JPH0141597Y2 - - Google Patents

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JPH0141597Y2
JPH0141597Y2 JP1985029172U JP2917285U JPH0141597Y2 JP H0141597 Y2 JPH0141597 Y2 JP H0141597Y2 JP 1985029172 U JP1985029172 U JP 1985029172U JP 2917285 U JP2917285 U JP 2917285U JP H0141597 Y2 JPH0141597 Y2 JP H0141597Y2
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paperboard
waste paperboard
cylindrical drum
pin
waste
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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 板紙から函素材を切り取り、次いで函素材から
屑板紙またはスクラツプを除去する装置は、これ
まで種々開発されてきた。
代表的なものとしては、金属定規型切断ダイス
が、最終製品と屑板紙との双方を切断した時にそ
れらを同時に放出するように構成されたものがあ
る。本願に開示する金属定規型切断ダイスにおい
ては、切断ダイスのナイフの間に屑板紙を押し込
み、続いて押し込められた屑板紙を剥離装置によ
りダイスから除去するように構成したものであ
る。
屑板紙剥離装置としては、板紙から屑板紙を除
去するものが一般的である。例えば、モリモトの
米国特許第3643553号明細書には、段ボール函用
の板紙から切断されるべき屑板紙に、回転可能に
装着された複数のピンが挿入される剥離装置が開
示されている。同様な装置は、米国特許明細書に
引用された。
ビシヨツプの米国特許第3391589号、 スミスその他の米国特許第3877353号および マツオの米国特許第4031816号に見られる。
実公昭50−12794号公報には屑除去装置が開示
されていて、同装置によると他のステーシヨンで
箱の展開図形切断用切込みが付けられた原板に対
して屑取りの操作をなすもので、箱の製造のため
には前記切断用切込みをなす装置と同公報に示さ
れた装置の2つが必要になり、箱の製造に用いる
装置が大型化する問題がある。
また、実公昭50−14231号公報に他の屑除去装
置が開示されている。この装置の屑落し部におい
て屑はゴム片によつてシートから押し出された後
にピンに突き刺されるもので、ゴム片による押し
出しとピンの突き刺しとを同調させなければなら
ない問題がある。
それに対して本考案は、板紙に対する切断作業
と屑の除去とをすべて同一ステーシヨンで同調さ
せて実施するものである。
すなわち本考案は、外部に円周方向に延在する
シート支持表面をもつ回転可能に取付けられた第
1の円筒ドラム、回転軸は該第1の円筒ドラムの
回転軸に平行であり、該第1の円筒ドラムとそれ
自体との間を通過するシートを最終製品部分と屑
板紙とに切断するナイフをもつた第2の円筒ドラ
ム、回転軸は該第2の円筒ドラムの回転軸に平行
であり、それ自体の表面から外部に延びる剥離ピ
ンが取付けられた第3の円筒ドラム、該第1、第
2および第3の円筒に操作可能に係合し、該第2
の円筒と該第3の円筒とを該第1の円筒の回転方
向に対しそれぞれ反対および同じ方向に回転させ
る駆動手段、および該屑板紙を該剥離ピンから除
去する如くに働く剥離手段を含み、該剥離ピン
は、該第3の円筒が回転するときに、切断ダイス
内に延びる如くに位置決めされ、かつ、該屑板紙
に突き刺さり、該第3の円筒がさらに回転を続け
ると該屑板紙を該切断ダイスから除去する構成と
したことを特徴とする屑板紙剥離装置を提供する
ものである。
本考案の他の実施例は、回転ダイカツター、ピ
ン保持体および駆動手段の結合から成り、回転ダ
イカツターは、平行な回転軸を備えた第1のドラ
ムと第2のドラムとをもち、第1のドラムの上に
は第2のドラムをこえて移動可能な板紙切断ダイ
スが装着されており、切断ダイスは製品形成部分
と屑板紙形成部分とを分離する切断縁をもつてい
て第1のドラムと第2のドラムとの間を通過して
くる板紙材料を切断するように作動可能であり、
ピン保持体は第1のドラムに近接して回動可能に
取り付けられ平行な回転軸を備え、また複数の剥
離ピンをもつており、これらのピンはダイス内に
位置する板紙部材に突き刺さり、それを除去する
ものであり、駆動手段は第1のドラム、第2のド
ラムおよびピン保持体に係合していて、第1のド
ラムを第2のドラムとピン保持体とは反対の方向
に回動させ、それにより、ダイス手段の屑板紙形
成部分に剥離ピンが入りまた出てくるように移動
させる。
本考案の他の実施例は、ハブおよび前記ハブに
装着された複数の剥離ピン手段とからなり、これ
らのピンはハブに取り付けられ、ハブの近くに取
り付けられた回転切断ダイスから屑板紙を除去す
る働きをなす。
本考案の目的は、放出されるべき屑板紙をすべ
て完全に剥離する回転ダイカツターとともに用い
る剥離装置を提供することにある。
本考案の他の目的は、新規でかつ改良された剥
離装置を提供することにある。
本考案の目的および利点は、以下の説明によつ
てより明らかとなろう。
第1および2図に示されるように、本考案の装
置10は金属製の回転定規型切断ダイス(以下ダ
イスという)を備えており、ダイスは、最終製品
のみを放出し、金属定規型切断ナイフ(以下ナイ
フという)の間に屑板紙を押し込み、次いで剥離
ピン(以下ピンという)によつてその屑板紙を放
出するようになつている。装置10は、互いに間
隔を保つて平行に位置する回転軸14,15およ
び16に取り付けられた第1、第2、第3の円筒
ドラム11,12および13からなる。各円筒ド
ラムの駆動軸の一方端は枠17に軸受支持され、
ドラム11,12および13の各駆動軸の他方端
には互いにかみあうスプロケツトギア18,1
9,20が取り付けてあり、ギアは、在来型の駆
動手段21により駆動される。従つて、各円筒ド
ラムは同期して同じ角速度で第2図に矢印27,
26,34に示す方向に回転する。
第2のドラム12の周面上には、少なくともそ
の一部が周面に沿つて延びるダイス22が装着さ
れる。ダイス22は、ドラムに取り付けられた基
板23からなり、基板23は放射状に外方に突出
するナイフ24が複数本直立した状態で設けられ
ている。ナイフ24は、最終切断板紙形状に配置
される。最下部の第1のドラム11は、ドラム1
2の下方に、未切断シート25がドラム11と1
2との間を通ることを可能にするに十分な間隔を
おいて配置されており、ドラム11と12が第2
図の矢印26,27に示すように互いに反対方向
に回転すると、ナイフ24が板紙25を切断する
ことを可能にする程度に接近している。送り込ま
れた板紙25がナイフ24により切断されると、
切断された板紙は第2図に最終紙製品28として
ドラム11と12との間から完全に抜け出てくる
一方で、板紙25の残りの部分すなわち屑板紙は
屑部分29,30としてダイス22上に留まつて
いる。ナイフ24は、板紙材料の2つの分離した
部分、すなわち、所望の最終輪郭31(第1図)
の部分とナイフ24間に押し込まれ、一時的にダ
イスにくつついた屑部分29,30を限定するよ
うに配置される。
ダイスから放出されるべき屑板紙は、第3のド
ラムすなわち最上部の剥離ピン保持体13(以下
保持体という)に取り付けられた複数のピン32
により、ナイフ間に押し込められた状態から開放
される(第2図)。ピン32は、保持体13に取
り付けられた適当な基板上に装着される。ピン3
2と取付基板は保持体13に組み合わされてドラ
ム12の回転方向とは逆方向の矢印34に示す方
向に回転する。ピン32は、切断ナイフ24によ
り形成される屑板紙の種々の形状に対応するよう
に保持体の幅内でその円周面の所望の個所に取り
付けられる。保持体13が回されると、ピン32
は屑板紙29に接触し、突き刺し、前方向に持ち
上げる力が与えられ、屑板紙をダイス22から除
き処理位置へ移送する。
ピン32の長さは、剥離装置の満足な作動のた
めに特に重要な要素である。より具体的に説明す
ると、軸心16からピン32の最外方端までの放
射方向の距離は、軸心15からナイフ24までの
放射方向の距離よりも大でなければならない。ド
ラム12と保持体13とは共に同じ角速度で回転
しているので、ピン32の放射方向の距離をより
大きくすると、ピンの周速度をナイフの周速度よ
りも大にし、それにより、ピンの先端が、屑板紙
29に対し圧力を加えて、屑板紙29がナイフ間
の押し込められた状態から開放されるようにす
る。放出されるべき屑板紙に使用するピン32の
先端の圧力は、剥離装置とダイスが360°回転を続
ける間に、分離のときに持ち上げ作用を発生す
る。
屑板紙は、保持体13が回転するときにピンに
くつついているが、それは、ピンの列に近接して
剥離装置の幅内で横方向に設けられた剥離板手段
35によりピンから除去される。剥離板は、保持
体13の周面に沿つて延びる基板により、保持体
13が360°回転する間支持されている。板35は
保持体13から放出されるべき屑板紙36を剥離
し、処理コンベアー37中に放出する。
第3図に、剥離装置の他の実施例を示す。この
剥離装置40は、前記した保持体13の装着方法
と同一の手段により装着された回転軸41を備え
ており、回転軸41の一方端はスプロケツトギア
42を備え、ギア42はドラム12に取り付けた
スプロケツトギア19とかみ合つて装着されてい
る。従つて、軸41は、軸15と平行な回転軸心
をもつている。保持体13で示される剥離装置を
取り除いて剥離装置40と代えると、第1図に示
した実施例について説明したと同一の方法で作動
する。
横方向に可動なハブ43が軸41に取り付けら
れ、ピン32は所定の位置でハブ43に取り付け
られて屑板紙をダイス22から除去する。ピン
は、ナイフとダイスにより限定される切断形状に
一致するようにハブ43の周面に差し込む。かか
るピンは、剥離装置の回転中にその先端の周速度
に変化を生じさせるよう長さを種々に変えること
もできる。既に説明され第2図に示されたものと
同様の複数の剥離板35がハブ43上の回転ピン
に近接するところに設けられて、板35を可動ハ
ブの間に位置ぎめする。剥離板により屑板紙はピ
ンから放出され、それは処理コンベアー37と同
様な処理手段上におかれる。ハブ43は、種々の
従来構成により軸41に装着可能である。
本考案は、放出される屑板紙が最終製品にまじ
り込まないよう制御する手段を提供する。放出さ
れる屑板紙の制御は、インク供給システムの汚染
を防ぎ、安全で清潔な機械操作を提供し、生産性
を著しく向上する。ここに開示された剥離装置
は、それが360°回転するにつれて、希望される時
と場所において、制御された手段で、ダイス中に
押し込められている屑板紙を除去する。剥離装置
を回動させる動力源は、回転ダイスカツターまた
は外部の源から得ることができる。
別個の剥離ダイスを個々のダイスと組み合せて
剥離装置へ迅速に取り付けることを容易にするこ
ともでき、それにより組立時間を大幅に縮減し、
経費を縮減する。切断は、放出されるべき屑板紙
をダイス中に押し込めることによりきわめて容易
にされる一方、最終製品は異なつた平面を通つて
移送され、それにより最終製品を放出されるべき
屑板紙から確実に分離する。切断圧をより小にす
ることが可能で、それによつて切断アンビルと切
断ダイスの寿命がより長くなる。
本考案を図面および前述の説明において詳細に
開示したが、それらはいずれも例示的なものと解
されるべきであつて限定的性格のものではない。
好ましい実施例を示しかつ説明したが、本考案の
原理に含まれるすべての変更例も実用新案登録請
求の範囲に含まれると解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従つて構成された剥離装置
をもつ回転定規型切断ダイスの分解平面図、第2
図は、第1図の2−2線に沿い矢印の方向に見た
拡大断面図で、剥離ピンによる屑板紙の除去を示
すために中間と上方のドラムが回転したところを
示す図、第3図は、剥離装置の他の実施例を示す
分解側面図である。 10,40……剥離装置、11,12……円筒
ドラム、13……剥離ピン保持体、14,15,
16……回転軸、17……枠、21……駆動手
段、22……切断ダイス、23……基板、24…
…切断ナイフ、32……剥離ピン、35……剥離
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外部に円周方向に延在するシート25支持表面
    をもつ回転可能に取付けられた第1の円筒ドラム
    11、 回転軸は該第1の円筒ドラム11の回転軸に平
    行であり、該第1の円筒ドラム11とそれ自体と
    の間を通過するシート25を最終製品部分28と
    屑板紙29,30とに切断するナイフ24をもつ
    た第2の円筒ドラム12、 回転軸は該第2の円筒ドラム12の回転軸に平
    行であり、それ自体の表面から外部に延びる剥離
    ピン32が取付けられた第3の円筒ドラム13、 該第1、第2および第3の円筒11,12,1
    3に操作可能に係合し、該第2の円筒と該第3の
    円筒とを該第1の円筒11の回転方向に対しそれ
    ぞれ反対および同じ方向に回転させる駆動手段1
    8,19,20,21、および 該屑板紙29,30を該剥離ピン32から除去
    する如くに働く剥離手段35を含み、 該剥離ピン32は、該第3の円筒13が回転す
    るときに、切断ダイス22内に延びびる如くに位
    置決めされ、かつ、該屑板紙29,30に突き刺
    さり、該第3の円筒13がさらに回転を続けると
    該屑板紙29,30を該切断ダイス22から除去
    する構成としたことを特徴とする屑板紙剥離装
    置。
JP1985029172U 1985-03-02 1985-03-02 Expired JPH0141597Y2 (ja)

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JP1985029172U JPH0141597Y2 (ja) 1985-03-02 1985-03-02

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JP1985029172U JPH0141597Y2 (ja) 1985-03-02 1985-03-02

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JPS61148597U JPS61148597U (ja) 1986-09-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4846030A (en) * 1987-11-16 1989-07-11 Baldwin Technology Corporation Scrap removal apparatus and method

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014231U (ja) * 1973-05-30 1975-02-14

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JPS5014231U (ja) * 1973-05-30 1975-02-14

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JPS61148597U (ja) 1986-09-12

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