JPS60245700A - ワイピング用物品 - Google Patents

ワイピング用物品

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JPS60245700A
JPS60245700A JP60098871A JP9887185A JPS60245700A JP S60245700 A JPS60245700 A JP S60245700A JP 60098871 A JP60098871 A JP 60098871A JP 9887185 A JP9887185 A JP 9887185A JP S60245700 A JPS60245700 A JP S60245700A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、汚れた表面を水の存在下で清浄するために使
用するのに適したワイビンダ用物品に関するものである
。このワイピンダ用物品は、特に家庭の台所および浴室
に見られるような硬質表面を清浄したり、或いは特にシ
ャワーを浴びる際に人の体の表面を洗うのに適している
〔従来技術とその問題点〕
台所または浴室の硬質表面、たとえば床、シンり、浴槽
または調理に使用する作業面を清浄する場合、衛生上の
理由でたとえば不織布またはa製台所ロールのようなワ
イピング用物品(wipingarticle )を使
用して、散った水滴を吸い取ったり或いは表面の汚れを
清浄するのが便利である。
この種のワイピング用物品は水性または脂肪性の液体の
こぼれを除去するのに使用する場合には乾燥状態で使用
することができ、或いは清浄すべき表面が比較的乾燥し
ている場合には濡れた状態で使用することもできる。
湿潤状態または乾燥状態のいずれで使用しても、一般に
ワイピング用物品または表面に対し使用時に別途に施こ
される洗剤活性化合物の存在下でこの種のワイピング用
物品はより効果的に作用する。
ト9イツ公開公報第2625176号(シツケダンツ)
は硬質表面用の清浄布を提供することを提案している。
この清浄布は溶融可能な活性洗剤の供給物を含有する不
織布から製造され、洗剤は溶融状態からこの不織布の表
面へし才状として施こされる。水不溶性の疎水性プラス
チックを布に施こして、洗剤被覆を有する部分と洗剤を
含まない未処理部分とに分けることができる。
しかしながら、この種の清浄布は、水の存在下で使用し
て硬質表面を清浄すると含浸した活性洗剤が浸出しかつ
洗い流されて一回使用しただけで石鹸または洗剤の無く
なった物品が残るという欠点を有する。さらに、この種
の清浄布は、特に低湿潤強麗の紙をその製造時に使用す
ると崩壊することもある。
又、シャワーを浴びる際には、毛髪を含め体の全表面に
水を噴霧するのが普通である。従来、石鹸棒または液体
洗剤を含有する半液体シャワー用ゲル調製物を使用して
、皮膚表面上に泡を形成することにより清浄を促進する
。さらに、シャワーを浴びる際に毛髪を洗うには液体も
しくは半液体シャンプーを使用するのが普通である。し
たがつて、シャワーを浴びる際、体の表面を洗うには少
なくとも1種、しばしば2種類の製品を使用するのが慣
行であり、これらのいずれも使用するのに大して便利で
なく、石鹸棒については指から容易に滑り落ちたり、或
いはシャワー用ゲルもしくはシャンプーのビン又は他の
容器をひつくり返したり落したりすることがあり、不便
かつ製品の無駄であることが明らかである。
したがって、これら欠点を回避しかつシャワーをより都
合よく行ないつるような手段を提供するのが有利であろ
う。
手で行う食器洗いに使用したり、赤子を入浴させたりす
るため、洗剤組成物を繊維質ティシュ−紙または布に含
浸させることが提案されている。
しかしながら、両者の場合、比鮫的少量の水しか伴わず
、したがってたーとえはシャワ一時のように多量の流水
を用いる場合にはティシュ−紙または布に保持される洗
剤量が不充分となる。
さらに、ヨーロッパ特許出願第0068516号(バー
ビーおよびヘラケン)には、入浴時に使用するため手に
フィツトする小袋の形態のセルロース、プラスチック、
布地または紙から作成した使い捨て洗浄布を提供するこ
とも提案されており、この洗浄布はラウリルエーテル硫
酸ナトリウム(10%)とN−β−ヒドロキシエチル−
N−β−カルボキシエチル脂肪酸アミドエチルアミンの
ナトリウみ塩(5%)とヤシ油脂肪酸ジェタノールアミ
ド9(2%)とに基づく洗浄用組成物を含有するO さらに、米国特許第4303543号(ブロクター・ア
ンド・ギャンブル社)には、皮膚を清潔にするための乾
燥物品も提案されており、この物品は石1mとラウリン
酸ステアリルアンモニワム(す1よりちステアリン酸皮
膚状態調節剤)とからなる組成物を含浸させた吸収性の
紙または繊布もしくは不織布からなっている。
しかしながら、これら従来技術の物品は、シャワ一時に
体の表面を洗うために使用するとこれらに含浸させた石
嵯または活性洗剤が早期に浸出したり洗い流されて、洗
浄を完了する前に石鹸もしくは洗剤の無くなった物品が
残るという欠点を有する。さらに、この種の物品は、特
に低湿潤強度の紙をその製造時に用いると、使用時に崩
壊する傾向を有する。
したがって、台所や浴室に見られる種類の硬質表面の清
浄に、或いはシャワーを浴びるときに体の表面の清浄に
使用するための洗剤含浸ワイピング布を記載した従来の
提案は、洗剤が使用時に急速に浸出する結果、この種の
ワイピング布は比較的短い寿命を有しかついずれにせよ
再使用できないという共通の問題を有することが、上記
から明らかである。
たとえば上記したような問題を解消するため、汚れた表
面を清浄する際特に水の存在下で使用するための改良さ
れた洗剤含浸ワイピング用物品を今回開発した。この物
品は活性洗剤を調節放出することができ、活性洗剤が酒
杯して捨てる前に長期間にわたり或いは何回も使用でき
る。使用中、物品の表面の少なくとも1部に施こされた
水分バリヤにより活性洗剤の放出は調節される。さらに
、この物品は汚れた表面を清浄する際の通常の使用条件
下で用いる場合、崩壊に対し耐性であるような湿潤強度
を有する。この物品は使用後必要に応じ水で簡単にゆす
いで汚れを除去した後、再ひ使用することができる。
〔発明の要点〕
したがって、本発明は汚れた表面を水の存在下で清浄す
るために使用するのに適した実質的に乾燥した感触のワ
イピング用物品゛を提供し、この物品は洗剤活性化合物
を含浸させたシートの形態の少なくとも197gの水吸
収容量を有する吸収性基体からなり、この吸収性基体の
表面にはシートの各面における全面積の少なくとも10
%を覆うように水分バリキが1@。され、おり、一方。
面における水分バリヤと他方の面における水分バリヤと
が一致して、洗剤活性化合物を含浸させた吸収性基体の
面積の少なくとも10%を包封するサント9イツチを形
成することを特徴とする。
吸収性基体 含浸させた洗剤活性化合物に対しキャリヤとして作用す
る吸収性基体は、好ましくは100〜1000μ川の厚
さを有しかつ汚れた表面を清浄するのに使用するときに
水を急速に吸収する能力の点で特に適するセルロース繊
維からなる不織布シートである。
また、物品の吸収性基体はその他の繊維質材料、たとえ
ばポリアミド、ポリエステルおよびポリプロピレンまた
は物品に一対し付加的な湿潤強度を付与するのに特に有
用なこれら繊維の混合物とすることができる。
さらに、たとえばスチレンブタジェンラテックスのよう
な適当な結合剤、またはアクリル結合剤(たとえばプリ
マル(PRIMAL)HA8 )、またはポリ酢酸ビニ
ル、或いはたとえば自己架橋酢酸ビニル/エチレン共重
合体エマルジョン(たとえばビナムル(VINAMUL
 )R32300およびR32337)および自己架橋
酢酸ビニル/アクリル共重合体エマルジョン(たとえば
ビナクリル(VINACRYL)43 t: 5 )の
ような重合体エマルジョンを配合して吸収性基体の湿潤
強度を増大させることもできる。
プリマル重合体エマルジョンはローム・アント9・ハー
ス社により製造され、ビナムルおよびビナ/71部ル重
合体エマルジョンはビニルプロダクツ社により製造され
ている〔プリマル、ビナムルおよびビナクリルは登録商
標である〕。
吸収性基体は紙から作成することができ、この場合には
一般に長さが比較的□短いセルロース繊維からなり、た
とえばヒビロキシエチルセルロースのような添加剤を使
用して付加湿潤強度を与える。
吸収性基体は少なくとも1g/I、好ましくは少なくと
も3 gl&の水吸収容量を有すべきである。すなわち
、それ自身の重量に少なくとも等しい水量、好ましくは
それ自身の重量の少なくとも3倍に等しい水量を吸収し
うるものとすべきである。
基体がその固有の湿潤強度を増大させるための結合剤ま
たは付加的な繊維材を含む場合、これにより結合剤のな
い基体と比較して基体の水吸収容量が減少することがあ
る。したがって、その水吸収容量を11/gの最小値以
下に減少させるには不充分となるように、湿潤強度を増
大させる目的で基体中に存在させる結合剤または追加繊
維の種類ならびに結合剤または追加繊維の量は、選択す
ることが重要である。
基体の水吸収容量は、単に乾燥状態の基体片を秤量し、
再び水中に浸漬した後に過剰の水を排除して秤量するだ
けで重量測定することができる。
これら2つの秤債値の差を乾燥重量で割った商が、El
/gとして表わした水吸収容量である。
好ましくは、吸収性基体は1m当り少なくとも50ニユ
ートン(87m )の最小湿潤引張強さを有すべきであ
る。マトリックスの最小湿潤引張強さは50 N / 
mを越えてもよく、好ましくは少なくとも8ON/m、
特に好ましくは少なくとも95N / mである。マト
リックスの湿潤引張強さにつき明確な上限は存在しない
が、1000 N / mを越えることはなく、一般に
500 N / mを越えないと思われる。
湿潤引張強さは、ヨーロツノZΦディスポーザブル・ア
ント9・ノンウオーブン串アソシエーション(EDAN
A)によりDIN53857として推奨された方法によ
り測定することができる。
この方法においては、50朋の基体幅および150m屑
の基体長さが俤準として使用される。毎分150mmの
ジョー(jaW)分離速度が試験で使用され、所定の試
験基体の湿潤引張強さは1m当りのニュートン数(87
m)として表わされる。
連続ウェブとして作成されかつロールとして便利に貯蔵
される機械載置した吸収性基体の湿潤引張強さは、一般
にウェブに対し直角方向、すなわち「横断方向」よりも
ウェブの方向、すなわち「縦方向」で大きいと説明すべ
きである。したがって、上記の最小湿潤引張強さは、よ
り低いまたは最小の湿潤引張強さを示す方向、すなわち
一般に「横断方向」に適用される。
好適な吸収性基体はセルロース繊維からなる不織布であ
り、その例はミツビシ(MITSUBISHI)TCF
408、すなわぢ次の技術明細を有する100%銅アン
モニヤレーヨン紡糸結合不織布である:公称基礎重量C
11/m2) 82.5厚さくμm) 500 乾燥引張強さ: 縦方向(N/″rrI) 635 乾燥引張強さ: 横断方向(87m) 565 湿潤引張強さ: 縦方向 498 湿潤引張強さ: 横断方向(87m) 447 吸収容量Cg/11) ’ 5 セルロース繊維からなる他の好適な吸収性不織基体はエ
アテックス(AIRTEX )SC150であり、すな
わちジェームス・リノZ−Φコーポレーション社から得
られかつ次の技術明細を有する樹脂結合セルロースパル
プである: 公称基礎重量Cg/m) 8.6 厚さくμm ) 850 乾燥引張強さ: 縦方向(N / m ) 450 乾燥引張強さ: 横断方向(87m) 347 湿潤引張強さ: 縦方向(N7m ) 323 湿潤引張強さ: 横断方向(N7m) 297 吸収容量(Lゆ)11 樹脂結合剤(%)25 エアテックスSC150を結合させる樹脂は自己架橋性
のエチレン/酢酸ビニル共重合体エマルジョンである。
吸収性基体の他の例はストラーコツパルはルク社(スエ
ーデン)から入手しつるたとえばストラレン(5TOR
ALENE )715 : 50 またはストラレン7
17:50のようなセルロース繊維からなる不織布であ
り、これは次の成分を含有する二重t% Qロース繊維(木材パルプ)33 木綿リンター 29 レーヨン 17 ボリアミド 4 結合剤” 17 *ストラレン715:50はアクリル結合剤を含有シ、
ストラレン717:50はポリ酢酸ビニル結合剤を含有
する。
ストラレン715:50およびストラレン717:50
に関連する技術明細を下記に示す:ストラレン 715:50 717:50 公称基礎重量Cg/m) 50 50 厚さくμm) 400 365 横断方向(N/ m ) Z bυ ′J+1)吸収容
量Cg/g) 4 4 他の適するストラレン湿式堆積(1aid )不織布は
715−80,741−50およびHMS・04−75
を包含する。
本発明の物品を製造するのに使用しつる吸収性基体の他
の例は、デクスタ(DEXTER) 5343であり、
これは短セルロース繊維からなる湿式堆積不織布である
デクメタ5343級の関連する技術明細を下記に示す: デクメタ5343級 公称基礎重量<g/ゴ)50 厚さくμm) 190 湿瀾引張強さ: 縦方向(N7m ) 375 湿潤引張強さ: 横断方向(N7m) 150 吸収容腋<9/i)、 4 本発明の物品を製造するのに使用しうる吸収性基体の他
の例はタンはう(TAMPELLA )K 28615
0 であり、これはタンはう・オイ社(フィンランド)
から入手しつる短セルロース繊維からなる擲式堆積不織
布である。
タン投うK 286/ 50の関連する技術明細を下記
に示す: タンはうに286150 公称基礎重量Cg/rrl) 50 乾燥引張強さ: 縦方向(N7m) 913 乾燥引張強さ: 横断方向(N/rn ) 680 横断方向(N/m) 320 伸び率:縦方向(%) 11.2 伸び率:横断方向(%) 11.5 乾燥引裂き強さ: 縦方向(N) 4.4 乾燥引裂き強さ: 横断方向(N) 4.4 他の適するタンベラ湿式堆積不織布はに353−50お
よびに353−75を包含する。
ミツビシ、エアテックス、ストラレン、デクスタおよび
タンペラ不織布は好適な吸収性基体であるが、本発明の
吸収性基体として使用しうるその他多くの同様な布地、
特にキンバIJ−−クラーク社からのキムテツクス(K
rMrvx)およびチコピー(CHICOPEK )9
302がある。
洗剤活性化合物 汚れた表面を清浄するためにワイピング用物品が必要な
場合に水の存在下において本明細書の以下の記載から明
らかとなるような調節された方法で洗剤活性化合物が放
出されるように吸収性基体に洗剤活性化合物を含浸させ
る。
適する洗剤活性化合物はアニオン性、非イオン性、両性
、双性およびカチオン性洗剤またはこれら種類の洗剤の
2種もしくはそれ以上の洗剤の相容性混合物から選択す
ることができる。
アニオン性洗剤の例はアルキルばンゼンスルホン酸塩、
たとえばアルキルばンゼンスルホン酸ナトリウムおよび
アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム;アルキル硫
酸塩、特に分子中に12〜18個の炭素原子を有するも
の、たとえばラウリル&[ナトリウムおよび硫酸トリエ
タノールアミン;アルキルベンゼンポリオキシエチレン
スルホン酸塩、特にアルキル基が8〜12個の炭素原子
を有するもの;硫酸化モノグリセライド、たとえばラウ
リルモノグリセライドナトリウムサルフェート、ラウリ
ルモノグリセライドアンモニウムサルフェートおよび硫
酸化ココモノグリセライド9アンモニーウム塩;アルコ
ールエーテルサルフェート;サルコシン、たとえばラウ
ロイルサルコシンおよびココイルサルコシン;並びにス
ルホコハク酸塩、たとえばスルホコハク酸の塩のジオク
チルエステルを包含する。
カチオン性洗剤の例はジステアリルジメチルアンモニウ
ムクロライド9、ジラウリルジメチルアンモニウムクロ
ライド9、ジイソブチルフェノキシエトキシエチルジメ
チルばンジルアンモニウムクロライト9、セチルトリメ
チルアンモニウムブロマイド、N−セチルピリジニウム
ブロマイドおよびばンズエトニウムクロライドを包含す
る。
両性洗剤の例はN−アルキル−β−イミノジプロピオネ
ート、N−アルキル−β−アミノプロピオネートおよび
たとえばヒドロキシルエチルカルボキシメチルアルキル
イミグゾリニウムハイト90キサイド9(ミラノール)
(MIRANOL )のような2−アルキル−置換イミ
ダシリンから誘導される塩基性第四アンモニウム化合物
、特にラウリル、ミリスチルもしくはステアリル誘導体
である。
非イオン性洗剤の例は、酸化エチレンと疎水性塩基との
縮合物を包含し、これらは酸化プロピレンとプロピレン
グリコールとの縮合(プルロエックス)(PLURON
IC8)、ノニル−フェノキシポリ(エチレンオキシ)
エタノールとの縮合(イグノぐ−ル) (IGEPAL
 )およびポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノ
オレエートとの縮合(ツイーン80 )(TWEEN)
により生成される。
さらに適する洗剤は、高級脂肪酸の水溶性塩である石鹸
からなり、アルカリ金属石鹸、たとえば8〜24個の炭
素原子、好ましくは10〜20個の炭素原子を有する直
鎖の飽和もしくは不飽和脂な石鹸はCI2〜C14脂肪
酸、特にヤシ油脂肪酸のカリウム、モノエタノールアミ
ン、ジェタノールアミンおよびトリエタノールアミン石
鹸を包含する。
吸収性基体の少なくとも1部には0.29/E1以上の
濃度で洗剤活性化合物を含浸させる。好適量および物品
全体のその分布は最終使用目的に依存する。
好ましくは、含浸吸収性基体は1g当りに全量で少1フ
くとも0.4g、特に好ましくは少なくとも0.5g、
理想的には少なくとも1gの洗剤活性化合物を含む。一
般に、含浸吸収性基体は1g当りに2g以上の洗剤活性
化合物は含まないであろう。
さらに、乾燥物品は必要に応じ研磨材、発泡安定剤、殺
菌剤、香料、着色剤、保存料および無機塩を包含する洗
剤付加物を含むこともできる。
本発明による乾燥物品が研磨材を含む場合、好適研磨材
は、たとえばカルサイトのような鉱物粒子、またはたと
えばポリ塩化ビニルビーズおよびポリアルカレンビーズ
のような高分子ビーズからなる。好ましくは、この種の
研磨材を吸収性基体の少なくとも1部に固定結合させる
水分バリヤ 水の存在下で汚れた表面を清浄するのに使用する際、乾
燥物品に含浸させた洗剤活性化合物がこの物品から浸出
する速度を効果的に減少させるため、吸収性基体の表面
にシートの全表面の少なくとも1部を覆う水分バリヤを
施こす。
この水分バリヤはシートの両面上の対応する領域に施こ
して、保護されるシートの部分に対する水分の接近を妨
げまたは制限するようなサント9イツチを形成すべきで
ある。したがって、このバリヤの存在により、水が物品
中に侵入しうる速度、すなわち使用中に洗剤活性化合物
およびその他の水溶性もしくは水分散性物質を浸出する
速度が減少し、それ故、洗剤活性化合物が無くなるまで
通常の時間よりも長時間にわたりこの物品は使用でき、
または数回再使用することができる。
水分バリヤを形成するのに使用しつる物質の例は、たと
えばワックスエマルジョン、たとえばメンワックス(M
ESOWAX)およびガンプ(GAMP )のような疎
水性物質を包含する。
メンワックスおよびガンプワックスエマルジョンはグラ
ンゲルゾル・リミテッド9社により製造され、「メンワ
ックス」および「ガンプ」は登録商標である。
他の適する疎水性物質は水性重合体エマルジョン(「結
合樹脂」として知られる)、シリコーンまたはシリコー
ン油とシリコーンワックスとの混合物、成る種の天然お
よび合成ゴム、並びにたとえばシェラツクのような樹脂
、熱溶融物およびたとえばパラフィンワックスのような
ワックスを包含する。
水性重合体エマルジョンの例は次のものを包含する: 自己架a性の酢酸ビニル/エチレン共重合体エマルジョ
ン、たとえばビナムル(VINAMUL)R32337
、ビナムルR32300およびビナムル3231; 酢酸ビニル/エチレン共重合体エマルジョンたとえばビ
ナムル3240およびビナムル3252;酢酸ビニル/
アクリル共重合体エマルション、たとえばビナムル68
i5; 自己反応性の酢酸ビニル/アクリル共重合体の水性分散
物、たとえばナショナル(NAT I 0NAL )1
25−2833゜ ナショナル重合体エマルジョンはナショナル・スターチ
ロアンド・ゲミカルス・コーポレーション社により製造
されている。
飾装模様としてこの種の疎水性物質を基体の表面に施こ
すことができる。
成る種の重合体エマルジョン、たとえばビナムルR32
337を使用して基体の湿潤強度を増大させると共に水
分バリヤを形成しうることが了解されよう。
熱溶融物の例はナショナル・インスタントーロツタ(N
ATIONAL lN5TANT−LOK) 73、ナ
ショナル・ディスポメルト(NATIONALDISP
OMELT )2.70およ、びナショナル・ディスポ
メルト350を包含し、これらはナショナル・アト9ヘ
ツシプス社から入手することができる。
インスタントーロツタ(lN8TANT−LOK)およ
びディスポメルト(DISPOMFJLT )は登録商
標である。
タトえばポリビニルアルコール、ゼラチンおよび成る種
の澱粉のような親水性′物質を使用して水分バリヤを形
成することもできる。この種の物質は先ず最初に水が乾
燥物品に浸透する速度を減少させるが、最終的には溶解
するかまたは物品から程で徐々に消失するような識別し
つるデザイン模様、モチーフまたは絵として、この種の
親水性物質を物品の表面に施こすことができる。
疎水性物質と親水性物質との混合物、たとえば本明細書
中に例示したものを使用することができる。
水分バリヤとして機能する他、これらの物質は望ましく
はワイピング用物品の知覚される嵩を増大させると共に
、その清浄能力を向上することができる。
乾・繰物品は必要に応じさらに水分バリヤ付加物、たと
えば同化防止剤、たとえばボリムル(P OLY−MU
L)MS40およびノゾコ(N0PCO)1097Aを
含んで乾燥物品がくっつき合う傾向を減少させることも
できる。
ボリムルMS40、すなわちポリエチレンエマルジョン
およびノプコ1097A、すなわちステアリン酸カルシ
ウム分散物はダイヤモン)? 、ジャムロック社から入
手することができる。
「ポリムル」および「ノプコ」は登録商標であるO 水分バリヤを施こす吸収性基体の全表面積の割合は、水
分バリヤが疎水性であるかまたは親水性であるかに依存
し、さらに物品に含浸させた洗剤活性化合物およびその
他の水溶性もしくは分散性物質の所望放出時間に依存す
る。
したがって、水分バリヤは、このバリヤ材料が親水性で
ある場合には吸収性基体の全表面を覆うことができるの
に対し、疎水性バリヤ材料を使用する場合には覆う面積
は全表面積の95%を越えてはならない。
したがって、一般に水分バリヤは吸収性基体の全表面積
の10〜95%を覆うべきである。このようにして全表
面積の10%未満しか覆わないと、洗剤活性化合物が物
品から浸出する速度は水分、Fリヤを施こさない場合よ
りも顕著には低くならないと思われる。逆に、全面積の
95%頃上を水分不浸透性フィルムで覆えば水と接触す
るときに洗剤活性化合物が物品から浸出しつる速度は汚
れた表面を清浄するには不充分となりつる。
水分バリヤを形成するのに使用される物質は常態で固体
の物質もしくはゲルまたは高粘性液体とすることができ
、ただし施こした後にこれを施こした基体の目的領域か
ら顕著ζこ移動しないものとする。
水分バリヤはたとえば平行なしま状または綾目もしくは
チェック模様或いはその他任意のデザイン模様、装飾模
様または文字として吸収性基質の表面に施こすことがで
きる。
さらに、洗剤活性化合物または水分バリヤは水溶性染料
または着色剤を含むこともでき、反復使用の後に物品か
ら消失して物品が洗剤活性化合物を失ったことを知らせ
ることができる。
本発明ワイピング用物品は実質的に乾燥感触とすべきで
あり(5ubatantlally dry−to−t
he−touch )、すなわち汚れた表面を清浄する
際使用することが必要となるまでは湿った感触を与える
ような量の水を実質的に含まない。
便利には、このワイピング用物品は、手で持つのに便利
な、従って手の表面積よりも大きい表面積を有し、汚れ
た表面を効果的に清浄するのに使用しつるような寸法の
正方形または矩形シートの形態で供給される。
成人が使用するための便利な物品寸法は少なくともo、
o3.(の面積、より一般的には少なくとも0.05m
の面積を有するものである。
〔発明の煕惨例〕 たとえばシャワーを浴びるときのような人体の表面を洗
う際にワイピング用物品を使用することを目的とする場
合、好ましくは吸収性基体の全体に洗剤活性化合物と所
望に応じ付加物とを含浸させるのに対し、水分バリヤは
この吸収性基体の全表面積の20〜70%を覆うのが好
ましい。
硬質表面を清浄する際にワイピング用物品を使用する目
的であれば、奸才しくは吸収性基体には1部(すなわち
「第1部分」)のみが洗剤活性化合物を有しかつ基体の
残りの部分(すなわち「第2部分」)はこの洗剤活性化
合物を実質的に含まないように洗剤活性化合物と所望に
応じ付加物とを含浸させる。
硬質表面の清浄に使用する間、水が物品に浸透し、した
がって洗剤活性化合物およびその他の水溶性もしくは水
分散性付加物が浸出する速度を調節して減少させるため
に吸収性基体の表面ζこ施こす水不溶性水分バリヤは、
好ましくは上記したように基体の両面における「第1部
分」を覆って、この「第1部分」が有する洗剤活性化合
物を包封するサンド9インチを形成する。
本発明のこの具体例において、洗剤活性化合物を有する
「第1部分」の表面積は全表面積の10〜90%とする
ことができ、したがって「第2部分」の表面積も全表面
積の10〜90%とすることができる。好ましくは、各
部分の表面積は40〜60%、理想的には吸収性基体の
全表面積の約50%とすべきである。
第1部分は吸収性基体の単一の領域を示すことができ、
或いは第2部分により互いに分離された複数の領域を示
すこともできる。
好ましくは、「第1部分」および「第2部分」は、「第
1部分」の領域と「第2部分」の領域とが交互となるよ
うな平行のしま状、綾目またはチェック領域を示す。
したがって、「第1部分」を示す吸収性基体の領域は、
物品を汚nた硬質表面を清浄するのに使用する場合に洗
剤活性化合物を供給するのに適し、「第2部分」を示す
吸収性基体の領域は洗剤活性−化合物の作用により表面
から離脱した汚れを集めまたは表面を磨き清めるのに適
することを目的とする。
「第1部分」からの洗剤活性化合物を顕著に損失するこ
となく、物品を濯いで「第2部分」から蓄積した汚れを
除去することができ、次いで再使用することができる。
2層以上の吸収性基体の層を設けることにより、清浄操
作中に洗剤活性化合物を供給しかつ液体を表面に対し出
入させる際のワイピング用物品の耐久性、嵩および性能
をさらに改善することができる。この目的で接着剤を使
用して互いに密着させ吸収性基体の別々のシートを積層
させることができる。吸収性基体のシートの積層に使用
するのに適した接着剤は、たとえば上記した水分バリヤ
を形成するにも使用しつるような疎水性重合体エマルジ
ョン、才たは架橋性重合体もしくは熱溶融接着剤を包含
する。
以下、本発明を添付図面によりさらに説明する:第1図
および第2図に示したようにワイピングのしまにはシー
トの各面に水分ノZリヤ12を被覆して、特に第2図に
示したように一連のサンド9インチを形成する。各水分
ノZリヤのしまの幅は対応する洗剤活性化合物のしまよ
りも若干幅広である。
第3図に示したワイピング用物品は、第1図お ゛よび
第2図に示したものと同じ洗剤活性化合物および水分バ
リヤのしま状の形状を有し、ただし2枚の吸収性基体の
シートを水分バリヤ12のしまにより5Mサンドイッチ
内に「溶ifl(welded)Jし℃、二重積、層ワ
イピング用物品を形成する。
第4図に示したワイピング用物品は、第1図および第2
図に示したものと同様な構造であるが、さらに粒子状研
磨材138加えて、これを各洗剤活性化合物のしま11
により支持する。
第5図に示したワイピング用物品は第4図に示したもの
と同様な構造であるが、粒状研磨材13@1図〜第5図
に示した本発明による具体例のそれぞれは最初に乾燥状
態で供給され、すなわちこれらは乾燥感触である。使用
する際、これらを水で濡らして固体表面を清浄するのに
使用することができ、或いはこれらを乾燥状態で予め濡
らした固体表面lこ載せ、その後に表面を清浄しかつ残
りの水分を吸い上げるのに使用することができる。
ワイピング用物品の製造 本発明ワイピング用物品は、単に吸収性基体の片または
連続ロールに対し洗剤活性化合物と必要に応じその他の
洗剤付加物とからなる適当な液体洗剤組成物を栴こすこ
とにより製造することができる。この液体洗剤組成物は
吸収性基体全体に均一に、成いは所望の模様で施こすこ
とができ、その後このように得られた含浸基体を温風中
で乾燥する。次いで、水分バリヤを乾燥物品の両面へ任
意適当な方法で施こすことができ、たとえばグラビヤ(
くぼみ)印刷ローラを用いる印刷法または熱溶融押出技
術が好適である。
さらに、乾燥工程および/または加熱工程を用いて、水
分バリヤ材料を乾燥させおよび/または選択した水分バ
リヤ材料が架橋を必要とするものであればこれを架橋さ
せる。
このように得られた乾燥感触を有する物品は、使用の必
要があるまで、たとえばプラスチック材の小袋中に個々
につめることができ、或いはこれらを多量につめ、或い
は適当なディスはンサで使用するために連続ロールとし
て供給することもできる。
洗剤活性化合物と緑色染料とを含有する組成物に予め浸
漬したそれぞれ寸法220nmに300mのストラレン
717 :、50の布片の両面に、メンワックス(ME
SOWAX )すなわち疎水性水分バリヤ材料をしま状
に被覆し、これらしまを互いに正確に一致させてこの布
地の所定領域をメンワックスの同一領域の間に効果的に
挾み込んだ。したがつ℃後に物品を水中に浸漬した場合
、サンド9インチ状にした含浸布地の部分は水の直接的
接触に対し効果的に保護される。しかしながら、隣接す
る未被覆領域を介してストラレン717:50からなる
セルロース繊維に沿ってかつその間から[吸い上げ(’
wi eking ) Jによりかつバリヤを介する徐
々の損失により、各「サンドインチ」内の洗剤活性化合
物は、ゆっくり浸出することができる0 含浸しかつ部分被覆されたストラレン布片を、それぞれ
水道水250m1を入れた10個のビーカーのそれぞ゛
れに浸漬して40℃で浸出させた。それぞれの水を含む
ビーカーでの浸漬時間は30秒とした。
浸出した染料の量を分光光度法で測定して各浸漬の際に
浸出した洗剤活性化合物の量を評価した。
洗剤活性化合物の浸出速度は染料の浸出速度に比例する
水分バリヤ材料としてパラフィンワックスを使用し、さ
らに比較の目的で未被覆のストラレンを用いてこの実験
を反復した。
これら結果を第1表に示す: たとえばメンワックスまたパラフィンワックスのような
疎水性水分バリヤの存在により、5分間にわたり水と接
触した後に洗剤活性化合物がワイピング用物品から浸出
する速度は著しく減少することが、上記の結果から結論
される。被覆物品のうち、全表面積の65%を覆うメン
ワックス水分バリヤを有するものは、最初に含浸した洗
剤活性化合物の13重量%を保持した。同様に、パラフ
ィンワックス被覆した物品(53%被覆)の対応する数
値は22%であり、新しい水との反復接触の後に水分バ
リヤを有する洗剤含浸物品の全表面の少なくとも半分の
被覆により洗剤活性化合物は連続的かつ調節的に供給さ
れることを確認した。
ワイピング用物品の用途 本発明ワイピング用物品は皮膚表面を洗うのをこ使用す
ることができ、特にシャワーを浴びる際に有用であり、
これらを使用して洗髪したり或いは体の全表面を洗うこ
とができ乙。この物品はシャワーの間中ずつと多量の泡
を発生することができることが好ましく、通常の使用条
件下で用いた場合崩壊に対し耐性であるような湿潤強度
を有する。
さらに、このワイピング用物品は入浴する際にも使用す
ることができる。
このワイピング用物品は乾燥状態でスポーツバック、ハ
ント9バツクまたはポケット中に入れられ、或いは各物
品が所定量の洗剤とこの組成物中に存在させつる他の皮
膚有効成分とを含有するという点において特に便利であ
る。これらは使い捨てを目的とし、したがって再使用し
うる浴用フランネルなどの衛生問題が生じない。この物
品が通常のシャワーの全時間(すなわち5分まで)にわ
たり泡を発生しつるという点で、ワイピング用物品が洗
剤活性化合物を徐々に放出する能力はシャワーを浴びる
際に有利である。さらに、この利点を考慮すると、各ワ
イピング用物品は対応する未被覆物品よりも少ない「量
」の洗剤活性化合物を有することができる。
本発明ワイピング用物品は硬質表面を清浄するにも使用
することができ、この目的ではこれらをプラスチック袋
またはカー1ン箱に充填すると便利であり、そこから使
用前に取り出すことができる。
この種のワイピング用物品は、たとえば台所の作業面、
浴室および洗面所または床のような汚れた硬質表面を清
浄する際に反復使用するのに特に適している。したがっ
て、これらは家庭内におけると同様に学校、レストラン
、食堂および病院において特に有用であることがわかる
以下、実施例により本発明を説明する。
この実施例は、台所硬質表面用の本発明による擦らない
拭き布(wipe)を例示する。
吸収性基体としてのミツビシTCF408の布片に、次
の組成を有する活性洗剤含有の水溶液を含浸させた: 重量% ルコール)20 ライド−50%AD) 10 黄 色 2G染料 0.1 香料 02 水 69.7 遅延放出剤として使用した水不溶性水分ノぐリヤはビナ
ムル(VINAMUL )3231とした。
個々の拭き布を次の手順により作成した:発泡ゴムバッ
ドを用いて洗剤溶液を基体上に1プリント」シて、それ
ぞれ幅約8mmの洗剤のしま(「第1部分」)を作った
。この洗剤溶液を室温で乾燥させ、次いで塗料刷毛を用
いて水分バリヤを基体の両面に施こし、下にある洗剤を
不当に破壊することなく洗剤のしまを覆いかつこれらの
しまの間の未処理領域(「第2部分J)にわたり各しま
の両側に少量のみ存在させた。水分バリヤを室温で乾燥
させ、次いで140℃にてオープン内で5分間加熱する
ことにより饗橋させた。
このように作成された拭き布は次の明細を有した:全寸
法(朋) 300X370 全面積(ゴ) 0゜111 「第1部分」の面積% 40% 遅延放出剤で被覆された面積% 45%基体の乾燥重量
C11) 9 第1部分の乾燥室i(g) 3.6 基体+洗剤の乾燥重量(、!i’) 14洗剤の乾燥重
量(g)5 拭き布の乾燥重量(Ji’) 21 水分バリヤの乾燥重量(g)7 基体に対する洗剤の充填比(5:3.6)=1.39洗
剤の徐放を可能にするために水分バリヤを使用している
。洗剤のしまには、洗剤放出の指示薬として作用する染
料(黄色2G)を含有する。
かくして、拭き布がもはや黄色でなくなると、洗剤が消
失している。
この実施例は、本発明による使い捨てのシャワー用フラ
ンネルを例示している。
40重量%のセルロース繊維を含有するストラレン(7
15:50)布片を、次の成分を含有する洗剤組成物に
浸漬した: 重量% (28%AD) 30.5 ココナツツ ジェタノールアミド92.5ホルマリン(
36,6%)0.1 水 100まで クエン酸でiHを5.6に調整した。
次いで、メンワックス(ワックスエマルジョン)の平行
なしまを洗剤含浸布地の両面上の対応する領域に塗料刷
毛で塗布して全表面積の40%を被憶しかくして布地の
40%をし才状領域の間にサンドインチにした。メンワ
ックスを風乾すると、布地上にワックス材料の目に見え
る橙色のしまが残った。
このように作成されたワイピング用物品を寸法、重量お
よびその他のデータにつき検査し、その結果を下記に示
す: ワイピング用物品の寸法(朋) 225 x 287ワ
イピング用物品の面積(m) 0.0646メソワツク
スの面積(ぜ) 0.0258メンワツクスより被覆さ
れた全面積の%開40ワイピング用物品の乾燥重量(9
) 8.52吸収性基体の乾燥重量:ストラレン(J)
 3.14洗剤組成物の乾燥重量(11) 5.3 s
アニオン性洗剤の充填1マトリツクスg) 0.67全
水溶性固形物の充填量(シマトリックスg) 1.71
湿潤引張強さ:ウェブの横断方向(N/in) 274
湿潤引張強さ:縦方向(N/m) 354実 施 例 
3 実施例2に記載した手順を反復したが、ただし吸収性基
体に含浸させた洗剤組成物は次の組成を有した; 成 分 重量% エンピコール(B伊IC0L) ESB 3’涜 30 クエン酸 0・1 香料、着色剤 充分量 水 100まで ☆ココアンフオカルボキシグリシネート+ラウリル硫酸
ナトリウム+ヘキシレングリコール(48%AD) ☆☆ラウリルエーテル硫醒ナトリウム(3EO)この実
施例は、本発明による使い捨てのシャワー用フランネル
を例示している。
40取量%のセルロース繊維を含有するストラレン(7
15:50)の布片を、次の成分を含有する洗剤組成物
に浸漬した: 重量% ミラノール2MCAMod 45 エンピコールESB3 30 クエン酸 0.1 香料2着色剤 充分量 水 100まで 上記洗剤組成物中に浸漬した後のストラレン布片の水分
を排除し、次いで風乾した。
次いで、水不溶性水分バリヤとしてビナムル3240の
平行なしまを洗剤含浸布地両面の対応領域に施こして全
表面積の45%を覆うようにし、布地の45%をしま状
領域の間にサンドインチ状にした。
このように作成したワイピング用物品に関する寸法およ
びその他のデータは、実施例2に記載した物品に関する
データと同様であった。
3名の試験員よりなるパネルにより、実施例2〜4で上
記したように作成したワイピング用物品をシャワーでの
使用について評価した。重合体被覆を持たない同様な物
品についても、このパネルで試験した。
それぞれの場合、シャワーする前およびシャワーで1回
使用した後にワイピング用物品を秤量して、各物品に保
持された残留活性洗剤の量を決定した。結果を第2表に
示す: 第2表 試験員 使用後に物品中に残存 差: する洗剤(%) 未被覆 被 覆 被覆−未被覆(%) 1 9.9 51.1 41.2 2 33.3 54,5 21..2 3 0.7 35,3 34.6 保護用の水不溶性水分バリヤが施こされない場合、使用
後に洗剤の相当な割合がワイピング用物品から損失する
ことをこれらの結果は示している。
°逆に、この種のバリヤを存在させると、使用中の洗剤
の損失は著しく減少し、シャワーの下で通常の時間より
も長時間にわたり使用することができ、または連続的に
反復使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はワイピング用物品の平面図、 第2図は第1図に示した物品の断面図、第3図は積層構
造を有する硬質表面ワイピング用物品の断面図、 第4図および第5図は研磨性ワイピング用物品の断面図
である。 10・・・・・・吸収性基体のシート、11・・・・・
・洗剤活性化合物のしま、12・・・・・・水分バリヤ
、 13・・・・・・粒状研磨材。 第1頁の続き 優先権主張 [相]198g5月118[相]イギリス
1[株]発明者 アラン・ウーテン イ ツ :GB)e8412047

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)汚れた表面を水の存在下で清浄するために使用す
    るのに適する実質的に乾燥した感触のワイピング用物品
    であって、洗剤活性化合物を含浸したシートの形態の少
    なくとも1’ 、9 /gの水吸収容量を有する吸収性
    基体からなり、前記吸収性基体の表面には一方の面上の
    水分バリヤと他方の面上の水分バリヤとが一致して洗剤
    活性化合物を含浸した吸収性基体の面積の少なくとも1
    0%を包封するサンドイッチを形成するようにシートの
    各面の全面積の少なくとも10%を覆う水分バリヤを施
    こしたことを特徴とするワイピング用物品。 (2)吸収性基体が100〜1000μmの厚さを有す
    るセルロース繊維からなる不織布シートであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の物品。 (3)吸収性基体がポリアミド9、ポリエステル、ポリ
    プロピレンまたはその混合物から選択さく4)少なくと
    も50 N / mの最小湿潤引張強さを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の物品
    。 (5) 95〜1000 N / mの湿潤引張強さを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
    に記載の物品。 (6)洗剤活性化合物がアニオン性、非イオン性、両性
    、双性談たはカチオン性の洗剤活性化合物またはその相
    容性混合物から選択されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の物品。 (7)洗剤活性化合物が石鹸からなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の物
    品。 (8)吸収性基体の少なくとも1部に少なくとも0.2
    11/gの濃度で洗剤活性化合物を含浸させることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに
    記載の物品。 (9)吸収性基体の少なくとも1部に014〜2117
    gの濃度で洗剤活性化合物を含浸させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載の
    物品〇 (1G 安定剤、殺菌剤、香料、着色剤、保存料、無機
    塩およびその混合物から選択される洗剤付加物をさらに
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第9項
    のいずれかに記載の物品。 α1)すらに固定結合した研磨材の粒子を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第10項のいずれか
    に記載の物品。 a擾 水分バリヤが熱溶融物、ワックス、ワックスエマ
    ルジョン、重合体エマルジョン、シリコーン、シリコー
    ン油およびシリコーンワックス混合物、天然および合成
    ゴム、樹脂並びにその混合物から選択される疎水性材料
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    11項のいずれかlこ記載の物品。 03 水分バリヤがポリビニルアルコール、ゼラチン、
    澱粉およびその混合物から選択される親水性材料からな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第12項
    のいずれかに記載の物品。 (14) 水分バリヤが吸収性基体シートの両面の全面
    積を覆うことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    13項のいずれかに記載の物品。 aυ 水分バリヤが吸収性基体シートの各面の全面積の
    10〜95%を覆うことを特徴とする特許請求の範囲第
    り項乃至第13項のいずれかに記載の物品。 珀 水分バリヤが吸収性基体シートの各面の全面積の2
    0〜70%を覆うことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第13項のいずれかに記載の物品。 07)水分バリヤを吸収性基体シートの各面に平行なし
    才、綾目もしくはチェック模様などの装飾模様または文
    字として施こしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第16項のいずれかに記載の物品。 QgI 吸収性基体が洗剤活性化合物を含浸した第1部
    分と、洗剤活性化合物を実質的に含まない@2部分とか
    らなることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第1
    7項のいずれかに記載の物品。 叫 第1部分は吸収性基体シートの両面が被覆され洗剤
    活性化合物を包封するサンドイッチを形成することを特
    徴とする特許請求の範囲第18項に記載の物品。 ■ 第1部分が第2部分により互いに分離された吸収性
    基体の複数領域を画成することを特徴とする特許請求の
    範囲Pgts項または第19項に記載の物品。 (m実質的に添付図面のいずれかに示されている特許請
    求の範囲第1項乃至第20項のいずれかに記載の物品。
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