JPS5877435A - ドリル研削盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は２枚の砥石を用いて研削するドリル研削盤に関
する。

通常のドリル研削盤は１枚の砥石によってドリルの先端
の切刃を研削しており、ドリル又は砥石の一方に首振り
運動を与えて主切れ刃につづく主逃げ面を形成させてい
たが、自動でこの運動を行なわせるためには複雑な機構
を必要とし部品点数が多くなってコスト高となることを
まぬがれなかった〇 従って本発明は上記に鑑みなされたもので構造を簡単に
すべく種★検討がなされた結果被研削ドリルを軸方に送
りながら１００°前後回転させるのみで所要の研削が完
了する研削盤を創作する目的を達成することができたも
のである。

本発明の要旨は同方向に回転する２個の同形の砥石を互
の研削面端が極く僅かに間隔をあけ対称で且互の研削面
でなす角が被研削ドリルの先端角に等しい角度となるよ
うに２個の砥石軸心を同一平面内で平行又は傾斜して配
置し、前記平面内で被研削ドリルを砥石の対称軸上に案
内する部材を設けたことを特徴とするものである。

以下本発明の第１実施例を＃！ＩＩＩ内至第２Ｉ！ｉに
もとづき説明する・　筐体１の天板２に２個の砥石軸筒
３が僑直に所定距離隔て一平行に配設固定されている。

　該砥石軸筒３は下端にプーリ４を又天板２より突出し
た上端に砥石５を固定した砥石軸６が回転可能に軸承さ
れている。　そして２個の該砥石はドレッシングを省略
できるボラゾン若しくはダイヤモンド砥石が用いられ同
形の平板状で研削面は外周の一部を斜めと゛した等しい
円錐台の円錐面５ａで形成され、両砥石は対称に配され
るとともに円錐面５＆の砥石軸心を含む平面上の研削面
の交角は被研削ドリルの先端角に等しくなるような円錐
角を有している。　又砥石の直径は、砥石軸間距離より
極く儀か小さいものが使用され研削両端間隔が０．１〜
ｏ、　ｓ’１ｍ１ｍ好ましくはＱ、２ｍＷ′となる寸法
に作られたものを用いる。　なお砥石材質は必ずしも前
記に限定されるものではない。

筐体１には砥石軸６．６と平行な回転軸を有して２個の
砥石軸間を底辺とする２等辺三角形の頂点の位置にモー
タ７が固着されている。　該モータ７の回転軸の下端に
はプーリ８が固着されていてプーリ４との間に平ベルト
９が掛けられ、砥石軸６．６は同方向に必要な回転数で
駆動される。

天板２にはブラケット１０が砥石５．５をまたいで固着
されており、砥石軸心を含む平面上で且砥石軸間の２等
分線即ち対称軸上に被研削ドリルを挿通する穴１１＆を
有する治具１１が取替え可能に設けられている。　又必
要により治具に替えチャックとしてチゼル角度旋回させ
る手段を付加するものである。

このように構成された本発明のドリル研削盤で研削する
には治具１１の穴１１＆がドリル径に合ったものに取替
えモータ７を駆動して砥石５，５を回転させたあとドリ
ルを治具１１の穴１１＆に挿入し軸方向に送り先端が研
削面５ａ、５ｍに接触する時点からドリルを半回転以下
９０°〜１５０°の範囲内でチーＶ＃角分旋關させる。

　　ドリルは砥石で主切れ刃が研削形成されたあと主逃
げ面が研削され同時に両研削両端でシンニングも行なわ
れる。

２個の砥石の研削面端は０．２の隙間があるためドリル
先端のチゼルエツジが形成される。　この隙間が零にな
るとチゼルエツジが消失してしまうのでこの間隙はチゼ
ルエツジ形成に重要な働きを有している。

次に第２の実施例を第１ＩＩに示す。　この実施例は平
砥石の研削面を８錘面とせず外周の円筒面となしたもの
であって、砥石軸心を同一平面内にてドリル先端角と等
しい角度でドリルと反対側で交差させたもので、ベル）
の方向を途中で変換するカウンタ１−りが設けられてい
る。　この場合は砥石に特肩な成形を要せず研削面の各
部の周速が等しい利点がある。

次に第３の実施例を第４図に示す。　この実施例は研削
面な砥石の側両外縁近くに形成したもので、砥石軸心は
同じ平面上でドリル先端角と同じ角度でドリル側で交差
させたものである。

以上詳述したように本発明は２個の等しい形状の砥石の
研削面端を備かに隔間をあけて対称に配し砥石軸心を含
む平面上での研削面の交角が被研削ドリルの先端角と等
しくなるように砥石軸心を同一平面上に設け、被研削ド
リルを砥石の対称軸上で送る案内手段を設けたから砥石
又はドリルの複軸な運動機構を一切必要とせず、研削盤
の構造が極めて単純となり大巾のコストダウンができる
とともに、ドリルを送りながら旋回させるのみで、主切
れ刃研削につづいて主逃げ面更にシンニングが簡単に成
形される。　而も２個の砥石が容易に対称につくられる
のでチゼルエツジのかたより、リツプハイシの不揃いが
少くドリルの研削精度が高いため良好な切れ味が得られ
穴精度がよく、加工物によってはり−マ仕上げを不要と
することができる。　又研削面端に隙間をもたせたので
正確なチゼルエツジ並びにシンニングを簡単に成形する
ことができ切削抵抗が少く小さな推力によって大明けが
できる数々の特徴を有する。

【図面の簡単な説明】

１１１図は研削盤の平面図 ｊ１２［１ｔｊ１１　［１６Ａ−Ａ線ｔｊＮＩＡ第３図
は第２実施例の砥石とドリルの関係を示す図 ＃Ｉ４図はｌＩ３実施例の砥石とドリルの関係を示す図
である。 ５・・・砥石　　　　５＆・・・研削面６・・・砥石軸
　　　７・・・モータ １１・・・治具 「 第１ｒＩ！Ｊ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）軸端に同形状の砥石をそれぞれ有して同方向に回
   転される２本の砥石軸の軸心が同一平面上に設けられか
   つ前記２個の砥石は対称に配されていてその研削面は、
   前記平面上での交角が被研削ドリルの先端角と等しい角
   度になされるとともに該交角の頂点において前記研削面
   端が僅かの隙間を有するように配され前記交角の頂点を
   通る砥石の対称軸と同軸の被研削ドリルを索内する部材
   を設けたことを特徴とするドリル研削盤 ―）砥石軸鏡平行であって砥石の外周の円錐面を研削面
   としたものである特許請求の範囲第１項記載のド９＃研
   １ｌＩＩＩ１１ （荀砥石軸心は被研削ドリル挿入側で交差していて砥石
   側面が研削面である特許請求の範囲第１項記載のドリル
   研削盤 し）砥石軸るは被研削ドリルの反対側で交差していて砥
   石外周が研削面である特許請求の範囲第１項記載のドリ
   ル研削盤。