JPS5867846A - 高透磁率合金薄帯 - Google Patents
高透磁率合金薄帯Info
- Publication number
- JPS5867846A JPS5867846A JP56166884A JP16688481A JPS5867846A JP S5867846 A JPS5867846 A JP S5867846A JP 56166884 A JP56166884 A JP 56166884A JP 16688481 A JP16688481 A JP 16688481A JP S5867846 A JPS5867846 A JP S5867846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- thin strip
- high permeability
- platinum group
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はＦｅ−８ｉ−Ａｔ系高透磁率合金薄帯の改良に
関するものである。
関するものである。
Ｆｅ−８ｉ−Ａｔ系合金はＳｔ力劇９５％、Ａｔが約５
．６％。
．６％。
残部Ｆｅを中心とする組成で着るしく大きな透磁率が得
られ、かつ飽和磁束密度Ｂ１゜（印加磁界１００ｅにお
ける磁束密Ｉｆ）が大きいことが増水らにより、１９５
６年に見出された。上記合金は硬脆なる性質を有し、粉
末になり易いために、発明轟初はダストコアとして主と
してインダクタンス素子として利用されていた。
られ、かつ飽和磁束密度Ｂ１゜（印加磁界１００ｅにお
ける磁束密Ｉｆ）が大きいことが増水らにより、１９５
６年に見出された。上記合金は硬脆なる性質を有し、粉
末になり易いために、発明轟初はダストコアとして主と
してインダクタンス素子として利用されていた。
一方、近年において磁気記録技術の進歩は目覚ましく、
記録密度の向上あるいは音質の数隻といった目的のため
に磁気記録媒体である磁気テープの保磁力は急速に大き
くなってきておりオーディオ分野においては従来のγ−
Ｆｅ、０．テープの２〜３倍の保磁力を有するメタルテ
ープが出現するＫいたった。このように大きな保磁力を
有する磁気テープの性能を十分引き出すためには磁気ヘ
ッドのコア材料としては高透磁率であると同時に、飽和
磁束密度Ｂ８゜の犬なることが必要である。かかる理由
により、従来からコア材料として実用に供されているパ
ーマロイ（Ｂ＋ｏ＝６．５〜８．０Ｔ）やフェライト（
３３，、ｅ＝４．Ｑ〜５．８Ｔ）に比べてＢ、。の大き
なＦｅ−８ｔ −Ａｔ系合貧が一躍脚光を注ひるように
なった。
記録密度の向上あるいは音質の数隻といった目的のため
に磁気記録媒体である磁気テープの保磁力は急速に大き
くなってきておりオーディオ分野においては従来のγ−
Ｆｅ、０．テープの２〜３倍の保磁力を有するメタルテ
ープが出現するＫいたった。このように大きな保磁力を
有する磁気テープの性能を十分引き出すためには磁気ヘ
ッドのコア材料としては高透磁率であると同時に、飽和
磁束密度Ｂ８゜の犬なることが必要である。かかる理由
により、従来からコア材料として実用に供されているパ
ーマロイ（Ｂ＋ｏ＝６．５〜８．０Ｔ）やフェライト（
３３，、ｅ＝４．Ｑ〜５．８Ｔ）に比べてＢ、。の大き
なＦｅ−８ｔ −Ａｔ系合貧が一躍脚光を注ひるように
なった。
しかしながら、上述したようにＦｅ −８１−Ａｔ系合
金は硬脆であるがために圧延加工が極めて困難であり、
鋳造インゴットから切削・研削等の機械加工により磁気
ヘッドコアを成形する手法が一般的にとられている。し
かるに貧属系のコア材料は電気比抵抗が小さいために電
磁変換素子として高い周波数で用いる場合には、渦電流
損により実効透磁率は小さくなる性質をもつ。そこで曽
−系のコア材料は高い周波数でも実効透磁率を大きく保
つために、薄板として使用するのが一般的である。
金は硬脆であるがために圧延加工が極めて困難であり、
鋳造インゴットから切削・研削等の機械加工により磁気
ヘッドコアを成形する手法が一般的にとられている。し
かるに貧属系のコア材料は電気比抵抗が小さいために電
磁変換素子として高い周波数で用いる場合には、渦電流
損により実効透磁率は小さくなる性質をもつ。そこで曽
−系のコア材料は高い周波数でも実効透磁率を大きく保
つために、薄板として使用するのが一般的である。
通常オーディオ用の場合には、板厚０１〜α３ｍのもの
を２〜６枚積層して用いる。Ｆｅ−８ｉ−Ａｌ系合金に
おいては、圧延加工が極めて困難であるが為に、切削・
研削等の機械加工により薄板に仕上げる必要があり、圧
延加工により容易に薄板が得られるパーマロイに比べて
大きな欠点となっている。
を２〜６枚積層して用いる。Ｆｅ−８ｉ−Ａｌ系合金に
おいては、圧延加工が極めて困難であるが為に、切削・
研削等の機械加工により薄板に仕上げる必要があり、圧
延加工により容易に薄板が得られるパーマロイに比べて
大きな欠点となっている。
Ｆｅ−８ｉ−Ａｔ系合金の上記問題点を解決するために
各種の製法が試みられているが、なかでも溶湯急冷法は
溶湯から直接ｚＯないし１００μｍ程度の薄帯を得るこ
とが可能であり、最も実用的な手法の１つである。これ
らの製造方法については、特開昭５１−１５８５１７
、特開昭５２−１２５５１４等で提案されている。すな
わち溶湯急冷法とは急速に移動する冷却体表面にノズル
を介して溶湯を噴出させ、薄帯を得る方法であるが、該
方法により得られるＦｅ−８ｉ−Ａ１合金薄帯は、ある
程度の変形能を持つものの、やはり硬脆であるがために
機械打ち抜きにより磁気へラドコアを作製することは極
めて困難である。すなわちＦｅ−８ｉ−Ａｔ合金漢帯を
溶湯急冷法により作製しても、ヘッドコアを作製するた
めには切削・研削あるいはフォトエツチング等。
各種の製法が試みられているが、なかでも溶湯急冷法は
溶湯から直接ｚＯないし１００μｍ程度の薄帯を得るこ
とが可能であり、最も実用的な手法の１つである。これ
らの製造方法については、特開昭５１−１５８５１７
、特開昭５２−１２５５１４等で提案されている。すな
わち溶湯急冷法とは急速に移動する冷却体表面にノズル
を介して溶湯を噴出させ、薄帯を得る方法であるが、該
方法により得られるＦｅ−８ｉ−Ａ１合金薄帯は、ある
程度の変形能を持つものの、やはり硬脆であるがために
機械打ち抜きにより磁気へラドコアを作製することは極
めて困難である。すなわちＦｅ−８ｉ−Ａｔ合金漢帯を
溶湯急冷法により作製しても、ヘッドコアを作製するた
めには切削・研削あるいはフォトエツチング等。
機械打ち抜きに比べて、多くの工程を必要とする加工法
によらなければならないという大きな問題点がありだ。
によらなければならないという大きな問題点がありだ。
本発明はＦｅ−８ｉ−Ａｔ系合金薄帯の上記問題点を改
良し、機械打ち抜き等の機械加工を容易に行ない得る）
’ｅ−８ｉ−Ａｔ系合金薄帝を提供せんとするものであ
る。すなわち重量比で８ｉ４〜１２％、 Ａｔ２〜９１
％白金蝿元素、ＡｕｌＡｇより選ばれた１棟又は２種以
上を総量で０．０５〜５％含み、残部実質的にＦｅから
成る溶融体を、扁速で移動する冷却体の表面に噴出し、
凝固させることにより得られるＦｅ−８ｉ −Ａｔ系合
金薄帯はＦｅ−８ｉ−Ａｔ合金薄帯が本来もつ磁気時性
を大きく損なう翌となく、機械打ち抜き等の加工が着る
しく容易となる。また本発明合金薄帯は、従来のＦｅ−
８ｉ−Ａ１合金薄帯と比較して、曲げ性（靭性）に優れ
、かつ広幅の薄帯を得やすいといｌ徴がある。
良し、機械打ち抜き等の機械加工を容易に行ない得る）
’ｅ−８ｉ−Ａｔ系合金薄帝を提供せんとするものであ
る。すなわち重量比で８ｉ４〜１２％、 Ａｔ２〜９１
％白金蝿元素、ＡｕｌＡｇより選ばれた１棟又は２種以
上を総量で０．０５〜５％含み、残部実質的にＦｅから
成る溶融体を、扁速で移動する冷却体の表面に噴出し、
凝固させることにより得られるＦｅ−８ｉ −Ａｔ系合
金薄帯はＦｅ−８ｉ−Ａｔ合金薄帯が本来もつ磁気時性
を大きく損なう翌となく、機械打ち抜き等の加工が着る
しく容易となる。また本発明合金薄帯は、従来のＦｅ−
８ｉ−Ａ１合金薄帯と比較して、曲げ性（靭性）に優れ
、かつ広幅の薄帯を得やすいといｌ徴がある。
本発明において、白金抛元素とはＲｕ ＋ Ｒｈ ＃
Ｐ ｄ 。
Ｐ ｄ 。
Ｏｓ、Ｉｒ、Ｐｔである。またＳｔ量を４〜１２％、Ａ
／！、ｉを２〜９％とした理由は、添加元素の添加社と
の兼ねあいにより、上記組成範囲内であれば、磁気特性
が実用上十分なる値を有するからである。また白金属元
素、 ＡｕおよびＡｇの添加蓋をａ量で０．０５〜５％
とした理由は００３以下では添加の効果が顕著でなく、
また３チ以上になると磁気特性が大幅に劣化するために
いずれも実用的でなくなるためである。
／！、ｉを２〜９％とした理由は、添加元素の添加社と
の兼ねあいにより、上記組成範囲内であれば、磁気特性
が実用上十分なる値を有するからである。また白金属元
素、 ＡｕおよびＡｇの添加蓋をａ量で０．０５〜５％
とした理由は００３以下では添加の効果が顕著でなく、
また３チ以上になると磁気特性が大幅に劣化するために
いずれも実用的でなくなるためである。
以下本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
実施例
１！Ｌ解鉄（純度９９％）、釡属珪素（純度９９チ）。
アルばニウム（純度９９．９９％ ）および各添加元素
な総量で５００ｇｒとなるように所定の成分比に秤量し
たのち、高周波真空溶解炉にて溶解し、溶湯を石英管中
に吹い上げ約８”Ｘ７０Ｌの母合金を作製した。
な総量で５００ｇｒとなるように所定の成分比に秤量し
たのち、高周波真空溶解炉にて溶解し、溶湯を石英管中
に吹い上げ約８”Ｘ７０Ｌの母合金を作製した。
得られた母合金を石英管ノズルに入れ、Ａｒ気流中で加
熱溶解したのち、ロール径１２０”、回転数２００〜１
１０００ｒｐのうちの適切な回転数で互に接触しながら
回転する２個の鋼製ロールの接触部近傍に溶湯を噴出さ
せ、板厚３５μｍ、幅１０聞の薄帯を得た。
熱溶解したのち、ロール径１２０”、回転数２００〜１
１０００ｒｐのうちの適切な回転数で互に接触しながら
回転する２個の鋼製ロールの接触部近傍に溶湯を噴出さ
せ、板厚３５μｍ、幅１０聞の薄帯を得た。
得られた薄帯は熱歪を除去する目的で、不活性ガス中６
５０〜８５０℃の適切なる温度で、１時間熱処理を施し
た。
５０〜８５０℃の適切なる温度で、１時間熱処理を施し
た。
機械打ち抜き性の試験は機械プレスによりｈσ７餌の正
方形板を打ち抜くことにより行なった。
方形板を打ち抜くことにより行なった。
打ち抜き性の評価は各組成とも正方形板を２００個づつ
打ち抜き、得られた板を倍率２０倍で観察し、正常に打
ち抜けたもの（正常晶）、コーナ一部に欠けのあるもの
、破損してしまったものの５種類に区分し、各々の個数
により評価を行なった。また磁気測定試料は各薄帯より
８”Ｘ４φのトロイダルコアを作製し、８００℃１時間
磁性焼鈍を行なったのち、磁気測定に供した。第１表に
実験試料の組成を、第２表に機械打ち抜き性および磁気
特性の評価結果を示す。
打ち抜き、得られた板を倍率２０倍で観察し、正常に打
ち抜けたもの（正常晶）、コーナ一部に欠けのあるもの
、破損してしまったものの５種類に区分し、各々の個数
により評価を行なった。また磁気測定試料は各薄帯より
８”Ｘ４φのトロイダルコアを作製し、８００℃１時間
磁性焼鈍を行なったのち、磁気測定に供した。第１表に
実験試料の組成を、第２表に機械打ち抜き性および磁気
特性の評価結果を示す。
第 １ 表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重量比でＳｉ４〜１２％、Ａｔ２〜９％、 白金纒元素
、ＡＵ。 Ａｇより選ばれた１種又は２種以上を総量で０．０５−
５−含み、残部実質的にＦｅからなる合金を加熱溶融し
たのち、高速で移動する冷却体の表面に噴出し、凝固さ
せることを％徴とするＦｅ−８ｉ−Ａｔ系高透磁率合金
薄帯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56166884A JPS5867846A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | 高透磁率合金薄帯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56166884A JPS5867846A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | 高透磁率合金薄帯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5867846A true JPS5867846A (ja) | 1983-04-22 |
Family
ID=15839398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56166884A Pending JPS5867846A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | 高透磁率合金薄帯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5867846A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009206337A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Hitachi Metals Ltd | Ｆｅ基軟磁性粉末、その製造方法、および圧粉磁心 |
-
1981
- 1981-10-19 JP JP56166884A patent/JPS5867846A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009206337A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Hitachi Metals Ltd | Ｆｅ基軟磁性粉末、その製造方法、および圧粉磁心 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4416709A (en) | Amorphous magnetic alloy material | |
| US4437912A (en) | Amorphous magnetic alloys | |
| US4299622A (en) | Magnetic alloy | |
| CN100403627C (zh) | 音圈电机磁路 | |
| JPS6133900B2 (ja) | ||
| JP2778719B2 (ja) | コバルトを含有する鉄基非晶質磁性合金 | |
| CA1145162A (en) | Iron-boron silicon ternary amorphous alloys | |
| JPH0230375B2 (ja) | ||
| JPS5867846A (ja) | 高透磁率合金薄帯 | |
| JPS6261662B2 (ja) | ||
| KR900007666B1 (ko) | 자기헤드용 비정질 합금 | |
| JPS5867845A (ja) | 高透磁率合金薄帯 | |
| JPS5867848A (ja) | 高透磁率合金薄帯 | |
| JPS5935980B2 (ja) | 磁気ヘッドコア用高透磁率非晶質合金 | |
| JPS5867849A (ja) | 高透磁率合金薄帯 | |
| JP2907899B2 (ja) | 高透磁率合金成形体の製造方法およびこの製造方法により得られる成形体の部材によって構成された磁気ヘッド | |
| US4750951A (en) | Amorphous alloy for magnetic heads | |
| JP2812572B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS60152652A (ja) | 急冷磁石およびその製法 | |
| JP2549145B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS61284546A (ja) | 磁気ヘツド用非晶質合金 | |
| JPS6151404B2 (ja) | ||
| JPS6144933B2 (ja) | ||
| JPH05267031A (ja) | 磁心材料 | |
| JPS5922781B2 (ja) | 耐摩耗性高透磁率高飽和磁束密度合金 |