JPS59103064A - 車輌用動力伝達装置の減速時制御方法 - Google Patents

車輌用動力伝達装置の減速時制御方法

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Publication number
JPS59103064A
JPS59103064A JP21378282A JP21378282A JPS59103064A JP S59103064 A JPS59103064 A JP S59103064A JP 21378282 A JP21378282 A JP 21378282A JP 21378282 A JP21378282 A JP 21378282A JP S59103064 A JPS59103064 A JP S59103064A
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JP
Japan
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clutch
speed
vehicle
gear
power transmission
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Pending
Application number
JP21378282A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
寛 伊藤
Ken Asami
謙 浅見
Shigemichi Yamada
山田 繁道
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車等の車輌に用いられる動力伝達装置の
減速時制御方法に係り、更に詳細には内燃機関等を原動
機とし、該原動機の回転動力を駆動車輪へ選択的に伝達
する摩擦クラッチを有する動力伝達装置の減速時制御方
法に係る。
動力伝達装置に流体式トルクコンバータを有する車輌に
於ては、走行中に制動装置が作動されて急激な制動が行
われ、車速が著しく低下しても流体式トルクコンバータ
の滑りにより内燃機関の如き原動機がストールする虞れ
がないが、動力伝達装置に流体式トルクコンバータを有
さず、原動機と駆動車輪との断続が摩擦クラッチにより
行われるようになっている車輌に於ては、走行中に制動
装置が作動されて急激な制動が行われ、これによって車
速が低下し、これに伴い原動機の回転数が所定値以下に
なると、摩擦クラッチが切離されなければ原動機がスト
ールする虞れが生じる。
個別の摩擦クラッチによって内燃機関の如き原動機に選
択的に接続され且各々同期噛合式の変速歯車列を有する
二つの動力伝達系を互いに並列に有し、前記二つの動力
伝達系の摩擦クラッチの断続が制御されることにより自
動発進及び自動変速を行う摩擦クラッチ付選択歯車式の
自動変速機を備えた車輌用に於ては、原動機のストール
を回避するために原動機の回転数が所定値以下になると
、摩擦クラッチを切断して原動機と変速歯車列とを切離
し、原動機を無負荷状態にする制御が行われるが、急制
動によって原動機の回転数が@激に低下した時には制御
応答遅れによって摩擦クラッチの切断が遅れ、原動機が
ストールする虞れがある。
本発明は制御応答遅れによって摩擦クラッチの切断が遅
れる虞れがある如き急激な制動時には摩擦クラッチの切
断遅れによる原動機のストールを回避すべく摩擦クラッ
チの切断を前もって行う如き制御を行う動力伝達装置の
減速時制御方法を提供することを目的としている。
かかる目的は、本発明によれば、摩擦クラッチを有し、
該摩擦クラッチの係合により原動機の回転動力を駆動車
輪へ伝達するよう構成された車輌用動力伝達装置の減速
時制御方法にして、原動機の回転数を検出し、車輌の制
動装置が制動作動を行っている時には前記回転数の経時
的低下率が所定値以上になった時に前記摩擦クラッチの
係合を解除する如き減速時制御方法によって達成される
本発明によれば、制動装置の作動によって車輌が制動さ
れ、これによって原動機の回転数の経時的低下率が所定
値以上、即わち機関回転数の低下が速い時には摩擦クラ
ッチの係合が解除されることにより原動機のストールが
回避される。
以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。第1図は本発明による減速時制御方法の実
施に適した車輌用動力伝達装置の一つの実施例を示す縦
断面図、第2図は第1図に示された車輌用動力伝達装置
のスケルトン図である。これらの図に於て、1は摩擦ク
ラッチを、2は歯車変速装置を各々示している。
歯車変速装置2は歯車ケース52内に軸受53.54に
より該歯車ケースに回転自在に支持された中空の第一の
入力軸3と該入力軸3の中空部を貫通して設けられた第
二の入力軸4とを有し、第一の入力軸3に番よ第1速用
駆動歯車5と第3速用駆動歯車6と後進用駆動歯車7と
が固定されており、また第二の入力軸4には第2連用駆
動歯車8と第4速用駆動歯車9とが固定されている。
歯車変速装@2は歯車ケース52内に前記入力軸に対し
平行に設けられ軸受55.56により歯車ケース52に
回転自在に支持された一つの出力軸10を有している。
出力軸10には第1速用従動歯車11と第2連用従動歯
車12と第3速用従動歯車13と第4速用従動歯車14
とが各々回転自在に設けられており、また出力歯型15
が固定されている。第1速乃至第4速用従動歯車11〜
14は各々第1速乃至第4連用駆動歯車に常時噛合して
いる。
出力軸10には第1速−第3速用同期装置16と第2速
−第4速用同期装置17とが設けられている。これら同
期装置はボルグヮーナ式シンクロメツシュ装置として知
られているそれ自身周知のイナーシャロック方式のもの
であり、クラッチハブ1 (3’a ’+ 17aと、
コーン部U16b、、16c及び17b、17cと、シ
ンクロナイザリング16d、16e及び17d、、17
eと、シンクロナイザスリーブ16f117f1シフテ
イングキー16g、、17gとを含んでいる。第1速−
第3速用同期装置16は第1連用従動歯車11と第3速
用従動歯車13のいずれか一方を選択的に出力軸10に
トルク伝達関係に接続し、第1速段と第3速段のいずれ
か一方を選択的に達成するようになっている。また第2
速−第4速用同期装置17は第2連用従動歯車12と第
4速用従動歯車14のいずれか一方を選択的に出力軸1
0にトルク伝達関係に接続し、第2速段と第4速段のい
ずれか一方を選択的に達成するようになっている。
第1速−第3速用同期装置16のシンクロナイザスリー
ブ16fには後進用従動歯車18が一体に設けられてい
る。歯車変速装置2は、第2図に示されている如く、軸
19にその軸線方向に摺動可能に且回転自在に取付けら
れた後進用中間歯車20を有しており、この中間歯車2
0は図にて左方へ移動することにより後進用駆動歯車7
と後進用従動歯車18とに同時に噛合して選択的に後進
段を達成するようになっている。
歯車変速装置2は歯車ケース52内に入力軸3.4及び
出力軸10に対し平行に設りられ歯車ケース52にその
軸線方向に移動自在に支持された二つのフォーク軸58
.59を有している。フォーク軸58には第1速−第一
3連用同期装置1Gのシンクロナイザスリーブ16fに
係合lノてこれを軸線方向に駆動するフA−り部材6o
が固定されている。フォーク軸5つには第2速−第4速
用同期装置17のシンクロナイザスリーブ17fに係合
してこれを軸線方向に駆動するフォーク部材61が固定
されており、また後進用中間歯車2oを軸19に沿って
移動させるフォーク部材57が軸線方向に移動可能に設
けられている。フォーク軸58と59には各々三つのク
リックストップ溝62〜64及び65〜67が各々設け
られており、これらのクリックストック溝には歯車ケー
ス52に設けられた図示されていないチェックボールが
選択的に係合するようになっている。このクリックスト
ップ機構によりフォーク軸58.59は各々、図示され
ている如き中立位置と、この中立位置より図にて右方へ
移動した右側位置と、前記中立位置より図にて左方へ移
動した左側位置との間に節度感をもって移動する。
第1速−第3速用同期装置16はフォーク軸58が中立
位置にある時には中立位置にあって第1速用従動歯車1
1と第3速用従動歯車13を共に出力軸10より切離し
、これに対しフォーク軸58が右側位置にある時にはシ
ンクロナイザスリーブ16fが図にて右方へ駆動される
ことにより第1速用従動歯車11を出力軸10にトルク
伝達関係に接続し、またフォーク軸58が左側位置にあ
る時にはシンクロナイザスリーブ16[が図にて左方へ
駆動されることにより第3速用従動歯車13を出力軸1
0にトルク伝達関係に接続するようになっている。
第2速−第4速用同期装置17はフォーク軸5つが中立
位置にある時には中立位置にあって第2速用従動歯車1
2と第4速用従動歯車14を共に出力軸10より切離し
、これに対しフォーク軸59が右側位置にある時にはシ
ンクロナイザスリーブ16fが図にて右方へ駆動される
ことにより第2速用従動歯車12を出力軸10にトルク
伝達関係に接続し、また)A−り軸59が左側位置にあ
る時にはシンクロナイザスリーブ17fが左方l\駆動
されることにより第4速用従動歯車17!Iを出力軸1
0にトルク伝達関係に接続するようになっている。
フォーク軸58及び59は各々シフトレリーズシリンダ
装置68.69によって中立位置と右側位置と左側位置
との間に駆動されるようになっている。シフトレリーズ
シリンダ装置68.6つは各々歯車ケース52の一端に
固定されたエンドカバー70に取付けられている。シフ
トレリーズシリンダ装置68はピストン71の両側に設
けられた油室72.73のいずれにも油圧を導入されて
いない時にはばね74.75の作用によって図示されて
いる如き中立位置にあってフォーク軸58を中立位置に
もたらし、これに対し油室72に油圧を導入された時に
はフォーク軸58を右側位置へ駆動し、また油室73に
油圧を導入された時にはフォーク軸58を左側位置へ駆
動するようになっている。シフトレリーズシリンダ装置
69はそのピストン76の両側に設けられた油室77.
78のいずれにも油圧を導入されていない時には図示さ
れている如く中立位置にあってフォーク軸59を中立位
置にもたらし、これに対し油室79に油圧を導入された
時にはフォーク軸59を右側位置へ駆動し、また油室7
8に油圧を導入され!c時にはフォーク軸59を左側位
置へ駆動するようになっている。
フォーク部材57にはシフトレリーズシリンダ装置81
(第3図参照)が駆動連結されている。
このシフトレリーズシリンダ装置81はピストン82の
一方の側に設けられた油室83に油圧を導入されていな
い時にばばね84の作用によって右側位置にあり、フォ
ーク部材57を介して後進用中間歯車20を後進用駆動
歯車7と後進用従動歯車18より離れた位置にもたらし
、これに対し油室83に油圧を導入された時にはフォー
ク部材57を第1図で見て左方へ駆動し、中間歯車20
を後進用駆動歯車7と後進用従動歯車18とに同時に噛
合する位置へ駆動するようになっている。
出力軸15は差動歯車装置85の入力歯重くリング歯車
)86に常時噛合している。差動歯車装置85は、それ
自身周知の形式のものであり、二対の傘歯車87.88
及び89.9oを含み、このうち一対の傘歯車87.8
8は軸91によってケース92に自転自在に支持されて
入力歯車86に接続され、他の一対の傘歯車89.9o
は各々傘歯車87.88に同時に噛合し、各々左右の出
力軸93.94に接続されている。出力軸93.94に
は左右の駆動車輪軸が接続される。
クラッチ1はクラッチハウジング21を有し、このクラ
ッチハウジング21内には入力部材であるフライホイー
ル23が設けられている。フライホイール23は図示さ
れていない内燃機関の如き原動機の出力部材に駆動連結
され、これによって入力軸の軸線の周りに回転するよう
になっている。
またフライホイール23は軸受24によって第二の入力
軸4の一端を支持している。
フライホイール23の一端面には円環状の第一の摩擦係
合面25が設けられている。またフライホイール23の
一端部にはボルト26によってクラッチカバー27が取
付けられている。クラッチカバー27内には第一の摩擦
係合面25に対向して円環状のプレッシャプレート28
がその軸線方向に移動自在に設けられている。またクラ
ッチカバー27内にはダイヤフラムスプリング30が設
けられており、このダイヤフラムスプリング30はその
中間部にてビン29によりクラッチカバー27に接続さ
れ、外周縁部にて接続具28aによりプレッシャプレー
ト28に接続され、また舌片状の内縁部にてクラッチレ
リーズ軸受31に係合し、プレッシャプレート28を第
一の摩擦係合面25へ向けて、即ち第1図にて右方へ付
勢している。クラッチレリーズ軸受31はクラッチハウ
ジング21にねじ32により取付けられたスリーブ部材
33の外周にその軸線方向に摺動可能に支持されており
、該クラッチレリーズ軸受にはクラッチレリーズフA−
り34の一端部が係合している。
このレリーズフォーク34はその中間a+にて図示され
ていない枢支構造によりクラッチハウジング21に枢支
され、他端にてクラッチレリーズシリンダ装置95(第
3図参照)のビス1ヘンロツドに係合し、該シリンダ装
置により枢動駆動されるようになっている。フライホイ
ール23とプレッシャプレー1〜28との間にはクラッ
チディスク部材35が設けられている。このクラッチデ
ィスク部材35は、第一の入力軸3にスプライン結合さ
れたハブ部材36と、第一の摩擦係合面25とプレッシ
ャプレート28の抑圧面281)との間に位置してそれ
らに対向する部分に7エーシング37を備えたディスク
プレート38と、ハブ部材36とディスクプレート38
とを接続するト〜ジョン弾性部材3つとにより構成され
ている。上述したクラッチの構造は周知の乾式クラッチ
の構造と同じである。
フライホイール23は第一の摩擦係合面25より内側の
部分に一端を該フライホイールにより実質的に閉じられ
た円筒部4oを有しており、この円筒部には一端面に第
二の摩擦係合面41を備えた摩擦係合部材42が該円筒
部を他端を閉じるよう固定されている。また円筒部40
内には第二の摩lff係合面41と対向してプレッシャ
ピストン43が軸線方向に移動自在に設けられており、
このプレッシャピストン43は摩擦係合部材42と反対
の側に油室44を郭定しており、リターンスプリング5
0により第二の摩擦保合面41より離れる方向、即ち図
にて右方へ付勢されている。@苗44には第二の入力軸
4に設けられた油路51より油圧が選択的に供給される
ようになっている。
摩擦係合部材42とプレッシャピストン43との間には
クラッチディスク部材45が設けられている。クラッチ
ディスク部材45は、摩擦係合部材42及びプレッシャ
ピストン43を貫通して延在する第二の入力軸4にスプ
ライン結合されたハブ部材46と、第二の摩擦係合面4
1どプレッシャピストン43の押圧面43aとの間に位
置してそれらに対向する部分にフェーシング47を備え
たディスクプレート48と、ハブ部材46とディスクプ
レート48とを接続するトーションスプリング49とを
有1ノでいる。
クラッチレリーズシリンダ装置95の油室96に所定値
以上の油圧が供給されている時にはクラッチレリーズフ
ォーク34の枢動にJ:り該タラッチレリーズフォーク
34の図示されている端部が図にて右方へ移動すること
によりクラッチレリーズ軸受31がスリーブ部材33に
案内されて図にて右方へ移動し、これに伴いダイヤフラ
ムスプリング30がビン29を枢点として極性変形する
ことによりプレッシャプレート28が図にて左方へ移動
し、クラッチディスク部材35のフェーシング37がフ
ライホイール23の第一の摩擦係合面25及びプレッシ
ャプレート28の押圧面28bより離れ、フライホイー
ル23と第一の入力軸3とが切離される。クラッチレリ
ーズフォーク34の前記端部はクラッチレリーズシリン
ダ装置95の油室96の油圧の低下に伴い図にて左方/
\移動し、これに伴いクラッチレリーズ軸受31がスリ
ーブ部材33に案内されて図にて左方へ移動することに
よりプレッシャプレート28はダイヤフラムスプリング
3oを介して図にて右方へ移動し、前記油圧が所定値以
下になると、プレッシャプレート28がクラッチディス
ク部材35に当接し、ダイヤフラムスプリング3oのば
ね力によりクラッチディスク部材35のフェーシング3
7がフライホイール23の第一の係合部25とプレッシ
ャプレート28の押圧面28aとに挾まれてこれらより
挟圧され、それらの間の摩擦力によりフライホイール2
3と第一の入力軸3とが駆動連結される。前記挟圧力、
即ちクラッチの係合荷重は油室9Gの油圧の低下に伴う
クラッチレリーズフォーク34の前記端部に図にて左方
への移動量1.即ちクラッチストロークの増大に応じて
比例的に増大する。このクラッチの作動及びクラッチ特
性は従来から知られている一般的な乾式クラッチのそれ
と実質的に同じである。
油室44に所定値以上の油圧が供給されていない時には
プレッシャピストン43がリターンスプリング50のば
ね力によって図にて右方へ変位していることによりこれ
が摩擦係合面41より遠去かり、クラッチディック部材
45のフェーシング47と摩擦保合部材42の第二の摩
擦係合面41及びプレッシャピストン43の押圧面43
aとの間に実質的な摩擦力が生じていないことによりフ
ライホイール23と第二の入力軸4とが切離される。
これに対し油室44に油路5ゴより油圧が供給されると
、その油圧によってプレッシャピストン43がリターン
スプリング5oの作用に抗して図にて左方へ移動し、こ
れによりクラッチディスク45の7エーシング47が摩
擦係合部材42の第二の摩擦係合面41とプレッシャピ
ストン43の抑圧面43 aとに挾まれてこれらに挟圧
され、それらの間の摩擦力によってフライホイール23
と第二の入力軸4とが駆動連結される。このクラッチ係
合荷重は油室44の油圧の増大に応じて比例的に増大す
る。
クラッチ1の油室44、クラッチレリーズシリンダ装@
95の油室96、シフトレリーズシリンダ装置68.6
9の油室73.74.77.78に対する給油及び排油
は@3図に示されている如き油圧回路装置により制御さ
れる。
第3図に於て、100は油ポンプを示しており、該油ポ
ンプ100は油タンク101より作動油を吸入し、油圧
を発生する。この油圧は調圧弁102によって調圧され
、一定のライン油圧をとして導管103に供給される。
導管103は導管104〜110を経て各々電磁切換弁
111〜117の一つのボートaに接続されている。
電磁切換弁111〜117は各々三方向切換弁として構
成され、ポートa以外に二つのボートb及びCを有して
いる。電磁切換弁111のボートbは導管118を経て
油室96に、電磁切換弁112のボートbは導管119
を経て油室44に、電磁切換弁113のボートbは導管
120を経て油室72に、電磁切換弁114のボート1
)は導管121を経て油室77に、電磁切換弁115の
ボー1−bは導管122を経て油室73に、電磁切換弁
116のボートbは導管123を経て油室78に、電磁
切換弁117のボートbは導管124を経て油室83に
各々接続されている。電磁切換弁111〜117のボー
トCは各々ドレン導管125〜131を軽て油タンク1
01に接続されている。
電磁切換弁111〜117.132.133Eよ各々、
通電時にはポートbをボートaに接続し、これに対し非
通電時にはポートl)をボートGに接続するようになっ
ている。これら電磁切換弁に対する通電の制御は電気式
の制御装置140により行われる。
制御装置140はCPUや記憶装置を備えた一般的なマ
イクロコンピュータと出入力回路等を含/υでおり、ス
ロットル開度センサ141により検出されたスロットル
開度と、車速センサ142により検出された車速と、シ
フトレバ−スイッチ143により検出されたマニュアル
シフトレンジと、回転数センサ144により検出された
原動機の回転数と、ブレーキスイッチ145により検出
さ4tたブレーキ(車輌の制動装置)の作動に関する情
報を与えられ、これら情報に応じて予め定められIc変
速パターンに従って所定の変速が行われるようまたクラ
ッチ1の断続が行われるよう、電磁切換弁111〜11
7の各々へ選択的にオン・オフ信号又は所定のデユーテ
ィ比のパルス信号を出力するようになっている。
上述の如き構成からなる動力伝達装置を(晶えた車輌に
於ては、前進発進は第1速−第3速用同期装置16によ
って第1速用従動歯車11が出力軸10にトルク伝達関
係に接続され、この後にクラッチディスク部材35がプ
レッシャプレート28とフライホイール23との間に挾
まれ、これによって図示されていない原動機より第一の
入力軸3へ回転動力が伝達されることにより行われる。
この車輌発進時に於けるクラッチ1の係合は回転数セン
サ144により検出される原動機の回転数Neが所定の
係合開始回転数に達したとき開始される。
車輌の走行中に於ける変速は、予めスロットル開度と車
速とに応じて定められた変速パターンに従って第1速−
第3速用同期装置16と第2速−第4速用同期装置17
により従動歯車11〜14の出ツノ軸10に対する切換
接続とクラッチ1が備えている二つのクラッチ機構の断
続により行われる。クラッチ1が備えている二つのクラ
・ソチ機構は通常走行時にはその一方のみが係合状態に
保たれ、他方が解放(切断)されており、変速時には今
まで解放状態にあったクラッチ機構の係合が開始される
と共に今まで係合状態にあったクラッチ機構の解放が開
始され、その二つのクラッチ機構の断続状態が反転づる
車輌の走行中は上述の如くクラッチ1の二つのクラッチ
機構のうちの何れか一方が係合状態にあるが、ブレーキ
スイッチ145によって車輌の制動装置が制動作動を行
っていることが検出された時には、制御装置140ば回
転数センサ144による検出される原動機の回転数Ne
の経時的低下s$ dNe /dtを算出し、これが所
定値Δne以下である時にはクラッチ1の係合状態を維
持するが、前記経時的変化率が所定値A11Q以上にな
ると、クラッチ1の全ての係合を解除し、原動機を第−
及び第二の入力軸3及び4の何れよりも切離すようにな
る。またこの時には同期装置16及び17が共に中立位
置に戻され、従動歯車11〜14の何れもが出力軸10
より切離される。即ち、原動機の回転数の経時的変化率
が所定値以上の時には動力伝達装置は強制的にニュート
ラル状態にされる。
これにより原動機がストールすることが回避される。
尚、クラッチ1は原動機のストールを回避するために原
動機の回転数が前記クラッチ係合開始回転数より所定量
量さいクラッチ解放回転数N(I以下になった時にも強
制的に係合を解除される。
第4図は上述の如き車輌の減速時の動力伝達装置の制御
のフローチーCI−トを示しており、これは割込ルーチ
ンとして所定時間毎に繰返し実行される。
尚、上述の実施例に於ては、車輌の減速時の原動機の回
転数変化を直接原動機の回転数より検知したが、これは
車速の変化より検知されても良い。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本
発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当業
者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による減速時制御方法を適用するに適し
た車輌用動力伝達装置の一つの実施例を示す縦断面図、
第2図は第1図に示された車輌用動力伝達装置のスケル
トン図、第3図は本発明による制御方法の実施の使用す
る制御I装置の制御回路図、第4図は本発明による減速
時制御方法の実施要領を示すフローチャートである。 1・・・クラッチ、2・・・歯車変速装置、3−・・第
一の入力軸、4・・・第二の入力軸、5〜9・・・駆動
歯車。 10・・・出力軸、11〜14・・・従動歯車、15・
・・出力歯車、16.17・・・同期装置、18・・・
後進用従動歯車、19・・・軸、20・・・後進用中間
歯車、21・・・クラッチハウジング、23・・・フラ
イホイール。 24・・・軸受、25・・・第一の摩擦係合面、26・
・・ボルト、27・・・クラッチカバー、28・・・プ
レッシャプレート、2つ・・・ビン、30・・・ダイヤ
フラムスプリング、31・・・クラッチレリーズ軸受、
32・・・ねじ、33・・・スリーブ部材、34・・・
クラッチレリーズフォーク、35・・・クラッチディス
ク部材、36・・・ハブ部材、37・・・フェーシング
、38・・・ディスクプレート、39・・・トーション
弾性部材、4o・・・筒状部、41・・・第二の摩擦係
合面、42・・・摩擦係合部材、43・・・プレッシャ
ピストン、44・・・油室。 45・・・クラッチディスク部材、46・・・ハブ部材
。 47川フエーシング、48・・・ディスクプレート。 49・・・トーションスプリング、50・・・リターン
スプリング、51・・・油路、52・・・歯車ケース、
53〜56・・・軸受、57・・・フA−り部材、58
..59・・・フォーク軸、60,61・・・フォーク
部材、62〜67・・・クリックストップ溝、68.6
9・・・シフトレリーズシリンダ装置、70・・・エン
ドカバー。 71・・・ピストン、72.73・・・油室、74.7
5・・・ばね、76川ピストン、77.78・・・油室
、79.80・・・ばね、81・・・シフトレリーズシ
リンダ装置、82・・・ピストン、83・・・油室、8
4川ばね。 8訃・・差動歯車装置、86・・・入力歯車、87−9
0・・・傘歯車、91・・・軸、92・・・ケース、9
3.94・・・出力軸、95・・・クラッチレリーズシ
リンダ装置、96・・・油室、100・・・油ポンプ、
1o1・・・油タンク、102・・・調圧弁、103−
110・・・導管。 111〜117・・・電磁切換弁、118〜124・・
・導管、125〜131・・・ドレン導管、140・・
・制御装置、141・・・スロットル開度センサ、14
2・・・車速センサ、143・・・シフトレバ−スイッ
チ。 144・・・回転数センサ、145・・・ブレーキスイ
ツヂ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 摩擦クラッチを有し、該摩擦クラッチの係合により原動
    機の回転動力を駆動車輪へ伝達するよう構成された車輌
    用動力伝達装置の減速時制御方法にして、原動機の回転
    数を検出し、車輌の制動装置が制動作用を行っている時
    には前記回転数の経時的低下率が所定値以上になった時
    に前記摩擦り。 ラッチの係合を解除することを特徴とする車輌用動力伝
    達装置の減速時制御方法。
JP21378282A 1982-12-06 1982-12-06 車輌用動力伝達装置の減速時制御方法 Pending JPS59103064A (ja)

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