JPS59140282A - 清掃用含油繊維 - Google Patents

清掃用含油繊維

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Publication number
JPS59140282A
JPS59140282A JP1296783A JP1296783A JPS59140282A JP S59140282 A JPS59140282 A JP S59140282A JP 1296783 A JP1296783 A JP 1296783A JP 1296783 A JP1296783 A JP 1296783A JP S59140282 A JPS59140282 A JP S59140282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
fiber
cleaning
composition
wax
Prior art date
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Granted
Application number
JP1296783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6367830B2 (ja
Inventor
Saikichi Komatsu
小松 才吉
Noritoshi Mori
宣紀 森
Keinosuke Sugimoto
杉本 恵之助
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duskin Franchise Co Ltd
Original Assignee
Duskin Franchise Co Ltd
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Publication date
Application filed by Duskin Franchise Co Ltd filed Critical Duskin Franchise Co Ltd
Priority to JP1296783A priority Critical patent/JPS59140282A/ja
Publication of JPS59140282A publication Critical patent/JPS59140282A/ja
Publication of JPS6367830B2 publication Critical patent/JPS6367830B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は清掃用含油繊維に関し、より詳細には、使用に
際して含油油剤の払拭面等への移行が少なくまた油性感
のない清掃用含油繊維に関する。
ワイピングクロス、モツプ等の清掃用繊維に鉱物油系或
いは合成油系の潤滑油を塗布乃至含浸させた清掃用含油
繊維は、比較的長期にわたってダストを吸着し且つ保持
する能力があり、清掃材料としてレンタル制で現在広く
使用されている。
しかしながらこの清掃材料を使用した場合には被清掃面
に油膜を残す傾向が見られ、くり返えしぬぐったり、油
が蓄積したりすると塗膜に変質や変色をきたす場合があ
ることや、使用する人によっては油含浸布であるため、
清掃後手のひらに精神的な不快感を感じるという不都合
がある。油含浸のダストマット類についても床面に対す
る油の移行傾向に関して、化学ぞうきんや化学モツプと
同様のことがいえる。
本発明者等は、融点が60乃至85℃の範囲にあるワッ
クス類と液体潤滑油とを所定の重量比で含有する組成物
を清掃用繊維に保持せしめる時には、その使用に際して
被清掃面への油剤の移行が顕著に抑制され、また油性感
も顕著に改善されることを見出した。
即ち本発明の目的は、使用に際して被清掃面への油剤の
移行が顕著に抑制されるとともに、油性感も顕著に改善
された清掃用含油繊維を提供するにある。
本発明の他の目的は、ダスト捕集性、ダスト保持性及び
これらの持続性に優れた清掃用含油繊維を提供するにあ
る。
本発明によれば、清掃用繊維に対して、融点が30乃至
85℃の範囲にあるワックス類と液体潤滑油とを1:5
乃至5:1の重量比で含有する組成物を、繊維100重
量部当り5乃至100重量部の量で保持させて成ること
を特徴とする清掃用含油繊維が提供される。
本発明の重要な特徴は、ダスト吸着保持を担当する油剤
に、融点が30乃至85℃、特に40乃至60℃の範囲
にあるワックス類を配合使用することにある。即ち、こ
の様なワックス類は油剤との組合せで、常態において繊
維への粘着性に優れており、油剤が清掃用繊維に強固に
保持せしめられ、その結果清掃に際して油剤が被清掃面
に移行するのが顕著に防止されるものと思われる。また
油剤中にワックス類が配合されているために、この含油
繊維が手等で触れた場合にも油のベトッキによる油性感
も顕著に改善される。
また本発明においては、上記ワックス類が油剤の乾燥、
湿潤乃至は異物への移行による損耗を防止するためにダ
スト捕集性及びダスト保持性の持続性に優れた含油繊維
製品が得られるとともに、またそれ自体安定で変質せず
、細菌などにも犯されないので、含油繊維製品に制菌、
抗菌作用が与えられるという利点も有する。
本発明において融点が上述した範囲よりも高いワックス
類を使用した場合には、油剤を清掃用繊維に保持せしめ
た場合に硬く仕上がり、風合が失われるとともに、清掃
用繊維製品としては不都合となり、また前記範囲よりも
低いワックス類を使用した場合には、ワックス類を使用
することにより達成される前記効果が失われる。
本発明において使用し得るワックス類としては融点が上
述した範囲内にあればその種類を問わないが、ミツロウ
(7rLp61〜65°C)、モクロウ(rnp50〜
53.5°C)、ミクロクリスタリンワックス(ip 
55〜85℃)、カンデリラロウ(〒67〜72°C)
、ペイベリーロウ(mp39〜50°す等が好適であり
、特に微品性固体で柔軟・粘性が強く延伸性を持ち低い
温度で脆弱にならないという見地からミクロクリスタリ
ンワックスが好適であり、勿論これらを2種以上の組み
合わせで使用することもできる。
本発明においては上述したワックス類を使用し、該ワッ
クスと液体潤滑油とを1=5乃至5:1、特に1:6乃
至6:1の重量比で含有する組成物をダスト吸着油剤と
して清掃用繊維に保持せしめる。ワックスの量が上記範
囲よりも多いと所望のダスト捕集性、ダスト保持性が得
られず、また上記範囲よりも少ないと、油剤の被清掃面
への移行及び油性感において不満足なものとなる。両者
を約1=1の重量で配合した場合に最良の結果が得られ
る。
組み合わせて使用する液体潤滑油としては、これに限定
するものではないが流動パラフィン油、スピンドル油、
マシン油、冷凍機油等の鉱物油、ポリオレフィン油(α
−オレフィン油)、ポリグリコール油、ポリブテン油、
アルキルベンゼン油(アルキレ−〜ト油)、イノパラフ
ィン油等の合成油或いはヒマシ油、オリーブ油、椿油等
の植物油を一種又は2種以上の組み合わせで使用するこ
とができる。
本発明に使用する清掃用繊維としては、モツプ、ハタキ
、マット、ラグ、ワイピングクロス等の清掃材料として
それ自体公知の紡織物が挙げられる。
これらは、木綿、マーセル化木綿、レーヨンの如き再生
セルロース繊維から成っていることが好ましいが、ポリ
ビニルアルコール繊維、ポリアミド繊維、ポリアクリル
繊維、ポリエステル繊維も単独で或いはセルロース繊維
との組み合わせで使用される。これら繊維は、モツプ又
はハタキのような撚糸或いはヒモ、クロスのような織物
、マットの様なタクト化繊物、その他に編物、不織布等
の形で使用される。
これら清掃用繊維に吸着保持させる油剤組成物の量は、
繊維100重量部当り5乃至100重量部、特に10乃
至50重量部の範囲にあることが望ましく、油剤の量が
5重量部よりも少い場合にはダスト捕集性やその持続性
の点で不満足であり、一方油剤の量が100重量部を超
えると、清掃作業に際して繊維上の油剤が清掃面に移行
する傾向が犬となる。
本発明において清掃用繊維に油剤を吸着保持せしめるに
は、それ自体公知の方法、例えばロールコート法;スプ
レー塗布法、エマルジョン吸着法等の任意の方法が用い
られる。
また本発明において使用するワックス類を含有する油剤
には、それ自体公知の防カビ剤、抗菌剤を配合すること
ができ、また繊維に吸着保持させる際に油剤の粘度を低
下させる目的で有機溶媒や水の如き希釈剤乃至は分散剤
を使用することも可能である。
本発明を次の例で説明する。
実施例1゜ 下記第1表に示す処方にて油剤組成物を調製し、各油剤
組成物を加熱テトラヒドロフランで希釈し、60重量係
の塗布量で基布(綿フランネル)に処理した。この試料
を用い【、ダスト率、移行量等の各試験に賦し、清掃用
含油繊維としての性能を評価した。その結果を併せて第
1表に示した。
尚、各試験の測定方法は次の通りである。
(1)  接着力 レオメータNRM−20021(不動工業製、アダプタ
ー径10.05crIL)を使用し、降下速度2an/
分及び測定温度25〜27℃の測定条件で測定した。
(2)  ダスト率 各試料をボトルに入れ、更に試料の2倍のケイ砂微分末
及びゴムボール5個を投入し、1分間攪拌を行う。次い
で金網上に試料を取出し、10分間放置する。ダスト試
験機にて100回づつ表裏振とうさせ、秤量を行う。ダ
スト率(功を下記式から各試料6枚づつの平均値として
算出する。
式中、札はダスト試験後型量 へはダスト試験汲水分量 りは乾燥基布重量 (3)移行量 試料布(8X8crfL)をf紙(10cIrL×10
cIrL)にはさみ、荷重209/cm2をかけ、油剤
のf紙への移行量を測定した。
(4)油性感 家庭の主婦10人をパネラ−として官能試験を行った。
即ち、パネラ−が試料布を手で触わり、その回答に基す
き次の評価を行った。
■ 油のペタツキ感を認めた人     1点■ やや
ペタツキ感を認めた人    0.5点■ 全(油のペ
タツキ感を認めない人  0点この結果より本発明の清
掃用含油繊維は、従来使用されているタイプの清掃用含
油繊維(試料准9)に比して、油剤の移行量及び油性感
において特に優れていることが理解されよう。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  清掃用繊維に対して、融点が60乃至85℃
    の範囲にあるワックス類と液体潤滑油とを1=5乃至5
    :1の重量比で含有する組成物を、繊維100重量部当
    り5乃至j 00重量部の量で保持させて成ることを特
    徴とする清掃用含油繊維。
JP1296783A 1983-01-31 1983-01-31 清掃用含油繊維 Granted JPS59140282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1296783A JPS59140282A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 清掃用含油繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1296783A JPS59140282A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 清掃用含油繊維

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59140282A true JPS59140282A (ja) 1984-08-11
JPS6367830B2 JPS6367830B2 (ja) 1988-12-27

Family

ID=11820009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1296783A Granted JPS59140282A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 清掃用含油繊維

Country Status (1)

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JP (1) JPS59140282A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0348808U (ja) * 1989-09-20 1991-05-10
JP2002121544A (ja) * 2000-10-11 2002-04-26 Duskin Co Ltd ダストコントロール製品用吸着剤

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0348808U (ja) * 1989-09-20 1991-05-10
JP2002121544A (ja) * 2000-10-11 2002-04-26 Duskin Co Ltd ダストコントロール製品用吸着剤

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JPS6367830B2 (ja) 1988-12-27

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