよびマーガリン又は低カロリ
ースプレッドのようなエマルジョンの製造に適する脂肪
およびそれらの製造方法に関する。
本発明は特にバタ一様性質を有し、ザラツキ性傾向の少
ない脂肪に関する。
バタ一様性質とは本明細書では実質的に天然パターのも
のに相当する可塑性および弾性であると理解される。こ
れらの性質および測定はDavies。
J、 C,のJ、 Dairy Re5eaSch 8
 、245(1937):Prentice、T、 H
,のThe Rhqology of Margari
nqand Cnmpoun6 CookingFat
s、 Part ■(Res。
Rep 37 )およびPart n  (Res、 
Rep、 69 )。
1956 、 The Br1tish FoOdMa
nufacturing■nd、 Res、 Ass、
に記載される。脂肪の可塑性は例えば約1000g/c
tr12のC−値を有する脂肪に7rrtn直径の棒を
ゆっくり挿入し、環形成度を測定することによジ評価す
ることができる。脂肪は又熟練パネルによジ官能性、可
視的外観および伸展性に関しパターに対する相似性につ
いて評価することもできる。
ザラツキ性とは本明細書では25°C位の高さの融点お
よび約30ミクロンを超える大きさを有するトリグリセ
ライド集合体の発生であると理解される。これらのトリ
グリセライド集合体は主としてトリグリセライドの混合
結晶から成り、これらは次の任意の組み合せ: POP
/PPO、PP010PO。
PO310PO、PO31080、POPloSO、5
O810PO。
MO8/○PO、5O81088、POP/5PO−、
SO8/PSO。
MPM、/PMP 、 MSM/SMS 、 CIQM
M/MrlloM 、 PPP/○PO、PPP/PP
O、PPP/POPを含む。記号中Pはパルミチン酸を
表わし、0はオレイン酸を表わし、Sはステアリン酸を
表わし、そしてMはミリスチン酸を表わす。
ザラツキ性傾向の少々いバタ一様脂肪混オロ物はザラツ
キし易い脂肪(1)と、好ましくは30〜701量%の
範囲のレベルでトランス配置の不飽和脂肪酸残基(AO
C8暫定方法CD l 4−.5にょジ測定)を含む有
効量のずラッキー阻止性脂肪(11)と全混合すること
により製造することができることが分った。
ザラツキし易い脂肪(1)は一般に次の要件を充足する
トリグリセライドから成る: (a)  0.2≦PUP : PPU <1.6、式
中、PUPは2個のパルミチン酸残基とシス配置の1個
のオレイン酸−又はリノール酸残基からの対称トリグリ
セライドのモル%濃度であり、 PPUは2個のパルミチン酸残基とシス配置の1個のオ
レイン酸−又はリノール酸残基がらの非対称トリグリセ
ライドのモル%濃度である。
(b)  Sa3 <(PUP + PPU ) = 
7、式中、SaはC□6〜c24飽和脂肪酸を表わし、
Uはシス配置のオレイン酸−又はリノール酸残基を表わ
し、 Sa3は6個の016〜24飽和脂肪酸残基がらのトリ
グリセライドのモル%濃度を表わし、そしてE’U’P
およびPPUは上記と同じ意味を有する。
ザラツキ性を示す脂肪(1)は本明細書で後に規定する
パルミチン酸残基に富む脂肪0ii)と、実質的にトラ
ンス−脂肪酸を含まないC111〜24不飾和脂肪酸を
有するか、又はトランス脂肪酸を少量から中程度のレベ
ル(例えば、約60重量%より少ない不飽和脂肪酸がト
ランス−配置にある)を有するトリグリセライドとをラ
ンダム エステル交換スることにより製造する。
PUP/PPU−トリグリセライドの比ヲ訓整するため
に、ランダム エステル交換および非−エステル交換脂
肪(1)の混合物を使用することもできる。
デラツキ性−阻止脂肪(II)は大豆油、ヒマワリ油、
ベニバナ油、落花生油、ナタネ油、米油、小麦胚芽油、
オリーブ油、トウモ、ロコシ油又はそれらの混合物のよ
うな液体油を、30〜70重量%O範囲のトランス配置
の不飽和脂肪酸残基のレベル(例えば、硫黄−被毒ニッ
ケル触媒を使用して入好ましくは45〜67重量%の範
囲のトランス脂肪酸レベルを得るに適する條件下で26
〜64℃の範囲の融点寸で水素添加することにより得た
脂肪である。
脂肪(11)の有効割合は大部分の場合、脂肪(1)に
対する脂肪(11)の比が0.01〜0.2に相当する
本発明による脂肪混和物は70〜99重量%の脂肪(1
1,1〜19重景%のす゛ラツキ性−阻止脂肪(11)
および少なくとも20重量%、好ましくは40重量%又
はそれ以上のリノール酸を含む非−水素添加植物液体油
の0〜20重量%から製造することが好ましい。各種成
分濃度の合計は100%である。
この液体油はコンシスチンシイ−および口内感覚の調整
に使用され、最終生成物の必須脂肪酸レベルを増加させ
る。
本発明によれば、デラツキ性を現す傾向の少ないバタ一
様脂肪の製造方法は、上記規定のデラツキし易い脂肪(
1)と、トランス−配位にある不ヤ和脂肪酸30〜70
重量%からのI・リグリセライドを含むヂラツキ性−阻
止脂肪(4)の有効量をランダム エステル交換するこ
とを含む。
本発明によるずラツキ性を現す傾向の少ない好ましいバ
タ一様脂肪は少なくとも20重t%の脂肪酸残基がパル
ミチン酸から成る脂肪(曲と、少なくとも60重量%の
脂肪酸残基が18〜24個の炭素原子の釧長全有し、6
0〜70重量%の脂肪酸残基はトランス配置にある脂肪
(++1 全ランダムエステル交換することにより製造
される。
エステル交換される混合物はパーム脂肪、綿実脂肪、コ
コアバター脂肪、ラード脂肪、タロー脂肪、ニシン脂肪
、パター脂肪および水素添加又は非水素添加形のこれら
脂肪の7ラクシヨンから成る群から選択された脂肪(i
it)およびトランス促進條件下で26〜67°C1好
ましくは28〜64℃の融点範囲まで水素添加した大豆
油、ヒマワリ油、落花生油、ナタネ油、米油、小麦胚芽
油、オリーブ油、綿笑油およびトウモロコシ油から成る
群から選択された別の脂肪全含むことが好ましい。この
混合物では最初の(パルミチン酸)脂肪は50〜90重
量%の範囲の割合で含まれることが好ましく、トランス
−脂肪は10〜50重t%の範囲の割合で含まれる。
本発明方法の好ましい態様によれば、エステル交換混合
物は16〜24個の炭素原子の鎖長を有する6個の飽和
脂肪酸からのトリグリセライドに富む高融点フラクショ
ンおよび6個の9和脂肪酸からのそのトリグリセライド
f、7重量%より少なく含む低融点オレイン フラクシ
ョンを得る條件下で分別される。
勿論エステル交換および非−エステル交換成分から成る
全脂肪混オロ物を分別し、6個の飽和脂肪酸からの高融
点トリグリセライドを除去することもできる。
ランダム エステル交換はアルカリ金属、それらの水酸
化物又はアルコキサイドのような標準的触媒を使用し、
実質的に無水條件、減圧(例えば、2rranHg)お
よび比較的高温(例えば、90〜110°C)を適用し
て行なうことができる。
分別はそれ自体既知の各種方法、例えば、乾燥分別(溶
媒を使用せずにンにより、湿式分別(有機溶媒を使用し
て)により、又は界面活性剤水溶液の使用を含む分別に
より行なうことができる。
分別および各種フラクションの分離は溶媒を使用せずに
28〜38℃、好ましくは30〜36°Cの範囲の温度
で行なうことが好ましい。
分別は最初に脂肪を45〜65℃に加熱し、次に攪拌し
ながら脂肪を好ましくは60〜66℃に冷却し、その温
度で脂肪を数時間保持し、その後低融点オレインフラク
ションから高融点フラクションの分離が行なわれる。
低融点オレインフラクション中の3個の飽和脂肪酸から
のトリグリセライド レベルは0〜7重量%、好ましく
は0〜4重t%の範囲にあるような條件下で分別を行な
うことは有用である。
得たオレインは本発明により単独で、又はバタ一様脂肪
混和物又はバタ一様エマルジョンとしてそれぞれ使用す
ることができる。
本発明による脂肪混和物は次の脂肪酸組成を特徴とする
: パルミテン酸:16〜46重量%、 ステアリン酸= 4〜12重量%、 トランス配置のCI6〜C24不9和脂肪酸=5〜35
]を量%、好ましくは7〜25重量%、C8〜14#和
脂肪酸二〇〜15重量%、好ましくは0〜10重量%、 脂肪酸の残部は実質的に全一シス不俸和C工。〜C24
脂肪酸から成り、脂肪酸の合引は100%である。
本発明による脂肪混和物は、 上記規定のPUPを5〜15モル%、 上記規定のPPUを5〜15モル%、 但し、PUP / PPU比は0.2〜1.6の範囲で
あることを條件とする、 3個の08−C249和脂肪酸からのトリグリセライド
を0〜5モル%、 シー不飽和C1B )ランス脂肪酸および1個のオレイ
ン酸又はリノール酸からのからのトリグリセライド′f
!:5〜20モル%、 1個のC工。〜C24鉋和脂肪酸およびリノール酸又は
オレイン酸から成る2個の同−又は異る脂肪酸からのト
リグリセライド全10〜25モル%、2個のC工。〜C
24飽オロ脂肪酸および1個の018トランス脂肪酸か
らのトリグリセライドおよび1個のC16−C24#!
和脂肪酸および2個のC工、トランス脂肪酸からのトリ
グリセライドを2〜10モル%、 を含むことを特徴とする。
ずラツキ性を現わす傾向が少なく、バタ一様性質を有す
る油中水型エマルジョン、特にマーガリンは本発明によ
り、上記方法により得ることのできる脂肪混和物を水性
相と乳化し、得たエマルジョンを冷却し、組織化処理し
、可塑性スズレッドを得ることにより製造することがで
きる。水性相はマーガリンに対し慣行的の、例えば乳化
剤、塩およびフレーバなどの添加物を含むことができる
油溶性添加物、例えばフレーバ付与化合物、ビタミンな
どは脂肪相に含ませることができる。一般にマーガリン
の脂肪相の割合はマーガリンに対する地方的法律要件に
よりエマルジョンの約75〜85N量%に変化する。別
法ではより高い割合の水性相は低脂肪スプレッドの製造
に採用することができ、これは脂肪を35重量%程度を
含むことができる。
エマルジョン、特にマーガリンhA、J、ρ。
AndersonおよびP、N、 Williamqに
よる「Margarine J 、 Pqrgamon
 PreSs 1965.246頁以下に記載の通例の
密閉式管状表面かきJf!ジ交換機で製造することがで
きる。英国特許第639.743号、第650,481
号および第765.870−号明細書に記載のボテータ
ー装置は特に適する。別法では、エマルジョンは英国特
許第1.215,868号明細書に記載の相転換方法に
より、又はAodersonおよびWilliamsに
よる上記書籍の通例の冷却ドラムにより製造することが
できる。
天然バターのコンシスチンシイ−を得るために、本発明
による脂肪混和物は次の脂肪固体プロフィル(J、A、
O,C,8,1971C48)、7頁、A、J。
HaightOnらによ、!7NMR−値として測定し
た)を有することが好ましい: N10=40〜6O N20 =  1 5〜3 0 N30”   0〜 7゜ 本発明は次側および表A%BおよびCで例示される。
例I 74重量%のパーム油、新しく沈澱させたNi−触媒を
使用して66℃の融点まで水素添加した21重量%の大
豆油および硫黄被毒N1触媒を使用して31℃の融点ま
で水素添加した5重量%の落花生油、そして0.01重
量%より少ない水を含む混合物を2 mm N9の真空
に保持しソジウム メトキサイドを0.1%存在させた
攪拌容器内で90℃でランダム エステル交換した。2
0分後、混合物は冷却し、真空を解除した。触媒は混合
物を水で洗滌することにより破壊し、次いで脂肪は乾燥
した。
エステル交換混合物の分別は最初に脂肪を約55℃に加
熱し、次に高融点フラクションから低融点液体オレイン
 7ラクシヨンの分離が行なゎれる温度の328Cに冷
却することにより溶媒をイ史用せずに行々つた。
マー lf ’) y ハ84重量%オレインおよび1
6重t%水性相から製造し評価した。ずラツキ性および
可塑性の点数は表Aに示す。
例■ 例Iを反復した。しかし、今回は70重量%のパーム油
および硫黄被毒N1触媒全使用して66℃の融点まで水
素添加した60%の大豆油〃1ら出発した。
マーガリンは84M量%オレインおよび16重量%、水
性相から製造し、評価した。ザラツキ性および可塑性の
点数は表Aに示す。
比較例■ 大豆油および落花生油両者の水素添加は新しく沈澱させ
たN1触媒を使用し、全脂肪生成物中のトランス脂肪酸
レベルを5重量%以下にする伸性で行なったことを除い
て例I’に反復した。マーガリンは84重量%オレイン
および16重量%水性相から製造した。
マーガリンに対する可塑性点数は4であった。
15°Cで6週貯蔵後にこれらのマーガリンに対するず
ラツキ性点数は5であった。
比較例■ 大豆油の水素添加は新しく沈澱させたN1触媒により全
脂肪生成物中のトランス脂肪酸レベルが5重量%以下に
なるような伸性下で行なったことを除いて例Nff1反
復した。マーガリンは84重量%のオレインおよび16
M量%の水性相から製造した。
これらのマーガリンに対する可塑性点数は4であり、こ
れらのマーガリンに対するザラツキ性点数は15℃で6
週貯蔵後に5であった。
例1 78M量%のパーム油および新しく沈澱させたNi触媒
により66℃の融点まで水素添加した22重量%の大豆
油、0.01%重量%より少ない水を含む混合物k 2
 mm N9の真空に保持し、0.1重量%のランダム
 メトキサイドを存在させた攪拌容器内で90℃でラン
ダム エステル交換した。
20分後混合物は冷却し、真空は解除した。触媒は混合
物金水で洗滌して破壊し、脂肪はその後乾燥した。
エステル交換混合物の分別は最初に脂肪を約55℃に加
熱し、次に高融点フラクションから低融点液体オレイン
 7ラクシヨンの分離が行なわれる温度の62℃に冷却
することにより溶媒を使用せずに行なった。
脂肪混和物は90重量%の低融点(オレイン)フラクシ
ョンおよび180℃で硫黄−被毒N1触媒’k O,2
重量%使用し55重量%のトランス脂肪酸レベル(AO
C8W定法Ccl i 4〜61)を得るために61℃
の融点まで水素添加した10重量%の高トランス落花生
油から製造した。
例■ 78M量%のパーム油および66℃の融点まで水素添加
した22重量%の大豆油の混合物から出発して例■の手
順を反復した。
分別は64℃で行なった。
脂肪混to物は90重j#%の低融点(オレイン)フラ
クションおよび61°Cの融点まで水素泳方pした10
重量%の高トランス落花生油から製造した。
例V 78重量%のパーム油および36℃の融点まで水素添加
した22重量%の大豆油の混合物から出発して例1の手
順を反復した。
分別は34℃で行なった。
脂肪混和物は85M量%の低融点(オレイン)フラクシ
ョンおよびIF4Ji%(D高トランy、  −3−タ
ネ油(m−p−二60°C)から製造した。
をエ 78重量%のパーム油および66℃の融点まで水素添加
した22重量%の大豆油の混合物75\ら出発して例I
の手順を反復した。
分別は34℃で行なった。
脂肪混オロ物は85重量%の低融点(オレイン)フラク
ションおよび62℃の融点まで水素泳方1] した15
重量%の大豆油から製造した。
マーガリンは例■〜■で得た各種脂肪混オU物75\ら
出発して製造した。各種マーガリンのヂラツキ性および
可塑性の評価は表Bに示す。
例■ 78重量%のパーム油および新しく沈澱させたN1触媒
により36℃の融点まで水素添加した22重t%の大豆
油から出発して例酊の手順を反復した。
脂肪混和物は82重量%の低融点(オレイン)フラクシ
ョン、61℃の融点まで水素添加した10重重量の高ト
ランス落花生油および8重量%の非−水素添加ヒマワリ
油から製造した。
62°Cの分別温度で得たオレイン フラクションのS
a3含量は6.5モル%であった。高トランス落花生油
(阻止剤)のトランス含量は55重量%であった。
NMR−値で表わした脂肪混和物の脂肪固体プロフィル
は: IqlO= 42−5、N20 = 1 6.5、N3
0 = 2.9、N35 = 0.1であった。
この脂肪混和物から製造したマーガリンのずラソキ性点
数は、15°Cで(6週の貯蔵後)2であり、可塑性点
数は6.7であった。
脂肪混和物の脂肪酸組成およびトリグリセライド組成は
表Cに示す。
例■ 70重量%のパーム油およびトランス−促進条件下で水
素添加した60重量%の大豆油の混合物金側I記載のよ
うにランダム エステル交換シた。
エステル交換混合物は62°Cで高融点ステアリンおよ
び低融点オレインに分別した。92重量%のこのオレイ
ンは8TL量%の非−水素添加ヒマワリ油と混合し、マ
ーガリン脂肪混和物を得た。
脂肪酸組成およびトリグリセライド組成は表Cに示す。
脂肪混和物から製造したマーガリンのずラツキ性点数は
15℃で(6週貯蔵後)2.5であり、可塑性点数は3
.5であった。
(注)デラッキ性点数(15℃で最高6週貯蔵期間1 5=非常に高いずラッキ性を現わす 4=高いずラッキ性を現わす 6=許容しうるずラッキ性を現わす 2=僅かに認めうる程度のずラッキ性を現わす 1=はとんど又は全くずラッキ性を示さない 可塑性点数 5−;天然バターと同じ 4=天然バターとほとんど同じ 3=良好な可塑性 2=平均以下 1=可塑性悪し 表   C P=パルミチン酸 U−オレイン酸又はリノール酸(シス−配位)H= C
8〜C2’を飽和脂肪酸 E=エライジン酸 第1頁の続き 優先権主張 @1983年1月31日■イギリス(GB
)■8302575 @1983年2月4日■イギリス (GB)[有]8303099 0発 明 者 チオフィル・ライスケ ドイツ連邦共和国ハンブルグ61 ポールーソルゲーストラーセ62 エイ 手続補正書(峠) 昭和59年 6月//日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和59 年特許願第14566 号 2、発明の名称 バタ一様脂肪およびその製造法 3、補iEをする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和  年  月  日 6、補正により増加する発明の数 7、補作の対象 明細書 8、補正の内容  別紙のとおり 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ずラツキ性を現わす傾向の少ないバタ一様脂肪で
    あって、 ′16〜48重景%の範囲のパルミチン酸残基、4〜1
    2重量%の範囲のステアリン酸残基、5〜65重量%範
    囲のトランス配置の016−〇24不飴和脂肪酸残基、 0〜15重量%範囲のC8〜C,、給料脂肪酸残基、脂
    肪酸残基の残部はC16〜C24全−シス不飴和脂肪酸
    残基から実質的に成ることを特徴とする、上記脂肪。 (2)  次のレベルのトリグリセライド:5〜15モ
    ル%のPUP 。 5〜15モル%のPPU 、但しPUP/ PPUの濃
    度比は0.2〜1.6の範囲であることを條件とする、
    0〜5モル%の6個の飽>OCS〜C24脂肪酸からの
    トリグリセライド、 5〜20モル%の1個のCよ6〜C24飽和脂肪酸、1
    個のモノ−又はジー不飽和C18トラ/ス脂肪酸および
    1個のオレイン酸又はリノール酸から−のトリグリセラ
    イド、 10〜25モル%の1個のC16〜C24旋和脂肪酸お
    よびリノール酸又はオレイン酸から成る2個の同−又は
    異る脂肪酸からのトリグリセライド、2〜10モル%の
    2個のCよ6〜C24飽オロ脂肪酸および1個のC18
    −トランス脂肪酸からのトリグリセライドおよび1個の
    0□6〜C24飽和脂肪酸および2個のCよ。−トラン
    ス脂肪酸からのトリグリセライド、 (上記において、 PUPは2個のパルミチン酸残基−
    およびシス−配置の1個のオレイン酸又はリノール酸残
    基からの対称トリグリセライドでアリ、ppu Id 
    2 個のパルミチン酸残基およびシス−配置の1個のオ
    レイン酸又はリノール酸残基からの非対称トリグリセラ
    イドである)を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の脂肪。 (3)  ずラツキ性を現わし易い脂肪(1)に、トラ
    ンス−配置の不飽和脂肪酸からのトリグリセライドから
    実質的に成るザラツキ阻止性脂肪(11)の有効量の使
    用。 (4)脂肪(1)は次の要件: (a)  0.2 <PUP : PPU <1.6、
    式中、PUPおよびPPUは特許請求の範囲第2項に規
    定のトリグリセライドのモル%濃度を表わし、 (b)  Sa3 〈(PUP 十PPU ) −7、
    式中、SaはC16〜C24砂和脂肪酸を表わし、Uは
    シス−配置のオレイン酸又はリノール酸残基を表わし、 Sa3は6個の飽和C工。〜C24脂肪酸からのトリグ
    リセライドのモル%mtx−+表わし、そしてPUPお
    よびPPUは上記と同じ意味を有する全光足するトリグ
    リセライドの混合物から成る、特許請求の範囲第6項記
    載のずラツキ阻止性脂肪の使用。 (5)  ずラッキ阻止性脂肪(11)は26〜34℃
    の範囲の融点まで、30〜70重量%の範囲のトランス
    −配置の不飽和脂肪酸残基金得るに適する條件下で油を
    水素添加することにより得た脂肪である、特許請求の範
    囲第6項記載のザラツキ阻止性脂肪の使用。 (6)トランス−配置の不飽和脂肪酸残基のレベルは4
    5〜67重量%の範囲である、特許請求の範囲第5項記
    載のずラツキ阻止性脂肪の使用。 (7)  脂肪(11)対脂肪(1)の比は0.01〜
    0.2の範囲である、特許請求の範囲第3項記載のザラ
    ツキ阻止性脂肪の使用。 (8)脂肪(1)は全脂肪混和物の70〜99重量%、
    脂肪(11)は1〜19M量%を構成し、残部は10°
    Cで実質的に固体脂肪を含凍す、少なくとも20重量%
    のリノール酸残基を含む油のO〜2ON量%から成る、
    特許請求の範囲第6項記載のザラツキ阻止性脂肪の使用
    。 (9)  ずラツキ性を現わす傾向の少ないバタ一様脂
    肪の製造方法において、特許請求の範囲第4項に規定し
    たデラツキ性を現わし易い脂肪(1)を、不飽和脂肪酸
    の30〜70重量%がトランス−配置にあるずラツキ阻
    止性脂肪(11)の有効量とランダムエステル交換する
    ことを特徴とする、上記方法。 0D  少なくとも20i量%の脂肪酸残基がパルミチ
    ン酸残基から成る脂肪(iii)は少なくとも60重量
    %の脂肪酸残基が18〜24個の炭素原子の鎖長f:有
    し、30〜70重量%の脂肪酸残基はトランス−配置に
    ある脂肪とランダム エステル交換する、特許請求の範
    囲第9項記載の方法。 (11)水素添加形又は非水素添加形のパーム油、綿実
    油、カカオ脂、ラード、タロー、ニシン脂肪、パター脂
    およびこれらの脂肪のクラクションから成る群から選択
    した脂肪(lli) 、および26〜676Cの範囲の
    融点まで水素添加した大豆油、ヒマワリ油、落花生油、
    ナタネ油、米油、小麦胚芽油、オリーブ油、綿実油およ
    びトウモロコシ油から成る群から選択した脂肪(11)
    の混合物をランダム エステル交換することを含む、特
    許請求の範囲第10項記載の方法。 (+21  少なくとも20重量%の脂肪酸残基はパル
    ミチン酸から成る脂肪(面の50〜90重景%およびト
    ランス脂肪酸に富む脂肪(11)の10〜50重量%の
    混合物をランダム エステル交換する、特許請求の範囲
    第10項記載の方法。 (13)、16〜24個の炭素原子の鎖長を有する3個
    の飽和脂肪酸からのトリグリセライドの豊富な高融点7
    ラクシヨンおよび3個の飽和脂肪酸からのトリグリセラ
    イドを7重量%よジ少なく含む低融点オレインフラクシ
    ョンを得るに適する條件下でエステル交換混合物を分別
    することを含む、特許請求の範囲第10項記載の方法。 αa 分別は28〜68℃の範囲の温度で溶媒を使用せ
    ずに行なう、特許請求の範囲第13項記載の方法。 (15)  rラツキ性を現わす傾向の少ないパタ一様
    油中水型エマルジョン スプレッドの製造方法において
    、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の脂肪、又は
    特許請求の範囲第9項から第14項のいずれか1項に従
    って製造した脂肪を水性相に乳化し、得たエマルジョン
    を冷却し、組織化処理し、可塑性油中水型エマルジョン
     スプレッドを得ることを特徴とする、上記方法。 (16)特許請求の範囲第1項又は第2項記載の脂肪、
    又は特許請求の範囲第9項から第14項のいずれか1項
    に従って製造した脂肪を含む油中水型エマルジョン ス
    プレッド。
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