JPS59165620A - 複合成形体の製造装置 - Google Patents

複合成形体の製造装置

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JPS59165620A
JPS59165620A JP58039640A JP3964083A JPS59165620A JP S59165620 A JPS59165620 A JP S59165620A JP 58039640 A JP58039640 A JP 58039640A JP 3964083 A JP3964083 A JP 3964083A JP S59165620 A JPS59165620 A JP S59165620A
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molding
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sheet
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は第1図a或は同図すのように、基体層1と表皮
材層2の2層、或は基体層lとクッション材等の中間材
層3と表皮材層2の3層の積層よりなる複合成形体Aの
製造装置に関する。
基体層lは硬質又は半硬質の合成樹脂、樹脂ビーズ発泡
体等である。表皮材層2は軟質の充実又は発泡肉質シー
ト、合成皮革、織布、編布、不織布等である。中間材層
3は合成樹脂発泡体、フェルト等である。
上記のような層構成の複合成形体Aは、例えば車両用内
装部品であるドアトリムボード・フロントシートバック
パネル・天井内張り板・インスツルメントパネル等、又
建築用各種内装材、家具、電気器具外装部材等に多く利
用されている。
而して従来の該複合成形体Aの製造方法としては各層一
体貼合せ板成形方式と、各層順次貼合せ方式とに大別す
ることができる。
前者の方式は予め各構成層1112、又は1・3・2を
一体に貼合せた積層平板を素材にしてこれを熱成形法(
真空成形・圧空成形・プラグ成形等)、プレス成形法等
により所要の形状に成形するものである。
後者の方式は基体層1についてその材料を適宜の手段で
所要の形状に成形加工し、その成形基体層1の表面形状
になられせて手作業的に表皮材層2、又は中間材層3次
いで表皮材層2を順次に、或は中間材層3と表皮材層2
を予め貼合せ処理したものを貼合せる。又は成形基体層
lの面を材料2又は3・2で縫い包み式に被覆処理して
製品を得るものである。
然しなから、前者の各層一体貼合せ板成形方式・素材板
の各構成層1・2、又はl・3・2が互いにその性質を
異にしているから、鎖板を熱成形法で成形する場合に於
ける板の熱軟化処理を全体均一良好に行うには高度の技
術・熟練、及び時間を要する、 成形を熱成形法で行うにしてもプレス成形法で行うにし
ても素材板の厚さが厚いものになるに従って成形形状が
全体に所謂あまいものになるを免れない、 トリミングで除去される材料量が多く、しかもそのトリ
ミング除去された材料は互いに材質の異なる材料層l・
2、又はl・3・2の一体物であるからこれを例えば再
溶融して原材料としてリサイクル利用することはほとん
どの場合不能であり、従って材料の利用率が低く製品コ
ストが高くなる、 成形品は外周縁部のトリミング処理までで最終製品とす
る場合も多いが、トリミングしただけでは切断面即ち複
合成形体Aの外周端面に各層の積層断面が露呈していて
外観体裁が悪い、各層がこの断面部からめくれて剥離を
生じ易い。
そこで切断面の隠蔽を必要とするものについてはトリミ
ングした成形体の線周囲に別生産のモール材を取付ける
ことにより切断面を隠蔽し最終製品とするのを一般とす
るが、モール材の取付処理に材料と手間を要しコスト高
となる。又成形体の縁がモール材で額縁的に縁取りされ
るから形態として好まれない場合が多い。
等の欠点がある。
一方後者の各層順次貼合せ方式は手作業が主となり生産
性が悪く、しかも複雑な凹凸面形状のものは中間材層3
・表皮材層2をその複雑凹凸面形状の基体層1面になら
って各部密着させて美麗に貼合せることが困難となるか
、或は不能となる欠点があり、比較的単純形状の物品を
少量製造する場合に限られる非能率的な手法である。
本発明は上記の鑑みて提案されたもので、各層順次貼合
せ方式に分類されるものであるが、真空成形法と、射出
成形法或は圧送成形法或は樹脂ビーズ発泡成形法とを組
合せた一連の連続プロセスにより、複雑な凹凸形状のも
のも設計形状通りに、材料ロス少なく能率的に量産する
ことができる、第1図示例のもののように複合成形体A
の外周端面を表皮材層2と連続的な薄肉の被覆層4で体
裁よく隠蔽して縁仕上げした形態の複合成形体も容易に
得ることができる、その他にも大きな特徴を有するこの
種の複合成形体の自動製造装置を提供することを目的と
する。
以下図に示した一実施例装置に基づいて具体的に説明す
る。
本例装置は基体層1についてこれを樹脂射出成形法によ
り造形し、表皮材層2はその裏面に予め中間材層として
合成樹脂発泡肉質クッションシート3を貼合せたものを
用いそれを真空形成し、上記成形基体層1と成形表皮材
M2+クッション材層3を嵌合的に密着接合させること
により複合成形体Aを得るように構成したものである。
第2図は装置の全体的な平面図、第3図は第3成形型を
進入させた状態の射出成形機構部分の一部縦断正面図、
第4図は第3成形型進退勤会回動機構部分の一部切欠き
側面図、第5図は材料シート加熱兼搬送機構部分の正面
図である。
本例装置は大きく分けて射出成形機構(横型)と、第3
成形型進退勤争回動機構と、材料シート加熱兼搬送機構
の3機構部からなる。
■ 射出成形機構(第2・3図) 5・6は目的複合成形体Aの基体層lを造形する樹脂射
出成形用の一対の第1及び第2成形型で、互いに型締め
したとき内部に基体層lに対応する空間形状のキャビテ
ィが構成される。本例は第1成形型5を基体層1の表側
面を成形する型とし、これを固定のグイプレート8に1
.っかりと取付は保持させである。第2成形型6は基体
層lの裏側面を成形する型とし、これを可動のグイプレ
ート9にしっかりと取付は保持させである。可動グイプ
レート9は上下左右4本の横方向タイバー10に支持さ
れ、油圧装置11のラム12の進退に伴いタイバー10
に沿って固定グイプレート8に対し前進駆動又は後退駆
動される。
即ち、後述する第3成形型としての真空成形型7が第1
及び第2成形型5・6の間から側方へ逃がされた状態に
於て可動グイプレート9が前進駆動されると固定グイプ
レート8側の第1成形型5に対して第2成形型6が突き
合されて再成形型5・6が型締め状態となる。逆に可動
グイプレート9が後退駆動されると型開き状態となる。
13は図に省略した樹脂射出(又は圧送)装置のノズル
部で、固定グイプレート8の嵌入孔に該プレート裏面側
から嵌入していて先端の樹脂射出孔が第1成形型5のス
プルー52に接続連通している。
51は第1成形型5の成形面、53は第2成形型との型
合せ面(突き合せ面)、54は第1成形型5の肉厚内に
埋設した冷却水管、61は第2成形型の成形面、62は
第1成形型5又は後述する第3成形型7との型合せ面、
63は第2成形型6に内蔵させたエジェクタピン、64
はそのピン進退用油圧ユニット(可動グイプレート進退
勤用ラム12内に配設)、65は第2r&形型6の肉厚
内に埋設した冷却水管である。
油圧装置11は図に省略した制御回路の型締め信号に基
づき可動グイプレート9を前進駆動し、第2成形型6が
第1成形型5又は後述する第3成形型7と型締め状態に
なったときそれを検知するセンサ(不図示、マイクロス
イッチ・光電センサ・タイマ回路等、以下同じ)の信号
により可動グイプレート9のそれ以上の前進駆動を停止
する。
又制御回路の型開き信号により可動グイプレート9を後
退駆動し、第2成形型6が所定の後退位置まで後退した
ときそれを検知するセンサ(不図示)の信号により可動
グイプレート9のそれ以上の後退駆動を停止する。
II  第3成形型進退勤・回動機構(第2・3・4図
) 7は表皮材層+クッション材層の貼合せシート材料2拳
3を成形処理する第3成形型としての真空成形型であり
、この第3成形型7は前記射出成形機構の型開きした第
1及び第2成形型5・6間の上下部に第2成形型6の進
退方向に直交させて横方向に配設した上下−対の案内レ
ール14・14間に、成形面71を第2成形型6側にし
て縦姿勢で摺動移動自由に保合保持させである。そして
進退ロッド装置15のロッド16が前進駆動されること
により押されて案内レール14・14に沿って型開き状
態の第1及び第2成形型5・6間に進入移動する。
逆に、ロッド16が後退駆動されることにより引かれて
型開き状態の第1及び第2成形型5・6間から側方へ後
退移動する。
進退ロッド装置15は長手にラック歯17を形成したロ
ッド16を軸受支柱18で長手方向にスライド移動自由
に支持させ、そのロッド16のラック歯17に正逆転モ
ータMlで駆動されるピニオン19を噛合せである。
20・21は上記第3成形型7の先端側面と後端側面の
各中央部に軸線一致させて一体に設けた外方突出軸で、
先端側軸20は前記上下の案内レール14・14間に係
合保持させたスライド移動支柱22の中央部に回転自由
に連結保持させ、後端側軸21は上記進退ロッド16の
先端部に回転自由に連結保持させである。23は後端側
軸21に固着した摩擦車、24は正逆転モータM2で駆
動される摩擦車である。
而してモータM1は制御回路の第3成形型前進信号に基
づき正転駆動してロッド16を前進動さl せる。これにより第3成形型7が案内レール14・14
に沿って型開き状態の第1及び第2成形型5・6間に進
入移動する。そしてその第3成形型7が第2成形型6と
丁度対向する位置まで前進移動したときそれを検知する
センサ(不図示)の信号によりモータMlの正転駆動即
ち第3成形型7の前進駆動が停止される。
又このモータMlは制御回路の第3成形型後退信号に基
づき逆転駆動してロッド16を後退勤させる。これによ
り第3成形型7が案内レール14・14に沿って第1及
び第2成形型5・6間から側方へ後退移動する。そして
第3成形型7は何れ案内レール14・14から抜は外れ
る(第2・4図2点鎖線示)と共に、該成形型7の後端
側軸21に固着した前記摩擦車23がモータM2側の摩
擦車24に押圧接触状態となる。第3成形型7がこの状
態になるまで後退勤したときそれを検知するセンサ(不
図示)によりモータMlの逆転駆動、即ち第3成形型7
の後退駆動が停止される。
モータM2は第3成形型7の上記後退勤停止後2 に制御回路の第3成形型例し回動信号に基づき正転駆動
して第3成形型7側の摩擦車23即ち軸21を第5図上
時計方向に回動駆動させる。これにより第3成形型7が
軸20・21を中心に時計方向に回動する。モして90
’回動して第3成形型7がストッパ部材25で受止めら
れたときそれを検知するセンサ(不図示)の信号により
モータM2の正転駆動が停止される。この第3成形型7
の90’回動により該成形型7は成形面71側が上向き
の略水平姿勢(第2・4・5図実線示姿勢)に変換保持
される。
又この姿勢状態時に制御回路の第3成形型起し回動信号
に基づきモータM2が逆転駆動すると、第3成形型7は
逆に反時計方向に90°逆回動駆動されストッパ部材2
6で受止められたときそれを検知するセンサ(不図示)
の信号によりモータM2の逆転駆動が停止される。この
第3成形型7の90’逆回動により該成形型7ははじめ
の縦姿勢に変換復帰する。
72は第3成形型7の第2成形型6との型合せ面、73
(第3図)は第3成形型7の成形面71及び型合せ面7
2に数多開口させた真空孔、74は型肉厚内に埋設した
冷却水管である。
■ 材料シート加熱兼搬送機構(第2中5図)27・2
7は上記第3成形型7の90°回動動作部の上方に左右
方向に配設した並行一対の水平レール、28は上面四隅
部に配設したコロ29を上記レール27・27に掛合さ
せてし〜ル27・27の下側に略水平に配設支持させた
、レール27・27に沿って左右方向に移動自由の材料
シート加熱盤取付は盤、30はその盤28の後辺中央部
に先端部を一体に結合させたラックバ−131はそのラ
ックバ−に噛合せたピニオンで、該ピニオンは正逆転モ
ータM3により回転駆動される。
ピニオン31が正転駆動されると盤28はラックバー3
0の前進動により押されてレール27・27に沿って第
2図上左方へ前進動する。又逆にピニオン31が逆転駆
動されると盤28はラックバー30の後退勤により引か
れてレール27φ27に沿って右方へ後退勤する。
32は上記盤28の上面略中央部に進退ロッド33を盤
28の下面側に突出させて下向きに配設した油圧ロッド
装置、34はその進退ロッド33の下端に上面略中央部
を連結して略水平に支持させた材料シート加熱盤、35
はその材料シート加熱盤の上面四隅部に立設し、夫々前
記取付は盤28の四隅部にあけた透孔に貫通嵌入させた
材料シート加熱盤上下動案内棒である。而して油圧ロッ
ド装置32の進退ロッド33を突出動させるとそれに伴
い材料シート加熱m34が下方に略水平姿勢で回動する
ことなく下降し、逆にロッド33を後退勤させると盤3
4は上昇動する。材料シート加熱盤34は材料シートと
略同大・同形の平面形状で、肉厚内に電気発熱体36・
スチームパイプ等の熱源を配設してあり、下面に数多の
真空吸引小孔37を形成しである。
38は第3成形型7の90°回動動作部の右方に配設し
た材料シート載置台で、この台上に材料シート即ち表皮
材層2とクッション材層3を予め貼合せてなるものをク
ッション材層3面側を上向5 きにして多数枚積載セットしである。
材料シート加熱盤34は常時は材料シート載置台38の
直上部をホームポジションとして待機位置している。こ
の状態に於て制御回路からシート材料保持信号が発せら
れると、盤34下面の各真空孔37が空気吸引状態にな
ると共に、油圧ロッド装置32がロッド下方突出方向に
駆動され盤34が下降動してその下面が台38上の積載
材料シートの上面に全面的に押圧密着する。この押圧密
着がセンサ(不図示)により検知されるとその信号によ
り油圧ロッド装置32がロッド後退勤方向に切換え駆動
され、盤34は上昇動する。このとき台38上の積載材
料シー)2−3の最上位のものが1枚だけ盤下面の真空
孔37の真空吸引力で盤下面に全面的に密着保持されて
持ち上げられる。
盤34がはじめの位置まで上昇して戻るとそれがセンサ
(不図示)により検知されその信号により油圧ロッド装
置32のロッド後退駆動が停止される。次いでモータM
3の正転駆動が開始され、I゛ 6 ラックパー30が前進動する。これにより盤34がレー
ル27・27に沿って左方へ前進移動する。その盤34
が第3成形型90°回動作動部に於て水平姿勢に変換保
持されている第3成形型7の直上部に到るとそれがセン
サ(不図示)により検知され、その信号によりモータM
3の正転駆動即ち盤34の前進駆動が停止される。
次いで油圧ロッド装置32がロッド下方突出方向に駆動
され盤34が下降動じ、盤下面に真空吸引保持されてい
る材料シート2・3が水平姿勢状態の第3成形型7の上
に押圧されかぶさった状態となり(第5図2点鎖線示)
、この時点で油圧ロッド装置32のロッド下降動即ち盤
34の下降動が停止される。
材料シート2・3は台38部に於て盤34の下面に真空
吸引密着保持されてから、上記第3成形型7にかぶさる
までの間に盤34で加熱されて各部均一に加熱軟化され
た状態となる。
盤34の上記下降動が停止するとその信号により、m3
4の各真空孔37による材料シートの真空吸引保持が解
除される、或は逆に各真空孔37がら空気吹出しがなさ
れる。又第3成形型7の各真空孔73が真空吸引状態と
なる。これにより材料シート2・3が第3成形型7によ
り真空酸形成は真空・圧空成形される。
次いで油圧ロッド装置32がロッド後退方向に駆動され
盤34ははじめの位置まで上昇し、次いでモータM3が
逆転駆動されラックパー30の後退勤によりはじめのレ
ール右端側のホームポジションへ戻される。
■ 製造プロセス (a)製造開始前の装置状態 第1及び第2成形型5・6は可動グイプレート9が後退
位置にあり互いに型開き状態に保持されている(第2図
)、第3成形型5は90°回動動作部に於て成形面71
が上向きの水平姿勢状態に保持されている(第2・4・
5図実線示状態)。
材料シート加熱盤34は材料シート載置台38の直上部
のホームポジションに後退待機している(第5図)。
(b)基体層1の成形 制御回路の型締め信号に基づき可動グイプレート9が前
進駆動されて第2成形型6が固定の第1成形型5に対し
て前進して突き合せ状態となり両型5・6が型締めされ
る。
次いで型締め終了信号により樹脂射出装置側からノズル
13・スプルー52を介して型締めされた型5・6内の
成形キャビティ内に溶融樹脂が射出され、基体層lが造
形される。
樹脂射出後、所定の冷却時間が経過すると制御回路の型
開き信号に基づき可動グイプレート9の後退駆動がなさ
れ成形基体層lは可動第2成形型6側に保持(第3図)
されて両型5・6の型開きがなされる。
(C)材料シートの真空成形 上記(b)項の基体層lの成形工程と並行して、制御回
路からのシート材料保持信号により材料シート加熱兼搬
送機構の作動が開始される。即ち前記■項で説明したよ
うに材料シート加熱盤34の積載材料シート上面への下
降→最上位シート材料9 2・3の真空吸引保持→水平姿勢状態の第3成形型たる
真空成形型7側への移動→鎖酸形型に対する材料シート
の適用がなされ、該適用材料シートが第3成形型7によ
り真空成形又は真空・圧空成形される。成形した材料シ
ートはそのまま第3成形型7面に吸引保持状態に保つ。
盤34はその後ホームポジションへ戻り移動する。
(d)成形基体層lと成形材料シート2・3の積層 材料シート加熱盤34が第3成形型7と干渉しない位置
まで戻り移動すると、第3成形型進退勤・回動機構の作
動が開始される。即ち前記11項で説明したように、制
御回路の第3成形型起し回動信号によりモータM2が逆
転駆動され、第3成形型が反時計方向に90°回動駆動
されて縦姿勢(第2・4・5図2点鎖線示姿勢)となる
。次いでモータM1の正転駆動が開始されてその縦姿勢
状態の第3成形型7が前進動して上下の案内レール14
・14間に進入・係合し、引続くモータMlの正転駆動
に基づくロッド16の前進動でレー0 ル14・14に沿って、前記(b)項の工程で既に基体
層lの成形を終了し型開きした第1及び第2成形型5・
6間に進入する。その進入は、第3成形型7が第2成形
型6と丁度対向する位置まで前進移動したときモータM
1の正転駆動が止められることにより停止する(第3図
)。
この第3成形型7の停止後可動グイプレート9即ち第2
成形型6が前進駆動されて第3成形型7に対して型締め
された状態となる。この第2成形型6の前進は該型6側
に保持された成形基体層lと、第3成形型7側に保持さ
れている成形材料シート2・3のクッション材層3とが
嵌合し適度に押圧されて密着化される程度までなされる
これにより成形基体層lと成形材料シート2・3とが一
体化し複合成形体Aとなる。基体層1とクッション材層
3の一体化は、予め材料シート2・3のクッション材層
3の自由面にホットメルト型或は溶剤型等の接着剤層を
形成しておくことにより良好になされる。又基体層lと
材料シート2・3の上記押圧積層時雨者は何れもかなり
の保有熱を有していることから接着剤を使用せず熱圧接
着で一体化させることも可能である。
次いで可動グイプレート9の後退勤がなされて第2成形
型6が第3成形型7から後退移動する。
このとき油圧ユニット64の駆動によりエジェクタピン
63の前進駆動がなされて該ピン63の先端部が第2成
形型6の成形面61から前方へ突出して成形面61から
成形基体層lが分離される。
従って複合成形体Aは第3成形型7側に保持される。エ
ジェクタピン63はその後後退駆動されて先端面が第2
成形型6の成形面61と路面−のはじめの後退状態に戻
る。
(e)複合成形体Aの取出し 上記第2成形型6の後退後、前記11項で説明したよう
にモータM1が逆転駆動されてロッド16が後退勤する
ことにより複合成形体Aを保持した第3成形型7が第1
及び第2成形型5・6間からレール14・14に沿って
側方へ後退移動し、何れレール14Φ14間から抜は出
て該型7側の摩擦車23がモータM2側の摩擦車24に
押圧接触した状態となって第3成形型7の後退移動が停
止する。次いでモータM2の正転駆動により該第3成形
型7は時計方向に90°回動され複合成形体Aを保持し
た成形面が上向きの略水平姿勢に変換保持される。そこ
で該第3成形型7に真空吸引保持されている複合成形体
を真空吸引保持を解除して取出す。この取出しもロボッ
ト機構で自動化することもできる。
以後上記(b)〜(e)を1サイクルとする工程が繰返
し実行されて複合成形体Aの自動連続製造がなされる。
(f)複合成形体Aの縁仕上げ 上記取出した複合成形体Aは第6図示のように成形体A
の外周縁部に表皮材層2とクッション材層3の貼合せシ
ート材の余分延長材料部分4aが残っている。そこでこ
の余分延長部分4aを基体層lの外周に沿ってトリミン
グ処理CI−CIL。
て製品Aとする。或はこの余分延長材料部分4aは第2
及び第3成形型6117の型締めにより両金型の突き合
せ面62・72間で圧迫されてかなり3 薄肉化しているから、基体層1の外周よりも大きくトリ
ミング処理C2−C2L、た後2点鎖線水のように基体
層lの裏面側に巻き込んで接着剤或は止め具で縁仕上げ
処理4する。
上記トリミング処理ct−ct、又はC2−C2は予め
第2及び第3成形型6・7の型締め突き合せ面62・7
2にトリミング用の切り刃と凹部を対向させて形成して
おくことにより上記両型6・7の型締めと同時に自動的
に行わせることもできる。
(g)変形例等 上記例は基体層lを樹脂の射出成形で造形したものであ
るが、第1成形型5を樹脂ビーズ発泡成形型にすること
により基体層1を樹脂ビーズ発泡成形体にした複合成形
体にすることもできる。第7図はその第1成形型5の例
を示すもので、55は第1成形型5の成形面51に開口
させた発泡性樹脂ビーズ導入管、56は成形面51に数
多開口させた蒸気・熱風等の熱気噴出用小孔である。即
ち該第1成形型5に対して第2成形型6を型締め4 した後、キャビディ内に導入管55から発泡性樹脂ビー
ズを導入充填し、次いでそのキャビディ内に小孔56か
ら熱気を噴出させることによりその熱によりキャビティ
内の発泡性樹脂ビーズを熱発泡させ全体に塊体化させる
ものである。
前記(f)項で説明した表皮材層2とクッション材層3
の余分延長材料部分4aの第2及び第3成形型6・7の
型締め力による圧迫薄肉化はこれをより効果的に行わせ
るために第2成形型6の型突き合せ面62又は/及び第
3成形型7の型突き合せ面72に上記材料部分4aを加
熱軟化させて圧迫による伸びを助長させるヒータH(第
3図)を配設しておくとよい。
又第3成形型7の型突き合せ面72に第8図示のように
かなり深さの深い環状凹溝部75を形成し、且つその凹
溝75の底部に真空小孔73を開口させることにより該
第3成形型7による表皮材層2とクッション材層3の貼
り合せ材料シートの真空成形時にその材料の余分材料部
分4aを上記凹溝75内に引き込んで真空成形処理する
ことにより薄肉に引き延ばすようにしてもよい。
第1図aのように基体層lと表皮材層2の2層構成の複
合成形体Aの場合は第3成形型7により表皮材層2を真
空成形処理し、他は上記と同様のプロセスに従えばよい
第1図すのように基体層1争中間材層3・表皮材層2の
三層構成の複合成形体Aの場合に於て上記例のように表
皮材層2として予めその裏面に中間材層を貼り合せたも
のを用いなくとも、表皮材層2は第3成形型7で真空成
形し、第9図示のようにその表皮材層2を保持した第3
成形型7に対して、成形基体層lを保持した第2成形型
6を型締めする前にその両型6・7間に予めホットメル
ト型等の接着剤層を表裏両面に施し且つ適当に加熱軟化
処理した中間材層用シート材料3を導入してから型締め
することによりその中間材層用シート材料を基体層1と
表皮材層2間にサンドイッチにプレスして挾み込ませる
ことにより3層1φ3・2を一体に積層させるようにし
てもよい。或は第9図示のように第1及び第2成形型5
・6にょる基体層1の成形時その成形基体層の肉厚を貫
通して真空小孔lを形成する、突出管ピン66争進退プ
レート67・プレート進退用油圧ユニット68・68等
からなる突出管ピン機構を第2成形型6及びラム12内
に内蔵させ基体層1としてその外面に真空孔l・lを形
成した形態のものを造形する。そして第9図示のように
第2及び第3成形型6・7との間に導入した熱軟化状態
の中間材層用シート材料3を基体層1に形成された真空
小孔1・lにより基体層1に真空成形して密着化させ、
次いで第2成形型6を第3成形型7に対して型締め移動
させて中間材層3と第3成形型7側の表皮材層2とを抑
圧密着させて3層1・3会2を全体一体化させるように
してもよい。
以上本発明は、 (1)複合成形体Aの各構成層たる基体層1及び表皮材
層2(又は表皮材層2+中間材層3)、或は基体層1、
中間材層3、表皮材層2を別々に所要形状に成形しそれ
等を嵌合的に積層一体化して目的成形体を得るものであ
るから、複雑な凹凸形状7 品でも全体の成形形状に所謂あまさのない、ハイライト
部のシャープな所定の設計通りの成形体を製造すること
ができる。
(2)基体層lは所謂トリミングロスはなく、基体層l
と表皮材層2の2層積層構成の成形体の場合はトリミン
グで除去した表皮材層2は単一材料であり、従ってそれ
が熱可塑性樹脂であれば再溶融して再利用することがで
き無駄とはならず省資源できる。又表皮材層2と中間材
層3の貼合せシートの場合も両者を同系の熱可塑性樹脂
にすることにより再溶融して再利用できる。
(3)成形体周囲の肉厚端面を表皮材層2と一連の薄肉
の延長材料片4aで隠蔽して縁仕上げ4した体裁のよい
成形体Aも容易に製造することができる。
(4)第1・第2・第3成形型の開閉動又は位置移動を
前記のように関係的にシーケンス制御して前記(b)〜
 (e)の工程を1サイクルとして連続自動化させたか
らこの種の複合成形体を能率的に量産することができる
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは夫々複合成形体の層構成を示す断面図
、第2図は本発明の一実施例装置の全体的な平面図、第
3図は第3成形型を進入させた状態の射出成形機構部分
の一部縦断正面図、第4図は第3成形型の進退動Φ回動
機構部分の一部切欠き側面図、第5図は材料シート加熱
兼搬送機構部分の正面図、第6図は製造された複合成形
体の縁処理前の断面図、第7図は基体層を樹脂ビーズ発
泡体で造形する第1成形型例の断面図、第8図は成形材
料シートの余分延長材料部分を真空成形で薄肉化するよ
うにした第3成形型の一部の断面図、第9図は変形例装
置の要部の断面図。 8は固定グイプレート、9は可動グイプレート、13は
樹脂射出機のノズル部、14は第3成形型の案内レール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  基体層(1)を樹脂射出成形又は樹脂圧送酸
    形成は樹脂ビーズ発泡成形で造形する固定の第1成形型
    (5)と可動の第2成形型(6)とからなる割り型と、
    第2成形型(8)を第1成形型(5)に対して型締め・
    型開き移動させる第2成形型駆動装置(11)と、型開
    き状態の第1及び第2成形型(5)・ (6)間に進退
    駆動装置(15)により出入自由に配設した、表皮材層
    用シート(2)又は該シート(2)の裏面に中間材層用
    シート(3)を貼合せてなる材料シートを真空成形処理
    する第3成形型(7)とよりなり、第1及び第2成形型
    (5)・ (8)による基体層(1)の成形後その成形
    基体層(1)を第2成形型(6)側に保持させて型開き
    し、その再成形型 (5)・ (6)間に上記材料シー
    ト(2)又は同(2)・ (3)を真空成形して保持さ
    せた第3成形型(7)を進入させて第2成形型(6)に
    対向位置させ、第2成形型(6)を再前進動させて第3
    成形型(7)に型締め或は接近させ第2成形型(8)側
    の成形基体層(1)と第3成形型(7)側の成形シート
    材料 (2)又は同(2)・ (3)とを接合一体化さ
    せるように、上記成形型の動きを関係的にシーケンス制
    御するようにした、ことを特徴とする複合成形体の製造
    装置。
  2. (2)基体層(1)・中間材層(3)−表皮材層(2)
    の積層よりなる複合成形体の場合に於て、成形基体層(
    1)を保持した第2成形型(6)と、成形表皮材層(2
    )を保持した第3成形型(7)との間に中間材層用シー
    ト(3)を導入し、第2成形型(6)を前進動させて上
    記中間材層用シート(3)を成形基体層(1)と成形表
    皮材層(2)の間にサンドイッチに挾み込ませて押圧す
    ることにより上記3層(1)・ (3)・ (2)を一
    体に積層させる、或は上記導入した中間材層用シート(
    3)を第2成形型(6)の成形基体層(1)面に真空成
    形して密着させた検数型(6)を前進動させて第3成形
    型(7)に型締め或は接近させて上記3層(1)・ (
    2)・ (3)を接合一体化させる、特許請求の範囲(
    1)項に記載の複合成形体の製造装置。
JP58039640A 1983-03-10 1983-03-10 複合成形体の製造装置 Granted JPS59165620A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60124239A (ja) * 1983-12-07 1985-07-03 Sekisui Plastics Co Ltd 表皮材付発泡成形品の製造方法
JPS62267128A (ja) * 1986-05-15 1987-11-19 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 表皮層を有する複合発泡成形体の製造法
JP2017193200A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 トヨタ紡織株式会社 車両内装用表皮材

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