JPS5852083Y2 - ロ−タリ−レ−スの罫引き刃物装置 - Google Patents

ロ−タリ−レ−スの罫引き刃物装置

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Publication number
JPS5852083Y2
JPS5852083Y2 JP713278U JP713278U JPS5852083Y2 JP S5852083 Y2 JPS5852083 Y2 JP S5852083Y2 JP 713278 U JP713278 U JP 713278U JP 713278 U JP713278 U JP 713278U JP S5852083 Y2 JPS5852083 Y2 JP S5852083Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary
scoring
knife
drive
cutting
Prior art date
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Expired
Application number
JP713278U
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English (en)
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JPS54113795U (ja
Inventor
克次 長谷川
Original Assignee
株式会社名南製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社名南製作所 filed Critical 株式会社名南製作所
Priority to JP713278U priority Critical patent/JPS5852083Y2/ja
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロータリーレースの罫引き刃物装置に関するも
のである。
初て、既存のロータリーレースは、原木を回転せしめる
駆動力を、専ら該原木を支持するスピンドルから供給す
る形式であった為に、切削途上に於て原木が破損したり
、あるいは太い剥芯が残ったりする種々の不具合が発生
し、原木の利用率(歩留り)が極めて悪くなる欠点を有
していた。
そこで本出願人は先にベニヤレース(特願昭52−62
88号、特開昭53−91499号公報)に開示する如
く、新たな構成に基づく新型ロータリーレースを提案し
、既存のロータリーレースの欠点を払底せんと図った。
該新型ロータリーレースの大要は、既存のロータリーレ
ースに於けるノーズバーの位置と近似する位置に、原木
を突刺する回転ロールを備えて之を駆動するようにした
ものであり、原木を回転せしめる駆動力を、切削用刃物
の刃先に近い原木外周部から供給できるので、既存のロ
ータリーレースの如き不具合が極めて発生しにくく、従
来に比べて効果的な原木の切削を行う事ができるように
なった。
一方、公知の通り原木の木口面は著しく不定形であるか
ら、罫引き刃物を有する罫引き刃物装置をロータリーレ
ースに備え、ベニヤ単板の削成と共に該ベニヤ単板の木
口面の形成が行なわれるが、既存のロータリーレースに
於ける罫引き刃物装置は、ベニヤ単板の通路を隔てて砲
台の上方に配設されたノーズバーと呼称される大きくて
丈夫なプレッシャ一部材へ、刃状の罫引き刃物を付設し
、前記強大なノーズバーの剛性を利用して刃状の罫引き
刃物を支えるようにしたものであるから、前記新型ロー
タリーレースへそのまま転用する事は、幾何学的・機械
的に著しく困難であり、而も前記刃状の罫引き刃物は、
損傷する都度取り外して再研磨しながら付設に不適な長
さとなるまでしか使用できず、少なからぬ長さを残して
廃棄せねばならないので、取り付け・取り外しに要する
手間はともかく、罫引き刃物の消耗コストと再研磨に要
するコストを合算すると、結果的に罫引きの為に要する
コストとしては割高であり、あえて前記困難性を克服し
てまで転用を図るには不向であった。
本考案は前記新型ロータリーレースに好適な罫引き刃物
装置を提供する事を目的とし、合わせて罫引き刃物を替
刃状、即ち、再研磨せずに順次交換して用いる小型刃物
にする事により、結果的に罫引きの為に要するコストの
低減を図り得るようにしたものであって、その詳細を図
面と共に説明すれば次の通りである。
本考案に係る罫引き刃物装置は、例えば第1図及び第2
図に図示する如きロータリーレース、即ち、外周に多数
の突刺体5を有する駆動部材6を軸方向に適宜の間隔を
隔てて多数配設して成る回転ロール(記号省略)を、切
削用刃物1の刃先線とほぼ平行で、而も前記突刺体5が
切削中に於ける切削用刃物1の刃先に近い原木外周部を
実利可能な位置に備えると共に、該回転ロールを駆動す
る駆動部材(図示省略)を備え、更にプレッシャ一部材
としての固定バー4′を、前記回転ロールの駆動部材6
の間に形成された複数個所の空間の少くとも一部(実施
例に於ては中央部の総て)に配設したロータリーレース
に装置するものであって、第1図、第2図及び第3図a
、l)からも明らかなように、原木2から削成されるベ
ニヤ単板の木口面を形成する罫引き刃物8の装着孔9を
穿設した罫引き刃物ホルダー4を、前記回転ロールの駆
動部材6の間に形成された複数個所の空間のうちの、原
木木口部付近に位置する空間に備えると共に、第1図、
第3図C及び゛第4図a、l)、cからも明らかなよう
に、刃先8″を原木2の回転方向と概ね逆方向に向けた
替刃状の罫引き刃物8を、前記罫引き刃物ホルダー4の
装着孔9へ着脱可能に装着し、該罫引き刃物8の切っ先
を常法通り切削用刃物1の刃先を通る垂直線Yよりも突
出せしめる。
図中3は切削用刃物を取り付ける釣台、7は回転ロール
の軸、8′は罫引き刃物に設けた切り欠き部、10は罫
引き刃物ホルダーの装着孔の下部に形成される座、11
は罫引き刃物ホルダーの裏面である。
本考案に係る罫引き刃物装置は、例えば以上の如く構成
するもので、ロータリーレースのスピンドルによって支
持された原木の回転につれて、切削用刃物を取り付けた
釣台が原木の軸心に向かって移動するのに伴い、該原木
から順次ベニヤ単板が削成されると共に、回転ロール、
固定バー等と同様に、前記釣台の移動に追従する罫引き
刃物ホルダーの罫引き刃物によって罫引きが行なわれ、
ベニヤ単板に所望の木口面が形成される。
以上明らかな如く本考案に係る罫引き刃物装置は、前記
の如き構成で戊るベニヤレースに於て、回転ロールの駆
動部材の間に確保された溝状の空間へ、罫引き刃物を装
着した罫引き刃物ホルダーを配備するものであるから、
従来の罫引き刃物装置の如き困難性を伴わずに何等支障
なく罫引き作用を機能させる事ができる。
また罫引き刃物を、再研磨せずに順次交換して用いる小
型刃物、所謂替刃状の罫引き刃物とする事によって、単
一品種大量生産による製造コストの低減、ひいては罫引
き刃物の消耗コストの低減と、再研磨に要するコストの
削除を図る事ができ、結果的に罫引きの為に要するコス
トを従来よりも低減せしめる事が可能であって、その実
用上の効果は多大である。
尚、罫引き刃物ホルダーは、第1図及び第3図a、bか
らも明らかなように、底部を僅かに屈曲せしめる等の手
段によって、端部が原木外周面に当接するよう構成し、
プレッシャ一部材としての機能を兼備するようにしても
差支えなく、勿論必要に応じては、第2図に図示する如
く複数個配設しても差支えない。
また罫引き刃物を罫引き刃物ホルダーの装着孔へ着脱可
能に備えるに際し、例えば第1図又は第3点Cに図示す
る如く、罫引き刃物に罫引き刃物ホルダーの座と嵌合す
る切り欠き部を設け、両者が互に噛合うよう係合せしめ
ても、あるいは例えば第4図す、Cに図示する如く、罫
引き刃物に罫引き刃物ホルダーの座と一致する切り欠き
部を設けると共に、罫引き刃物ホルダーの装着孔上部の
裏面とも一致する切り欠き部を設けて両者を係合せしめ
ても、更には例えば第4図aに図示する如く、罫引き刃
物を単に罫引き刃物ホルダーの座に載置するよう両者を
係合せしめても、要は罫引き刃物が自重で落下せず、而
も罫引きの際に生じる切削刃、押圧力等の外力によって
、ずれたり転回したりあるいは外れたりしないよう係合
されていれば良く、望ましくは他に固定用の締付は手段
を要せずに、而も着脱の容易な係合形態とするのが効果
的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を説明する為のものであって、第1図は本
考案に係る罫引き装置によって罫引を行う状態を説明す
る為の側断面説明図、第2図は本考案に係る罫引き刃物
装置の罫引き刃物ホルダーをロータリーレースに配設す
る状態を説明する為の正面部分説明図、第3図aは本考
案に係る罫引き刃物装置の罫引き刃物ホルダーの部分正
面図、第3図すは第3図aの側面図、第3図C及び第4
図a、l)、cは罫引き刃物と罫引き刃物ホルダーの他
の保合形態を説明する為の側面説明図である。 1・・・・・・切削用刃物、2・・・・・・原木、3・
・・・・・釣台、4・・・・・・罫引き刃物ホルダー、
4′・・・・・・固定バー、5・・・・・・突刺体、6
・・・・・・駆動部材、7・・・・・・回転ロールの軸
、8・・・・・・罫引き刃物、9・・・・・・装着孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周に多数の突刺体を有する駆動部材を軸方向に適宜の
    間隔を隔てて多数配設して成る回転ロールを、切削用刃
    物の刃先線とほぼ平行で、而も前記突刺体が切削中に於
    ける切削用刃物の刃先に近い原木外周部を突刺可能な位
    置に備えると共に、該回転ロールを駆動する駆動装置を
    備え、更に固定バー等のプレッシャ一部材を、前記回転
    ロールの駆動部材間に形成された複数個所の空間の少く
    とも一部に配設して成るロータリーレースに於て、原木
    から削成されるベニヤ単板の木口面を形成する罫引き刃
    物の装着孔を穿設して戊る罫引き刃物ホルダーを、前記
    回転ロールの駆動部材間に形成された複数個所の空間の
    うちの、原木木口部付近に位置する空間へ配設すると共
    に、刃先を原木の回転方向と概ね逆方向に向けた替刃状
    の罫引き刃物を、前記罫引き刃物ホルダーの装着孔へ着
    脱可能に装着して成るロータリーレースの罫引き刃物装
    置。
JP713278U 1978-01-23 1978-01-23 ロ−タリ−レ−スの罫引き刃物装置 Expired JPS5852083Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP713278U JPS5852083Y2 (ja) 1978-01-23 1978-01-23 ロ−タリ−レ−スの罫引き刃物装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP713278U JPS5852083Y2 (ja) 1978-01-23 1978-01-23 ロ−タリ−レ−スの罫引き刃物装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54113795U JPS54113795U (ja) 1979-08-10
JPS5852083Y2 true JPS5852083Y2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=28814597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP713278U Expired JPS5852083Y2 (ja) 1978-01-23 1978-01-23 ロ−タリ−レ−スの罫引き刃物装置

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JP (1) JPS5852083Y2 (ja)

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JPS54113795U (ja) 1979-08-10

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