JPS589464A - スキャナ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３・し 本発明は原画像を光電機械的に走査し、ガジタル画信号
を電子計算機やプロッタ等に接続した記憶装置に貯える
画像走査装置、いわゆるスキャナ装置に関するものであ
る。

従来のスキャナ装置は原画像を光電機械的に走査し光電
変換によってアナログ画信号を得るいわゆるスキャナ機
能及びアナログ画信号から所望の出力画信号を得るため
の画信号処理機能及び画信号処理の度合の指示や走査範
囲を指示する指令処理機能及び全体の動作の流れを処理
するシーケンス制御機能から構成されており、指令処理
機能への各種指令の入力操作に引続きシーケンス制御処
理機能が作動し、原画像を順次走査し、電気的な画信号
を出力する。近年の電子計算機の進歩は、画像データの
如き連続した大量データを高速に集録することを可能に
し、電子計算機による印刷紙面の編集や画像の配列を実
用化させている。

従来のスキャナ装置を用いた画像データ集録系を第１図
に図示する。図中１は通常の電子割算機を表わし、中央
処理装置２．マイクロバス３．記憶装置４．データ送受
信ユニット１０６等を具備し、データ送受信ユニッ）１
０５を介してスキャナ装置１０６に接続せしめ、スキャ
ナ装置１０６に対する各種指令の入力１０７に基づき、
スキャナ装置１０６から画像データを、電子計算機１の
記憶装置４内の記憶域４ｂ内に集録する。

第１図のような電子計算機による画像データ集録系に於
いて、大量の画像データを短時間で集録しようとする場
合、第１図における送受信ユニット１Ｑ５及びスキャナ
装置１０６から成る画像データチャンネルを複数個接続
しなければならない。

この場合スキャナ装置の台数分だけ指令入力操作者を必
要とし、系の拡大と共に作業者の増加を伴う運用上の問
題が生じて来る。このため、運用効率を改善し且つ経済
性を著しく向上し得る画像データ集録系が強く望捷れて
いる。第２図はこれを実現し得る一構成例を示す。図中
１は通常の電子計算機を表わし、中央処理装置２．マイ
クロバス３、記憶装置４．データ送受信ユニッ）ｅｓａ
、ｓｂ。

５ａ、６ａ、ｅｂ等を具備していることを示す。

５　・　− 一方スキャナ装置は、従来具備していた操作者による各
種の指令入力操作機能を最小限にし原画像の走査を専ら
にする画像走査装置７ａ、７ｂ、７ｃと各種の指令入力
操作を専らにする指令入力装置８ａ、ｓｂをデータ送受
信”＝ｙ　ｌ・５　ａ、　　ｉｓ　ｂ。

５Ｃ及び６ａ、　　６ｂを介して電子割算機に接続する
。記憶装置４内の指令記憶域４ａには指令入力装置８ａ
、ｓｂ等からの各種指令データセットを複数個格納し、
電子計算機内のソフトウェアにその管理を委ねる。−実
画像走査装置７ａ、　　７ｂ。

７０等は原画を装置内の定められた部分に装置した後そ
の原画に係る各種指令データセットを照合記号を用いて
電子計算機１から得、電子計算機１に原画のディジタル
画像データを送出する。電子計算機１は送られたディジ
タル画像データを記憶装置４内の画像データ記憶域４ｂ
に複数個格納し、別に与えられるプロッタ装置等への画
像データの出力指令を待つようソフトウェアで管理する
。こうした画像データ集録系を実現することにより画像
走査装置７ａ、’ｙｂ、ｙＣと指令入力装置８ａ。

６７・−，２ ８ｂとは、いわゆる並列処理が可能となり、画像走査装
置の運用を大幅に改善できるばかりでなく、少数の指令
入力装置によって多数の画像走査装置に対する指令デー
タセットを入力出来、画像データ集録系の経済性が向上
する。

ところが、このような構成の画像データ集録系において
も、冒頭に述べたような機能構成を有する従来のスキャ
ナ装置を使用した場合、指令処理機能への各種の指令入
力操作に要する時間がスキャナ装置の主機能である原画
像の走査に要する時間にも匹敵し、画像データ集録系の
運用効率を低くする。

さらに、印刷紙面の編集原稿の配置の目的に供する画像
データ集録系を考えた場合、電子計算機系の表示装置か
らの制約や記憶装置の効率的活用のために、画像走査装
置からの画像データ中には不必要なデータを含んでいな
いことが望ましい。

この目的のためには画像走査装置は原画の部分的読取り
走査を高い精度で制御しなければならない。

このようなことを勘案して、原画の読取範囲を７７、　
、 指令できるスキャナ装置が提案されている。その−構成
例を第３図に示す。図において原画９を装着したシリン
ダ１ｏを同期モータ１１で回転させ矢印１３方向の主走
査駆動を力える。シリンダ１゜の側部に配置した走査ヘ
ッド１８を送りねじ１４に装着し同期モータ１５の回転
により矢印１７の方向にシリンダ１ｏに対して犯行移動
する副走査駆動を与える。交流電源１２及び１６は、そ
れぞれ同期モータ１１，１５を制御しシリンダ１ｏ及び
送りねじ１４に等速回転を与える。走査ヘッド１８は光
電変換素子を内蔵し、図示し々い光源により原画９を照
射した時得られる原画９の微小領域よりの反射光線を受
光しアナログ画信号に変換しアナログ画信号処理回路２
２に伝達する。画信号処理回路２２では、指令３７に基
づき、原画９の明部強調あるいは暗部強調等の画信号自
体の波形処理をし画信号３５を作る。ＡＤ変換回路２７
はストローブパルス３４に」：り画信号３６をディジタ
ル画信号列に変換し、電子側算機やプロッタ等へ入力す
るディジタル画信月３６を作る。これらの事項は従来の
スキャナ装置で広く用いられる手段でよく、詳細々説明
は省略する。

次に原画９内の特定領域９′を処理する場合の制御方法
の従来例を第３図で説明する。通常スキャナ装置はシリ
ンダ１ｏの円周上の一点に主走査インパルス源１９′（
磁石片や微小光源等）と主走査インパルス検出器１９（
磁気検出器や光電素子等）を具備しシリンダ１０の１回
転当り１パルスの主走査同期パルス２９を発生せしめて
いる。また走査ヘッド１８の移動開始原点を示す副走査
同期パルス３２を発生させるために、送りねじ１４に沿
った一点に副走査インパルス検出器２ｏと走査ヘッド１
８に副走査インパルス源２０′を具備せしめている。ま
た主走査同期パルス２９に位相同期せしめ且つシリンダ
１ｏの１回転につきＮヶの等間隔ナパルス即ちサンプリ
ングクロック２８を発生するサンプリングパルス発生器
２３を具備せしめ、サンプリングクロック２８を計数す
ることによりシリンダ１ｏの円周方向の距離を測距して
いる。

一方走査ヘッド１８の移動量即ち副走査距離の測９．７ 距は送りねじ１４にパルスエンコーダ２１を装置せしめ
送りねじ１４の１回転当りにケのノくルス即ちエンコー
ダパルス３１を発生せしめ、このエンコーダパルス３１
を計数することにより行なっている。主走査インパルス
源１９′と副走査インパルス検出器２ｏの装設位置によ
って決定される主走査及び副走査の測距原点ｐｏをシリ
ンダ１０上に図示する。原画９内の読取範囲９′をスキ
ャナ装置に指示するには、通常このスキャナ座標原点Ｐ
。

が用いられ、シリンダ１０の展開図である第４図に図示
した如く主走査インパルス源及び副走査インパルス検出
器の装設位置Ｐ１．Ｐ２によって決まるシリンダ１ｏ上
のスキャナ座標原点Ｐ。を座標の原点にして、主走査方
向１３′に原画９の読取範囲９′のうち主走査読取開始
距１ｉＩＩｔ１ｓ及び主走査読取終了距離ｔ１Ｅと副走
査方向１７に副走査読取開始距離ｔ２３及び副走査読取
終了距離ｔ２Ｅを測距し、これらの距離データをスキャ
ナ装置に指令する。第４図の長さｔ３及びｔ４はシリン
ダ１゜の長さと円周である。第３図の主走査読取制御回
１ｏ　７　： 路２４は、主走査同期パルス２９でリセットされる計数
回路を有しサンプリング・クロック２８の数ＭＭケを計
数すると共に主走査読取開始距離ｔ１ｓ及び主走査読取
終了距離ｔ１Ｅに相当するサンプリング・クロック数Ｌ
Ｓ及びＬｌＥに変換する演算回路と、Ｌ　１Ｓ＜ＭＭく
Ｌ　１Ｅの区間が論理１である主走査ゲートパルス３０
を発生する比較回路及びゲート回路で構成する。一方副
走査読取制御回路２５も主走査読取制御回路２４と同様
の回路構成で、副走査同期パルス３２で計数値をリセッ
トし、エンコーダパルス３１の数ＭＳケを割数し、副走
査読取開始距離へ椙及び終了距離ｔ２Ｅを各々エンコー
ダパルス３１の数に変換した値Ｌ２Ｓ及びＬＥとしたと
き、Ｌ２ＳくＭＳくＬ２Ｅの区間が論理１である副走査
ゲートパルス３３を発生させる。

ゲート２６は主走査ゲートパルス３０及び副走査ゲート
パルス３３が共に論理１の時サンプリング・クロック２
８をゲートしストローブパルス３４を発生せしめる。

上記の如き読取範囲の指令方法を有するスキャ１１　　
・　−７ す装置を第２図の構成の如き画像データ集録系に適用し
た場合、第３図、第４図に示したスキャナ座標原点Ｐ。

のバラツキ、すなわち使用される複数台のスキャナ装置
相互間での機械的調整バラツキを除去出来ず各スキャナ
装置間で高精度で読取範囲を指示することができない。

本発明はこのような複数台のスキャナ座標原点間のバラ
ツキを補正し且つ運用効率の著しく改善された画像デー
タ集録系を実現するスキャナ装置を提供するもので、そ
の実施例を第６図に示す。

図において第３図と同一部分には同一符号を付す。

本スキャナ装置は第５図の如く指令入力を専ら行なう指
令入力部Ａと画像走査及び画像データ送出を専ら行なう
画像走査部Ｂの２つの大きなブロックから成る。指令入
力部Ａは種々の指令データを入力するだめのキーボード
ユニットあるいはテンキーユニット等で構成された指令
情報入力部５１、詳細を後述する読取範囲指令入力部、
及びこれらの指令データを送受信ユニット５２を通じて
画像走査部Ｂに伝達するためのデータバッファ６ｏから
構成している。読取範囲指令入力部は筆点座標入力装置
を構成するタブレット板４４．入力ベン４６及びコント
ロールユニット４６を有し、タブレット板４４上の任意
の点の座標をタブレット原点Ｐ。ｔから測距しＸ座標ｔ
Ｘ及びｙ座標ｔｙを演算回路４８及び４９に与える。一
方原画９を貼付するためのポリエステル・フィルムを用
いた原画貼付シート４２には、タブレット４４に具備せ
しめたレジスタビン４７に挿着せしめる位置整合４７′
と原画貼付シート４２上の任意の点の座標を表わすシー
ト原点Ｐ。０が設定されている。原画９をあらかじめ原
画貼付シート４２に貼付し、タブレット板４４に挿着せ
しめた場合の読取範囲９′は第６図の如き座標関係にな
る。即ち第６図において点Ｐｏｔをタブレット原点とし
、原画貼イアＪシート４２のシート原点Ｐ。０の座標値
を（ｔｘ□　、ｔｙ□　）　＋読取範囲９′の左下隅Ｐ
９’Ｓの座標値を（ｔｘｓ、ｔｙｓ）。

及び右上隅Ｐ９’Ｈの座標値を（ｔｘＥ、ｔｙＥ）であ
るとする。か＼る位置関係を持っとき第６図において入
力ベン４６でＰ９’Ｓ及びＰ９’Ｅを指示する１　３　
・°−７ と、データ１ｘ、１アにはそれぞれ（ｔｘｓ、ｔｙｓ）
及び（ｔｘＥ、ｔｙＥ）の値が得られる。指令座標補正
値入力回路４８ａ、４９ａによりシート原点Ｐｏｃの座
標値ｔｙＯ”ｘｏを演算回路４８．４９にそれぞれ入力
し、演算回路４８．４９で１ｙ−１７゜＝　７　ｙ／及
び’ｘ　−’ｘｏ−ｔｘ　’なる演算を行なえば、点Ｐ
９’　Ｓ　、　Ｐ９’　Ｅを入力した際、データ１ｘ、
１゜にはシート原点Ｐ。０を原点にした座標値（ｔ′ｘ
ｓ。

ｔ（ｓ）及び（’ＸＥ、’ｙＥ）がデータバッフ７６０
に伝達される。座標補正値入力回路４８ａ、４９ａはデ
ィジタルスイッチ及びコードコンバータ等テ構成し、点
Ｐ。０の座標値（ｔ工。、ｔア。）をあらかじめ半固定
的に設定できるようにする。このような構成を有する指
令入力部Ａでは読取範囲指令に含まれる座標値誤差はレ
ジスタビン４７と原画貼付シート４２の位置整合穴４７
′との位置合せ精度及びタブレット板４４の座標軸に対
するレジスタピン４７の平行度誤差によって生ずるが、
複数のタブレット板の座標値読取りバラツキは、シート
原点Ｐ。０の座標値（’ｘｏ　、ｔｙＯ）に吸収するた
め、１４　、、、。

データｔ４　＋　弓に１は現われない。従ってデータｔ
４　＋　を妥の誤差は通常の機械加工精度による誤差の
みとなり、装置間のバラツキは除去されている。

−実弟６図に示した画像走査部Ｂは、シーケンス制御部
３８を設け、シリンダ１ｏの回転速度制御や走査ヘッド
１８の移動速度制御およびこれ等機械系と光電変換後の
画像信号を処理する電気系とを同期制御する機能と、指
令入力部Ａ又は電子計算機との接続制御を行なう機能を
所有し、指令入力部Ａ又は電子計算機からの指令データ
を送受信ユニット３９を介してバッファ４ｏに一時格納
し、さらに装置の底部に伝達せしめる。画像走査部Ｂ内
の各部のうち第３図と同一番号を付与した箇所は従来例
と同じ機能を表わしているので説明は省略する。さて画
像走査部Ｂにおいてはシリンダ１ｏにはレジスタピン４
１を具備せしめ、指令入力部Ａで読取範囲指令’ｘＦ３
　、’ｘＥ　、ｔ÷Ｓ、ｔｙＥを含む全指令データを入
力ずみの原画９を貼付した原画貼付シート４２を装着す
るとスキャナ原点Ｐｏ及びシート原点Ｐ。０と原画読取
範囲指令デ−１５７．７ りｔＩｘｓ、ｔＩｘＥ、ｔＩｙｓ　及びｔ廷との関係は
第７図の如くなシ、スキャナ原点Ｐ０　とシート原点Ｐ
。。

間のＸ方向距離を１４゜、ｙ方向距離をｔρ。とすれば
、ｔＩＳ　””４０＋ｔｘｓ　、ｔＩ　Ｅ＝ｔ４０”４
Ｅ　。

ｔ２８　＝’ｙｏ　＋Ｚｙｓ及びｔ２　Ｅ　＝　ｔ；Ｏ
＋６　Ｅの諸関係にある。即ち第５図において指令入力
部Ａよシ画像走査部Ｂに伝達される指令データのうち主
走査読取を制御するために指令データ’ｘＳα４Ｅを用
い副走査読取を制御するために指令データｔρＳ。

を妥Ｅを用いるが、その指令データ６３は本発明とは直
接関係しない画像走査部Ｂ内の各部を制御する指令を表
わすもので説明は省略する。主走査読取指令データｔ／
ｘｓ、ｔＩＸＥは、主走査補正演算回路２４ｂにおいて
、あらかじめ主走査補正値入力回路２４ａでスキャナ原
点Ｐ　とシート原点Ｐ。０の主走査方向距離に半固定的
に設定されたｔｘｏと加算され、主走査読取制御回路２
４に伝達される。

副走査読取指令データなｓ、ｔぜＥについても同様に、
副走査補正演算回路２６ｂにおいて、副走査補正値入力
回路２５ａで半固定時に設定されたスキャナ原点Ｐ。と
シート原点Ｐ。０間の副走査方向距離６゜と加算され副
走査読取制御回路２６へ伝達される。補正入力回路２４
ａ、２５ａは共に指令入力部Ａの補正値入力回路４８ａ
、４９ａと同様の構成で実現出来るし、補正演算回路２
４ｂ。

２ｓｂもまた演算回路４８．４９と同様の構成でよい。

か＼る方式によれば、座標読取範囲の制御は常に原画貼
付シート４２上のシート原点Ｐ。０を基準にして制御さ
れるため、複数台のスキャナ装置の画像走査部Ｂにおけ
るスキャナ原点Ｐ。とレジスタピン４１から発生する読
取範囲制御におけるバラツキは解消可能となり従来の方
式に大幅な改善を与える。

このような構成のスキャナ装置を第２図に示した画像デ
ータ集録系に適合せしめるには送受信コントロール・ユ
ニッ）５２．３９の間で、切離し指令入力部Ａは第２図
送受信ユニッ）６ａ、　　６ｂ等へ送受信ユニット５２
を接続せしめ、画像走査部Ｂは第１図の送受信ユニッ）
５ａ、５ｂ等へ送受信ユニット３９及び画像データ出力
３６を接続１７　、　　。

せしめれば実現できる。さらにこのような画像データ集
録系の通常運用では、原画貼付シート４２を複数枚利用
し各原画結句シート４２に照合符号を付与し電子計算機
のソフトウェアによってこの照合符号毎に指令データを
管理せしめ、画像走査部においてもこのシリンダ１ｏに
装着ぜしめた原画貼付シートの照合符号により電子計算
機からの指令データの伝達を照会せしめれば一層の効果
が得られる。従って通常結句シートは第６図の４３の如
く照合符号を記入し、画像走査部Ｂで画像データを得た
後は再び他の原画を結句し繰り返し使用出来るよう管理
するとよい。

通常原画貼付シート４２の位置整合穴４７′及びシート
原点Ｐ。Ｃの位置マークは機械的精度が十分保てるよう
工作治具等を用いて複数枚を同時に作製しロフト内バラ
ツキを極めて少くすることができる。したがって同一ロ
ットの複数枚の原画貼付シート４２を用いた運用におい
ては、第６図の補正値入力回路４８ａ、４９ａ、２４ａ
及び２５ａに設定すべき各補正値は一定でよく、原画貼
付シ１８　、− −ト４２のロット変更時点で変更すればよい。

複数ロットの原画貼付シート間あるいは各原画貼付シー
ト間のシート原点の位置バラツキをさらに補正したい場
合は、第６図で用いられる補正値入力回路と演算回路の
部分、即ち４８ａと４８゜４９ａと４９．２４ａと２４
ｂ及び２６ａと２５ｂを第８図の如く、あらかじめ不揮
発性の記憶装置５５．５６に原画貼付シートの照合符号
に対応する補正値を記憶させておき、アドレス・デコー
ダ回路６４を用いて原画貼付シートの照合符号データｄ
１　を記憶装置５５．６６のアドレス・データｄ２に変
換し、記憶装置６６．６６内の補正値ｔｘｏ及びｔｙｏ
を読み出し演算回路４６．４９に供給する。この演算回
路４８．４９は前述の指令入力部Ａ側を例示しており、
’ｘ””ｘ−’ｘｏ及びｔ妥＝ｔアーｔｙＪる演算を行
なうもので、第５図の実施例と変りない。画像走査部Ｂ
に対しても第８図に於いて演算回路４８．４９を第６図
で用いた演算回路２４ｂ、２５ｂに代えるだけで原画貼
付シートの照合符号毎の補正処理を行うことが可能１９ である。この方式の場合の照合符号データは指令入力部
Ａ側では第５図の指令情報入力部６１から、画像走査部
Ｂではシーケンス制御部３８から、それぞれのアドレス
・デコーダ回路へ伝達すればよい。又原画結句シートの
製作ロフト毎の補正処理を施す場合にも本方式は適用出
来、その場合は、上記の原画貼付シートの照合符号に代
えて、新にロット符号を用意し、ロット符号に対応する
補正値を第８図の記憶装置５５．５６に記憶せしめ、デ
ータｄ１にロット符号データを対応せしめればよい。

以上の如く本発明では、原画を貼付する原画貼付シート
と筆点座標入力装置を用いて原画の読取範囲の指示を可
能々らしめるため、筆点座標入力装置のタブレット板」
二にはレジスタピンを具備せしめ、原画貼付シートには
前記レジスタピンと位置合せするだめの位置整合穴と原
画貼付シート上の座標を表わすだめのシート原点の座標
とを具備せしめ、タブレット原点補正回路に」：リタブ
レソト板上の位置座標データを原画貼付シート上の位置
座標に変換し読取範囲指令データを作成すると共に、読
取範囲指令以外の種々の指令を送受信ユニットを介して
外部とインターフェースする構成を有する指令入力部と
、スキャナ装置のシリンダ又は副走査送り台にレジスタ
ビンを具備せしめ、すでに指令入力部に於いて読取範囲
指令を含むすべての指令入力を完了した原画貼付シート
を前記レジスタビンに挿着せしめ、原画貼付シートに付
与した照合符号を用いて、外部とインターフェースせし
めるだめの送受信ユニットを介して前記原画貼付シート
に係る指令データを受信し、原画貼付シート上の座標で
表わされた読取範囲指令を、スキャナ装置の走査機構部
の座標に変換し、主走査及び副走査読取制御回路に伝達
するよう構成せしめた画像走査部を備え、さらに指令入
力部の読取範囲指令の座標変換に必要々タブレット原点
と原画貼付シートのシート原点の座標補正値を可変的に
設定可能にし、画像走査部においても読取範囲指令の座
標変換に必要な走査機構部のスキャナ原点と前記シート
原点の座標補正値を可変的に設１ 定可能にしたものである。本発明の如きスキャナ装置に
より、指令入力部と画像走査部を分離し各々複数個を電
子計算機系と接続せしめても従来のスキャナ装置と異り
、複数台のスキャナ装置が個別に有する読取位置制御の
バラツキを大きく低減し、原画の読取範囲を高精度で制
御可能なスキャナ装置を提供するだけでなく、電子計算
機内のソフトウェアと結合してスキャナ装置に対する読
取範囲の指示を含む全指令の入力操作と原画を走査し画
信号を得る処理を並列処理し運用効率を抜本的に改善せ
しめる効果が生ずるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のスキャナ装置による画像データ集録電子
計算機系の１構成例を示すブロック図、第２図は本発明
によるスキャナ装置を使用するだめの画像データ集録電
子計算機系の１構成例を示すブロック図、第３図は読取
範囲を制御できる従来のスキャナ装置の１構成例を示す
ブロック図、第４図は第３図のスキャナ装置における原
画読取範囲の制御を説明するための説明図、第５図は本
発２２　。 明によるスキャナ装置の一実施例を示すブロック図、第
６図は本発明における原画読取範囲を指令する筆点入力
座標装置上の座標入力の説明図、第７図は本発明による
スキャナ装置の画像走査範囲制御の座標関係の説明図、
第８図は原点補正回路の他の実施例を示すブロック図で
ある。 １０１・・・・・・電子計算機、１０６・・・・・・従
来のスキャナ装置、７ａ・・・・・・画像走査装置、８
ａ・・・・・指令入力装置、９・・・・・・原画、９′
・・・・・・　原画読取範囲、１０・・・・・・シリン
ダ、１４・・・・・・送りねじ、１８・・・・・・走査
ヘッド、２１・・・・・パルスエンコーダ、２３・・・
・・サンプリング・パルス発生器、２４・・・・・・主
走査読取制御回路、２６・・・・・副走査読取制御回路
、２６・・・・・・ゲート、２７・・・・・・ＡＤ変換
器、３６・・・・・・デジタル画信号、Ｐ・・・・・・
スキャナ座標原点、３８・・・・・・シーケンス制御部
、３９及び５２・・・・・・送受信ユニット、４ｏ及び
６ｏ・・・・・・バッファ、４４・・・・・・タブレッ
ト板、４６・・・・−・入力ベン、Ｐｏｔ・・・・・・
タブレット原点、４６・・・・・コントロールユニット
、２３　　− ４８及び４９・・・−・演算回路、４８ａ及び４９＆・
・・・・・座標補正値入力回路、Ｐ　・・・・・・シー
ト原Ｃ 点、６４・・・・　アドレス・デコード回路、６５及び
６６・・・・・・記憶装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名特開
昭５８−９４６４（７） 第１図 ／ 莞７図　　　　　　　　　第 ８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）原画を貼付した原画貼付シートを装着するタブレ
   ット板と原画の読取範囲を指定する入力ペンとを備えた
   筆点座標入力装置、筆点座標入力装置の位置座標を原画
   貼付シートの位置座標に変換する入力原点補正手段、お
   よびレジスタビンを有し原画貼付シートを装着する回転
   シリンダと回転シリンダ上の原画より画信号を読取る走
   査ヘッドとを備えた走査機構部および原画貼付シートの
   位置座標を走査機構部の位置座標に変換するスキャナ原
   点補正手段とを備えたことを特徴とする画像走査装置。 （２）筆点座標入力装置と入力原点補正手段とを含む第
   １のブロックと、走査機構部とスキャナ原点補正手段と
   を含む第２のブロックとを分離して構成したことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の画像走査装置。 ２　ベーン （３）入力原点補正手段が筆点座標入力装置の座標原点
   を原画貼付シートの位置座標に変換する座標補正値入力
   回路およびこの出力と筆点座標入力装置からの出力とを
   演算する演算回路から成ることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項または第２項のいずれかに記載した画像走査
   装置。 （４）スキャナ原点補正手段が原画貼付シートの座標原
   点を走査機構部の位置座標に変換する座標補正値入力回
   路およびこの出力と原画貼付シートからの座標出力とを
   演算する演算回路から成ることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項または第２項のいずれかに記載した画像走査
   装置。 （６）座標補正値入力回路が予め原画貼付シートの補正
   量に対応する複数の補正値を記憶させる記・床装置と使
   用される原画貼付シートに応じて記憶装置に記憶されて
   いる補正値を選択する手段とから構成されたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項または第２項のいずれかに
   記載した画像走査装置。