JPS585396B2 - デンシドケイ - Google Patents

デンシドケイ

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JPS585396B2
JPS585396B2 JP48114272A JP11427273A JPS585396B2 JP S585396 B2 JPS585396 B2 JP S585396B2 JP 48114272 A JP48114272 A JP 48114272A JP 11427273 A JP11427273 A JP 11427273A JP S585396 B2 JPS585396 B2 JP S585396B2
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JP
Japan
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circuit
time
counting
slowing
standard signal
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JP48114272A
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JPS5066274A (ja
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鶴石悠紀
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Suwa Seikosha KK
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Suwa Seikosha KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、比較的高い周波数の時間標準を有する電子時
計の緩急方法に関する。
本発明の目的は、使用者が時計を使用中に止めることな
く簡単に緩急できる方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、特に水晶時計において精密な測定
器を用いないで自動的に時計の緩急を行なう方法を提供
することにある。
従来、高精度の時計の緩急は専ら時計店が行なっており
、消費者が自由に緩急することができなかった。
これは一つには、時計の緩急に独特の測定器を用いたと
いう理由のためでもある。
特に水晶振動子を時間標準とする電子時計にあっては、
従来の緩急方法で緩急するためには高安定の周期測定器
が必要であり、時計専門店でも大部分の店ではまだこの
種の測定器がないのが普通である。
したがって、水晶振動子が衝撃またはエージングによっ
て周波数シフトを生じた場合でもなかなか再調整できな
かった。
さらに水晶発振器は電池電圧が変動すると多かれ少なか
れ周波数の変動をきたし、電池交換直後と一年経過後で
は時計の精度がちがってくるので、消費者が自分で緩急
したいという場合がある。
本発明はこうした従来の欠点を改善し、消費者に簡単に
緩急できる電子時計を提供する。
すなわち、本発明の要旨は、緩急しようと思う者が単位
時間の長さを情報として時計に与えてやるのである。
1例として、り刻7時丁度に合せてスタートさせ翌日の
り刻7時丁度にもう一度台せてスタートさせるとすれば
時計には24時間つまり86400秒の絶対長さが情報
として与えられるので、これを利用して時計内部の標準
信号を緩急しようとするのである。
人間の手動のバラツキは、約0.3秒以下には十分保証
できるので日差0.5秒くらいに緩急することは十分可
能である。
このような方法をとることによって水晶自体の作り込み
精度が悪くてもよいため、水晶振動子の製造上でも大き
な利点が生れる。
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の電子時計に用いる時間標準回路の1
実施例である。
第1図の1は水晶振動子であり、2は発振回路である。
3は1/2分周回路、4はインバータ、5はデータ入力
付フリップフロップ、6は1/2分周回路、7はExc
lusive OR回路、8は多段分周回路である。
発振回路2の出力信号が第3図31の電圧波形であれば
分周回路3の出力電圧は第3図32の信号となる。
さらにフリップフロップ5は遅延動作をするので、この
出力信号は第3図33のようになる。
この信号33はフリップフロップ5のQ出力であるから
、Q出力を分周すれば34の信号が得られる。
これが分周回路6の出力である。
OR回路10の出力が高レベルであればAND回路9の
出力は分周回路6の出力をそのままExclusi v
e OR7に伝送するので、この時にはExclusi
ve OR7の出力は第3図の35のような信号となり
、信号32の2倍パルス数となる。
信号36はAND回路11の出力信号で、これは減算カ
ウンター12に入力される。
減算カウンター12の出力が0になればOR回路10の
出力は低レベルとなり、Exclusive OR7の
出力は信号32と同じになり2倍パルスは作られない。
即ち、減算カウンター12が0になるまで2倍パルスが
形成されるので、それだけ毎秒パルス数が多くなり端子
30に現われる標準信号は周期が短かくなる。
22と23は端子30に電圧出力が現われるたびに微分
動作をしてゲート19に制御パルスを入力するためのフ
リップフロップである。
つまりフリップフロップ23は発振回路出力で常にリセ
ットされているので信号31の半周期のパルスを発生す
る。
この時、メモリー回路18に記憶された緩急量に関する
情報がゲート19を通して減算カウンター12に伝えら
れ、その瞬間から再び2倍パルスを生ずる機能が動作す
る。
例えば端子30の出力信号が1秒信号となるように多段
分周回路8を構成しておけば1秒信号ごとに緩急作用が
働き、常に正しい周期の1秒信号が得られる。
減算カウンター12とゲート19は周知のプリセッタブ
ルカウンターから構成できる。
では緩急量、この場合は進める量をどうやって求めるか
について説明する。
分周回路3の出力は常に計数回路13,14.15によ
って計数されている。
外部に設けられたスイッチ29が押されると、Dフリッ
プフロップ24゜25.26によって微分動作が行なわ
れるのでまずAND回路27に出力信号が生じAND回
路21に加えられる。
計数回路15の計数値が所定の値となっていればAND
回路20の出力が高レベルとなっており、この状態でA
ND回路27の信号はAND回路21を通り、ゲート1
7に加えられる。
この時計数回路14の計数値から所定の緩急量を算出す
る分配回路16の出力がメモリー回路18に入力され記
憶される。
続いてAND回路28に出力が生じ計数回路13,14
.15がリセットされる。
すなわち第11目の午後7時にテレビの時報と共にスイ
ッチ29を押したとすれば、この時はAND回路20の
出力が低レベルであるからメモリー変更はなくただ計数
回路のみリセットされる。
翌日の午後7時の時報で再びスイッチ29を押せば、こ
の時、AND回路20の出力は高レベルとなっており緩
急量のメモリーがなされてからリセットされる。
つまりAND回路20は、例えば24時間の10分前か
ら10分後まで高レベル出力となるように形成しておけ
ばよい。
この24時間という時間は任意に、例えば1週間とか1
時間とかに決めることができる。
当初の設計通りに使用しないと禁止ゲートが働くように
適尚な禁止帯をAND回路20で作るわけである。
禁止帯の通過時間は水晶振動子1の精度のバランきを考
慮して決定すればよい。
第1図の時間標準回路は、第5図のデジタルディスプレ
イ回路に接続することによって全電子時計となり、ステ
ップモーター駆動回路に接続することによって機械式水
晶時計となる。
第1図の実施例においては、水晶発振回路出力が遅れて
いる場合に進み調整する機能をもっているのであるが、
逆に進んでいる場合に遅れ調整するには、AND回路9
をNANDAND回路かえ、Exclusive OR
7をAND回路に置き替えればよい。
進みも遅れも修正できるためには、両方の回路を組合せ
て進みか遅れかの判断回路を別に設けていずれかが動作
するように構成すればよいわけである。
計数回路13の段数は、緩急量の最少単位から決定され
る。
計数回路14の出力は、緩急量を算出する分配回路16
に接続されるので、計数回路13の出力信号の周期が小
さい程精密な緩急量を算出することができる。
一例として計数回路13の出力が4Hz、即ち周期0.
25秒とし水晶発振回路出力周波数が65536Hzと
しよう。
第2図のように計数回路14の段数を6段とする。
つまり水晶自体は、1日に0.25秒X2’=16秒も
狂うことはあり得ないものとする。
水晶の狂いがさらに大きいならこの計数回路14の段数
をもつと増やさねばならない。
4Hzの信号を24時間計数すれば86400X4=3
45600となるので、この水晶が丁度日差0の場合に
は計数回路14.15の計数値は第2図に示す値となる
このうち計数回路15の上の9桁をとって禁止ゲート出
力を取出せば、約4分の通過帯が得られる。
勿論この時には、9桁の中でOの値をとっている桁はイ
ンバータを通して1の出力にしてからAND回路20に
入力してやることは言うまでもない。
ところで水晶が遅れている場合には、即ち水晶発振回路
の出力周波数の周期が遅い場合には、計数回路14の計
数値は第2図のように0にならない。
この計数値が、例えばn個少ない場合に分周回路3の出
力信号を毎秒何個増せばよいかは次の式で求められる。
ここでf。
は分周回路3の出力の周波数、Xは毎秒当りの増加パル
ス数である。
つまり第1図の方法では、1個パルスが増加されると、
時間にして33KHzとおいても大きな誤差にはならな
いので、X字n15が求められる。
分配回路16は、−〇の2進入力に対してn15の2進
出力が出るようなデコーダーを作ってやればよいことが
わかる。
しかしこのように補正されるべき信号の周波数が低いと
微少な補正ができなくなる。
第4図は補正されるべき信号の周波数が上側の10倍の
327680Hzでかつ補正方法が後述するように分周
比を可変にする場合の計数回路14、分配回路16、ゲ
ート17およびメモリー回路18を図示したものである
この場合には、緩急X=0.95nとして求められる。
即ち−nの2進入力に対し、0.95nの2進出力を出
せばよい。
第4図において37〜42は計数回路14を表わし、4
3〜48はインバータ、49〜56はMの回路である。
このAND回路は実際には64個必要であるが、図面の
簡略化のために省略した。
57〜62はOR回路、63はAND回路、64はイン
バータ、65はAND回路、66〜71はメモリー回路
18を表わす。
すなわちメモリー回路66〜71への入力方法はセット
リセット端子に信号を印加することによって行なう。
第4図ではOR回路57〜62の配線も未完成であるが
、容易に理解されよう。
ここで第1図について補足すると、時計の時間合せの際
にも発振回路2と分周回路3は停止しないようにしなけ
ればならない。
第5図は、液晶又はLEDを用いてデジタル表示電子時
計を構成する場合の表示部とデコーダー回路であり、7
2は1/10分周回路、73はIA分周回路、74は1
/10分周回路、75は1/6分周回路、76は1/1
0分周回路、77は1/2分周回路である。
これによって時間から秒までの表示が行なわれる。
分周回路72には例えば第1図の出力が接続される。
78〜83は7素子表示を行なうためのデコーダーであ
り、84〜89は表示体である。
第6図は、本発明の別の実施例で第1図の緩急制御方法
とは異なる例である。
ここで90は分周比が可変の分周回路であり、この分周
比はメモリー回路91の情報に基づいて決定される。
92はゲートであり、93は除算回路である。
即ち、この場合には、外部からの時間の情報が24時間
でなくても、24XM(Mは正整数)の場合でも狂いを
Mで除して24時間当りの狂いを計算できる。
この考え方は例えば1時間当りの狂いを計算する場合に
も応用できる。
94は乗算回路で第1図の分配回路の代用として乗算回
路を用いたものである。
この出力をゲート95を通してメモリー回路91に入力
する。
第6図の例では、分周比が1だけ変ると分周回路90の
入力信号の周期分だけ緩急されることになる。
以上に詳述したように、本発明の電子時計は、使用者が
簡単に時間情報を入れてやるだけで自動的に緩急される
ので水晶腕時計のような高精度の時計の場合非常に有利
であり、またこのため水晶自体の製造上のバラツキがあ
っても差支えないなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の電子時計に用いる時間標準回路の実
施例である。 1・・・・・・水晶振動子、2・・・・・・発振回路、
3・・・・・・1/2分周回路、7−・・・Exclu
sive OR回路、8・・・・・・多段分周回路、1
3,14.15・・・・・・計数回路、16・・・・・
・分配回路、18・・・・・・メモリー回路、12・・
・・・・減算カウンター、29・・・・・・外部スイッ
チ。 第2図は、計数回路の働きを説明するための2進表であ
る。 第3図は、第1図の動作を説明するための各部の信号波
形図である。 第4図は、−〇の入力を0.95nの出力として取出す
分配回路の例である。 37〜42・・・・・・計数回路、49〜56・・・・
・・AND回路、57〜62・・・・・・OR回路、6
6〜71・・・・・・メモリー回路。 第5図は、ディジタル表示部の回路構成である。 72.74.76・・・・・・1/10分周回路、73
゜75・・・・・・1/6分周回路、77・・・・・・
1/2分周回路、78〜83・・・・・・デコーダ、8
4〜89・・・・・・デジタル表示体。 第6図は、本発明の電子時計に用いる時間標準回路の他
の実施例である。 90・・・・・・分周比が可変の分周回路、91・・・
・・・メモリー回路、93・・・・・・除算回路、94
・・・・・・乗算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定周期の時間標準信号を発生する標準信号発生手
    段、この時間標準信号を分周する分周比が可変の分周手
    段、前記標準信号を計数する計数手段、一定時間の長さ
    を外部から情報として入力する外部操作スイッチ、前記
    一定時間の情報と前記計数手段の計数内容を比較し緩急
    量を算出する手段、この緩急量を記憶するメモリ手段お
    よび表示手段から構成され、前記分周比は前記メモリ手
    段に記憶された緩急量に基づいて定められ、前記外部操
    作スイッチが所定の時刻にのみ有効に動作するよう禁止
    ゲートが設けられていることを特徴とする電子時計。 2 一定周期の時間標準信号を発生する標準信号発生手
    段、この時間標準信号を分周する分周比が可変の分周手
    段、前記標準信号を計数する計数手段、一定時間の長さ
    を外部から情報として入力する外部操作スイッチ、前記
    一定時間の情報と前記計数手段の計数内容を比較し緩急
    量を算出する手段、前記緩急量を記憶するメモリ手段、
    表示手段、及び前記一定時間により前記計数手段の内容
    を除算する除算手段から構成され、前記除算手段によっ
    て算出された値に基づく信号を前記メモリ手段に記憶し
    、前記メモリ手段に記憶された値によって前記分周比を
    定めることを特徴とする電子時計。
JP48114272A 1973-10-11 1973-10-11 デンシドケイ Expired JPS585396B2 (ja)

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JP48114272A JPS585396B2 (ja) 1973-10-11 1973-10-11 デンシドケイ

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JPS5066274A JPS5066274A (ja) 1975-06-04
JPS585396B2 true JPS585396B2 (ja) 1983-01-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132362U (ja) * 1976-04-02 1977-10-07
JPS52120873A (en) * 1976-04-05 1977-10-11 Casio Comput Co Ltd Timepiece
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JPS49114858A (ja) * 1973-02-28 1974-11-01

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