JPS5844669Y2 - シユミツトトリガ回路 - Google Patents

シユミツトトリガ回路

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JPS5844669Y2
JPS5844669Y2 JP988979U JP988979U JPS5844669Y2 JP S5844669 Y2 JPS5844669 Y2 JP S5844669Y2 JP 988979 U JP988979 U JP 988979U JP 988979 U JP988979 U JP 988979U JP S5844669 Y2 JPS5844669 Y2 JP S5844669Y2
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JP
Japan
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operational amplifier
resistor
line
output
transistor
Prior art date
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JP988979U
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JPS55109947U (ja
Inventor
範道 岡田
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ティアック株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、演算増幅器(オペアンプ)を使用したシュミ
ツ))リガ回路に関する。
従来の代表的なシュミットトリガ回路は第1図に示す如
くオープンコレクタ型の演算増幅器1と、この反転入力
端子に接続された入力線2と、非反転入力端子と+Vc
cの電源端子3との間に接続されたしきい値設定用の抵
抗R1と、非反転入力端子と接地との間に接続されたし
きい値設定用の抵抗R2と、演算増幅器1の出力端子と
非反転入力端子との間に接続されたヒステリシス設定用
の抵抗R3と、演算増幅器1の出力端子と電源端子3と
の間に接続されたプルアップ抵抗R4と、演算増幅器1
の出力端子に接続されたシュミット出力線4と、この出
力線4と電源端子3との間に接続された負荷抵抗RLと
から戊る。
この第1図のシュミットトリガ回路において、入力線2
に例えば第2図Aに示す入力信号5が供給されると、ア
ッパ・トリップ・ポイント電圧■。
を入力信号が下から上に向って横切る時点でtlで第2
図Bに示す如く出力線4の電圧が高レベル(+Vcc)
から低レベル(0ボルト)に転換し、ローア−・トリッ
プ・ポイント電圧■1−を入力信号が上から下に向って
横切る時点t2で低レベルから高レベルに転換する。
ところで、 としてアッパ・トリゾ・ポイント電圧VUを求めると次
式となる。
またローア−・トリップ・ポイント電圧VLは次式にな
る。
従って、R4<RLの条件が満足している限り、トリッ
プ・ポイント電圧Vu及びVLは負荷抵抗RLに無関係
である。
しかし、負荷電流を大きく取れないという欠点が生じる
もし、負荷電流を大きく取ろうとしてR4<RLの関係
を破った場合にはRLの値によってVU及び■、が変化
してしまい、所定の■。
及び■1を得るためには抵抗R1〜R4を設定しなおさ
なければならない。
尚上述の如き問題は負荷抵抗R1−を出力線4と接地と
の間に接続する形式の回路でも起きる。
そこで、本考案の目的は極性が反対の第1及び第2の出
力が得られると共に、一方の出力に結合された一方の負
荷抵抗の値を変化させてもトリップ・ポイント電圧が変
化しないシュミットトリガ回路を提供することにある。
上記目的を達成するための本考案は、演算増幅器と、該
演算増幅器の一方の入力端子に接続された入力線と、一
方の直流電源線と前記演算増幅器の出力端子との間に接
続された第1の抵抗と、前記演算増幅器の他方の入力端
子と他方の直流電源線との間に接続された第2の抵抗と
、ベースが前記演算増幅器の出力端子に直接又は抵抗を
介して接続されエミッタが前記一方の直流電源線に接続
されたトランジスタと、前記トランジスタのコレクタと
前記演算増幅器の他方の入力端子との間に接続された第
3の抵抗と第1のダイオードとから戒る第1の直列回路
と、前記演算増幅器の出力端子と前記他方の入力端子と
の間に接続された第4の抵抗と第2のダイオードとから
戊る第2の直列回路と、前記トランジスタのコレクタと
前記他方の直流電源線との間に接続された第1の負荷と
、前記演算増幅器の出力端子と前記他方の直流電源線と
の間に接続された第2の負荷とから戊るシュミットトリ
ガ回路に係わるものである。
上記本考案のように構成すれば、第1の負荷抵抗の値を
変化させてもトリップ・ポイント電圧が変化しない。
また極性の異なる第1及び第2の出力を比較的簡単に得
ることが出来る。
以下、図面を参照して本考案の1実施例について述べる
第3図に示す本考案の1実施例に係わるシュミットトリ
ガ回路は、オープンコレクタ型演算増幅器11と、この
演算増幅器11の一方の入力端子(反転入力端子)に接
続された入力線12と、+■CCが供給される一方の直
流電源線13と演算増幅器11の出力端子との間に接続
された第1の抵抗R1と、演算増幅器11の他方の入力
端子(非反転入力端子)と接続された他方の直流電源線
14との間に接続された第2の抵抗R2と、エミッタが
+Vcc電源線13に接続されたPNP)ランジスタ1
5と、トランジスタ15のコレクタと演算増幅器11の
非反転入力端子との間に接続された第3の抵抗R3と第
1のダイオードD1とから成る第1の直列回路と、演算
増幅器11の出力端子とこの非反転入力端子との間に接
続された第4の抵抗R4と第2ダイオードD2とから成
る第2の直列回路と、演算増幅器11の出力端子とトラ
ンジスタ15のベースとの間に接続された第5の抵抗R
5と、トランジスタ15のコレクタに接続された第1の
出力線16と、演算増幅器11の出力端子に接続された
第2の出力線17と、第1の出力線16と接地電源線1
4との間に接続された第1の負荷抵抗RL□と、第2の
出力線17と接地電源線14との間に接続された第2の
負荷抵抗RL2とから成る。
尚第2の負荷抵抗RL□はR1(RL□に設定されてい
る。
しかし、第1の負荷抵抗RLIはトランジスタ15の最
大コレクタ電流迄自由に設定して差支えない。
上述の回路において、入力線12に第4図Aに示す入力
信号18が供給されると、11時点以前においては演算
増幅器11の出力電圧が+Vccボルトとなる。
従って第2の出力線17に得られる出力電圧も第4図C
に示すように+Vccボルトである。
しかし、トランジスタ15はオフであるので、このコレ
クタ即ち第1の出力線16に得られる出力電圧は0ボル
トである。
このため、第1ダイオードD1がオフとなり、第2のダ
イオードD2がオンになる。
この結果、第1の抵抗R1と第4の抵抗R4と第2のダ
イオードD2と及び第2の抵抗R2とから戊る回路に関
係してアッパ・トリップ・ポイント電圧が■。
が決定され、Vuは次式となる。但しVdは第2のダイ
オードD2の電圧降下値である。
そしてR1(R4とすれば、となる。
従って、第1の負荷抵抗R+−に無関係にアッパ・トリ
ップ・ポイント電圧Vuが決定される。
11時点で人力信号18が■。
のレベルを横切ると、演算増幅器11の出力は高レベル
(+Vcc)から低レベル(0ボルト)に転換し、第2
の出力線17は第4図Cに示す如く0ボルトとなる。
またトランジスタ15のベースが低レベルとなるので、
このトランジスタ15がオン状態になる。
このため、第1の出力線16は第4図Bに示す如く高レ
ベル(+Vcc)となり、また第1のダイオードD1が
オンになり、第2のダイオードD2がオフになる。
従って、ローア−・トリップ・ポイント電圧■1は第4
の抵抗R3と第1のダイオードD1と第2の抵抗R2と
から成る回路によって決定され、次式となる。
但しVdは第1のダイオードD1の電圧降下値である。
この式から明らかなように■。は第1の負荷抵抗R17
,の値に無関係に決定されている。
12時点で上述の■1、レベルを入力信号が横切ると、
演算増幅器11の出力は再び高レベルとなる。
ところで、上記のアッパ及びローア−のトリップ・ポイ
ント電圧■。
及び■、を決定する時には、両方に関係する第2の抵抗
R2の値を先ず決定してから、残りの抵抗の値を決める
これにより、極めて容易にアッパ及びローア−のトリッ
プ・ポイントを決定することが出来る。
上述から明らかなように、このシュミットトリガ回路に
おいては、第1の負荷抵抗R1−1の値を変化させても
トリップ・ポイントが変化しない。
そしてトランジスタ15の最大コレクタ電流逸流すこと
が可能である。
従って、パワートランジスタのドライブに適している。
また第2の負荷抵抗RL2はR工<: RI−2を満足
するような値でなければならないが、第2の出力線17
には第1の出力線16と反対の極性の出力が得られるの
で、利用価値が大きい。
以上、本考案の1実施例について述べたが、本考案は上
述に限定されるものではなく、更に変形可能なものであ
る。
例えば、一方の電源線13を接地し、他方の電源線14
を+Vccとする場合にも適用可能である。
また他方の電源線14を負レベルとする場合にも適用可
能である。
また第5の抵抗R5を省略して演算増幅器11の出力端
子をトランジスタ15のベースに直結してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシュミットトリガ回路を示す回路図、第
2図は第1図のA点及びB点の状態を示す波形図、第3
図は本考案の1実施例に係わるシュミツ))リガ回路を
示す回路図、第4図は第3図のA−C点の状態を示す波
形図である。 尚図面に用いられている符号において、11は演算増幅
器、12は人力線、13は一方の直流電源線、14は他
方の直流電源線、15はトランジスタ、16は第1の出
力線、17は第2の出力線、18は入力信号、R1は第
1の抵抗、R2は第2の抵抗、R3は第3の抵抗、R4
は第4の抵抗、R5は第5の抵抗、RLIは第1の負荷
抵抗、RL2は第2の負荷抵抗である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 演算増幅器と、該演算増幅器の一方の入力端子に接続さ
    れた入力線と、一方の直流電源線と前記演算増幅器の出
    力端子との間に接続された第1の抵抗と、前記演算増幅
    器の他方の入力端子と他方の直流電源線との間に接続さ
    れた第2の抵抗と、ベースが前記演算増幅器の出力端子
    に直接又は抵抗を介して接続されエミッタが前記一方の
    直流電源線に接続されたトランジスタと、前記トランジ
    スタのコレクタと前記演算増幅器の他方の入力端子との
    間に接続された第3の抵抗と第1のダイオードとから成
    る第1の直列回路と、前記演算増幅器の出力端子と前記
    他方の入力端子との間に接続された第4の抵抗と第2の
    ダイオードとがら戊る第2の直列回路と、前記トランジ
    スタのコレクタと前記他方の直流電源線との間に接続さ
    れた第1の負荷と、前記演算増幅器の出力端子と前記他
    方の直流電源線との間に接続された第2の負荷とがら成
    るシュミットトリガ回路。
JP988979U 1979-01-29 1979-01-29 シユミツトトリガ回路 Expired JPS5844669Y2 (ja)

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JPS55109947U JPS55109947U (ja) 1980-08-01
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JPS5828438U (ja) * 1981-08-17 1983-02-24 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 感温スイッチ回路

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JPS55109947U (ja) 1980-08-01

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