JPS5914118Y2 - 迅速交換可能な切削工具取付装置 - Google Patents

迅速交換可能な切削工具取付装置

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JPS5914118Y2
JPS5914118Y2 JP17714277U JP17714277U JPS5914118Y2 JP S5914118 Y2 JPS5914118 Y2 JP S5914118Y2 JP 17714277 U JP17714277 U JP 17714277U JP 17714277 U JP17714277 U JP 17714277U JP S5914118 Y2 JPS5914118 Y2 JP S5914118Y2
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JP
Japan
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hole
tapered
tool holder
clamp shaft
protrusion
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JP17714277U
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JPS54101682U (ja
Inventor
洋海 鈴木
俊夫 菅沼
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富士精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は切削加工機械用の切削工具取付装置に関するも
のであり、工具交換を迅速に行ない得るとともに切刃の
設定位置決め精度に優れ、しがも高速回転下においても
良好な回転バランスを保つことが可能な切削工具取付装
置を提供するものである。
自動化された切削加工機械においては切削工具の取付け
、取外し及びこれに伴なう切刃の位置設定に要する時間
を僅かでも短縮することにより、機械稼動率の向上を図
ることが要求される。
本出願人が先に実願昭52−066026にて出願した
切削工具取付装置はこうした要求をほぼ満足するもので
あり、固定部材にストレート穴と角穴とをそれらの中心
線が喰い違うように設けるとともに、それぞれの穴に嵌
合されたクランプシャフトと移動部材とを凹凸条で互い
に噛合させ、移動部材を移動させクランプシャフトを引
き込むことにより工具保持体を端面とその端面に形成さ
れたテーパ穴内周面との両方において密着させて固定部
材に固定するものである。
ここの装置によれば切削工具が固定された工具保持体を
極めて簡単な操作によって着脱し得るとともに極めて高
精度に固定することが可能である。
しかしながらその後の研究により、更に加工精度を向上
させ得ることが明らかになった。
すなわち固定部材に軸心方向のストレート穴と軸心と直
角な方向のストレート穴とを両方の中心線が交差する状
態で設けるとともに、それぞれの穴に嵌合されたクラン
プシャフトと移動部材とを、クランプシャフトと移動部
材の軸心とを含む平面に対して対称となるように交叉さ
せ且つ装置全体をほぼ軸対称となるように配置すれば、
主軸がたとえ高速で回転させられた場合であっても回転
バランスが良好に保たれる結果、切削工具によるワーク
の加工を更に精度良く行ない得るのである。
本考案は、以上のような事情を背景として、切削工具が
固定された工具保持体を極めて簡単な操作によって着脱
し得るとともに切削工具の刃先位置の高い繰返し位置決
め精度が得られ、しかも、回転バランスのよい切削取付
装置を提供することを目的として為されたものであり、
この目的を遠戚するために本考案に係る切削工具取付装
置は、(a)切削加工機械の工具取付部に固定される部
材であって、一端面から直角方向に突出した!/15乃
至稀のテーパを有するテーパ突起と、そのテーパ突起の
軸心上に設けられた第一ストレード穴と、その第一スト
レード穴とほは゛直交する方向に中心線が第一ストレー
ド穴の中心線と交差する状態で設けられた第ニストレー
ド穴とを有する固定部材と、(b)切削工具を保持する
とともに、前記テーパ突起としまり嵌合する有底のテー
パ穴とそのテーパ穴の底部に設けられた係合穴とを有し
、取付状態において前記固定部材の端面とそこから突出
したテーパ突起のテーパ面との両方に固く密着する工具
保持体と、(C)前記固定部材または前記工具保持体の
いずれか一方のテーパ突起およびテーパ穴の中心から外
れた位置に設けられた凹部と、(d)前記固定部材と前
記工具保持体のうち、前記凹部を有しないものに設けら
れ、その凹部に係合して工具保持体の固定部材に対する
一方向への回転を一定位相位置において阻止する突出部
と、(e)前記固定部材の第一ストレート穴に摺動可能
に嵌合され、前記テーパ突起から突出した端部に、−重
相対回転位相においては前記工具保持体の係合穴に対し
て嵌入および離脱が可能であるが嵌入後所定角度相対回
転させられた状態では離脱不可能となる形状の係合突部
を有するとともに、中間部には前記第一および第二スト
レーI・穴の中心線を含む平面に対して対称に且つ前記
第ニスI・レート穴の中心線に対して傾斜して形成され
た傾斜穴または一対の傾斜溝を有し、且つ、テーパ突起
から突出する方向に予め定められた量だけ移動させられ
た状態では工具保持体に当接可能なりランプシャフトと
、(f)前記固定部材の第ニストレード穴に摺動可能に
嵌合され、前記クランプシャフトの傾斜穴または傾斜溝
と係合する傾斜部を有し、クランプシャツI・にほは゛
直角な方向に移動することによって、クランプシャフト
を楔作用によりクランプシャフトの軸心に沿って正逆両
方向に強制的に移動させる移動部材と、(g)その移動
部材と前記固定部材との間に設けられ、移動部材を、前
記クランプシャフトが前記工具保持体を固定部材の端面
に密着させる引込位置と工具保持体に当接して前記テー
パ突起とテーパ穴との嵌合を解く突出位置との間で移動
する結果となる量だけ、正逆両方向に強制的に移動させ
る移動部材駆動機構とを含むように構成される。
以上のように構成された切削工具取付装置においては、
クランプシャフトか゛引込方向のみならず突出方向にも
十分大きな力で強制的に移動させられるため、固定部材
と工具保持体とのテーパ嵌合を強いしまり嵌合とするこ
とかで゛き、工具保持体の繰返し取付精度および取付剛
性を向上させることか゛できる。
また、クランプシャフトと移動部材とは軸心が互いに交
差する状態で゛係合させられるものであるため回転バラ
ンスをとることか゛容易であり、この切削工具取付装置
が工作機械の主軸に固定されて高速回転させられる場合
でも回転バランス不良による振動の発生を防止すること
ができ、この振動に起因する切削精度の低下やびびりの
発生を回避することができる。
また、移動部材は1つの移動部材駆動機構によって正逆
両方向に移動させられ、クランプシャフトの引込みおよ
び突出しの両方を行うものであるため、クランプシャフ
トの突出しに際しては、まず移動部材とクランプシャフ
トとの傾斜面のクランプシャフト引込みのための係合が
解かれ、その後に突出しのために作用する傾斜面が楔作
用を為すこととなる。
そのため、クランプシャフトの弓込みと突出しとをそれ
ぞれ専用の駆動機構によって行う場合のように移動部材
の傾斜面の傾斜角を摩擦角以下としてクランプシャフト
によって移動部材を押し出し得るようにする必要がなく
、かつ、傾斜面の楔作用によって得られるクランプシャ
フト軸心方向の力のすべてをクランプシャフトの突出し
に利用することができる。
この事情はクランプシャフト心上引込みについても同様
で゛ある。
したがって、移動部材駆動機構に小さな操作力を加える
ことによってクランプシャフトに大きな突出し力および
引込み力を与えることができ、操作性のよい切削工具取
付装置が得られるのである。
さらに、移動部材および移動部材駆動機構が1つで済む
ため、クランプシャフトの引込みおよび゛突出しのため
にそれぞれ専用の機構を設ける場合に比較して装置の構
造が簡単となり、かつ、切削工具の脱着作業が簡単とな
る。
また、クランプシャフトは固定部材に設けられたテーパ
突起の中心部から突出させられることとなるため、クラ
ンプシャフトがテーパ穴の底面から突出させられる場合
に比較してテーパ突起の外径を小さくすることができ、
クランプシャフトの軸部および係合突部、テーパ突起な
らびにこれらを収容すべき工具保持体のテーパ穴および
係合穴周辺部の剛性を犠牲にすることなく、装置全体を
コンパクトに構成することができる。
さらにテーパ突起に比較して清掃の困難なテーパ穴が工
具保持体に形成されているため、取外した状態の工具保
持体の姿勢を自由に変えながらテーパ穴の清掃をするこ
とができ、清掃が容易となるとともに、その清掃の良否
を確認することが容易となってテーパ突起とテーパ穴と
の間に異物を噛み込んで取付精度および取付剛性の低下
を来すこと、さらには嵌合面を傷付けて装置の寿命を短
縮させてしまうことを防止し得る効果が得られるのであ
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図及び第4図において、1は固定部材であり機械の
主軸50に固定される。
固定部材1は両端面にそれぞれ嵌合突起1a及び1bを
有し、一方の嵌合突起1bが主軸50の嵌合穴50 a
に嵌合されるとともに、第4図に示すボルト穴1Cを貫
通するボルトによって主軸50に固定される。
また嵌合突起1aは端面から垂直に突出した円形断面の
突起であり、名5乃至い程度のテーパで先端部が細くな
っている(以下テーパ突起と呼称する)。
テーパ突起1aの中心にはストレート穴1dが軸心方向
にこの部材を貫通して設けられており、このストレート
穴1dにクランプシャフト2が摺動可能に嵌合されてい
る。
クランプシャフト2はテーパ突起1aから突出した端部
に係合突部2aを有し、この係合突部2aは外周部に等
分に配置された四個の半径方向突起を有してスプライン
軸状を威している。
クランプシャフト2の中央部には、第1図及び第2図よ
り明らかなように、この部分を軸心に対して斜めに貫通
する偏平な矩形断面の傾斜穴2bが形成されており、こ
の傾斜穴2bの開口部近傍には傾斜穴2bと斜交する切
り欠き2b’が形成されている。
固定部材1には、前記スI・レート穴]dと直交する円
形断面のストレートな貫通穴1eがその中心線がストレ
ート穴1dの中心線と交差するように設けられている(
第2図参照)。
この貫通穴1eには、一端部が前記クランプシャフト2
の傾斜穴2bに係合する偏平な傾斜部3aとされた移動
部材3が嵌合されており、クランプシャフト2とクラン
プシャフト2の軸心を含む平面に対して対称となるよう
に交叉している。
移動部材3は両端部に雌ネジ穴3b及び3Cをそれぞれ
有しており、一方の雌ネジ穴3bには、右方向の雄ネジ
5aと左方向の雄ネジ5bとが形成された締付ネジ5の
左ネジ5bが螺合されている。
締付ネジ5の右ネジ5aは、貫通穴1eの開口部に螺合
されて軸方向に移動することができないナツト部材4a
の中央部に螺合されている。
締付ネジ5はまた中央部にスパナ掛は用の凹部5Cを有
しており、この四部に六角棒スパナを係合させて回動操
作することにより移動部材3を正逆両方向に強制的に移
動させることができるようになっている。
すなわち、本実施例においてはナツト部材4aと締付ネ
ジ5とによって移動部材駆動機構が構成されているので
ある。
移動部材3の他方の雌ネジ穴3cには、内周面に案内さ
れてこの貫通穴1e内を摺動する案内部材6を、移動部
材3の傾斜部3a先端に結合する平生ネジ7が螺合され
ている。
案内部材6は移動部材3の傾斜部3aを除いた部分とほ
ぼ同形状を有する。
貫通穴1eの他方の開口部には前記ナツト部材4aとほ
ぼ同形状のプラグ4bが螺合されている。
また前記ナツト部材4a及びこのプラグ4bは止めネジ
10 a及び10 bによってそれぞれ回転を阻止され
ているとともに、移動部材3及び案内部材6には切り欠
きがそれぞれ設けられており、各切り欠きと貫通穴1e
との間に設けられたネジ付平行ピン11 a及び11
bによってそれぞれ回動を阻止されている。
固定部材1の前端面には、一端部にチップ(切削工具)
9が固定された工具保持体8が取り付けられている。
工具保持体8は端面に直角に形成された有底のテーパ穴
8aとこれに連通した保合穴8bとを有するが、テーパ
穴8aは固定部材1のテーパ突起1aと同一のテーパを
有し、且つ直径がテーパ突起1aより僅かに小さく形成
されて、テーパ突起1aとしまり嵌合するようにされて
いる。
係合穴8bはクランプシャフト2の係合突部2aと類似
した断面形状を有するスプライン状穴部8b’とその奥
に形成された円形穴部8b″とがら成り、特定の回転位
相においては係合突部2aに対して嵌合、離脱するが、
嵌今後一定角度回転した状態においては係合突部2aか
ら離脱しない形状とされている。
固定部材1の前端面には第5図に示すようにストッパピ
ン15が立設されており、一方工具保持体8の後端面に
は長穴状凹部8Cが形成されている。
ストッパピン15は、工具保持体の保合穴8bがクラン
プシャフト2の係合突部2aに嵌合させられる時凹部8
C内に嵌入し、工具保持体8が所定の角度だけ回転させ
られた時凹部8cの端部に当接して、工具保持体8がそ
れ以上回転することを阻止する。
このように構成された切削工具取付装置において工具保
持体8を交換するにあたっては、単に締付ネジ5を反時
計方向に回転させるのみにて取り外し得る。
すなわち締付ネジ5の凹部5cにスパナを掛けこのネジ
を反時計方向に回転させると、ナツト部材4aとの螺合
は右ネジ、移動部材3との螺合は左ネジであるため、移
動部材3が第1図において上方に引き上げられ、移動部
材3の傾斜部3aとこれに係合するクランプシャフト2
の傾斜穴2b側面との間に生ずる楔作用により、クラン
プシャフト 2の先端が工具保持体8に当接する。
この状態から更に締付ネジ5を反時計方向に回転させる
と、工具保持体8はクランプシャツl− 2に突き出さ
れて固定部材1のテーパ突起1aとのしまり嵌合を解か
れる。
この後工具保持体8を切削力の作用する方向とは逆の方
向に回転させ、工具保持体8のスプライン状穴部8b’
とクランプシャフト2の係合突起2aとが互いに通過を
許す相対位置とすることにより、工具保持体8を軸方向
に取り外し得るのである。
次に別の工具保持体8を固定部材1に取り付けるのであ
るが、この作業は上記した取外し作業とは逆の手順によ
って遠戚される。
すなわち工具保持体8を固定部材1のテーパ突起1aに
軽く嵌合した後、凹部8Cの端部がストッパピン15に
当接するまで切削力の作用する方向に回転させると、工
具保持体8の係合穴8bとクランプシャツ)・2の保合
突起2aとは完全に係合するため、締付ネジ5を時計方
向に回転させて移動部材3を押し下げるとクランプシャ
ツl− 2が引き込まれ、工具保持体8は固定部材1に
強く引きつけられてテーパ穴8aがテーパ突起1aとし
まり嵌合するとともに、両者の端面が強く密着させられ
ることとなる。
また固定部材1に立設され工具保持体8の長穴状凹部8
C端部に当接するストッパピン]5によって回転方向に
ついても位置決めされており、工具保持体8は固定部材
1に極めて精度よく取り付けられるのである。
本実施例の切削工具取付装置は以上詳記したように、固
定部材1に軸心方向のストレート穴1dと軸心と直角な
方向の貫通孔1eとを両方の中心線を交差させて設け、
移動部材3の傾斜部3aがクランプシャフト2の傾斜穴
2bを斜め方向に貫通するようにしたことにより、移動
部材3を貫通(Lle内において移動させるとクランプ
シャフトの傾斜穴2bの側面との間に楔作用が生ずるた
め、単に締付ネジ5を回転させるのみで工具保持体8を
迅速に交換できるのである。
また移動部材3に案内部材6を結合するとともに、更に
締付ネジ5が螺合されたナツト部材4aとほぼ同形状の
プラグ4bを設け、第2図より明らかなように、固定部
材1に設けられた各部材を軸対称となるように配置した
ことにより、切削工具取付装置全体の重心(軸心)が主
軸50の軸心とほは′一致することとなる。
このように取付装置の偏重心をなくしたことによlフ、
主軸50がたとえ高速で回転させられた場合であっても
取付装置の回転バランスが損なわれることがなくなる結
果、工具保持体8の端部に設けられたチップ9は真円度
に秀れた軌跡を描いて回転させられることとなり、ワー
ク20の加工精度が一段と向上するのである。
さらに移動部材3に結合された案内部材6は、締付ネジ
5が回転させられ移動部材3が貫通穴1e内を移動させ
られる時この移動を良好に案内するものであるが、固定
部材1の軸心と直角な方向の穴は貫通穴1eとしたこと
によりこの穴1eの加工は容易なものとなり、ストレー
ト穴1dと中心線を交差させて精度良く形成し得るもの
である。
上記例においては固定部材1の軸心と直角な方向のスト
レート穴を貫通穴1eとするとともに移動部材3がクラ
ンプシャフト2を貫通する構成としたが、本考案は移動
部材とクランプシャフトとを、移動部材がクランプシャ
フトの軸心を含む平面に対して対称となるように交叉さ
せることを主旨としてなされたものであり、上記例と同
様の目的は第6図及び第7図に示す別の実施例によって
も達成される。
本実施例においては固定部材21の軸心と直角な方向の
ストレート穴21 aを行き止まり穴とするとともに開
口部近傍に段部21 b及び21 Cを設け、一端が移
動部材24に螺合された締付ネジ25のフランジ部25
aを一方の段部21bで支持する。
締付ネジ25の他端は固定部材21に螺合されたナツト
部材23に遊嵌されているとともに、フランジ部25
aとナツト部材23との間には間隙が設けられており、
締付ネジ25を回転させることによって移動部材24が
このストレート穴21 a内を移動するようになってい
る。
移動部材24とクランプシャフト22とは、移動部材2
4の先端に傾斜させて設けられたヨーク状の突起24
a及び24 bがクランプシャフト22の両側部に傾斜
させて形成された傾斜溝22 a及び22 bとそれぞ
れ係合することにより、クランプシャフト22の軸心を
含む平面に対して対称となるように交叉している。
ストレート穴21 aの深さは工具保持体を取り付けた
状態において装置全体の重心が主軸の軸心と一致するよ
うに形成されており、このようにすれば、前記例におけ
る案内部材6、プラグ4b等は不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面(要部断面)図、
第2図は第1図におけるII −II断面図、第3図は
工具保持体の後面図、第4図は固定部材の前面図、第5
図は固定部材の要部平面(要部断面)図である。 第6図は本考案の別の実施例を示す要部断面図、第7図
は第6図におけるVII−Vll断面図である。 1.21:固定部材、1a:テーパ突起、1dニストレ
ード穴、1e:貫通穴、2.22:クランプシャフト、
2a:係合突起、2b:傾斜穴、3゜24:移動部材、
3a:傾斜部、4a、23:ナツト部材、4bニブラグ
、5a、5b:雄ネジ部、5゜25:締付ネジ、6:案
内部材、7:平生ネジ、8:工具保持体、8a:テーパ
穴、8b:係合穴、8C:長穴状凹部、9:チップ(切
削工具)、10a。 10b:止めネジ、11 a、 11 b :ネジ付平
行ピン、15:ストッパピン、20:ワーク、22a、
22b:傾斜溝、24a、24b:ヨーク状突起、50
:主軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 切削加工機械の工具取付部に固定される部材であって、
    一端面から直角方向に突出したVl 5乃至シ5のテー
    パを有するテーパ突起と、該テーパ突起の軸心上に設け
    られた第一ストレード穴と、該第−スI・レート穴とほ
    は゛直交する方向に中心線が該第−スI・レート穴の中
    心線と交差する状態で設けられた第ニストレード穴とを
    有する固定部材と、切削工具を保持するとともに、前記
    テーパ突起としまり嵌合する有底のテーパ穴と該テーパ
    穴の底部に設けられた保合穴とを有し、取付状態におい
    て前記固定部材の端面とそこから突出した前記テーパ突
    起のテーパ面との両方に固く密着する工具保持体と、 前記固定部材または前記工具保持体のいずれか一方の前
    記テーパ突起およびテーパ穴の中心から外れた位置に設
    けられた凹部と、 前記固定部材と前記工具保持体のうち、前記凹部を有し
    ないものに設けられ、前記凹部に係合して前記工具保持
    体の前記固定部材に対する一方への回転を一定位相位置
    において阻止する突出部と、 前記固定部材の第一ストレード穴に摺動可能に嵌合され
    、前記テーパ突起から突出した端部に、−重相対回転位
    相においては前記工具保持体の保合穴に対して嵌入およ
    び離脱が可能であるが嵌入後所定角度相対回転させられ
    た状態では離脱不可能となる形状の係合突部を有すると
    ともに、中間部には前記第一および第ニストレード穴の
    中心線を含む平面に対して対称に且つ前記第ニストレー
    ド穴の中心線に対して傾斜して形成された傾斜穴または
    一対の傾斜溝を有し、且つ、前記テーパ突起から突出す
    る方向に予め定められた量だけ移動させられた状態では
    前記工具保持体に当接可能なりランプシャフトと、 前記固定部材の第ニストレード穴に摺動可能に嵌合され
    、前記クランプシャフトの傾斜穴または傾斜溝と係合す
    る傾斜部を有し、該クランプシャフトにほは゛直角な方
    向に移動することによって、該クランプシャフトを楔作
    用により該クランプシャフトの軸心に沿って正逆両方向
    に強制的に移動させる移動部材と、 該移動部材と前記固定部材との間に設けられ、該移動部
    材を、前記クランプシャフトが前記工具保持体を前記固
    定部材の端面に密着させる引込位置と前記工具保持体に
    当接して前記テーパ突起とテーパ穴との嵌合を解く突出
    位置との間で移動する結果となる量だけ、正逆両方向に
    強制的に移動させる移動部材駆動機構と を含むことを特徴とする迅速交換可能な切削工具取付装
    置。
JP17714277U 1977-12-28 1977-12-28 迅速交換可能な切削工具取付装置 Expired JPS5914118Y2 (ja)

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