JPS589795Y2 - 車両用引戸窓の排水構造 - Google Patents
車両用引戸窓の排水構造Info
- Publication number
- JPS589795Y2 JPS589795Y2 JP1979167641U JP16764179U JPS589795Y2 JP S589795 Y2 JPS589795 Y2 JP S589795Y2 JP 1979167641 U JP1979167641 U JP 1979167641U JP 16764179 U JP16764179 U JP 16764179U JP S589795 Y2 JPS589795 Y2 JP S589795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- window
- window frame
- drainage
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両用引戸窓の排水構造に係り、その目的と
するところは従来の車両用引戸窓において窓枠から室内
へ雨水の浸入する欠点があったのを解消し、室内へ雨水
の浸入するおそれのない車両用引戸窓の排水構造を提供
するにある。
するところは従来の車両用引戸窓において窓枠から室内
へ雨水の浸入する欠点があったのを解消し、室内へ雨水
の浸入するおそれのない車両用引戸窓の排水構造を提供
するにある。
従身の車両用の運転室等に用いろ引戸窓の構造を第７図
により説明すると、引戸窓１５は引戸用下部案内溝１６
と引戸用上部案内溝１７間に摺動可能に収められ、引戸
用下部案内溝１６には排水孔１８が穿孔され、該孔１８
下部に排水管１９が接続しでおり、窓ガラス下部固定溝
２０と窓ガラス上部固定溝２１との間には固定ガラス窓
２２が下部押え２３と上部押え２４とにより固定されて
いる。
により説明すると、引戸窓１５は引戸用下部案内溝１６
と引戸用上部案内溝１７間に摺動可能に収められ、引戸
用下部案内溝１６には排水孔１８が穿孔され、該孔１８
下部に排水管１９が接続しでおり、窓ガラス下部固定溝
２０と窓ガラス上部固定溝２１との間には固定ガラス窓
２２が下部押え２３と上部押え２４とにより固定されて
いる。
したがってこの引戸窓１５に当った雨水はこの引戸窓１
５に沿って下降し引戸用下部案内溝１６に浸入する。
５に沿って下降し引戸用下部案内溝１６に浸入する。
しかし該下部案内溝１６には引戸窓１５の下部が溝底部
１で嵌入しているので、ここに一時的に貯え得る雨水の
量は極めて少なく、また排水孔１８を経て排水管１９へ
流れ得る排水量も制約されていて少ないので、引戸用下
部案内溝１６内に貯えきれない雨水はオーバーフローし
て運転室内へ流れ込む欠点があり、その改善が強く要望
されている。
１で嵌入しているので、ここに一時的に貯え得る雨水の
量は極めて少なく、また排水孔１８を経て排水管１９へ
流れ得る排水量も制約されていて少ないので、引戸用下
部案内溝１６内に貯えきれない雨水はオーバーフローし
て運転室内へ流れ込む欠点があり、その改善が強く要望
されている。
そこで本考案は上記の要望に沿うよう考案されたもので
、以下その一実施例を第１図乃至第６図により説明する
。
、以下その一実施例を第１図乃至第６図により説明する
。
１は引戸窓で、窓ガラス２にそれぞれ溝状の誘導部３ａ
：４ａを形成した縁枠３，４を設け、又誘導部３ａ、４
ａの内面にはモケット５，６が貼着しである。
：４ａを形成した縁枠３，４を設け、又誘導部３ａ、４
ａの内面にはモケット５，６が貼着しである。
Ｉは断百略Ｕ型下部窓枠、８は断面略Ｕ型上部窓枠で、
それぞれＵ型溝の中央部長手方向に底面から案内レール
９が立設されている。
それぞれＵ型溝の中央部長手方向に底面から案内レール
９が立設されている。
そして、読下部窓枠７の底部には雨水を排出するため略
Ｕ型窓粉福の大きさの排水孔７ａを戸閉り側にわたって
複数個設け、該排水孔の下部には排水筒１０を一体に設
け、更に一側には車体へ固定される支持板７ｂが設けで
ある。
Ｕ型窓粉福の大きさの排水孔７ａを戸閉り側にわたって
複数個設け、該排水孔の下部には排水筒１０を一体に設
け、更に一側には車体へ固定される支持板７ｂが設けで
ある。
上記の引戸窓１は縁枠３，４の誘導部３ａ、４ａにより
断面路Ｕ型下部及び上部窓枠７．８にそれぞれモケット
５゜６を介して摺動可能に嵌合し、なお両窓枠７，８の
内面にはそれぞれ縁枠３，４との間隙を塞ぐため該縁枠
３，４に接するモケット５’ 、 ６’が貼着しである
。
断面路Ｕ型下部及び上部窓枠７．８にそれぞれモケット
５゜６を介して摺動可能に嵌合し、なお両窓枠７，８の
内面にはそれぞれ縁枠３，４との間隙を塞ぐため該縁枠
３，４に接するモケット５’ 、 ６’が貼着しである
。
１１は前記断面路Ｕ型下部窓枠７に設けた窓枠押えで、
押え板１２と排水受１３とその中に流入した水を排除す
る排水孔１２ａを有ゑ、押え板１２は断面路Ｕ型下部窓
枠７と車体外板１４との間隙を塞ぎ且つ該窓枠７を車体
に押付けて確実に固定すると共に、前記排水孔７ａから
の排水を排水受１３に受けて排水孔１２ａから外部へ流
出せしめろ。
押え板１２と排水受１３とその中に流入した水を排除す
る排水孔１２ａを有ゑ、押え板１２は断面路Ｕ型下部窓
枠７と車体外板１４との間隙を塞ぎ且つ該窓枠７を車体
に押付けて確実に固定すると共に、前記排水孔７ａから
の排水を排水受１３に受けて排水孔１２ａから外部へ流
出せしめろ。
以上の如く構成したので、引戸窓１の下部縁枠３と断面
路Ｕ型下部窓枠７の底面との間には案内レール９の高さ
により相当の空隙が形成されるのみならず底面には排水
孔７ａが設けられているため、引戸窓１から断同略Ｕ型
下部窓枠Ｔ内へ流入する雨水は該空隙により速かに流動
して排水孔７７ａから排水筒１０に流れ同筒の下端口１
０ａから窓枠押え１１の排水受１３へ流下し排水孔１２
ａから車外へ排出される。
路Ｕ型下部窓枠７の底面との間には案内レール９の高さ
により相当の空隙が形成されるのみならず底面には排水
孔７ａが設けられているため、引戸窓１から断同略Ｕ型
下部窓枠Ｔ内へ流入する雨水は該空隙により速かに流動
して排水孔７７ａから排水筒１０に流れ同筒の下端口１
０ａから窓枠押え１１の排水受１３へ流下し排水孔１２
ａから車外へ排出される。
従ってＵ型下部窓枠７ｖｃ雨水が溜ることがなく、室内
へ浸入する釦それも全熱ない。
へ浸入する釦それも全熱ない。
本考案は、如上の構成及び機能により所期の目的を達し
得たものである。
得たものである。
即ち従来の固定窓用と引戸窓用との二つの窓枠を一つの
広幅の断面路Ｕ形となしたため排水溝容量が大きくなっ
て排水を容易にし、また排水受を断面Ｕ型の窓枠と一体
形成したので車内に排水が漏れる虞がなく、排水孔から
確実に車外へ排出でき、室内へ雨水の浸入を防止できる
から、鉄道車両等の高速走行車両における引戸窓に好適
し実用上の効果多大なすぐれた考案である。
広幅の断面路Ｕ形となしたため排水溝容量が大きくなっ
て排水を容易にし、また排水受を断面Ｕ型の窓枠と一体
形成したので車内に排水が漏れる虞がなく、排水孔から
確実に車外へ排出でき、室内へ雨水の浸入を防止できる
から、鉄道車両等の高速走行車両における引戸窓に好適
し実用上の効果多大なすぐれた考案である。
第１図乃至第６図は本考案の一実施例を示すもので、第
１図はＵ型窓枠の全体の正面図、第２図は第１図■−■
の、第３図は第１図■−■の各断面図、第４図は上記窓
枠に引戸窓を組込んだ状態の断面図、第５図は窓枠押え
の正面図、第６図は第５図のＶＩ−ＶＩ力方向側同図、
第７図は従来の９戸窓の断面図である。 １は引戸窓、２は窓ガラス、３，４は縁枠、５゜６．５
’、６′はモケット、Ｉは断商略Ｕ型下部窓枠、７ａは
排水孔、８は断面路Ｕ型上部窓枠、９は案内レール、１
０は排水筒、１１は窓枠押え、１２は押え板、１２ａは
排水孔、１３は排水受である。
１図はＵ型窓枠の全体の正面図、第２図は第１図■−■
の、第３図は第１図■−■の各断面図、第４図は上記窓
枠に引戸窓を組込んだ状態の断面図、第５図は窓枠押え
の正面図、第６図は第５図のＶＩ−ＶＩ力方向側同図、
第７図は従来の９戸窓の断面図である。 １は引戸窓、２は窓ガラス、３，４は縁枠、５゜６．５
’、６′はモケット、Ｉは断商略Ｕ型下部窓枠、７ａは
排水孔、８は断面路Ｕ型上部窓枠、９は案内レール、１
０は排水筒、１１は窓枠押え、１２は押え板、１２ａは
排水孔、１３は排水受である。
Claims (1)
- 断面略Ｕ型窓枠の中央部に引戸窓用の案内レールを立設
し、該Ｕ型窓枠底部には引戸窓の戸閉り側にわたって該
窓枠幅の大きさの排水孔を設けると共に該排水孔の下部
に排水筒を一体的に設け、更に前記窓枠を外部から押圧
固定する窓枠押えに上記排水筒からの排水を入れる排水
受を設け、該排水受にはその排水を車外へ導く排水孔を
設けて成る車両用引戸窓の排水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979167641U JPS589795Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 車両用引戸窓の排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979167641U JPS589795Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 車両用引戸窓の排水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5684465U JPS5684465U (ja) | 1981-07-07 |
| JPS589795Y2 true JPS589795Y2 (ja) | 1983-02-22 |
Family
ID=29678493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979167641U Expired JPS589795Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 車両用引戸窓の排水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589795Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6347484B2 (ja) * | 2014-08-22 | 2018-06-27 | 株式会社総合車両製作所 | 鉄道車両運転台の構体窓枠骨及び雨樋構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50160912A (ja) * | 1974-06-06 | 1975-12-26 |
-
1979
- 1979-12-03 JP JP1979167641U patent/JPS589795Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50160912A (ja) * | 1974-06-06 | 1975-12-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5684465U (ja) | 1981-07-07 |
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