JPS588688B2 - エチレンの重合方法 - Google Patents
エチレンの重合方法Info
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- JPS588688B2 JPS588688B2 JP53078531A JP7853178A JPS588688B2 JP S588688 B2 JPS588688 B2 JP S588688B2 JP 53078531 A JP53078531 A JP 53078531A JP 7853178 A JP7853178 A JP 7853178A JP S588688 B2 JPS588688 B2 JP S588688B2
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- mmol
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- ethylene
- polymerization
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエチレンの重合方法に関し、詳しくは特定の触
媒を用いてエチレンを効率よく重合する方法に関する。
媒を用いてエチレンを効率よく重合する方法に関する。
従来からチーグラー型触媒を用いてエチレンを重合する
ことに関しては各種方法が知られている。
ことに関しては各種方法が知られている。
例えば四塩化チタン、ハロゲン化マグネシウムおよびハ
ロゲン化アルミニウムの共粉砕物と有機アルミニウム化
合物とを成分とする触媒を用いてエチレンを重合する方
法(特開昭48−12378号公報)、ハロゲン化マグ
ネシウムおよびハロゲン化アルミニウムをアルコールか
ら共析出し、さらに加熱処理して得た成分を触媒に用い
てオレフイン特にエチレンを重合する方法(特開昭50
−130692号公報、特開昭51−43391号公報
)などがある。
ロゲン化アルミニウムの共粉砕物と有機アルミニウム化
合物とを成分とする触媒を用いてエチレンを重合する方
法(特開昭48−12378号公報)、ハロゲン化マグ
ネシウムおよびハロゲン化アルミニウムをアルコールか
ら共析出し、さらに加熱処理して得た成分を触媒に用い
てオレフイン特にエチレンを重合する方法(特開昭50
−130692号公報、特開昭51−43391号公報
)などがある。
しかし前者の方法は触媒の活性が未だ十分でなく効率の
よいエチレンの重合は期待できない。
よいエチレンの重合は期待できない。
また後者の方法は、得られるポリエチレンの性質につい
てはある程度改善されることが認められるが触媒活性に
ついては上記特許公開公報に開示されているほど高くな
いことが本発明者らの研究により判明した。
てはある程度改善されることが認められるが触媒活性に
ついては上記特許公開公報に開示されているほど高くな
いことが本発明者らの研究により判明した。
そこで本発明者らは上記従来法の欠点を解消しエチレン
の高活性重合法を開発すべく鋭意研究を重ねた。
の高活性重合法を開発すべく鋭意研究を重ねた。
その結果、重合触媒の成分の一つであるマグネシウム化
合物として無水マグネシウムジハロケン化物およびハロ
ゲン化アルミニウムのアルコール処理物をさらにハロゲ
ン含有アルキルアルミニウム化合物にて処理した物質を
用いることによって目的を達成しうろことを見出し、本
発明を完成するに至った。
合物として無水マグネシウムジハロケン化物およびハロ
ゲン化アルミニウムのアルコール処理物をさらにハロゲ
ン含有アルキルアルミニウム化合物にて処理した物質を
用いることによって目的を達成しうろことを見出し、本
発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、(A)マグネシウム化合物とハロゲ
ン化チタンとの反応生成物および(B有機アルミニウム
化合物を成分とする触媒を用いてエチレンを重合する方
法において、該マグネシウム化合物として無水マグネシ
ウムジハロゲン化物およびハロゲン化アルミニウムをア
ルコールに接触させ共析出して得られる固体物質をさら
にハロゲン含有アルキルアルミニウム化合物と接触させ
て得られる固体生成物を用いることを特徴とするエチレ
ンの重合方法を提供するものである。
ン化チタンとの反応生成物および(B有機アルミニウム
化合物を成分とする触媒を用いてエチレンを重合する方
法において、該マグネシウム化合物として無水マグネシ
ウムジハロゲン化物およびハロゲン化アルミニウムをア
ルコールに接触させ共析出して得られる固体物質をさら
にハロゲン含有アルキルアルミニウム化合物と接触させ
て得られる固体生成物を用いることを特徴とするエチレ
ンの重合方法を提供するものである。
本発明に用いる無水マグネシウムジノハロゲン化物はで
般にMgX2〔Xはハロゲン原子を示す。
般にMgX2〔Xはハロゲン原子を示す。
〕で表わされるものであり、具体的にはMgCl2、M
gBr2などがあげられる。
gBr2などがあげられる。
またハロゲン化アルミニウムは通常はトリハロゲン化ア
ルミニウムAIX3〔Xはハロゲン原子を示す。
ルミニウムAIX3〔Xはハロゲン原子を示す。
〕であり、具体的にはAI Cl 3、AIBr3など
があげられる。
があげられる。
本発明に用いる触媒の一成分である固体生成物を調製す
るに際してはまず上記の無水マグネシウムジハロゲン化
物およびハロゲン化アルミニウムをアルコールと接触さ
せる。
るに際してはまず上記の無水マグネシウムジハロゲン化
物およびハロゲン化アルミニウムをアルコールと接触さ
せる。
この処理はアルコール中に無水マグネシウムジハロゲン
化物およびハロゲン化アルミニウムを溶解して30〜1
00℃にて、30分〜5時間行なう。
化物およびハロゲン化アルミニウムを溶解して30〜1
00℃にて、30分〜5時間行なう。
この際、無水マグネシウムジハロゲン化物とハロゲン化
アルミニウムの添加割合は特に制限はないが、ハロゲン
化アルミニウムを無水マグネシウムジハロゲン化物に対
して0.5〜5.0(モル比)の範囲で選定することが
望ましい。
アルミニウムの添加割合は特に制限はないが、ハロゲン
化アルミニウムを無水マグネシウムジハロゲン化物に対
して0.5〜5.0(モル比)の範囲で選定することが
望ましい。
0.5未満では得られるポリエチレンの分子量分布が著
しく狭いものとなり成形性等の物性が充分でない。
しく狭いものとなり成形性等の物性が充分でない。
一方、5を超えると触媒活性が低下し好まし《ない。
ここで用いるアルコールとしては、特に制限はないが通
常は炭素数1〜6個の直鎖状あるいは側鎖状の脂肪族ア
ルコール、具体例にはメタノールエタノール、n−プロ
パノール、i−プロバノール、ブタノールなどが操作上
好適である。
常は炭素数1〜6個の直鎖状あるいは側鎖状の脂肪族ア
ルコール、具体例にはメタノールエタノール、n−プロ
パノール、i−プロバノール、ブタノールなどが操作上
好適である。
なおこのアルコールの使用量は前記無水マグネシウムジ
ハロゲン化物およびハロゲン化アルミニウムに対して過
剰量になるように選定することが好ましい。
ハロゲン化物およびハロゲン化アルミニウムに対して過
剰量になるように選定することが好ましい。
また上記処理に際してアルコールは単独で溶媒として用
いるのが好適であるが、炭化水素溶媒を併用することも
可能である。
いるのが好適であるが、炭化水素溶媒を併用することも
可能である。
さらにここで用いるアルコールあるいは併用する炭化水
素溶媒は完全に脱水する必要はな《、無水マグネシウム
ジハロゲン化物およびハロゲン化アルミニウムの合計重
量ニ対して10倍量以下の水であれば存在していても触
媒の活性に大きな影響は与えない。
素溶媒は完全に脱水する必要はな《、無水マグネシウム
ジハロゲン化物およびハロゲン化アルミニウムの合計重
量ニ対して10倍量以下の水であれば存在していても触
媒の活性に大きな影響は与えない。
アルコールによる上記処理後、過剰のアルコールあるい
は炭化水素溶媒を留去すると、無水マグネシウムジハロ
ゲン化物とハロゲン化アルミニウムのアルコール処理物
が共析出して固体物質が得られる。
は炭化水素溶媒を留去すると、無水マグネシウムジハロ
ゲン化物とハロゲン化アルミニウムのアルコール処理物
が共析出して固体物質が得られる。
この固体物質を減圧および/あるいは加熱下で乾燥し、
さらに室温下で熱時間ボールミル等にて機械的に粉砕し
てお《ことが好ましい。
さらに室温下で熱時間ボールミル等にて機械的に粉砕し
てお《ことが好ましい。
なお乾燥に際しては特に高温で処理する必要はな《通常
行なわれる真空乾燥、熱風乾燥で十分である。
行なわれる真空乾燥、熱風乾燥で十分である。
上記固体物質の粉砕物をさらにハロゲン含有アルキルア
ルミニウム化合物と接触させることによって、本発明に
用いる触媒の一成分たる固体生成物を得ることができる
。
ルミニウム化合物と接触させることによって、本発明に
用いる触媒の一成分たる固体生成物を得ることができる
。
この処理は上記の粉砕された固体物質を炭化水素等の不
活性溶媒に分散せしめ、次いでこの系にハロゲン含有ア
ルキルアルミニウム化合物を添加し、室温〜50℃で3
0分〜2時間反応させることによって行なう。
活性溶媒に分散せしめ、次いでこの系にハロゲン含有ア
ルキルアルミニウム化合物を添加し、室温〜50℃で3
0分〜2時間反応させることによって行なう。
なおこの処理においてハロゲン含有アルキルアルミニウ
ム化合物の添加量は特に制限はないが、通常は反応系に
分散している前記固体物質の原料である無水マグネシウ
ムジハロゲン化物とハロゲン化アルミニウムの合計量に
対して0.01〜1(モル比)の範囲となるように調節
することが好ましい。
ム化合物の添加量は特に制限はないが、通常は反応系に
分散している前記固体物質の原料である無水マグネシウ
ムジハロゲン化物とハロゲン化アルミニウムの合計量に
対して0.01〜1(モル比)の範囲となるように調節
することが好ましい。
ここで用いられるハロゲン含有アルキルアルミニウム化
合物としては、ジメチルアルミニウムモノクロリド、ジ
エチルアルミニウムモノクロリド、ジプロピルアルミニ
ウムモノクロリド、ジイソブチルアルミニウムモノクロ
リド等のジアルキルアルミニウムモノハロゲン化物、あ
るいはエチルアルミニウムジクロリド、イソプロビルア
ルミニウムジクロリド、イソブチルアルミニウムジクロ
リド等のアルキルアルミニウムジハロゲン化物、さらに
はエチルアルミニウムセスキクロリド等のアルキルアル
ミニウムセスキーハライドをあげることができる。
合物としては、ジメチルアルミニウムモノクロリド、ジ
エチルアルミニウムモノクロリド、ジプロピルアルミニ
ウムモノクロリド、ジイソブチルアルミニウムモノクロ
リド等のジアルキルアルミニウムモノハロゲン化物、あ
るいはエチルアルミニウムジクロリド、イソプロビルア
ルミニウムジクロリド、イソブチルアルミニウムジクロ
リド等のアルキルアルミニウムジハロゲン化物、さらに
はエチルアルミニウムセスキクロリド等のアルキルアル
ミニウムセスキーハライドをあげることができる。
このハロゲン含有アルキルアルミニウム化合物による反
応終了後、得られた固体生成物を不活性な炭化水素溶媒
にて十分に洗浄し、さらに不活性気体中、炭化水素等の
不活性溶媒に再度分散する。
応終了後、得られた固体生成物を不活性な炭化水素溶媒
にて十分に洗浄し、さらに不活性気体中、炭化水素等の
不活性溶媒に再度分散する。
続いてこの系にハロゲン化チタンを加えて攪拌下、10
0〜140℃の温度にて、1〜5時間反応させることに
よって本発明に用いる触媒の(A成分である反応生成物
を得ることができる。
0〜140℃の温度にて、1〜5時間反応させることに
よって本発明に用いる触媒の(A成分である反応生成物
を得ることができる。
この反応における前記固体生成物とハロゲン化チタンの
添加割合は特に限定はないが、好まし《はハロゲン化チ
タンを過剰量、具体的には前記固体生成物に対しテ0.
2〜10(モル比)とする。
添加割合は特に限定はないが、好まし《はハロゲン化チ
タンを過剰量、具体的には前記固体生成物に対しテ0.
2〜10(モル比)とする。
なおここで用いることのできるハロゲン化チタンとして
は4価、3価あるいは2価のハロゲン化チタン、さらに
具体的にはTiBr4、TiC1,、Ti( OR )
Cls、Ti (OR)2Cl2、Ti(OR)3Cl
、TiBr3、TiCl3、TiCl2など(ここでR
はアルキル基を示す。
は4価、3価あるいは2価のハロゲン化チタン、さらに
具体的にはTiBr4、TiC1,、Ti( OR )
Cls、Ti (OR)2Cl2、Ti(OR)3Cl
、TiBr3、TiCl3、TiCl2など(ここでR
はアルキル基を示す。
)をあげることができる。叙上の反応を行なった後、反
応生成物から遊離のチタン化合物を洗浄により除去する
。
応生成物から遊離のチタン化合物を洗浄により除去する
。
この際洗浄は炭素数5〜10の不活性な炭化水素溶媒、
例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン
、ベンゼン、トルエン、キシレン等を用いて行なうこと
が好ましい。
例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン
、ベンゼン、トルエン、キシレン等を用いて行なうこと
が好ましい。
遊離のチタン化合物を洗浄除去した反応生成物を、さら
に不活性気体中、炭化水素等の不活性溶媒に適当な濃度
で分散して触媒成分としての調整を行なう。
に不活性気体中、炭化水素等の不活性溶媒に適当な濃度
で分散して触媒成分としての調整を行なう。
なお洗浄後の反応生成物をさらに有機アルミニウムで処
理した後に、上記同様分散液としてもよい。
理した後に、上記同様分散液としてもよい。
本発明の方法は、上述した固体生成物とハロゲン化チタ
ンの反応生成物ならびに有機アルミニウム化合物を成分
とする触媒を用いて行なう。
ンの反応生成物ならびに有機アルミニウム化合物を成分
とする触媒を用いて行なう。
エチレンを重合するにあたっては反応系に、上記反応生
成物の分散液および有機アルミニウム化合物を触媒とし
て加え、次いでこの系にエチレンを導入する。
成物の分散液および有機アルミニウム化合物を触媒とし
て加え、次いでこの系にエチレンを導入する。
重合方法ならびに条件等は特に制限はなく溶液重合、懸
濁重合、気相重合等のいずれも可能であり、また連続重
合、非連続重合のどちらも可能である。
濁重合、気相重合等のいずれも可能であり、また連続重
合、非連続重合のどちらも可能である。
触媒成分の添加量は溶液重合あるいは懸濁重合の場合を
例にとれば、前記固体生成物とハロゲン化チタンの反応
生成物を0.001〜1.0ミリモル/lとし、一方有
機アルミニウム化合物を0.5〜20ミリモル/l、特
に1〜10ミリモル/lとすることが好ましい。
例にとれば、前記固体生成物とハロゲン化チタンの反応
生成物を0.001〜1.0ミリモル/lとし、一方有
機アルミニウム化合物を0.5〜20ミリモル/l、特
に1〜10ミリモル/lとすることが好ましい。
また反応系のエチレン圧は常圧〜50kg/cm2が好
ましく反応温度は常温〜200℃が好適である。
ましく反応温度は常温〜200℃が好適である。
重合に際しての分子量調節は公知の手段、例えば水素等
により行なうことができる。
により行なうことができる。
本発明の方法において用いる触媒の(旬成分である有機
アルミニウム化合物としては、トリメチルアルミニウム
、トリエチルアルミニウム、トリイソプロビルアルミニ
ウム、トリイソブチルアルミニウム、トリオクチルアル
ミニウム等のトリアルキルアルミニウム化合物およびジ
エチルアルミニウムモノクロリド、ジイソプロピルアル
ミニウムモノクロリド、ジイソブチルアルミニウムモノ
クロリド、ジオクチルアルミニウムモノクロリド等のジ
アルキルアルミニウムモノハライドが好適である。
アルミニウム化合物としては、トリメチルアルミニウム
、トリエチルアルミニウム、トリイソプロビルアルミニ
ウム、トリイソブチルアルミニウム、トリオクチルアル
ミニウム等のトリアルキルアルミニウム化合物およびジ
エチルアルミニウムモノクロリド、ジイソプロピルアル
ミニウムモノクロリド、ジイソブチルアルミニウムモノ
クロリド、ジオクチルアルミニウムモノクロリド等のジ
アルキルアルミニウムモノハライドが好適である。
本発明の方法にて重合できるポリエチレンの種類は、エ
チレンのホモポリマーはもちろん、その他エチレンと少
量のα−オレフインとのコポリマーなどがあげられる。
チレンのホモポリマーはもちろん、その他エチレンと少
量のα−オレフインとのコポリマーなどがあげられる。
なお本発明の方法に用いる触媒にはさらに有機亜鉛等の
有機金属を含有させることもできる。
有機金属を含有させることもできる。
本発明の方法に用いる触媒は、マグネシウム化合物とし
て叙上の如き特殊な処理を施した固体生成物を使用して
いるため、従来の触媒を用いる方法に比べて重合活性が
著し《高い。
て叙上の如き特殊な処理を施した固体生成物を使用して
いるため、従来の触媒を用いる方法に比べて重合活性が
著し《高い。
また得られるポリエチレンは分子量分布が広《、成形性
等の諸物性のすぐれたものである。
等の諸物性のすぐれたものである。
従って本発明の方法は、エチレンの高活性重合法として
有効に利用しうるものである。
有効に利用しうるものである。
次に本発明の方法を実施例によりさらに詳しく説明する
。
。
実施例 1
(1)触媒の製造
MgC122.5g(26ミリモル)、AICI22.
5g(19ミリモル)をエタノール30mlに溶解し、
エタノール還流下に60分反応させた。
5g(19ミリモル)をエタノール30mlに溶解し、
エタノール還流下に60分反応させた。
次いで減圧下にエタノールを留去し、100℃で90分
減圧乾燥した。
減圧乾燥した。
得られた乾燥物をボールミルで室温下5時間粉砕し、こ
の粉砕物を11をノルマルヘプタン50m/に分散し、
室温で(C2H5)2AICI 7.5ミリモルを加え
、60分間反応させた。
の粉砕物を11をノルマルヘプタン50m/に分散し、
室温で(C2H5)2AICI 7.5ミリモルを加え
、60分間反応させた。
反応固体をノルマルヘブタンで洗浄し、再びノルマルヘ
ブタン50mlに懸濁させ、TiC145mlを加え、
約100℃で90分間反応させた後、ノルマルヘブタン
50mlを用いて3回洗浄し最後に100mlのノルマ
ルヘブタンを加えてチタン含有触媒成分液とした。
ブタン50mlに懸濁させ、TiC145mlを加え、
約100℃で90分間反応させた後、ノルマルヘブタン
50mlを用いて3回洗浄し最後に100mlのノルマ
ルヘブタンを加えてチタン含有触媒成分液とした。
チタン相持量は23■・Ti/g・担体であった。
(2)エチレンの重合
1lのオートクレープをアルゴン置換し、ノルマルへブ
タン4 0 0ml、トリエチルアルミニウム(Al(
C2H5)3)5ミリモルおよび前記触媒スラリーをチ
タンとして0.004ミリモル相当量導入し、昇温して
80℃にした。
タン4 0 0ml、トリエチルアルミニウム(Al(
C2H5)3)5ミリモルおよび前記触媒スラリーをチ
タンとして0.004ミリモル相当量導入し、昇温して
80℃にした。
次いで水素3kg/cm2、エチレン5kg/cm2を
かけ、連続的にエチレンを供給しながら1時間重合し、
141gのポリエチレンを得た。
かけ、連続的にエチレンを供給しながら1時間重合し、
141gのポリエチレンを得た。
重合活性はチタン原子1g,1時間あたり736100
gであり、得られたポリエチレンのメルトインデックス
は0.18であった。
gであり、得られたポリエチレンのメルトインデックス
は0.18であった。
実施例 2
実施例1においてMgC12 2.5g( 2 6ミリ
モル)、AICI33.5g( 26ミリモル)を用い
、(C2H5)2AlClの代わりに (C2H5)3AlCl3 2.0ミリモルを用いた
こと以外は実施例1と同様の操作にて触媒成分を製進し
てチタン担持量25mg・Ti/g・担体のチタン含有
触媒成分を得た。
モル)、AICI33.5g( 26ミリモル)を用い
、(C2H5)2AlClの代わりに (C2H5)3AlCl3 2.0ミリモルを用いた
こと以外は実施例1と同様の操作にて触媒成分を製進し
てチタン担持量25mg・Ti/g・担体のチタン含有
触媒成分を得た。
この触媒成分をチタンとして0.005ミリモル相当量
およびトリエチルアルミニウム4ミリモルを用いて実施
例1と同様にしてエチレンを重合し、188gのポリエ
チレンを得た。
およびトリエチルアルミニウム4ミリモルを用いて実施
例1と同様にしてエチレンを重合し、188gのポリエ
チレンを得た。
重合活性はチタン原子1g、1時間あたり783000
gであり、得られたポリエチレンのメルトインデックス
は1.8であった。
gであり、得られたポリエチレンのメルトインデックス
は1.8であった。
実施例 3
実施例1においてMgCl22.58g(26ミリモル
)AICI313.9g(104ミリモル)を用い、(
C2H5)2AICIの代わりに (C2H5)AICI25ミリモルを用いたこと以外は
実施例1と同様の操作にて触媒を製造し、実施例2と同
じ条件にてエチレンを重合してポリエチレン87gを得
た。
)AICI313.9g(104ミリモル)を用い、(
C2H5)2AICIの代わりに (C2H5)AICI25ミリモルを用いたこと以外は
実施例1と同様の操作にて触媒を製造し、実施例2と同
じ条件にてエチレンを重合してポリエチレン87gを得
た。
触媒のチタン担持量は32雫・Ti/g・担体であり、
重合活性はチタン原子1g、1時間あたり361000
gであった。
重合活性はチタン原子1g、1時間あたり361000
gであった。
また得られたポリエチレンのメルトインデックスは1.
2であった。
2であった。
実施例 4
実施例1(1)において0.9gの水(50ミリモル)
を添加し、製造した粉砕物0.51をノルマルヘソタン
30mlに分散し、室温でジイソブチルアルミニウムモ
ノクロリド(( i−Bu)2AICI)8ミリモルを
加え、以下実施例1(1)と同様の操作にてチタン含有
触媒成分を得た。
を添加し、製造した粉砕物0.51をノルマルヘソタン
30mlに分散し、室温でジイソブチルアルミニウムモ
ノクロリド(( i−Bu)2AICI)8ミリモルを
加え、以下実施例1(1)と同様の操作にてチタン含有
触媒成分を得た。
チタン担持量は21■・Ti/g・担体であった。
この触媒スラリーなチタンとして0.0027ミリモル
相当量およびトリエチルアルミニウム5ミリモルを用い
て実施例1(2)と同様の操作にてエチレンを重合し、
641のポリエチレンを得た。
相当量およびトリエチルアルミニウム5ミリモルを用い
て実施例1(2)と同様の操作にてエチレンを重合し、
641のポリエチレンを得た。
重合活性はチタン原子1g1 1時間あたり49500
0gであり、得られたポリエチレンのメルトインデック
スは0.63であった。
0gであり、得られたポリエチレンのメルトインデック
スは0.63であった。
比較例 1
実施例1(1)において得られた担体粉砕物1.65g
をノルマルヘプタン50mlに懸濁し、TiCl45m
l(46ミリモル)を加え約100℃で2時間反?させ
た。
をノルマルヘプタン50mlに懸濁し、TiCl45m
l(46ミリモル)を加え約100℃で2時間反?させ
た。
以下実施例1と同様の操作にて洗浄、調整した触媒をチ
タンとして0、17ミリモル相当量およびトリエチルア
ルミニウム5ミリモルを用いて実施例1と同様にエチレ
ンを重合し、1731のポリエチレンを得た。
タンとして0、17ミリモル相当量およびトリエチルア
ルミニウム5ミリモルを用いて実施例1と同様にエチレ
ンを重合し、1731のポリエチレンを得た。
この場合のチタン担持量は52mg・Ti/g・担体で
あり、重合活性はチタン原子1g、1時間あたり212
500gであった。
あり、重合活性はチタン原子1g、1時間あたり212
500gであった。
また得られたポリエチレンのメルトインデックスは1.
5であった。
5であった。
比較例 2
実施例1(1)において得られた担体粉砕物1vを20
0℃真空下に120分加熱処理した。
0℃真空下に120分加熱処理した。
このものを用いて比較例1と同様の方法で製造した触媒
をチタンとして0.01ミリモル相当量および(C2H
5)sAlを2ミリモル用いてエチレンを重合し56グ
のポリエチレンを得た。
をチタンとして0.01ミリモル相当量および(C2H
5)sAlを2ミリモル用いてエチレンを重合し56グ
のポリエチレンを得た。
この場合のチタン相持量は27mg・Ti,/g・担体
であり、重合活性はチタン原子111 1時間あたり1
17000gであった。
であり、重合活性はチタン原子111 1時間あたり1
17000gであった。
また得られたポリエチレンのタルトインデックスは0.
91であった。
91であった。
比較例 3
ノルマルヘキサン中にMgCl2を分散し、6倍量のエ
タノールを加え70℃で2時間反応させ、固体をろ別し
て80℃で減圧乾燥した。
タノールを加え70℃で2時間反応させ、固体をろ別し
て80℃で減圧乾燥した。
この反応固体O.5gをノルマルヘブタン50ml中に
分散し、TiC145mlを添加し、ほぼ100℃で2
時間反応させた。
分散し、TiC145mlを添加し、ほぼ100℃で2
時間反応させた。
以下比較例1と同様の操作にて触媒溶液を製造し、エチ
レンの重合を行なって56gのポリエチレンを得た。
レンの重合を行なって56gのポリエチレンを得た。
重合活性はチタン原子1g、1時間あたり106300
gであり、得られたポリエチレンのメルトインデックス
は0.95であった。
gであり、得られたポリエチレンのメルトインデックス
は0.95であった。
比較例 4
比較例3と同様の操作にて製造したアルコール含有Mg
Cl2粉末0.5g?およびAICI30.5gをノル
マルヘプタン50mlに分散し、TiC14 5mlを
添加し、約100℃で2時間反応させ、以下比較例1と
同様の操作にてチタン含有触媒を調整し、エチレンを重
合して76gのポリエチレンを得た。
Cl2粉末0.5g?およびAICI30.5gをノル
マルヘプタン50mlに分散し、TiC14 5mlを
添加し、約100℃で2時間反応させ、以下比較例1と
同様の操作にてチタン含有触媒を調整し、エチレンを重
合して76gのポリエチレンを得た。
この場合のチタン担持量は25mg・Ti/g・担体で
あり、重合活性はチタン原子1v、1時間あたり105
800gであった。
あり、重合活性はチタン原子1v、1時間あたり105
800gであった。
また得られたポリエチレンのメルトインデックスは0.
42であった。
42であった。
Claims (1)
- 1 (A)マグネシウム化合物とハロゲン化チタンとの
反応生成物および山有機アルミニウム化合物を成分とす
る触媒を用いてエチレンを重合する方法において、該マ
グネシウム化合物として無水マグネシウムジハロゲン化
物およびハロゲン化アルミニウムをアルコールに接触さ
せ共析出して得られる固体物質をさらにハロゲン含有ア
ルキルアルミニウム化合物と接触させて得られる固体生
成物を用いることを特徴とするエチレンの重合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53078531A JPS588688B2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | エチレンの重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53078531A JPS588688B2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | エチレンの重合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS557803A JPS557803A (en) | 1980-01-21 |
JPS588688B2 true JPS588688B2 (ja) | 1983-02-17 |
Family
ID=13664485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53078531A Expired JPS588688B2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | エチレンの重合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588688B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59142189U (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-22 | 株式会社昭和製作所 | フロントフオ−クのオイルロツクピ−ス固定構造 |
-
1978
- 1978-06-30 JP JP53078531A patent/JPS588688B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59142189U (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-22 | 株式会社昭和製作所 | フロントフオ−クのオイルロツクピ−ス固定構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS557803A (en) | 1980-01-21 |
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