JPS59171873A - 布線検査装置用アダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｔａ）　　発明の技術分野 本発明は印刷回路を形成したプリント板等２人量の布線
をした実装回路の布線検査装置に係り。

さらに詳しくは該布線検査装置と被検査体とを電気的に
接続するアダプタに関する。

（ｂ）　　技術の背景 電子機器の構成にプリント板が盛んに用いられているの
は周知の通りである。プリン１〜板の実装に使用される
電子部品もプリント板自体も１肢しい品質管理のもとで
製作されてその信頼性は相当向上してはいるが、なお最
終製品たる該電子機器製造者からの厳しい品質要求に対
応する努力の一環としてプリント板製作の最終工程で厳
重な布線検査が行われている。

（Ｃ１従来技術と問題点 プリント板等の布線検査に於いては被検査体であるプリ
ント板に形成された印刷回路を所定の順序と方法に従っ
て順次に試験するのであるから。

該印刷回路の各試験点に検査機本体よりの入出力手段と
してはプローブを一々試験点に接触させて検査機本体に
接続することが必要である。

第１図は従来より使用されている前記布線検査装置のア
ダプタの一例を概念的に示す斜視図である。

検査機本体１からの配線は一旦コ不りタ板２のコネクタ
３に接続され、そこから両端にコネクタ４．５を備えた
ケーブル線６でアダプタ７のコネクタ板８上に配設した
コネクタ９に接続する。該コネクタ９の端子は個別に電
気導線１ｏでプローブ板１１に植設されたプローブ１２
の接触点とは反対側にある端子に接続される。

前記プローブ１２ば第２図の断面図に示すような構造を
している。プローブ】２は被検査体１３の試験点にその
先端で接触する可動部１４とこれを弾性的に付勢する微
小なばね１５および固定部１６より構成されている。可
動部１４は金属製で同じく金属製の固定部１６に嵌合す
る精密な金属スリーブ１７の中を滑動して」二下に滑ら
かに移動することが出来る。

従ってプローブ１２の先端を被検査体１３の試験点に接
触させである程度押し込むことにより、プローブ１２の
可動部１４は後退しである接触圧で前記の試験点に接触
するので、有害な接触抵抗の発生を避けることが出来る
。

さて１以上の構造の従来のアダプタでは被検査体１３の
型格の変わる度にコネクタ板９およびプローブ板１１を
交換しなければならなかった。その交換作業の工数が大
きい上に、多種のプローブ板１１を用意せねばならず、
さらにコネクタの誤接続等の問題が随伴し、その準備と
交換の費用もずくなからず、適切な対策が望まれていた
。

（ｄｌ　　発明の目的 本発明は前述の点に鑑みなされたもので、さらに構成が
簡単で使用法も容易な改善された構造の布線検査装置の
アダプタを提供しようとするものである。

（ｅ）　　発明の構成 上記の考案の目的は、布線検査に際し３片面に格子状に
配設された複数の接極子を有し他の面にそれぞれ該接極
子と１対１に対応して電気的に接続したプローブを有す
るプローブ板と、該プローブ板に対応して格子状に配設
されかつ検査機本体の出力端子と電気的に接続された接
極子を片面に有する接極板と、絶縁性薄板より形成され
所定の小孔群を有して被検査体の機種に応じて前記被検
査体の試験点と電気的に選択して接続を可能にするマス
ク板と、厚さ方向に導電性を有する導電ゴムコネクタ板
とにより構成された布線検査装置アダプタを使用して、
被検査体の所定の試験点に前記プローブで接触して前記
被検査体と検査機本体とを電気的に接続することで容易
に達成される。

（ｆ）　　発明の実施例 以下本発明の実施例につき図面を参照して説明する。第
３図は本発明に基づくアダプタの一実施例を示す要部断
面図である。

第３図に示すように、布線検査を受ける被検査体１３の
試験点に接触するプローブ１２はプローブ板１８の上面
に格子状に植設されており、各プローブ１２の固定部１
６は第３図の断面図に示すように、絶縁体を材料とする
プローブ板１８を貫通して反対面に僅かの突起のある接
極面１２ａを形成している。

一方、布線検査装置の検査機本体１例の入出力端子は接
極板１９に前記のプローブ板１８」二の接極子１２ａに
１文ｉ１］で対応して矢張り格子状に配設された接極子
２０の端子部２０ａに接続されている。接極子２０には
その端子部２０ａとは反対側の端に接極面２０ｂが形成
されており、該接極面２０ｂは前記の接極面１２ａと同
様に僅かに接極板１９の表面より突起している。

次ぎに、厚さの方向にのみ電気伝導が可能な導電ゴム板
２１を用意し、前記のプローブ板１８と接極板１９の接
極面を配設した面同志を対向させて、その間に導電ゴム
板２１を挾んで重ねあわせる。

導電ゴムコネクタ板２１は周知のように１絶縁体のゴム
板の中に金属粉や炭素粉等を混合した導電部を形成した
もので、この場合にば該４電部は糸状に該導電ゴムコネ
クタ板２１の表から裏に多数が貫通した構造をもってい
る。その糸状の導電部は互いに導電ゴムコネクタ板２１
のヘースとなっている絶縁性のゴムにより電気的に絶縁
されており。

該導電部のピンチは前記の接極面の配設ピッチより十分
小さく採ってあり１通常０．２〜０．４ｍｍ程度である
。従ってプローブ板１８と接極板１９に力を加えて互い
に圧着すると両接極面１２ａ、２０ｂは導電ゴムコネク
タ板２１の導電部に接触しである程度めり込むので１位
置対応しているプローブ１２と接極子２０とは導通ずる
ことが出来る。即ち、プローブ１２は検査機本体１に接
続されたことになる。

この際、上述したように、プローブ１２あるいは接極子
２０の配設ピッチに比べて導電ゴム板２１の導電部のピ
ッチは十分に小さい、即ち、高い位置上の分解能を有す
る関係上、導電ゴムコネクタ板２］のプローブ板１８に
対する位置合わせを特に必要としないという利点がある
。

以上に述べたような機構で、検査機本体１と被検査体１
３の当該試験点とをプローブ１２を介して電気的に接続
出来るわけであるが、該電気的接続は被検査体１３の試
験点に接触するものに限る必要がある。被検査体１３例
えばプリント板の型格毎に試験点の数と分布位置は異な
るので、当然上記の被検査体１３の型格毎に電気的接続
回路を選択せねばならない。検査機本体１の駆動プログ
ラムにより選択することも可能であるが相当複雑なプロ
グラムとなる。そこで、第４図に示すように絶縁性の群
を有するマスク２２を、プローブ板１８と接極板］９の
間に位置合ねせをして挿入することで、簡単に電気的接
続回路の選択が出来る。

従って、被検査体１３の型格が変わる度に当該マスク２
２を交換してやるだけでよいがら３本発明による布線検
査装置は高い汎用性があり、かつ型格変更にはきわめて
容易、正確に対応出来るという特徴がある。

（ｇ＋　　発明の効果 以上の説明から明らかなように２本発明に基づく布線検
査装置には、従来のような検査機本体１と被検査体１３
を結ぶコネクタ接続やケーブル線を必要とせず、その設
備費の削減、誤接続による問題の回避、設備の要する空
間の圧縮等の利点がある上、布線検査装置の取り扱いが
簡単となるから。

布線検査作業の工数も節約出来、布線検査の信頼性を高
めるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来より使用されている布線検査装置の一例を
概念的に示す斜視図、第２図はプローブの構造を説明す
るための断面図、第３図は本発明に基づく布線検査装置
の一実施例を示す断面図。 第４図はプローブの電気的接続を選択する為に使用する
マスクの一実施例を示す平面図である。 図において、１は検査機本体、２はコネクタ板。 ３．４．５．９はコネクタ、６はケーブル線、７はアダ
プタ、８はコネクタ板、１０は電気導線、　ＩＬ　１８
はプローブ板、１２はプローブ、１３は被検査体、１９
は接極板、２０は接極子、２１は導電ゴムコネクタ板。 ２２はマスクをそれぞれ示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリント板等の布線状態を検査する布線検査装置におい
   て２片面に格子状に配設された複数の接極子ををし他の
   面にそれぞれ該接極子と１対１に対応して電気的に接続
   するプローブを有するプローブ板と、該プローブ板に対
   応して格子状に配設されかつ検査機本体の出力端子と電
   気的に接続された接極子を片面に有する接極板と、絶縁
   性薄板より形成され所定の小孔群を有して被検査体の機
   種に応して上記被検査体の試験点と電気的に選択して接
   続を可能にするマスク板と、厚さ方向に導電性を有する
   導電ゴムコネクタ坂とにより構成され１被検査体の所定
   の試験点に前記プローブで接